JP2009147992A - 携帯機器用装着具および携帯機器 - Google Patents

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隆一 横川
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【課題】親指による入力操作を容易且つ確実に行うことができる携帯機器を提供する。
【解決手段】表面側に入力部を有する筐体50と、筐体50の裏面側に配置された装着具本体16とを備え、装着具本体16は、両端部が筐体50の裏面に対して略垂直方向に引きつけられるように、筐体50に取り付けられている携帯機器。
【選択図】図13

Description

本発明は、携帯電話などの携帯機器を指などに装着するための携帯機器用装着具および携帯機器に関する。
携帯電話など入力部を備えた筐体を有する携帯機器を片手で操作する場合、親指以外の指と手のひらを利用して筐体を握り、親指で入力操作をするのが一般的である。しかし、このような入力操作は、携帯機器を握った状態を維持しながら行う必要があるため親指を動かしにくく、入力作業が困難である。そこで、特許文献1には、親指による入力操作を容易にするための携帯端末用ベルトが開示されている。
図16に示すように、この携帯端末用ベルト90は、帯状の連接部91の両端に支持部92,93を備えて構成されており、ゴムネットからなる一方の支持部92が携帯端末94の底部を支持し、ゴムリングからなる他方の支持部93が携帯端末94のアンテナ95に引っ掛けられる。この状態で、ユーザが親指以外の1本以上の指を携帯端末94の裏面と連接部91との間に挿入することにより、挿入した指で携帯端末を支持することができる。
特開2006−140575号公報
上記特許文献1に開示された携帯端末用ベルト90を用いると、連接部91が携帯端末94との間に挿入した指を挟持することにより、携帯端末94を握り込むことなく親指による入力操作を行うことができるので、親指の姿勢をほとんど変えずに各入力キーに触れることができ、ユーザの労力を軽減することができる。
ところが、携帯端末94に対する連接部91の取り付けは、弾性を有する両端の支持部92,93によって帯状の長手方向に引っ張るように行われるため、この引張方向と略直交方向に作用する連接部91の挟持力が十分得られないおそれがあり、入力操作を容易にする点において更に改良の余地があった。
そこで、本発明は、親指による入力操作を容易且つ確実に行うことができる携帯機器用装着具および携帯機器の提供を目的とする。
本発明の前記目的は、表面側に入力部を有する筐体を備えた携帯機器に用いられる携帯機器用装着具であって、弾性変形可能な一対の支持部材と、一対の前記支持部材に両端部がそれぞれ取り付けられた装着具本体とを備え、一対の前記支持部材は、前記装着具本体が前記筐体の裏面に対して略垂直方向に引きつけられるように、前記筐体に取り付けられる携帯機器用装着具により達成される。
この携帯機器用装着具によれば、携帯機器が有する筐体の裏面と装着具本体との間に指を挿入した際に、装着具本体が筐体の裏面に対して略垂直方向に引きつけられることにより、挿入した指を確実に挟持することができる。
上記の携帯機器用装着具において、一対の前記支持部材は、前記装着具本体が前記筐体の裏面側に配置された状態で、それぞれ前記筐体の表面側を把持するように構成することができる。
また、前記装着具本体は、前記筐体の裏面側との間に形成される隙間が拡がるように湾曲する湾曲部を、一対の前記支持部材の対向方向に沿って複数備えることが好ましい。
また、一対の前記支持部材は、それぞれ前記装着具本体に対して回動可能に取り付けられていることが好ましく、前記装着具本体は、表裏面にそれぞれ異なる装飾が施されていることが好ましい。
また、前記装着具本体は、携帯機器に取り付けられた状態で露出する面に、装飾体を着脱可能な着脱部を備えることが好ましい。
前記装着具本体は、一対の挟持部材を備え、一方の前記挟持部材が、前記各支持部材に取り付けられており、他方の前記挟持部材が、一方の前記挟持部材に着脱自在に取り付けられた構成にすることができる。
また、前記装着具本体は、筆記具による書き込み及び拭き取り消去が可能となるように構成することができる。
