JP2000350571A - アルコール含有香味液及びアルコール飲料 - Google Patents

アルコール含有香味液及びアルコール飲料

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 新鮮な柑橘類香味を有するアルコール含有香
味液及び該香味液を含有する新鮮な柑橘類香味を有する
アルコール飲料を提供する。 【解決手段】 柑橘類果皮より得たフラベド部を含水ア
ルコール中で破砕した場合に生成する液分を含有してい
る新鮮な柑橘類香味を有するアルコール含有香味液。該
アルコール含有香味液を含有する新鮮な柑橘類香味を有
するアルコール飲料。該アルコール飲料の例には該香味
液と、柑橘類果汁に含水アルコールを混合した果汁原液
とを配合した飲料がある。該香味液及び/又は果汁原液
は固液分離したものでもよく、また配合後に固液分離を
行ってもよい。また、アルコール飲料には他の香料を添
加してもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新鮮な柑橘類香味
を有する、アルコール含有香味液又はアルコール飲料に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、柑橘類香味を有するアルコー
ル飲料としてアルコールに糖類、酸味料、柑橘系香料及
び柑橘類果汁等を加え、所望により炭酸ガスを含有させ
て製造した低アルコール飲料が市場に提供され、広く飲
用されている。また、焼酎にレモン果皮を数ヶ月間漬け
込んで製造する、いわゆるホームメイドリキュールも古
くより知られている。しかしながら、これらのアルコー
ル飲料はいずれも柑橘類特有の香味を有するものの、搾
りたてのような新鮮な柑橘類の香味に関しては十分でな
く、近年ますます多様化し高級化する消費者のニーズを
必ずしも満足させ得るものではなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、新鮮
な柑橘類香味を有するアルコール含有香味液及び該香味
液を含有する新鮮な柑橘類香味を有するアルコール飲料
を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明を概説すれば、本
発明の第1の発明は、柑橘類果皮より得たフラベド部を
含水アルコール中で破砕した場合に生成する液分を含有
していることを特徴とする新鮮な柑橘類香味を有するア
ルコール含有香味液に関し、本発明の第2の発明は、第
1の発明の香味液を含有する新鮮な柑橘類香味を有する
アルコール飲料に関する。
【0005】本発明者らは、新規アルコール飲料及び該
アルコール飲料の原料として使用できる新規アルコール
含有香味液を提供すべく、鋭意検討した。その結果、フ
ラベド内の油胞を破壊しないように、かつアルベドを極
力含まないようにフラベド部を剥皮し、次いで該フラベ
ド部を含水アルコール中で破砕した場合に生成する液分
を含有していることを特徴とする新鮮な柑橘類香味を有
するアルコール含有香味液、及び該アルコール含有香味
液を含有する新鮮な柑橘類香味を有するアルコール飲料
を製造できることを見出し本発明を完成させた。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明について具体的に説
明する。柑橘類果皮の表面にはフラベドがあり、該フラ
ベドには無数の油胞が含有されている。フラベドの内側
には白く、柔らかな海綿状のアルベドがある。本発明で
いうフラベド部とは、フラベド単独及びアルベドを一部
含有するフラベドをいう。
【0007】まず最初に、柑橘類果皮より得たフラベド
部を含水アルコール中で破砕した場合に生成する液分を
含有していることを特徴とする新鮮な柑橘類香味を有す
るアルコール含有香味液について、柑橘類としてレモ
ン、含水アルコールとして67v/v%アルコールを用
いた検討例1、2及び3で説明する。
【0008】〔検討例1〕柑橘類果皮(レモン果皮)よ
りフラベド部を得る方法の例として、剥皮条件の検討を
行った。柑橘類果皮のフラベドとアルベドの境界付近で
は、それぞれの細かい組織が互いに入り組むような構造
となっているので、実際には両者の明確な境界線は存在
しないが、本発明においては、柑橘類の果皮をその厚さ
方向に対して垂直に切断したとき、切断面にフラベドと
アルベドがほぼ同量存在している面を両者の境界と定義
する。まず、レモン(カリフォルニア産、ユーレカ種)
のL・M・Sサイズを各々10個用いて、フラベドの厚
さを測定した。該フラベドの平均厚さは、各々2.26
mm(Lサイズ)、1.74mm(Mサイズ)、1.8
6mm(Sサイズ)であった。サイズによりフラベドの
