JP2000500708A - 平板印刷版用親水性化基体およびその製造法 - Google Patents

平板印刷版用親水性化基体およびその製造法

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Abstract

(57)【要約】 支持体(例えば、アルミニウム製もしくはプラスチック製支持体)に、粒状物質(例えば、粒状のアルミナもしくはチタニア)が分散されたケイ酸塩溶液(例えば、ケイ酸ナトリウム溶液)を含有する液体(pH:9以上)と接触させることを含む平板印刷版用基体の製造法。該液体は硬化すると支持体上に親水性層を形成する。基体自体および印刷版も開示される。

Description

【発明の詳細な説明】 平板印刷版用親水性化基体およびその製造法 この発明は平板印刷に関するものであって、平板印刷部材用基体の製造法、平 板印刷部材用基体および平板印刷部材自体を提供する。この発明は、限定的では ないが、特にリトグラフ印刷に関する。 リトグラフ法には基体の実質的には共通面上に画像(印刷)領域と非画像(非印 刷)領域を形成させることが含まれる。この方法を印刷産業において使用する場 合、非画像領域は一般に親水性であり、画像領域は一般に親油性である。このた め、油性インクは基体に水が接触した後では非画像領域からはじかれる。 画像領域と非画像領域は、基体表面上の画像形成材料層に放射線を照射する工 程を含む方法によって形成させることができる。この放射線照射によって画像に 対応する画像形成材料領域と非画像領域の溶解度が相違するようになる。現像過 程中においては、可溶性のより高い領域が除去され、画像に対応するパターンが 基体上に残存する。 画像形成材料層は受容する基体の調製法は、画像形成材料が基体上に確実に結 合されると共に可溶性画像材料が現像過程中に除去されるようなものでなければ ならない。 リトグラフ印刷に最も一般的に使用されている基体の1つは、使用に適するよ うに処理されたアルミニウム基材層を含むものである。一般に、アルミニウム層 は高品質アルミニウム、例えば、純度が少なくとも99.5%である1050合 金を含む。基体を調製するためには、アルミニウムを、例えば、電解研磨によっ て粗面化処理に付した後、陽極処理に付し、次いで化学的方法、例えば、水、リ ン酸塩溶液もしくはケイ酸塩溶液またはポリカルボン酸を用いる処理によるコン ディショニング処理に付す。 電解研磨処理および/または陽極処理および/または化学的コンディショニン グ処理に付したアルミニウムを利用したリトグラフ印刷版は例えば、次の文献に 記載されている:英国特許出願第1 439 127号、米国特許第3 181 4 61号、同第3 963 594号、同第4 052 275号、同第4 072 5 89号、同第4 131 518号、ヨーロッパ特許出願第0 110 417号お よび日本国特許公報2−03956号。 既知の製造法の1つの問題点は、電解研磨工程と陽極処理工程において多量の 電気エネルギーを消費することである。また、これらの工程においては処理しな ければならない化学物質が生じる。さらに、一般にこれらの工程における処理速 度は比較的遅い。 このような問題の解決策として多くの提案がなされているが、商業的な規模で 実施されているものはほとんどない。 例えば、PCT公報WO 91/12140にはジルコニアゾルから誘導され る酸化物層を有するアルミニウム製のリトグラフ印刷版が開示されている。 米国特許第4 457 971号には非金属無機粒子を含むセラミック層および 少なくとも1種の一塩基性リン酸塩の脱水生成物を保有するアルミニウム蒸着基 体もしくはアルミニウム基体を有するリトグラフ印刷版が開示されている。 米国特許第4 420 549号にはポリマー状のリン酸アルミニウムもしくは その混合物を含有するが、粒状物質を実質上含有しないセラミック製被覆層を保 有するアルミニウム蒸着基体もしくはアルミニウム基体を有するリトグラフ印刷 版が記載されている。 米国特許第4 542 089号には感光性基体の製造法が開示されている。こ の方法においては、少なくとも1種の一塩基性リン酸塩と無機非金属粒子を含有 するスラリーをアルミニウム基体もしくはアルミニウム蒸着基体の少なくとも一 つの面上に塗布することによって該基体上に親水性セラミック層を形成させ、次 いで、該スラリーを少なくとも230℃の温度において該セラミック層の脱水が 実質上完全におこなわれて親水性セラミック被覆層が形成されるのに十分な時間 にわたって焼成する。 