JP2502781Y2 - 空調機のリモコン支持装置 - Google Patents

空調機のリモコン支持装置

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JP2502781Y2
JP2502781Y2 JP1990402007U JP40200790U JP2502781Y2 JP 2502781 Y2 JP2502781 Y2 JP 2502781Y2 JP 1990402007 U JP1990402007 U JP 1990402007U JP 40200790 U JP40200790 U JP 40200790U JP 2502781 Y2 JP2502781 Y2 JP 2502781Y2
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Japan
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remote controller
support
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air conditioner
remote
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眞澄 岡部
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Toshiba Corp
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は例えば壁掛扇などの空
調機を遠隔操作するためのリモコンをその空調機に着脱
可能に支持する空調機のリモコン支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】壁掛扇などの空調機は、室内の壁面の上
部に据え付けられるのが一般的である。そしてこのよう
な空調機には、遠隔操作用のリモコンが備えられてい
る。
【0003】この種のリモコンは、空調機の一部に設け
られた支持部に着脱可能に装着されている。空調機の支
持部には、リモコンに形成された係合部と係脱可能な係
合受部およびマグネットによる吸着部が設けられてい
る。そしてリモコンの係合部が支持部の係合受部に係合
し、かつマグネットによる吸着力でリモコンが支持部に
密着するように支持されている。
【0004】リモコンを使用する際には、係合部と係合
受部との係合を外しながらリモコンをマグネットによる
吸着力に抗して支持部から取り外す。そして使用後に
は、再び係合部を係合受部に係合させながらリモコンを
マグネットの吸着力で支持部に密着させて取り付ける。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の構成においては、リモコンの係合部が支持部
の係合受部に適正に係合しない状態においても、マグネ
ットの吸着力でリモコンが一応支持部に支持されてしま
い、このような場合、リモコンの支持状態が不安定で、
空調機から伝わる振動などでリモコンが容易に支持部か
ら脱落して損傷してしまう恐れがある。
【0006】この考案はこのような点に着目してなされ
たもので、その目的とするところは、リモコンが不安定
な状態のまま支持部に支持されるようなことがない空調
機のリモコン支持装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この考案はこのような目
的を達成するために、空調機の遠隔操作用のリモコンの
装着が可能な支持部を空調機の一部に設け、前記リモコ
ンに係合部を形成するとともに、前記支持部に前記係合
部と係脱自在な係合受部を形成し、前記係合部を前記係
合受部に係合してリモコンを支持部に装着し、かつこの
リモコンをマグネットによる吸着力で支持部に密着させ
て支持するものにおいて、前記支持部は円弧状に湾曲
し、前記リモコンは前記支持部に対応する円弧状に湾曲
し、前記リモコンと支持部との間に、前記係合部と係合
受部とが適正に係合したときのみに互いに係合してリモ
コンと支持部との密着を許容する位置決め手段を設け、
前記位置決め手段を、前記リモコンの湾曲の内側である
裏面に設けられた凸部と、前記支持部の前面に形成され
た前記凸部と係脱可能な凹部とで構成するようにしたも
のである。
【0008】
【作用】リモコンを使用する場合には、マグネットによ
る吸着力に抗してリモコンを引き出しながら係合部と係
合受部との係合を外してリモコンを支持部から取り外
す。
【0009】リモコンの使用後には、そのリモコンの係
合部を支持部の係合受部に係合させながらリモコンを支
持部の前面に押し付けるわけであるが、ここで係合部と
係合受部とが適正に係合していれば、リモコンの押し付
けに伴い位置決め手段が嵌合し合ってリモコンが支持部
に密着し、マグネットの吸着力でリモコンが支持部に安
定して支持される。
【0010】これに対し、リモコンの位置がずれるなど
して係合部が係合受部に適正に係合しない場合において
は、位置決め手段が嵌合せず、したがってリモコンが支
持部から浮き上がる不自然な状態となり、このため係合
部と係合受部とが適正に係合していないことをユーザが
気付き、これにより係合部が係合受部に適正に係合する
ようにユーザがリモコンの位置を修正して正常な状態に
リモコンを装着し直すようになり、したがってリモコン
が支持部に不安定な状態に取り付けられたまま放置され
るようなことがない。
【0011】
【実施例】以下、この考案の一実施例について図面を参
照して説明する。
【0012】図中1は室内の壁面で、この壁面1に空調
機としての壁掛扇2の基部3が据え付けられている。基
部3はその上部側の前面に支柱4を一体に有し、この支
柱4の先端部に図示しないが送風扇が設けられているも
のである。
【0013】基部3の下部側の前面は円弧状に湾曲し、
この湾曲した前面のほぼ右半部に段部5が形成され、こ
の段部5によりリモコン装着用の支持部6が構成されて
いる。そしてこの支持部6に、空調機の遠隔操作用のリ
モコン7が装着されている。このリモコン7は前記支持
部6に対応する円弧状に形成され、その円弧の外周側が
表面となっており、この表面に各種の操作キー8…が配
設されている。
