JP2004153756A - 携帯機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】LCDの発光素子及び操作キー用発光素子における省電力モードの設定が可能な携帯機器であって、省電力モードの実行を容易にした携帯機器を提供する。
【解決手段】メインLCD4のバックライト4b、背面LCD8のバックライト8b及び操作キー用LED15bにおける電池節約モードについての設定内容を記憶する省電力モード設定記憶手段と、省電力モード設定記憶手段に記憶された設定内容に基づいて、1回のキー操作によりバックライト4b,8b及び操作キー用LED15bを通常モードから電池節約モードにともに移行させる省電力モード実行手段により構成される。
【選択図】 図3
【解決手段】メインLCD4のバックライト4b、背面LCD8のバックライト8b及び操作キー用LED15bにおける電池節約モードについての設定内容を記憶する省電力モード設定記憶手段と、省電力モード設定記憶手段に記憶された設定内容に基づいて、1回のキー操作によりバックライト4b,8b及び操作キー用LED15bを通常モードから電池節約モードにともに移行させる省電力モード実行手段により構成される。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯電話機、PHSまたは携帯情報端末等の携帯機器に係り、より詳しくは、LCDの発光素子及び操作キー用発光素子における省電力モードの設定が可能な携帯機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、携帯電話機、PHSまたは携帯情報端末等の携帯機器において、カラーLCD(液晶表示装置)搭載の機種またはデジタルカメラ搭載の機種が登場するなど機器の高機能化が進むのに伴い、機器における消費電力はますます増える傾向にある。このため、機器に内蔵する電池の消耗が激しくなり、機器の動作可能な時間は短くなる傾向にある。そこで、内蔵する電池の消耗を抑えるために、機器に備わるLCDの発光素子及び操作キー用の発光素子における消費電力を低減させる省電力モードの設定が可能な携帯機器が普及しつつある。
【0003】
従来の携帯機器としては、例えば、特許文献1に記載の携帯端末装置がある。この携帯端末装置は、機器に実装された複数の機能より任意の機能を選択するキー操作手段と、キー操作手段により選択された機能を書換え可能に格納する格納手段と、格納手段に格納された1の機能を読み出す1または複数の割当てキーを備え、それぞれの割当てキーの押下により直接対応する一の機能を実現可能に構成される。
【0004】
【特許文献1】
特開平9−18945号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したような従来の携帯機器では、LCDの発光素子及び操作キー用の発光素子における消費電力を低減させるのに、それぞれの省電力モードの設定を個別に実行しなければならなかった。このため、電池を節約する機能があるにもかかわらず、LCDの発光素子及び操作キー用の発光素子を通常モードから省電力モードにすべて移行させるのが面倒なため、それらの省電力機能が使用されず、電池の消耗が抑えられていないといった問題があった。
【0006】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、LCDの発光素子及び操作キー用発光素子における省電力モードの実行を容易にした携帯機器を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明による携帯機器は、LCDの発光素子及び操作キー用発光素子における省電力モードについての設定内容を記憶する省電力モード設定記憶手段と、省電力モード設定記憶手段に記憶された設定内容に基づいて、1回のキー操作によりLCDの発光素子及び操作キー用発光素子を通常モードから省電力モードにともに移行させる省電力モード実行手段により構成される。
【0008】
この様な構成によれば、LCDの発光素子及び操作キー用発光素子における省電力モードの設定を1回のキー操作により実行することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1による携帯電話機の外観構成の一例を示した正面図であり、図2は、図1の携帯電話機の背面図である。本実施の形態の携帯電話機100は、1回のキー操作によりLCDのバックライト及び操作キー用LEDにおける省電力モードの設定を実行することができるようになっている。
【0010】
機器本体1は薄型略直方体形状の樹脂製筐体からなり、アンテナ2、受話スピーカ3、メインLCD4、操作キー入力部5、送話マイク6、電源SW7、背面LCD8及び電池9を備える。
【0011】
機器本体1の上面にはアンテナ2が突出して設けられており、アンテナ2は機器本体1に対して出し入れ自在となっている。また、機器本体1の前面上端には受話スピーカ3が設けられ、その下側にはメインLCD4が設けられている。
【0012】
メインLCD4は、通信に関する文字情報等の画像を画面表示する表示手段であり、液晶パネル4a及びバックライト(図示せず)からなる。バックライトは1もしくは複数の発光素子からなり、液晶パネル4aの背面側に配置されている。発光素子は、例えば、LED(発光ダイオード)から構成される。
