JPH02144441A - 組立式建築物の柱兼用コーナー部材 - Google Patents
組立式建築物の柱兼用コーナー部材Info
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- JPH02144441A JPH02144441A JP29723488A JP29723488A JPH02144441A JP H02144441 A JPH02144441 A JP H02144441A JP 29723488 A JP29723488 A JP 29723488A JP 29723488 A JP29723488 A JP 29723488A JP H02144441 A JPH02144441 A JP H02144441A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野1
本発明は、例えばプレハブ住宅などの簡易組立建物、一
般家屋、プレハブ式の倉庫、物置、ビル建物などの建簗
物やスバンドレル、塔、囲いなどの構築物を含む組立式
建簗物の柱兼用コーナー部材に関するものである。 (従来技術] 従来より、例えばプレハブ住宅などの組立式建築物は、
組立、解体が容易であることから多く利用されているこ
とは周知のことである。この柿の組立式建築物は、例え
ば特開昭54−118615号公報に示す如く鋼製角バ
イブで垂直方向の骨組みを構成し、これらの骨組みに対
して横方向の[型の型材を架設して梁を構成し、さらに
[型の型材上に外装パネルをボルトなどの固着具で固定
するのが、−設面な組立1法である。 さらに、この組立式建築物は構造上所定の強度を維持さ
せるために、斜め方向に筋かい(プレース)を設ける必
要があった。 また、例えば実公昭51−42970号公報に示す如く
、フランジ部を設けたパネル状の被取付は部材とフラン
ジ部を設けた柱材とを、互いにこれら7ランジ部を合わ
せて、これにクリップを嵌着させることにより建築物を
組立てるようにしたものがあった。 ]光明が解決しようとする問題点1 ところが、上記従来の組立式建築物の各コーナー部は勿
論のこと、平面部には必要な強度を確保するために、鋼
製の角形パイプ状の柱材が設置されていることから、そ
の分だけ建築物構成部材の部品点数が多くなるばかりか
、組立工数が繁雑となり、組立方法のユニット化が困難
どなって組立式建築物としての所期の目的を達成するこ
とができない。 また、従来の組立式建築物は、骨組みや梁に対しで外装
パネル又は窓枠などの被取付は部材が密着して固定され
てしまうため、両者間の通気性が悪く、結露の光生の原
因どなるなど、実用に供さない問題点があった。 また、さきの実公昭5l−429zoe公報に示すよう
に建築物内において柱材と被取付は部材に形成した7ラ
ン9部同士をクリップで結合するだけでは、通気性の点
では改善されるが、建築物としては強度的に弱く、実用
に供し得なく、建築物の外側から組立作業が困難なため
、作業性の点でも問題となるものであった。 本発明は、上記問題点を解決し、組立作業が容易にして
確実であり、しかもパネル相互を連結する連結部分に柱
や筋かいを設けることなく建築物のコーナー部および平
面部く外装面)の必要強度を維持することができると共
に、構成部材の削減に伴って軽量化、ユニット化を可能
とし、かつ結露の発生を防止しつる組立式建築物の柱兼
用コーナー部材を提供することを目的とするものである
。 1問題点を解決するだめの手段】 本発明は、上記目的を達成するために、中心から互いに
略直角に折曲して形成したコーナー部材の各端部に、裏
面側に略直角に折曲した第1の折曲部を一体に形成し、
さらにこれら第1の折曲部の各端部に、表面側に略直角
に折曲した第2の折曲部を一体に形成し、さらにこれら
第2の折曲部の各端部に、裏面側に略直角に折曲した第
3の折曲部を一体に形成し、さらにこれら第3の折曲部
の各端部に、表面側に略直角に折曲した第4の折曲部を
一体に形成し、さらにこれら第4の折曲部の各端部に、
表面側に略直角に折曲した第5の折曲部を一体に形成し
、さらに上記第1の折曲部近傍に複数個の孔を長手方向
に所定間隔をもって穿設し、これら8孔に対応して上記
コーナー部材の裏面側に固着具を大々固設したことを特