また、一対の前記支持部材は、内面の少なくとも一部に摩擦抵抗の高い緩衝体を備える構成にすることができる。
また、前記装着具本体は、被収容物を収容可能な収容部を有する構成にすることができる。
また、少なくとも一方の前記支持部材は、前記筐体に対して外嵌可能となるように環状に形成可能である。或いは、少なくとも一方の前記支持部材は、可撓性を有する板状部材の両端を鉤状に折り曲げて形成された一対の把持爪を備えることができ、一対の前記把持爪により前記筐体の両側部をそれぞれ把持可能に構成することができる。
また、前記装着具本体は、帯状に形成され、両端部を折り返して内面に装着することにより、一対の前記支持部材をそれぞれ挿通可能な挿通部が形成されており、両端部の折り返し方向に沿って、前記端部の装着位置を調整可能に構成することができる。
また、前記装着具本体は、シリコーンゴムから構成することができる。
また、本発明の前記目的は、表面側に入力部を有する筐体と、前記筐体の裏面側に配置された装着具本体とを備え、前記装着具本体は、両端部が前記筐体の裏面に対して略垂直方向に引きつけられるように、前記筐体に取り付けられている携帯機器により達成される。
この携帯機器によれば、筐体の裏面に対して略垂直方向に装着具本体を引きつけることができるので、筐体の裏面と装着具本体との間に挿入した指を確実に挟持することができる。
上記の携帯機器において、前記筐体部は、一対の前記支持部材とそれぞれ当接して両者の間隔を保持する一対の止め部を備えることができる。
また、前記入力部は、押圧により出没する複数の入力キーを備えており、少なくとも1つの前記入力キーの表面に、前記支持部材を支持する突起状の支承部を有することができる。
本発明の携帯機器用装着具および携帯機器によれば、親指による入力操作を容易且つ確実に行うことができる。
本発明の一実施形態に係る携帯機器用装着具を備えた携帯機器の表面側斜視図である。 前記携帯機器の裏面側斜視図である。 前記携帯機器の変形例を示す裏面側斜視図である。 前記携帯機器の装着具本体の変形例を示す側面図である。 前記携帯機器の入力部の変形例を示す断面図である。 前記携帯機器の装着具本体の変形例を示す斜視図である。 前記携帯機器の装着具本体の変形例を示す裏面図である。 前記携帯機器の装着具本体の変形例を示す側面図である。 前記携帯機器の支持部材の変形例を示す斜視図である。 前記携帯機器の装着具本体の変形例を示す斜視図である。 前記携帯機器の支持部材の変形例を示す斜視図である。 前記携帯機器の変形例を示す裏面図である。 前記携帯機器の変形例を示す裏面図である。 前記携帯機器の装着具本体の変形例を示す斜視図である。 前記携帯機器の変形例を示す斜視図である。 従来の携帯機器用装着具を備えた携帯機器の斜視図である。
以下、本発明の実態形態について添付図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る携帯機器用装着具を備えた携帯機器の表面側斜視図であり、図2は、図1に示す携帯機器の裏面側斜視図である。各添付図面において、同様の構成部分については同一の符号を付している。
図1に示すように、本実施形態の携帯機器1は、第1の筐体50と、第2の筐体60とが、ヒンジ部70により回動可能に連結されている。第1の筐体50は、文字や数字などの情報を入力するための入力キー51aが複数配置された入力部51を、表面側に備えている。各入力キー51aは、指で押圧することにより出没可能に構成されている。また、第2の筐体60は、閉じた状態(図2に示す状態)で入力部51と対向する面に、情報を画面表示する表示部62を備えている。
図1及び図2に示すように、第1の筐体50には、携帯機器用装着具10が取り付けられている。この装着具10は、一対の支持部材12,14と、両端部がこれらの支持部材12,14にそれぞれ取り付けられた装着具本体16とを備えている。
支持部材12,14は、ゴム材、バネ材、軟質樹脂材などを環状に形成してなる弾性変形可能な部材であり、第1の筐体50に対して、拡げながら先端側(ヒンジ部70と反対側)から外嵌可能な大きさとされている。