【0013】
機器本体1の前面中央部には複数の操作キーからなる操作キー入力部5が設けられている。操作キー入力部5は、上段に終話キー5a及び発信キー5b、中段にテンキー5c、下段にファンクションキー5d及び電池節約設定キー5eを備える。終話キー5aは通信を終了するときに使用され、発信キー5bは通信を開始するときに使用される。また、テンキー5cは数字キー、*キー及び#キーからなり、電話番号またはメールアドレスなどの文字情報の入力時に使用される。
【0014】
ファンクションキー5dは、各種機能を起動させる複数のキーからなる。例えば、電話番号またはメールアドレスなどが登録された電話帳の呼び出しモード、電話帳の登録モード及び短縮電話の登録モードを起動させるキーF1と、留守番電話メッセージの登録再生モードを起動させるキーF2と、メインLCD4における表示文字数の設定モード、輝度の調整モード及びバックライトの電池節約モード(省電力モード)の設定モードを起動させるキーF3と、操作キー入力部5におけるキー操作音設定モード、操作キー用LEDの点灯設定モード及び電池節約モードの設定モードを起動させるキーF4と、背面LCD8における輝度の調整モード及びバックライトの電池節約モードの設定モードを起動させるキーF5とを備える。
【0015】
電池節約設定キー5eは、メインLCD4のバックライト、背面LCD8のバックライト及び操作キー用LEDにおける電池節約モード(省電力モード)を起動させるキーである。また、操作キー入力部5における各操作キーは、操作キー用の発光素子としてのLED(図示せず)により点灯させることができる。
【0016】
機器本体1の前面下端には送話マイク6が設けられ、側面には電源SW7が設けられている。また、機器本体1の背面の中央部上側には背面LCD8が設けられている。つまり、背面LCD8は機器本体1に関してメインLCD4の反対側に設けられている。
【0017】
この背面LCD8はメインLCD4と同様に、文字情報等を画面表示する表示手段であり、液晶パネル8a及びバックライト(図示せず)からなっている。背面LCD8は、メインLCD4と比較すると、画面サイズがやや小さいサブLCDであり、時刻または着信メッセージなどを表示する。
【0018】
機器本体1の背面の中央部下側には電池9が内蔵されている。この電池9は充電可能な二次電池であり、機器に対して電力を供給する電源である。
【0019】
図3は、図1の携帯電話機の内部構成の一例を示したブロック図である。この携帯電話機100は、上記したものに加え、CPU10、通信回路11、メインLCD制御回路12、背面LCD制御回路13、キーSW入力回路14、キーSW制御回路15、電源制御回路16、ROM17、RAM18、機能リスト記憶部19、機能テーブル20及び電池節約設定テーブル21により構成される。
【0020】
CPU10は、ROM17の制御プログラムに基づいて制御を行う中央演算処理装置である。
【0021】
通信回路11は、所定の通信制御を行う送受信手段であり、アンテナ2、受話スピーカ3及び送話マイク6に接続されている。通信制御として、例えば、着信があったときには、呼び出し音の鳴動を行う信号が受話スピーカ3へ出力されるとともに、着信を知らせる信号がCPU10へ出力される。また、着信に応答したときには、アンテナ2からの受信信号が音声信号に変換されて受話スピーカ3へ出力されるとともに、送話マイク6からの音声信号は送信信号に変換されてアンテナ2へ出力される。
【0022】
メインLCD制御回路12は、メインLCD4に表示される画像及び輝度の制御を行うものであり、メインLCD4の液晶パネル4a及びバックライト4bに接続されている。メインLCD制御回路12は、CPU10からの信号に基づいて、液晶パネル4aへ文字情報等の画像を画面表示する信号の出力を行う。また、バックライト4bへ輝度を調整する信号の出力を行う。
【0023】
背面LCD制御回路13は、メインLCD制御回路12と同様に、背面LCD8に表示される画像及び輝度の制御を行い、背面LCD8の液晶パネル8a及びバックライト8bに接続されている。キーSW入力回路14は、操作キー入力部5におけるキー操作の入力処理を行うものであり、ファンクションキー5d及び電池節約設定キー5eにおいてキー操作が行われたときには、キー操作を検出し、検出信号がCPU10へ出力される。
【0024】
キーSW制御回路15は、操作キー入力部5における各操作キーのキー操作音及び照明の制御を行うものであり、CPU10からの信号に基づいて、キー操作音用スピーカ15aへ操作音の鳴動を行う信号を出力する。また、操作キー用LED15bへ点灯を行う信号を出力する。電源制御回路16は、電源SW7におけるスイッチ操作に基づいて、電池9からの電力供給を制御している。
【0025】
ROM17は、制御プログラムが格納された記憶装置であり、RAM18は、電話帳登録、短縮電話登録及び留守番電話メッセージなどを記憶する記憶装置である。また、機能リスト記憶部19は、各種機能の動作プログラムが格納された記憶装置である。機能テーブル20は、各ファンクションキー5dと各種機能をそれぞれ対応させる対応関係を表すテーブルであり、書換え可能な記憶装置RAM18に記憶されている。