徴と覆るものである。 (実施例1 第1図乃至第4図は、本発明の一実施例を示すものであ
り、第1図は本発明のコーナー部材を使用した組立式建
築物の壁面構造を示す平面図、第2図はコーナー部材の
外観斜視図、第3図はジョイノーキャップの外観斜視図
、第4図はコーナー部における被取付は体との関係を示
す組立図である。 第1図において、組立式建築物1は、その各コ−す一部
および平面部には柱を設けることなく、第2図〜第4図
に具体的に示すように長子方向に大々同じ長さから成る
本発明に係る板状のコーナー部材3、ジョイナ−ギャッ
プ4およびパネル連結部5を用いて組立てられているも
のであり、かつ外装パネル6が位置する平面部も柱を設
けることなく特殊形状のパネル連結部5が採用されてい
るものである。5′はパネル連結部における連結補強部
材である。 ここで、本発明に係るコーナー部材3の構成を第2図を
用いて説明すると、このコーナー部材3は一枚の金属板
を折曲げて形成してあり、折り線7を中心として略直角
に折曲して長さの略等しい一対のコーナー壁部8,8を
有する。そして各コーナー壁部8,8の端部には、裏面
8a側に略直角に折曲した第1の折曲部9.9を一体に
形成し、さらにこれら第1の折曲部9,9の各端部に、
表面8b側に略直角に折曲した第2の折曲部10゜10
を一体に形成し、さらにこれら第2の折曲部io、io
の各端部に、裏面側に略直角に折曲した第3の折曲部1
1.11を一体に形成し、さらにこれら第3の折曲部i
i、1iの各端部に、表面側に略直角に折曲した第4の
折曲部12.12を一体に形成し、さらにこれら第4の
折曲部12゜12の各端部に、表面側に略直角に折曲し
た第5の折曲部13.13を一体に形成しである。14
゜14は、これら第3の折曲部11.11と第4の折曲
部12.12と第5の折曲部13.13とによって人々
形成された凹状部である。 このように複数個の折曲部を形成することにより板材は
、長手方向の強反を増して、柱を用いたものと路間等の
強度どなるため、座屈荷重にも十分に耐えうるものであ
る。 なお、第1の折曲部9の折曲長さ11は、外装パネル6
の両端に形成した係合部となる段部6Cの長さLlと略
等しく設定しであるため、この第1の折曲部9と第2の
折曲部10と第3の折曲部11とより形成される空間部
に外装パネル6を嵌合すると外装パネル6とコーナー部
材3のコーナー壁部8とは而−状態となる6なお、曲記
面−状態は必ずしもこれに限定されるものでなく、面一
でない場合も含む(以下面一状態でない場合も含めて、
面一状態と称す)。 さらに、第3の折曲部11と第4の折曲部12どの間の
長さ、!!2を、第5の折曲部13と先端部との間の長
さj3より長く設定することにより、第5の折曲部13
の先端部が外装パネル6の裏面6aに当接するようにな
っている。 そして、さらにコーナー壁部8,8の第1の折曲部9近
傍には、長手方向に透孔15,15・・・が所定間隔を
もって穿設され、これら透孔15゜15・・・に対応し
た裏面8aには、固着具となるナツト16.16・・・
が溶接などの固定手段にて人々固定されている。 一方、上記本発明に係るコーナー部材3と接合されるジ
ョイナ−キャップ4は、第3図にホすように平板部17
の一端部を口字状に折曲して止水バッキング18を収納
づるバッキング収納部19を形成した板状の金属板より
なり、これは上記コーナー部材3の長手方向の長さと対
応した長さとされ、かつ上記ナツト16.16・・・(
透孔15゜15・・・)に対応した位置に取付孔20.
20・・・が人々穿設されている。 次にコーナー部2にtiける作用について説明する。上
記コーナー部材3、ジョイナーキPツブ4および被取付
は体である外装パネル6の組立てについて、第2図〜第
4図を用いて説明する。 コーナー部材3を図示しない土台上に立設し、第1、第
2、第3の折曲部9.10.11からなる空間部に外装
パネル6の段部6c(係合部)を嵌合させることにより
外装パネル6とコープ・−壁部8どは、面一の状態にな
る。そして、ジョイナ−キャップ4のバッキング収納部
19内に収納された止水パラ4ング18を外装パネル6
の表面6bに当接させ、かつジョイナ−キャップ4の取
付120.20・・・とコーナー壁部8.8の透孔15
゜15・・・とを対応させた状態で、取イ・1孔20.
