JP2002064598A - 折畳式携帯電話機 - Google Patents

折畳式携帯電話機

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JP2002064598A
JP2002064598A JP2000249552A JP2000249552A JP2002064598A JP 2002064598 A JP2002064598 A JP 2002064598A JP 2000249552 A JP2000249552 A JP 2000249552A JP 2000249552 A JP2000249552 A JP 2000249552A JP 2002064598 A JP2002064598 A JP 2002064598A
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mobile phone
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Eriko Aoki
映理子 青木
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NEC Saitama Ltd
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NEC Saitama Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】折畳状態のままで且つ低照明下でも電界強度が
確認可能な折畳式携帯電話機を提供する。 【解決手段】表示部19およびスピーカ15を含む第1
部分31および操作部18およびマイク16を含む第2
部分32が、ヒンジ部33を介して電気的且つ機械的に
連結されている。第1部分31の表示部19の裏側であ
り、折畳状態で外側位置に多色発光LED21により構
成された電界強度表示部を設ける。また、操作部18
は、サイドキー34を有し、このサイドキー34の操作
に基づき、多色発光LED21の発光色により電界強度
を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は携帯電話機、特に携
帯性を改善するために不使用(非通話)時に折畳み可能
な折畳式携帯電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話は、その利便性のために急速に
普及している。また、携帯電話機の携帯性を一層改善す
るために携帯電話機には、ヒンジ部にて電気的且つ機械
的に結合された第1部分および第2部分に分割された、
所謂折畳式携帯電話機がある。即ち、第1部分にはスピ
ーカ等の受話部を含み、第2部分にはマイク等の送話部
を含んでいる。また、典型的には、第1部分に、受話
部、アンテナおよび液晶ディスプレイ(LCD)等が配
置されている。第2部分には、送話部および操作キー等
が設けられている。尚、操作キーが受話部側に配置され
ている折畳式携帯電話機も提案されている。斯かる従来
の折畳式携帯電話機の例は、特開平11−103273
号公報の「携帯電話機」および特開平11−20585
7号公報の「折畳携帯電話装置」等に開示されている。
【0003】従来の折畳式携帯電話機では、使用者が発
着信を行うことが可能か否か、又はその使用場所で安定
した通話が行えるか否かを判断するために、折畳式携帯
電話機を開く。そして、LCD表示の一部で電界強度を
確認可能にしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の如き従
来の折畳式携帯電話機には、次の如き解決するべき課題
があった。第1に、従来の技術による電界強度確認時に
は、折畳式携帯電話機を折畳状態から開く必要があるの
で、操作が煩わしく時間を要する。第2に、バッテリ容
量が有限である携帯電話機では、一定時間内にキー操作
が行われない場合には、省電力のためにLCD表示を消
し、再度キー操作を行わない限りLCDの照明が点灯し
ない省電力機能を備えている。このために、電界強度を
LCD表示にて確認する際に、使用者のいる場所の照度
が不十分の場合には、一定時間経過後にLCDの照明が
消えてしまうので、電界強度を確認する度に、何れかの
キー操作を行わなければならない。
【0005】
【発明の目的】従って、本発明の目的は、折畳式携帯電
話機を折畳状態でも電界強度が確認でき、使用者の操作
の手間を短縮可能にする折畳式携帯電話機を提供するこ
とである。
【0006】また、本発明の他の目的は、携帯電話機の