【0026】
電池節約設定テーブル21は、メインLCD4のバックライト4b、背面LCD8のバックライト8b及び操作キー用LED15bにおける電池節約設定からなるデータテーブルであり、書換え可能な記憶装置RAM18に記憶されている。これらの電池節約設定は、バックライト4b,8b及び操作キー用LED15bの電池節約モードにおけるそれぞれの輝度及び点灯時間からなる。
【0027】
ここで、輝度は、発光素子に流れる電流の電流レベルに対応づけられている。また、点灯時間は、最後のキー操作から消灯するまでの時間を表している。
【0028】
図4のステップS101〜S105は、図1の携帯電話機における動作を示したフローチャートであり、メインLCD4のバックライト4b、背面LCD8のバックライト8b及び操作キー用LED15bにおける電池節約設定についての処理手順の一例を表している。
【0029】
操作キー入力部5におけるファンクションキー5dの1つが押下されると、CPU10は、キーSW入力回路14を介してキーの押下を検出し、機能テーブル20に基づいてファンクションキーに割り当てられた動作プログラムを機能リスト記憶部19から読み出す。この動作プログラムに基づいて、押下されたファンクションキーに割り当てられた機能が起動する(ステップS101,S102)。
【0030】
例えば、キーF3が押下された場合は、メインLCD4における表示文字数の設定を行うモード、輝度の調整を行うモード及びバックライト4bの電池節約モードの設定を行うモードのいずれかの選択を促す画面がメインLCD4に表示される。画面表示に従って、いずれかのモードがキー操作により選択されると、選択されたモードが起動する。
【0031】
ここで、表示文字数の設定を行うモードが選択されたときには、メインLCD4の表示画面において一度に表示可能な文字数の設定を行う画面が表示され、画面表示に従って設定が行われる。また、輝度の調整を行うモードが選択されたときには、液晶パネル4aの表示画面におけるコントラスト及びバックライト4bの通常の使用モードにおける輝度及び点灯時間を設定する画面が表示される。
【0032】
バックライト4bの電池節約モードの設定を行うモードが選択されたときには、メインLCD4のバックライト4bにおける輝度の設定内容を変更するか否かを照会する画面が表示される(ステップS103)。
【0033】
設定内容を変更する場合は、電池節約モードにおける輝度の設定を行う(ステップS104)。この輝度の設定は、まず、メインLCD4における電池節約モードのオンオフについて行われる。電池節約モードがオフに設定された場合、電池節約設定キー5eが押下されても、メインLCD4についての電池節約モードは起動しない。次に、バックライト4bを構成する各発光素子に流れる電流の電流レベル及び発光素子の点灯時間について行われる。
【0034】
ここで、電池節約モードにおける輝度は、通常の使用モードにおける輝度と比較して低く設定される。例えば、電池節約モードにおける輝度レベルが、通常の使用モードにおける輝度レベルの1/2以下になるように各発光素子に流れる電流の電流レベルが低く設定される。また、点灯時間についても通常使用モードにおけるよりも短く設定される。
【0035】
設定が完了すると、CPU10は、設定内容を電池節約設定テーブル21に格納し(ステップS105)、設定処理を終了する。また、ステップS103において設定内容を変更しない場合、設定処理は終了する。
【0036】
ステップS101においてキーF4もしくはキーF5が押下された場合も、キーF3が押下された場合と同様の処理が、操作キー入力部5の操作キー用LED15bもしくは背面LCD8のバックライト8bにおける電池節約モードについて行われる。
【0037】
この様に、メインLCD4のバックライト4b、背面LCD8のバックライト8b及び操作キー用LED15bのそれぞれにおける電池節約設定が行われ、設定内容が電池節約設定テーブル21としてRAM18に格納される。
【0038】
ところで、電池節約設定キー5eが押下されると、電池節約設定テーブル21の設定内容に基づいて電池節約モードが起動し、メインLCD4のバックライト4b、背面LCD8のバックライト8b及び操作キー用LED15bが通常使用モードから電池節約モードにともに移行する。また、電池節約モードを解除して通常使用モードに戻すには、再度電池節約設定キー5eを押下する。
【0039】
つまり、1つの操作キーによる1回のキー操作によって電池節約モードのオンオフが行える。1回のキー操作としては、1つのキーの押下または長押し、あるいは、複数キーの同時押しのいずれであっても良いが、1つのキーのキー操作であることが好ましい。
【0040】
本実施の形態によれば、メインLCD4のバックライト4b、背面LCD8のバックライト8b及び操作キー用LED15bにおけるすべての電池節約モードが1回のキー操作によって実行することができる。しかも、複数の操作キー中の1つの操作キー(電池節約設定キー5e)の押下によって電池節約モードを起動させることができるので、機器の操作性が向上する。このため、電池節約モードの実行が容易となり、これらの省電力機能の使用が促進され、機器における消費電力の低減が図られる。
【0041】
実施の形態2.