20・・・よりワッシt?−21を介してボルト22を
ナツト16.16・・・に人々螺合させることにより組
立てられる。 そして、この組立てによれば、外装パネル6の段部6C
とコーナー部材3の複数個の折曲部9゜10とジョイナ
−キャップ4とによって第1の空間部C1および上記コ
ーナー部材3の複数間の折曲部12.13よりなる凹状
部14と外装パネルの裏面6aとによって第2の空間部
C2が人々が形成されることになる。 従って、これら2つの空間部C1,C2は外装パネル6
の通気用の連通孔として曙能することになるため、冬期
などにおいては結露の発生を防止し得、またこのような
構成は、所定の強度を維持しつつ構成部材の削減に伴っ
て軽量化、ユニット化を可能としつる。 なお、実施例では、被取付は体として外装パネルを使用
した場合であるが、これに限らずパネル状のドア部や窓
部の如き開口枠部材として使用してもよいこと勿論であ
る。 また、前記コーナー部材3、ジョイナ−キャップ4は鉄
板、鋼板、アルミ板などの金属板を折曲成型、あるいは
押出成型したもの、または合成樹脂等を押出成型したも
のなどいずれでもよいこと勿論である。 【効果I 以上説明したように本発明によれば、中心から豆いに略
直角に折曲して形成したコーナー部材の各端部に、裏面
側に略直角に折曲した第1の折曲部を一体に形成し、さ
らにこれら第1の折曲部の各端部に、表面側に略直角に
折曲した第2の折曲部を一体に形成し、さらにこれら第
2の折曲部の各端部に、裏面側に略直角に折曲した第3
の折曲部を一体に形成し、さらにこれら第3の折曲部の
各端部に、表面側に略直角に折曲した第4の折曲部を一
体に形成し、さらにこれら第4の折曲部の各端部に、表
面側に略直角に折曲した第5の折曲部を一体に形成し、
さらに上記第1の折曲部近傍に複数個の孔を長手方向に
所定間隔をもって穿設し、これら8孔に対応して上記コ
ーナー部材の裏面側に固着具を夫々固設したものである
から、板材からなるコーナー部材の両端に折曲部を複数
(2)形成でることにより組立式建築物のコーナー部に
おいて長手方向に対して強度を増大させることができる
ため、角材などの柱や筋かいを設けることなく、コーナ
ー部の強度を維持し青、しかも本発明のコーナー部材を
使用すれば、建築物の組立て作業が建築物の外側からス
パナ−やモンキーなどの工具で容易にして確実に行われ
ると共に、建築物の組立工程の短縮が計れ、構成部材の
削減に伴って経済性に富み、軽量化、ユニット化を可能
とし、かつ通気性が一層よくなるため、結露の発生を防
止しうるなどの効果がある。
般家屋、プレハブ式の倉庫、物置、ビル建物などの建簗
物やスバンドレル、塔、囲いなどの構築物を含む組立式
建簗物の柱兼用コーナー部材に関するものである。 (従来技術] 従来より、例えばプレハブ住宅などの組立式建築物は、
組立、解体が容易であることから多く利用されているこ
とは周知のことである。この柿の組立式建築物は、例え
ば特開昭54−118615号公報に示す如く鋼製角バ
イブで垂直方向の骨組みを構成し、これらの骨組みに対
して横方向の[型の型材を架設して梁を構成し、さらに
[型の型材上に外装パネルをボルトなどの固着具で固定
するのが、−設面な組立1法である。 さらに、この組立式建築物は構造上所定の強度を維持さ
せるために、斜め方向に筋かい(プレース)を設ける必
要があった。 また、例えば実公昭51−42970号公報に示す如く
、フランジ部を設けたパネル状の被取付は部材とフラン
ジ部を設けた柱材とを、互いにこれら7ランジ部を合わ
せて、これにクリップを嵌着させることにより建築物を
組立てるようにしたものがあった。 ]光明が解決しようとする問題点1 ところが、上記従来の組立式建築物の各コーナー部は勿
論のこと、平面部には必要な強度を確保するために、鋼
製の角形パイプ状の柱材が設置されていることから、そ
の分だけ建築物構成部材の部品点数が多くなるばかりか
、組立工数が繁雑となり、組立方法のユニット化が困難
どなって組立式建築物としての所期の目的を達成するこ
とができない。 また、従来の組立式建築物は、骨組みや梁に対しで外装
パネル又は窓枠などの被取付は部材が密着して固定され
てしまうため、両者間の通気性が悪く、結露の光生の原
因どなるなど、実用に供さない問題点があった。 また、さきの実公昭5l−429zoe公報に示すよう
に建築物内において柱材と被取付は部材に形成した7ラ
ン9部同士をクリップで結合するだけでは、通気性の点
では改善されるが、建築物としては強度的に弱く、実用
に供し得なく、建築物の外側から組立作業が困難なため
、作業性の点でも問題となるものであった。 本発明は、上記問題点を解決し、組立作業が容易にして
