JP2000303601A - 鋳造アルミニウムの建築用部材 - Google Patents

鋳造アルミニウムの建築用部材

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Kazuyoshi Takanami
和由 高波
Shigemichi Yamagishi
茂道 山岸
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 強度を十分に確保することができると共に、
模様を付けたり様々な形状に成形し易く、且つ腐食にも
強い建築用部材を提供する。 【解決手段】 アルミニウムを鋳造して成形された鋳造
アルミニウム36の建築用部材30において、アルミニ
ウムよりも高強度の金属により成形されているコア材3
3,35が、部材30内部に封入されていることを特徴
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アルミニウムを鋳
造して成形された鋳造アルミニウムの建築用部材に関す
る。
【0002】
【従来の技術】建築物の柱や梁などに用いられる建築用
部材には、鉄、アルミニウム、ステンレス等の様々な材
質のものがある。特に、アルミニウムを鋳造により成形
した鋳造アルミニウムの部材は、鉄などで成形された部
材と比較して軽量であって雨水等からの腐食にも強く、
且つどの様な形状に成形するかの自由度も高いために、
大きな荷重のかからないカーテンウォールの方立や無目
などに多く利用されている。
【0003】一般的にカーテンウォールは、外壁には建
築物の荷重がかからないように建築物を構築し、このよ
うな建築物の外壁を、鉛直方向に立設されている方立と
水平方向に延びる無目との間に挟み込んだ強化プラスチ
ックパネル板やガラス板等(以下、単にパネル板とい
う)で形成したものである。このように方立および無目
は、パネル板等を保持して建築物の外壁面を形成するも
のであるために、建物の荷重がかからないまでも、パネ
ル板の保持、対風圧、耐震などに対してある程度の強度
が必要となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、鋳造
アルミニウムの部材は、軽量であって且つ雨水などによ
る腐食に強く、しかも模様を付けたり様々な形状に成形
することが容易であるという利点がある。しかし、鋳造
アルミニウムの部材は、鉄等に比較して強度面では劣っ
ており、鋳造アルミニウムにより所定の長さ以上の部材
を製造しようとすれば、その強度を強めるために断面積
を大きくする必要があった。このため、鋳造アルミニウ
ムの部材は、径があまり大きくならない程度の所定の長
さ以内で用いられることがほとんどであり、また強度を
それほど必要としない部位にしか鋳造アルミニウムの建
築用部材を用いることができないという課題があった。
一方、鋳造アルミニウムの部材と比較して強度が高い鉄
の部材では、模様を付けたり様々な形状に成形するとい
ったことが行いにくく、しかも雨などにより腐食しやす
いといった課題があった。
【0005】そこで、本発明は上記課題を解決すべくな
され、その目的とするところは、強度を十分に確保する
ことができると共に、模様を付けたり様々な形状に成形
し易く、且つ腐食にも強い建築用部材を提供するにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために次の構成を備える。すなわち、本発明にか
かる鋳造アルミニウムの建築用部材によれば、アルミニ
ウムを鋳造して成形された鋳造アルミニウムの建築用部
材において、アルミニウムよりも高強度の金属により成
形されているコア材が、部材内部に封入されていること
を特徴としている。この構成を採用することによって、
コア材によって部材の強度を保つことができると共に、
このコア材の腐食を防ぐようにコア材の周囲が鋳造アル
ミニウムで覆われ、しかもこのアルミニウム部分におい
て容易に模様を付けたり様々な形状を施して見た目に優
れた部材を提供できる。また、前記コア材は、部材の長
手方向に沿って封入されて成り、前記コア材の長手方向
の端部は、コア材を覆う鋳造アルミニウムよりも外方に
突出して、他の建築用部材等と接続可能な接続部に形成
されているので、長さの短い建築用部材であってもこれ
らを接続部を介して接続することによって、接続部分の
強度を維持しつつ建築用綱材の長さを伸ばして長い部材
で建築物の構築を行える。
【0007】前記コア材には、該コア材を挟んだ両側に
存するアルミニウム部分同士を連結させるための連結孔
を形成するとよい。この構成によれば、コア材を挟んで
