JPS6072846A - α−クロル化炭酸エステルの製法 - Google Patents

α−クロル化炭酸エステルの製法

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JPS6072846A
JPS6072846A JP58179988A JP17998883A JPS6072846A JP S6072846 A JPS6072846 A JP S6072846A JP 58179988 A JP58179988 A JP 58179988A JP 17998883 A JP17998883 A JP 17998883A JP S6072846 A JPS6072846 A JP S6072846A
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JP
Japan
Prior art keywords
chloroformate
reaction
alpha
general formula
acid ester
Prior art date
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Pending
Application number
JP58179988A
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English (en)
Inventor
Mitsuhiko Tamura
田村 光彦
Kenichi Yamada
憲一 山田
Toshie Waseda
早稲田 俊恵
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Kasei Corp
Original Assignee
Mitsubishi Kasei Corp
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

Landscapes

  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はα−クロル化炭酸エステルの新規な合成法に関
するものである。
下記一般式〔届〕 L;L (式中、R1及びR2は炭素数/〜Sの直鎖又は分枝の
アルキル基を示す)で表わされるα−クロル化炭酸エス
テルは例えば、合成ペニシリンなどの医薬原料として有
用なものであり、従来、下記反応式に示すように、炭酸
エステルのクロル化反応により製造されている。
111 R’−CH20COR2+C1,→R’−CH0COR
2−1−HCL■ しかしながら、このクロル化反応においては。
目的とするα−クロル炭酸エステルの他に、多量のβ−
クロル体及びジクロル体などが同時に副生ずる欠点があ
る。そのため、目的生成物の選択率が低いばかりか1反
応混合物より目的生成物全分離する蒸留操作が大変であ
った。
また、下記反応式に示すように、予め、α位をクロル化
したクロロホーメートをアルコールと反応させてカーボ
ネート化する方法も知られているが、この方法では原料
として用いるα−クロル化クロロホーメートを効率的に
製造することが難しく全体として有利な方法とは言えな
い。
1 ct ct 本発明者等は上記実情に鑑み、前爪一般式〔曹〕で表わ
されるα−クロル化炭酸エステルの工業的有利な合成法
について種々検討した結果、ある特定のクロロホーメー
トとアルデヒドとを反応させることにより、目的化合物
が茜い選択率で良好に得られることを見い出し本発明を
完成した。
すなわち、本発明の要旨は、下記一般式〔I〕R’CH
O・・・・・・・・・〔I〕 (式中、R1は炭素数l−5の直鎖又は分枝のアルキル
基を示す)で表わされるアルデヒドを触媒の存在下、下
記一般式[111) %式%[11) (式中、R2は炭素数l−5の直鎖又は分枝のアルキル
基を示す)で表わされるクロロホーメートと反応させる
ことを特徴とする前爪一般式〔Il[〕で表わされるα
−クロル化炭酸エステルの製法に存する。
以丁、本発明の詳細な説明する。
本発明では前爪一般式〔1〕で表わされるアルデヒドと
前爪一般式〔]〕で表わされるクロロホーメートとを反
応させるものであるが、前爪一般式CI)のアルデヒド
としては、通常、アセト 3− アルデヒド、プロピオンアルデヒド、n−ブチルアルデ
ヒド、イソブチルアルデヒド、n−ペンチルアルデヒド
などが挙げられる。一方、前爪一般式[11:)のクロ
ロホーメートとしては通常、メチルクロロホーメート、
エチルクロロホーメート、n−プロピルクロロホーメー
ト、イソプロピルクロロホーメート、イソブチルクロロ
ホーメート、n−ペンチルクロロホーメートなどが挙げ
られる。また、このクロロホーメートは通常、対応する
アルコールとホスゲンとを例えば、aOC以下の低温で
混合して反応させることにより簡単に製造することがで
