JPH08218532A - 建物ユニットの外壁構造 - Google Patents

建物ユニットの外壁構造

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JPH08218532A
JPH08218532A JP2513895A JP2513895A JPH08218532A JP H08218532 A JPH08218532 A JP H08218532A JP 2513895 A JP2513895 A JP 2513895A JP 2513895 A JP2513895 A JP 2513895A JP H08218532 A JPH08218532 A JP H08218532A
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JP
Japan
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wall
building unit
wall panels
wall panel
attached
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Withdrawn
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JP2513895A
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English (en)
Inventor
Naoteru Komoto
直輝 甲本
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Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 種類の異なる外壁パネルを任意に建物ユニッ
トの構造材に取り付けることができる建物ユニットの外
壁構造を提供する。 【構成】 同じ建物ユニット11の梁14に設けられた取付
け部材に選択的に取り付けられる外壁パネル13A 〜13C,
39A 〜39C の被取付け部材の位置が各外壁パネル13A 〜
13C,39A 〜39C について同じであって、しかも各外壁パ
ネル13A 〜13C,39A 〜39C の縦、横の長さ寸法が同じで
ある。これにより、2種類の外壁パネルから選択したい
ずれか1種類の外壁パネル13A 〜13C 又は39A 〜39C を
同じ建物ユニット11の梁14に共通に取り付けることがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建物ユニットの外壁構
造に関し、複数の建物ユニットで構成されるユニット式
建物に利用できる。
【0002】
【背景技術】ユニット式建物を構成する建物ユニットの
外壁として外壁パネルが使用されている。このような外
壁パネルとして、例えば、縦芯材と横芯材が格子状に組
まれた下地フレームの一面に防水シートを介して無機面
材(サイディング材)が張られて構成された外壁パネ
ル、軽量気泡コンクリート(ALC)製外壁パネル等が
ある。従来、特定の建物ユニットの外壁として使用され
ていた外壁パネルは、通常1種類であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の特定の建物ユニ
ットの外壁として使用されていた外壁パネルは、1種類
であったため、外壁パネルの取付け構造や外壁パネルの
サイズが固有のものであった。従って、建物ユニットの
大きさや形状は同じであっても、種類の異なる外壁パネ
ルについては互換性を有するものではなかった。
【0004】そのため、施主が前記1種類以外の種類の
外壁パネルを望んだ場合、このような施主のニーズの多
様さに応じて種類の異なる外壁パネルを任意に建物ユニ
ットの構造材に取り付けようとしても、従来の外壁パネ
ルやその取付け構造では対応することができなかった。
【0005】そこで、本発明は、種類の異なる外壁パネ
ルを任意に建物ユニットの構造材に取り付けることがで
きる建物ユニットの外壁構造を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の第1発明に係る
建物ユニットの外壁構造は、複数種の外壁パネルから任
意に選択されて建物ユニットの構造材に取り付けられた
外壁パネルと、前記任意に選択された外壁パネルが共通
に取り付け可能となっている前記構造材に設けられた外
壁パネルの取付け部材とを有し、同じ前記取付け部材に
選択的に取り付けられる外壁パネルの縦、横の長さ寸法
が同じであることを特徴とする。前記構造材とは、柱、
梁等である。
【0007】本発明の第2発明に係る建物ユニットの外
壁構造は、第1発明において、前記構造材に設けられた
外壁パネルの取付け部材に対する前記外壁パネルに設け
られた被取付け部材の位置が、同じ前記取付け部材に選
択的に取り付けられる外壁パネルについて同一であるこ
とを特徴とする。
【0008】本発明の第3発明に係る建物ユニットの外
壁構造は、第1又は第2発明において、前記複数種のう
ちの少なくとも1種の外壁パネルの被取付け部材は、木
製の下地フレームに取り付けられた金属製の接合具を備
え、前記接合具が下地フレームの平行に隣合う芯材間に
及ぶ長さを有し、この接合具が前記平行に隣合う芯材に
それぞれ固定されていることを特徴とする。前記下地フ
レームの平行に隣合う芯材とは、縦芯材又は横芯材のこ
とである。
【0009】本発明の第4発明に係る建物ユニットの外
壁構造は、第1〜第3発明のいずれかにおいて、前記外
壁パネルは、下地フレームの一面にサイディング材が張