装着具本体16は、布、ゴム、合成樹脂、金属薄板などからなる帯状の部材であり、図2に示すように、長手方向の両端部がそれぞれループを形成するように折り返されて、内面に固定されることにより、幅方向に延びる挿通部16a,16bが形成されている。各挿通部16a,16bには、支持部材12,14がそれぞれ挿通されており、支持部材12,14を第1の筐体50に外嵌した状態で、装着具本体16が第1の筐体50の裏面側に配置される。
装着具本体16は、第1の筐体50の裏面側との間に形成される隙間が拡がるように湾曲する湾曲部18a,18bを2つ備えており、各湾曲部18a,18bは、一対の支持部材12,14の対向方向(すなわち、本実施形態では装着具本体16の長手方向)に沿って隣接配置されている。各湾曲部18a,18bによって形成される隙間は、それぞれ人差し指および中指を挿入可能であるが、挿入された指の挟持力を高めることができるように、一般的な指の大きさよりも若干小さいことが好ましい。装着具本体16の材料としては、特にシリコーンゴムを使用すると、薄く且つ柔らかいものとすることができ、良好な使用感が得られるため好ましい。
以上の構成を備える携帯機器用装着具10によれば、第1の筐体50の裏面側に装着具本体16が配置されるように、一対の支持部材12,14を第1の筐体50に外嵌すると、支持部材12,14が伸長するように弾性変形することで、装着具本体16の両端部には、第1の筐体50の裏面に対して略垂直方向に引きつけられるような力が作用する。したがって、第1の筐体50の裏面と装着具本体16との間に挿入した指を確実に挟持することができ、挿入した指が第1の筐体50に対して移動、回転するのを防止することができる。この結果、親指と入力部51との位置関係を常に最適な状態に保つことができ、親指による入力操作を容易且つ確実に行うことができる。
また、第1の筐体50の裏面側と装着具本体16との間に形成される隙間を小さくして、指の挿入によってこの隙間が押し広げられるように構成した場合には、支持部材12,14が更に弾性変形し、挿入した指の挟持力をより高めることができる。
また、装着具本体16が、一対の支持部材12,14の対向方向に沿って複数の湾曲部18a,18bを備えることにより、各湾曲部18a,18bにそれぞれ指を挿入することができるので、挿入した指をより確実に挟持することができる。隣接する2つの湾曲部18a,18bの間には、図3に示すように、支持部材12,14と同様の構成からなる支持補助部材13を設けて、この支持補助部材13を第1の筐体50に外嵌することにより、挿入した指の挟持力を高めるように構成してもよい。
本実施形態においては、2本の指をそれぞれ挿入できるように、装着具本体16の湾曲部の数を2つとしているが、図4(a)に示すように、3本の指をそれぞれ挿入できるように、一対の支持部材12,14の対向方向に沿って3つの湾曲部18a,18b,18cを配置してもよく、或いは、湾曲部の数を4つにすることも可能である。
各湾曲部の大きさは、上記のように挿入される指の大きさを考慮して適宜設定すればよいが、必ずしも一対一に対応させる必要はなく、一つの湾曲部に対して2本以上の指が挿入されるように構成してもよい。また、図4(b)に示すように、装着具本体16を、湾曲部18a,18bと平坦部18dとが互いに対向する構成にして、これらの間に指を挿入可能に構成することもできる。隣接する湾曲部18a,18bの間は、平坦部18dに固定されていてもよく、或いは、平坦部18dと離れていてもよい。
装着具本体16の形状は、本実施形態のように複数の湾曲部18a,18bを備えた構成に限定されるものではなく、例えば、湾曲部が1つの構成や、平板状のものなど、種々の形状とすることが可能である。
例えば、図15(a)に示す装着具本体16は、帯状に形成された平板状部材の長手方向両端部を折り返して内面に貼着することにより、一対の支持部材12,14がそれぞれ挿通される挿通部16a,16bが形成されている。装着具本体16の材料は特に限定されず、上記例示の各種材料を使用可能であるが、特に弾性変形可能に構成した場合には、図15(b)に示すように、挿入した指fの形状に追従するように装着具本体16を弾性変形させることができ、一対の支持部材12,14の弾性力と共に、装着具本体16の弾性力によって挿入した指を確実に挟持することができるので、好ましい。
