JP2000351743A - 1,3−ジクロロプロパンの製造方法 - Google Patents
1,3−ジクロロプロパンの製造方法Info
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- JP2000351743A JP2000351743A JP2000169421A JP2000169421A JP2000351743A JP 2000351743 A JP2000351743 A JP 2000351743A JP 2000169421 A JP2000169421 A JP 2000169421A JP 2000169421 A JP2000169421 A JP 2000169421A JP 2000351743 A JP2000351743 A JP 2000351743A
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- C07—ORGANIC CHEMISTRY
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- C07C17/00—Preparation of halogenated hydrocarbons
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- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C17/00—Preparation of halogenated hydrocarbons
- C07C17/093—Preparation of halogenated hydrocarbons by replacement by halogens
Abstract
(57)【要約】
【課題】 1,3−ジクロロプロパンの合成に適当な安
価でかつ十分な量を提供できる装入材料 【解決手段】 ビス(3−ヒドロキシプロピル)エーテ
ルと塩化水素とを反応させ、生じた1,3−ジクロロプ
ロパンおよび反応水を留去し、かつ両方の相を一緒に後
処理することを特徴とする、1,3−ジクロロプロパン
の製造方法。
価でかつ十分な量を提供できる装入材料 【解決手段】 ビス(3−ヒドロキシプロピル)エーテ
ルと塩化水素とを反応させ、生じた1,3−ジクロロプ
ロパンおよび反応水を留去し、かつ両方の相を一緒に後
処理することを特徴とする、1,3−ジクロロプロパン
の製造方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビス(3−ヒドロ
キシプロピル)エーテルと塩化水素とを、有利には第三
塩基性窒素化合物またはその他に第三脂肪族塩基を触媒
とする存在で、1,3−ジクロロプロパンおよび反応水
を留去し、かつ両方の相を後処理することによる、1,
3−ジクロロプロパンの製造方法に関する。
キシプロピル)エーテルと塩化水素とを、有利には第三
塩基性窒素化合物またはその他に第三脂肪族塩基を触媒
とする存在で、1,3−ジクロロプロパンおよび反応水
を留去し、かつ両方の相を後処理することによる、1,
3−ジクロロプロパンの製造方法に関する。
【0002】1,3−ジクロロプロパンは、医薬および
農薬の製造に重要な中間体であり、かつ殆ど有毒ではな
い溶剤としても役立つ。1,3−ジクロロプロパンの合
成は、長い間文献から公知である。大抵は、1,3−プ
ロパンジオールから出発し、かつこれらを塩化チオニル
または5塩化リンと反応させる(Clark Streight, Tran
s. roy. Soc. Canada(3)23,3(1929)77参照)。
農薬の製造に重要な中間体であり、かつ殆ど有毒ではな
い溶剤としても役立つ。1,3−ジクロロプロパンの合
成は、長い間文献から公知である。大抵は、1,3−プ
ロパンジオールから出発し、かつこれらを塩化チオニル
または5塩化リンと反応させる(Clark Streight, Tran
s. roy. Soc. Canada(3)23,3(1929)77参照)。
【0003】これらの方法の欠点は、装入材料1,3−
プロパンジオールの比較的高い費用である。しかし、安
価な装入材料を用いて経済的に製造し、かつ通常の塩素
化合物を製造する方法と同様に、相応するヒドロキシル
化合物から技術的に簡単に実現できる方法に大きな関心
がある。
プロパンジオールの比較的高い費用である。しかし、安
価な装入材料を用いて経済的に製造し、かつ通常の塩素
化合物を製造する方法と同様に、相応するヒドロキシル
化合物から技術的に簡単に実現できる方法に大きな関心
がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の課題
は、1,3−ジクロロプロパンの合成に適当な安価でか
つ十分な量を提供できる装入材料を見出すことである。
は、1,3−ジクロロプロパンの合成に適当な安価でか
つ十分な量を提供できる装入材料を見出すことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の課題は、本発明に
よりビス(3−ヒドロキシプロピル)エーテルを出発物
質として使用することにより解決される。このエーテル
