JP2000341113A - 周波数制御装置 - Google Patents

周波数制御装置

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clock
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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 入力信号に強いジッタが存在する場合でも、
抽出される、または合成されるクロック信号に対して影
響を及ぼさない、平均値前後の入力信号周波数変動を受
け入れる装置を提供する。 【解決手段】通信端末内のクロック抽出回路EHとして
の周波数制御装置は、位相および周波数比較器CPFと
電圧制御発振器VCOとを備える。位相および周波数比
較器CPF内では、位相の比較は四段サンプリング回路
1と位相比較器2とを使用して行われ、周波数の比較
は、サンプリング回路1と、周波数比較器3と、可逆カ
ウンタ4と、デジタル−アナログ変換器5とを使用して
行われる。比較器CPF内で信号DinおよびHの周波
数を比較することにより、発振器VCOを直接電圧制御
するための可変電圧アナログ制御信号VCが生じ、その
結果、データ信号Dinの平均クロック周波数に設定さ
れた周波数を有するクロク信号Hが生じる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電圧制御され、高
ビットレートデジタル信号からクロック信号を抽出する
ために、あるいは周波数を合成するために、周波数が不
安定な入力信号によって制御される発振器VCOを含む
回路ループを備える周波数制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】発振器VCOの周波数の制御は、データ
信号を発信する発信器から発生する初期クロック信号を
デジタルデータ信号から抽出するために、受信器内で行
われる。被制御発振器VCOを使用する周波数合成は、
チャネルを選択するのに正確な周波数を発生することが
必要な無線送信器または無線受信器内で使用される。こ
れら2つの適用における主な技術的課題は、ノイズの影
響を受けたすなわちジッタを有する受信デジタル信号の
中からクロック信号を抽出し、不安定な基準信号を基に
して、選択された正確な周波数を合成することである。
【0003】本発明の適用例は、受信データの処理に必
要なクロック信号を取り込むための数百Mbit/秒ま
での高ビットレートデジタル送信の分野、および通常数
GHzまでの高周波の合成のための無線設備の分野にあ
る。
【0004】前出の2つの適用分野においては、発振器
VCOと、プログラム可能とすることができ、被分割周
波数の信号を供給するための発振器の出力部に接続され
た分周器と、被分割周波数信号と基準信号との間の位相
の比較の結果、誤差信号を送出する位相比較器とを備え
る位相同期回路PLLを使用するのが一般的である。増
幅されフィルタを通った誤差信号が発振器VCOを制御
する。
【0005】従来技術では、対象とする周波数が高い時
の第1の問題は、kを定数とし、Nを可変カウントと
し、Frを基準信号の周波数とする時、k.N.Frに
等しい任意の周波数の合成に必要なN分分周器を作製す
ることである。Nが整数の場合には、発振器VCOによ
り、基準信号の周波数Frの倍数である周波数が発生す
る。しかしながら、Nを整数値に限定しないのが一般的
であるため、ループ内に含まれる分周器がより複雑にな
り、高周波での作製が技術的に不可能になる。
【0006】第2の問題は、極めて安定した基準信号を
位相比較器に供給する必要性に由来するものである。安
定していない場合、基準信号のノイズは、発振器から出
される合成信号内でk.N.倍される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、クロック周
波数での不安定な入力デジタル信号と、発振器VCOに
より直接または間接的に生成されるクロック信号の間の
周波数の比較に基づいた周波数制御装置であって、クロ
ックの抽出にも周波数の合成にも使用され、その結果、
抽出すべきクロック信号に対し、または入力信号内に強
いジッタが存在する場合でも周波数が安定している合成
すべきクロック信号に対し影響を及ぼさない平均値前後
の入力信号の周波数の変動を受け入れる装置を提供する
ことにより前出の問題を克服することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的のため、クロッ
ク信号の周波数と、デジタル入力信号の不安定周波数と
が比較される、クロック信号を発生する電圧制御発振手
段を備える周波数制御装置は、入力信号の各所定遷移に
応答して、入力信号の連続する2つの遷移に対応する2
対のタイミングであって1対内のタイミングが最大でも
クロック信号の半周期に等しい所定の遅延により分割さ
れるタイミングでクロック信号をサンプリングし、その
結果、クロック信号の4つの状態信号が発生する手段
と、クロック信号の周波数が入力信号の周波数よりはる
かに低い間のみ4つの状態信号を1つの増分カウント信
号にまとめ、クロック信号の周波数が入力信号の周波数
よりはるかに高い間のみ4つの状態信号を1つの減分カ
ウント信号にまとめる周波数比較器と、発振手段を使用
してアナログ−デジタル変換器を介して増分カウントお
よび減分カウントするための手段の内容に依存する制御
電圧を印加するために、それぞれ増分カウント信号およ
び減分カウント信号に応答して入力信号の所定遷移を増
分カウントおよび減分カウントするための手段とを備え
ることを特徴とする。
【0009】本発明による周波数の比較は、概して知ら
れている位相比較のための遷移に基づいてではなく、入
力信号の2つの遷移に基づいて行われる。各遷移につい
て2組のタイミングで入力される信号のサンプリングに
よって生じる4つの状態信号の組み合わせは、クロック
信号の連続するサンプリング・タイミングに対応する3
つの状態信号が同一である限り増分カウント信号を発生