メモリ内に、予め電界レベル範囲による所定の色割り付
けを行い、読み出した電界レベルに合わせて、使用者に
対して表示可能にする折畳式携帯電話機を提供すること
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め、本発明による折畳式携帯電話機は、次のような特徴
的な構成を採用している。
【0008】(1)受話部を含む第1部分および送話部
を含む第2部分がヒンジ部で折畳可能に連結された折畳
式携帯電話機において、前記第1部分又は前記第2部分
の側面にサイドキーを設けると共に折畳状態時の外面に
電界強度表示部を設け、折畳状態のままで前記サイドキ
ーを操作することにより、前記電界強度表示部に受信電
界強度を表示させる折畳式携帯電話機。
【0009】(2)前記電界強度表示部は、異なる発光
色のLEDを含む多色発光LEDにより構成される上記
(1)の折畳式携帯電話機。
【0010】(3)前記電界強度表示部の表示は、前記
サイドキーを操作後、予め決められた一定時間表示して
自動的に消す上記(1)又は(2)の折畳式携帯電話
機。
【0011】(4)前記電界強度表示部は、前記サイド
キーを一度操作すると電界強度を常時表示し、前記サイ
ドキーを再度操作することにより前記電界強度表示部の
表示を消す上記(1)、(2)又は(3)の折畳式携帯
電話機。
【0012】(5)前記電界強度表示部の表示色に対応
する色割り付けを行うメモリと、該メモリの記憶内容お
よび受信電界強度に応じて、前記電界強度表示部の発光
色を制御する制御回路とを備える上記(1)乃至(4)
の何れかの折畳式携帯電話装置。
【0013】(6)前記第1部分には液晶ディスプレイ
等を有する表示部が設けられ、前記第2部分には操作部
等が設けられ、前記電界強度表示部は、前記表示部の裏
側に設けられる上記(1)乃至(5)の何れかの折畳式
携帯電話装置。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明による折畳式携帯電
話機の好適実施形態の構成および動作を、添付図を参照
して詳細に説明する。
【0015】先ず、図1は、本発明による折畳式携帯電
話機の好適実施形態の構成を示すブロック図である。こ
の折畳式携帯電話機10は、アンテナ11、無線部1
2、メモリ13、音声信号処理部14、スピーカ15、
マイク16、制御部17、操作部18、表示部19、L
ED(発光ダイオード)制御回路20および多色発光L
ED(電界強度表示部)21とを備えて構成されてい
る。ここで、LED制御回路20は、電界強度表示部で
ある多色発光LED21の制御回路である。
【0016】ここで、無線部12、メモリ13、音声信
号処理部14、操作部18、表示部19およびLED制
御回路20は、制御部17に接続されている。アンテナ
11は、無線部12に接続されている。スピーカ15お
よびマイク16は、音声信号処理部14に接続されてい
る。また、電界強度表示部である多色発光LED21
は、LED制御回路20に接続されている。
【0017】次に、図1に示す折畳式携帯電話機10の
各構成要素11〜21の機能を簡単に説明する。アンテ
ナ11は、通信情報(以下、単に「音声信号」という)
の無線による送信および受信(送受信)を行う。無線部
12は、アンテナ11を通じて無線信号の送受信処理を
行う。メモリ13は、折畳式携帯電話機10による受信
電界レベル等の色の割り付け等を記憶する。音声信号処
理部14は、スピーカ15およびマイク16に接続され
ており、アンテナ11、無線部12および制御部17を
介して受信した音声信号をD/A(デジタル/アナロ
グ)変換して、スピーカ15から音声出力する。また、
音声信号処理部14は、マイク16から入力された音声
をA/D(アナログ/デジタル)変換し、制御部17、
無線部12およびアンテナ11を介して相手先に送信す
る。
【0018】操作部18は、電話番号等の入力や各機能
の選択等を行うための複数のキーから構成される。LE
D制御回路20は、電界強度又は電界レベル範囲を表示
する多色発光LED21に接続しており、制御部17の
制御により多色発光LED21の点灯/消灯を制御す
る。制御部17は、無線部12、メモリ13、音声信号
処理部14、操作部18、表示部19およびLED制御
回路部20を制御する。
【0019】次に、図2〜図4を参照して、本発明によ
る折畳式携帯電話機10の好適実施形態の外観等を説明
する。図2は、この折畳式携帯電話機10の通話(開
放)状態を示す正面図である。図3は、折畳式携帯電話
機10を殆ど閉じた状態の斜視図である。また、図4
は、折畳式携帯電話機10の表示部のLED表示の表示