ジオールは、1,3−プロパンジオールの製造の際に副
生成物として生じ、かつ欧州特許出願公開第05779
72号明細書による特に費用のかかる方法措置によって
しか分解することができない。
よりビス(3−ヒドロキシプロピル)エーテルを出発物
質として使用することにより解決される。このエーテル
ジオールは、1,3−プロパンジオールの製造の際に副
生成物として生じ、かつ欧州特許出願公開第05779
72号明細書による特に費用のかかる方法措置によって
しか分解することができない。
【0006】意外なことに、エーテルジオールのヒドロ
キシル基を塩素原子と交換する条件下でエーテル基も分
解され、かつ式 HOCH2CH2CH2OCH2CH2CH2OH+4HCl→2ClCH2CH2CH2Cl+
3H2O により、エーテルジオール1モルおよび塩化水素4モル
から、1,3−ジクロロプロパン2モルおよび水3モル
が生じる。
キシル基を塩素原子と交換する条件下でエーテル基も分
解され、かつ式 HOCH2CH2CH2OCH2CH2CH2OH+4HCl→2ClCH2CH2CH2Cl+
3H2O により、エーテルジオール1モルおよび塩化水素4モル
から、1,3−ジクロロプロパン2モルおよび水3モル
が生じる。
【0007】従って、本発明の対象は、ビス(3−ヒド
ロキシプロピル)エーテルを有利には第三塩基性窒素化
合物またはその他に第三脂肪族塩基の存在で、塩化水素
と反応させ、生じた1,3−ジクロロプロパンおよび反
応水を留去し、かつ両方の相を一緒に後処理することを
特徴とする、1,3−ジクロロプロパンを製造する方法
である。
ロキシプロピル)エーテルを有利には第三塩基性窒素化
合物またはその他に第三脂肪族塩基の存在で、塩化水素
と反応させ、生じた1,3−ジクロロプロパンおよび反
応水を留去し、かつ両方の相を一緒に後処理することを
特徴とする、1,3−ジクロロプロパンを製造する方法
である。
【0008】中間生成物として、3−クロロプロパノー
ルが生じる。ビス(3−クロロプロピル)エーテルは、
反応の際に蒸留条件に依存して少量で生じる。それを反
応中へ返送することができる。塩化水素を用いたエーテ
ルの分解のしやすさは、文献の記述とは対照的に記載さ
れている:“Houben-Weyl”(Band Halogenverbindunge
n, Georg Thieme Verlag Stuttgart, 1962, 839〜840
頁)中には、環状エーテル、例えばテトラヒドロフラン
およびアリルエーテルは、比較的容易に分解できるが、
しかし飽和脂肪族エーテルは、極端な条件下のみで塩化
水素を用いて塩化物に変換できることが述べられてい
る。さらに、Weygand/Hilgetag(Johann Ambrosious Bar
th Verlag Leipzig, 1970)のモノグラフィー“Organis
ch ChemischeExperimentierkunst”の241頁では、エ
ーテル分解にハロゲン化水素を用いることが記載されて
いる:“ハロゲン化水素のうち、特にHIが効果的であ
り、HBrがより弱く、HClが最も弱い”。従って、エーテ
ルジオールが塩化水素で分解されることは殆どないと推
測される。
ルが生じる。ビス(3−クロロプロピル)エーテルは、
反応の際に蒸留条件に依存して少量で生じる。それを反
応中へ返送することができる。塩化水素を用いたエーテ
ルの分解のしやすさは、文献の記述とは対照的に記載さ
れている:“Houben-Weyl”(Band Halogenverbindunge
n, Georg Thieme Verlag Stuttgart, 1962, 839〜840
頁)中には、環状エーテル、例えばテトラヒドロフラン
およびアリルエーテルは、比較的容易に分解できるが、
しかし飽和脂肪族エーテルは、極端な条件下のみで塩化
水素を用いて塩化物に変換できることが述べられてい
る。さらに、Weygand/Hilgetag(Johann Ambrosious Bar
th Verlag Leipzig, 1970)のモノグラフィー“Organis
ch ChemischeExperimentierkunst”の241頁では、エ
ーテル分解にハロゲン化水素を用いることが記載されて
いる:“ハロゲン化水素のうち、特にHIが効果的であ
り、HBrがより弱く、HClが最も弱い”。従って、エーテ
ルジオールが塩化水素で分解されることは殆どないと推
測される。
【0009】本発明による方法は、通常溶剤を必要とし
ない。しかし何らかの理由で有利にするには、溶剤とし
て例えば脂肪族または芳香族炭化水素、ハロゲン化合物
および脂肪族エーテルを使用することができる。
ない。しかし何らかの理由で有利にするには、溶剤とし
て例えば脂肪族または芳香族炭化水素、ハロゲン化合物
および脂肪族エーテルを使用することができる。
【0010】触媒として効果的な第三塩基性窒素化合物
は、それが溶剤として機能するような量で使用する。
は、それが溶剤として機能するような量で使用する。
【0011】適当な第三塩基性窒素化合物は、ピリジン
およびアルキルピリジン、例えばメチル−、ジメチル−
およびエチルピリジンならびにこれらの化合物の工業的
混合物(いわゆるピリジン塩基)、さらにキノリンおよ
びキノリンの誘導体、例えば2−メチルキノリン(キナ