するための手段と、別の2つの状態信号に対応するクロ
ック信号のサンプリング・タイミングに含まれるクロッ
ク信号のサンプリング・タイミングに対応する状態信号
の一方が他の3つの状態信号と異なる限り減分カウント
信号を発生するための手段とによって実現される。
【0010】好ましい実施形態によれば、前出の発生手
段機能は、他の2つの状態信号に対応するクロック信号
のサンプリング・タイミングを取り囲むクロック信号の
サンプリング・タイミングに対応する2つの状態信号を
受信する第1排他的ORゲートと、他の2つの状態信号
を受信する第2排他的ORゲートと、第1排他的ORゲ
ートに直接接続され、符号変換器を介して、増分カウン
ト信号を発生するための第2排他的ORゲートに接続さ
れた第1ANDゲートと、第2排他的ORゲートに直接
接続され、符号変換器を介して、減分カウント信号を発
生するための第1排他的ORゲートに接続された第2A
NDゲートとにより、周波数比較器内で実行される。
【0011】サンプリングするための手段は、好ましく
は遷移信号および所定の遅延量だけ遅延された遷移信号
を発生するために入力信号内の所定の遷移を検出するた
めの手段と、それぞれ状態信号を発生し、クロック信号
を受信する第1フリップフロップと、第1フリップフロ
ップの直接出力部に接続された入力部とをそれぞれ有す
る2対のフリップフロップとを備える。遷移信号および
遅延遷移信号は、対のフリップフロップのクロック入力
部にそれぞれ印加される。
【0012】特に、入力信号が不安定周波数クロック信
号である時には遷移を検出するための手段は全デジタル
方式である。この場合、遷移を検出するための手段は、
入力信号の半周波数でクロック信号を発生するための四
分分周器と、遷移信号および遅延された遷移信号をそれ
ぞれ発生するために半周波数のクロック信号の2つの半
周期のうちの1つの間、入力信号の遷移および入力信号
の補信号内の遷移を選択するためのデジタル手段とを備
える。
【0013】ノイズの影響を受けたデータ入力デジタル
信号内からクロック信号を抽出するのに周波数制御装置
を使用する時には、装置は、クロック信号およびこの信
号の補信号の中から、入力データ信号と最も同位相にな
り、入力信号を読むのに用いられるクロック信号を選択
するために、4つの状態信号のうちの2つに応じて入力
信号とクロック信号の位相を比較するためにサンプリン
グするための手段に接続された手段を備える。このよう
に、出力クロック信号は、当初発信器から発信された取
り込みクロック信号である。
【0014】好ましい実施形態によれば、位相を比較す
るための手段は、対のフリップフロップのうちの第1ま
たは第2フリップフロップによって発生される状態信号
がそれぞれ第1および第2状態、ならびに第2および第
1状態にある時、クロック信号および補信号を選択する
ラッチフリップフロップ論理手段を備える。
【0015】周波数を合成するのに周波数制御装置を使
用する時には、装置は、サンプリングするための手段に
印加すべき入力信号として、プログラム周波数の少なく
とも4倍を上回る安定周波数を有する単位クロック信号
から、プログラム周波数に等しいそれぞれの周期数につ
いての平均周波数を有する不安定な基準クロック信号を
管理するためのプログラム可能分周器を備え、プログラ
ム周波数とそれぞれの周期数との比は一定である。
【0016】したがって単位クロック信号の周波数は、
プログラム可能分周器内でプログラム可能な最高周波数
の4倍を上回る。
【0017】基準クロック信号は、たとえばクォーツク
ロックから発振される単位クロック信号の安定周波数
の、プログラムによる偶数または非偶数分割の結果とし
て生じる可変周波数を有する。基準信号周波数の変動
は、主として、サンプリングするための手段と、周波数
比較器と、増分減分カウント手段と発振器とを備える制
御ループ内で抑制され、したがって発振器から発振され
る合成周波数は、基準クロック周波数の平均値の倍数に
等しい安定した所望の周波数である。従来技術と比較し
た場合、本発明によれば、知られている合成ループ内の
プログラム可能分周器を固定分周器に置き換えることが
できる。
【0018】本発明の好ましい実施形態によれば、プロ
グラム可能分周手段は、加算器と、単位クロック信号の
周波数の速度にされ加算器の出力部に合計を記録するバ
ッファレジスタとを備え、加算器が、前記合計を、プロ
グラム可能周波数に関連付けられた前記それぞれの数に
加算する。
【0019】基準クロック信号内の循環比のひずみをな
くす目的から、プログラム可能分周手段は、基準クロッ
ク信号を発生するために、バッファレジスタから前記合
計の上位ビットを受信する二分分周器を備える。
【0020】特に周波数合成に関する適用の場合、発振
手段は、ループフィルタを介して増分カウントおよび減
分カウントするための手段によって電圧制御される少な
くとも1つの発振器と、前記クロック信号を発生させる
ために、発振器から発生する信号の周波数を一定比で分
割するための分周器とを備える。好ましくは一定比は2
の累乗である。ループフィルタは、プログラム可能分周
器内での分周によって生じる単位クロック信号の高調波
を特にろ波する。
【0021】本発明の他の特徴および長所は、対応する
添付の図面を参照して行う本発明の好ましい実施形態に
ついての以下の説明を読むことによりより明らかになろ
う。
【0022】
【発明の実施の形態】図1を参照すると、受信器すなわ
ち通信端末内のクロック抽出回路EHとしての周波数制
御装置は、位相および周波数比較器CPFと電圧制御発
振器VCOとを備える。比較器CPFは、通信送信器か
らの送信後に再整形される入力データデジタル信号Di
nと発振器VCOから供給されるクロック信号Hとが印
加される2つの入力部を有する。比較器CPF内で信号
DinおよびHの位相を比較することにより、同期で同
位相の出力データ信号Doutおよび取り込み出力クロ
ック信号Houtが発生する。比較器CPF内で信号D
inおよびHの周波数を比較することにより、発振器V
COを直接電圧制御するための可変電圧アナログ制御信
号VCが生じ、その結果、データ信号Dinの平均クロ