られたものであることを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明によれば、複数種の外壁パネルから任意
に選択された外壁パネルが、建物ユニットの構造材に対
して共通に取り付け可能となっている取付け部材を有
し、同じ前記取付け部材に選択的に取り付けられる外壁
パネルの縦、横の長さ寸法が同じであるため、複数種の
外壁パネルから任意に選択した外壁パネルを同じ建物ユ
ニットの構造材に取り付けることができるようになる。
【0011】
【実施例】図1〜4を参照して本発明の一実施例に係る
建物ユニット11の外壁構造を説明する。本実施例におい
て、外壁12を構成する第1種の外壁パネル13A 〜13C
は、ユニット式建物を構成する建物ユニット11の構造材
である梁14に取付け部材15を介して取り付けられてい
る。
【0012】図1に示すように、前記建物ユニット11
は、床パネル16、天井パネル17、床パネル16と天井パネ
ル17間に立設された4本の柱18、外壁パネル13A 〜13C
等を備えて構成される。前記床パネル16は、4本の梁14
が四角に組まれ、対向する一対の梁14間に複数の根太19
が掛け渡され、更に上面に床面材21が張られたものであ
る。また、前記天井パネル16は、4本の梁14が四角に組
まれ、対向する一対の梁14間に複数の小梁23が掛け渡さ
れ、更に下面に天井面材24が張られたものである。前記
建物ユニット11の一側面に設けられる外壁12は、第1〜
第3の3枚の外壁パネル13A 〜13C よりなる。
【0013】図2に示すように、外壁パネル13A 〜13C
に面した上下の各梁14の所定位置には複数の取付け部材
15が設けられている。前記所定位置とは、外壁パネル13
A 〜13C に設けられた被取付け部材25に対応する位置で
ある。この取付け部材25は、梁14の上面又は下面に取り
付けられる断面L字状の接合金具26と、この接合金具26
の孔部に挿通されるボルト27とを備えている。
【0014】図1〜3に示すように、前記第1種の外壁
パネル13A 〜13C は、木製の下地フレーム28の一面に防
水シート30を介して無機面材29が張られたものである。
この下地フレーム28は、複数の縦芯材31と横芯材32とが
格子状に組まれて構成されている。この無機面材29と
は、例えば、耐水性と耐候性に優れたサイディング材で
ある。前記3枚の外壁パネル13A 〜13C のうち、真ん中
の外壁パネル13B の中央部には、窓が設けられる開口部
33が形成されている。そして、これらの外壁パネル13A
〜13C は、縦、横の長さ寸法がいずれも同じである。
【0015】前記外壁パネル13A 〜13C の下地フレーム
28の所定位置には、外壁パネル13A〜13C を梁14に取り
付けるための被取付け部材25が設けられている。前記所
定位置とは、前記上下の各梁14に設けられた取付け部材
15の位置に対応する。この被取付け部材25は、金属製の
接合具34と、この接合具34に固着されたナット35とを備
えている。
【0016】図3に示すように、前記接合具34は、長四
角の板状の基部36、この基部36の両短辺に基部36と直交
する方向に形成された第1及び第2の側部37A,37B 及び
この基部36の長辺に基部36と直交する方向に形成された
第3の側部37C を有するものである。前記基部36は、下
地フレーム28の平行に隣合う縦芯材31間に及ぶ長さを有
する。第1と第3の側部37A,37C 同士及び第2と第3の
側部37B,37C 同士は接合されている。そして、前記基部
36の略中央には前記取付け部材15からのボルト27が挿通
される孔部が形成され、この孔部の一方の側に前記ボル
ト27が螺合するナット35が溶接されている。
【0017】図1,4に示すように、本実施例におい
て、外壁12を構成する第2種の外壁パネル39A 〜39C
は、軽量気泡コンクリート(ALC)製である。前記第
2種の外壁パネル39A 〜39C は、3枚組みであり、各外
壁パネル39A 〜39C の縦、横の長さ寸法は前記第1種の
外壁パネル13A 〜13C と同じである。
【0018】また、各外壁パネル39A 〜39C の所定位置
には、外壁パネル39A 〜39C を梁14に取り付けるための
被取付け部材41が設けられている。前記所定位置は、前
記第1種の外壁パネル13A 〜13C に設けられた被取付け
部材25の位置と同じ位置である。この被取付け部材41
は、外壁パネル39A 〜39C の表面に端面が露出するよう
に埋設されたナット35である。
【0019】本実施例の建物ユニット11の外壁構造は次
のようにして得られる。図1に示すように、外壁パネル
が前記第1種の外壁パネル13A 〜13C の場合、各外壁パ
ネル13A 〜13C を前記建物ユニット11側の梁14の所定位
置に配置すると共に、ボルト27を前記接合金具26の孔部
から前記接合具34の孔部に挿通し、接合具34のナット35
に螺合させて外壁パネル13A 〜13C をそれぞれ取り付け
る。
【0020】一方、図1に示すように、外壁パネルが前
記第2種の外壁パネル39A 〜39C の場合についても、第
1種の外壁パネル13A 〜13C の場合と同様に、各外壁パ
ネル39A 〜39C を前記建物ユニット11側の梁14の所定位
置に配置すると共に、ボルト27を前記接合金具26の孔部
から挿通し、埋め込まれたナット35に螺合させて外壁パ
ネル39A 〜39C をそれぞれ取り付ける。
【0021】本実施例によれば、同じ建物ユニット11の
梁14に設けられた取付け部材15に選択的に取り付けられ
る外壁パネル13A 〜13C,39A 〜39C の被取付け部材25,4
