JP2002014655A - 表示装置及び該表示装置を備える携帯端末装置 - Google Patents

表示装置及び該表示装置を備える携帯端末装置

Info

Publication number
JP2002014655A
JP2002014655A JP2000196660A JP2000196660A JP2002014655A JP 2002014655 A JP2002014655 A JP 2002014655A JP 2000196660 A JP2000196660 A JP 2000196660A JP 2000196660 A JP2000196660 A JP 2000196660A JP 2002014655 A JP2002014655 A JP 2002014655A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
light emitting
backlight
driving
display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000196660A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Oogumo
篤 大蜘蛛
Kotaro Hirai
孝太郎 平井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2000196660A priority Critical patent/JP2002014655A/ja
Publication of JP2002014655A publication Critical patent/JP2002014655A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephone Function (AREA)
  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
  • Telephone Set Structure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示手段のバックライトを利用して各種の情
報をユーザに伝える際に、色彩をなめらかに変化させる
ことにより、従来にないスムーズな表示効果が得られる
表示装置及び該表示装置を備える携帯端末装置を提供す
る。 【解決手段】 文字や図形を表示する表示手段40と、表
示手段のバックライトとなる照射光を出力する発光手段
31と、発光手段を駆動する駆動手段21と、駆動手段を制
御する制御手段11と、駆動時間を管理するためのタイマ
ー手段12とを具備する表示装置において、発光手段31が
少なくとも1つ以上の波長の照射光を出力するように構
成し、制御手段11が、タイマー手段12による任意の時間
間隔で、発光手段31から出力される照射光の光量を徐々
に変化するように駆動手段21を制御する。一段階で変化
させる照射光の光量変化を小刻みにし、これを連続的に
徐々に光量を変化させることで、従来の表示装置にはな
い滑らかなバックライト色の変化が実現でき、ユーザに
特徴的な視認効果を与えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、LCD(Liquid C
rystal Display)などの表示手段を持つ表示装置及び該
表示装置を備える携帯端末装置に関し、特に、表示手段
のバックライトの色によってユーザに各種の情報を伝達
できるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】近年の携帯端末装置は、携帯電話に代表
されるように、小型軽量化と高機能化とを目指してい
る。これらの携帯端末装置の表示手段には、その多くに
LCD(Liquid Crystal Display)モジュールが使用さ
れている。また、暗闇でも表示手段に表示される文字や
図形が認識できるように、その大半がバックライト機能
を具備しており、その光源としてLED(Light Emitti
ng Diode)やEL(Electroluminescence)などが用い
られている。
【0003】バックライト機能を有する携帯電話機など
の携帯端末装置に備えられる従来の表示装置は、図6に
示すように、文字や図形を表示する表示手段40と、バッ
クライトの光源となる発光手段30と、発光手段30を駆動
する駆動手段20と、駆動手段20を制御する制御手段10と
を備えており、発光手段30は、同一波長の照射光50を発
光する第1の発光ダイオード301及び第2の発光ダイオ
ード302で構成されている。
【0004】この装置では、ユーザが携帯端末装置の何
らかのキースイッチを押すと、制御手段10が動作して、
発光手段30の第1の発光ダイオード301及び第2の発光
ダイオード302に電流が供給され、第1の発光ダイオー
ド301及び第2の発光ダイオード302が、同一波長の照射
光50を発光する。そのため、表示手段40に表示された文
字や図形が鮮明に映る。
【0005】また、制御手段10が暗闇を検出して動作を
