JPH0648919Y2 - 手元スイッチの着脱構造 - Google Patents

手元スイッチの着脱構造

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JPH0648919Y2
JPH0648919Y2 JP13198389U JP13198389U JPH0648919Y2 JP H0648919 Y2 JPH0648919 Y2 JP H0648919Y2 JP 13198389 U JP13198389 U JP 13198389U JP 13198389 U JP13198389 U JP 13198389U JP H0648919 Y2 JPH0648919 Y2 JP H0648919Y2
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JP
Japan
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hand switch
hole
hole portion
mounting base
mounting
Prior art date
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JP13198389U
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JPH0369282U (ja
Inventor
隆 荻原
Original Assignee
クロイ電機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (a)産業上の利用分野 この考案は電気器具の本体に固定された取付台に対して
着脱自在にされた手元スイッチに関し、特に取付台に手
元スイッチを着脱する着脱構造に関する。
(b)従来の技術 照明スタンド等の電気器具では、従来より器具本体の取
付台に対して手元スイッチを着脱自在にし、顧客の使用
形態の変化に対応できるようにしたものがある。このよ
うな手元スイッチは例えば、第5図(A)に示すよう
に、底面32にガイド溝33を形成し、このガイド溝33に第
5図(B)に示す取付台34の取付面に形成された突部35
が嵌合するようにしている。更に、手元スイッチ31の底
面32には係合爪36が埋没して形成されており、取付台34
に設けられた係合穴部37に係合するようにされている。
以上のようにしてガイド溝33と突起35との嵌合により位
置決めを行い、係合穴部37と係合爪36との係合により手
元スイッチ31を取付台34に装着するようにしていた。
また、第6図(A)および(B)に示すように、手元ス
イッチ41の底面42に充分な面積を有する突部43を形成
し、一方の取付台44に突部43に外嵌するシンク45を形成
したものもあった。
以上のように、手元スイッチは取付台から取り外された
後机上面に載置されて使用される場合が多く、手元スイ
ッチの底面には突出部材が形成されないように配慮され
ている。
(c)考案が解決しようとする課題 一般に手元スイッチでは、取扱の至便性を考慮して小型
に成形する必要があり、また内部において組立時のコー
ド接続作業を簡略化するとともに、半田付け作業を容易
にし、更に、接続端子部に外部応力が作用しないように
確実なコード張力止めを設ける必要がある等の点から内
部に充分なスペースを必要とする。
しかしながら、上記従来の手元スイッチでは、底面に大
きなガイド溝または突起が形成されているため、内部に
大きなデッドスペースが形成されることになり、手元ス
イッチの内部に充分なスペースを確保しつつ外形寸法を
小型化することができない問題があった。
この考案の目的は、取付板に手元スイッチを装着する際
のガイド部材の形状を考慮することにより、手元スイッ
チの内部のデッドスペースをできるだけ小型化し、スペ
ース効率を向上して外形寸法の小型化を実現できる手元
スイッチの着脱構造を提供することにある。
(d)課題を解決するための手段 この考案の手元スイッチの着脱構造は、上下部材に二分
割にして構成され、電気器具本体の取付台に着脱自在に
された手元スイッチにおいて、 取付台の取付面に突起部と係合穴部とを突出成形し、 手元スイッチの底面に突起部が嵌合するとともに内部に
上下部材の固定用ネジ孔を設けた第1の穴部と、係合穴
部が嵌入するとともに係合穴部に係合する爪を設けた第
2の穴部と、を形成したことを特徴とする。
(e)作用 この考案においては、取付台に手元スイッチを装着する
場合に、取付台に形成された突起部を手元スイッチの底
面に形成された第1の穴部に嵌合することによって、取
付台に対する手元スイッチの位置決めが行われる。この
状態で取付台の取付面に手元スイッチの底面を密着させ
ると、手元スイッチの底面に形成された第2の穴部に取
付台の係合穴部が嵌入し、この係合穴部に係合爪が係合
する。手元スイッチの底面において第1の穴部には手元
スイッチを構成する上下部材の固定用ネジ孔が設けられ
ており、第1の穴部は固定用ネジの取付位置に一致す
る。手元スイッチおいて上下部材を固定するための固定
用ネジの取付位置はその内部において必要不可欠な部分
であり、この取付位置にガイド用の第1の穴部を形成す
ることにより手元スイッチ内に既存のデッドスペースを
有効に活用でき、ガイド部材の形成に係る新たなデッド
スペースが手元スイッチの内部に生じることがない。
(f)実施例 第1図(A)および(B)は、この考案の実施例である
手元スイッチの着脱構造が適用されるそれぞれ手元スイ
ッチおよび取付台の外観斜視図である。
手元スイッチ1は上側部材2および下側部材3により二
分割に構成されている。下側部材3の底面4には第1の
穴部5および第2の穴部6がそれぞれ2箇所に形成され
ている。第1の穴部5には後述するネジ孔が形成されて
おり、第2の穴部6には係合爪7が備えられている。
電気器具本体に固定される取付台8の取付面10には手元
スイッチ1の第1の穴部5に対向する突起部9および第
2の穴部に対向する係合穴部11がそれぞれ2箇所に形成