図5のステップS201〜S205は、本発明の実施の形態2による携帯電話機における電池節約モードについての処理手順の一例を示したフローチャートである。本実施の形態では、1つの操作キーの押下に基づいてすべての電池節約モードについての設定が行えるようになっている。その他の構成は、実施の形態1と同様である。
【0042】
電池節約設定キー5eが、長押し(所定の時間以上の押下)されると、メインLCD4のバックライト4b、背面LCD8のバックライト8b及び操作キー用LED15bにおける各電池節約モードの設定内容の変更を行うモードが起動する(ステップS201,S202)。長押しでないときは、電池節約モードが実行され(ステップS205)、処理は終了する。
【0043】
各電池節約モードの設定内容を変更する場合は、バックライト4b、8b及び操作キー用LED15bの順に、それぞれについて輝度の設定を行う(ステップS203)。設定がすべてについて完了すると、設定内容は電池節約設定テーブル21に格納され(ステップS204)、処理は終了する。
【0044】
本実施の形態によれば、電池節約に関する機能の設定が1つの操作キーに基づいて行うことができ、機器の操作性がより向上する。
【0045】
実施の形態3.
図6のステップS201,202,205,301〜S305は、本発明の実施の形態3による携帯電話機における電池節約モードについての処理手順の一例を示したフローチャートである。本実施の形態では、電池節約モードの設定においてメインLCD4の輝度が低く設定されれば、背面LCD8の輝度も低く設定されるようになっている。本実施の形態におけるステップS301〜S305の処理は、図5のステップS203,S204の処理手順の代わりに実行される。その他の構成は、実施の形態2と同様である。
【0046】
ステップS202において各電池節約モードの設定内容を変更する場合、まず、メインLCD4のバックライト4bについて輝度の設定が行われる。この輝度の設定において、輝度が通常の使用モードと比較して低く設定されると、背面LCD8のバックライト8bにおける輝度についてもバックライト4bと同様に低く設定され、それぞれの設定内容が電池節約設定テーブル21に格納される(ステップS304,S305)。
【0047】
メインLCD4の輝度が低く設定されなかったときは、次に、背面LCD8のバックライト8bについて輝度の設定が行われる。設定内容は電池節約設定テーブル21に格納される。
【0048】
本実施の形態によれば、メインLCD4の輝度を低く設定すると背面LCD8の輝度の設定を行う必要がなく、背面LCD8と比較して消費電力が大きいメインLCD4についての電池節約モードの設定が優先的に処理されるので、輝度の設定における手間が省けるとともに、機器の消費電力が効果的に低減できる。
【0049】
上記各実施の形態において、輝度は発光素子に流れる電流の電流レベルに対応づけられているが、点灯する発光素子数に対応づけても良い。また、電池節約設定キー5eの押下の代わりに、従来から備わる操作キーの長押しもしくは複数の操作キーの同時押しによって、電池節約モードが起動するようにしても良い。
【0050】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明の携帯機器によれば、LCDの発光素子及び操作キー用発光素子における省電力モードの設定を1回のキー操作によって実行することができ、省電力モードの実行が容易となるので、省電力モードの使用を促進することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による携帯電話機の外観構成の一例を示した正面図である。
【図2】図1の携帯電話機の背面図である。
【図3】図1の携帯電話機の内部構成の一例を示したブロック図である。
【図4】図1の携帯電話機における動作を示したフローチャートである。
【図5】本発明の実施の形態2による携帯電話機における電池節約モードについての処理手順の一例を示したフローチャートである。
【図6】本発明の実施の形態3による携帯電話機における電池節約モードについての処理手順の一例を示したフローチャートである。
【符号の説明】
1 機器本体、2 アンテナ、3 受話スピーカ、4 メインLCD、
4a,8a 液晶パネル、4b,8b バックライト、5 操作キー入力部、
5a 終話キー、5b 発信キー、5c テンキー、
5d ファンクションキー、5e 電池節約設定キー、6 送話マイク、
7 電源SW、8 背面LCD、9 電池、10 CPU、11 通信回路、
12 メインLCD制御回路、13 背面LCD制御回路、
14 キーSW入力回路、15 キーSW制御回路、
15a キー操作音用スピーカ、15b 操作キー用LED、
16 電源制御回路、17 ROM、18 RAM、19 機能リスト記憶部、
20 機能テーブル、21 電池節約設定テーブル、100 携帯電話機