平均厚さが異なるので、Lサイズのレモンを用いて、フ
ラベド内の油胞を破壊しないように一定の厚さでフラベ
ド部を剥皮した。レモン果皮のフラベドの厚さ100部
(2.26mm)に対して、柑橘果皮の内側に向かって
フラベド部を100部(2.26mm超)、110部
(2.49mm)、120部(2.71mm)、130
部(2.94mm)、140部(3.16mm)を剥皮
してフラベド部を得た。また、対照1としてフラベドの
厚さ方向の中央を切断するように削りとったものを、対
照2としてアルベドを取り除かない果皮そのものを調製
した。油胞の破壊程度〔なし(−)、あり(+)〕、精
油の漏出程度〔なし(−)、あり(+)〕を目視にて観
察した。レモン果皮剥皮条件の検討結果を表1に示す。
【0009】
【表1】
【0010】表1に示したように、対照1は、油胞が破
壊され、精油が漏出した。剥皮条件100部、110
部、120部、130部、140部及び対照2は、油胞
が破壊されず、精油の漏出は認められなかった。すなわ
ち、対照1は、精油が漏出して香味成分の回収率が悪く
なるだけでなく、新鮮な柑橘類の香りが揮散し、本発明
の目的とする新鮮な柑橘類香味を有さないことが確認さ
れた。
【0011】〔検討例2〕次いで、検討例1と同様の方
法で得られた柑橘類各種果皮(レモン果皮、80g)を
含水アルコール(67v/v%アルコール、480m
l)中で破砕した場合に生成する液分を含有しているア
ルコール含有香味液を調製した。破砕は、大気中・切断
(包丁で細かく刻む)、大気中・破断(家庭用ミキサー
使用)、大気中・磨砕(磨砕機使用)、脱酸素雰囲気下
・磨砕(磨砕機使用)の4条件で行った。該磨砕は、石
うす式タイプの回転磨砕機を用いて、粒度設定クリアラ
ンス300μm、1500rpmの条件で行った。ま
た、脱酸素雰囲気条件は、ドライボックスの中に磨砕機
を設置した後、ドライボックスの空気を窒素ガスで置換
することにより調整した。これらの香味液は、破砕後に
固形分を分離して調整した。アルコール含有香味液の配
合の例を表2に示す。
【0012】
【表2】
【0013】調製した各種のアルコール含有香味液の官
能検査を行い、新鮮な柑橘類香味の程度〔悪い(−)、
普通(±)、やや良い(+)、良い(++)、非常に良
い(+++)、極めて良い(++++)〕を評価した。
各種アルコール含有香味液の官能検査結果を表3に示
す。
【0014】
【表3】
【0015】表3に示したように、対照1は、すべての
破砕条件で柑橘類香味が悪く、立ち香が低いと評価され
た。すなわち、本発明の目的とするアルコール含有香味
液ではなかった。100部の場合は、新鮮な柑橘類香味
の程度が、大気中・切断条件及び大気中・破断条件では
やや良く、大気中・磨砕条件では良く、脱酸素雰囲気下
・磨砕条件では非常に良く、またすべての破砕条件で味
がスッキリしていると評価された。110部及び120
部は、新鮮な柑橘類香味が、大気中・切断条件及び大気
中・破断条件では良く、大気中・磨砕条件では非常に良
く、脱酸素雰囲気下・磨砕条件では極めて良く、またす
べての破砕条件でほのかな苦味が認められると評価され
た。130部は、新鮮な柑橘類香味が、大気中・切断条
件及び大気中・破断条件ではやや良く、大気中・磨砕条
件では良く、脱酸素雰囲気下・磨砕条件では非常に良か
った。しかしながら、すべての破砕条件でやや苦味が認
められると評価された。140部は、すべての剥皮条件
で新鮮な柑橘類香味の程度が普通であり、苦味が認めら
れると評価された。対照2は、すべての剥皮条件で新鮮
な柑橘類香味の程度が普通であり、強い苦味が認められ
ると評価された。すなわち、剥皮条件100部〜130
部で得たフラベド部を破砕して調製したアルコール含有
香味液は、新鮮な柑橘類香味を有していた。剥皮条件1
00部〜120部で得たフラベド部を破砕して調製した
アルコール含有香味液は、味がスッキリしている又はア
ルベド由来のほのかな苦味を感じ、かつ新鮮な柑橘類香
味を有していた。
【0016】〔検討例3〕検討例2の剥皮条件100部
〜130部と同様の方法で調製した香味液を、水で希釈
(2倍〜10倍)した。該希釈液の官能検査を行った結
果、どの希釈倍率の香味液も、原液と同様の新鮮な柑橘
類香味を有すると評価された。
【0017】次に、検討例2で説明した香味液を含有す
る新鮮な柑橘類香味を有するアルコール飲料について、
柑橘類としてレモン、含水アルコールとして67v/v
%アルコールを用いた検討例4及び5で説明する。
【0018】〔検討例4〕柑橘類果皮(レモン果皮)を
用いて、検討例2と同様の方法で、各種のアルコール含
有香味液を調製した。また、柑橘類果実(レモン、93
g)を搾汁(インライン搾汁機)し、レモン果汁を得
