JP2006263272A - ミシンの安全カバー - Google Patents

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Abstract

【課題】ミシンに短時間で簡単に取り付けることができ、ミシンの縫針の針先に指先が誤って触れることを確実に防止できるミシンの安全カバーを提供することである。
【解決手段】ミシンの針棒8の下端部に装着される縫針9の少なくとも前面部を覆う形状に形成された透明なガード部材20を有するミシンの安全カバーにおいて、このガード部材20をミシンのベッド部1上面に配設された針板5に着脱可能に装着するための固定具23を設けた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ミシンのベッド部上面に配設された針板に着脱可能に装着するための固定具を有するミシンの安全カバーに関する。
従来、ミシンの押え棒やミシン機枠に着脱可能に取り付けられるミシンの付属品としての安全カバーが種々提案されている。例えば、特許文献1に記載の2本針ミシンのフィンガーガードは、線材から成るもので、2本の針の前側を囲う湾曲部と、ミシン機枠側へ延びる腕部とからなり、取付部に弾性的に係合され、作用位置と不作用位置とに位置切換え自在にミシン機枠に取り付けられている。
また、他の特許文献2に記載の安全カバーは、押え棒の下端部に回動可能に連結されるアーム部と、このアーム部の前端部に設けられた保護板部と、この保護板部の開口窓に装着されたレンズとを有し、針棒の前面側を保護板部で覆う使用位置と、押え棒の回りに回動させて保護板部を後方へ退避させた退避位置とに切換え可能である。
特開昭61−198678号公報 特開平11−267388号公報
前記特許文献1に記載のフィンガーガードにおいては、フィンガーガードが線材により形成されているので、指先が縫針に接触しないようにする保護面積を十分に確保することができないという問題がある。
また、特許文献2に記載の安全カバーは、安全カバーを着脱する際、押え棒から押え足を一旦外す必要があるため、安全カバーの着脱作業が煩雑であり、時間と労力がかかる等の問題がある。
本発明の目的は、ミシンに簡単に着脱可能な安全カバーを提供すること、多機種のミシンに装着可能な汎用性に優れる安全カバーを提供すること、安価に製作可能で組み立て及び折り畳み可能な安全カバーを提供することである。
請求項1に係るミシンの安全カバーは、ミシンの針棒の下端部に装着される縫針の少なくとも前面部を覆う形状に形成された透明なガード部材を有するものであって、特に、ガード部材をミシンのベッド部上面に配設された針板に着脱可能に装着するための固定具を有するものである。
このミシンの安全カバーにおいては、その透明なガード部材が固定具を介してミシンのベッド部上面の針板に着脱可能に装着される。
請求項2に係るミシンの安全カバーは、請求項1の発明において、ガード部材は、縫針の前面部と左右両側面を覆う湾曲縦壁部と、固定具が設けられた底面壁部を有するものである。
請求項3に係るミシンの安全カバーは、請求項2の発明において、底面壁部は、前記針板より出没して加工布を送る布送り歯と干渉しない形状をなす開口部を有するものである。
請求項4に係るミシンの安全カバーは、請求項2又は3の発明において、前記ガード部材は、底面壁部が上側になる上下逆姿勢にして押え棒又はミシン頭部の下端部に装着可能であって、この上下逆姿勢で装着された状態において、湾曲縦壁部の下端と針板の上面の間に所定の空隙を有するものである。
通常の使用姿勢では、安全カバーの底面壁部が下側になっているが、180度回転させて上下逆姿勢にすると、開口部を有する底面壁部が上面側になる。この開口部をミシンの押え棒又はミシン頭部の下端部に装着可能に構成することで、安全カバーの湾曲縦壁部の下端と針板の上面との間に所定の空隙を有するように装着することができる。
請求項5に係るミシンの安全カバーは、請求項1〜4の何れかの発明において、固定具が、磁石からなるものである。