開始するものも作られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述したよう
に、従来の表示装置を備える携帯端末装置では、小型軽
量化に伴って、表示手段40における表示画面の有効エリ
アが縮小され、表示可能文字数や図形サイズが制限され
ることになる。その結果、表示手段40から必要な情報を
得るためのユーザの操作手順が複雑化したり、表示文字
や図形が小さくなり、目視し難くなるという問題が派生
している。これらの点は、特に、子供やお年寄りが携帯
端末装置を使用する場合に大きな問題となる。
【0007】本発明は、こうした従来の問題点を解決す
るものであり、表示手段のバックライトの輝度や色の変
化を利用して各種の情報をユーザに瞬時に伝えることが
できる表示装置及び該表示装置を備える携帯端末装置を
提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の発明は、バックライト方式の表示手段を具備し、前記
表示手段のバックライト照射光の光量を伝達する情報に
応じて可変できる表示装置であって、バックライト照射
の光量を連続的に徐々に変化させることで、視覚的に滑
らかにバックライトの輝度を変更できるようにしたもの
であり、ユーザに対しより特徴的な表示効果を与えるこ
とができ、ユーザが瞬時に情報を認識できるパターンを
増やすことができる。
【0009】また、請求項2に記載の発明は、バックラ
イト方式の表示手段を具備し、前記表示手段のバックラ
イト照射光の光量を伝達する情報に応じて可変できる表
示装置であって、バックライト照射の光量を連続的に徐
々に変化させることで滑らかにバックライトの輝度を変
更できるようにしたものであり、ユーザに対しより特徴
的な表示効果を与えることができ、ユーザが瞬時に情報
を認識できるパターンを増やすことができる。
【0010】また、請求項3に記載の発明は、文字や図
形を表示する表示手段と、表示手段のバックライトとな
る照射光を出力する発光手段と、発光手段を駆動する駆
動手段と、駆動手段を制御する制御手段と、駆動時間を
管理するためのタイマー手段とを具備する表示装置にお
いて、発光手段が少なくとも1つ以上の波長の照射光を
出力するように構成し、制御手段が、ユーザに伝達する
情報に応じて駆動手段を制御し、発光手段から出力され
る照射光の光量をタイマー手段から与えられるタイミン
グに応じて変化するようにしたものであり、表示手段の
バックライトの光量を、伝達する情報に応じてなめらか
に変えることができる。
【0011】また、請求項4に記載の発明は、請求項3
に記載の表示装置において、発光手段が、異なる波長の
光を発光する少なくとも2つ以上の発光素子を具備し、
制御手段が駆動手段を制御して、発光素子の異なる波長
の複数を同時に発光させて、かつ各々の発光素子の光量
をタイマー手段から与えられるタイミングに応じて個別
に変化させて、発光手段から出力される照射光の色をな
めらかに変化するようにしたものであり、複数の発光素
子を同時に発光させて得られる混合光をなめらかに変化
させ出力させることにより、伝達する情報の種類を増や
すことができる。
【0012】また、請求項5に記載の発明は、請求項1
乃至請求項4のいずれかに記載の表示装置を備えた携帯
情報端末装置であり、表示手段のバックライトの光量も
しくは色変化パターにより、伝達する情報の種類を増や
すことができる。
【0013】また、請求項6に記載の発明は、請求項5
に記載の携帯端末装置において、携帯端末装置の駆動用
電池の電圧レベルを検出する検出手段と、この電池の電
圧レベルに関する閾値を設定する設定手段とを設け、検
出手段で検出された電圧レベルが閾値に達したとき、制
御手段が駆動手段を制御して、発光手段から出力される
照射光の色をタイマー手段から与えられるタイミングに
応じてなめらかに切り替えるようにしたものであり、ユ
ーザは、表示手段のバックライトの色が通常の表示色と
は変わった変化をすることによって、駆動用電池の電圧
レベルの低下を瞬時に認識することができる。
【0014】また、請求項7に記載の発明は、請求項5
に記載の携帯端末装置において、受信信号から相手の電
話番号を判読する判読手段と、少なくとも1つ以上の電
話番号を記憶する記憶手段と、判読手段で判読された相
手の電話番号と記憶手段に記憶された電話番号とを比較
する比較手段とを設け、比較手段の比較結果に基づい
て、制御手段が駆動手段を制御し、発光手段から出力さ
れる照射光の輝度をタイマー手段から与えられるタイミ
ングに応じてなめらかに切り替えるようにしたものであ
り、ユーザは、記憶手段に登録されている相手から着信
があった場合に、表示手段のバックライトの色の変化に
より、それを認識することができる。
【0015】また、請求項8に記載の発明は、請求項5
に記載の携帯端末装置において、受信信号の電界レベル
を測定する測定手段と、電界レベルに関する閾値を設定
する設定手段とを設け、測定手段で測定された電界レベ
ルが閾値に達したとき、制御手段が駆動手段を制御し
て、発光手段から出力される照射光の輝度をタイマー手
段から与えられるタイミングに応じてなめらかに切り替
えるようにしたものであり、ユーザは、正常な受信動作