アルミニウム同士が一体に形成されるので、さらに強固
な建築用部材とすることができる。また、前記コア材
を、鉄鋼またはステンレスとすれば、建築用部材として
十分な強度を確保できる。さらに、建築用部材として
は、カーテンウォールの方立または無目として用いると
好適である。 〔発明の詳細な説明〕
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる好適な実施
の形態を添付図面と共に詳細に説明する。まずは、建築
用部材(以下、単に部材という)の第1の実施例を図
1、図2に基づいて説明する。本実施例の部材30は、
断面視がほぼ正方形状であって内部が中空に形成された
パイプ部32と、該パイプ部32の任意の面から外方へ
突出して形成されている平板状の接合部34とから構成
されている。接合部34は、他の建築用部材と接合する
ように設けられた部位である。かかる部材30は、パイ
プ部32と接合部34とを合わせて全体が鋳造アルミニ
ウム36により一体に成形されている。また、パイプ部
32および接合部34の内部には、それぞれの形状に合
わせて形成されたコア材33,35が封入されている。
ここでは、パイプ部32内のコア材33には、鉄または
ステンレス製の角形鋼管が用いられている。また、接合
部34のコア材35には、鉄またはステンレス製の平板
状の鋼板が用いられている。コア材33とコア材35と
は、コア材35の一端側がコア材33の任意の面に溶接
等によって接合されている。溶接としては、一般的なす
み肉溶接39によって接合されるとよい。
【0009】また、部材30の長手方向の両端部では、
鋳造アルミニウム36よりも各コア材33,35が外部
に突出するようにして設けられている。この各コア材3
3,35が鋳造アルミニウム36から外部へ突出してい
る部分が接続部40,42である。接続部40,42
は、他の部材等との間を接続するために設けられてい
る。すなわち、他の部材と接続する場合について考える
と、接続部40,42が形成されていなければ、部材同
士の接続は鋳造アルミニウム36同士を溶接等によって
接合しなくてはならなかったが、この場合にあってはこ
の溶接で接合した部位の強度が大変弱くなってしまうた
めに、鋳造アルミニウム36による部材同士を接続する
ということは行われていなかった。しかし、このように
鋳造アルミニウム36内にコア材33,35を設け、コ
ア材33,35の端部を外部に突出させることにより、
鋳造アルミニウム36による部材同士であっても強度を
確保しつつ良好に接続することができる。
【0010】ここで、簡単に上記部材30の製造方法に
ついて述べる。まず、図示しない型枠内にコア材33,
35をインサートする。このとき、コア材33および3
5は溶接によって前もって接合しておく。型枠内にコア
材33,35をインサートした後、コア材33,35よ
りも外側の型枠内に溶解したアルミニウムを注入する。
このような方法によって、部材30の成形が行われるの
である。
【0011】図3に部材の他の形状である第2の実施例
を示す。なお、上述した実施例と同じ構成要素について
は同一の符号を付し、説明を省略する。本実施例による
部材46では、上述した第1の実施例によるパイプ部3
2とは異なり、パイプ部48の形状を断面視が円形とな
るようにしている。また、このようなパイプ部48内に
封入されるコア材49としては、断面視が円形の鉄また
はステンレスの鋼管とする。このように、パイプ部の形
状の断面が円形であっても、コア材35,49によって
部材全体の十分な強度を保つことができると共に、コア
材35,49を封入している鋳造アルミニウム36が模
様等を付けやすくして、形状も様々なものに加工しやす
い部材にすることができる。
【0012】次に、本発明の部材をカーテンウォールの
方立または無目に用いた場合の実施形態を説明する。図
4および図5に、鋳造アルミニウムの方立を示す。ここ
での方立50の向きは、図面左側が室外側、図面右側が
室内側となるように示している。方立50の室外側の両
側面にはパネル板(図示せず)を挟持するためのパネル
把持部52,52が形成されている。このパネル把持部
52,52内に、後述するようにシール部材を介してパ
ネル板の側縁が挿入されて、パネル板が固定される。
【0013】かかる方立50は、鋳造アルミニウム54
によって成形されている。また、鋳造アルミニウム54
の内部には鉄またはステンレスで形成された平板状のコ
ア材56が封入されている。このように鋳造アルミニウ
ム54で成形された方立50の内部に鉄やステンレス製
