JPH062299Y2 - ケ−ブル固定具 - Google Patents
ケ−ブル固定具Info
- Publication number
- JPH062299Y2 JPH062299Y2 JP1987023707U JP2370787U JPH062299Y2 JP H062299 Y2 JPH062299 Y2 JP H062299Y2 JP 1987023707 U JP1987023707 U JP 1987023707U JP 2370787 U JP2370787 U JP 2370787U JP H062299 Y2 JPH062299 Y2 JP H062299Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cable
- bushing
- hole
- case
- diameter portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Insulating Bodies (AREA)
- Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、電気機器の筐体ケース等にケーブルを固定す
るためのケーブル固定具に関する。
るためのケーブル固定具に関する。
[従来の技術] 従来、電気機器の筐体ケース等へのケーブル固定手段
は、たとえば、第2図または第3図に示すような構成と
なっていた。
は、たとえば、第2図または第3図に示すような構成と
なっていた。
第2図は一面が開口となっているケース12にケーブル
4を固定する場合を示すもので、ケース12の開口縁1
2aから切り欠いて形成した切欠溝13に、ケーブル4
に固定したブッシング14を図示矢印A方向に係合し固
定する構成となっていた。
4を固定する場合を示すもので、ケース12の開口縁1
2aから切り欠いて形成した切欠溝13に、ケーブル4
に固定したブッシング14を図示矢印A方向に係合し固
定する構成となっていた。
また、第3図は開口面を有しない箱状のケース15にケ
ーブル4を固定する場合を示すもので、ケース15に貫
通孔16を設け、この貫通孔16からケーブル4をケー
ス15内部に引き込み、その内部において、押え具17
によりケーブル4を押え、ねじ18等を使用して固定す
る構成であった。
ーブル4を固定する場合を示すもので、ケース15に貫
通孔16を設け、この貫通孔16からケーブル4をケー
ス15内部に引き込み、その内部において、押え具17
によりケーブル4を押え、ねじ18等を使用して固定す
る構成であった。
[解決すべき問題点] しかしながら、上述した従来の固定手段のうち、第2図
に示す手段は、開口縁を有しないケース等に対してはブ
ッシング14を装着するための切欠溝13を形成するこ
とができず、採用することができなかった。
に示す手段は、開口縁を有しないケース等に対してはブ
ッシング14を装着するための切欠溝13を形成するこ
とができず、採用することができなかった。
また、第3図に示す手段は、ケース15の内部に押え具
17を配置するためのスペースを要し、装置が大型化す
るという欠点があった。さらに、貫通孔16は、押え具
17の取付け面に対して垂直な面に設けなければケーブ
ル4をスムーズに挿入できないため、ケーブル固定位置
が限定されるという欠点もあった。
17を配置するためのスペースを要し、装置が大型化す
るという欠点があった。さらに、貫通孔16は、押え具
17の取付け面に対して垂直な面に設けなければケーブ
ル4をスムーズに挿入できないため、ケーブル固定位置
が限定されるという欠点もあった。
本考案は、上述した問題点にかんがみなされたもので、
ケースの形状にかかわらず、ケース等のどのような箇所
へも制約を受けず簡単にケーブルを取り付け固定するこ
とのできるケーブル固定具の提供を目的とする。
ケースの形状にかかわらず、ケース等のどのような箇所
へも制約を受けず簡単にケーブルを取り付け固定するこ
とのできるケーブル固定具の提供を目的とする。
[問題点の解決手段] 上記目的を達成するために本考案は、ケース等にケーブ
ルを固定するためのケーブル固定具において、上記ケー
スの任意の位置に穿設した貫通孔と、上記ケーブルの外
周に取り付けられ、上記貫通孔の内径より大きい外径の
大径部と小さい外径の小径部からなる段状のブッシング
と、このブッシングの小径部の周方向に形成された溝
