JPH0681399U - ペーパーホルダ設置構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 壁面に新たにビス打ちを行なうことなくリモ
コンのホルダを壁面に保持させることができるペーパー
ホルダ設置構造を提供する。 【構成】 支持部３ｂ及びリモコン保持部３ａを有する
リモコン用ブラケット３の該支持部３ｂにペーパーホル
ダ１が重ね合わされる。ビス５によってペーパーホルダ
１及びリモコン用ブラケット３が壁面２に固定される。 【効果】 ペーパーホルダを壁面に取り付けるためのビ
スを用いてリモコン用ブラケットを併せて壁面に取り付
けるようにしているため、リモコン用ブラケットを壁面
に取り付けるための新たなビスが不要である。従って、
壁面に新たなビス孔が形成されることがない。また、そ
のため、賃貸住宅等において壁面への新たなビス打ちが
不許可になっている場合でも、リモコン用ブラケットを
壁面に取り付けることができる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案はトイレルーム等に適用されるペーパーホルダ設置構造に係り、特にリ モコン保持用ブラケットをペーパーホルダと共に壁面に取り付けたペーパーホル ダ設置構造に関する。

【０００２】

【従来の技術】

トイレルーム等において、自動便器洗浄装置、温水洗浄装置、トイレ用空調機 器、テレビ等のＡＶ機器を設置し、前記各機器をリモコン操作により操作するこ とがなされている。このリモコンをトイレルーム等の壁面に保持させるために、 リモコンのホルダをビスを用いて壁面に固定し、このホルダにリモコンを保持さ せることがある。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

リモコンホルダによってリモコンを壁面に保持させる場合、壁面にリモコンホ ルダを新たにビス等で固定する必要がある。この場合、壁面にビス孔が新たにあ くことになるため、賃貸住宅等によっては住宅所有者がリモコンホルダの設置を 許可しないことがある。

【０００４】 本考案の目的は、上記従来の問題点を解決し、壁面に新たにビス打ちを行なう ことなくリモコンのホルダを壁面に保持させることができるペーパーホルダ設置 構造を提供することにある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

本考案のペーパーホルダ設置構造は、ペーパーホルダの背面をトイレルームの 壁面に対面させ、ビスによって該ペーパーホルダを該壁面に固定したペーパーホ ルダ設置構造において、リモコンを保持するリモコン保持部と、該ペーパーホル ダの背面と壁面との間に介在される支持部とを有したリモコン用ブラケットの該 支持部を該ペーパーホルダ背面と壁面との間に介在させ、前記ビスによって該ペ ーパーホルダと共に該リモコン用ブラケットを該壁面に固定したことを特徴とす るものである。

【０００６】

【作用】

本考案のペーパーホルダ設置構造においては、リモコン用ブラケットの支持部 がペーパーホルダ背面と壁面との間に介在され、ペーパーホルダ固定用のビスと 共にリモコン用ブラケットが壁面に固定される。即ち、本考案では、ペーパーホ ルダ固定用のビス及びそのためのビス孔を利用してペーパーホルダと共にリモコ ン用ブラケットを壁面に取り付けている。従って、リモコン用ブラケットを取り 付けるために新たにビス打ちをすることが不要となる。

【０００７】

【実施例】

以下、図面を参照して実施例について説明する。第１図及び第２図は本考案の 実施例に係るペーパーホルダ設置構造を示すものであって、第１図はペーパーホ ルダ１と壁面２との間にリモコン用ブラケット３が介在され固定された状態を示 す斜視図、第２図は第１図の分解斜視図である。

【０００８】 このペーパーホルダ１は背面部１ａと、該背面部１ａの左右両端から前方に延 出された１対の側面部１ｂ，１ｂを有する。該背面部１ａの上縁部には紙切板１ ｄが枢着されている。該側面部１ｂ，１ｂ間にはトイレットペーパー４を保持す るシャフト１ｃが着脱自在に架設されている。

【０００９】 また、前記背面部１ａには壁面２に前記ペーパーホルダ１をビス５にて固定す るためのビス挿通孔１ｅが設けられている。

【００１０】 リモコン用ブラケット３は、リモコン６を保持するためのリモコン保持部３ａ と、該リモコン保持部３ａの下方の支持部３ｂとを有する。該支持部３ｂは方形 状の板状部材であり、ペーパーホルダ１のビス挿通孔１ｅとほぼ合致する配置に てビス挿通孔３ｃが設けられている。

【００１１】 壁面２にこれらのペーパーホルダ１及びリモコン用ブラケット３を取り付ける には、壁面２の前面にリモコン用ブラケット３の支持部３ｂを介してペーパーホ ルダ１の背面部１ａを当接する。そして、ビス５を背面部１ａのビス挿通孔１ｅ 及び支持部３ｂのビス挿通孔３ｃを通して壁面２にねじ込む。

【００１２】 このように構成されたペーパーホルダ設置構造においては、ペーパーホルダ１ を前記壁面２に固定するためのビス５を利用してリモコン用ブラケット３を壁面 ２に固定するため、新たなビスでリモコン用ブラケット３を壁面２に取り付ける 必要がない。従って、壁面２に新たなビスを打つことが許可されていない住宅等 にあっても、リモコン用ブラケット３を壁面２に取り付けることができる。

【００１３】 上記実施例においては、リモコン用ブラケット３の支持部３ｂがリモコン保持 部３ａの下側に設けられているが、第３、４図に示されるリモコン用ブラケット ７のように、リモコン保持部７ａの左側又は右側に支持部７ｂが設けられても良 い。なお、第４図の７ｃはビス挿通孔である。

【００１４】

【考案の効果】

以上の通り、本考案のペーパーホルダ設置構造では、ペーパーホルダを壁面に 取り付けるためのビスを用いてリモコン用ブラケットを併せて壁面に取り付ける ようにしているため、リモコン用ブラケットを壁面に取り付けるための新たなビ スが不要である。従って、壁面に新たなビス孔が形成されることがない。また、 そのため、賃貸住宅等において壁面への新たなビス打ちが不許可になっている場 合でも、リモコン用ブラケットを壁面に取り付けることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の実施例に係るペーパーホルダ設置構造
を示す斜視図である。

【図２】図１のペーパーホルダ設置構造の分解斜視図で
ある。

【図３】本考案の別の実施例に係るペーパーホルダ設置
構造を示す斜視図である。

【図４】図３のペーパーホルダ設置構造の分解斜視図で
ある。

【符号の説明】

１ ペーパーホルダ １ｅ，３ｃ，７ｃ ビス挿通孔 ３，７ リモコン用ブラケット ３ａ，７ａ リモコン保持部 ３ｂ，７ｂ 支持部 ５ ビス ６ リモコン

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 ペーパーホルダの背面をトイレルームの
   壁面に対面させ、ビスによって該ペーパーホルダを該壁
   面に固定したペーパーホルダ設置構造において、リモコ
   ンを保持するリモコン保持部と、該ペーパーホルダの背
   面と壁面との間に介在される支持部とを有したリモコン
   用ブラケットの該支持部を該ペーパーホルダ背面と壁面
   との間に介在させ、前記ビスによって該ペーパーホルダ
   と共に該リモコン用ブラケットを該壁面に固定したこと
   を特徴とするペーパーホルダ設置構造。