JPH0726520Y2 - 鉄骨枠組構造 - Google Patents

鉄骨枠組構造

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JPH0726520Y2
JPH0726520Y2 JP9970590U JP9970590U JPH0726520Y2 JP H0726520 Y2 JPH0726520 Y2 JP H0726520Y2 JP 9970590 U JP9970590 U JP 9970590U JP 9970590 U JP9970590 U JP 9970590U JP H0726520 Y2 JPH0726520 Y2 JP H0726520Y2
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JP
Japan
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steel frame
frame structure
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building
present
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文征 久津野
武雄 岡部
行雄 小林
高行 椎野
敬治 篠原
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Kanagawa Prefecture
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、鉄筋コンクリート建造物にあと施工を行って
建物の耐震強度を向上するための鉄骨枠組構造構造に関
する。
(従来の技術) 一般に、従来のあと施工により既存の建物に耐震補強を
行う骨組構造は、既存ラーメン内の周囲を10〜20cmの間
隔を開けて溶接された鉄骨枠付けフレームを挿入するこ
とで既存躯体と一体化することにより実施していた。
例えば、第14図(A)〜(E)に示す如く、H形鋼で方
形の枠体部20を構成した後、筋かい材21で補強した鉄骨
枠組構造が知られている。第14図(A)は、筋かい材21
を枠体部に対して対角線に配設したものである。第14図
(B)はH形鋼で構成した方形の枠体部20の四隅にほう
杖部材22を固着したものである。第14図(C)はH形鋼
で構成した方形の枠体部20の左右上部隅から補強部材23
を延設し、下端隅からこの補強部材23の先端に補強部材
24を延設すると共に、上弦部材の中央から補強部材23の
先端に補強部材25を延設してトラスを形成したものであ
る。
第14図(D)はH形鋼で構成した方形の枠体部20の左右
上部隅から下弦材の中央に補強部材26を延設し、該補強
部材26に枠体部20の下端隅から補強部材27を垂設したも
のである。
第14図(E)はH形鋼で構成した方形の枠体部20の上弦
材の中央から、左右下端隅へ補強部材28を延設し、トラ
スを形成したものである。
この様に構成された、鉄骨枠組構造を建物に据え付ける
場合、第16図に示すように既存のRC梁及びRC柱の間に約
10〜20cmの間隔を開けて挿着する。鉄骨枠組構造の周囲
には無数のスタッドボルトが溶着されており、既存のRC
梁及びRC柱の間に、樹脂アンカーを介して無収縮モルタ
ルを充填して固定する。固定後、外壁や窓枠を取り付け
第17図に示すように施工する。
(考案が解決しようとする課題) ところで、上述した従来の鉄骨枠組構造においては、枠
組みが大きい為に、工事中の建物の足場を一度除去しな
ければ鉄骨枠を建物の中に釣り込むことができなかっ
た。また、鉄骨枠は、一個が1〜1.5屯もあり、運搬や
建物への釣り込みには、重機が必要となり人力のみによ
る釣り込みは、困難である。第16図に示す様に、ユニッ
ト重量W=1045kgとすると建物への釣り込みには4人程
度の人力が必要であった。特に、建物に庇等がある場合
は、鉄骨枠外周にスタッドボルトが溶接されているため
になおさら困難である。
更に、建物の北面側に釣り込む場合には、周囲の敷地が
狭く重機の導入が不可能な場合も多かった。
更にまた、開口部の面積が狭い為、建物の南側に施工す
ることは居住性、機能性の面から困難であった。
(課題を解決するための手段) 本考案に係る鉄骨枠組構造は、鉄骨枠を複数個に分割し
たユニットと、該ユニットを結合するボルトとから成
り、補強現場で建物の枠部に釣り込んだ後に前記ボルト
で一体に組立たものである。
また、前記複数個に分割したユニットの隅部に方杖材を
設けたものであってもよい。更にまた、方杖材は板状の