た。次に、該果汁(30ml)に含水アルコール(67
v/v%アルコール、44ml)を混合し、果汁原液を
調製した(なお、該果汁原液は遠心分離して調製し
た)。果汁原液の配合例を表4に示す。
【0019】
【表4】
【0020】次に、各種のアルコール含有香味液と含水
アルコールを混合した果汁原液とを配合してアルコール
飲料を調製した。アルコール飲料の配合例を表5に示
す。
【0021】
【表5】
【0022】調製した各種のアルコール飲料の官能検査
を行い、新鮮な柑橘類香味の程度〔悪い(−)、普通
(±)、やや良い(+)、良い(++)、非常に良い
(+++)、極めて良い(++++)〕を評価した。ア
ルコール飲料の官能検査結果を表6に示す。
【0023】
【表6】
【0024】表6に示したように、対照1は、すべての
破砕条件で、柑橘類香味が悪く、立ち香が低いと評価さ
れた。すなわち、本発明の目的とするアルコール飲料で
はなかった。100部は、新鮮な柑橘類香味が、大気中
・切断条件及び大気中・破断条件ではやや良く、大気中
・磨砕条件では良く、脱酸素雰囲気下・磨砕条件では非
常に良く、またすべての破砕条件でスッキリした味が認
められると評価された。110部及び120部は、新鮮
な柑橘類香味が、大気中・切断条件及び大気中・破断条
件では良く、大気中・磨砕条件では非常に良く、脱酸素
雰囲気下・磨砕条件では極めて良く、また、すべての破
砕条件でほのかな苦味が認められると評価された。13
0部は、新鮮な柑橘類香味が、大気中・切断条件及び大
気中・破断条件ではやや良く、大気中・磨砕条件では良
く、脱酸素雰囲気下・磨砕条件では非常に良かった。し
かしながら、すべての破砕条件でやや苦味が認められる
と評価された。140部は、すべての剥皮条件で新鮮な
柑橘類香味が普通で、苦味が認められると評価された。
対照2は、すべての剥皮条件で新鮮な柑橘類香味が普通
で、やや強い苦味が認められると評価された。すなわ
ち、剥皮条件100部〜130部で得たフラベド部を破
砕して調製したアルコール飲料は、新鮮な柑橘類香味を
有していた。剥皮条件100部〜120部で得たフラベ
ド部を破砕して調製したアルコール飲料は、味がスッキ
リしている又はアルベド由来のほのかな苦味を感じ、か
つ新鮮な柑橘類香味を有していた。
【0025】柑橘類の種類としては、レモン、オレン
ジ、温州ミカン、グレープフルーツ、スダチ、ライム、
マンダリン、タンジェリン、テンプルオレンジ、タンジ
ェロ、カラマンシー、ユズ等があるが、本発明でいう柑
橘類は、これらの種類に限定されず、また2種類以上を
併用してもよい。
【0026】本発明でいう剥皮は、フラベドの油胞を破
壊しないように、かつアルベドを極力含まないように鋭
利な刃物等を用いてフラベド部を分離して採取すればよ
く、分離方法には限定されない。好ましくは、柑橘類果
皮のフラベドの厚さ100部に対して、フラベド部10
0部〜130部を、更に好ましくは、柑橘類果皮のフラ
ベドの厚さ100部に対して、フラベド部100部〜1
20部を剥皮することが好ましい。剥皮する際の温度、
酸素(大気中、脱酸素雰囲気下等)、pH等の条件には
制限はなく、通常広く用いられる条件の中から適宜選択
することができる。更に、含水アルコール下で剥皮する
ことも可能である。剥皮したフラベド部は、速かに含水
アルコール中で破砕することが望ましいが、保存してか
ら含水アルコール中で破砕をしてもよい。該保存条件
は、剥皮したフラベド部が劣化しないように、低温下、
高濃度アルコール下、脱酸素雰囲気下及び/又は中性付
近(pH6.0〜pH8.0)が好ましい。
【0027】本発明で用いる含水アルコールとしては、
特に限定はなく、例えば、醸造用アルコール、スピリッ
ツ類(ラム、ウォッカ、ジン等)、リキュール類、ウイ
スキー、ブランデー又は焼酎等をそれぞれ単独又は併用
して用いることができるが、柑橘類の香りを生かすよう
な含水アルコールを選択して用いることが望ましい。本
発明で用いる含水アルコールの度数は、限定されない
が、40v/v%〜90v/v%が好ましい。
【0028】破砕の手段としては、切断、破断、磨砕等
の方法があるが、本発明でいう破砕はこれらの方法に限
定されず、フラベドの油胞が充分に破壊されればよい。
新鮮な柑橘類香味を豊富に有するアルコール含有香味液
又はアルコール飲料を得るためには、磨砕により破砕す
ることが好ましい。破砕する際の温度、酸素(大気中、
脱酸素雰囲気下等)、pH等の条件には制限はなく、通
常広く用いられる条件の中から適宜選択することができ
る。新鮮な柑橘類香味を豊富に有するアルコール含有香
味液又はアルコール飲料を得るためには、低温下、脱酸
素雰囲気下及び/又は中性付近(pH6.0〜pH8.