のコア材56を設けたので、高さの高いカーテンウォー
ルを構築する場合であっても内部のコア材56によって
強度を保持することができると共に、コア材56の外側
に存する鋳造アルミニウム54では様々な模様を付した
り、様々な形状に成形したりすることができる。特に、
方立では室内側端部がそのまま室内に露出するため、室
内の雰囲気に合わせたり人の目に止まっても室内のイメ
ージを壊すことがないようにすることが求められてい
る。つまり、方立にこのような鋳造アルミニウムを用い
ることで、様々な意匠を施し得るといった鋳造アルミニ
ウムの利点を良好に発揮できるのである。なお、本実施
例でのパネル把持部52,52は鋳造アルミニウム54
で一体に成形されており、内部にはコア材は封入されて
いない。
【0014】また、コア材56には、コア材56の両側
面に存する鋳造アルミニウム54同士を連結するための
連結孔57が複数設けられている。連結孔57がコア材
56に穿設されていることにより、鋳造の際には溶解し
たアルミニウムが連結孔57内に流入し、コア材56を
挟んでアルミニウムが連結孔57を介して連結して方立
50が成形されるのである。このような連結孔57をコ
ア材56に形成することによって、コア材56を挟んだ
アルミニウムが一体化して強固な一体物である方立50
を提供することができる。コア材に連結孔を形成するの
はこのような方立に限られることはなく、図1〜図3に
示した部材の接合部34に形成しても好適である。
【0015】また、上述した部材30と同様に、本実施
例における方立50も図5に示すように、長手方向の端
部である上端部および下端部からコア材56を鋳造アル
ミニウム54で形成された部分から突出するように成形
するとよい。この突出したコア材56の上下両端部が他
の建築用部材と接続する接続部55である。このよう
に、鉄やステンレスで形成されているコア材56を、他
の建築用部材と接続するための接続部55として利用す
ることにより、鋳造アルミニウム54で接続部を成形し
て接続する場合よりも強度を上げることができる。
【0016】次に、図6および図7に、上述してきた方
立50を実際に建築物60に取り付けた際の取り付け構
造について示す。まず、図6に基づいて方立50の上部
の取り付け構造について説明する。本実施例での建築物
60は鉄筋コンクリート構造であって、62が室内の天
井を形成するスラブである。このスラブ62には、方立
50を取り付けるための金属製のブラケット64が固着
されている。ブラケット64の材質としては強度を持た
すために鉄またはステンレスを用いるとよい。ブラケッ
ト64は、スラブ62に平行に形成された水平部64a
によって、スラブ62内部に埋め込まれている取付部6
5にボルト66によって取り付けられている。また、ブ
ラケット64の、水平部64aに対して垂直に折曲され
て設けられている鉛直部64bが方立50を接合する部
位となる。
【0017】上述してきたように、方立50の上端部に
は、鋳造アルミニウム54から外部へ突出して形成され
ているコア材56の端部である接続部55が設けられて
いる。方立50とスラブ62との間の取り付けは、この
接続部55と、ブラケット64の鉛直部64bがボルト
69によってボルト締めされて接合されることで行われ
る。なお、ブラケット64の鉛直部64bと方立50の
接続部55との間の接続は、ボルト69によって取り付
けた後に溶接することも可能である。このように、方立
50は、鋳造アルミニウム54よりも強度が高いコア材
56によって建築物60に取り付けられるので、強固に
取り付けが可能である。
【0018】次に、図7に基づいて、方立50の下部の
取り付け構造について説明する。70は、コンクリート
製の床スラブである。この床スラブ70の上面側には、
方立取付用の取付金具72が設置されている。この取付
金具72はフックボルト73によって、床スラブ70の
表面に固定されている。取付金具72としては、鉄また
はステンレス製の平板が用いられている。方立50は、
この取付金具72の上面に立設される。取付金具72と
方立50との接合は、方立50の下端部から突出してい
るコア材56の端部である接続部55と、取付金具72
とを溶接することによって行われている。59が溶接し
て固着させた部分である。なお、この図では、平板状の
鉄またはステンレス製の板材74および76を、接続部
55の表面に直交する方向に溶接により接合している。
75が、板材74および76を接続部55に接合するた
めに溶接した部分である。このように、接続部55に、
接続部55を補強するための板材74,76を接合する
ことにより、方立50をさらに強固に立設することがで
