JP2002009927A - 携帯電話機 - Google Patents

携帯電話機

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JP2002009927A
JP2002009927A JP2000186803A JP2000186803A JP2002009927A JP 2002009927 A JP2002009927 A JP 2002009927A JP 2000186803 A JP2000186803 A JP 2000186803A JP 2000186803 A JP2000186803 A JP 2000186803A JP 2002009927 A JP2002009927 A JP 2002009927A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キー入力操作やディスプレイでの表示確認を
することなく任意の相手先の発呼を行え、発呼,入力操
作の煩雑さを軽減し、誤入力,誤動作を防止する。 【解決手段】 折畳み式の電話機本体10内に、相手先
電話番号を記憶するメモリを備えた携帯電話機であっ
て、電話機本体10が折畳まれた状態で外部から視認可
能に配設された多色発光LED16と、多色発光LED
16を点灯/消灯させて任意の発光色を選択するサイド
キー17を備え、多色発光LED16の各発光色が、メ
モリに記憶された各相手先電話番号ごとに割り当てら
れ、各発光色をサイドキー17で選択することにより所
望の相手先電話番号を指定するとともに、折畳まれた電
話機本体10の開動作と同時に、サイドキー17で選択
された発光色の相手先電話番号へ自動的に発呼を行う構
成としてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話,PHS
等の携帯型通信端末として使用される携帯電話機に関
し、特に、多色発光LED等によって選択相手先の電話
番号等を特定して選択,指定できる情報選択手段を備え
ることにより、電話番号等の入力操作を不要とするとと
もに、折畳み式携帯電話機における自動発呼等の簡便な
機能を実現でき、使用者の操作性,利便性の向上を図る
ことができる携帯電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、携帯電話,PHS等の携帯型通
信端末として使用される携帯電話機は、電話機本体に、
数字や文字,記号等を示す複数のキー・ボタンからなる
操作キーが備えられており、この操作キーを用いて入力
動作を行うことにより、任意の情報を入力,特定して所
望の機能を実現するようになっている。例えば、相手先
に電話をかけようとする場合には、操作キーの数字キー
を押下して相手先電話番号を入力するとともに、発呼キ
ーを押下して発呼することにより相手との通話を行うこ
とができる。また、信号の着信時には発呼キーを押下す
ることにより信号を受信して相手と通話することができ
る。
【0003】また、通常、携帯電話機には、各種の情報
を記憶するメモリ(情報記憶部)が備えられているが、
このメモリに種々の情報を記憶させたり、記憶させた情
報を取り出す際にも、操作キーを用いた入力操作を行
う。例えば、特定の相手先電話番号を記憶させたり、記
憶させた電話番号を呼び出して発呼したりする場合、各
種のスケジュール等の情報を書き込んだり、書き込んだ
情報を表示,確認する場合には、操作キーを操作するこ
とにより所望の動作を行うことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
携帯電話機では、使用者が発呼を行う場合、相手先の電
話番号を、入力又はメモリ内のデータから選択し、発呼
キーを押下するという一連の操作が必要であった。この
ため、特に、本体が二つに折畳み自在に構成された折り
畳み式の携帯電話機の場合、操作キーが折畳まれた状態
の本体内側に位置するため、まず、折畳んである電話機
筐体を開いてからでないと一連のキー操作が行えず、筐
体の展開動作とそれに続く一連のキー操作が煩わしいと
いう問題点があった。
【0005】また、通常、携帯電話機で相手先に発信す
る場合、相手先の電話番号等をキー操作によって直接入
力するか、メモリ内に登録してある電話番号の中から所
望の番号を選択して呼び出すようになっているが、その
際、相手先の電話番号や名前等が正しく入力又は選択さ
れているかをディスプレイ(表示部)で確認する必要が
ある。
【0006】ところが、バッテリ容量に限りのある携帯
電話機では、一定時間内、キー操作が行われないと、省
電力のためにディスプレイの照明が消え、再度キー操作
を行わない限りディスプレイの照明が点灯しない省電力
機能が備えられている。このため、暗所等で相手先へ発
信操作を行おうとする場合、入力又は選択した相手先電
話番号をディスプレイで確認中にディスプレイの照明が
消えてしまい、再度キー操作を行って照明を点灯させな
いと、入力,選択した相手先の電話番号を確認できない
という問題も生じた。
【0007】さらに、このようなディスプレイ照明の省
電力機能を備えた携帯電話機では、キー操作部の各キー
ボタンを筐体内側から照らすバックライトについても、
一定時間操作が行われないと消えるようになっており、