が可能な圏内から外れたことを表示手段のバックライト
の色の変化によって認識することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図1から図5を用いて説明する。
【0017】(第1の実施の形態)第1の実施の形態の
表示装置は、携帯電話機などの携帯端末装置に備えられ
るもので、表示手段のバックライトの光量の変化により
情報を伝達するようにしたものである。
【0018】この装置は、図1に示すように、文字や図
形を表示する表示手段40と、表示手段40のバックライト
として照射光51を出力する発光手段31と、発光手段31を
駆動する駆動手段21と、駆動手段21を制御する制御手段
11と、制御手段11により駆動手段21の駆動時間を管理す
るためのタイマー手段12を備えている。
【0019】また、発光手段31は、照射光51を発光する
発光ダイオード311で構成されている。
【0020】次に、この表示装置の動作について説明す
る。
【0021】制御手段11は、携帯端末装置が第1の動作
状態にあるときには、制御信号111により駆動手段21が
制御され発光ダイオード311に電圧が印加されて、発光
ダイオード311は照射光51を発光する。
【0022】また、制御手段11は、携帯端末装置が第2
の動作状態にあるときには、タイマー手段12による任意
の時間間隔で制御信号111を徐々に変化させて、駆動手
段21による発光ダイオード311に印加される電圧もしく
は電流を制御し、発光ダイオード311による照射光51の
光量を変化させる。このとき、一段階で変化させる照射
光の光量変化を小刻みにし、これを連続的に徐々に光量
を変化させることで、視覚的に滑らかなバックライト光
量の変化が実現できる。
【0023】そのため、携帯端末装置が第1の動作状態
にあるときには、表示手段40のバックライトが発光し、
携帯端末装置が第2の動作状態にあるときには、表示手
段40のバックライトの光量が、例えば高輝度から低輝度
そしてさらに高輝度へと滑らかに変化し、特徴的な表示
効果を実現する。従って、ユーザは、表示手段40のバッ
クライトの光量変化によって、携帯端末装置の動作状態
を瞬時に認識することができる。
【0024】このように、この実施形態の表示装置を利
用するユーザは、表示手段40に表示される文字や図形を
読まなくとも、表示手段40のバックライトの照射光の光
量の変化パターンを見るだけで、携帯端末装置の動作状
態を認識することができる。この機能は、特に、暗闇の
中で大きな効果を発揮することができる。
【0025】(第2の実施の形態)第2の実施の形態の
表示装置は、携帯電話機などの携帯端末装置に備えられ
るもので、表示手段のバックライトの色の変化により情
報を伝達するようにしたものである。
【0026】この装置は、図2に示すように、文字や図
形を表示する表示手段40と、表示手段40のバックライト
として第1の波長の照射光51を出力する第1の発光手段
31と、表示手段40のバックライトとして第2の波長の照
射光52を出力する第2の発光手段32と、第1の発光手段
31を駆動する第1の駆動手段21と、第2の発光手段32を
駆動する第2の駆動手段22と、第1の駆動手段21及び第
2の駆動手段22を制御する制御手段11と、制御手段11に
より第1の駆動手段21及び第2の駆動手段22の駆動時間
を管理するためのタイマー手段12を備えている。
【0027】また、第1の発光手段31は、第1の波長の
照射光51を発光する発光ダイオード311で構成され、第
2の発光手段32は、第2の波長の照射光52を発光する発
光ダイオード312で構成されている。
【0028】次に、この表示装置の動作について説明す
る。
【0029】制御手段11は、携帯端末装置が第3の動作
状態にあるときには、タイマー手段12による任意の時間
間隔で第1の制御信号111を徐々に変化させて駆動手段2
1により発光ダイオード311に印加される電圧もしくは電
流を制御し、発光ダイオード311による第1の波長の照
射光51の光量を変化させる。
【0030】また同時に、タイマー手段12による任意の
時間間隔で第2の制御信号112を徐々に変化させて駆動
手段22により発光ダイオード312に印加される電圧もし
くは電流を制御し、発光ダイオード312による第2の波
長の照射光52の光量を変化させる。
【0031】このとき、第1の制御信号111による発光
ダイオード311の制御パターンと、第2の制御信号112に
よる発光ダイオード312の制御パターンとは、同一であ
る必要はない。
【0032】バックライトの色は、第1の波長の照射光
51と第2の波長の照射光52による混合色となり、第1の
制御信号111及び第2の制御信号112により一段階で変化
させる照射光の光量変化を小刻みにし、各々について連
続的に徐々に光量を変化させることで、滑らかなバック
ライトの色の変化が実現できる。
【0033】例えば、第1の波長の照射光51を赤、第2
の波長の照射光52を緑としたときには、各々を個別に高
輝度から低輝度そしてさらに高輝度へと制御すると、黄
→赤→黄→青→黄と中間色を交えながら滑らかに色彩変
化をさせることができる。従ってユーザは、表示手段40