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯電話機、PHSまたは携帯情報端末等の携帯機器に係り、より詳しくは、LCDの発光素子及び操作キー用発光素子における省電力モードの設定が可能な携帯機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、携帯電話機、PHSまたは携帯情報端末等の携帯機器において、カラーLCD(液晶表示装置)搭載の機種またはデジタルカメラ搭載の機種が登場するなど機器の高機能化が進むのに伴い、機器における消費電力はますます増える傾向にある。このため、機器に内蔵する電池の消耗が激しくなり、機器の動作可能な時間は短くなる傾向にある。そこで、内蔵する電池の消耗を抑えるために、機器に備わるLCDの発光素子及び操作キー用の発光素子における消費電力を低減させる省電力モードの設定が可能な携帯機器が普及しつつある。
【0003】
従来の携帯機器としては、例えば、特許文献1に記載の携帯端末装置がある。この携帯端末装置は、機器に実装された複数の機能より任意の機能を選択するキー操作手段と、キー操作手段により選択された機能を書換え可能に格納する格納手段と、格納手段に格納された1の機能を読み出す1または複数の割当てキーを備え、それぞれの割当てキーの押下により直接対応する一の機能を実現可能に構成される。
【0004】
【特許文献1】
特開平9−18945号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したような従来の携帯機器では、LCDの発光素子及び操作キー用の発光素子における消費電力を低減させるのに、それぞれの省電力モードの設定を個別に実行しなければならなかった。このため、電池を節約する機能があるにもかかわらず、LCDの発光素子及び操作キー用の発光素子を通常モードから省電力モードにすべて移行させるのが面倒なため、それらの省電力機能が使用されず、電池の消耗が抑えられていないといった問題があった。
【0006】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、LCDの発光素子及び操作キー用発光素子における省電力モードの実行を容易にした携帯機器を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明による携帯機器は、LCDの発光素子及び操作キー用発光素子における省電力モードについての設定内容を記憶する省電力モード設定記憶手段と、省電力モード設定記憶手段に記憶された設定内容に基づいて、1回のキー操作によりLCDの発光素子及び操作キー用発光素子を通常モードから省電力モードにともに移行させる省電力モード実行手段により構成される。
【0008】
この様な構成によれば、LCDの発光素子及び操作キー用発光素子における省電力モードの設定を1回のキー操作により実行することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1による携帯電話機の外観構成の一例を示した正面図であり、図2は、図1の携帯電話機の背面図である。本実施の形態の携帯電話機100は、1回のキー操作によりLCDのバックライト及び操作キー用LEDにおける省電力モードの設定を実行することができるようになっている。
【0010】
機器本体1は薄型略直方体形状の樹脂製筐体からなり、アンテナ2、受話スピーカ3、メインLCD4、操作キー入力部5、送話マイク6、電源SW7、背面LCD8及び電池9を備える。
【0011】
機器本体1の上面にはアンテナ2が突出して設けられており、アンテナ2は機器本体1に対して出し入れ自在となっている。また、機器本体1の前面上端には受話スピーカ3が設けられ、その下側にはメインLCD4が設けられている。
【0012】
メインLCD4は、通信に関する文字情報等の画像を画面表示する表示手段であり、液晶パネル4a及びバックライト(図示せず)からなる。バックライトは1もしくは複数の発光素子からなり、液晶パネル4aの背面側に配置されている。発光素子は、例えば、LED(発光ダイオード)から構成される。
【0013】
機器本体1の前面中央部には複数の操作キーからなる操作キー入力部5が設けられている。操作キー入力部5は、上段に終話キー5a及び発信キー5b、中段にテンキー5c、下段にファンクションキー5d及び電池節約設定キー5eを備える。終話キー5aは通信を終了するときに使用され、発信キー5bは通信を開始するときに使用される。また、テンキー5cは数字キー、*キー及び#キーからなり、電話番号またはメールアドレスなどの文字情報の入力時に使用される。
【0014】
ファンクションキー5dは、各種機能を起動させる複数のキーからなる。例えば、電話番号またはメールアドレスなどが登録された電話帳の呼び出しモード、電話帳の登録モード及び短縮電話の登録モードを起動させるキーF1と、留守番電話メッセージの登録再生モードを起動させるキーF2と、メインLCD4における表示文字数の設定モード、輝度の調整モード及びバックライトの電池節約モード(省電力モード)の設定モードを起動させるキーF3と、操作キー入力部5におけるキー操作音設定モード、操作キー用LEDの点灯設定モード及び電池節約モードの設定モードを起動させるキーF4と、背面LCD8における輝度の調整モード及びバックライトの電池節約モードの設定モードを起動させるキーF5とを備える。
【0015】