例である。
【0020】図2や図3から明らかな如く、本発明によ
る折畳式携帯電話機10の好適実施形態は、表示部19
を含む第1部分31、操作部18を含む第2部分32お
よびこれら両者間を電気的且つ回転可能に連結するヒン
ジ部33より構成される。このヒンジ部33の電気的接
続は、フレキシブル基板又はフレキシブルケーブルによ
り行うのが一般機である。
【0021】第1部分31には、図1に示す表示部19
に対応する例えば略矩形状の液晶ディスプレイ(LC
D)、図1に示すスピーカ15に対応するスピーカ(図
示せず)および図1に示すアンテナ11が引き出し可能
に取付けられている。一方、第2部分32には、図1に
示す操作部18に対応する操作キー等およびマイク(図
示せず)が設けられている。
【0022】更に、図3に示す如く、第1部分31の裏
面(折畳式携帯電話機10を閉じた状態では外面)に
は、図1に示す多色発光LED21が設けられている。
また、第2部分32の側面には、操作部(サイドキー)
34が設けられている。
【0023】また、図4に示す如く、第1部分31の表
示部19には、通常状態では、日付および曜日等の表示
領域19aおよびアンテナバー表示領域19bを有す
る。また、通話状態では、日時および曜日表示領域19
aには、通話相手の電話番号等を表示しても良い。アン
テナバー表示領域19bには、その場所(即ち、折畳式
携帯電話機10が置かれた場所)における電界強度が、
従来技術によりアンテナバーの個数により表示される。
【0024】次に、図5は、図1に示す制御部17の詳
細構成を示すブロック図であり、関連する構成要素11
〜13および18〜21も併せて示す。図5において、
制御部17は、A/D変換部17aおよびCPU(中央
演算処理装置)17bにより構成されている。A/D変
換部17aは、無線部12を介してアンテナ11に接続
されると共に、CPU17bにも接続される。また、C
PU17bは、メモリ13、操作部18、表示部19お
よびLED制御回路20に接続されている。
【0025】制御部17のCPU17bは、操作部18
の一部をなすサイドキー34のキー操作によって、LE
D制御回路20に対してLED制御信号を出力する。こ
のLED制御信号を受けたLED制御回路20は、その
信号に基づき多色発光LED21の発光を制御する。ま
た、CPU17bは、必要に応じてメモリ13に記憶し
ている、電界レベルに割り付けられた色のデータを読み
出す。制御部17のA/D変換部17aは、無線部12
から受信した電界強度信号をA/D変換する。CPU1
7bから電界レベル測定の要求があった場合には、CP
U17bは、A/D変換部17aよりA/D変換した電
界レベルの値を読み出す。
【0026】図1〜図4に示す表示部19は、CPU1
7bの制御に応じて、所定の表示を行うものであり、図
2に示す第1部分31の表示部19の如く折畳式携帯電
話機10の内側に配置されているLCDである。使用者
は、LCDの表示の確認する際には、折畳式携帯電話機
10を開く必要がある。そして、CPU17bによって
読み出された電界レベルを予め定められた所定の方法で
表示部19のアンテナバー表示領域19bに表示する。
【0027】次に、本発明による折畳式携帯電話機10
の好適実施形態の動作を説明する。この折畳式携帯電話
機10における電界強度の確認について、図2や図3を
参照して一般的な例を説明する。一般に、携帯電話機で
は、図2や図3に示す第1部分31の表示部19に「電
界強度」を表示する。例えば、電界強度を4段階に分け
たとすると、電界強度の表示は、4段階を意味する数
字、記号又は絵等で表示される。例えば、図4のアンテ
ナバー表示領域19bに示す如く、電界強度を異なる長
さのアンテナバー又はアンテナマークとして説明する。
一番強い電界の表示をアンテナバー4本で表す。電界が
弱くなるにつれて、4本→3本→2本→2本とアンテナ
バーの数が少なくなっていく。図4に示す例では、アン
テナバー3本の表示である。電界強度によって、その都
度アンテナマークの数が変化していくので、使用者は、
このアンテナバー表示領域19bのアンテナバー表示を
確認することにより、電界の状態(又は電界強度)を知
ることができる。
【0028】次に、電界強度又は電界レベルの測定を、
図5を参照して説明する。通常、電界強度は、一定のタ
イミングにより常時測定している。CPU17bは、予
め決められたタイミングにより、A/D変換部17aに
電界強度を読み出す(ここで、電界強度の値を「電界レ
ベル」という)。
【0029】A/D変換部17aでは、アンテナ11か