1 の位置が各外壁パネル13A 〜13C,39A 〜39C について
同じであって、しかも各外壁パネル13A 〜13C,39A 〜39
C の縦、横の長さ寸法が同じであるため、2種類の外壁
パネルから選択したいずれか1種類の外壁パネル13A 〜
13C 又は39A 〜39C を同じ建物ユニット11の梁14に共通
に取り付けることができる。従って、前記2種類の外壁
パネル13A 〜13C,39A 〜39C のうち、施主のニーズに応
じて、いずれか1種類の外壁パネル13A 〜13C 又は39A
〜39C を任意に建物ユニット11の梁14に取り付けること
ができるようになる。
【0022】また、前記2種類の各外壁パネル13A 〜13
C,39A 〜39C は、縦、横の長さが同じ寸法に統一された
ものであるため、種類毎に縦、横の長さ寸法が異なる場
合と比べて、作製上、保管上及び輸送上等において便利
である。
【0023】更に、第2の外壁パネル39A 〜39C におい
ては、接合具34が隣合う縦芯材31間に及ぶ長さを有し、
この接合具34の第1及び第2の側部37A,37B が隣合う縦
芯材31にそれぞれ固定されているため、接合具34が本来
の外壁パネル11の取付け部材としての作用を有すること
に加えて、この接合具34が下地フレーム28の補強部材と
しての作用も果たすことができる。
【0024】なお、上記実施例は、外壁パネルの種類が
2種類であったが、3種類以上であってもよい。また、
取付け部材と被取付け部材の具体的構造は、上記実施例
のものに限らず、外壁パネルを建物ユニットの梁に取り
付けることができるものであれば任意である。
【0025】
【発明の効果】本発明に係る建物ユニットの外壁構造に
よれば、複数種の外壁パネルから任意に選択されて建物
ユニットの構造材に取り付けられた外壁パネルと、前記
任意に選択された外壁パネルが共通に取り付け可能とな
っている前記構造材に設けられた外壁パネルの取付け部
材とを有し、同じ前記取付け部材に選択的に取り付けら
れる外壁パネルの縦、横の長さ寸法が同じであるため、
種類の異なる外壁パネルを任意に建物ユニットの構造材
に取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る建物ユニットの外壁構
造の分解斜視図である。
【図2】同実施例に係る第1種の外壁パネルが取り付け
られた外壁構造を示す断面図である。
【図3】第1種の外壁パネルの正面図である。
【図4】同実施例に係る第2種の外壁パネルが取り付け
られた外壁構造を示す断面図である。
【符号の説明】
11 建物ユニット 12 外壁 13A 〜13C 第1種の外壁パネル 15 取付け部材 25 被取付け部材 26 接合金具 29 無機面材であるサイディング材 34 接合具 39A 〜39C 第2種の外壁パネル 41 第1の側部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数種の外壁パネルから任意に選択され
    て建物ユニットの構造材に取り付けられた外壁パネル
    と、前記任意に選択された外壁パネルが共通に取り付け
    可能となっている前記構造材に設けられた外壁パネルの
    取付け部材とを有し、 同じ前記取付け部材に選択的に取り付けられる外壁パネ
    ルの縦、横の長さ寸法が同じであることを特徴とする建
    物ユニットの外壁構造。
  2. 【請求項2】 前記構造材に設けられた外壁パネルの取
    付け部材に対する前記外壁パネルに設けられた被取付け
    部材の位置が、同じ前記取付け部材に選択的に取り付け
    られる外壁パネルについて同一であることを特徴とする
    請求項1に記載の建物ユニットの外壁構造。
  3. 【請求項3】 前記複数種のうちの少なくとも1種の外
    壁パネルの被取付け部材は、木製の下地フレームに取り
    付けられた金属製の接合具を備え、前記接合具が下地フ
    レームの平行に隣合う芯材間に及ぶ長さを有し、この接
    合具が前記平行に隣合う芯材にそれぞれ固定されている
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の建物ユニット
    の外壁構造。
  4. 【請求項4】 前記外壁パネルは、下地フレームの一面
    にサイディング材が張られたものであることを特徴とす
    る請求項1〜3のいずれかに記載の建物ユニットの外壁
    構造。
JP2513895A 1995-02-14 1995-02-14 建物ユニットの外壁構造 Withdrawn JPH08218532A (ja)

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JP2513895A JPH08218532A (ja) 1995-02-14 1995-02-14 建物ユニットの外壁構造

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20230144788A (ko) * 2022-04-08 2023-10-17 (주)스페이스웨이비 조인트 구조를 이용한 탈부착 가능한 벽 패널 프레임을 포함하는 모듈러 건축물

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20230144788A (ko) * 2022-04-08 2023-10-17 (주)스페이스웨이비 조인트 구조를 이용한 탈부착 가능한 벽 패널 프레임을 포함하는 모듈러 건축물

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20020507