ルジン)および4−メチルキノリン(レピジン)、N,N
-ジアルキルアニリン、例えばN,N-ジメチルアニリンお
よび第三アミン、例えばトリアルキルアミンおよび上記
の化合物の混合物である。有利には、いわゆるピリジン
塩基を使用する。これらは、反応の際および反応の後に
ヒドロクロリドとして存在し、かつこの形は容易に分離
可能であり、かつ繰り返し連続的に使用可能である。
およびアルキルピリジン、例えばメチル−、ジメチル−
およびエチルピリジンならびにこれらの化合物の工業的
混合物(いわゆるピリジン塩基)、さらにキノリンおよ
びキノリンの誘導体、例えば2−メチルキノリン(キナ
ルジン)および4−メチルキノリン(レピジン)、N,N
-ジアルキルアニリン、例えばN,N-ジメチルアニリンお
よび第三アミン、例えばトリアルキルアミンおよび上記
の化合物の混合物である。有利には、いわゆるピリジン
塩基を使用する。これらは、反応の際および反応の後に
ヒドロクロリドとして存在し、かつこの形は容易に分離
可能であり、かつ繰り返し連続的に使用可能である。
【0012】連続的な操作方法では、エーテルジオール
および塩化水素を反応器中のヒドロクロリドとして存在
するピリジン塩基に同時に添加し、かつ1,3−ジクロ
ロプロパンおよび水を留去する。
および塩化水素を反応器中のヒドロクロリドとして存在
するピリジン塩基に同時に添加し、かつ1,3−ジクロ
ロプロパンおよび水を留去する。
【0013】第三塩基性窒素化合物の存在で、以下のよ
うに実施することができる(その際ピリジン塩基の例に
ついて説明する):ピリジン塩基混合物を装入し、かつ
塩化水素を飽和するまで導入した。次にエーテルジオー
ルを添加し、約20℃の塩化水素を導入しながら約12
0℃に加熱した。ピリジン塩基対エーテルジオールの割
合は、0.1モル対5モル、有利には0.5〜1.5モ
ル対2モルである。塩化水素の量は、その吸収速度に従
う。この塩化水素は、反応器中で常にわずかな過剰量で
存在する程度に速く通過させる。従って、反応が十分速
く進行するので、時間と共に温度は約190℃まで、有
利には160℃まで高められる。反応の間、1,3−ジ
クロロプロパンと水とから成る混合物を連続的に留去す
る。これらの混合物を自体公知の方法で後処理し、かつ
ジクロロプロパンを蒸留により精製する。
うに実施することができる(その際ピリジン塩基の例に
ついて説明する):ピリジン塩基混合物を装入し、かつ
塩化水素を飽和するまで導入した。次にエーテルジオー
ルを添加し、約20℃の塩化水素を導入しながら約12
0℃に加熱した。ピリジン塩基対エーテルジオールの割
合は、0.1モル対5モル、有利には0.5〜1.5モ
ル対2モルである。塩化水素の量は、その吸収速度に従
う。この塩化水素は、反応器中で常にわずかな過剰量で
存在する程度に速く通過させる。従って、反応が十分速
く進行するので、時間と共に温度は約190℃まで、有
利には160℃まで高められる。反応の間、1,3−ジ
クロロプロパンと水とから成る混合物を連続的に留去す
る。これらの混合物を自体公知の方法で後処理し、かつ
ジクロロプロパンを蒸留により精製する。
【0014】部分的にのみ反応した生成物3−クロロプ
ロパノールおよびビス(3−クロロプロピル)エーテル
を反応中に返送することができる。
ロパノールおよびビス(3−クロロプロピル)エーテル
を反応中に返送することができる。
【0015】以下の実施例は、本発明による方法を詳述
するものであるが、しかしこれは突起された状況を限定
するものではない。
するものであるが、しかしこれは突起された状況を限定
するものではない。
【0016】
【実施例】撹拌機、温度計、滴下漏斗、ガス導入管、お
よび受け器を備えた蒸留用橋渡し管が取り付けられた4
つ首フラスコから成るガラス製の反応装置を使用した。
よび受け器を備えた蒸留用橋渡し管が取り付けられた4
つ首フラスコから成るガラス製の反応装置を使用した。
【0017】フラスコ中にピリジン塩基(ピリジン、メ
チルピリジンおよびエチルピリジンから成る工業的混合
物)93.1gおよび水18.6gを装入した。
チルピリジンおよびエチルピリジンから成る工業的混合
物)93.1gおよび水18.6gを装入した。
【0018】この混合物中へ、気体の塩化水素を飽和す
るまで冷却しながら室温で導入した。水の添加により、
溶液を液体のままにした。次にビス(3−ヒドロキシプ
ロピル)エーテル268.4g(2モル)を室温で添加
し、さらに塩化水素を導入した。さらに塩化水素を導入
した後、0.5時間で120℃に加熱した。この温度
で、塩化水素を即座に取り出し、反応生成物と水の留去
を開始した。約4時間後に、塩化水素の吸収がいくらか
低下した。温度を4時間以内に160℃に高めた。全体
で19時間後に反応は終了した。
るまで冷却しながら室温で導入した。水の添加により、
溶液を液体のままにした。次にビス(3−ヒドロキシプ
ロピル)エーテル268.4g(2モル)を室温で添加
し、さらに塩化水素を導入した。さらに塩化水素を導入
した後、0.5時間で120℃に加熱した。この温度
で、塩化水素を即座に取り出し、反応生成物と水の留去
を開始した。約4時間後に、塩化水素の吸収がいくらか
低下した。温度を4時間以内に160℃に高めた。全体