請求項6に係るミシンの安全カバーは、請求項1〜5の何れかの発明において、ガード部材は、合成樹脂材料の平面シートを変形させて組み合わせることによりに形成されるものである。
請求項1の発明によれば、縫針の少なくとも前面部を覆う形状に形成された透明なガード部材を有するミシンの安全カバーであって、このガード部材をミシンのベッド部上面に配設された針板に着脱可能に装着するための固定具を有しているので、装着作業の際に他の部品等を取り外さなくても装着でき、また、取り付けのためのネジや工具も不要で簡単に装着することができる。更に、針板の上面に装着するだけなので、特定のミシンに限定されることなく多機種のミシンに装着が可能である。
請求項2の発明によれば、前記ガード部材は、前記縫針の前面部と左右両側面を覆う湾曲縦壁部と、前記固定具が設けられた底面壁部を有しているので、縫針の前面と左右両側面はガード部材で覆われ、指先が縫針の針先に接触するのを確実に防止することができる。
請求項3の発明によれば、前記底面壁部は、前記針板より出没して加工布を送る布送り歯と干渉しない形状をなす開口部を有するので、安全カバーを針板に装着した状態でミシンを手動で回転させるためのハンドプーリを回転させた場合においても、布送り歯と安全カバーとは干渉しないので、安全カバーを針板に装着した状態でミシンを手動で回転させることができる。また、加工布を押えるための押え足と布送り歯とは平面視にて略同じ大きさであるので、安全カバーを針板に装着する際に、布押え足が下降位置にあっても布押え足に干渉することなく装着することができると共に、開口部を布押え足に合わせることで、安全カバーの装着位置を容易に位置決めすることができる。
請求項4の発明によれば、前記ガード部材は、前記底面壁部が上側になる上下逆姿勢にして押え棒又はミシン頭部の下端部に装着可能であるので、安全カバーを使用目的に合わせて所望の姿勢で装着することができる。例えば、ミシンを店頭に展示しておく場合や縫製終了後にミシンを収納する場合には、安全カバーを通常の姿勢で針板に装着させておくことで、手指が縫針に接触しないようにできる。
また、上下逆姿勢で装着された状態において、湾曲縦壁部の下端と針板の上面の間に所定の空隙を有するので、その空隙に加工布を挿入することが可能となり、安全カバーを装着した状態で通常通り縫製を行うことができる。
請求項5の発明によれば、前記固定具が磁石からなるので、鋼製の針板に安全カバーを簡単に固定することができる。また、磁石は低コストで入手可能であるため、安全カバーの製造コストを低減することができる。
請求項6の発明によれば、前記ガード部材は、合成樹脂材料の平面シートを変形させて組み合わせることによりに形成されるので、安全カバーの使用時には、その平面シートを変形させて組み合わせることで立体的な形状にできるので、安全カバーを簡単に組み立てることができる。また不使用時には、元の平面シートに戻すことにより非常にコンパクトに収納することができる。更に、平面シートの型抜き加工により製造可能なので、部品コスト及び製造コストを低減することができる。
本実施例におけるミシンの安全カバーは、ミシンの針棒の下端部に装着される縫針の少なくとも前面部を覆う形状に形成された透明なガード部材を有するミシンの安全カバーであって、前記ガード部材をミシンのベッド部上面に配設された針板に着脱可能に装着するための固定具を有することを特徴とするものである。
ミシンを店頭等に展示する際は、安全カバーを通常の姿勢で使用し、ミシンの縫針の針先に指先が接触することを防止できるとともに、加工布を縫製する際は、安全カバーを上下逆姿勢に装着して使用することもできる。
以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する。
図1〜4に示すように、電子ミシンMは、ベッド部1と、ベッド部1の右側部分に立設された脚柱部2と、ベッド部1と対向するように脚柱部2の上部から左方へ延びるアーム部3とを有し、アーム部3の左端部には頭部4が設けられている。