のバックライトの色彩変化によって、携帯端末装置の動
作状態を瞬時に認識することができる。
【0034】このように、この実施形態の表示装置を利
用するユーザは、第1の実施形態に加えさらに多くのバ
ックライトの照射光の変化パターンを実現できるため、
表示手段40に表示される文字や図形を読まなくとも、表
示手段40のバックライトの照射光の色変化を見るだけ
で、さらに多くの携帯端末装置の動作状態を認識するこ
とができる。この機能は、特に、暗闇の中で大きな効果
を発揮することができる。
【0035】(第3の実施の形態)第3の実施の形態
は、上記した表示装置を携帯電話機などの携帯端末装置
に備え、電池の電圧レベルが正常動作を可能にするレベ
ルに達しているかどうかを表示手段のバックライトの輝
度変化で表示するようにしたものである。
【0036】図3に示すように、本実施形態の携帯端末
装置は、上記した第1の実施の形態の表示装置を備え、
さらに、携帯端末装置の駆動用電池64の電圧レベルを検
出する検出手段65と、電圧の基準レベルを設定する設定
手段66と、検出された電池64の電圧レベルと基準レベル
との比較結果に基づいて駆動手段21を制御する制御手段
11と、駆動時間を管理するためのタイマー手段12を備え
ている。
【0037】次に、この携帯端末装置の動作について説
明する。
【0038】携帯端末装置の正常動作を可能にする電池
64の電圧レベルを第1の電圧レベル、正常動作を不可能
にする電圧レベルを第2の電圧レベルとするとき、設定
手段66を用いて、第1の電圧レベルから第2の電圧レベ
ルに変化するときの第1の閾値と、第2の電圧レベルか
ら第1の電圧レベルに変化するときの第2の閾値とを設
定する。
【0039】制御手段11は、携帯端末装置の使用時に、
検出手段65で検出された電池64の電圧レベルを、設定手
段66で設定された第1の閾値と比較し、電池64の電圧レ
ベルが第1の閾値を超えている(第1の電圧レベル)とき
には制御信号111により駆動手段21が制御され、発光ダ
イオード311に電圧が印加される。このときには、第1
の実施形態で説明したように、発光ダイオード311が照
射光51を発光する。
【0040】また、制御手段11は、電池64の電圧レベル
が第1の閾値を超えていないとき(第2の電圧レベル)に
は、タイマー手段12による任意の時間間隔で制御信号11
1を徐々に変化させて駆動回路21により発光ダイオード3
11に印加される電圧もしくは電流を制御し、発光ダイオ
ード311による照射光51の光量を変化させる。このと
き、一段階で変化させる照射光の光量変化を小刻みに
し、これを連続的に徐々に光量を変化させることで、視
覚的に滑らかにバックライト光量の変化させる。
【0041】従って、ユーザは、電池64の電圧レベルが
正常に動作できないレベルにまで低下したことをバック
ライトの点灯パターンの切り替わりで認識することがで
きる。
【0042】また、制御手段11は、携帯端末装置の電池
64の充電時に、検出手段65で検出された電池64の電圧レ
ベルを、設定手段66で設定された第2の閾値と比較し、
電池64の電圧レベルが第2の閾値を超えていないときに
は、タイマー手段12による任意の時間間隔で制御信号11
1を徐々に変化させて駆動手段21により発光ダイオード3
11に印加される電圧もしくは電流を制御し、発光ダイオ
ード311による照射光51の光量を変化させる。このと
き、一段階で変化させる照射光の光量変化を小刻みに
し、これを連続的に徐々に光量を変化させることで、滑
らかにバックライト光量の変化させる。
【0043】また、電池64の電圧レベルが第2の閾値を
超えているときには、制御信号111により駆動回路21が
制御され発光ダイオード311に電圧が印加されて、発光
ダイオード311が照射光51を発光する。
【0044】従ってユーザは、充電によって電池64が正
常な電圧レベルに達したことをバックライトの点灯パタ
ーンの切り替わりで認識することができる。
【0045】このように、この実施形態の携帯端末装置
を利用するユーザは、表示手段40に表示される文字や図
形を読まなくとも、表示手段40のバックライトの照射光
の光量変化を見るだけで、電池64の電圧状態を認識する
ことができる。この機能は、特に、暗闇の中で大きな効
果を発揮することができる。
【0046】(第4の実施の形態)第4の実施の形態
は、上記した表示装置を携帯電話機などの携帯端末装置
に備え、特定の人からの着信を表示手段のバックライト
の輝度変化で表現することができるようにしたものであ
る。
【0047】図4に示すように、本実施形態の携帯端末
装置は、上記した第1の実施の形態の表示装置を備え、
さらに、他の携帯端末装置から送信される信号波を受信
する受信手段60と、受信信号から相手の電話番号を判読
する判読手段61と、少なくとも1つ以上の電話番号を記
憶する記憶手段62と、判読手段61で判読された相手の電
話番号と記憶手段62に記憶された電話番号とを比較する
比較手段63と、比較手段63の比較結果に基づいて駆動手
段21を駆動する制御手段11と、駆動時間を管理するため
のタイマー手段12とを備えている。
【0048】次に、この携帯端末装置の動作について説
明する。