電池節約設定キー5eは、メインLCD4のバックライト、背面LCD8のバックライト及び操作キー用LEDにおける電池節約モード(省電力モード)を起動させるキーである。また、操作キー入力部5における各操作キーは、操作キー用の発光素子としてのLED(図示せず)により点灯させることができる。
【0016】
機器本体1の前面下端には送話マイク6が設けられ、側面には電源SW7が設けられている。また、機器本体1の背面の中央部上側には背面LCD8が設けられている。つまり、背面LCD8は機器本体1に関してメインLCD4の反対側に設けられている。
【0017】
この背面LCD8はメインLCD4と同様に、文字情報等を画面表示する表示手段であり、液晶パネル8a及びバックライト(図示せず)からなっている。背面LCD8は、メインLCD4と比較すると、画面サイズがやや小さいサブLCDであり、時刻または着信メッセージなどを表示する。
【0018】
機器本体1の背面の中央部下側には電池9が内蔵されている。この電池9は充電可能な二次電池であり、機器に対して電力を供給する電源である。
【0019】
図3は、図1の携帯電話機の内部構成の一例を示したブロック図である。この携帯電話機100は、上記したものに加え、CPU10、通信回路11、メインLCD制御回路12、背面LCD制御回路13、キーSW入力回路14、キーSW制御回路15、電源制御回路16、ROM17、RAM18、機能リスト記憶部19、機能テーブル20及び電池節約設定テーブル21により構成される。
【0020】
CPU10は、ROM17の制御プログラムに基づいて制御を行う中央演算処理装置である。
【0021】
通信回路11は、所定の通信制御を行う送受信手段であり、アンテナ2、受話スピーカ3及び送話マイク6に接続されている。通信制御として、例えば、着信があったときには、呼び出し音の鳴動を行う信号が受話スピーカ3へ出力されるとともに、着信を知らせる信号がCPU10へ出力される。また、着信に応答したときには、アンテナ2からの受信信号が音声信号に変換されて受話スピーカ3へ出力されるとともに、送話マイク6からの音声信号は送信信号に変換されてアンテナ2へ出力される。
【0022】
メインLCD制御回路12は、メインLCD4に表示される画像及び輝度の制御を行うものであり、メインLCD4の液晶パネル4a及びバックライト4bに接続されている。メインLCD制御回路12は、CPU10からの信号に基づいて、液晶パネル4aへ文字情報等の画像を画面表示する信号の出力を行う。また、バックライト4bへ輝度を調整する信号の出力を行う。
【0023】
背面LCD制御回路13は、メインLCD制御回路12と同様に、背面LCD8に表示される画像及び輝度の制御を行い、背面LCD8の液晶パネル8a及びバックライト8bに接続されている。キーSW入力回路14は、操作キー入力部5におけるキー操作の入力処理を行うものであり、ファンクションキー5d及び電池節約設定キー5eにおいてキー操作が行われたときには、キー操作を検出し、検出信号がCPU10へ出力される。
【0024】
キーSW制御回路15は、操作キー入力部5における各操作キーのキー操作音及び照明の制御を行うものであり、CPU10からの信号に基づいて、キー操作音用スピーカ15aへ操作音の鳴動を行う信号を出力する。また、操作キー用LED15bへ点灯を行う信号を出力する。電源制御回路16は、電源SW7におけるスイッチ操作に基づいて、電池9からの電力供給を制御している。
【0025】
ROM17は、制御プログラムが格納された記憶装置であり、RAM18は、電話帳登録、短縮電話登録及び留守番電話メッセージなどを記憶する記憶装置である。また、機能リスト記憶部19は、各種機能の動作プログラムが格納された記憶装置である。機能テーブル20は、各ファンクションキー5dと各種機能をそれぞれ対応させる対応関係を表すテーブルであり、書換え可能な記憶装置RAM18に記憶されている。
【0026】
電池節約設定テーブル21は、メインLCD4のバックライト4b、背面LCD8のバックライト8b及び操作キー用LED15bにおける電池節約設定からなるデータテーブルであり、書換え可能な記憶装置RAM18に記憶されている。これらの電池節約設定は、バックライト4b,8b及び操作キー用LED15bの電池節約モードにおけるそれぞれの輝度及び点灯時間からなる。
【0027】
ここで、輝度は、発光素子に流れる電流の電流レベルに対応づけられている。また、点灯時間は、最後のキー操作から消灯するまでの時間を表している。
【0028】
図4のステップS101〜S105は、図1の携帯電話機における動作を示したフローチャートであり、メインLCD4のバックライト4b、背面LCD8のバックライト8b及び操作キー用LED15bにおける電池節約設定についての処理手順の一例を表している。
【0029】
操作キー入力部5におけるファンクションキー5dの1つが押下されると、CPU10は、キーSW入力回路14を介してキーの押下を検出し、機能テーブル20に基づいてファンクションキーに割り当てられた動作プログラムを機能リスト記憶部19から読み出す。この動作プログラムに基づいて、押下されたファンクションキーに割り当てられた機能が起動する(ステップS101,S102)。