されている。第1の穴部5の内径寸法は突起部9の外径
寸法に略等しくされており、第2の穴部は係合穴部11が
充分に嵌入できる大きさにされている。また、係合穴部
11の穴部12には係合爪7が嵌入するようにされている。
第4図は、上記係合穴部と第2の穴部との構造および係
合状態を示す図である。同図に示すように、第2の穴部
6の内部には、係合爪7が形成されており、係合爪7の
先端は直角に屈曲されるとともに、角部は円弧状に丸め
られている。一方、係合穴部11において係合爪7に対向
する側面は、穴部12により凹状に窪んでいる。この第2
の穴部6に係合穴部11が嵌入すると、係合爪7は屈曲部
分において係合穴部11の上面に当接して一旦後退し、屈
曲部分が係合穴部11の穴部12に達すると元の状態に復元
する。これによって係合穴部11の穴部12内に、第2の穴
部6内に形成された係合爪7の先端の屈曲部分が係合す
る。
第2図(A)および(B)は、いずれも手元スイッチを
取付台に装着した状態におけるそれぞれ第1の穴部位置
および第2の穴部位置の断面図である。
手元スイッチ1を取付台8に装着すると、取付台8に形
成された突起部9が第1の穴部5に嵌入する。この第1
の穴部5には固定用ネジ孔21が形成されており、第1の
穴部5からネジ22を嵌入して手元スイッチ1の内部の支
柱23に螺合することにより上側部材2と下側部材3とを
一体にしている。したがって、突起部9が嵌合する第1
の穴部5は固定用ネジ21の取付位置に一致し、穴部5に
突起部9を嵌合すると突起部9は固定用ネジ21のために
形成される凸部25内に位置する。一方、第2の穴部6に
嵌入した係合穴部11には係合爪7が係合する。この係合
爪7と係合穴部11との係合により手元スイッチ1が取付
台8に固定される。この第2の穴部6により手元スイッ
チ1の内部には凸部24が形成される。
以上のように、第1の穴部5および第2の穴部6を形成
することにより手元スイッチ1の内部には凸部24,25が
形成される。このうち、第1の穴部5によって形成され
る凸部25は支柱23とともに、手元スイッチ1の筐体を構
成する上側部材2と下側部材3とを固定する際に必要な
部材であり、この支柱23および凸部25は第1の穴部5に
突起部9が嵌合するか否かに関わらず常に形成される。
したがって、本実施例に示すように凸部25の位置に第1
の穴部5を形成することにより、取付台8に手元スイッ
チ1を装着する際のガイド部材となる突起部9を手元ス
イッチ1側に嵌合させるために、新たな凸部が手元スイ
ッチ1の内部に形成されることがなく、手元スイッチ1
の内部スペースを有効に活用できる利点がある。
また、第3図(A)〜(C)に示すように、第1の穴部
51と第2の穴部52とを連続して形成することにより、第
2の穴部52のためにスイッチ内に形成される凸部53の一
方の壁面を削除でき、凸部53の形状を小さくしてデッド
スペースをさらに小さくできる。
(g)考案の効果 この考案によれば、手元スイッチの上下部材の固定用ネ
ジ孔と、ガイド部材となる突起部が嵌合する第1の穴部
とを手元スイッチの内部において同一の凸部に構成する
ことができ、内部スペースを有効に活用できる利点があ
る。これによって、組立時におけるコードの配線処理お
よび半田付け作業を容易に行うことができるとともに、
接続端子部に外部応力が作用しないように確実なコード
張力止めを設けるためのスペースを備えることができ、
更に取扱至便性を考慮して外形寸法の小型化を実現でき
る利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)および(B)はこの考案の実施例である手
元スイッチの着脱構造が適用されるそれぞれ手元スイッ
チおよび取付台の外観斜視図、第2図(A)および
(B)は同手元スイッチの着脱構造が適用される手元ス
イッチの取付台に対する装着状態を示す要部の断面図で
ある。第3図(A)〜(C)はこの考案の別の実施例を
示す図である。第4図は、同手元スイッチにおける係合
穴部と第2の穴部との構造および係合状態を示す図であ
る。また、第5図(A)および第6図(A)は、従来の
着脱構造を備えた手元スイッチの外観斜視図、第5図
(B)および第6図(B)は同従来の着脱構造を備えた
取付台の外観斜視図である。 1……手元スイッチ、2……上側部材、 3……下側部材、4……底面、5……第1の穴部、 6……第2の穴部、7……係合爪、8……取付台、 9……突起部、10……取付面、11……係合穴部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上下部材に二分割にして構成され、電気器
    具本体の取付台に着脱自在にされた手元スイッチにおい
    て、 取付台の取付面に突起部と係合穴部とを突出成形し、 手元スイッチの底面に、突起部が嵌合するとともに内部
    に上下部材の固定用ネジ孔を設けた第1の穴部と、係合
    穴部が嵌入するとともに係合穴部に係合する爪を設けた
    第2の穴部と、を形成したことを特徴とする手元スイッ
    チの着脱構造。
JP13198389U 1989-11-13 1989-11-13 手元スイッチの着脱構造 Expired - Lifetime JPH0648919Y2 (ja)

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JP13198389U JPH0648919Y2 (ja) 1989-11-13 1989-11-13 手元スイッチの着脱構造

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JPH0369282U JPH0369282U (ja) 1991-07-09
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JPH0369282U (ja) 1991-07-09

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