ック周波数に設定された周波数を有するクロック信号H
が生じる。
【0023】位相および周波数比較器CPF内では、位
相の比較は四段サンプリング回路1と位相比較器2とを
使用して行われ、周波数の比較は、サンプリング回路1
と、周波数比較器3と、可逆カウンタ4と、デジタル−
アナログ変換器(CNA)5とを使用して行われる。
【0024】図2を参照すると、サンプリング回路1
は、データ信号Dinのための回路EHの入力端子1E
に直接接続された入力部および遅延線11を介して接続
された入力部の都合2つの入力部と、2つのカスケード
遅延線12および13に接続された1つの出力部とを有
する排他的ORゲート10を備える。第3の遅延線13
は、可逆カウンタ4のクロック入力部Cにサンプリング
信号HEを供給する。発振器VCOから供給されるクロ
ック信号Hは、サンプリング回路1のクロック信号入力
部1Hを経て、2対のカスケードDフリップフロップ1
4〜15および16〜17のうちの第1フリップフロッ
プ14および16のデータ入力部に印加される。第1対
のフリップフロップ14および15のクロック入力部は
排他的ORゲート10の出力部に接続され、第2対のフ
リップフロップ16および17のクロック入力部は第2
遅延線12の出力部に接続される。各対内で、第1フリ
ップフロップ14、16の出力部Qは第2フリップフロ
ップ15、17の入力部Dに接続される。フリップフロ
ップ14〜17の出力部Qは、周波数比較器3の4つの
入力部にそれぞれ接続される四段サンプリング回路1の
出力部Q1〜Q4をそれぞれ構成する。サンプリング回
路内の対の第1フリップフロップ14および16の出力
部Q1およびQ3のみが、位相比較器2の2つのクロッ
ク選択入力部に接続される。
【0025】サンプリング回路1は、入力データ信号D
inが遷移する毎に発振器VCOから発生するクロック
信号Hの状態を、位相比較器2と周波数比較器3とに供
給する。
【0026】入力データ信号Dinの立ち上がりおよび
立ち下がりは、排他的ORゲート10と、ゲート10の
一方の入力部に直接印加される入力データ信号Dinの
公称半周期よりも少ない遅延をゲート10の他方の入力
部に課す第1遅延線11とを使用して検出される。遅延
R1は、排他的ORゲート10の出力部における遷移信
号内のサンプリング・パルスの幅を規定する。データ信
号Dinの状態が変わる毎にゲート10の出力部から供
給されるサンプリング・パルスは、4つのD型フリップ
フロップ14から17へのクロック信号Hの状態の記録
を指令する。
【0027】変形形態では、信号Dinの立ち上がりお
よび立ち下がりを検出する代わりに、立ち上がりのみま
たは立ち下がりのみが検出される。たとえば、遅延線1
1の後ろに符号変換器を挿入し、排他的ORゲートをA
NDゲートに置き換えることにより、所定の立ち下がり
が検出される。
【0028】フリップフロップ14および15は、タイ
ミングTにおいてデータ信号Dinの遷移に、タイミ
ングTn−kにおいて信号Dinの1つ前の遷移にそれ
ぞれ応答して、信号Hの状態を記録する。整数kは、連
続する2つの遷移を分割する信号Dinの基本ビット間
隔すなわち基本半間隔の変数を指定する。同様に、フリ
ップフロップ16および17は信号Hの別の2つの状態
を記録するが、これには第2遅延線12により遅延され
た遷移信号によって課せられた所定の遅延dtが伴って
いる。したがってフリップフロップ16はタイミングT
+dtにおける信号Hの状態を記録し、フリップフロ
ップ17はタイミングTn−k+dtにおける信号Hの
状態を記録する。THをサンプリングすべきクロック信
号Hの周期とする時、遅延線12によりもたらされる遅
延dtは最大でもTH/2に等しい。
【0029】第3遅延線13は、可逆カウンタ4のクロ
ック入力部に印加されるサンプリング信号HEが、周波
数比較器3から供給される2つの論理信号H+およびH
−と同位相になるよう、遅延R2を課す。この時、これ
ら3つの信号HE、H+およびH−は可逆カウンタ4に
印加される。
【0030】各遅延線は一連の符号変換器で作製するこ
とができる。
【0031】次に図3を参照すると、位相比較器2は主
として、2つの符号変換器20および21から成るラッ
チフリップフロップと、2つの入力部を有する2つのN
ANDゲート22、23と、それぞれ3つ、2つの入力
部をもつ2つのNANDゲート24、25と、符号変換
器26と、排他的ORゲート27と、Dフリップフロッ
プ28とを備える。
【0032】サンプリング回路1の第1フリップフロッ
プ14の出力部Q1は、NANDゲート22の第1入力
部に直接接続され、符号変換器21を通してNANDゲ
ート23の第2入力部に接続される。前記結合と対称的
に、サンプリング回路1の第2対の第1フリップフロッ
プ16の出力部Q3は、ゲート23の第1入力部に直接
接続され、符号変換器20を通してゲート22の第2入
力部に接続される。フリップフロップRSにおける場合
と同様に、NANDゲート24および25の第1入力部
はそれぞれゲート22および23の出力部に接続され、
ゲート24および25の第2入力部はそれぞれゲート2
5および24の出力部に接続される。位相比較器2のリ
セット入力部RESはNANDゲート24の第3入力部
に接続され、ゲート24の出力部を「1」の状態にする
ことにより、装置EHの電源入り時に位相比較器を初期
化するのに使用する。また、ゲート24の出力部は符号
変換器26を介して、第2入力部が発振器VCOからク
ロック信号Hを受信する排他的ORゲート27の第1入
力部に接続される。ゲート27の出力部は、フリップフ
ロップ28のクロック入力部に取り込みクロック信号H
outを供給する。フリップフロップ28の入力部Dは
サンプリング回路1の入力1Eと同じであり、入力デー
タ信号Dinを受信する。フリップフロップ28の出力
部Qは、クロック信号Houtと同位相のデータ信号D
outを供給する。
【0033】位相比較器2は、クロック信号Hが「良好
な」周波数であるとみなされている、すなわち後述する
周波数比較器3内での処理によりデータ信号Dinの平
均周波数と同期していることを知った上で、信号Hおよ