また、図1及び図2に示すように、第1の筐体50には、一対の支持部材12,14にそれぞれ対応する位置に、一対の止め部52,54が設けられている。各止め部52,54は、幅方向に沿ってドット状に配置された突部52a,54aをそれぞれ備えている。突部52a,54aの個数は特に限定されないが、本実施形態においては、第1の筐体50の表面に2箇所、両側面にそれぞれ1箇所の合計4箇所に、突部52a,54aがそれぞれ設けられている。各突部52a,54aの突出高さは、支持部材12,14の厚みと略同じか、これよりも大きいことが好ましい。
このように、第1の筐体50に一対の止め部52,54を設け、図1に示すように、一対の支持部材12,14の対向縁とそれぞれ当接させることにより、第1の筐体50と装着具本体16との間に指を挿入するなどして一対の支持部材12,14が弾性変形しても、一対の支持部材12,14の間隔が狭まるのを防止することができる。したがって、一対の支持部材12,14の弾性力を、装着具本体16による指の挟持力として効率よく利用することができる。
各突部52a,54aの配置箇所は、特に限定されるものではなく、第1の筐体50の表面、側面、裏面の任意の位置であってよい。また、その形状は、ドット状以外に、幅方向に沿ってリブ状に形成することもできる。各突部52a,54aは、ビーズ、金属光沢片などの装飾材を接着等の手段により後付けすることが可能であり、或いは、第1の筐体50の一部を滑らかに膨出させて形成することも可能である。これらによって、デザイン的にも優れたものとすることができる。但し、本発明において、止め部52,54は必須の構成ではなく、止め部を有しない携帯機器に携帯機器用装着具10を取り付けた場合でも、挿入された指を確実に挟持することが可能である。
一対の支持部材12,14は、第1の筐体50に装着したときに入力部51の入力キー51aを覆う状態になっても、入力キー51aの表面に印字された文字、数字、記号などを視認できるように、透明または半透明の材料からなることが好ましい。いずれかの入力キー51aの表面には、図5に示すように、突起状の支承部52bを設けてもよく、これによって、支持部材12が入力キー51aを覆うように第1の筐体50に外嵌された場合に、支持部材12の上から支承部52bを介して入力キー51aを押圧することが可能になり、入力操作を確実に行うことができる。
装着具本体16には、文字、数字、図形、記号、色彩などを二次元または三次元的に付与することにより、携帯機器1の装飾的効果を高めることができる。特に、一対の支持部材12,14を装着具本体16に対して回動可能に構成し、装着具本体16の表裏面にそれぞれ異なる装飾を施すことにより、図6(a)に示すように、装着具本体16の表面側を露出させた状態から、一対の支持部材12,14を矢示A方向にそれぞれ回動させて、図6(b)に示すように、装着具本体16の裏面側を露出させることができる。このように、第1の筐体50に装着される装着具本体16の表面側または裏面側を選択的に露出させることにより気分転換などを図ることができ、使用感を向上させることができる。
一対の支持部材12,14を回動可能にする構成としては、図6に示す構成のように、一対の支持部材12,14が各挿通部16a,16bにそれぞれ挿通された構成を例示することができるが、これに限定されるものではない。例えば、環状の支持部材が装着具本体の端部に接着などで固定された構成であっても、支持部材を裏返しながら回動させることが可能である。
また、装着具本体16は、図7(a)に示すように、露出面に着脱部163を設け、この着脱部163に対して、図7(b)に示すように、装飾体164を着脱可能に構成することができる。この構成によれば、装飾体164を複数用意しておくことにより、その時の気分などに応じて装飾体164を取り替えることができ、種々の絵柄などを楽しむことができる。着脱部163は、装着具本体16に対して複数設けることも可能であり、各着脱部163に対して個別に装飾体164を取り替え可能に構成することもできる。
また、このような着脱部163を有する構成を、上述した表裏面にそれぞれ異なる装飾が施された装着具本体16の構成と組み合わせることにより、装飾のバリエーションを大幅に増大させることができ、使用感をより向上させることができる。この場合、着脱部163は、装着具本体16の表裏面にそれぞれ設けることが可能である。