と、この溝に係合する凹部及び上記溝に上記凹部が係合
したときに、貫通孔の近傍に穿設した係止孔に係止する
突起部を有し、上記ブッシングの上記貫通孔からの抜け
を阻止する止具とを具備した構成としてある。
ルを固定するためのケーブル固定具において、上記ケー
スの任意の位置に穿設した貫通孔と、上記ケーブルの外
周に取り付けられ、上記貫通孔の内径より大きい外径の
大径部と小さい外径の小径部からなる段状のブッシング
と、このブッシングの小径部の周方向に形成された溝
と、この溝に係合する凹部及び上記溝に上記凹部が係合
したときに、貫通孔の近傍に穿設した係止孔に係止する
突起部を有し、上記ブッシングの上記貫通孔からの抜け
を阻止する止具とを具備した構成としてある。
[実施例] 以下、本考案の一実施例について図面を参照して説明す
る。
る。
第1図は本実施例に係るケーブル固定具の分解斜視図で
ある。
ある。
図面において、1は電気機器等の筐体ケースである。こ
のケース1には貫通孔2が形成してある。3は係止孔で
あり貫通孔2の上部近傍に設けてある。4はケーブル
で、貫通孔2からケース1の内部へ引き込まれる。
のケース1には貫通孔2が形成してある。3は係止孔で
あり貫通孔2の上部近傍に設けてある。4はケーブル
で、貫通孔2からケース1の内部へ引き込まれる。
5はブッシングで、ケーブル4の外周に取り付けてあ
る。このブッシング5は、柔軟性を備えていて、大径部
6aと小径部6bからなる段状をなす形状としてある。
ここで、大径部6aは、貫通孔2の内径より大きな外径
としてあり、一方、小径部6bは、貫通孔2の内径とほ
ぼ同等もしくは僅かに小さい外径としてある。7は溝
で、大径部6aの側面より少なくともケース1の厚さ分
だけ距離を隔てた小径部6b部分に、周方向全周にわた
り設けてある。
る。このブッシング5は、柔軟性を備えていて、大径部
6aと小径部6bからなる段状をなす形状としてある。
ここで、大径部6aは、貫通孔2の内径より大きな外径
としてあり、一方、小径部6bは、貫通孔2の内径とほ
ぼ同等もしくは僅かに小さい外径としてある。7は溝
で、大径部6aの側面より少なくともケース1の厚さ分
だけ距離を隔てた小径部6b部分に、周方向全周にわた
り設けてある。
8は止具である。止具8はブッシング5をケース1の内
側より固定するためのものである。この止具8の下半部
には、ブッシング5の溝7に係合するU字状に窪ませた
凹部9が形成してある。また、止具8の上端中央部に
は、逆L字状に屈曲した突起部10が形成してある。こ
の突起部10は、ケース1の係止孔3に係止できる形状
になっている。
側より固定するためのものである。この止具8の下半部
には、ブッシング5の溝7に係合するU字状に窪ませた
凹部9が形成してある。また、止具8の上端中央部に
は、逆L字状に屈曲した突起部10が形成してある。こ
の突起部10は、ケース1の係止孔3に係止できる形状
になっている。
次に、上述したケーブル固定具の作用を説明する。
ケース1にケーブル4を固定する場合は、あらかじめケ
ーブル4の固定したい位置にブッシング5を取り付けて
おく。そして、ケース1の貫通孔2にケーブル4を通す
とともに、ブッシング5の小径部6bを貫通孔2に挿入
していく。ブッシング5の小径部6bが貫通孔2に嵌合
し、かつ、大径部6aの側面が貫通孔2の周辺にあたる
と、ブッシング5の挿入が阻止される。この状態で、ケ
ース1の内側において止具8の凹部9をブッシング5の
溝7に係合し、さらに、突起部10をケース1の係止孔
3に係止する。この係止により、止具8がブッシング5
の溝7から抜け、あるいはゆるむことを防止する。
ーブル4の固定したい位置にブッシング5を取り付けて
おく。そして、ケース1の貫通孔2にケーブル4を通す
とともに、ブッシング5の小径部6bを貫通孔2に挿入
していく。ブッシング5の小径部6bが貫通孔2に嵌合
し、かつ、大径部6aの側面が貫通孔2の周辺にあたる
と、ブッシング5の挿入が阻止される。この状態で、ケ
ース1の内側において止具8の凹部9をブッシング5の
溝7に係合し、さらに、突起部10をケース1の係止孔
3に係止する。この係止により、止具8がブッシング5
の溝7から抜け、あるいはゆるむことを防止する。
かくして、スペースをとることなく、どんな形状のケー
ス等にもケーブル4を簡単に固定することができる。ま
た、止具8をブッシング5から取り外せばケーブル4を