きる。
【0019】なお、図6および図7には、方立と接合す
る無目80が示されている。次に、方立50と無目80
との間の取り付け構造について、図6〜図8に基づいて
説明する。なお、図8の方立は、一転鎖線を挟んで図面
右側と図面左側で異なる高さを示しているために、左右
両側では異なる構造に示されている。また、無目80の
構造については、方立50とほぼ同様の構造を有してい
るため、上述してきた方立50と同一の構成要素につい
ては同一の符号を付し、説明を省略する。なお、ここで
示している無目80は、室外側の先端に位置して室外側
に突出する突起部80aと、室内側に延びる本体80b
とに分割可能である。かかる無目80の突起部80a
は、ネジ81によって、室内側の本体80bに着脱可能
に設けられている。突起部80aを本体80bに固着し
ているネジ81は、コア材56の室外側端部に形成され
たネジ穴82に螺合可能に設けられている。
【0020】方立50と無目80との間の取り付けは、
方立50から側面方向に突出して形成された無目取付部
86に無目80の長手方向の両端部から突出したコア材
から成る接続部55が載置され、無目取付部86と接続
部55とがボルト89によってボルト締めされて取り付
けられることで行われる。ここでは、無目80から突出
する接続部55は、パネル把持部52内に載置される部
位と、室内側の無目取付部86上に載置される部位とで
2つに分割されて無目取付部86上に載置されている。
なお、ここでは方立50の無目取付部86は鋳造アルミ
ニウム54で成形されており、内部にはコア材56が封
入されていないが、コア材56が封入されているかもし
くはコア材56が鋳造アルミニウム54よりも外部へ突
出して無目80の接続部55と接続されるようにしても
好適である。
【0021】また、図8の一転鎖線から右側では、方立
50にパネル板の一例としてガラス板90を保持してい
るところを示している。ガラス板90は、パネル板把持
部52にその端部が挿入され、そのパネル板把持部52
とガラス板90との間はシール部材92が挿入されてい
る。すなわち、シール部材92がガラス板90の保持
と、方立50とガラス板90との間のシールとを行って
いるのである。なお、図8で示す91は、方立50の室
内側に設けられて、方立50の室内側を保持する保持部
材である。
【0022】以下に、方立の他の実施例を、図9および
図10に基づいて説明する。なお、上述してきた方立と
同一の構成要素については同一の符号を付し、説明を省
略する。図9の方立92は、表面全体が鋳造アルミニウ
ム54で形成され、内部には、3つの部位から成るコア
材94,95,96が封入されている。コア材94およ
び96は、方立92の室内側および室外側方向に封入さ
れる鉄またはステンレスの平板状の鋼板である。コア材
95は断面が円形の鋼管である。それぞれのコア材9
4,95,96は、それぞれ溶接によって一体に接合さ
れているとよい。コア材95が封入されている部位がパ
イプ部99である。パイプ部99を設けたことにより、
方立92の強度をさらに増すことができると共に、意匠
的にも面白みのあるデザインにすることができる。ま
た、図10に示す方立97は、図9に示した方立のパイ
プ部99内に封入されるコア材を角形鋼管98にしたも
のである。このように、鋳造アルミニウムと鉄等のコア
材とを組み合わせて方立を成形すれば、鋳造アルミニウ
ムの部分に様々な模様を付したり様々な形状に成形する
ことができ、且つコア材により強度を確保できる。しか
も、腐食に弱い鉄等のコア材を腐食に強いアルミニウム
で覆っているので腐食にも強い方立とすることができ
る。
【0023】以上本発明につき好適な実施例を挙げて種
々説明したが、本発明はこの実施例に限定されるもので
はなく、発明の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を
施し得るのはもちろんである。
【0024】
【発明の効果】本発明に係る鋳造アルミニウムの建築用
部材によれば、アルミニウムを鋳造して成形された鋳造
アルミニウムの建築用部材において、アルミニウムより
も高強度の鉄やステンレス等により成形されているコア
材が、部材内部に封入されていることを特徴としている
ので、コア材の強度が高いという特性と鋳造アルミニウ
ムの成形が容易という特性を活かしており、しかもコア
材の腐食に弱いという欠点を腐食に強いアルミニウムが
コア材の表面を覆うことにより解消し、また強度が弱い
という鋳造アルミニウムの欠点をコア材の封入により解
消している。このため、建築用部材の強度を保つことが