きる。上述のアルデヒドとクロロホーメートの使用割合
は反応的には等モルの反応であるが、一方の成分が過剰
に存在しても差し支えはない。
本発明の反応は触媒の存在下で実施されるが。
触媒の具体例としては例えば、ピリジン、ピコリン、キ
ノリン、インキノリン、トリメチルアミンなどの第3級
アミン、トリフェニルホスフィン、トリオクチルホスフ
ィンなどのM機すン−番 − 化合物、テトラメチル尿素等が挙げられ、なかでも第3
級複素珈アミンが好ましく、特に、ピリジン又はピコリ
ンが好ましい。触媒の使用量は通常、原料のアルデヒド
に対して、007〜7モル倍、好壕しくは005〜05
モル倍である。この使用量があまり少ないと反応全良好
に進行させることができず、また、あまり多くても効果
に変りはないので経済的でない。
本発明の反応は必ずしも、溶媒を用いる必要はないが、
通常、アルデヒドとクロロホーメートに対して不活性な
有機溶媒を用いるのが望ましい。本発明で用いる有機溶
媒としては、例えば、塩化メチレン、クロロホルム、四
塩化炭素。
トルエン、テトラハイドロフラン、ジオキサン。
N−メテルーコービロリドンなどが挙げられる。
この有機溶媒の使用量は通常、原料のアルデヒドに対し
て、as−so重量倍、好ましくは/〜lθ重量倍であ
る。
本発明での反応温度は通常、、20−130℃、好まし
くは30〜lコO℃であり、また、反応圧力は通常、常
圧〜/kkg/cr/laである。反応温度はあ1つ低
いと反応速度が遅く目的生成物の収率が向上せず、一方
、あ筐り高いと副反応が起り副生物の生成が増大する傾
向がある。反応圧力については、本発明の反応は液相で
実施することが望ましいので、採用する温度条件によっ
て、原料成分及び溶媒などの沸点を考慮して決定される
。また1反応時間は通常、0.5〜50時間、好ましく
はよ一λS時間程度である。
本発明の反応方式は反応成分を反応器に一括して仕込み
、攪拌下、所定温度で反応させる方法、又は、反応成分
の一方を反応器に仕込み、所定温度に保持しながら、こ
れに、もう一方の反応成分を供給しながら反応させる方
法のいずれでも差し支えない。
反応後の混合物は必要に応じて、例えば、希薄な塩酸水
溶液などで洗砂し触媒を分離した後。
)し 蒸留することにより目的とするα−クロ縛化炭酸エステ
ルを回収することができる。
以上のように、本発明によれば1合成ベニシー リ − リンなどの医薬原料として有用なα−クロル化炭酸エス
テルを旨い選択率で良好に得ることができるので、工業
的に極めて優れた方法である。
次に、本発明を実施例により更に詳細に説明するが1本
発明はその要旨を越えない限り以下の実施例に限定され
るものではない。
実施例1〜7 還流冷却器、温度調節器及び攪拌機を有する内容M/L
の反応器に、アセトアルデヒドgす17(、zOモル)
、第7表に示す溶媒AOOml及び触媒02モルを仕込
み、これを第1表に示す温度に調節して、攪拌下、イソ
プロピルクロロホーメート1.12.l、f(10モル
)ffi/時間かけて滴下し、引き続き同温度で反応を
行なった。
反応終了後、混合物をガスクロマトグラフィーで分析し
、インプロピルクロロホーメートの転換率及び目的生成
物である炭酸エステルの選択率をめたところ、第1表に
示す結果を得た。
 8 一 実施例t〜? 実施例1の方法において、原料のアセトアルデヒド及び
インプロピルクロロポーメートの代りに、同モルの第2
表に示す化合物を用い、トルエン溶媒中でピリジンを触
媒として用いて。
常圧下、第−表に示す温度にて5時間、実施例1と同様
にして反応を行なったところ、第−表に示す結果を得た
第 λ 表 出願人 三菱化成工業株式会社 代理人 弁理士 長谷用 − (ほか1名)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 下記一般式CI] R”CHO・・・・・・・・・CI’l](式中、妃は
    炭素数/−jの直鎖又は分枝のアルキル基を示す)で表
    わされるアルデヒドを触媒の存在下、下記一般式[11
    〕 11 ・・・・・・・・・〔I〕 20CCL (式中、R2は炭素数l−5の直鎖又は分枝のアルキル
    基を示す)で表わされるクロロホーメートと反応させる
    ことを特徴とする下記一般式[ID 1 しL (式中、R1及びR2は前足一般式と同じ意味を示す)
    で表わされるα−クロル化炭酸エステルの製法。
  2. (2) 触媒として第3級複累環アミンを使用すること
    全特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の方法。
JP58179988A 1983-09-28 1983-09-28 α−クロル化炭酸エステルの製法 Pending JPS6072846A (ja)

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