装飾体164を着脱部163に着脱可能にする構成としては、マジックテープ(登録商標)のような雌雄面ファスナーを着脱部163及び装飾体164にそれぞれ設けた構成、着脱部163に永久磁石を設けて装飾体164を磁性体とした構成、剥離可能な粘着層を有する着脱部163に装飾体164を貼着する構成などを例示することができ、スナップ、バックル、チャック、フックなどを用いることもできる。着脱部163は、装飾体164を取り外した状態では、携帯機器1の保管用として用いることも可能であり、例えば、着脱部163に永久磁石を用いる場合には、携帯機器1を冷蔵庫などの表面に保持させることができる。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明の具体的な態様は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、装着具本体16は、図8(a)に示すように、一対の挟持部材165,166から構成することができる。一方の挟持部材165は、一対の支持部材12,14に取り付けられ、他方の挟持部材166は、一方の挟持部材165に対して、一端側166aで回動可能に支持され、他端側166bで着脱自在に取り付けられる。この装着具本体16によれば、図8(b)に示すように、一方の挟持部材165から他方の挟持部材166を取り外し(二点鎖線の状態)、一対の挟持部材165,166の間にズボンのベルトBなどを挟持することができるので、装着具本体16を携帯機器1の使用時における装着具として使用する以外に、携帯時の装着具としても利用することができる。一対の挟持部材165,166は、両端部を着脱自在に構成することも可能であり、作業が容易な方の端部を取り外して使用できるようにしてもよい。一対の挟持部材165,166を着脱可能にする構成としては、面ファスナー、スナップ、磁石、バックル、チャック、フックなどを例示することができる。
また、装着具本体16は、例えば、板状の芯材表面に、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリエチレンなどの合成樹脂からなるシート材を貼り付ける等して、公知のホワイトボードと同様の構成にすることで、筆記具による書き込みや、書き込みの拭き取り消去を可能にすることができる。これにより、携帯機器1の使用中などにおいて、装着具本体16をメモ帳代わりに使用することができる。
また、図9に示すように、一対の支持部材12,14の内面側に、摩擦抵抗の高い粘着材、合成樹脂材、ゴム材、マット材などからなる緩衝体121,141を設けることにより、第1の筐体50に外嵌された一対の支持部材12,14のずれを防止することができる。本実施形態においては、緩衝体121,141を、それぞれ支持部材12,14の内周面に沿って部分的に配置しているが、支持部材12,14の内周面全体に緩衝体を設けてもよい。
また、図10に示すように、装着具本体16を、ティッシュ、キー、小銭、装飾体などの被収容物を収容可能な袋状に形成し、開口167を介して被収容物を収容できるように構成することもできる。図10に示す装着具本体16は、軟質合成樹脂材やゴム材など弾性を有する帯状部材をループ状に形成し、一対の支持部材12,14を挿通した状態で長手方向両端部の内面同士を接着することにより、支持部材12,14がそれぞれ挿通された挿通部16a,16bと、これら挿通部16a,16bの間に形成される収容部16cとが、分割形成されている。収容部16cは、両側部の一方が閉塞され、他方に開口部167を有しており、開口部167を介して収容部16cに収容された被収容物を、弾性力により保持することができる。装着具本体16は、例えば布製など弾性材料以外の材料で形成することも可能であり、開口部167は、ファスナーなどを用いて開閉可能としてもよい。また、装着具本体16を構成する基材の表面に樹脂フィルムなどを貼着して、収容部をポケット状に形成することもできる。
上記の各実施形態において、一対の支持部材12,14は、弾性変形可能な環状部材からなり、第1の筐体50に外嵌されることにより、第1の筐体50の表面側を把持することが可能である。このような構成によれば、第1の筐体50への取り付けを容易にしつつ、装着具本体16を引きつける力を確実に作用させることができる。第1の筐体50の表面側を把持可能な構成としては、このような環状部材以外であってもよく、例えば、図11に示すように、一対の支持部材12,14が、可撓性を有する一対の平板状部材122,142の両端を鉤状に折り曲げて形成された一対の把持爪123,123;143,143を備える構成にすることができ、一対の把持爪123,123;143,143により第1の筐体50の両側部をそれぞれ把持可能に構成することができる。