ベッド部1の上面には針板5が設けられ、針板5の下側には糸切り機構(図示略)と回転釜(図示略)等が設けられ、その回転釜に下糸が巻かれたボビンが着脱自在に装着される。脚柱部2の前面には、大型で縦向きの液晶ディスプレイ6が設けられている。
アーム部3には、その上部側を覆う開閉カバー7が開閉可能に取り付けられている。この開閉カバー7はアーム部3の左右全長に亙って設けられ、アーム部3の上端の後端部に左右方向向きの軸回りに開閉可能に枢着されている。
前記の頭部4には、ミシンモータにより回転駆動される主軸により上下駆動される針棒8、下端に押え足11が装着され昇降可能な押え棒10、押え足11を押え上げレバー13の手動操作により昇降させる押え上げ機構等が設けられている。
針棒8はミシン機枠に上下往復動可能に支持され、針棒8の下端部に縫針9が装着されている。この針棒上下駆動機構はミシンモータにより回転駆動される主軸により駆動される。押え棒10は針棒8の後側に配設されてミシン機枠に昇降可能に支持され、押え棒10の下端部に押え足11が装着されている。尚、アーム部3のフロントカバー14cには、縫製の開始と終了を指令する起動停止スイッチ15等が設けられている。
次に、本発明のミシンの安全カバーについて説明する。
図1に示すように、この安全カバーとしてのガード部材20は、透明な合成樹脂製のシート材で構成されるもので、このガード部材20は、縫針9とその周辺空間の前面部と左右両側面を覆う湾曲縦壁部21と、この湾曲縦壁部21の下端に連結された平面視にてほぼD字状の底面壁部22と、この底面壁部22に設けられた3つの固定具23と、底面壁部22の中央部に後端開放状に形成されたコ字状の開口部27を備えている。
図1に示す通常姿勢のとき、ガード部材20の底面壁部22の開口部27を押え足11に合わせた位置に位置決めしてから、ゴム磁石からなる3つの固定具23を針板5に吸着させることで、ガード部材20がベッド部1の上面に着脱可能に固定される。なお、このガード部材20は、図2〜図4に示すように、通常姿勢のガード部材20を上下逆にした上下逆姿勢にしても使用可能なものである。尚、以下の説明においては、原則として図1に示す通常姿勢のときの上下左右を上下左右として説明する。
次に、上記のガード部材20の製作方法について簡単に説明する。
図5に示すように、透明な合成樹脂材料の可撓性の平面シートを素材として、その平面シートを型抜き加工することにより図示のような形状のカバー展開体20Aを製作する。このカバー展開体20Aは、湾曲縦壁部21となる細長い矩形状の湾曲縦壁部形成部Wと、底面壁部22となる底面壁部形成部Tを有し、湾曲縦壁部形成部Wの図1における右端部と底面壁部形成部Tの一部分が繋がった状態になっており、その繋がったラインが直角に折り曲げられる谷折り線28となっている。
湾曲縦壁部形成部Wは、組み立て後に底面壁部形成部Tと接する長辺に、スリット25aを形成するための張出し部24a、スリット25bを形成するための張出し部24bが形成されている。底面壁部形成部Tの左右方向中央部には、後端開放状の開口部27が形成され、底面壁部形成部Tの前端の円弧部の中央部には、スリット25aに係合可能な係合片26aが形成され、底面壁部形成部Tの左端部の後部には、スリット25bに係合可能な係合片26bが形成されている。底面壁部形成部Tの下面側にはガード部材20をミシンに固定するための板状のゴム磁石からなる3つの固定具23が粘着剤により固着される。
この底面壁部形成部Tの開口部27は、ガード部材20を通常姿勢にしてミシンに装着した際、縫針9と、押え足11と、針板5より出没して加工布を送る布送り歯17と干渉しないようにするためのものである。また、ガード部材20を上下逆姿勢にして、押え棒10に装着する場合に、開口部27の縁部が、ガード部材20を押え棒10に装着するために予め押え棒10に取り付けた装着具30への嵌め込み部として機能する。
次に、カバー展開体20Aを変形させて組み合わせることにより立体的なガード部材20を組み立てる方法について説明する。