確実であり、しかもパネル相互を連結する連結部分に柱
や筋かいを設けることなく建築物のコーナー部および平
面部く外装面)の必要強度を維持することができると共
に、構成部材の削減に伴って軽量化、ユニット化を可能
とし、かつ結露の発生を防止しつる組立式建築物の柱兼
用コーナー部材を提供することを目的とするものである
。 1問題点を解決するだめの手段】 本発明は、上記目的を達成するために、中心から互いに
略直角に折曲して形成したコーナー部材の各端部に、裏
面側に略直角に折曲した第1の折曲部を一体に形成し、
さらにこれら第1の折曲部の各端部に、表面側に略直角
に折曲した第2の折曲部を一体に形成し、さらにこれら
第2の折曲部の各端部に、裏面側に略直角に折曲した第
3の折曲部を一体に形成し、さらにこれら第3の折曲部
の各端部に、表面側に略直角に折曲した第4の折曲部を
一体に形成し、さらにこれら第4の折曲部の各端部に、
表面側に略直角に折曲した第5の折曲部を一体に形成し
、さらに上記第1の折曲部近傍に複数個の孔を長手方向
に所定間隔をもって穿設し、これら8孔に対応して上記
コーナー部材の裏面側に固着具を大々固設したことを特
徴と覆るものである。 (実施例1 第1図乃至第4図は、本発明の一実施例を示すものであ
り、第1図は本発明のコーナー部材を使用した組立式建
築物の壁面構造を示す平面図、第2図はコーナー部材の
外観斜視図、第3図はジョイノーキャップの外観斜視図
、第4図はコーナー部における被取付は体との関係を示
す組立図である。 第1図において、組立式建築物1は、その各コ−す一部
および平面部には柱を設けることなく、第2図〜第4図
に具体的に示すように長子方向に大々同じ長さから成る
本発明に係る板状のコーナー部材3、ジョイナ−ギャッ
プ4およびパネル連結部5を用いて組立てられているも
のであり、かつ外装パネル6が位置する平面部も柱を設
けることなく特殊形状のパネル連結部5が採用されてい
るものである。5′はパネル連結部における連結補強部
材である。 ここで、本発明に係るコーナー部材3の構成を第2図を
用いて説明すると、このコーナー部材3は一枚の金属板
を折曲げて形成してあり、折り線7を中心として略直角
に折曲して長さの略等しい一対のコーナー壁部8,8を
有する。そして各コーナー壁部8,8の端部には、裏面
8a側に略直角に折曲した第1の折曲部9.9を一体に
形成し、さらにこれら第1の折曲部9,9の各端部に、
表面8b側に略直角に折曲した第2の折曲部10゜10
を一体に形成し、さらにこれら第2の折曲部io、io
の各端部に、裏面側に略直角に折曲した第3の折曲部1
1.11を一体に形成し、さらにこれら第3の折曲部i
i、1iの各端部に、表面側に略直角に折曲した第4の
折曲部12.12を一体に形成し、さらにこれら第4の
折曲部12゜12の各端部に、表面側に略直角に折曲し
た第5の折曲部13.13を一体に形成しである。14
゜14は、これら第3の折曲部11.11と第4の折曲
部12.12と第5の折曲部13.13とによって人々
形成された凹状部である。 このように複数個の折曲部を形成することにより板材は
、長手方向の強反を増して、柱を用いたものと路間等の
強度どなるため、座屈荷重にも十分に耐えうるものであ
る。 なお、第1の折曲部9の折曲長さ11は、外装パネル6
の両端に形成した係合部となる段部6Cの長さLlと略
等しく設定しであるため、この第1の折曲部9と第2の
折曲部10と第3の折曲部11とより形成される空間部
に外装パネル6を嵌合すると外装パネル6とコーナー部
材3のコーナー壁部8とは而−状態となる6なお、曲記
面−状態は必ずしもこれに限定されるものでなく、面一
でない場合も含む(以下面一状態でない場合も含めて、
面一状態と称す)。 さらに、第3の折曲部11と第4の折曲部12どの間の
長さ、!!2を、第5の折曲部13と先端部との間の長
さj3より長く設定することにより、第5の折曲部13
の先端部が外装パネル6の裏面6aに当接するようにな
っている。 そして、さらにコーナー壁部8,8の第1の折曲部9近
傍には、長手方向に透孔15,15・・・が所定間隔を
もって穿設され、これら透孔15゜15・・・に対応し
た裏面8aには、固着具となるナツト16.16・・・
が溶接などの固定手段にて人々固定されている。 一方、上記本発明に係るコーナー部材3と接合されるジ
ョイナ−キャップ4は、第3図にホすように平板部17
の一端部を口字状に折曲して止水バッキング18を収納
づるバッキング収納部19を形成した板状の金属板より
なり、これは上記コーナー部材3の長手方向の長さと対
応した長さとされ、かつ上記ナツト16.16・・・(
透孔15゜15・・・)に対応した位置に取付孔20.