【0049】判読手段61は、着信時に受信手段60が受信
した着信信号から相手の電話番号を判読して比較手段63
に出力する。比較手段63は、この電話番号を記憶手段62
に登録された電話番号と比較し、比較結果を制御手段11
に出力する。
【0050】制御手段11は、比較手段63が一致を検出し
た場合には、制御信号111により駆動回路21が制御され
発光ダイオード311に電圧が印加される。このときに
は、第1の実施形態で説明したように、発光ダイオード
311が、照射光51を発光する。また、比較手段63が不一
致を検出した場合には、タイマー手段12による任意の時
間間隔で制御信号111を徐々に変化させて駆動手段21に
より発光ダイオード311に印加される電圧もしくは電流
を制御し、発光ダイオード311による照射光51の光量を
変化させる。このとき、一段階で変化させる照射光の光
量変化を小刻みにし、これを連続的に徐々に光量を変化
させることで、視覚的に滑らかにバックライト光量の変
化させる。
【0051】従って、記憶手段62に登録した電話番号か
らの着信があったときには、表示手段40のバックライト
の照射光が発光し、登録していない電話番号からの着信
のときには、表示手段40のバックライトの光量が滑らか
に変化する。そのため、ユーザは、バックライトの光量
変化によって、特定の人からの電話であるかどうかを識
別することができる。
【0052】このように、この実施形態の携帯端末装置
を利用するユーザは、表示手段40に表示される文字や図
形を読まなくとも、表示手段40のバックライトの照射光
の光量変化を見るだけで、特定の人からの着信を識別す
ることができる。この機能は、特に、暗闇の中で大きな
効果を発揮することができる。
【0053】(第5の実施形態)第5の実施形態は、上
記した表示装置を携帯電話機などの携帯端末装置に備
え、受信電界レベルが正常な受信動作を可能にするレベ
ルに達しているかどうかを、表示手段のバックライトの
輝度変化により表示するようにしたものである。
【0054】図5に示すように、本実施形態の携帯端末
装置は、上記した第1の実施の形態の表示装置を備え、
さらに、他の携帯端末装置から送信される信号波を受信
する受信手段60と、受信手段60で受信した電界レベルを
測定する測定手段67と、電界の基準レベルを設定する設
定手段66と、測定された電界レベルと基準レベルとの比
較結果に基づいて駆動手段21を駆動する制御手段11と、
駆動時間を管理するためのタイマー手段12とを備えてい
る。
【0055】次に、この携帯端末装置の動作について説
明する。
【0056】携帯端末装置が正常な受信動作を行なうこ
とができる受信レベルを第1の電界レベル、正常な受信
動作を行なうことができない受信レベルを第2の電界レ
ベル(圏外レベル)とするとき、設定手段66を用いて、
第1の電界レベルから第2の電界レベルに変化するとき
の第1の閾値と、第2の電界レベルから第1の電界レベ
ルに変化するときの第2の閾値とを設定する。
【0057】制御手段11は、携帯端末装置の使用時に、
測定手段67で測定された受信電界レベルを、設定手段66
で設定された第1の閾値と比較し、受信電界レベルが第
1の閾値を超えているときには制御信号111により駆動
手段21が制御され発光ダイオード311に電圧が印加され
る。このときには、第1の実施形態で説明したように、
発光ダイオード311が照射光51を発光する。また、この
状態から、受信電界レベルが第1の閾値より小さくなっ
た場合には、第1の実施形態で説明したように、タイマ
ー手段12による任意の時間間隔で制御信号111を徐々に
変化させて駆動手段21により発光ダイオード311に印加
される電圧もしくは電流を制御し、発光ダイオード311
による照射光51の光量を変化させる。このとき、一段階
で変化させる照射光の光量変化を小刻みにし、これを連
続的に徐々に光量を変化させることで、滑らかにバック
ライト光量の変化させる。
【0058】また、受信電界レベルが第2の電界レベル
にあるときには、制御手段11は、受信電界レベルを、設
定手段66で設定された第2の閾値と比較し、受信電界レ
ベルが第2の閾値を超えた場合に、制御信号111により
駆動手段21が制御され発光ダイオード311に電圧が印加
され、照射光51を発光する。
【0059】従って、ユーザは、バックライトが点灯状
態にある場合には、正常な受信動作ができる受信電界レ
ベルにあり、バックライトの光量が滑らかに変化する場
合には、正常な受信動作ができない受信電界レベルにあ
ることを知ることができる。
【0060】このように、この実施形態の携帯端末装置
を利用するユーザは、表示手段40に表示される文字や図
形を読まなくとも、表示手段40のバックライトの照射光
の光量変化を見るだけで、瞬時に受信電界レベルの変化
を認識することができる。この機能は、特に、暗闇の中
で大きな効果を発揮することができる。
【0061】なお、第3乃至第5の実施形態では、第1
の実施形態にそくして説明したが、第2の実施形態のよ
うに、第1の発光手段31と第2の発光手段32の各々につ
いて輝度を制御して得られる滑らかなバックライトの色
変化により、携帯端末装置の動作状態を認識できるよう
にしてもよい。