で19時間後に反応は終了した。
【0019】蒸留液にシクロヘキサン114gを添加
し、それにより水を除去した。その後、残留物を蒸留に
より後処理した。主生成物として、1,3−ジクロロプ
ロパンが得られた。缶出液は、3−クロロプロパノール
−1とビス(3−クロロプロピル)エーテルとから成っ
ていた。両方の生成物をさらに反応中に返送し、かつ
(次のバッチで)装入するジオールと同様に、さらに
1,3−ジクロロプロパンが得られた。従って転化率に
関連する収率計算の際には、これらのモル量を考慮す
る。
し、それにより水を除去した。その後、残留物を蒸留に
より後処理した。主生成物として、1,3−ジクロロプ
ロパンが得られた。缶出液は、3−クロロプロパノール
−1とビス(3−クロロプロピル)エーテルとから成っ
ていた。両方の生成物をさらに反応中に返送し、かつ
(次のバッチで)装入するジオールと同様に、さらに
1,3−ジクロロプロパンが得られた。従って転化率に
関連する収率計算の際には、これらのモル量を考慮す
る。
【0020】主生成物中に、純度99.1%を有する
1,3−ジクロロプロパン280.3gが得られた。装
入物に対する収率は61.4%であった。蒸留の際に、
3−クロロプロパノール−1 24.0g(100%で
計算)およびビス(3−クロロプロピル)エーテル6
5.3g(100%で計算)が生じ、これらは未反応の
装入生成物のような再装入物のために、収率計算の際に
評価される。このことから、(完全な)転化率に対する
1,3−ジクロロプロパンの収率は約85%を達成する
ことができた。
1,3−ジクロロプロパン280.3gが得られた。装
入物に対する収率は61.4%であった。蒸留の際に、
3−クロロプロパノール−1 24.0g(100%で
計算)およびビス(3−クロロプロピル)エーテル6
5.3g(100%で計算)が生じ、これらは未反応の
装入生成物のような再装入物のために、収率計算の際に
評価される。このことから、(完全な)転化率に対する
1,3−ジクロロプロパンの収率は約85%を達成する
ことができた。
Claims (6)
- 【請求項1】 ビス(3−ヒドロキシプロピル)エーテ
ルと塩化水素とを反応させ、生じた1,3−ジクロロプ
ロパンおよび反応水を留去し、かつ両方の相を一緒に後
処理することを特徴とする、1,3−ジクロロプロパン
の製造方法。 - 【請求項2】 反応を第三塩基性窒素化合物の存在で実
施する、請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 反応をピリジン、アルキルピリジン、キ
ノリン、キノリン誘導体、ジアルキルアニリンまたはト
リアルキルアミンまたはそれらの混合物の存在で実施す
る、請求項1記載の方法。 - 【請求項4】 反応を20℃と190℃の間の温度で実
施する、請求項1記載の方法。 - 【請求項5】 反応の間、反応生成物と水とから成る混
合物を連続的に留去し、この全体の留出物から水を除去
し、かつ次に乾燥した生成混合物を蒸留により後処理す
る、請求項1記載の方法。 - 【請求項6】 部分的にのみ反応した生成物3−クロロ
プロパノールおよびビス(3−クロロプロピル)エーテ
ルを反応中に返送する、請求項1記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19926165.2 | 1999-06-09 | ||
DE19926165A DE19926165C2 (de) | 1999-06-09 | 1999-06-09 | Verfahren zur Herstellung von 1,3-Dichlorpropan |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000351743A true JP2000351743A (ja) | 2000-12-19 |
Family
ID=7910593
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000169421A Pending JP2000351743A (ja) | 1999-06-09 | 2000-06-06 | 1,3−ジクロロプロパンの製造方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6423189B1 (ja) |
EP (1) | EP1067105B1 (ja) |
JP (1) | JP2000351743A (ja) |
DE (2) | DE19926165C2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10341308A1 (de) * | 2003-09-08 | 2005-03-31 | Basf Ag | Verfahren zur Herstellung von Halogenalkanen aus Alkoholen |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2084710A (en) * | 1935-08-21 | 1937-06-22 | Hercules Powder Co Ltd | Method for the production of alkyl chlorides from alkyl ethers |