びこの信号の補数
【外4】 の中から、入力データ信号Dinと最も同位相になるク
ロック信号を選択して入力データ信号Dinを読み取る
ためにラッチフリップフロップ20〜25は、各時間イ
ンターバルdtの間、クロック信号Hの立ち上がりを探
す。
【0034】Q1=0かつQ3=1の時、NANDゲー
ト24の第1入力部、すなわちRSフリップフロップ2
4〜25の入力部Rは「1」の状態にあり、信号Hおよ
びDinはほぼ同位相になる一方、ゲート24の出力部
は「0」の状態になり、ゲート27は、フリップフロッ
プ28内のデータ信号Dinを読むための補信号
【外5】 を選択する。反対にQ1=1かつQ3=0の時、NAN
Dゲート25の第1入力部、すなわちRSフリップフロ
ップ24〜25の入力部Sは「1」の状態にあり、信号
HおよびDinはほぼ逆位相になる一方、ゲート24の
出力部は「1」の状態になり、ゲート27は、フリップ
フロップ28内のデータ信号Dinを読むためのクロッ
ク信号Hを選択する。Q1=Q3=「0」の時、あるい
はQ1=Q3=「1」の時、ゲート24および25の第
1の入力は2つとも「1」の状態にあり、ゲート24の
出力部の以前の状態が維持され、ゲート27により以前
選択された信号
【外6】 またはHは保存される。後者の場合、データ信号Din
がTH/2−dtに等しい最大振幅Gmaxを有するジ
ッタを含むとしても、なされた選択は依然として正し
い。
【0035】下記位相比較器2の論理状態は以下の真理
値表にまとめられている。
【表1】
【0036】変形形態では、NANDゲート22および
23の第1入力部にそれぞれ接続された符号変換器20
および21の入力部が、出力Q3およびQ1の代わり
に、サンプリング回路の出力Q4およびQ2に接続され
る。
【0037】周波数比較器3内では、位相比較器2内の
遷移T上に関してではなく、データ信号Dinの連続
する2つの遷移Tn−kおよびTに関しての時間イン
ターバルdt内のクロック信号Hの状態が分析される。
この分析では、ゲート10によって検出される信号Di
nの各遷移に対応して、前記の各遷移に先行する第1遷
移に対応する連続するタイミングTn−kおよびT
n−k+dtにおけるクロック信号Hの状態Q2および
Q4と、前記各遷移と同じ第2遷移に対応する連続する
タイミングTおよびT+dtにおけるクロック信号
Hの状態Q1およびQ3とを記録するために、サンプリ
ング回路1内の4つのフリップフロップ14〜17を必
要とする。
【0038】連続する4つの状態のうちの3つが同一、
すなわち
【数1】 であれば、クロック信号Hの周期はデータ信号Dinの
周期内に含まれ、信号Hは速度が過度に高くなる、すな
わちデータ信号Dinに対し位相進みとなる。タイミン
グTn−k+dtおよびTにおいて信号Hの中間状態
Q4およびQ1のうちの1つが他の3つとは異なる場
合、すなわち
【数2】 の場合、信号Hの周期は信号Dinの周期よりも長く、
信号Hは速度が過度に低くなり、データ信号Dinに対
し位相遅れとなる。他方、状態Q1とQ3が同一かつ状
態Q2とQ4が同一である時、あるいは状態Q1とQ3
が異なりかつ状態Q2とQ4が異なる時、信号Hおよび
Dinは、ほぼ同周波数、同位相、同じ位相象限、ある
いは例外的には、極めて異なる周波数(帯域外)にな
る。
【0039】たとえばタイミングTn−kおよびT
n−k+dtにおいて信号Hが状態Q2=「0」かつQ
4=「1」であって、タイミングTおよびT+dt
において信号Hが状態Q1=「1」かつQ3=「1」で
あると、周波数比較器3はそこから、信号Hは速度過多
であると判断する。
【0040】その場合の周波数比較器3の真理値表は以
下の通りである。 T+dt Tn−kn−k+dt Q1 Q3 Q2 Q4 決定 H+ H− 0 0 1 0 Hは速度過多 1 0 0 0 0 1 Hは速度過小 0 1 0 0 0 0 補正なし 0 0 0 0 1 1 補正なし 0 0 0 1 1 1 Hは速度過小 0 1 0 1 0 0 Hは速度過多 1 0 0 1 0 1 補正なし 0 0 0 1 1 0 Hは帯域外 0 0 1 0 1 1 Hは速度過多 1 0 1 0 0 0 Hは速度過小 0 1 1 0 1 0 補正なし 0 0 1 0 0 1 Hは帯域外 0 0 1 1 1 0 Hは速度過小 0 1 1 1 0 1 Hは速度過多 1 0 1 1 1 1 補正なし 0 0 1 1 0 0 補正なし 0 0
【0041】上記表において「帯域外」という判断は、
受信データ信号Dinが過度に高いまたは低い周波数に
あり、発振器VCOの捕捉帯の外にあること、あるいは
規格外のジッタを含むことを意味する。この場合、
【数3】 を果たしサンプリング回路1の4つの出力部Q1〜Q4
に接続された論理回路(図示せず)は、エラー信号を発
生することが好ましい。
【0042】下記真理値表は以下の論理式を満たす。
【数4】
【0043】図4に示す周波数比較器3は、上記2つの
論理式にしたがい、2つの排他的ORゲート30および
31と、2つの符号変換器32および33と、2つの入
力部を有する2つのANDゲート34および35を備え
る。サンプリング回路1の出力部Q1およびQ4はゲー
ト30の入力部に接続され、サンプリング回路1の出力
部Q2およびQ3はゲート31の入力部に接続される。
ゲート30の出力部はゲート34の第1入力部に直接接
続され、符号変換器32を経てゲート35の第2入力部
に接続される。対称的に、ゲート31の出力部はゲート
35の第1入力部に直接接続され、符号変換器33を経
てゲート34の第2入力部に接続される。ゲート34お
よび35の出力部はそれぞれ論理信号H+およびH−を
供給する。
【0044】このように周波数比較器3は、入力データ
信号Dinの周期と、発振器VCOのクロック信号Hの
周期との間の誤差の方向を分析する。この誤差の方向
は、可逆カウンタ4の加算入力部Uと減分入力部Dにそ
れぞれ印加される論理信号H+およびH−の状態によっ
て示される。
【0045】加算論理信号H+は、「1」の状態にある
限り、サンプリング信号HEの各パルスにより可逆カウ
ンタが1つずつ増分し、過度に遅かったクロック信号H