【0062】また、発光手段の数を3以上に設定するこ
とも可能である。
【0063】このように、ユーザはバックライトの輝度
変化や色変化を見るだけで、携帯端末装置の各種の状態
を認識することができる。
【0064】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の表示装置及び該表示装置を備える携帯端末装置では、
表示手段のバックライトの輝度変化パターン及び色変化
パターンにより、携帯端末装置の動作状態を瞬時にユー
ザに伝達することができる。従って、ユーザは表示手段
に表示される文字や図形を読むための操作を簡略化する
ことができ、子供やお年寄りにとっても操作が容易にな
る。
【0065】また、暗闇の中でも、ユーザは正確に情報
を理解することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る表示装置の構成
を示すブロック図、
【図2】本発明の第2の実施形態に係る表示装置の構成
を示すブロック図、
【図3】本発明の第3の実施形態に係る携帯端末装置の
構成を示すブロック図、
【図4】本発明の第4の実施形態に係る携帯端末装置の
構成を示すブロック図、
【図5】本発明の第5の実施形態に係る携帯端末装置の
構成を示すブロック図、
【図6】従来の表示装置の構成を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
10、11 制御手段 12 タイマー手段 20、21、22 駆動手段 30、31、32 発光手段 40 表示手段 50、51、52 照射光 60 受信手段 61 判読手段 62 記憶手段 63 比較手段 64 電池 65 検出手段 66 設定手段 67 測定手段
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 7/38 H04M 1/00 W 5K036 H04M 1/00 1/02 A 5K067 1/02 1/274 1/274 1/57 1/57 1/725 1/725 H04B 7/26 109T 109L Fターム(参考) 5C006 AA21 EA01 FA56 5C080 AA10 CC03 DD01 EE28 EE30 JJ02 KK47 5G435 AA00 BB12 BB15 CC12 DD01 EE25 EE30 GG23 LL07 5K023 AA07 HH07 5K027 AA11 FF01 FF21 GG03 GG08 HH23 HH30 MM16 5K036 AA07 DD33 DD48 EE01 JJ01 JJ12 KK09 KK14 5K067 AA34 BB04 EE02 FF02 FF07 FF13 FF16 FF23 FF31 HH22

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バックライト方式の表示手段を具備し、
    前記表示手段のバックライト照射光の光量を伝達する情
    報に応じて可変できる表示装置であって、バックライト
    照射の光量を連続的に徐々に変化させることで、視覚的
    に滑らかにバックライトの輝度を変更可能とした表示装
    置。
  2. 【請求項2】 バックライト方式の表示手段を具備し、
    前記表示手段のバックライト照射光の色を伝達する情報
    に応じて可変できる表示装置であって、バックライト照
    射の光量を連続的に徐々に変化させることで、視覚的に
    滑らかにバックライトの輝度を変更可能とした表示装
    置。
  3. 【請求項3】 文字や図形を表示する表示手段と、前記
    表示手段のバックライトとなる照射光を出力する発光手
    段と、前記発光手段を駆動する駆動手段と、前記駆動手
    段を制御する制御手段と、前記駆動手段の駆動時間を管
    理するためのタイマー手段を具備する表示装置であっ
    て、 前記発光手段が、少なくとも1つ以上の波長の照射光を
    出力することが可能であり、前記制御手段がユーザに伝
    達する情報に応じて前記駆動手段を制御し、前記タイマ
    ー手段により指定される任意の時間間隔で前記発光手段
    から出力される照射光の光量を視覚的に滑らかに変化さ
    せることを特徴とする表示装置。
  4. 【請求項4】 前記発光手段が、異なる波長の光を発光
    する少なくとも2つ以上の発光素子を具備し、前記制御
    手段が、前記タイマー手段により指定される任意の時間
    間隔で、前記駆動手段を制御して、前記発光素子の異な
    る波長の複数を同時に発光させて、かつ各々の発光素子
    の光量を個別に滑らかに変化させて、前記発光手段から
    出力される照射光の色を滑らかに変化させることを特徴
    とする請求項3に記載の表示装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載
    の表示装置を備えたことを特徴とする携帯端末装置。
  6. 【請求項6】 携帯端末装置の駆動用電池の電圧レベル
    を検出する検出手段と、前記電池の電圧レベルに関する