伊国特許出願第MI 94 A000448号にはフルオロシリケート、シリカ 、ポリビニリデンフルオライドおよび二酸化チタンを含むコロイド状混合物をア ルミニウム支持体上に塗布し、該フルオロシリケートの重合を225℃〜300 ℃で50〜180秒間おこなうことによって調製されるリトグラフ印刷版が記載 さ れている。 上記方法に関連する1つの問題点は、アルミニウム基体上の被覆層の硬化およ び/または重合に比較的高い温度を必要とすることに起因する。高温加熱によっ てアルミニウム支持体は焼なまされてその引張強さは低下する。さらに、高温に よって印刷版は変形し、波状構造を示すようになる。これらの両方の効果は印刷 版を印刷機上で処理するときに問題となる。 電解研磨および/または焼なましに関連する問題の別の解決策はPCT特許出 願GB 93/01910号に記載されている。この文献にはAl23粉末をアル ミニウム合金シート上にプラズマ噴霧させることによってリトグラフ印刷版を製 造する方法が開示されている。 アルミニウムの代わりにプラスチック材料、例えば、ポリエステルを支持体と して使用してもよい。また、この種の材料に対しては多数の表面被覆材が開示さ れている。 例えば、米国特許第4 330 605号にはコロイド状シリカと乾燥シリカ粉 末との混合物を用いてポリエチレンテレフタレートフィルムを被覆することを含 む銀塩拡散転写法によって画像を形成し得るフォトリトグラフ用レセプターシー トが開示されている。 ヨーロッパ特許EP 0 619 524号、EP 0 619 525号およびE P 0 620 502号にはポリエチレンテレフタレートフィルム用の種々の被 覆材が開示されている。 本発明の目的は、既知の平板印刷用印刷版、該印刷版の部材および該印刷版の 製造法に関連する諸問題を解決することである。 本発明によれば、粒状物質が分散されたケイ酸塩溶液を含有する液体を支持体 と接触させることによって支持体上に親水性層を形成させる工程を含む平板印刷 部材用基体の製造法が提供される。 好ましくは、該平板印刷部材は印刷版(printing plate)である。 ケイ酸塩溶液は、水ガラスと呼ばれている化合物、メタシリケート、オルトシ リケートおよびセスキシリケートを含むいずれかの可溶性ケイ酸塩の溶液を含ん でいてもよい。該ケイ酸塩溶液は改質ケイ酸塩、例えば、硼ケイ酸塩またはホス ホシリケートの溶液を含んでいてもよい。 このケイ酸塩溶液は1種もしくは複数種(好ましくは1種)の金属ケイ酸塩もし くは非金属ケイ酸塩を含有していてもよい。金属ケイ酸塩はアルカリ金属ケイ酸 塩であってもよい。非金属ケイ酸塩は第4アンモニウムケイ酸塩であってもよい 。 このケイ酸塩溶液はSi種(例えば、SiO2)とカチオン種(例えば、金属種)の モル比が0.25〜10、好ましくは0.25〜約6、より好ましくは0.5〜4 のケイ酸塩から調製してもよい。 該ケイ酸塩は好ましくはアルカリ金属ケイ酸塩である。この場合、SiO2とM2 O(式中、Mはアルカリ金属原子を示す)のモル比は少なくとも0.25、適当に は少なくとも0.5、好ましくは少なくとも1、より好ましくは少なくとも1.5 、特に好ましくは少なくとも2.5である。該モル比は6よりも小さい値、好ま しくは5よりも小さい値、より好ましくは4よりも小さい値である。 好ましいアルカリ金属ケイ酸塩にはケイ酸リチウム、ケイ酸ナトリウムおよび ケイ酸カリウムが含まれる。ケイ酸リチウムおよび/またはケイ酸ナトリウムが 好ましい。ケイ酸塩溶液はケイ酸ナトリウムのみを含有するのが最も好ましい。 この液体はケイ酸塩(例えば、溶解ケイ酸ナトリウム)を2〜30重量%、好ま しくは5〜20重量%、より好ましくは8〜16重量%含有していてもよい。こ の液体は、ケイ酸塩を30〜40重量%含有する10〜60重量%、好ましくは 30〜50重量%、より好ましくは35〜45重量%のケイ酸塩溶液を用いて調 製してもよい。 この液体は粒状物質を5〜60重量%、好ましくは10〜50重量%、より好 ましくは15〜45重量%、特に好ましくは20〜40重量%含有していてもよ い。 この液体中のケイ酸塩と粒状物質の重量比は好ましくは0.1〜2、より好ま しくは0.1〜1、特に0.2〜0.6である。 この液体は20重量%よりも多くの量、好ましくは30重量%よりも多くの量 、より好ましくは40重量%よりも多くの量、特に45重量%よりも多くの量の 水 (ケイ酸塩溶液中の水も含む)を含有していてもよい。この液体は80重量%より も少ない量、好ましくは70重量%よりも少ない量、より好ましくは65重量% よりも少ない量、特に約60重量%よりも少ない量の水を含有していてもよい。 粒状物質は有機物質または無機物質であってもよい。