外に引き出すことができる。さらに、固定作業、取外し
作業は治工具を用いることなく簡単に行なうことができ
る。
ス等にもケーブル4を簡単に固定することができる。ま
た、止具8をブッシング5から取り外せばケーブル4を
外に引き出すことができる。さらに、固定作業、取外し
作業は治工具を用いることなく簡単に行なうことができ
る。
[考案の効果] 以上説明したようい本考案は、ケーブルを通したブッシ
ングをケース等の任意の位置に穿設した貫通孔に嵌合さ
せ、そのブッシングにケース内側か止具を係合すること
によりケーブルを固定するようにしたので、ケースの形
状に拘束されることなく、どのような形状のケースの、
どのような位置にも制約を受けることなく、最小のスペ
ースでケーブルを固定できる効果がある。
ングをケース等の任意の位置に穿設した貫通孔に嵌合さ
せ、そのブッシングにケース内側か止具を係合すること
によりケーブルを固定するようにしたので、ケースの形
状に拘束されることなく、どのような形状のケースの、
どのような位置にも制約を受けることなく、最小のスペ
ースでケーブルを固定できる効果がある。
第1図は本実施例に係るケーブル固定具の分解斜視図、
第2図および第3図はそれぞれ従来のケーブル固定手段
の斜視図である。 1:ケース、2:貫通孔 3:係止孔、4:ケーブル 5:ブッシング、6a:大径部 6b:小径部、7:溝 8:止具、9:凹部 10:突起部。
第2図および第3図はそれぞれ従来のケーブル固定手段
の斜視図である。 1:ケース、2:貫通孔 3:係止孔、4:ケーブル 5:ブッシング、6a:大径部 6b:小径部、7:溝 8:止具、9:凹部 10:突起部。
Claims (1)
- 【請求項1】ケース等にケーブルを固定するためのケー
ブル固定具において、 上記ケースの任意の位置に穿設した貫通孔と、 上記ケーブルの外周に取り付けられ、上記貫通孔の内径
より大きい外径の大径部と小さい外径の小径部からなる
段状のブッシングと、 このブッシングの小径部の周方向に形成された溝と、 この溝に係合する凹部と、上記溝に上記凹部が係合した
ときに、上記貫通孔の近傍に穿設した係止孔に係止する
突起部とを有し、上記ブッシングの上記貫通孔からの抜
けを阻止する止具と を具備したことを特徴とするケーブル固定具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987023707U JPH062299Y2 (ja) | 1987-02-20 | 1987-02-20 | ケ−ブル固定具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987023707U JPH062299Y2 (ja) | 1987-02-20 | 1987-02-20 | ケ−ブル固定具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63132487U JPS63132487U (ja) | 1988-08-30 |
JPH062299Y2 true JPH062299Y2 (ja) | 1994-01-19 |
Family
ID=30822257
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987023707U Expired - Lifetime JPH062299Y2 (ja) | 1987-02-20 | 1987-02-20 | ケ−ブル固定具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH062299Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4988298U (ja) * | 1972-11-20 | 1974-07-31 | ||
JPS5826424Y2 (ja) * | 1978-02-07 | 1983-06-08 | 株式会社山武 | ケ−ブル保持装置 |
-
1987
- 1987-02-20 JP JP1987023707U patent/JPH062299Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63132487U (ja) | 1988-08-30 |
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