暗所でバックライトが消えてしまうと、特に多数の番号
入力等が必要となるキー操作はきわめて困難で、誤入
力,誤動作等の原因となるという問題も発生した。
【0008】なお、特開平11−266295号公報に
は、携帯電話機におけるバックライト光を任意の色に設
定可能な「携帯電話機のバックライト表示装置および方
法」が提案されており、この携帯電話機によれば、ディ
スプレイやキーボタン部を照らすバックライトをユーザ
の好みや見やすさ等に応じて自由な色に設定することが
可能であった。しかし、この携帯電話機は、バックライ
ト光の色の変更設定を目的としたもので、上述したよう
な携帯電話機の入力操作等の煩雑さを解消するものでは
なかった。
【0009】本発明は、このような従来の技術が有する
問題を解決するために提案されたものであり、相手先の
各電話番号等に応じて異なる色で発光する多色発光LE
D等の情報選択手段を備えることにより、キー入力操作
を行ったりディスプレイの表示を確認することなく任意
の相手先の発呼等を行うことができ、電話機の発呼,入
力操作等における煩わしさを軽減し、暗所等での誤動作
等も有効に防止することができる、特に折畳み式電話機
に好適な携帯電話機の提供を目的とする。
【0010】上記目的を達成するため、本発明の請求項
1記載の携帯電話機は、電話機本体内に、一又は二以上
の情報を記憶する情報記憶手段を備えた携帯電話機であ
って、前記情報記憶手段に記憶される各情報ごとに異な
る報知を行うことにより、当該各情報を特定し、所望の
特定情報を選択,指定する情報選択手段を備えた構成と
してある。
【0011】特に、請求項2では、前記情報記憶手段に
記憶される情報が、相手先電話番号を含む構成としてあ
り、請求項3では、前記情報記憶手段に記憶される情報
が、相手別スケジュールを含む構成としてある。
【0012】具体的には、請求項4記載の携帯電話機で
は、前記情報選択手段が、電話機本体を構成する筐体表
面に、外部から視認可能に配設された、二以上の異なる
色で発光可能な多色発光部と、この多色発光部を点灯/
消灯させるとともに、当該発光部の発光色を任意に変
更,選択する選択操作部と、を備え、前記多色発光部の
各発光色が、前記情報記憶手段に記憶される各情報ごと
に割り当てられることにより、当該各発光色が各情報を
特定し、当該発光色を前記選択操作部で変更,選択する
ことにより、前記情報記憶手段の所望の特定情報を選
択,指定可能な構成としてある。
【0013】このような構成からなる本発明の携帯電話
機によれば、任意の色で発光する多色発光LEDを携帯
電話機の筐体表面に配設するとともに、頻繁に電話をか
ける相手先の電話番号や特定の相手に関するスケジュー
ル等の情報について、あらかじめ多色発光LEDの各色
を割り当てて設定しておくことにより、多色発光LED
の発光色を外部から視認することで、所望の相手先の電
話番号等の情報を選択,特定することができる。
【0014】これにより、相手先へ発呼動作を行う場合
に、従来の携帯電話機のように、キー操作部の入力操作
やディスプレイの確認等をする必要がなくなり、多色発
光LEDの発光色によって直ちに相手先電話番号を特定
することができ、暗所等であっても容易に相手先の電話
番号を選択,指定することが可能となり、誤入力や誤動
作等も一切生じない。また、記憶した各種データ,情報
についても、多色発光LEDの発光色に基づいて所望の
データを特定できるので、携帯電話機の操作性の向上を
図ることができる。
【0015】一方、請求項5記載の携帯電話機は、前記
情報選択手段が、電話機本体外部に、二種以上の異なる
音を発する発音部と、この発音部を発音/消音させると
ともに、当該発音部の音を任意に変更,選択する選択操
作部と、を備え、前記発音部の各音が、前記情報記憶手
段に記憶される各情報ごとに割り当てられることによ
り、当該各音が各情報を特定し、当該音を前記選択操作
部で変更,選択することにより、前記情報記憶手段の所
望の特定情報を選択,指定可能な構成としてある。
【0016】このような構成からなる本発明の携帯電話
機によれば、多色発光LEDに代えて、又はこれと併用
して、各種のメロディ音等を発する発音部を用いて相手
先電話番号等の特定情報を選択,指定することができ
る。これにより、頻繁に電話をかける相手先電話番号等
について、特定のメロディ音等の音を割り当てて設定す
ることにより、そのメロディ音を聞くことにより、所望
の相手先電話番号を選択,特定することができ、多色発
光LEDの場合と同様、キー操作部の入力操作等を必要
とすることなく、容易かつ正確に相手先電話番号等を指
定することができる。
【0017】そして、請求項6記載の携帯電話機は、前
記電話機本体が、折畳み自在に構成してあり、請求項7
では、前記多色発光部が、折畳み自在に構成された前記
電話機本体の筐体表面に、当該電話機が折畳まれた状態
で外部から視認可能に配設された構成としてある。
【0018】このような構成からなる本発明の携帯電話
機によれば、電話機本体が折畳み自在に構成された折畳
み式の携帯電話機に本発明を適用することができる。そ
して、特に、任意の色で発光する多色発光LEDを、折
畳み式の携帯電話機の本体が折畳まれた状態で外部から
視認可能な位置に設けることにより、折畳まれた電話機