有機粒状物質はラテック スから調製してもよい。無機粒状物質は次の群から選択してもよい: アルミナ、 シリカ、炭化ケイ素、硫化亜鉛、ジルコニア、硫酸バリウム、タルク、クレー( 例えば、カオリン)、リトポンおよび酸化チタン。 該粒状物質は0〜15のスケールでの修正モース硬度が8よりも大きな値、好 ましくは9よりも大きな値、より好ましくは10より大きな値である第1物質を 含有していてもよい。 第1物質は一般的には球状粒子を含有するが、偏平状粒子または小板状体を含 んでいてもよい。 第1物質の平均粒径は少なくとも0.1μm、好ましくは少なくとも0.5μmで ある。また、該平均粒径は45μmよりも小さな値、好ましくは20μmよりも小 さな値、より好ましくは10μmよりも小さな値であってもよい。 第1物質の粒子の95%に対する粒径分布は0.01〜150μm、好ましくは 0.05〜75μm、より好ましくは0.05〜30μmである。 第1物質は好ましくは無機物質、好ましくはアルミナ(この用語はAl23およ びその水和物、例えばAl23・3H2Oを包含する)を含有するが、Al23が特 に好ましい。 前述の液体中の粒状物質は第1物質を少なくとも20重量%、好ましくは少な くとも30重量%、より好ましくは少なくとも40重量%含有していてもよい。 該液体は第1物質を5〜40重量%、好ましくは5〜30重量%、より好ましく は7〜25重量%、特に10〜20重量%含有していてもよい。 該粒状物質は第2物質を含有していてもよい。第2物質の平均粒径は少なくと も0.001μm、好ましくは少なくとも0.01μmであり、また、該平均粒径は 10μmよりも小さな値、好ましくは5μmよりも小さな値、より好ましくは1μ mよりも小さな値である。 第1物質と第2物質の平均粒径はこれらの物質の一次粒子径に関する。 前述の液体中の粒状物質は第2物質を少なくとも20重量%、好ましくは少な くとも30重量%、より好ましくは少なくとも40重量%含有していてもよい。 該液体は第2物質を5〜40重量%、好ましくは5〜30重量%、より好ましく は7〜25重量%、特に10〜20重量%含有していてもよい。 第2物質は好ましくは顔料であり、好ましくは無機物、特に二酸化チタンが好 ましい。 第1物質と第2物質は多モード、例えば2頂の粒径分布を示す。 液体がケイ酸塩並びに上述の第1物質と第2物質を含む粒状物質を含有する場 合、ケイ酸塩(例えば、溶解ケイ酸ナトリウム)の含有量(重量%)と第1物質の含 有量(重量%)との比は0.25〜4、好ましくは0.5〜1.5、より好ましくは 約1である。また、ケイ酸塩の含有量(重量%)と第2物質の含有量(重量%)との 比は0.25〜4、好ましくは0.5〜1.5、より好ましくは約1である。第1 物質の含有量(重量%)と第2物質の含有量(重量%)との比は0.5〜2、好まし くは0.75〜1.5、より好ましくは約1〜1である。 粒状物質は好ましくはケイ酸塩溶液のpHを低下させるのに適合する第3物質 を含有していてもよい。第3物質はコロイド、適当にはコロイド状シリカまたは 無機塩、適当にはリン酸塩であってもよいが、リン酸アルミニウムが特に好まし い。粒状物質が第3物質を含有する場合、その含有量は好ましくは30重量%よ りも少ない値、より好ましくは20重量%よりも少ない値、特に好ましくは10 重量%よりも少ない値である。 液体のpHは9.0よりも高い値、好ましくは9.5よりも高い値、より好まし くは10.0よりも高い値、特に10.5よりも高い値である。このpHの値はケ イ酸塩が溶液として存在し、ゲルを形成しないように調整するのが適当である。 ケイ酸塩溶液のpHが9よりも低くなるとゲルが一般に形成されるようになる。 液体のpHは好ましくは14よりも低い値、より好ましくは13よりも低い値で ある。液体のpHは支持体上の親水性層の接着性に影響をもたらす。液体のpHを 上記のように調整することによって良好な接着性が得られることが判明した。 液体はその性状を調整する他の成分を含有していてもよい。例えば、液体は1 種または複数種の界面活性剤を、例えば、0〜1重量%含有していてもよい。適 当な界面活性剤群にはアニオン性の硫酸塩およびスルホン酸塩が含まれる。液体 は液体の粘度を調整するための粘度上昇剤を、例えば、0〜10重量%、好まし くは0〜5重量%含有していてもよい。また、液体は無機粒状物を液中に分散さ せるための分散剤を例えば、0〜2重量%含有していてもよい。適当な分散剤は ヘキサメタリン酸ナトリウムである。 平板印刷用印刷版の親水性層としては、該親水性層の強度および/または硬度 を増加させるために有機ポリマー、例えば、熱可塑性ポリマーを含有する親水性 層が提案されている。