できると共に、コア材の周囲が鋳造アルミニウムである
のでこのアルミニウム部分において容易に模様を付けた
り様々な形状を施して見た目に優れた部材を提供でき
る。また、コア材には部材の長手方向に沿って封入され
て成り、コア材の長手方向の端部は、コア材を覆う鋳造
アルミニウムよりも外方に突出して、他の建築用部材等
と接続可能な接続部に形成されているので、長さの短い
建築用部材であってもこれらを接続部を介して接続する
ことによって、接続部分の強度を維持しつつ建築用部材
の長さを伸ばして長い部材で建築物の構築を行える。さ
らに、コア材には、コア材を挟んだ両側に存する鋳造ア
ルミニウム部分同士を連結させるための連結孔を形成す
ると、コア材を挟んだ両側のアルミニウムを一体化でき
るために強固な建築用部材を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる建築用部材の内部構造を示す断
面図である。
【図2】図1に示した建築用部材の側面図である。
【図3】建築用部材の他の実施例の内部構造を示す断面
図である。
【図4】建築用部材の一例としての方立の内部構造を示
す断面図である。
【図5】図4に示した方立の側面図である。
【図6】図4に示した方立の上部の取り付け構造を示す
説明図である。
【図7】図4に示した方立の下部の取り付け構造を示す
説明図である。
【図8】方立と無目との間の取り付け構造を示す説明図
である。
【図9】方立の他の実施例を示す断面図である。
【図10】方立の他の実施例を示す断面図である。
【符号の説明】
30 建築用部材 32 パイプ部 34 接合部 33,35 コア材 36 鋳造アルミニウム 39 すみ肉溶接した部分 40,42 接続部 46 建築用部材 48 パイプ部 49 コア材 50 方立 52 パネル板把持部 54 鋳造アルミニウム 55 接続部 56 コア材 57 連結孔 60 建築物 62 スラブ 64 ブラケット 65 取付部 66,69,89 ボルト 70 床スラブ 72 取付金具 73 フックボルト 74,76 板材 75 溶接した部分 80 無目 81 ネジ 86 無目取付部 90 ガラス板 91 保持部材 92 シール部材 94,95,96,98 コア材 99 パイプ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山岸 茂道 長野県須坂市大字小河原字松川3954番地20 ヤマキ工業株式会社内 Fターム(参考) 2E002 NA01 NB02 PA01 QA01 QB01 QB07 QB09 QC01 UA02 UB04 WA02 XA08 XA16 2E014 AA03 BA02 BA03 BB06 BB07 BD01 BD09 2E163 FA04 FA13 FB01 FB09 FF01 FF03 FF05

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルミニウムを鋳造して成形された鋳造
    アルミニウムの建築用部材において、 アルミニウムよりも高強度の金属により成形されている
    コア材が、部材内部に封入されていることを特徴とする
    鋳造アルミニウムの建築用部材。
  2. 【請求項2】 前記コア材は、部材の長手方向に沿って
    封入されて成り、 前記コア材の長手方向の端部は、コア材を覆う鋳造アル
    ミニウムから外側に突出して、他の建築用部材等と接続
    可能な接続部に形成されていることを特徴とする請求項
    1記載の鋳造アルミニウムの建築用部材。
  3. 【請求項3】 前記コア材には、該コア材を挟んだ両側
    に存するアルミニウム部分同士を連結させるための連結
    孔が形成されていることを特徴とする請求項1または2
    記載の鋳造アルミニウムの建築用部材。
  4. 【請求項4】 前記コア材は、鉄鋼またはステンレスで
    あることを特徴とする請求項1、2または3記載の鋳造
    アルミニウムの建築用部材。
  5. 【請求項5】 カーテンウォールの方立または無目とし
    て用いられることを特徴とする請求項1、2、3または
    4記載の鋳造アルミニウムの建築用部材。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100836892B1 (ko) 2007-12-13 2008-06-11 정범태 카본대를 삽입하여 고정지지하는 코너부 지지대 및 제조방법
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