本体を開くことなく、多色発光LEDの発光色を外部か
ら視認でき、所望の相手先電話番号等を特定できるの
で、折畳み式携帯電話機における操作性を向上させるこ
とができる。
【0019】また、請求項8記載の携帯電話機では、前
記情報選択手段の選択操作部が、電話機本体の筐体側面
部に、外部から操作可能に配設された構成としてある。
【0020】このような構成からなる本発明の携帯電話
機によれば、多色発光LEDの色や発音部のメロディ音
を選択する選択操作部を電話機本体の側面に備えること
により、折畳み式の携帯電話機の場合でも、電話機本体
を折畳んだままの状態で色や音の選択、すなわち相手先
電話番号等の情報の選択を行うことが可能となる。これ
により、折畳み式の携帯電話機を折畳んだままのコンパ
クトな状態で相手先電話番号の選択操作等が行え、使用
者の操作の手間をさらに軽減して折畳み式携帯電話機の
操作性を向上させることができる。
【0021】さらに、請求項9記載の携帯電話機は、折
畳み自在に構成された前記電話機本体の開閉を検出する
開閉検出手段を備えるとともに、前記開閉検出手段によ
り前記電話機本体の開動作が検出されると、前記情報選
択手段の選択操作部により選択,指定された情報が相手
先電話番号の場合に、当該相手先電話番号への発呼を行
う自動発呼制御手段を備えた構成としてある。
【0022】このような構成からなる本発明の携帯電話
機によれば、折畳み式の携帯電話機の筐体を開くと同時
に、多色発光LED等で選択した相手先に自動的に発呼
が行われることになる。これにより、使用者の操作の手
間をさらに軽減して折畳み式携帯電話機の操作性を向上
させることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる携帯電話機
の実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。 [第一実施形態]まず、図1〜図4を参照して、本発明
にかかる携帯電話機の第一実施形態について説明する。
図1は、本発明にかかる携帯電話機の第一実施形態を示
す概略外観図であり、(a)は電話機本体を開いた状態
の正面図であり、(b)は電話機本体を折畳んだ状態の
斜視図である。図2は、本実施形態にかかる携帯電話機
の各構成部分を示すブロック図である。図3は、図2に
示す携帯電話機の制御部を示すブロック図である。図4
は、本実施形態にかかる携帯電話機の動作を示すフロー
チャート図である。
【0024】本実施形態にかかる携帯電話機は、電話機
本体10が折畳み自在に構成された折畳み式携帯電話機
であり、図1に示すように、第一筐体10aと第二筐体
10bとが、ヒンジ部10cを介して折畳み自在に連結
されて折畳み式携帯電話機の本体10を構成している。
この電話機本体10には、図1に示すように、第一筐体
10a側にはアンテナ11と表示部12及びスピーカ1
4が、第二筐体10b側にはキー操作部13及びマイク
15が備えられている。
【0025】表示部(ディスプレイ)12は、液晶表示
画面等からなり、電話番号等の必要情報を文字,記号,
図形等で表示する。キー操作部13は、数字や文字,記
号等を示す複数のキー・ボタンからなり、この操作キー
13を用いて入力動作を行うことにより、相手先電話番
号の入力や発呼,受信動作、各種のスケジュール情報の
書き込み等、所望の電話機機能の操作や情報入力を行う
ことができる。
【0026】電話機本体内部には、図2に示すように、
各部の制御を行う制御部20が備えられ、この制御部2
0に、無線部21,メモリ22,音声信号処理部23が
接続されている。無線部21は、図2に示すように、電
話機本体内でアンテナ11に接続されており、アンテナ
11を通じて無線信号の送受信処理を行う。メモリ22
は、各種の情報,データを記憶する情報記憶手段であ
り、キー操作部13のキー操作によって所定の情報が入
力されるようになっている。ここで、メモリ22に記憶
される情報としては、相手先電話番号やスケジュール情
報等が含まれる。
【0027】音声信号処理部23は、スピーカ14及び
マイク15に接続しており、アンテナ11,無線部21
及び制御部20を介して受信した音声信号をD/A変換
してスピーカ14から音声として出力する。また、この
音声信号処理部23は、マイク15から入力された音声
をA/D変換して、制御部20,無線部21及びアンテ
ナ11を介して相手先に送信する。
【0028】そして、このような構成からなる本実施形
態にかかる携帯電話機は、電話機本体10内のメモリ2
2に記憶される各情報ごとに異なる報知を行うことによ
り、当該各情報を特定して、所望の特定情報を選択,指
定する情報選択手段を備えている。具体的には、図1に
示すように、電話機本体10を構成する筐体表面に、外
部から視認可能に配設された、二以上の異なる色で発光
可能な多色発光LED16と、この多色発光LED16
を点灯/消灯させるとともに、この多色発光LED16
の発光色を任意に変更,選択するサイドキー(多色発光
LED操作部)17を備えている。
【0029】多色発光LED16は、図1(b)に示す
ように、折畳み自在に構成された電話機本体10の第一
筐体10aの外側表面に配設され、電話機本体10が折
畳まれた状態で外部から発光色を視認できるようになっ