湾曲縦壁部形成部Wと底面壁部形成部Tを繋ぐ谷折り線28を直角に谷折りし、係合片26a,26bを鎖線の位置で直角に谷折りし、張出し部24a,24bを鎖線の位置で直角に谷折りする。次に、係合片26aをスリット25aに下方から挿入し、係合片26bをスリット25bに下方から挿入して、立体的に組み合わせることで、ガード部材20が完成する。
次に、以上説明したミシンの安全カバー(ガード部材20)を通常姿勢でミシンに装着して使用する場合について図1を参照して説明する。ガード部材20の底面壁部22に形成された開口部27に、押え足11が位置するように、ガード部材20を針板5の上面に配置し、ゴム磁石からなる固定具23を針板5に吸着させる。
なお、図5に示す湾曲縦壁部形成部Wに形成される切欠き部29は、ガード部材20を通常姿勢で装着した場合に、押え上げレバー13の操作の妨げにならないようにする為の切欠き部である。
次に、ミシンの安全カバー(ガード部材20)を上下逆姿勢でミシンに装着して使用する場合について図2〜図4を参照して説明する。ガード部材20を上下逆姿勢にしてミシンに装着するために、まず、ミシンの押え棒10に装着具30を取り付ける。この装着具30は、補助具31との間に押え棒10を挟持した状態でボルト32により補助具31を締め付けることで、水平姿勢に固定される。この装着具30の左右両側部には、安全カバー20を構成するシート材の板厚と同じ寸法の溝幅の水平溝を形成する溝形成部33が設けられ、左右の水平溝が前後方向向きに配置される。
上下逆姿勢にしたガード部材20の底面壁部22が上面に位置し、その底面壁部22の開口部27の左右の縁部を溝形成部33の左右の水平溝に嵌め込むことにより、上下逆姿勢にしたガード部材20を押え棒10に装着させ、縫針9とその周辺空間の前側と左右両側面を湾曲縦壁部21で覆うように配置することができる。
このガード部材20を上下逆姿勢としてミシンに装着した場合、図3に示されるように、ミシンのベッド部1上面とガード部材20の下端部との間である空隙Hに加工布を挿入することが可能なので、ガード部材20を装着した状態で縫製することができる。
以上説明した安全カバー(ガード部材20)は、次の作用効果を奏する。
このガード部材20の湾曲縦壁部21をミシンのベッド部1上面に配設された針板5に着脱可能に装着するための固定具23を有しているので、装着作業の際に他の部品等を取り外さなくても装着でき、また、取り付けのためのネジや工具も不要で簡単に装着することができる。更に、針板5の上面に装着するだけなので、特定のミシンに限定されることなく多機種のミシンに装着が可能である。
前記ガード部材20は、縫針9とその周辺空間の前面部と左右両側面を覆う湾曲縦壁部21と、固定具23が設けられた底面壁部22を有しているので、縫針9の前面と左右両側面はガード部材20で覆われ、指先が縫針9の針先に接触するのを確実に防止することができる。
底面壁部22は、針板5より出没して加工布を送る送り歯17と干渉しない形状をなす開口部27を有するので、安全カバーを針板5に装着した状態でミシンを手動で回転させるためのハンドプーリを回転させた場合においても、布送り歯17と安全カバーとは干渉しないので、安全カバーを針板5に装着した状態でミシンを手動で回転させることができる。また、加工布を押えるための押え足11と布送り歯17とは平面視にて略同じ大きさであるので、安全カバーを針板5に装着する際に、布押え足11が下降位置にあっても布押え足11に干渉することなく装着することができると共に、開口部27を布押え足11に合わせることで、安全カバーの装着位置を容易に位置決めすることができる。
前記ガード部材20は、底面壁部22が上側になる上下逆姿勢にして押え棒10又はミシン頭部の下端部に装着可能であるので、安全カバーを使用目的に合わせて所望の姿勢で装着することができる。例えば、ミシンを店頭に展示しておく場合や縫製終了後にミシンを収納する場合には、安全カバーを通常の姿勢で針板5に装着させておくことで、手指が縫針9に接触しないようにできる。