補強板であってもよい。
(作用) このように、本考案に係る鉄骨枠組構造は、1個のユニ
ットが従来の一体式のものに比べて1/4程度の重量とな
ったので、従来のものに比べ軽量化が図れる。又、軽量
化により運搬、設置が容易にできる。更に、工事用の足
場の除去が必要なく、施工時間の短縮が図れる。軽量化
に伴い建物に吊り込む場合に大型重機が必要でなく、建
物の北側の機械の入り難い場所であっても、工事ができ
る。
更にまた、開口率を大きく取ることができるので、耐震
化を進めるだけでなく居室の採光性や居住性を損なうこ
とがない。
(実施例) 以下、添付図面に従って本発明の一実施例を説明する。
第1図、第2図において鉄骨枠組構造は、鉄骨枠を複数
個に分割したユニット1と、該ユニット1を結合するボ
ルト2とから構成されている。ここで、ユニット1はH
形鋼を直交させたコーナー部1aと、直線部1bとから構成
されている。本実施例において、小い枠組みである場合
にはユニットの直線部1bは使用しなくてもよい。尚、各
ユニットをボルト2で結合するのは、溶接に比べて安定
した強度が得られるからである。つまり、建物の施工現
場で各ユニットを組み付ける際、現場溶接では強度の保
証が得られないからである。
このような構成とした場合には、1個のユニットが小
型、軽量であるため運搬、建物内への設置が容易である
と共に広い開口率を得ることができる。
第3図、第4図は本考案の他の実施例を示すものであ
る。鉄骨枠組構造は、鉄骨枠を複数個に分割したユニッ
ト3と、該ユニット3を結合するボルト2とから構成さ
れている。ここで、ユニット3はH形鋼を直交させたコ
ーナー部3aと、直線部3bとから構成されている。また、
コーナー部3aの隅部には、補強板3cが固定されている。
この様に構成した場合、鉄骨枠組構造はコーナー部に於
ける剛性を増大すことができる。しかも、開口率を低下
させることもない。
第5図、第6図は本考案の他の実施例を示すものであ
る。鉄骨枠組構造は、鉄骨枠を複数個に分割したユニッ
ト5と、該ユニット5を結合するボルト2とから構成さ
れている。ここで、ユニット5はH形鋼を直交させたコ
ーナー部5aと、直線部5bとから構成されている。また、
コーナー部5aには、方杖である補強梁5cが固定されてい
る。
この様に構成した場合、鉄骨枠組構造はコーナー部に於
ける剛性を増大することができる。しかも、開口率を低
下させることもない。
第7図、第8図は本考案のその他の実施例を示すもので
ある。鉄骨枠組構造は、鉄骨枠を複数個に分割したユニ
ット7と、該ユニット7を結合するボルト2とから構成
されている。ここで、ユニット7はH形鋼を直交させた
コーナー部7aと、直線部7bとから構成されている。ま
た、コーナー部7aの隅には、アーチ形の補強板7cが固定
されている。
この様に構成した場合、鉄骨枠組構造はコーナー部に於
ける剛性を増大することができる。しかも、外見を損な
うこともない。
第9図、第10図は本考案のその他の実施例を示すもので
ある。鉄骨枠組構造は、鉄骨枠を複数個に分割したユニ
ット9と、該ユニット9を結合するボルト2とから構成
されている。ここで、ユニット9はH形鋼を直交させた
コーナー部9aと、直線部9bとから構成されている。ま
た、コーナー部9aの隅には、トラス形の補強梁9cが固定
されている。
この様に構成した場合、鉄骨枠組構造はコーナー部に於
ける剛性を増大することができる。しかこ、外見を損な
うこともない。
この様に構成された、鉄骨枠組構造を建物に据え付ける
場合、第11図に示すように既存建物のRC梁11及びRC柱12
の間に約10〜20cmの間隔を開けて挿着する。使用するユ
ニットは、開口率、強度、デザイン等の必要に応じて第
1図〜第10図の中から適宜選択する。この時、鉄骨枠組
構造の周囲には無数のスタッドボルト13が溶着されてお
り、既存のRC梁11及びRC柱12の間に、樹脂アンカー14を
介して無収縮モルタル15を充填して固定する。
固定後、外壁や窓枠を取り付け第12図に示すように施工
する。このように施工した場合、耐震補強が増すと共
に、窓部の開口率が低下することもない。また、第13図
に示す如く、ユニット重量W=236kgとすると建物への
釣り込みには1人の人力で充分である。特に、建物に庇
等があっても容易に釣り込みが可能である。
更に、建物の北面側に釣り込む場合であって、周囲の敷
地が狭く重機の導入が不可能な場合であっても人力で充
分である。
尚、本考案は以上の実施例に限ることなく本考案の技術
思想に基ずいて種々の設計変更が可能である。
(考案の効果) 以上詳細に説明したように、本考案に係る鉄骨枠組構造