20・・・が人々穿設されている。 次にコーナー部2にtiける作用について説明する。上
記コーナー部材3、ジョイナーキPツブ4および被取付
は体である外装パネル6の組立てについて、第2図〜第
4図を用いて説明する。 コーナー部材3を図示しない土台上に立設し、第1、第
2、第3の折曲部9.10.11からなる空間部に外装
パネル6の段部6c(係合部)を嵌合させることにより
外装パネル6とコープ・−壁部8どは、面一の状態にな
る。そして、ジョイナ−キャップ4のバッキング収納部
19内に収納された止水パラ4ング18を外装パネル6
の表面6bに当接させ、かつジョイナ−キャップ4の取
付120.20・・・とコーナー壁部8.8の透孔15
゜15・・・とを対応させた状態で、取イ・1孔20.
20・・・よりワッシt?−21を介してボルト22を
ナツト16.16・・・に人々螺合させることにより組
立てられる。 そして、この組立てによれば、外装パネル6の段部6C
とコーナー部材3の複数個の折曲部9゜10とジョイナ
−キャップ4とによって第1の空間部C1および上記コ
ーナー部材3の複数間の折曲部12.13よりなる凹状
部14と外装パネルの裏面6aとによって第2の空間部
C2が人々が形成されることになる。 従って、これら2つの空間部C1,C2は外装パネル6
の通気用の連通孔として曙能することになるため、冬期
などにおいては結露の発生を防止し得、またこのような
構成は、所定の強度を維持しつつ構成部材の削減に伴っ
て軽量化、ユニット化を可能としつる。 なお、実施例では、被取付は体として外装パネルを使用
した場合であるが、これに限らずパネル状のドア部や窓
部の如き開口枠部材として使用してもよいこと勿論であ
る。 また、前記コーナー部材3、ジョイナ−キャップ4は鉄
板、鋼板、アルミ板などの金属板を折曲成型、あるいは
押出成型したもの、または合成樹脂等を押出成型したも
のなどいずれでもよいこと勿論である。 【効果I 以上説明したように本発明によれば、中心から豆いに略
直角に折曲して形成したコーナー部材の各端部に、裏面
側に略直角に折曲した第1の折曲部を一体に形成し、さ
らにこれら第1の折曲部の各端部に、表面側に略直角に
折曲した第2の折曲部を一体に形成し、さらにこれら第
2の折曲部の各端部に、裏面側に略直角に折曲した第3
の折曲部を一体に形成し、さらにこれら第3の折曲部の
各端部に、表面側に略直角に折曲した第4の折曲部を一
体に形成し、さらにこれら第4の折曲部の各端部に、表
面側に略直角に折曲した第5の折曲部を一体に形成し、
さらに上記第1の折曲部近傍に複数個の孔を長手方向に
所定間隔をもって穿設し、これら8孔に対応して上記コ
ーナー部材の裏面側に固着具を夫々固設したものである
から、板材からなるコーナー部材の両端に折曲部を複数
(2)形成でることにより組立式建築物のコーナー部に
おいて長手方向に対して強度を増大させることができる
ため、角材などの柱や筋かいを設けることなく、コーナ
ー部の強度を維持し青、しかも本発明のコーナー部材を
使用すれば、建築物の組立て作業が建築物の外側からス
パナ−やモンキーなどの工具で容易にして確実に行われ
ると共に、建築物の組立工程の短縮が計れ、構成部材の
削減に伴って経済性に富み、軽量化、ユニット化を可能
とし、かつ通気性が一層よくなるため、結露の発生を防
止しうるなどの効果がある。
第1図は本発明のコーナー部材を使用した組立式建築物
の壁面構造を示す平面図、第2図は本発明に係るコーナ
ー部材の外観斜視図、第3図は本発明に係るジョイナ−
ギャップの外観斜視図、第4図は本発明に係るコーナー
部における被取付は体との関係を示す組立図である。 1・・・組立式建築物、2・・・コーナー部、3・・・
コーナー部材、4・・・ジョイナ−キャップ、5・・・
パネル連結部、6・・・外装パネル(被取付は体)、6
C・・・段部(係合部)、7・・・折り線、8・・・コ
ーナー壁部、8a・・・裏面、8b・・・表面、9・・
・第1の折曲部、10・・・第2の折曲部、11・・・
第3の折曲部、12・・・第4の折曲部、13・・・第
5の折曲部、14・・・凹状部、15・・・透孔、16
・・・ナツト(固着具)、17・・・平板部、18・・
・止水バッキング、19・・・バッキング収納部、20
・・・取付孔、21・・・ワッシャー 22・・・ボル
ト、C1,C2・・・空間部。