また、ガード部材20が上下逆姿勢で装着された状態において、湾曲縦壁部21の下端と針板5の上面の間に所定の空隙Hを有するので、その空隙Hに加工布を挿入することが可能となり、安全カバーを装着した状態で通常通り縫製を行うことができる。
前記固定具23が磁石からなるので、鉄製の針板5に安全カバーを簡単に固定することができる。また、磁石は低コストで入手可能であるため、安全カバーの製造コストを低減することができる。
前記ガード部材20は、合成樹脂材料の平面シートを変形させて組み合わせることによりに形成されるので、安全カバーの使用時には、その平面シートを変形させて組み合わせることで立体的な形状にできるので、安全カバーを簡単に組み立てることができる。また不使用時には、元の平面シートに戻すことにより非常にコンパクトに収納することができる。更に、平面シートの型抜き加工により製造可能なので、部品コスト及び製造コストを低減することができる。
次に、前記実施例を部分的に変更した変更形態について説明する。
1]ガード部材20は、平面シートを型抜き加工したものを組み立てるのではなく、湾曲縦壁部と底面壁部とを別体部品として形成しておき、それらを接着若しくは溶着又はネジ止め若しくはハトメ止めの締結により形成してもよく、或いは樹脂材料を射出成形加工により一体的に形成してもよい。
2]固定具23は、上記実施例では3個所に設けたが、3箇所に限定されるものではなく複数箇所に設けられていてもよい。或いは底面壁部22のほぼ全面を覆う形状の単一の固定具であってもよい。
3]固定具23は、ゴム磁石ではなく、焼結成形したフェライト磁石であってもよい。或いは、磁石に代えて吸盤、粘着テープ又は面ファスナー等で構成してもよい。
本発明の実施例の安全カバーを通常姿勢に装着したミシンの斜視図である。 安全カバーを上下逆姿勢に装着したミシンの斜視図である。 安全カバーを上下逆姿勢に装着したミシンの後方から視た要部斜視図である。 安全カバーを上下逆姿勢に装着した状態のミシン要部の平面図である。 安全カバーの展開図である。
符号の説明
M 電子ミシン
1 ベッド部
4 頭部
5 針板
8 針棒
9 縫針
10 押え棒
11 押え足
17 送り歯
20 ガード部材(安全カバー)
21 湾曲縦壁部
22 底面壁部
23 固定具
24a,24b 張出し部
25a,25b スリット
26a,26b 係合片
27 開口部
W 湾曲縦壁部形成部
T 底面壁部形成部
H 空隙

Claims (6)

  1. ミシンの針棒の下端部に装着される縫針の少なくとも前面部を覆う形状に形成された透明なガード部材を有するミシンの安全カバーであって、
    前記ガード部材をミシンのベッド部上面に配設された針板に着脱可能に装着するための固定具を有することを特徴とするミシンの安全カバー。
  2. 前記ガード部材は、前記縫針の前面部と左右両側面を覆う湾曲縦壁部と、前記固定具が設けられた底面壁部とを有することを特徴とする請求項1に記載のミシンの安全カバー。
  3. 前記底面壁部は、前記針板より出没して加工布を送る布送り歯と干渉しない形状をなす開口部を有することを特徴とする請求項2に記載のミシンの安全カバー。
  4. 前記ガード部材は、前記底面壁部が上側になる上下逆姿勢にして押え棒又はミシン頭部の下端部に装着可能であって、この上下逆姿勢で装着された状態において、前記湾曲縦壁部の下端と針板の上面の間に所定の空隙を有することを特徴とする請求項2又は3に記載のミシンの安全カバー。
  5. 前記固定具が、磁石からなることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のミシンの安全カバー。
  6. 前記ガード部材は、合成樹脂材料の平面シートを変形させて組み合わせることによりに形成されることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載のミシンの安全カバー。
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