    閾値を設定する設定手段とを具備し、前記制御手段が、
    前記検出手段で検出された電圧レベルが前記閾値に達し
    たとき、前記タイマー手段により指定される任意の時間
    間隔で前記駆動手段を制御して、前記発光手段から出力
    される照射光の光量を滑らかに切り替えることを特徴と
    する請求項5に記載の携帯端末装置。
  7. 【請求項7】 受信信号から相手の電話番号を判読する
    判読手段と、少なくとも1つ以上の電話番号を記憶する
    記憶手段と、前記判読手段で判読された相手の電話番号
    と前記記憶手段に記憶された電話番号とを比較する比較
    手段とを具備し、前記制御手段が、前記比較手段の比較
    結果に基づいて、前記タイマー手段により指定される任
    意の時間間隔で前記駆動手段を制御し、前記発光手段か
    ら出力される照射光の光量を滑らかに切り替えることを
    特徴とする請求項5に記載の携帯端末装置。
  8. 【請求項8】 受信信号の電界レベルを測定する測定手
    段と、前記電界レベルに関する閾値を設定する設定手段
    とを具備し、前記制御手段が、前記測定手段で測定され
    た電界レベルが前記閾値に達したとき、前記タイマー手
    段により指定される任意の時間間隔で前記駆動手段を制
    御して、前記発光手段から出力される照射光の光量を滑
    らかに切り替えることを特徴とする請求項5に記載の携
    帯端末装置。
JP2000196660A 2000-06-29 2000-06-29 表示装置及び該表示装置を備える携帯端末装置 Pending JP2002014655A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000196660A JP2002014655A (ja) 2000-06-29 2000-06-29 表示装置及び該表示装置を備える携帯端末装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000196660A JP2002014655A (ja) 2000-06-29 2000-06-29 表示装置及び該表示装置を備える携帯端末装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002014655A true JP2002014655A (ja) 2002-01-18

Family

ID=18695112

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000196660A Pending JP2002014655A (ja) 2000-06-29 2000-06-29 表示装置及び該表示装置を備える携帯端末装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002014655A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016149627A (ja) * 2015-02-12 2016-08-18 サンデンホールディングス株式会社 無線通信装置

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01279637A (ja) * 1988-05-02 1989-11-09 Nec Corp 電界強度指示付受信機
JPH0369282U (ja) * 1989-11-13 1991-07-09
JPH07146730A (ja) * 1993-11-22 1995-06-06 Ono:Kk 停止予告機能付ディスプレイ装置
JPH09312684A (ja) * 1996-05-20 1997-12-02 Sony Corp 電話端末
JPH10164664A (ja) * 1996-11-28 1998-06-19 Kyocera Corp 移動体通信機
JPH11205857A (ja) * 1998-01-12 1999-07-30 Nec Saitama Ltd 折畳携帯電話装置
JPH11205432A (ja) * 1998-01-08 1999-07-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 携帯端末装置
JPH11275182A (ja) * 1998-03-25 1999-10-08 Nec Saitama Ltd 携帯電話装置
JP2000036985A (ja) * 1998-07-21 2000-02-02 Toshiba Corp 無線携帯端末装置

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01279637A (ja) * 1988-05-02 1989-11-09 Nec Corp 電界強度指示付受信機
JPH0369282U (ja) * 1989-11-13 1991-07-09
JPH07146730A (ja) * 1993-11-22 1995-06-06 Ono:Kk 停止予告機能付ディスプレイ装置