但し、本発明における一対の支持部材は、第1の筐体の表面側を把持可能な構成に限定されず、例えば、図12に示すように、一対の支持部材12,14を平板状の可撓性部材124,144から構成し、これら可撓性部材124,144の両端を、第1の筐体50の裏面側に接着剤やネジなどを用いて固定することも可能である。更に、一対の支持部材を使用せずに、図13に示すように、装着具本体16の両端部を、第1の筐体50の裏面側に接着剤などを用いて固定するようにしてもよい。この場合は、装着具本体16が弾性変形可能に構成されていることが好ましく、これによって、装着具本体16の両端部を第1の筐体50に引きつける力を自ら発揮することができる。図12及び図13に示すように、携帯機器用装着具10を第1の筐体50に予め固定しておくことにより、第1の筐体50の裏面側における装着具本体16の配置を、常に最適な状態に維持することができる。
装着具本体16において、支持部材12,14を挿通するための挿通部16a,16bは、図2に示すように、長手方向の両端部を折り返して内面に取り付けることにより形成可能であるが、内面に対する両端部の取り付けを着脱可能とし、両端部の折り返し方向(すなわち、装着具本体16の長手方向)に沿って取り付け位置を調整可能に構成することで、装着具本体16の取り替えや長さ調整を容易に行うことができる。例えば、図14(a)に示す状態から、挿通部16a,16bが大きくなるように装着具本体16の端部取り付け位置を調整することで、図14(b)に示すように、装着具本体16を短くすることができる。したがって、使用者の嗜好や手の大きさ等に応じて、携帯機器用装着具10をカスタマイズすることができる。取り付け位置を調整可能な構成としては、例えば、装着具本体16の端部及び内面に、雌雄の面ファスナーやスナップをそれぞれ設け、内面に設けられる面ファスナーやスナップを、折り返し方向に沿って連続的或いは間隔をあけて配置した構成を挙げることができる。
本発明の携帯機器は、上記各実施形態に示した携帯電話機以外に、携帯情報端末(PDA)、携帯ゲーム機、電卓など、情報を入力するための入力部を備える筐体を備えた携帯型の各種機器とすることができる。また、各携帯機器の入力部は、押圧可能な入力キー以外に、スライド式やタッチパネル式などの操作キーであってもよい。
1 携帯機器
10 携帯機器用装着具
12,14 支持部材
121,141 緩衝体
123,143 把持爪
16 装着具本体
163 着脱部
164 装飾体
165,166 挟持部材
167 開口
16a,16b 挿通部
16c 収容部
18a,18b,18c 湾曲部
18d 平坦部
50 第1の筐体
51 入力部
51a 入力キー
52,54 止め部
52a,54a 突部
52b 支承部
60 第2の筐体
70 ヒンジ部

Claims (5)

  1. 表面側に入力部を有する筐体と、
    前記筐体の裏面側に配置された装着具本体とを備え、
    前記装着具本体は、両端部が前記筐体の裏面に対して略垂直方向に引きつけられるように、前記筐体に取り付けられている携帯機器。
  2. 前記装着具本体は、帯状部材をループ状に形成してなり、長手方向両端部において一対の支持部材が挿通されており、
    一対の前記支持部材は、前記筐体の裏面側に取り付けられている請求項1に記載の携帯機器。
  3. 一対の前記支持部材は、可撓性部材から構成され、前記可撓性部材の両端が前記筐体に固定されている請求項2に記載の携帯機器。
  4. 前記装着具本体は、湾曲部と平坦部とが互いに対向するように構成されており、前記湾曲部と平坦部との間に指を挿入可能とされている請求項2に記載の携帯機器。
  5. 前記装着具本体は、長さ調整可能に構成されている請求項1から4のいずれかに記載の携帯機器。
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