の周波数を増加させ発振器VCOの制御電圧VCを増加
させるよう、可逆カウンタ4を加算モードにする。逆も
同様に、減分論理信号H−は、「1」の状態にある限
り、サンプリング信号HEの各パルスにより可逆カウン
タが1つずつ減分し、過度に速かったクロック信号Hの
周波数を下げ発振器VCOの制御電圧VCを減少させる
よう、可逆カウンタを減分モードにする。可逆カウンタ
は、発振器VCOがこのクロック周波数の平均周波数で
長時間平均して動作するよう、入力信号のクロック周波
数の変動を「平準化する」。デジタル−アナログ変換器
5は可逆カウンタ4の可変デジタル内容を、発振器VC
Oの制御入力部に印加される制御電圧VCに変換する。
【0046】可変カウンタ4の容量は、発振器VCOが
発振する周波数について所望する精度によって異なる。
【0047】データ信号Dinがジッタを有する場合、
このジッタの振幅は、TDが入力データ信号Dinのデ
ータレートに対応する周期であるGmax=TD/2−
dtのような最大値Gmaxに達することがある。
【0048】本発明による周波数制御装置の第2実施形
態によれば、本装置は図5に示すような周波数合成器S
Fである。合成器には、好ましくは、後述するようなサ
ンプリング回路1に対して変更されたサンプリング回路
8と、周波数比較器3と、可逆カウンタ4と、ループ低
域フィルタFLと、デジタル−アナログ変換器5と、電
圧制御発振器VCOとがある。固定分周器6は、合成ク
ロック信号HSを発生する発振器VCOの出力部を、サ
ンプリング回路8のクロック信号入力部1Hに接続す
る。分周器6は、分割クロック信号HDを発生するため
に合成信号HSの周波数を整数比Mで分割する。
【0049】このようにして周波数合成器SFは、クロ
ック抽出装置EHと同様に、ループ状に配置された回路
で周波数の比較を行う。
【0050】周波数合成器SFは、プログラム可能周波
数基準クロック信号Hrをサンプリング回路8の入力デ
ータ信号1Eの入力部に印加するためのプログラム可能
分周器7も含む。
【0051】周波数合成器SF内では、発振器VCOか
ら送出されるクロック信号HSの周波数FSが、分周器
6内で固定整数比Mで分割される。Mは整数であり、好
ましくは2の累乗である。Frを基準クロック信号の周
波数とすると、FSは発振器VCOの一定状態における
Fr.Mに等しい。
【0052】1≦i≦IおよびFSi<FS(i+1)
など整数の指数iを有するI個の序列周波数の集合FS
1、...FSi、...FSIを得るためには、Fr
i<Fr(i+1)である基準信号Hr1、...Hr
i、...HrIの周波数Fr1、...Fr
i、...FrIを同数個合成しなければならない。バ
イナリカウンタを備える知られている分周器を使用して
正確に基準周波数を合成するためには、最大でも周波数
が周波数Fr1、...Fri、...FrIの最小公
倍数(PPCM)に等しいクロック信号によりこの分周
器を制御しなければならないが、これは、特に整数Iが
大きく周波数Fr1およびFrIが高い時には実現がほ
ぼ不可能である。
【0053】本発明による周波数合成器SFは、基準周
波数Fr1、...Fri、...FrIが、P1=F
r1/p、...Pi=Fri/p、...PI=Fr
I/pが整数であるような最大公約整数(PGCD)を
有するという仮定に基づいており、選択された数Piに
応じて所望の基準信号の周期Triを計算する。TU≦
TrI=1/FrIなどの選択基準信号の周期の計算の
ための周期の単位をTUとし、P1=1の場合に得られ
る合成可能最低周波数をFB=Fr1とする。周波数F
Bに対応する周期TBは、基準周波数Fr1〜FrIに
対応する全周期の中で周期として最大の値TUを含む。
この整数をNとする。すると以下の式が導かれる。 TB=N.TU=1/p、 周波数の単位FU=1/TU=p.Nかつ選択基準の信
号周期Tri=1/Fri=TU.N/Pi。
【0054】その結果、基準信号Hriの周期Triを
計算することは結局、数Nの中に数Piが何回含まれて
いるかを計算することになることがわかる。この目的の
ため本発明は、数Nが得られるまで頻度TUで数Pi自
身を加算し、計算の結果がN/2未満であれば「0」の
値のサンプルを発生させ、そうでない場合には「1」の
値のサンプルを発生させることを提案する。
【0055】しかしながら、合成すべき基準信号Hri
の周波数Friに関連付けられた数Piは、計算の後、
必ずしも整数Nの整数約数となるとは限らない。第1周
期Tri、次に最初の周期に続く第2周期Tri、次に
第2に続く第3周期というように(Pi)番目の周期ま
で、周期TUの末尾単位に現れるPi未満のオーバーフ
ローをr、r、r...rPiとする。連続する
「周期」Triは −第1周期Tri:T=TU(N+r)/Pi; −第2周期Tri:T=TU(N−r+r)/P
i; −第3周期Tri:T=TU(N−r+r)/P
i; −第P番目の周期Tri:Tpi=TU(N−rPi
1+rPi)/Pi;と書くことができ、数(N+
)、(N−r+r)、(N−r
)、...、(N−r Pi−1+rPi)はPiの
整数倍数である。これら最後の数NPi+rPiの合計
はPiの倍数であるので、最後のオーバーフローrPi
は0に等しい。
【0056】したがって、Pi個の連続する合成周期T
riの合計はN.TUに等しく、時間N.TUで発生す
る平均周期は
【数5】 に等しい。
【0057】合成器によって生じる周期の平均は所望す
る値Triに等しい。第1、第2、第3、...、第P
周期Triに対応する各計算サイクルにおいて、周期T
riはTUの誤差で発生されるため、発生された信号は
周波数変調される。したがって、ジッタの最大振幅はT
Uに等しい。周波数比較器3は、サンプリング回路8の
入力部1Eに印加される基準信号Hrの半周期に等しい
最大ジッタを許容する。TrIは周期Tr〜TrI全
体のうちでもっとも短い周期であるため、不等式TU≦
TrI/2が満たされなければならず、合成器が動作す
るためにはFU≧2.FrIでなければならない。
【0058】また、循環加算によって生じる信号は0.