本発明方法に用いる前述の液体は熱可塑性有機ポリマー、 例えば、ポリフッ化ビニリデン等を含有しないのが好ましい。 該液体は100センチポイズよりも小さな粘度(20℃での測定値)および20 0s-1の剪断速度[二重ギャップ測定機構を具有するメトラー・レオマット(Mett ler Rheomat)180型粘度計を用いた測定値]を有する。この場合の粘度は好 ましくは50センチポイズよりも小さな値、より好ましくは30センチポイズよ りも小さな値、特に好ましくは20センチポイズよりも小さな値である。 該液体はいずれかの適当な手段(好ましくは非電気化学的手段)によって支持体 上に塗布してもよい。 該液体を支持体の両面に塗布することによって該両面に親水性層を形成させて もよい。両面に親水性層を有する支持体は両面リトグラフ印刷版の製造に用いて もよい。あるいは、このような支持体を単一面印刷版の製造に用いる場合には、 画像層を有さない面は親水性層で保護してもよい。該液体は支持体の一方の面の みに塗布するのが好ましい。 該液体は乾燥後の親水性層の平均厚が20μmよりも小さな値、好ましくは1 0μmよりも小さな値、より好ましくは5μmよりも小さな値、特に好ましくは3 μmよりも小さな値になるように支持体に塗布してもよい。 上記の親水性層の厚さは0.1μmよりも大きな値、好ましくは0.3μmよりも 大きな値、より好ましくは0.5μmよりも大きな値であってもよい。 粒状物質は親水性層を非平面状にする組織構造(formation)を該層中に形成す るのが好ましく、該組織構造は、画像層が親水性層上に形成されたときに対応す る組織構造が英国特許出願GB 2 277 282号明細書に記載のように画像 層の表面上に形成されるように分布する(該明細書の記載内容も本明細書の一部 を成すものである)。 この方法には、支持体上に塗布した後の液体から水を除去する適当な条件を設 定する工程を含ませるのが好ましい。適当な条件には外的な作用によって水を積 極的に除去することを含めてもよく、また、支持体上に気流を発生させることお よび/または支持体を包囲する空気の湿度を調整することを含めてもよい。好ま しくは、この方法には支持体を加熱環境下に置く工程が含まれる。支持体は23 0℃を越えない条件下、好ましくは200℃を越えない条件下、より好ましくは 175℃を越えない条件下、特に好ましくは150℃を越えない条件下に置いて もよい。 支持体は上記の加熱環境下に180秒よりも短時間、好ましくは120秒より も短時間、より好ましくは100秒よりも短時間置いてもよい。 支持体はアルミニウムまたは合金を含んでいてもよい。この場合、該支持体は 上記のような加熱条件下(230℃よりも低温条件下)に置くのが有利である。何 故ならば、このような条件下では支持体の著しい焼なましは起こらないので支持 体の引張強さが許容範囲内に保持されるからである。より詳細には、アルミニウ ムの引張強さ(測定はハウンズフィールド引張試験機を用いておこなうのが適当 である)は少なくとも100MPa、好ましくは少なくとも110MPa、より好 ましくは少なくとも120MPa、特に好ましくは少なくとも140MPaにして もよい。 前述の液体の硬化は比較的低温で短時間おこなえばよいので、該液体はプラス チック製支持体、例えばポリエステル製支持体上に塗布して親水性層を形成させ るのが有利である。後述のように、比較的高温において長時間の硬化処理をおこ なうとプラスチック製支持体は悪影響を受ける。 支持体上に塗布された液体からの水の除去によってケイ酸塩が重合して無機粒 状物とその場で結合すると考えられる。 従って、本発明方法の1つの利点は比較的広範囲の材質の支持体が利用できる ことである。例えば、支持体の材質がアルミニウムまたは合金の場合、リトグラ フ印刷版として常用されている金属のグレードに比べて比較的グレードの低い金 属を使用することができる。さらに、および/またはあるいは、例えば現像薬液 に対してより耐性のある金属を利用することもできる。さらにまた、本発明方法 はその他の材質の支持体、例えば、その他の金属、箔で被覆した紙およびプラス チック等の材質の支持体上に親水性層を形成させるのに適用してもよい。 支持体は親水性層の塗布前に前処理に付してもよい。支持体の材質がアルミニ ウムもしくはアルミニウム合金の場合、支持体はアルミニウムの表面処理法とし て従来から利用されている1種または複数種の常套法によって前処理してもよい 。