ている。ここで、多色発光LEDとは、携帯電話機機の
使用者が、自らの好み等に応じてLEDの発光色を任意
に変更できるものであり、この種の多色発光LEDの構
成としては、例えば、パルス幅を変更する複数のパルス
幅変調回路を内蔵した制御手段と、複数のパルス幅変調
回路から出力されたパルスが入力される複数のLED駆
動用トランジスタと、複数のLED駆動用トランジスタ
の出力で駆動されて発光する複数の発光ダイオードと、
からなる多色発光LED等がある。
【0030】本実施形態では、この種の多色発光LED
16を、図1(b)に示すように、折畳み式の携帯電話
機の本体外表面に装着することにより、電話機本体10
を折畳んだ状態で多色発光LED16の色及びその変化
を確認できるようにしてある。なお、多色発光LED1
6は、図2に示すように、LED制御回路25を介して
制御部20に接続されており、後述するように、制御部
20の制御によって多色発光LED16の点灯/消灯及
び発光色の変更が制御されるようになっている。
【0031】そして、この多色発光LED16の発光色
を、図1(b)に示すサイドキー17を操作することに
より、制御部20を介して所望の色に変更することがで
きるようになっている。サイドキー(多色発光LED操
作部)17は、図1(b)に示すように、電話機本体1
0の第二筐体10b側の筐体側面部に備えられており、
折畳み式の電話機本体10を折畳んだ状態でも外部から
操作が行えるようになっている。このサイドキー17
は、確定キー17aと選択キー17bの二つのキーを備
えており、それぞれが制御部20に接続されており、選
択キー17bによって多色発光LED16の色を選択
し、確定キー17aにより選択した色を確定できるよう
になっている。
【0032】そして、本実施形態では、以上のような多
色発光LED16を、サイドキー17を操作して色を任
意に変更させることにより、相手先電話番号の呼出し動
作に用いるようにしてある。すなわち、多色発光LED
16の各発光色ごとに、それぞれメモリ22内に格納さ
れている任意の相手先電話番号を割り当てることによ
り、各発光色によって相手先電話番号を特定し、その発
光色を選択,指定することで、所望の相手先電話番号を
選択できるようにしたものである。
【0033】例えば、多色発光LED16の発光色の種
類が12色の場合、12色の各色を、それぞれメモリ2
2内に格納されている任意の相手先電話番号ごとに割り
当てる。そして、サイドキー17を操作して12色の色
を選択することにより、12の異なる相手先電話番号を
選択することができる。すなわち、多色発光LED16
が12色の発光色を有する場合、最大12の相手先電話
番号を各色に割り当てることが可能となる。使用者は、
各色ごとに割り当てた相手先名を覚えることにより、多
色発光LED16の発光色を選択して所望の相手先電話
番号を指定できることになる。
【0034】さらに、本実施形態では、折畳み自在に構
成された電話機本体10の開閉を検出する開閉検出手段
24を備えてある。そして、この開閉検出手段24によ
って電話機本体10の開動作が検出されると、電話機本
体10の折畳み時にあらかじめ選択,指定された多色発
光LED16の発光色に対応する相手先電話番号へ自動
的に発呼を行う自動発呼制御手段を備えている。これに
より、折畳まれた状態の電話機本体10を開くだけで、
自動的に相手先への発呼動作が行われることになる。
【0035】本実施形態では、以上のような多色発光L
ED16の発光制御,発光色の選択及び確定制御,各発
光色への相手先電話番号の割り当て制御,電話機本体1
0の開動作にともなう自動発呼制御等の各制御を、電話
機本体内10の制御部20によっておこなっている。
【0036】以下、制御部20におけるこれら各部の制
御を、図2及び図3を参照して説明する。まず、多色発
光LED16は、LED制御回路25を介して制御部2
0に接続されており、制御部20の制御によって多色発
光LED16の点灯/消灯及び発光色の変更が制御され
る。そして、この制御部20は、図3に示すように、C
PU(中央演算処理装置)20aと発呼制御部20b及
び自動発呼制御部20cを備えている。
【0037】CPU20aには、キー操作部13,サイ
ドキー17,多色発光LED16及びLED制御回路2
5が接続されており、サイドキー17が操作されること
により、CPU20aからLED制御回路25に対して
LED制御信号が出力され、信号を受けたLED制御回
路25が、その信号に基づいて多色発光LED16の発
光を制御するようになっている。また、CPU20a
は、必要に応じてメモリ22から電話番号を読み出す。
【0038】発呼制御部20bは、CPU20aによっ
て制御されており、CPU20aがメモリ22から読み
出した電話番号をもとに、相手先に対して発呼を行うよ
うになっている。自動発呼制御部20cは、開閉検出部
24と接続されており、開閉検出部24から「開検出あ
り」の信号が入力されると、自動発呼の要求ありとし
て、CPU20aから相手先の電話番号情報を受け、自
動発呼の準備を行い、発呼制御部20bを介して自動発
呼動作を行う。
【0039】次に、以上のような構成からなる本実施形
態にかかる携帯電話機の動作について説明する。まず、