5に等しい循環比を有さない。循環比のひずみをなくす
ためにはこの信号の周波数を1/2にする必要がある
が、この条件は不等式FU≧2.FrI=4.Frを適
用することにより満たされる。
【0059】図6は、上述の機能上の特性を有するプロ
グラム可能分周器7を示す図である。分周器は、2つの
入力ポートA1およびA2を有する加算器70と、バッ
ファレジスタ71と、フリップフロップ72を有する二
分分周器とを備える。好ましくは、加算器70は、2乗
すなわちN=2の容量を有し、合成すべき周波数Fr
iをプログラムするためのqビット符号化整数Piを第
1入力部で受信し、レジスタ71を介して加算器の第2
入力部A2に印加されるqビット符号化結果Rに整数P
iを付加する。レジスタ71は加算器70の出力ポート
に接続された入力ポートを有し、そのq個の出力部は加
算器の第2入力ポートA2に接続され、その最上位ビッ
ト出力部BR(q−1)はフリップフロップ72のクロ
ック入力部に接続される。レジスタ71は、4Frを上
回る周波数を有するクロック信号HUの速度で作動す
る。クロック信号HUは安定しており、純度が高くノイ
ズが極めて少ない周波数発生源を構成する、通常数メガ
ヘルツのクォーツクロックによって発生する。フリップ
フロップ72は二分分周器2を形成し、入力部Dに接続
された補完出力部
【外7】 を有し、出力部Qから選択基準クロック信号Hrを供給
する。
【0060】基準信号Hrは、プログラムされた周波数
FriがPi個の周期Tri=1/Fri全ての平均で
しか得られないプログラム可能分周器7内で発生するた
め、周波数変調される。図5に示す、周波数比較器3を
含む周波数制御ループは、基準信号Hrに変動があって
も、発振器VCOから送出されるクロック信号HS内の
プログラム周波数FSを、基準信号の周波数Fr=Fr
i/2の所望する平均値に安定化する。したがって基準
信号の周期的周波数変動は、本発明の合成器SFの出力
部で使用される周波数FSには影響を及ぼさない。
【0061】図6を再度参照すると、qビットバイナリ
語Piと、加算器の出力語を周期単位TUの信号の周期
FUの速度で記録するレジスタ71から送出される累計
結果Rとが周波数FUに循環的に付加される。プログラ
ム可能分周器7は、RおよびNの比較により、フリップ
フロップ72内での二分割の前にクロック信号Hriの
周波数を決定するためのデジタル比較器を含まない。本
発明は、信号Hriを形成するために、レジスタ71の
出力部で結果の語の上位ビットBR(q−1)の状態を
使用する。ここでBR(0)は語Rの下位ビットであ
る。結果RがN/2未満の場合、BR(q−1)は
「0」の論理状態であり、そうでなければBR(q−
1)は「1」の論理状態であり、次に、上位ビットBR
(q−1)の信号の周波数を1/2にすることにより、
基準クロック信号Hrがフリップフロップ72の出力部
Qから発せられる。
【0062】要約すれば、プログラム可能分周器の式は
以下の通りである。 FUmin=2.FrI Nmin=FUmin/p、 Nは好ましくはN=2>Nminである; FU=p.N Tri=TU.N/Pi=1/(p.Pi) Fri=p.Pi。
【0063】数値の例を以下に示す。1200;125
0;1300;1350および1400MHzに等しい
周波数FSを発生することになっている発振器VCOを
想定する。合成ループの分周器6は1024に等しい固
定分割比Mを有することがわかっているので、合成すべ
き基準信号の周波数Frは、1.171875;1.2
20703125;1.26953125;1.318
359375および1.3671875MHzに等し
い。分周器7の出力部側で基準クロック信号Hrを得る
ためにフリップフロップ72内で1/2に分割されるた
め、発生すべき周波数は、Fr1=2.34375;
2.44140625;2.5390625;2.63
671875およびFrI=Fr5=2.734375
MHzとなる。したがって合成器のピッチPは0.09
765625MHzに等しく、FUminは2(2.7
34375)MHz=5.468875MHzに等し
く、NminはFUmin/P=56に等しい。
【0064】ここから、 N=2=64かつq=6 HQ=N.p=6.25MHz P1=24;P2=25;P3=26;P4=27;P
5=28が導かれる。
【0065】たとえばPi=26の場合、基準周波数は
Fr=Fri/2=p.Pi/2=1.2695312
5MHzである。
【0066】周波数合成器SF内のサンプリング回路8
内では、周期基準信号Hrがデータ入力部Din1Eに
印加され、発振器VCOに接続されたM分分周器6から
送出されたクロック信号HDが入力部1Hに印加され
る。ここでFrは、合成クロック信号FSの周波数HS
のM分割後の周波数FDを有する信号HDをサンプリン
グするクロック信号Hrの周波数である。したがって式
Fr=2.FD=2(FS/K)、すなわちFS=Fr
(K/2)が得られる。
【0067】図7に示す好ましい実施形態によれば、サ
ンプリング回路8は、遷移信号H1と、入力部1Hに印
加されるクロック信号HDをサンプリングするために遅
延量dtだけ変位された遅延遷移信号H2とを発生する
ためのデジタル手段を備える。サンプリング回路8は、
標本回路1と同様に、遅延線13と、クロック入力部が
クロック信号HDを受信する2対のフリップフロップ1
4〜15および16〜17と、回路1(図2)内の遅延
線11および12ならびに排他的ORゲート10の代わ
りとしての全デジタル手段80〜85とを備える。デジ
タル手段は、プログラム可能分周器5から供給される基
準クロック信号Hrを受信する入力部1E、すなわち加
算器70(図6)の第1入力部A1に印加されるqビッ
ト符号化整数Piに応じて選択されるクロック信号Tr
〜TrIのうちの1つを二分割後に受信する入力部の
後に位置し、それぞれフリップフロップ対14〜15お
よび16〜17のクロック入力部に向けてクロック信号
H1およびH2を発生する。
【0068】デジタル手段80〜85は、サンプリング