このような前処理法としては次の方法が例示される: 苛性エッチング洗浄法、 酸洗浄法、ブラシグレイニング、機械的グレイニング、スラリーグレイニング、 サンドブラスチング、研磨洗浄法、電解洗浄法、溶剤脱脂法、超音波洗浄法、ア ルカリ非エッチング洗浄法、プライマーコーティング、グリット(grit)/ショッ ト(shot)ブラスティングおよび電解グレイニング。この種の前処理は例えば、次 の文献に詳述されている:「アルミニウムとその合金の表面処理と仕上げ」、ヴェ ルニック、ピンナーおよびシースバイ著、フィニッシング・パブリケーション社 、ASM インターナショナル(第5版;1987年)。 支持体を前処理する場合、好ましい前処理は支持体の表面特性の調整を含む方 法、例えば、洗浄法やグレイニング等を含む方法である。しかしながら、支持体 の表面に表面被覆剤を塗布する場合には、被覆剤は液体として塗布するのが好ま しい。 前述のケイ酸塩溶液を含有する液体は実質的に乾燥した支持体表面に塗布する のが好ましい。また、該液体は支持体表面へ直接塗布するのが好ましい。 支持体は該液体と接触させる前に洗浄および/またはエッチング処理に付すの が好ましい。洗浄および/またはエッチングはアルカリ性液体、例えば、所望に よりグルコン酸ナトリウムおよび/またはソルビトールのような添加剤を含有す る水酸化ナトリウム溶液を用いておこなってもよい。 支持体は適当には硝酸を用いる脱汚染処理に付してもよい。この処理をおこな った後は、支持体は前述の液体と接触させる前にすすぎおよび/または乾燥処理 に付すべきである。 基体の調製法には、支持体上に形成された親水性層の表面に硫酸アルミニウム を接触させて該表面のpHを調整することによって該親水性層を画像層に適合さ せる工程を含ませるのが好ましい。 この方法には、画像層を適当には親水性層上に直接形成させることによって親 水性層を画像層と支持体の間に介在させる工程を含ませるのが好ましい。 「画像層」という用語にはその後で部分的に除去されて被印刷領域を限定する層 および被印刷領域を限定している層が含まれる。 画像層は親水性層の全表面にわたって形成されてもよい。画像層は陽画版また は陰画版が形成されるように配設された既知のいずれかの感光性材料を含有して いてもよい。感光性材料としてはジアゾニウム/ジアジド材料、解重合または付 加光重合するポリマーおよびハロゲン化銀ゼラチンアセンブリーが例示される。 適当な感光性材料は例えば、次の特許の明細書に開示されているが、好ましい感 光性材料はキノンジアジド材料である: 英国特許GB 1 592 281号、同 GB 2 031 442号、同GB 2 069 164号、同GB 2 080 9 64号、同GB 2 109 573号、ヨーロッパ特許EP 0 377 589号 、米国特許US 4 268 609号および同US 4 567 131号。 あるいは、平板印刷用の所望の画像形態を有する画像層はデポジション法、例 えば、インクジェット法またはレーザー摩耗転写法等によって親水性層上に形成 させてもよい。後者の方法は例えば、米国特許US 5 171 650号に記載 されている。 画像層は、親水性層中の粒状物質によって親水性層中に形成される組織構造に 起因して親水性層表面上に組織構造が限定されるように配設するのが好ましい。 この組織構造は感光性層とマスクの間に溝が形成されるように分布させるのが適 当である。このような形態を採用することによって感光性層とマスクの間からの 脱気がおこなわれ、印刷版の露光前における感光性層上のマスクのドローダウン (draw−down)時間を短くすることができる。 本発明には前述の方法によって調製される平板印刷部材用基体も包含される。 上記方法によって調製される基体は支持体に十分に接着する親水性層を有する 。支持体がアルミニウムもしくは合金の場合、この接着性は支持体表面上におけ るケイ酸アルミニウムの形成(または少なくともアルミノシリケート結合の形成) に起因すると考えられる。従って、本発明は、支持体と支持体表面上の親水性層 の間に化学結合が形成された基体を提供する。さらに、この基体は印刷に使用す る場合には、電解グレイニング処理および陽極処理した基体に匹敵する耐摩耗性 を示すことが判明した。 平板印刷版用基体は支持体並びにケイ酸塩溶液から誘導されたかもしくは誘導 され得るバインダー物質および粒状物質を含有する親水性層を有する。ケイ酸塩 溶液は本明細書に記載のようなものであってもよい。 本明細書に記載のような種類のケイ酸塩溶液から誘導されたバインダー物質は 負の電荷を有する非常に小さな三次元的なシリケートポリマーイオンを含んでい ると考えられる。前述のように系から水を除去するシラノール基が縮合して−S i−O−Si−部分を有するポリマー構造を形成する。