【0014】リモコン7の上端部には係合部としてV字
状の溝9が形成され、また支持部6の上端部には、リモ
コン7の上端部の差し込みが可能な嵌合穴10が形成さ
れているとともに、この嵌合穴10の一側縁部に前記溝
9と係脱可能な係合受部としての突起11が形成されて
いる。
【0015】支持部6の前面の下部側には吸着板14が
設けられ、この吸着板14の内面にマグネット15が取
り付けられ、またリモコン7の裏面に前記吸着板14に
対応する磁性板16が取り付けられている。さらにリモ
コン7を位置決めする位置決め手段として、支持部6の
前面の中間部に半球状の凹部17が、リモコン7の裏面
の中間部にこの凹部17に対応する半球状の凸部18が
それぞれ形成されている。
【0016】リモコン7はその上端部が前記嵌合穴10
内に差し込まれて溝9が突起11に係合し、また凸部1
8が凹部17に嵌合し、かつ磁性板16がマグネット1
5の吸着力により吸着板14に吸着し、これによりリモ
コン7の裏面が支持部6の前面に密着するように支持さ
れている。なお、19はリモコン7の送信用の光を受け
る受光部、20はリモコン7で操作された状況を表示す
る表示部である。次に作用について述べる。
【0017】リモコン7を使用する場合には、マグネッ
ト15による吸着力に抗してリモコン7をその前方に引
き出しながら溝9と突起11との係合を外してリモコン
7を支持部6から取り外す。そしてこのリモコン7の操
作キー8…を適宜操作して空調機の運転を制御する。リ
モコン7の使用後には、その上端部を嵌合穴10に差し
込み、溝9を突起11に係合させながらリモコン7を支
持部6の前面に押し付ける。
【0018】ここで、溝9と突起11とが適正に係合し
ていれば、リモコン7の押し付けに伴い凸部18が凹部
17に嵌合し、磁性板16が吸着板14に接触し、マグ
ネット15の吸着力でリモコン7の裏面が支持部6の前
面に密着するように安定して支持される。
【0019】これに対し、リモコン7の位置が上下にず
れるなどして溝9が突起11に適正に係合しない場合に
おいては、凸部18が凹部17に嵌合せず、したがって
リモコン7が支持部6の前面に浮き上がった不自然な状
態となり、このため溝9が突起11に適正に係合してい
ないことをユーザが気付き、これにより溝9が突起11
に適正に係合するようにユーザがリモコン7の位置を修
正して正常な状態にリモコン7を装着し直すようにな
る。
【0020】したがってリモコン7が支持部6に不安定
な状態に取り付けられたまま放置されるようなことがな
く、このため壁掛扇2の運転に伴う振動などでリモコン
7が支持部6から脱落して損傷するようなことを確実に
防止することができる。
【0021】ところで、支持部6から取り外したリモコ
ン7を、図5に示すように、その表面側を上にして室内
の床面などに置くことがよくあり、そしてこのような状
態のリモコン7にその表面から下方に誤って荷重を加え
てしまうような場合がある。このような場合、リモコン
7が円弧状であるためこれが容易に破損する恐れがある
が、しかしこのリモコン7の裏面には凸部18が設けら
れ、この凸部18が床面に当接するため、リモコン7の
表面に加わった荷重がこの凸部18により受け止めら
れ、したがってリモコン7の破損が防止される利点があ
る。
【0022】なお、この考案は前記一実施例に限定され
るものではなく、各部を種々変形して実施することが可
能なものである。例えば前記実施例ではリモコンに設け
る係合部をV字状の溝とし、支持部に設ける係合受部を
突起としたが、この逆の構成、つまりリモコンに係合部
として突起を設け、支持部に係合受部としてその突起に
係合自在の溝を形成するようにしてもよい。
【0023】また、リモコンを位置決めする位置決め手
段として凹部および凸部は必ずしも半球状である場合
に限らず、例えば一方向に長い溝状の凹部と、一方向に
長いリブ状の凸部とで構成することも可能である。
【0024】
【考案の効果】以上述べたようにこの考案によれば、リ
モコンが不安定な状態のまま支持部に取り付けられて放
置されるようなことがなく、したがってリモコンの不用
意な脱落を避けてその破損を防止することができ、また
リモコンを支持部から取り外して床面などの上に置いた
ときに、その上方から荷重が加わってもその荷重をリモ
コンの裏面の凸部で受け止めてその荷重によるリモコン
の破損を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例によるリモコン支持装置の
断面図。
【図2】そのリモコン支持装置の斜視図。
【図3】そのリモコン支持装置からリモコンを取り外し
た状態の斜視図。
【図4】その取り外したリモコンの斜視図。
【図5】そのリモコンを床面の上に置いた状態の側面
図。
【符号の説明】
2…壁掛扇(空調機) 6…支持部 7…リモコン 9…溝(係合部) 11…突起(係合受部) 15…マグネット 17…凹部(位置決め手段) 18…凸部(位置決め手段)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】空調機の遠隔操作用のリモコンの装着が可
    能な支持部を空調機の一部に設け、前記リモコンに係合
    部を形成するとともに、前記支持部に前記係合部と係脱
    自在な係合受部を形成し、前記係合部を前記係合受部に
    係合してリモコンを支持部に装着し、かつこのリモコン
    をマグネットによる吸着力で支持部に密着させて支持す
    るものにおいて、前記支持部は円弧状に湾曲し、前記リモコンは前記支持
    部に対応する円弧状に湾曲し、 前記リモコンと支持部と
    の間に、前記係合部と係合受部とが適正に係合したとき
    のみに互いに係合してリモコンと支持部との密着を許容
    する位置決め手段が設けられ、前記位置決め手段は、前記リモコンの湾曲の内側である
    裏面に設けられた凸部と、前記支持部の前面に形成され
    た前記凸部と係脱可能な凹部とで構成されている ことを
    特徴とする空調機のリモコン支持装置。
JP1990402007U 1990-12-26 1990-12-26 空調機のリモコン支持装置 Expired - Lifetime JP2502781Y2 (ja)

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