らの電界信号を、無線部12を通してA/D変換する。
CPU17bは、このA/D変換機17aによりA/D
変換された値を読み出すことにより、電界レベルを測定
することができる。電界レベルを測定したCPU17b
は、測定値に基づき表示部19のLCD表示器に所定の
アンテナバーを表示する。上述の如く、アンテナバー等
の絵文字等によって電界強度を確認する方法では、図2
に示す第1部分31で電界強度を確認するため、一般の
折畳式携帯電話機の場合には、折り畳んである折畳式携
帯電話機を一度開いてから確認しなければならない。
【0030】しかし、本発明による折畳式携帯電話機1
0の好適実施形態では、上述した課題を解決するため
に、折畳式携帯電話機10を折畳状態で電界強度の確認
を可能にする。以下、図6および図7を参照して本発明
による折畳式携帯電話機10における電界強度の確認動
作を説明する。
【0031】図6は、本発明におよる折畳式携帯電話機
10における電界レベル確認のステップ図である。この
折畳式携帯電話機10の折畳時に、操作部18のサイド
キー34押下の有無を検出する(ステップS41)。こ
のキー押下を検出した場合(S41:YES)には、図
3に示すCPU17bは、A/D変換部17aからA/
D変換された電界レベルを読み出す(S42)。
【0032】次に、この読み出した電界レベルから色を
決定する。この実施形態では、電界レベルを表す色を、
例えば「赤」、「黄色」、「黄緑」および「青」の4色
とする。また、電界強度によって、例えば赤<黄色<黄
緑<青の如く変化するものとする。電界レベルにおける
色割り当てのテーブルは、図1又は図5のメモリ13に
予め格納しておく。各表示色には、電界レベル範囲が割
り当てられているものとする。よって、CPU17b
は、ステップS42で読み出した電界レベルを、メモリ
13の中の電界レベル変換テーブルから色を決定する
(ステップS43)。色を決定したCPU17bは、次
にLED制御回路20に対して、決定した色を指定す
る。要求を受けたLED制御回路20は、多色発光LE
D21の点灯を行う。
【0033】ここで、多色発光LED21は、例えば特
開平10−065505号公報に開示された技術の如
く、折畳式携帯電話機10の使用者が好みにより、LE
Dの発光色を変更できるものであるとする。この特許公
開公報に開示された技術では、制御手段に内蔵されたパ
ルス幅を変更する複数のパルス幅変更レジスタ、複数の
パルス幅変調回路から出力されたパルスが入力される複
数のLED駆動用トランジスタおよび複数のLED駆動
用トランジスタの出力で駆動されて発光する複数の発光
ダイオードを備える。そして、使用者の好みに応じて自
由な発光色を選択することができる携帯電話端末を提供
している。本発明では、斯かる多色発光LED21を図
3に示す如く、折畳式携帯電話機10の第1部分31の
外側に設け、折畳式携帯電話機10を折畳状態のままで
も色の変化を確認できるようにする。
【0034】即ち、本発明では、上述の如き多色発光L
ED21を電界強度の確認に使用することを重要な特徴
とする。しかも、折畳式携帯電話機10を閉じた状態で
も確認可能にしている。CPU17bからの色発光要求
により多色発光LED21は、LED制御回路20を通
して、色の点灯を行う(S44)。色の点灯は予め決め
られた一定時間だけ点灯し、この時間経過後に消灯する
(S45)。よって、使用者は、電界強度を知りたいと
きに、サイドキー34を押下して電界強度を知ることが
できる。
【0035】尚、本発明の折畳式携帯電話機10は、上
述した好適実施形態以外に、種々の変形変更が可能であ
る。例えば、図7に本発明の折畳式携帯電話機の第2実
施形態の電界レベル確認用ステップ図を示す。上述した
好適又は第1実施形態では、電界強度による多色発光L
ED21の点灯を、サイドキー34を押下した時のみ行
い、一定時間経過した後は多色発光LED21を消灯し
ていた。しかし、第2実施形態では、サイドキー34を
押下すことにより、多色発光LED21を常時点灯し、
電界強度の変化により多色発光LED21の色をその都
度、即ち実質的にリアルタイム状に変化させる。
【0036】図5に示すCPU17bは、サイドキー3
4の押下の有無を検出する(図7のステップS51)。
サイドキー34の押下を検出した場合(ステップS5
2:YES)には、「電界レベルLED点灯開始」モー
ドとなる(ステップS52)。CPU17bは、「電界
レベルLED点灯開始」モードになると、通常行われて
いる電界レベル測定(一定のタイミングで常時測定)で
得られた値を色に変換する(ステップS53)。色への