DE659927C (de) * | 1936-02-02 | 1938-05-13 | I G Farbenindustrie Akt Ges | Verfahren zur Herstellung von Alkyl- oder Aralkylhalogeniden |
DE859734C (de) * | 1939-05-07 | 1952-12-15 | Basf Ag | Verfahren zur Herstellung von 1, 4-Dichlorbutan |
US3067267A (en) * | 1958-08-04 | 1962-12-04 | Dow Chemical Co | Conversion of bis(2-chloro-ethyl) ether to chlorinated hydrocarbons |
US3644546A (en) * | 1969-05-27 | 1972-02-22 | Gulf Research Development Co | Reaction of a dialkyl ether with hci or hbr in the presence of an organic acid |
DE2445371C3 (de) * | 1974-09-23 | 1979-03-29 | Wacker-Chemie Gmbh, 8000 Muenchen | Verfahren zur Abtrennung von Leichtsiedern und Wasser aus nassen, neutralen Chlorkohlenwasserstoffen, die 2 bis 4 Kohlen¬ |
PL138136B2 (en) * | 1984-07-12 | 1988-12-31 | Politechnika Szczecinska | Process for manufacturing 1,3-dichloropropane |
DE3917190A1 (de) * | 1989-05-26 | 1990-11-29 | Henkel Kgaa | Verfahren zur herstellung von 1-chloralkanen bzw. -alkenen |
DE4222708A1 (de) | 1992-07-10 | 1994-01-13 | Degussa | Verfahren zur Herstellung von 1,3-Propandiol |
US5552037A (en) * | 1993-06-25 | 1996-09-03 | Uop | Process for the treatment of two halogenated hydrocarbon streams |
DE19606549C2 (de) * | 1996-02-22 | 2000-01-20 | Bernd Lehmann | Verfahren zur Disproportionierung von 1-Brom-3-chlorpropan zu 1,3-Dibrompropan und 1,3-Dichlorpropan |
WO1997044302A1 (en) * | 1996-05-24 | 1997-11-27 | The Dow Chemical Company | Process for preparing a c2-6-alkanol containing from two to four hydroxyl groups |
-
1999
- 1999-06-09 DE DE19926165A patent/DE19926165C2/de not_active Expired - Fee Related
-
2000
- 2000-04-15 DE DE50000472T patent/DE50000472D1/de not_active Expired - Fee Related
- 2000-04-15 EP EP00108356A patent/EP1067105B1/de not_active Expired - Lifetime
- 2000-05-30 US US09/580,562 patent/US6423189B1/en not_active Expired - Fee Related
- 2000-06-06 JP JP2000169421A patent/JP2000351743A/ja active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP1067105B1 (de) | 2002-09-11 |
DE50000472D1 (de) | 2002-10-17 |
US6423189B1 (en) | 2002-07-23 |
DE19926165C2 (de) | 2001-06-21 |
EP1067105A3 (de) | 2001-03-07 |
DE19926165A1 (de) | 2000-12-28 |
EP1067105A2 (de) | 2001-01-10 |
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