本実施形態にかかる携帯電話機においても、一般の携帯
電話機と同様の通常の発呼動作による通話を行うことが
できる。その場合は、まず、折畳まれた状態(図1
(b)に示す状態)の電話機本体10の筐体を開き、キ
ー操作部13で相手先の電話番号を入力し、発呼キーを
押下する。
【0040】発呼キーは、一般にキー操作部中に設けら
れる専用キーで、この発呼キーを押下することにより、
相手先との呼の確立が開始される。このとき、入力され
た相手先の電話番号は、表示部12に同時に表示され
る。また、相手先の電話番号がメモリ内の電話帳等に登
録されている場合には、キー操作部13の操作により、
制御部20を介してメモリ内の相手先電話番号が読み出
され、表示部12に表示されるとともに、発呼キーの押
下により当該電話番号の相手先に発呼が行われる。
【0041】制御部20は、キー操作部13で直接入
力,指定された相手先の電話番号、又はメモリ内から呼
び出された電話番号にしたがって制御信号を作成し、無
線部21及びアンテナ11を通して電波として発呼す
る。この発呼に対する応答の電波は、アンテナ11及び
無線部21を通して受信され、制御部20に転送され
る。そして、制御部20は、この応答信号から判断して
相手先との呼を確立する。制御部20が呼を確立する
と、音声信号は、マイク15から音声信号処理部23,
制御部20,無線部21,アンテナ11の経路で、ま
た、アンテナ11から無線部21,制御部2,音声信号
処理部23,スピーカ14の経路で処理される。これに
より、使用者はスピーカ14及びマイク15を介して相
手先との通話を行うことができる。
【0042】そして、以上のような通常の発呼動作に加
えて、本実施形態の携帯電話機では、多色発光LED1
6を利用した自動発呼動作を行うことができる。以下、
本実施形態にかかる携帯電話機の多色発光LED16を
利用した自動発呼動作について、図4に示すフローチャ
ート図を参照しつつ説明する。本実施形態にかかる自動
発呼動作は、あらかじめメモリ内に自動発呼用として設
定された相手先電話番号について、キー入力操作等の通
常の発呼動作を行うことなく、折畳み自在に構成された
電話機本体10が開かれるのと同時に自動的に発呼を行
う機能である。
【0043】まず、自動発呼動作を行うために、所望の
相手先電話番号について自動発呼登録を行っておく。こ
の自動発呼登録は、電話機本体のキー操作部13を操作
して任意の相手先電話番号を入力し、メモリ22内に記
憶させるとともに、サイドキー17を操作して多色発光
LED16を発光させ、所望の相手先電話番号につい
て、多色発光LED16の任意の発光色を割り当てて登
録し、メモリ22に記憶させておく。この自動発呼登録
は、キー操作部13を操作することにより、制御部20
によって設定,制御される。
【0044】以上の自動発呼登録がされた携帯電話機を
用いて自動発呼を行う場合には、図4に示すように、ま
ず、サイドキー17の選択キー17bを押下して多色発
光LED16を点灯させ(S401)、この選択キー1
7bを操作して、多色発光LEDの発光色を変化させ、
所望の色、すなわち所望の相手先電話番号を選択する
(S402)。なお、多色発光LED16が点灯されな
い限り、自動発呼動作は行われず(S401)、通常の
発呼動作と同様の動作が行われることになる。
【0045】多色発光LED16が所望の相手先を示す
色になったところで、確定キー17aを押すことにより
色が確定し、相手先電話番号が決定される(S40
3)。このとき、多色発光LED16は、確定された色
のまま常時点灯となる。なお、S403において、確定
キー17aの押下が一定時間内に行われない場合には、
タイムアウトとなり、多色発光LEDは消灯する(S4
14)。
【0046】確定キー17aの押下で所望の色(相手先
電話番号)が決定されると、制御部20のCPU20a
が、決定された色についてメモリ22内に相手先電話番
号が割り当てられているか否かを判断し(S404)、
相手先電話番号が割り当てられている場合には、当該電
話番号をメモリ22内から呼び出し、自動発呼制御部2
0c内に自動発呼登録する(S405)。ここで、自動
発呼登録とは、あるトリガーによって、メモリから呼び
出した相手にそのまま自動で発呼できるような準備のこ
とをいう。これで自動発呼登録の準備が完了するので、
折畳まれた電話機本体10が開かれると自動的に発呼動
作が開始されることになる。
【0047】なお、S404において、確定した色に割
り当てられた相手先電話番号が存在しない場合には、自
動発呼動作は行われず、通常の発呼動作と同様となる。
この場合、多色発光LED16の発光色に相手先電話番
号が割り当てられていない旨を使用者に報知するよう設
定することができる。例えば、サイドキー17の確定キ
ー17aを押下した時点でエラー音を発生させたり、確
定キー17aを押下してもLEDが常時点灯状態になら
ずに消灯したり、あるいは、電話機本体10を開いた時
点で表示部12に「指定されたメモリダイヤルがありま
せん」等の表示する、等の報知を行うことができる。
【0048】さらに、ある発光色(相手先電話番号)に
決定した後、その色(相手先電話番号)を変更した場合
には、一度決定された色を解除することができる(S4
06及びS407)。ここで、解除動作は、専用の解除