従って、本発明には支持体 および粒状物質が分布した−Si−O−Si−部分を含むポリマー構造を有するバ インダー物質を含有する親水性層を保有する基体が包含される。 粒状物質は本明細書に記載のようなものであってもよい。粒状物質の含有量は 親水性層の好ましくは30〜80重量%、より好ましくは40〜70重量%であ る。 粒状物質は本明細書に記載のような第1物質を含有するのが好ましい。第1物 質は0〜15のスケールにおける修正モース硬度が好ましくは9よりも大きな値 、より好ましくは10よりも大きな値のものが好適である。 親水性層中の第1物質の平均粒径および/または粒径分布は前述の液体に配合 する第1物質の場合と同様であってもよい。 基体上の粒状物質は第1物質を少なくとも20重量%、好ましくは少なくとも 30重量%、より好ましくは少なくとも40重量%含有していてもよい。 粒状物質は本明細書に記載のような第2物質を含有するのが好ましい。親水性 層中の第2物質の平均粒径および/または粒径分布は前述の液体に配合する第2 物質の場合と同様であってもよい。 基体上の粒状物質は第2物質を少なくとも20重量%、好ましくは少なくとも 30重量%、より好ましくは少なくとも40重量%含有していてもよい。 該層中の第1物質と第2物質の重量%の比は0.5〜2、好ましくは0.75〜 1.5、より好ましくは約1〜1である。 粒状物質は本明細書に記載のような第3物質を含有していてもよい。 親水性層は熱可塑性有機ポリマー、例えば、ポリフッ化ビニリデン等を含有し ないのが好ましい。 親水性層の平均厚は20μmよりも小さな値、好ましくは10μmよりも小さな 値、より好ましくは5μmよりも小さな値にするのが好適である。 親水性層の平均厚は0.1μmよりも大きな値、好ましくは0.3μmよりも大き な値、より好ましくは0.5μmよりも大きな値にするのが好適である。 親水性層のRa[LV−50測定ヘッドを有する針(stylus)測定装置(ホムメル メーターT2000)を用いて測定した値]は0.1〜2μm、適当には0.2〜2 μm、好ましくは0.2〜1μm、より好ましくは0.3〜0.8μm、特に0.4〜 0.8μmにしてもよい。 親水性層は上記の配合物を基体1m2あたり1〜20g、好ましくは5〜15g、 より好ましくは8〜12g、最も好ましくは約10g含有していてもよい。 支持体は印刷部材用に常用されているいずれかの種類の支持体であってもよく 、例えば、アルミニウム、スチール、スズまたはこれらの合金、アルミニウムの ような金属箔で被覆した紙、ポリエステルのようなプラスチックまたは金属で被 覆したプラスチックが挙げられるが、アルミニウムまたは合金が好適である。 本発明方法は親水性層の硬化中のアルミニウムの焼きなましの低減/防止によ ってアルミニウムの引張強さの最適化に利用してもよい。従って、本発明による 支持体の引張強さは少なくとも100MPa、好ましくは少なくとも110MPa 、 より好ましくは少なくとも120MPa、特に好ましくは少なくとも140MPa にするのが好適である。 さらに、本発明方法は支持体の調製中のその変形を最小限にするのに利用して もよい。例えば、アルミニウム支持体に該方法を適用する場合、最大波高はわず かに2mmであり、1mあたりの最大波数は3であることが判明した。 本発明には前述の基体および該基体の親水性層上の画像層を有する平板印刷部 材が包含される。 親水性層中の粒状物質は支持体表面と画像層の間に介在させるのが好ましく、 画像層の表面上にはその下の粒状物質に起因する形成体が付与される。画像層は 感光性材料、好ましくはキノンジアジドを含有するのが好適である。 本明細書に記載の本発明のいずれかの特徴は本発明の他のいずれかの特徴と組 合せてもよい。 以下、本発明を実施例によって説明する。 リトグラフ印刷版の調製 実施例1 工程1(アルミニウム支持体の調製) 0.3mmゲージのアルミニウム合金シート(AA1050)から230mm×35 0mmの大きさのシートを切り取り、長手方向にグレニング処理を施し、次いでこ のシートを蒸留水に水酸化ナトリウム溶液を溶解させた溶液(100g/l)中に 周囲温度下で表を上にして60秒間浸漬した後、十分に水洗した。 工程2(被覆用配合物の調製) この工程においては次の試薬を用いた。 (1)ケイ酸ナトリウム溶液[SiO2:Na2O=3.17〜3.45(平均約3.3); SiO2:27.1〜28.1重量%、Na2O:8.4〜8.8重量%、水:残部;密度: 約75トゥワデル(°Tw); 当量39.5ボイメ(°Be'); 比重:1.375] (2)脱イオン水(抵抗率:5Mohm・cm) (3)アルミナ(99.6%)含有Al23粉末(六辺形小板)[平均粒径:3μm; 硬 度:9Moh(硬度スケール0〜10)] (4)Al23、ZnOおよびZnPO4で被覆したルチル二酸化チタン(平均粒径: 0.23μm) 脱イオン水(48g; 24重量%)およびケイ酸ナトリウム溶液(80g; 40重 量%)をビーカー(250ml)内に入れ、シルベルソン高剪断ミキサーを用いて最 大速度で混合した。二酸化チタン粉末(36g; 18重量%)を10秒間で約2g の割合で添加した。添加終了後、液体をさらに2分間剪断撹拌した。得られた液 体の粘度は10センチポイズ(20℃)であり、剪断速度(二重ギャップ機構を有 するメトラー・レオマット180粘度計を用いた測定値)は200s-1であった。 工程3(被覆用配合物の塗布) 工程2で調製した被覆用配合物を工程1で調製したアルミニウムシート上に回 転式メイヤー棒塗布機(K303)を用いて塗布することによって湿潤厚が6μm のフィルムを形成させた。 工程4(配合物の乾燥) 工程3で得られた被覆シートを130℃のオーブン内で80秒間乾燥させた後 、オーブンから取り出して周囲温度まで冷却させた。 工程5(後乾燥処理) 工程4で得られた乾燥シートを硫酸アルミニウム溶液(0.1M)中に30秒間 浸漬した後、水道水を用いて約20秒間噴霧すすぎし、次いで送風乾燥させた。 工程6(感光性被覆剤の塗布) 工程5で得られたシートにキノンジアジド/ノボラク樹脂型感光剤をメイヤー 棒塗布機を用いて塗布することによって印刷版を調製した(乾燥被覆量:2g/m2 )。感光剤は130℃で80秒間乾燥させた。 工程6で得られた印刷版は市販の印刷版に比べて低コストで製造されるが、こ れに匹敵し得る特性を有することが判明した。 実施例2 工程2で使用する被覆用配合物として異なった配合物を用いる以外は実施例1 の手順に準拠した。該配合物は下表に示す成分を記載の順序で脱イオン水(40 重量%)中に添加し、混合物は高剪断撹拌処理に付した。 配合成分 配合量(重量%) (1) 「Hombitan LW」(商標)[アナターゼTiO2 (平均一次粒径: 0.2μm)] 14.2 (2) 「Microgrit C3」(商標)[アルミナ粉末 (平均一次粒径: 3μm)] 14.2 (3) ケイ酸ナトリウム溶液(実施例1と同様) 31.2 得られた印刷版は実施例1で調製したものに匹敵し得る特性を有することが判 明した。 実施例3 工程2において以下の配合処方(成分は記載の順序で添加した)によって調製し た配合物を使用する以外は実施例2の手順に準拠した。 配合成分 配合量(重量%) (1) 脱イオン水 21.51 (2) 「Hombitan LW」(実施例2と同様) 14.15 (3) アルミナ粉末(実施例2と同様) 14.15 (4) ポリケイ酸ナトリウム溶液(SiO2:Na2O=5.2:1; 固形分: 22.78%) 50.19 得られた印刷版は実施例1で調製した印刷版に匹敵し得る特性を有することが 判明した。 実施例4 工程2において以下の配合処方(成分は記載の順序で添加した)によって調製し た配合物を使用する以外は実施例2の手順に準拠した。 配合成分 配合量(重量%) (1) 脱イオン水 33.29 (2) 「Hombitan LW」(実施例2と同様) 11.83 (3) アルミナ粉末(実施例2と同様) 11.83 (4) 「Bindzil 15/500」(商標)[コロイドシリカ (平均粒径:7nm)] 1.1 (5) ポリケイ酸ナトリウム溶液(実施例3と同様) 41.95 得られた印刷版は実施例1で調製した印刷版に匹敵し得る特性を有することが 判明した。但し、この場合には親水性層にわずかの着色がみられた。 実施例5 工程2において以下の配合処方(成分は記載の順序で添加した)によって調製し た配合物を使用する以外は実施例2の手順に準拠した。 配合成分 配合量(重量%) (1) 脱イオン水 40 (2) 「Hombitan LW」(実施例2と同様) 14.23 (3) アルミナ粉末(実施例2と同様) 13.23 (4) 「Fabutit 748」(商標)[リン酸アルミニウム 1.0 (5) ケイ酸ナトリウム(実施例1と同様) 31.5 得られた印刷版は実施例1で調製した印刷版に匹敵し得る特性を有することが 判明した。 本願の出願時と同時またはそれ以前に発表された本願発明と関連する全ての出 願明細書および文献であって公衆の閲覧に供されたものにも留意すべきものであ り、これらの全ての先行文献等も本明細書の一部を成す。 