に用いられる遷移信号H1およびH2の周波数よりも高
い周波数Frを使用し、サンプリング・フリップフロッ
プ14〜17のクロック入力部において良好な周波数F
Dを得るために周波数Frを分割する。この分割により
遅延量dtを完全に制御することができる。
【0069】プログラム可能分周器7はTr/2に等し
い最大ジッタを有する基準信号Hrを送出するので、こ
のジッタを吸収するためには遅延量dtはdt=TD/
4−Tr/2のようにならなければならない。ここでT
Dは入力部1Hでのクロック信号の周期である。周期T
Dは、整数分割Mにより基準信号Hrの周期Trから得
られるため、TD=M.Trの式が得られ、この式から
遅延量が導かれる。すなわちdt=M.Tr/4−Tr
/2となる。周期Trの信号からデジタル回路として実
現可能な最小遅延量dt=Tr/2の場合、上の式から
導かれるM=4が最良の方法である。
【0070】図7に示す実施形態によれば、前出のデジ
タル手段80〜85は、2つのDフリップフロップ80
および81と排他的ORゲート82を備える論理回路と
を含む四分分周器4と、2つの入力部を有する2つのA
NDゲート83および85と、周波数FD=Fr/2の
2つの遷移信号H1およびH2を発生するための符号変
換器84とを備える。フリップフロップ80および81
のクロック入力部、ANDゲート83の第1入力部、お
よび符号変換器84の入力部はクロック信号Hrを受信
する。フリップフロップ80および81は四分分周器を
形成するので、第2フリップフロップ81の補完出力
【外8】 は第1フリップフロップ80の入力部Dに接続される。
フリップフロップ80および81の出力部Qは、周波数
Fr/4であって2Trだけ変位した2つの論理信号を
発生し、排他的ORゲート82の入力部にそれぞれ接続
される。したがってゲート82の出力部は周波数Fr/
2の信号を発生し、ANDゲート80の第2入力部、お
よび符号変換器64の出力部に接続された第2入力部を
有するANDゲート85の第1入力部に接続される。排
他的ORゲート82の出力部の周期2Trの信号の予定
幅Trにより、第1対のフリップフロップ14および1
5のクロック入力部に印加される幅Tr/2で周期2T
rの遷移信号H1を構成するために、ANDゲート83
内の2つの周期から信号Hrの周期が選択される。ま
た、ゲート82の出力部の信号の予定幅により、信号H
1と同一であるがこの信号からdt=Tr/2だけ遅延
し、第2対のフリップフロップ16および17、ならび
に可逆カウンタ4のクロック入力部に印加されるサンプ
リング信号HEを供給する遅延線13のクロック入力部
に印加される遷移信号H2を構成するために、ANDゲ
ート85内の2つの周期から補信号
【外9】 の周期が選択される。
【0071】2つのクロック信号H1およびH2は、M
分割後に発振器VCOから送出される信号HDを、タイ
ミングTおよびT+Tr/2でサンプリングする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるクロック抽出回路の概略ブロック
線図である。
【図2】図1のクロック抽出回路に含まれるサンプリン
グ回路の詳細図である。
【図3】図1のクロック抽出回路に含まれる位相比較器
の詳細図である。
【図4】図1のクロック抽出回路に含まれる周波数比較
器の詳細図である。
【図5】本発明による周波数合成器の概略ブロック線図
である。
【図6】図5の周波数合成器に含まれるプログラム可能
分周器の詳細図である。
【図7】図5の周波数合成器に含まれるサンプリング回
路の詳細図である。
【符号の説明】 1、8 サンプリング回路 2 位相比較器 3 周波数比較器 4 可逆カウンタ 5 デジタル−アナログ変換器 6 固定分周器 7 プログラム可能分周器 10 排他的ORゲート 11 遅延線 12、13 カスケード遅延線 14、15、16、17 フリップフロップ 20、21 符号変換器 22、23 NANDゲート 24、25 NANDゲート 26、32、33 符号変換器 27、30、31 排他的ORゲート 28 Dフリップフロップ 34、35 ANDゲート 70 加算器 71 バッファレジスタ 72 二分分周器 80、81、82 四分分周器 83、85 ANDゲート 84 符号変換器

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クロック信号(H;HD)の周波数と、
    デジタル入力信号(Din;Hr)の不安定周波数とが
    比較される、クロック信号を発生する電圧制御発振手段
    (VCO;FB、VCO、6)を備える周波数制御装置
    であって、入力信号(Din;Hr)の各所定遷移に応
    答して、入力信号の連続する2つの遷移に対応する2対
    のタイミング(Tn−k、Tn−k+dt;T、T
    +dt)であって1対内のタイミングが最大でもクロッ
    ク信号の半周期に等しい所定の遅延(dt)により分割
    されるタイミングでクロック信号(H;HD)をサンプ
    リングし、その結果、クロック信号の4つの状態信号
    (Q2、Q4;Q1、Q2)が発生する手段(1;8)
    と、クロック信号の周波数が入力信号の周波数よりはる
    かに低い間のみ4つの状態信号を1つの増分カウント信
    号(H+)にまとめ、クロック信号の周波数が入力信号
    の周波数よりはるかに高い間のみ4つの状態信号を1つ
    の減分カウント信号(H−)にまとめる周波数比較器
    (3)と、発振手段(VCO;FB、VCO、6)を使
    用してアナログ−デジタル変換器(5)を介して増分カ
    ウントおよび減分カウントするための手段の内容に依存
    する制御電圧(VC)を印加するために、それぞれ増分
    カウント信号(H+)および減分カウント信号(H−)
    に応答して入力信号の所定遷移(HE)を増分カウント
    および減分カウントするための手段(4、5)とを備え
    ることを特徴とする装置。