キーを設けてもよいし、他のキーを兼用して解除動作を
行うこともできる。例えば、確定キー17aが一定時間
以上押下された場合に(3秒程度)、その発光色が解除
されるように設定することができる。解除操作が行われ
ると、自動発呼制御部20cで自動発呼登録の解除が行
われ、先に確定していた多色発光LED16は消灯する
(S407)。その後は、通常の発呼動作と同様の動作
となる。
【0049】このようにして、多色発光LEDの色(相
手先電話番号)が決定すると、自動発呼の準備が整った
状態となり、自動発呼動作に入る。まず、折畳み式の電
話機本体10の開閉が、開閉検出部24で検出され、こ
の検出結果に基づいて制御部20で所定の処理が行われ
て自動発呼が動作する。すなわち、筐体が開かれたこと
が検出されると(S408)、開閉検出部24から自動
発呼制御部20cに「開検出あり」の信号が入力され。
自動発呼制御部20cでは、CPU20aの命令によっ
て自動発呼を行う相手先電話番号の登録がすでに行われ
ているかどうかの判定が行われる(S409)。そし
て、開動作以前にすでに相手先電話番号の呼び出しが行
われて自動発呼の準備が整っている場合には、そのまま
選択された相手先に対して自動発呼が行われ(S41
0)、相手との通話が行われる(S411)。
【0050】S409において、自動発呼の準備がなさ
れていない場合、すなわち、多色発光LED16の発光
色の指定による相手先電話番号の呼び出しがなされてい
ない場合には、開動作の検出後、そのまま通常の待受け
状態になる(S412)。したがって、この状態で発呼
キーを押下することにより(S413)、通常の携帯電
話機における場合と同様、通常の発呼及び通話動作を行
うことができる(S411)。また、S408におい
て、電話機本体10の開動作が一定時間内に行われない
場合には、タイムアウトとして多色発光LEDは消灯す
ることになる(S414)。
【0051】以上説明したように、本実施形態にかかる
携帯電話機によれば、特定の相手の電話番号を多色発光
LED16の各色に割り付けておくことにより、相手先
電話番号の呼び出しは、色の選択によって行うことがで
きる。これにより、キー操作部13の複数のキー操作を
行うことなく相手先の電話番号を指定することができる
ので、携帯電話機における電話番号の指定操作が容易と
なる。
【0052】また、多色発光LED16の色の選択を、
サイドキー17を使用して行うことにより、折畳み式の
携帯電話機において、電話機の筐体を折畳んだままの状
態で色の選択、すなわち相手先電話番号の選択を行うこ
とが可能となる。これにより、従来の携帯電話機のよう
に、入力,指定した相手先電話番号をディスプレイ(表
示部)の表示で確認する必要がなくなるとともに、折畳
み式携帯電話機を折畳んだままのコンパクトな状態でそ
のまま操作が行え、携帯電話機の操作性を更に向上させ
ることができる。
【0053】さらに、折畳み中に色の選択によって相手
先電話番号を選択した後、電話機筐体を開くと同時に自
動で発呼を行うことができるので、発呼操作をより簡易
かつ容易にすることができ、特に折畳み式の携帯電話機
で問題となる使用者の操作の煩雑さを軽減することが可
能となる。
【0054】[第二実施形態]次に、本発明にかかる携
帯電話機の第二実施形態について、図5を参照して説明
する。図5は、本発明の第二実施形態にかかる携帯電話
機のメモリに記憶された情報を示す説明図である。上述
した第一実施形態では、多色発光LED16の色の選択
により、所望の相手先の電話番号を指定して自動的に発
呼を行うようにしていたが、本実施形態では、多色発光
LED16の色の選択により特定する情報として、相手
先電話番号に代えて、又は相手先電話番号とともに、相
手別に記憶したスケジュール情報を特定するようにした
ものである。したがって、その他の構成部分については
第一実施形態の場合と同様となっている。
【0055】すなわち、本実施形態では、あらかじめ多
色発光LED16の各発光色に所望の相手別のスケジュ
ール情報を割り当てておく。これにより、電話機本体1
0が折畳まれた状態のときに、多色発光LED16の発
光色に基づいて選択,指定した所望の相手について、電
話機本体10の開動作の検出後に、その指定した相手に
関するスケジュール情報を表示部12に自動的に表示さ
せるようにしたものである。
【0056】一般に、「スケジュール情報」とは、日時
や予定表等をあらかじめメモリ内に記憶して管理してお
き、使用者が日々のスケジュール管理として用いるもの
である(図5参照)。そして、本実施形態では、このス
ケジュール情報を相手別に特定できるように、メモリ2
2に「相手欄」を設けてあり、これによって、スケジュ
ールをメモリ22に記憶,登録する際に、ある特定の相
手との約束等について、その「相手」についても登録で
きるようになっている。このとき、すでにその相手が、
メモリダイヤルとしてメモリ22内に登録されている相
手先電話番号と一致する場合には、そのメモリダイヤル
の中から選択して登録することもできる。なお、特定の
相手が存在しないスケジュールについては、相手を指定
しない。
【0057】そして、このメモリ22に記憶された「相
手」について、第一実施形態における電話番号と同様