【0030】
例えば、キーF3が押下された場合は、メインLCD4における表示文字数の設定を行うモード、輝度の調整を行うモード及びバックライト4bの電池節約モードの設定を行うモードのいずれかの選択を促す画面がメインLCD4に表示される。画面表示に従って、いずれかのモードがキー操作により選択されると、選択されたモードが起動する。
【0031】
ここで、表示文字数の設定を行うモードが選択されたときには、メインLCD4の表示画面において一度に表示可能な文字数の設定を行う画面が表示され、画面表示に従って設定が行われる。また、輝度の調整を行うモードが選択されたときには、液晶パネル4aの表示画面におけるコントラスト及びバックライト4bの通常の使用モードにおける輝度及び点灯時間を設定する画面が表示される。
【0032】
バックライト4bの電池節約モードの設定を行うモードが選択されたときには、メインLCD4のバックライト4bにおける輝度の設定内容を変更するか否かを照会する画面が表示される(ステップS103)。
【0033】
設定内容を変更する場合は、電池節約モードにおける輝度の設定を行う(ステップS104)。この輝度の設定は、まず、メインLCD4における電池節約モードのオンオフについて行われる。電池節約モードがオフに設定された場合、電池節約設定キー5eが押下されても、メインLCD4についての電池節約モードは起動しない。次に、バックライト4bを構成する各発光素子に流れる電流の電流レベル及び発光素子の点灯時間について行われる。
【0034】
ここで、電池節約モードにおける輝度は、通常の使用モードにおける輝度と比較して低く設定される。例えば、電池節約モードにおける輝度レベルが、通常の使用モードにおける輝度レベルの1/2以下になるように各発光素子に流れる電流の電流レベルが低く設定される。また、点灯時間についても通常使用モードにおけるよりも短く設定される。
【0035】
設定が完了すると、CPU10は、設定内容を電池節約設定テーブル21に格納し(ステップS105)、設定処理を終了する。また、ステップS103において設定内容を変更しない場合、設定処理は終了する。
【0036】
ステップS101においてキーF4もしくはキーF5が押下された場合も、キーF3が押下された場合と同様の処理が、操作キー入力部5の操作キー用LED15bもしくは背面LCD8のバックライト8bにおける電池節約モードについて行われる。
【0037】
この様に、メインLCD4のバックライト4b、背面LCD8のバックライト8b及び操作キー用LED15bのそれぞれにおける電池節約設定が行われ、設定内容が電池節約設定テーブル21としてRAM18に格納される。
【0038】
ところで、電池節約設定キー5eが押下されると、電池節約設定テーブル21の設定内容に基づいて電池節約モードが起動し、メインLCD4のバックライト4b、背面LCD8のバックライト8b及び操作キー用LED15bが通常使用モードから電池節約モードにともに移行する。また、電池節約モードを解除して通常使用モードに戻すには、再度電池節約設定キー5eを押下する。
【0039】
つまり、1つの操作キーによる1回のキー操作によって電池節約モードのオンオフが行える。1回のキー操作としては、1つのキーの押下または長押し、あるいは、複数キーの同時押しのいずれであっても良いが、1つのキーのキー操作であることが好ましい。
【0040】
本実施の形態によれば、メインLCD4のバックライト4b、背面LCD8のバックライト8b及び操作キー用LED15bにおけるすべての電池節約モードが1回のキー操作によって実行することができる。しかも、複数の操作キー中の1つの操作キー(電池節約設定キー5e)の押下によって電池節約モードを起動させることができるので、機器の操作性が向上する。このため、電池節約モードの実行が容易となり、これらの省電力機能の使用が促進され、機器における消費電力の低減が図られる。
【0041】
実施の形態2.
図5のステップS201〜S205は、本発明の実施の形態2による携帯電話機における電池節約モードについての処理手順の一例を示したフローチャートである。本実施の形態では、1つの操作キーの押下に基づいてすべての電池節約モードについての設定が行えるようになっている。その他の構成は、実施の形態1と同様である。
【0042】
電池節約設定キー5eが、長押し(所定の時間以上の押下)されると、メインLCD4のバックライト4b、背面LCD8のバックライト8b及び操作キー用LED15bにおける各電池節約モードの設定内容の変更を行うモードが起動する(ステップS201,S202)。長押しでないときは、電池節約モードが実行され(ステップS205)、処理は終了する。
【0043】
各電池節約モードの設定内容を変更する場合は、バックライト4b、8b及び操作キー用LED15bの順に、それぞれについて輝度の設定を行う(ステップS203)。設定がすべてについて完了すると、設定内容は電池節約設定テーブル21に格納され(ステップS204)、処理は終了する。
【0044】
本実施の形態によれば、電池節約に関する機能の設定が1つの操作キーに基づいて行うことができ、機器の操作性がより向上する。
【0045】
実施の形態3.