0)での処理が好ましい。脱酸素雰囲気下条件にするた
めの方法は、窒素等の不活性ガスによる置換、脱酸素剤
の使用等のいずれの方法でもよく、脱酸素の程度も適宜
選択すればよい。破砕したフラベド部は、固液分離をし
ても、しなくてもよいが、速かに固形分を分離すること
が望ましい。しかしながら、保存してから固液分離をし
てもよい。該保存条件は、破砕したフラベド部が劣化し
ないように、低温下、高濃度アルコール下、脱酸素雰囲
気下及び/又は中性付近(pH6.0〜pH8.0)が
好ましい。
【0029】固液分離は、ろ過、遠心分離等の方法があ
るが、本発明でいう固液分離はこれらの方法に限定され
ない。固液分離は、低温、高濃度アルコール下、脱酸素
雰囲気下及び/又は中性付近(pH6.0〜pH8.
0)での処理が好ましい。
【0030】破砕する際、柑橘類果皮より得たフラベド
部と含水アルコールの混合比は、限定されない。フラベ
ド部の重量1に対して含水アルコールの容量は、通常2
〜20、好ましくは5〜10である。果汁原液を調製す
る際、柑橘類果汁と含水アルコールの混合比は、限定さ
れない。香味成分の揮散防止・分解防止、微生物汚染の
防止、ペクチン質の晶析による除去等の観点から、果汁
原液の最終アルコール濃度が40v/v%〜90v/v
%になるように混合することが好ましい。本発明のアル
コール飲料を調製する際、アルコール含有香味液と果汁
原液の混合比は、限定されない。目的とするアルコール
飲料に応じて任意の比率で混合すればよい。この混合の
前又は後で固液分離を行っても良い。
【0031】本発明のアルコール含有香味液及び本発明
でいうアルコール含有果汁原液を保存する場合は、香味
成分の揮散防止・分解防止、微生物汚染の防止、ペクチ
ン質の晶析による除去等の観点から低温、高濃度アルコ
ール下、脱酸素雰囲気下及び/又は中性付近(pH6.
0〜pH8.0)での保存が好ましい。本発明のアルコ
ール含有香味液は、本発明のアルコール飲料の原料とし
て使用できるだけでなく、酒類、食品、飲料等に広く利
用することが可能である。
【0032】本発明のアルコール飲料のアルコール濃度
は、1v/v%〜12v/v%、好ましくは4v/v%
〜8v/v%であるが、本発明の効果が得られる範囲で
12v/v%より以上の濃度に適用することも可能であ
る。本発明のアルコール飲料は、カーボネーションの有
無は任意であり、また果肉、果汁、乳汁、野菜汁等の添
加の有無も任意であるが、柑橘類の香りを生かすような
原料を選択することが好ましい。例えば、前記したよう
な、固形分を分離していない本発明のアルコール含有香
味液、及び/又は固形分を含有する果汁原液を使用して
も良い。本発明のアルコール飲料は、香料を添加するこ
とも可能であり、柑橘類の香りを生かすような香料(例
えば、柑橘類精油を通常の香料よりテルペンレスの度合
いが浅い80w/w%以上のエタノールに溶解処理して
得られる柑橘類精油の弱テルペンレス香料)、添加量を
選択することが好ましい。本発明のアルコール飲料のp
Hは、通常の範囲で選択することが可能であり、pH
2.5〜8.0の範囲を採用することが好ましい。
【0033】
【実施例】以下、実施例によって本発明を更に具体的に
説明するが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。
【0034】実施例1 アルコール含有レモン香味液(以下、レモン香味液と略
記する)とアルコール含有ライム香味液(以下、ライム
香味液と略記する)を調製するために、まず果実のフラ
ベドの厚さを測定した。フラベドの平均厚さはレモン果
実(カリフォルニア産、ユーレカ種)で2.2mm、ラ
イム果実(メキシカンライム)で1.1mmであった。
レモン果皮からフラベド部を2.64mmの厚さ(フラ
ベド100部に対して、フラベド部120部)で剥皮し
た。また、ライム果皮からフラベド部を1.32mmの
厚さ(フラベド100部に対して、フラベド部120
部)で剥皮した。次いで各々の該フラベド部を、窒素ガ
スによる脱酸素条件下、67v/v%アルコール中で、
石うす式タイプの回転磨砕機で磨砕した。該磨砕液は、
マイナス10℃で一晩置いたのち、遠心分離機で固形分
(パルプ及び不溶化した物質)を分離して、レモン香味