に、多色発光LEDの各発光色を割り当てるようにす
る。図5に示すメモリダイヤル情報31では、メモリダ
イヤルの中で色指定をしている例を示しており、同図の
スケジュール情報32では、スケジュール情報中に相手
欄情報が登録されている状態を示している。
【0058】このような本実施形態の携帯電話機によれ
ば、電話機本体10が折畳まれた状態で、多色発光LE
D16の発光色に基づいて所望の相手を選択,指定し、
電話機本体10を開くことにより、図5の表示33に示
すように、指定した色の相手のスケジュール情報のみを
取り出して表示部12に自動的に表示することができ
(図5に示す33の場合は、赤色指定による「相手Aさ
んとのスケジュール」)、これによって、特定の相手の
情報をまとめて管理,処理することができる。
【0059】なお、色を指定して電話機本体10を開い
た後、その相手のスケジュールを追加したい場合には、
その相手のスケジュールが表示された状態から追加のス
ケジュールを入力することが可能である。また、相手の
電話番号がすでにメモリダイヤルに登録されている場合
には(図5の31参照)、スケジュールを表示部12に
表示させるだけでなく、その状態で発呼キーを押下する
ことで、その相手先の電話番号に発呼が行われるように
することもできる。
【0060】[第三実施形態]さらに、本発明にかかる
携帯電話機の第三実施形態について説明する。上述した
第一,第二実施形態では、相手先電話番号の選択,指定
を多色発光LEDの色の変化によって行っていたが、本
実施形態では、これを音(メロディ音)の選択により行
うようにしたものである。したがって、他の構成部分は
第一,第二実施形態の場合と同様であり、詳細な説明は
省略する。
【0061】一般に、携帯電話機においては、相手先か
らの信号を受信すると、着信を報知する着信音として各
種のメロディ音が鳴動するようになっている。そして、
特定の相手先電話番号について、あらかじめ特定のメロ
ディ音を割り当てて設定しておくことにより、その相手
から電話がかかってくると、割り当てておいたメロディ
音が着信音として鳴動する、という機能が備えられてい
る。
【0062】本実施形態では、このメロディ音を、着信
を知らせる着信音に代えて、又はこれと併用して、相手
先への発呼操作時における相手先電話番号の選択,指定
に用いるようにしたものである。すなわち、本実施形態
では、電話機本体10の外部に二種以上の異なる音を発
する発音部と、この発音部を発音/消音させるととも
に、当該発音部の音を任意に変更,選択する選択操作部
を備えるようにしてある。ここで、発音部は、通常の携
帯電話機においてメロディ音や着信音を外部に鳴動,報
知するスピーカ等を用いることができる。また、選択操
作部は、第一実施形態におけるサイドキー17と同様の
構成のものを用いることができる。
【0063】そして、発音部の数種類の各メロディ音
を、メモリ内に記憶される相手先電話番号ごとに割り当
てることで、各メロディ音が各電話番号を特定して、こ
のメロディ音を選択操作部で変更,選択することによっ
て、所望の相手先の電話番号を選択,指定できるように
なっている。これにより、本実施形態にかかる携帯電話
機では、あらかじめメロディ音を各相手先電話番号に割
り当てておくことにより、メロディ音を割り当てた相手
に発呼する場合には、サイドキーを操作して所望のメロ
ディ音を選択することになる。ここで、メロディ音の選
択は、メロディ音を実際に鳴動させる場合の他、メロデ
ィ音の名前をディスプレイ上に表示等することによって
もでき、使用者がそのメロディ音を確認,特定できる方
法であればどのような手段であってもよい。
【0064】そして、第一実施形態の場合と同様、電話
機本体10を折畳んだままの状態でメロディ音、すなわ
ち相手先電話番号を選択,指定し、その後、電話機本体
10を開くことにより、電話機の展開と同時に指定した
相手先に自動的に発呼を行うことができる。また、電話
機本体10を展開した状態で所望のメロディ音を選択
し、その後、発呼キーを押下することにより、そのまま
相手先に発呼を行うこともできる。
【0065】このように、本実施形態にかかる携帯電話
機によれば、多色発光LEDに代えて、又はこれと併用
して、各種のメロディ音等を発する発音部を用いて相手
先電話番号等の特定情報を選択,指定することができの
で、頻繁に電話をかける相手先電話番号等について、特
定のメロディ音等の音を割り当てて設定することで、そ
のメロディ音を聞くことにより、所望の相手先電話番号
を選択,特定することができる。これにより、第一実施
形態における多色発光LEDの場合と同様、キー操作部
13の入力操作等を必要とすることなく、容易かつ正確
に相手先電話番号等を指定することができる。
【0066】なお、本発明の携帯電話機は、上述した実
施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨の
範囲で種々の変更実施が可能であることは言うまでもな
い。例えば、上述した実施形態では、電話機本体が折畳
み自在に構成された折畳み式の携帯電話の場合について
説明したが、折畳み式でない携帯電話機についても適用
できることは勿論である。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の携帯電話