変換は、図5に示すメモリ13に格納されている「電界
→色変換テーブル」により行う。次に、多色発光LED
21のうち指定された色のLEDを点灯する(ステップ
S54)。上述したステップS53およびS54は、再
度サイドキー34の押下があるまで繰り返される。よっ
て、サイドキー34の押下があるまでは図5におけるC
PU17bによる電界の読み出し毎に、多色発光LED
21の特定色のLEDが点灯されることになる。次に、
サイドキー34の再押下がある場合(ステップS55)
には、CPU17bは、「電界レベルLED点灯処理終
了」モードとなる(ステップS56)。そして、多色発
光LED21を消灯する(ステップS57)。
【0037】次に、本発明による第3実施形態を説明す
る。通話中では、折畳式携帯電話は開いたままの状態で
あるので、折畳式携帯電話機10の背面又は外面に設け
られている多色発光LED21のエンブレムは使用せ
ず、LCDのバックライトを使用するものとする。使用
者が通話中に安定した通話を行うため、電界レベルが良
い場所であるか否かを確認する必要があった場合に、従
来技術ではLCD表示の一部に示されるアンテナバーの
確認となってしまい、省電力のためバックライトが消え
た際の確認は非常に困難であった。そこで、通話中に電
界の強さを知りたい時、予め決められたキーを押下する
ことによって、LCDのバックライトが点灯すれば使用
者も簡単に確認することができる。
【0038】次に、本発明の第4実施形態では、着信L
EDにより電界強度を表示する。着信LEDとは、一般
的に携帯電話機の上方に設けられており、着信等があっ
た時に決まったタイミングでLEDが点灯する。折畳式
携帯電話機の場合には、折畳状態でも着信等があった旨
を認識できるよう折畳式携帯電話機の外側に装着されて
いる。ここでは、着信LEDが多色に点灯するものと
し、上述した好適実施形態の如く、予め電界強度によっ
て色を割り当てておくことにより、使用者は折畳状態で
着信LEDによって電界強度を知ることができる。尚、
第4実施形態では、多色発光用LEDは折畳状態での点
灯の確認であったが、折畳式携帯電話機を開放状態又は
折畳式携帯電話機以外の一体型の携帯電話機であっても
LED等で電界の強さを確認できるものとする。
【0039】以上、本発明による折畳式携帯電話機の好
適実施形態の構成および動作を詳述した。しかし、斯か
る実施形態は、本発明の単なる例示に過ぎず、何ら本発
明を限定するものではないことに留意されたい。本発明
の要旨を逸脱することなく、特定用途に応じて種々の変
形変更が可能であること、当業者には容易に理解できよ
う。例えば、電界強度表示用の多色発光LED21は、
折畳式携帯電話機の折畳状態で外側から視認できる任意
の位置であるを可とする。また、サイドキー34につい
ても同様である。
【0040】
【発明の効果】以上の説明から理解される如く、本発明
の折畳式携帯電話機によると、次の如き実用上の顕著な
効果が得られる。即ち、本発明の折畳式携帯電話機は、
折畳状態の外側に電界強度表示部を有するので、携帯電
話機を折畳状態のままで(即ち、折畳式携帯電話機を開
くことなく)電界強度を表示することが可能である。ま
た、多色LEDを使用して発光表示することにより、暗
い場所でも容易に電界強度が確認可能である。更に、電
界強度表示部の表示モードを、一定時間モードにし、一
定時間表示後、自動的に消して内蔵電池の消耗を阻止す
るか又は連続表示モードでサイドキーの操作に基づき連
続してリアルタイムで電界強度を表示することも可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による折畳式携帯電話機の好適実施形態
の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明による折畳式携帯電話機の好適実施形態
の外観を示し、開放状態を示す図である。
【図3】本発明による折畳式携帯電話機の好適実施形態
の外観を示し、実質的に閉じた状態を示す図である。
【図4】本発明による折畳式携帯電話機の好適実施形態
の外観を示し、表示部の液晶ディスプレイの表示例であ
る。
【図5】図1に示す折畳式携帯電話機の制御部の詳細構
成図である。
【図6】本発明におよる折畳式携帯電話機の第1動作モ
ードを示すステップ図である。
【図7】本発明による折畳式携帯電話機の第2動作モー
ドを示すステップ図である。
【符号の説明】
10 折畳式携帯電話機 11 アンテナ 12 無線部 13 メモリ 18 操作部 19 表示部 20 LED制御回路(制御回路) 21 多色発光LED(電界強度表示部) 31 第1部分 32 第2部分 33 ヒンジ部 34 サイドキー(操作部)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年9月14日(2000.9.1