液とライム香味液を調製した。アルコール含有香味液の
配合表を表7に示す。
【0035】
【表7】
【0036】得られたレモン香味液とライム香味液を、
各々、水で希釈(1倍〜10倍)し、官能検査を行った
結果、どの希釈倍率の香味液も、新鮮な柑橘類香味を有
すると評価された。
【0037】実施例2 実施例1と同様の方法で、レモン香味液とライム香味液
を調製した。別途、レモン果実93kgとライム果実6
5.6kgを、インライン搾汁機で搾汁し、レモン果汁
とライム果汁を得た。各々の該果汁に67v/v%アル
コールを混合し、マイナス10℃で一晩置いた後、パル
プ分及び不溶化したペクチン質等を遠心分離して取り除
き、レモン果汁原液とライム果汁原液を調製した。果汁
原液の配合表を表8に示す。
【0038】
【表8】
【0039】次に、レモン香味液とレモン果汁原液とを
配合してレモンアルコール飲料、またライム香味液とラ
イム果汁原液とを配合してライムアルコール飲料を調製
した。アルコール飲料の配合表を表9に示す。
【0040】
【表9】
【0041】調製したアルコール飲料の分析値を表10
に示す。
【0042】
【表10】
【0043】得られたレモンアルコール飲料とライムア
ルコール飲料を官能検査した結果、新鮮な柑橘類香味が
豊富で、ほのかな苦味を有し、ボディ感があるというと
いう評価であった。
【0044】実施例3 実施例2と同様のアルコール飲料配合に香料を配合し、
レモンアルコール飲料とライムアルコール飲料を調製し
た。香料は、通常の調合香料〔フレーバー〕と弱テルペ
ンレス香料〔フレーバー〕を用い、合計添加量は、1.
2kg/1000リットルで配合した。得られたレモン
アルコール飲料とライムアルコール飲料を官能検査した
結果、新鮮な柑橘類香味が豊富で、ほのかな苦味を有
し、ボディ感があるという評価であった。
【0045】
【発明の効果】以上、述べたように、本発明により、新
鮮な柑橘類香味を有するアルコール含有香味液、新鮮な
柑橘類香味を有するアルコール飲料を提供することが可
能になる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 康次郎 京都府京都市下京区四条通烏丸東入長刀鉾 町20番地寳酒造株式会社本社事務所内 Fターム(参考) 4B015 LG01 LG02 LG03 LH03 LP02 4B047 LB03 LE03 LF07 LG07 LG38 LP01 LP08

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 柑橘類果皮より得たフラベド部を含水ア
    ルコール中で破砕した場合に生成する液分を含有してい
    ることを特徴とする新鮮な柑橘類香味を有するアルコー
    ル含有香味液。
  2. 【請求項2】 該香味液が、破砕後に固形分を分離した
    ものであることを特徴とする請求項1に記載の香味液。
  3. 【請求項3】 該フラベド部は、柑橘類果皮のフラベド
    内の油胞を破壊しないように一定の厚さで剥皮すること
    により得られるものであることを特徴とする請求項1又
    は2に記載の香味液。
  4. 【請求項4】 フラベド部を破砕する手段が磨砕である
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の
    香味液。
  5. 【請求項5】 フラベド部の破砕を、脱酸素雰囲気下で
    行ったものであることを特徴とする請求項1〜4のいず
    れか1項に記載の香味液。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1項に記載の香
    味液を含有する新鮮な柑橘類香味を有するアルコール飲
    料。
  7. 【請求項7】 請求項1〜5のいずれか1項に記載の香
    味液と、柑橘類果汁に含水アルコールを混合した果汁原
    液とを配合して得られる請求項6に記載のアルコール飲
    料。
  8. 【請求項8】 柑橘類がレモンであることを特徴とする
    請求項1〜7のいずれか1項に記載の香味液又はアルコ
    ール飲料。
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