本明細書(請求の範囲、要約書および図面を含む)で開示した全ての特徴および /または該明細書に開示された方法の全ての工程は適宜組合せてもよい(但し、 これらの特徴および/または工程が相互に矛盾する組合せは除く)。 本明細書(請求の範囲、要約書および図面を含む)に開示された各々の特徴は、 特に言及しない限り、これらと同様な目的、同等の目的または類似の目的に利用 される別の特徴によって代替させてもよい。従って、特に言及しない限り、開示 された特徴は一般的な一連の同等もしくは類似の特徴の一例に過ぎない。 本発明は前述の態様に限定されるものではない。本発明には本明細書(請求の 範囲、要約書および図面を含む)に開示されたいずれか1つの新規な特徴または これらの特徴の新規ないずれかの組合せあるいは該明細書に開示された方法のい ずれか1つの工程またはこれらの工程の新規ないずれかの組合せが包含される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN, CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,G E,HU,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR ,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV, MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,P L,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK ,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,UZ, VN (72)発明者 オーガン,ロバート・マイケル イギリス、オーエックス12・0キューゼッ ト、オックスフォードシャー、ワンテイ ジ、グローブ、チャーチワード・クロース 24番、“レインボー"

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.粒状物質が分散されたケイ酸塩溶液を含有する液体を支持体と接触させて 支持体上に親水性層を形成させる工程を含む平板印刷部材用基体の製造法。 2.ケイ酸塩溶液が、Si種とカチオン性種のモル比が0.25〜約6のケイ酸 塩から調製される請求項1記載の方法。 3.ケイ酸塩溶液がアルカリ金属ケイ酸塩の溶液である請求項1または2記載 の方法。 4.液体中のケイ酸塩と粒状物質の重量比が0.1〜2である請求項1から3 いずれかに記載の方法。 5.粒状物質が0〜15スケール上での修正モース硬度が8よりも大きな硬度 を有する第1物質を含有する請求項1から4いずれかに記載の方法。 6.第1物質の平均粒径が少なくとも0.1μmである請求項5記載の方法。 7.第1物質がアルミナを含有する請求項5または6記載の方法。 8.粒状物質が第2物質を含有する請求項1から7いずれかに記載の方法。 9.第2物質の平均粒径が少なくとも0.001μmである請求項8記載の方法 。 10.第2物質が顔料である請求項8または9記載の方法。 11.粒状物質が第3物質を含有する請求項1から10いずれかに記載の方法 。 12.液体のpHが9よりも大きい請求項1から11いずれかに記載の方法。 13.液体の粘度が100センチポイズよりも小さい請求項1から12いずれ かに記載の方法。 14.液体を支持体に塗布することによって乾燥平均厚が20μmよりも薄い 親水性層を形成させる請求項1から13いずれかに記載の方法。 15.支持体がアルミニウムもしくは合金またはプラスチック材を含む請求項 1から14いずれかに記載の方法。 16.請求項1から15いずれかに記載の方法によって製造される平板印刷部 材用基体。 17.支持体並びに粒状物質およびケイ酸塩溶液から誘導されたかもしくは誘 導され得るバインダー物質を含有する親水性層を有する平板印刷部材用基体。 18.支持体並びに−Si−O−Si−を含むポリマー構造を有し粒状物質が分 散されたバインダー物質を含む親水性層を有する平板印刷部材用基体。 19.請求項1から16いずれかに記載の粒状物質を保有する請求項17また は18記載の基体。 20.親水性層の平均厚が20μmよりも薄い請求項17から19いずれかに 記載の基体。 21.親水性層が0.1〜2μmのRaを有する請求項17から20いずれかに 記載の基体。 22.親水性層が基体1m2あたり1〜20gの物質を含む請求項17から21 いずれかに記載の基体。
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