JPH09312684A (ja) * 1996-05-20 1997-12-02 Sony Corp 電話端末
JPH10164664A (ja) * 1996-11-28 1998-06-19 Kyocera Corp 移動体通信機
JPH11205432A (ja) * 1998-01-08 1999-07-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 携帯端末装置
JPH11205857A (ja) * 1998-01-12 1999-07-30 Nec Saitama Ltd 折畳携帯電話装置
JPH11275182A (ja) * 1998-03-25 1999-10-08 Nec Saitama Ltd 携帯電話装置
JP2000036985A (ja) * 1998-07-21 2000-02-02 Toshiba Corp 無線携帯端末装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016149627A (ja) * 2015-02-12 2016-08-18 サンデンホールディングス株式会社 無線通信装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH11205422A (ja) 携帯端末装置
JP4739914B2 (ja) 通信装置、通信システム及び通信方法
US8134306B2 (en) Visual notification methods for candy-bar type cellphones
US10692436B2 (en) Display panel and display device
US8907819B2 (en) Portable electronic device and state notification method thereof
EP2312809A1 (en) Portable telephone having key backlight and information sending method using key backlight
EP1569194A1 (en) Portable electronic device controlled according to ambient illumination
EP2800358A1 (en) Display device, display control method, and program
CN108155942A (zh) 一种通信方法及相关设备
EP2336848B1 (en) Terminal apparatus, backlight emission method and computer readable medium for terminal apparatus
WO2006130246A2 (en) Combination full color and monochrome reflective display
JP2002014655A (ja) 表示装置及び該表示装置を備える携帯端末装置
US20060150121A1 (en) Mobile communication terminal and method for improving user convenience using a light unit
JP2004104245A (ja) 携帯端末装置
KR100681195B1 (ko) 색변환 방식의 메뉴설정 기능을 갖는 이동통신 단말기 및그 방법
KR100632629B1 (ko) 이동통신 단말기의 lcd 백라이트 색상 조절장치
JP2005142916A (ja) カメラ付き携帯端末装置、その照明制御方法及び照明制御用プログラム
JPH06204910A (ja) 無線通信機
JP2004015263A (ja) 携帯通信装置
JP2002064598A (ja) 折畳式携帯電話機
JP2001285473A (ja) 携帯無線機の照明色制御システム及び方法
JP2004128831A (ja) リモートコントローラ
JP2000295328A (ja) 折畳み式携帯電話機及びその電池レベル表示方法
KR100442948B1 (ko) 화상 단말기의 액정표시화면 백라이팅 장치 및 백라이팅방법
KR20020076444A (ko) 무선통신 단말기의 배터리 잔량 표시방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070531

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100629

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100825

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100914

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101102

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20101124