の壁面構造を示す平面図、第2図は本発明に係るコーナ
ー部材の外観斜視図、第3図は本発明に係るジョイナ−
ギャップの外観斜視図、第4図は本発明に係るコーナー
部における被取付は体との関係を示す組立図である。 1・・・組立式建築物、2・・・コーナー部、3・・・
コーナー部材、4・・・ジョイナ−キャップ、5・・・
パネル連結部、6・・・外装パネル(被取付は体)、6
C・・・段部(係合部)、7・・・折り線、8・・・コ
ーナー壁部、8a・・・裏面、8b・・・表面、9・・
・第1の折曲部、10・・・第2の折曲部、11・・・
第3の折曲部、12・・・第4の折曲部、13・・・第
5の折曲部、14・・・凹状部、15・・・透孔、16
・・・ナツト(固着具)、17・・・平板部、18・・
・止水バッキング、19・・・バッキング収納部、20
・・・取付孔、21・・・ワッシャー 22・・・ボル
ト、C1,C2・・・空間部。
Claims (1)
- 中心から互いに略直角に折曲して形成したコーナー部材
の各端部に、裏面側に略直角に折曲した第1の折曲部を
一体に形成し、さらにこれら第1の折曲部の各端部に、
表面側に略直角に折曲した第2の折曲部を一体に形成し
、さらにこれら第2の折曲部の各端部に、裏面側に略直
角に折曲した第3の折曲部を一体に形成し、さらにこれ
ら第3の折曲部の各端部に、表面側に略直角に折曲した
第4の折曲部を一体に形成し、さらにこれら第4の折曲
部の各端部に、表面側に略直角に折曲した第5の折曲部
を一体に形成し、さらに上記第1の折曲部近傍に複数個
の孔を長手方向に所定間隔をもって穿設し、これら各孔
に対応して上記コーナー部材の裏面側に固着具を夫々固
設したことを特徴とする組立式建築物の柱兼用コーナー
部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29723488A JPH02144441A (ja) | 1988-11-25 | 1988-11-25 | 組立式建築物の柱兼用コーナー部材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29723488A JPH02144441A (ja) | 1988-11-25 | 1988-11-25 | 組立式建築物の柱兼用コーナー部材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02144441A true JPH02144441A (ja) | 1990-06-04 |
Family
ID=17843903
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29723488A Pending JPH02144441A (ja) | 1988-11-25 | 1988-11-25 | 組立式建築物の柱兼用コーナー部材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02144441A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08120828A (ja) * | 1994-10-25 | 1996-05-14 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 長尺建材の製造方法 |
CN104264948A (zh) * | 2014-10-27 | 2015-01-07 | 王舜泳 | 边缘弯折弧形的钢地板扣条结构 |
-
1988
- 1988-11-25 JP JP29723488A patent/JPH02144441A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08120828A (ja) * | 1994-10-25 | 1996-05-14 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 長尺建材の製造方法 |
CN104264948A (zh) * | 2014-10-27 | 2015-01-07 | 王舜泳 | 边缘弯折弧形的钢地板扣条结构 |
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