機によれば、相手先の各電話番号等に応じて異なる色で
発光する多色発光LEDや異なるメロディ音を発する発
音部からなる情報選択手段を備えることにより、キー入
力操作を行ったりディスプレイの表示を確認することな
く、任意の相手先の電話番号等を特定して発呼等の動作
を行うことができる。これにより、携帯電話機における
発呼,入力操作等における煩わしさを軽減し、暗所等で
の誤入力,誤動作等も有効に防止することが可能とな
り、特に折畳み式の携帯電話機に好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる携帯電話機の第一実施形態を示
す概略外観図であり、(a)は電話機本体を開いた状態
の正面図であり、(b)は電話機本体を折畳んだ状態の
斜視図である。
【図2】本発明の第一実施形態にかかる携帯電話機の各
構成部分を示すブロック図である。
【図3】図2に示す携帯電話機の制御部を示すブロック
図である。
【図4】本発明の第一実施形態にかかる携帯電話機の動
作を示すフローチャート図である。
【図5】本発明の第二実施形態にかかる携帯電話機のメ
モリに記憶された情報を示す説明図である。
【符号の説明】
10 電話機本体 13 キー操作部 16 多色発光LED 17 サイドキー(多色発光LED操作部) 17a 確定キー 17b 選択キー 20 制御部 22 メモリ 24 開閉検出部 25 LED制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 1/2745 H04M 1/725 1/725 H04B 7/26 109K 109T Fターム(参考) 5K023 AA07 DD08 HH02 HH08 5K027 AA11 EE04 FF01 FF23 FF25 HH21 MM15 5K036 AA07 BB01 DD11 DD48 FF02 JJ03 JJ12 JJ15 KK06 KK22 5K067 AA34 BB04 DD23 FF07 FF24 FF25 FF31 GG01 HH23 KK15 KK17

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話機本体内に、一又は二以上の情報を
    記憶する情報記憶手段を備えた携帯電話機であって、 前記情報記憶手段に記憶される各情報ごとに異なる報知
    を行うことにより、当該各情報を特定し、所望の特定情
    報を選択,指定する情報選択手段を備えたことを特徴と
    する携帯電話機。
  2. 【請求項2】 前記情報記憶手段に記憶される情報が、
    相手先電話番号を含む請求項1記載の携帯電話機。
  3. 【請求項3】 前記情報記憶手段に記憶される情報が、
    相手別スケジュールを含む請求項1又は2記載の携帯電
    話機。
  4. 【請求項4】 前記情報選択手段が、 電話機本体を構成する筐体表面に、外部から視認可能に
    配設された、二以上の異なる色で発光可能な多色発光部
    と、 この多色発光部を点灯/消灯させるとともに、当該発光
    部の発光色を任意に変更,選択する選択操作部と、を備
    え、 前記多色発光部の各発光色が、前記情報記憶手段に記憶
    される各情報ごとに割り当てられることにより、当該各
    発光色が各情報を特定し、 当該発光色を前記選択操作部で変更,選択することによ
    り、前記情報記憶手段の所望の特定情報を選択,指定可
    能な請求項1,2又は3記載の携帯電話機。
  5. 【請求項5】 前記情報選択手段が、 電話機本体外部に、二種以上の異なる音を発する発音部
    と、 この発音部を発音/消音させるとともに、当該発音部の
    音を任意に変更,選択する選択操作部と、を備え、 前記発音部の各音が、前記情報記憶手段に記憶される各
    情報ごとに割り当てられることにより、当該各音が各情
    報を特定し、 当該音を前記選択操作部で変更,選択することにより、
    前記情報記憶手段の所望の特定情報を選択,指定可能な
    請求項1,2,3又は4記載の携帯電話機。
  6. 【請求項6】 前記電話機本体が、折畳み自在に構成さ
    れた請求項1,2,3,4又は5記載の携帯電話機。
  7. 【請求項7】 前記多色発光部が、折畳み自在に構成さ
    れた前記電話機本体の筐体表面に、当該電話機が折畳ま
    れた状態で外部から視認可能に配設された請求項6記載
    の携帯電話機。
  8. 【請求項8】 前記情報選択手段の選択操作部が、電話
    機本体の筐体側面部に、外部から操作可能に配設された
    請求項4,5,6又は7記載の携帯電話機。
  9. 【請求項9】 折畳み自在に構成された前記電話機本体
    の開閉を検出する開閉検出手段を備えるとともに、 前記開閉検出手段により前記電話機本体の開動作が検出
    されると、前記情報選択手段の選択操作部により選択,
    指定された情報が相手先電話番号の場合に、当該相手先
    電話番号への発呼を行う自動発呼制御手段を備えた請求
    項6,7又は8記載の携帯電話機。
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