4)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】ここで、多色発光LED21は、例えば特
開平11−266295号公報に開示された技術の如
く、折畳式携帯電話機10の使用者が好みにより、LE
Dの発光色を変更できるものであるとする。この特許公
開公報に開示された技術では、制御手段に内蔵されたパ
ルス幅を変更する複数のパルス幅変更レジスタ、複数の
パルス幅変調回路から出力されたパルスが入力される複
数のLED駆動用トランジスタおよび複数のLED駆動
用トランジスタの出力で駆動されて発光する複数の発光
ダイオードを備える。そして、使用者の好みに応じて自
由な発光色を選択することができる携帯電話端末を提供
している。本発明では、斯かる多色発光LED21を図
3に示す如く、折畳式携帯電話機10の第1部分31の
外側に設け、折畳式携帯電話機10を折畳状態のままで
も色の変化を確認できるようにする。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K023 AA07 BB02 BB11 DD06 DD08 EE02 GG04 HH01 HH07 HH08 LL06 5K027 AA11 BB01 CC08 EE11 FF02 FF22 GG08 MM04 MM16 5K067 EE02 FF02 FF16 FF24 FF33 HH23 KK15 KK17

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】受話部を含む第1部分および送話部を含む
    第2部分がヒンジ部で折畳可能に連結された折畳式携帯
    電話機において、 前記第1部分又は前記第2部分の側面にサイドキーを設
    けると共に折畳状態時の外面に電界強度表示部を設け、
    折畳状態のままで前記サイドキーを操作することによ
    り、前記電界強度表示部に受信電界強度を表示させるこ
    とを特徴とする折畳式携帯電話機。
  2. 【請求項2】前記電界強度表示部は、異なる発光色のL
    EDを含む多色発光LEDにより構成されることを特徴
    とする請求項1に記載の折畳式携帯電話機。
  3. 【請求項3】前記電界強度表示部の表示は、前記サイド
    キーを操作後、予め決められた一定時間表示して自動的
    に消すことを特徴とする請求項1又は2に記載の折畳式
    携帯電話機。
  4. 【請求項4】前記電界強度表示部は、前記サイドキーを
    一度操作すると電界強度を常時表示し、前記サイドキー
    を再度操作することにより前記電界強度表示部の表示を
    消すことを特徴とする請求項1、2又は3に記載の折畳
    式携帯電話機。
  5. 【請求項5】前記電界強度表示部の表示色に対応する色
    割り付けを行うメモリと、該メモリの記憶内容および受
    信電界強度に応じて、前記電界強度表示部の発光色を制
    御する制御回路とを備えることを特徴とする請求項1乃
    至4の何れかに記載の折畳式携帯電話装置。
  6. 【請求項6】前記第1部分には液晶ディスプレイ等を有
    する表示部が設けられ、前記第2部分には操作部等が設
    けられ、前記電界強度表示部は、前記表示部の裏側に設
    けられることを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記
    載の折畳式携帯電話装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005035737A (ja) * 2003-07-15 2005-02-10 Hitachi Building Systems Co Ltd エレベータの遠隔監視装置
US7536193B2 (en) 2003-04-03 2009-05-19 Lg Electronics Inc. Apparatus and method for controlling access to network in wireless communication system
JP2018078477A (ja) * 2016-11-10 2018-05-17 Necプラットフォームズ株式会社 無線通信装置

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