図6のステップS201,202,205,301〜S305は、本発明の実施の形態3による携帯電話機における電池節約モードについての処理手順の一例を示したフローチャートである。本実施の形態では、電池節約モードの設定においてメインLCD4の輝度が低く設定されれば、背面LCD8の輝度も低く設定されるようになっている。本実施の形態におけるステップS301〜S305の処理は、図5のステップS203,S204の処理手順の代わりに実行される。その他の構成は、実施の形態2と同様である。
【0046】
ステップS202において各電池節約モードの設定内容を変更する場合、まず、メインLCD4のバックライト4bについて輝度の設定が行われる。この輝度の設定において、輝度が通常の使用モードと比較して低く設定されると、背面LCD8のバックライト8bにおける輝度についてもバックライト4bと同様に低く設定され、それぞれの設定内容が電池節約設定テーブル21に格納される(ステップS304,S305)。
【0047】
メインLCD4の輝度が低く設定されなかったときは、次に、背面LCD8のバックライト8bについて輝度の設定が行われる。設定内容は電池節約設定テーブル21に格納される。
【0048】
本実施の形態によれば、メインLCD4の輝度を低く設定すると背面LCD8の輝度の設定を行う必要がなく、背面LCD8と比較して消費電力が大きいメインLCD4についての電池節約モードの設定が優先的に処理されるので、輝度の設定における手間が省けるとともに、機器の消費電力が効果的に低減できる。
【0049】
上記各実施の形態において、輝度は発光素子に流れる電流の電流レベルに対応づけられているが、点灯する発光素子数に対応づけても良い。また、電池節約設定キー5eの押下の代わりに、従来から備わる操作キーの長押しもしくは複数の操作キーの同時押しによって、電池節約モードが起動するようにしても良い。
【0050】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明の携帯機器によれば、LCDの発光素子及び操作キー用発光素子における省電力モードの設定を1回のキー操作によって実行することができ、省電力モードの実行が容易となるので、省電力モードの使用を促進することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による携帯電話機の外観構成の一例を示した正面図である。
【図2】図1の携帯電話機の背面図である。
【図3】図1の携帯電話機の内部構成の一例を示したブロック図である。
【図4】図1の携帯電話機における動作を示したフローチャートである。
【図5】本発明の実施の形態2による携帯電話機における電池節約モードについての処理手順の一例を示したフローチャートである。
【図6】本発明の実施の形態3による携帯電話機における電池節約モードについての処理手順の一例を示したフローチャートである。
【符号の説明】
1 機器本体、2 アンテナ、3 受話スピーカ、4 メインLCD、
4a,8a 液晶パネル、4b,8b バックライト、5 操作キー入力部、
5a 終話キー、5b 発信キー、5c テンキー、
5d ファンクションキー、5e 電池節約設定キー、6 送話マイク、
7 電源SW、8 背面LCD、9 電池、10 CPU、11 通信回路、
12 メインLCD制御回路、13 背面LCD制御回路、
14 キーSW入力回路、15 キーSW制御回路、
15a キー操作音用スピーカ、15b 操作キー用LED、
16 電源制御回路、17 ROM、18 RAM、19 機能リスト記憶部、
20 機能テーブル、21 電池節約設定テーブル、100 携帯電話機
Claims (6)
- LCDの発光素子及び操作キー用発光素子における省電力モードについての設定内容を記憶する省電力モード設定記憶手段と、省電力モード設定記憶手段に記憶された設定内容に基づいて、1回のキー操作によりLCDの発光素子及び操作キー用発光素子を通常モードから省電力モードにともに移行させる省電力モード実行手段を備えたことを特徴とする携帯機器。
- LCDはメインLCDと、メインLCDに比べサイズの小さいサブLCDからなり、上記省電力モード設定記憶手段はメインLCD及びサブLCDのそれぞれについての設定内容を記憶することを特徴とする請求項1に記載の携帯機器。
- 上記省電力モード設定記憶手段は輝度データを記憶し、上記省電力モード実行手段は輝度データに基づいて省電力モードに移行させることを特徴とする請求項1または2に記載の携帯機器。
- 上記省電力モード設定記憶手段が、輝度データとして発光素子に流れる電流の電流レベルまたは点灯する発光素子数を記憶することを特徴とする請求項3に記載の携帯機器。
- 上記省電力モード設定記憶手段は点灯時間データを記憶し、上記省電力モード実行手段は点灯時間データに基づいて省電力モードに移行させることを特徴とする請求項1または2に記載の携帯機器。
- 上記省電力モード実行手段が、複数の操作キー中の1つの操作キーの押下に基づいて省電力モードに移行させることを特徴とする請求項1または2に記載の携帯機器。
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