  2. 【請求項2】 周波数比較器が、クロック信号(H;H
    D)の連続するサンプリング・タイミングに対応する3
    つの状態信号(Q4、Q1、Q3またはQ2、Q4、Q
    1)が同一である限り増分カウント信号(H+)を発生
    するための手段(30、31、33、34)と、別の2
    つの状態信号(Q2、Q3)に対応するクロック信号の
    サンプリング・タイミングに含まれるクロック信号
    (H;HD)のサンプリング・タイミングに対応する状
    態信号の一方(Q4またはQ1)が他の3つの状態信号
    (Q2、Q1、Q3またはQ2、Q4、Q3)と異なる
    限り減分カウント信号(H−)を発生するための手段
    (30、31、32、35)とを備える請求項1に記載
    の装置。
  3. 【請求項3】 周波数比較器(3)が、他の2つの状態
    信号(Q2、Q3)に対応するクロック信号のサンプリ
    ング・タイミングを取り囲むクロック信号(H;HD)
    のサンプリング・タイミングに対応する2つの状態信号
    (Q1、Q4)を受信する第1排他的ORゲート(3
    0)と、他の2つの状態信号(Q2、Q3)を受信する
    第2排他的ORゲート(31)と、第1排他的ORゲー
    トに直接接続され、符号変換器(33)を介して、増分
    カウント信号(H+)を発生するための第2排他的OR
    ゲートに接続された第1ANDゲート(34)と、第2
    排他的ORゲート(31)に直接接続され、符号変換器
    (32)を介して、減分カウント信号(H−)を発生す
    るための第1排他的ORゲートに接続された第2AND
    ゲート(35)とを備える請求項1または2に記載の装
    置。
  4. 【請求項4】 サンプリングするための手段(1;8)
    が、遷移信号(H1)および所定の遅延量(dt)だけ
    遅延された遷移信号(H2)を発生するために入力信号
    (Din;Hr)内の所定の遷移を検出するための手段
    (10、11、12;80〜85)と、それぞれ状態信
    号(Q1〜Q4)を発生し、クロック信号(H;HD)
    を受信する第1フリップフロップ(14、16)と、第
    1フリップフロップの直接出力部に接続された入力部と
    をそれぞれ有する2対のフリップフロップとを備え、遷
    移信号(H1)および遅延遷移信号(H2)が対のフリ
    ップフロップ(14〜15、16〜17)のクロック入
    力部にそれぞれ印加される請求項1から3のいずれか一
    項に記載の装置。
  5. 【請求項5】 遷移を検出するための手段がデジタルで
    あり、入力信号(Hr)の半周波数でクロック信号を発
    生するための四分分周器(80、81、82)と、遷移
    信号(H1)および遅延された遷移信号(H2)をそれ
    ぞれ発生するために半周波数のクロック信号の2つの半
    周期のうちの1つの間、入力信号(Hr)の遷移および
    入力信号の 【外1】 内の遷移を選択するための手段(83、85)とを備え
    る請求項4に記載の装置。
  6. 【請求項6】 クロック信号(H)およびこの信号の 【外2】 の中から、入力信号と最も同位相になり、入力信号を読
    むのに用いられるクロック信号を選択するために、4つ
    の状態信号のうちの2つ(Q1、Q3)に応じて入力信
    号(Din)とクロック信号(H)の位相を比較するた
    めにサンプリングするための手段(1)に接続された手
    段(2)を備える請求項1から5のいずれか一項に記載
    の装置。
  7. 【請求項7】 位相を比較するための手段が、対のフリ
    ップフロップのうちの第1または第2フリップフロップ
    (14、16;または15、17)によって発生される
    状態信号(Q1、Q3)がそれぞれ第1および第2状
    態、ならびに第2および第1状態にある時、クロック信
    号(H)および 【外3】 を選択するラッチフリップフロップ論理手段(20〜2
    7)を備える請求項4および6に記載の装置。
  8. 【請求項8】 サンプリングするための手段(8)に印
    加すべき入力信号として、プログラム周波数(Fri)
    の少なくとも4倍を上回る安定周波数を有する単位クロ
    ック信号(HU)から、プログラム周波数に等しいそれ
    ぞれの周期数(Pi)についての平均周波数(Fri)
    を有する不安定な基準クロック信号(Hr)を生成する
    ためのプログラム可能分周器(7)を備え、プログラム
    周波数とそれぞれの周期数との比が一定である請求項1
    から7のいずれか一項に記載の装置。
  9. 【請求項9】 プログラム可能分周器が、加算器(7
    0)と、単位クロック信号(HU)の周波数の速度にさ
    れ加算器の出力部に合計(R)を記録するバッファレジ
    スタ(71)とを備え、加算器が、前記合計(R)を、
    プログラム可能周波数(Fri)に関連付けられた前記
    それぞれの数(Pi)に加算する請求項8に記載の装
    置。
  10. 【請求項10】 分周手段が、基準クロック信号(H
    r)を発生するために、バッファレジスタ(71)から
    前記合計の上位ビット(BR(q−1))を受信する二
    分分周器(72)を備える請求項9に記載の装置。
  11. 【請求項11】 発振手段が、ループフィルタ(FL)
    を介して増分カウントおよび減分カウントするための手
    段(4、5)によって電圧制御される少なくとも1つの
    発振器(VCO)と、前記クロック信号(HD)を発生
    させるために、発振器から発生する信号の周波数を一定
    比で分割するための分周器(6)とを備える請求項1か
    ら10のいずれか一項に記載の装置。
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