は、小型で軽量なユニットをボルト,ナットで組合わせ
ることで一体の鉄骨枠組構造を構成したもので、既存の
鉄骨コンクリート造建物にあと施工する場合に作業性を
向上する事ができる。
作業性が向上する事により、工事期間を大幅に短縮する
ことができるため、学校建築などのように休み期間中に
工事を完了させなければならず、工事期間を最優先させ
なければならない場合に適している。
また、建物の剪断耐力を増強できるので耐震力を補強で
きる。更に、耐震力を補強しつつ、広い開口部を確保で
きるので建物の南側にも使用できる。更にまた、同一形
状のユニットを多数生産するため作業工程や品質管理が
容易であり、コストの低廉化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例である鉄骨枠組構造ユニッ
トの正面図、第2図は、本考案の一実施例である鉄骨枠
組構造ユニットの組立状態を示す正面図、第3図は本考
案の鉄骨枠組構造ユニットの他の実施例を示す正面図、
第4図は本考案の他の実施例を示す鉄骨枠組構造ユニッ
トの組立状態を示す正面図、第5図は、本考案の鉄骨枠
組構造ユニットの他の実施例を示す正面図、第6図は、
本考案の他の実施例を示す鉄骨枠組構造ユニットの組立
状態を示す正面図、第7図は、本考案の鉄骨枠組構造ユ
ニットの他の実施例を示す正面図、第8図は、本考案の
他の実施例を示す鉄骨枠組構造ユニットの組立状態を示
す正面図、第9図は、本考案の鉄骨枠組構造ユニットの
他の実施例を示す正面図、第10図は、本考案の他の実施
例を示す鉄骨枠組構造ユニットの組立状態を示す正面
図、第11図は、本願考案の鉄骨枠組構造を使用して建物
に施工した場合を示す内部構造の正面図、第12図は、本
願考案の鉄骨枠組構造を使用して建物に施工した場合を
示す窓部の正面図、第13図は、本願考案の鉄骨枠組構造
を建物の除去部に釣り込む場合を示す説明図、第14図
(A)〜(E)は、従来の鉄骨枠組構造の各例を示す正
図面、第15図は、従来の鉄骨枠組構造を建物の除去部に
釣り込む場合を示す説明図、第16図は、従来の鉄骨枠付
きフレームの既存建物へ設置する状態を示す正面図、第
17図は、従来の鉄骨枠付きフレームの施工後の状態を示
す正面図である。 1,3,5,7,9……ユニット、2……ボルト、1a,3a,5a,7a,9
a……コーナー部 1b,3b,5b,7b,9b……直線部 11……RC梁、12……RC柱、13……スタッドボルト、14…
…樹脂アンカー、15……無収縮モルタル、20……枠体
部、21……筋かい材、23,24,25……補強部材。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】鉄骨枠を複数個に分割したユニットと、該
    ユニットを結合するボルトとから成り、補強現場で建物
    の枠部に釣り込んだ後に前記ボルトで一体に組立ること
    により組み込み、建物の耐震力を増強することを特徴と
    する鉄骨枠組構造。
  2. 【請求項2】前記複数個に分割したユニットの隅部に方
    杖部材を設けたことを特徴とする請求項1記載の鉄骨枠
    組構造。
JP9970590U 1990-09-26 1990-09-26 鉄骨枠組構造 Expired - Lifetime JPH0726520Y2 (ja)

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JP9970590U JPH0726520Y2 (ja) 1990-09-26 1990-09-26 鉄骨枠組構造

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JP9970590U JPH0726520Y2 (ja) 1990-09-26 1990-09-26 鉄骨枠組構造

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JPH0456868U JPH0456868U (ja) 1992-05-15
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JP5419522B2 (ja) * 2009-04-01 2014-02-19 学校法人鶴学園 既存rcラーメン構造における開口部の耐震補強構造

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JPH0456868U (ja) 1992-05-15

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