JPS6092531A - 建築骨組構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は主として木造建築における骨組構造に関する
ものである。

発明の解決しようとする問題点 従来の一般木造建築の骨組は、その接合部に断面欠損を
もたらす仕口を加工して、その仕口を組合せている。ま
た横架材、特に梁材社柱間隔によって断面が異なシ、シ
たがって社長も種々の寸法のものとなる。

この発明は前記従来構造に代えて仕口、継手の統一、単
純化、部材長の整理、一定化を目的として開発したもの
である。

発明の構成と実施例 この発明の要旨とする構成は特許請求の範囲の欄に記載
の通シであシ、その特色とする点は横架材の交叉する接
合部に仕口を形成しないで上下二段に重ね合せ、柱は２
種の長さのものとして骨組を組立て、また根太材の上面
は上段の横架材の上面と同一高さとしである構造にある
。

以下その詳細を図示した実施例に基いて説明する。

第１図はこの発明の基本形を示したもので梁あるいは桁
となる上部横架材１ａ、ｌｂおよび土台あるいは下層階
の梁あるいは桁となる下部横架材２ａ、２ｂをそれぞれ
平面の隅角等における交叉部において上下２段に、かつ
各上段横架材１ａ。

２ａおよび下段横架材１ｂ　、２ｂは同一高さにあるよ
うに重ね合せ、後述する鋼棒等からなる太柄、平金物等
を利用して固着する。

また下部上段と上部下段の横架材２ａ　、ｌｂ間の長さ
の柱材３ａおよび上部、下部上段の横架材ｌａ、２ａ間
あるいは上部、下部下段の横架材間の長さの柱材３ｂを
それぞれ対応する横架材間に配して固定して骨組を構成
しである。

第２図乃至第４図は以上の骨組を実際の建築物において
実施した場合を示している。

下部横架材が土台となる場合下段横架材２ｂは布基礎４
上に直接設置されるが上段横架材２ａは布基礎４上に敷
ブロック５を介して設置される。

また横架材が梁または桁となシスパンが大きくて断面が
足シない場合には重ね梁材６を横架材の下面にボルト７
で取付け、かつ矩折金物８を利用して柱材に取付ける。

根太９はスパンに応じて成を選択して使用されるが、そ
の上面は上段の横架材１ａ、２ａの上面と同一高さにな
るように取付ける。したがって根太９の縦断面寸法より
大きくなる場合には根太９の取付部には切欠が形成され
る。根太９の上面には床板１０が貼られ木口部には塞ぎ
板１１が設けられることになる。

第５図、第６図は各部材の固着手段の一例が示しである
。そして横架材相互、さらには上下柱材は鋼棒からなる
太柄１２が挿通され、外周面には適宜平金物１３を添わ
せて釘打ちして固着する。

この発明は以上の構成からなシ、横架材、柱材はそれぞ
れ仕口加工を要しないで単に重ね合せによって組合せ、
かつ固着されるので実質的に断面欠損がなく、加工、組
立の省力化が著しい。また社長も２種または少数のもの
でよい。さらに各部材とも余長を必要とせず全体的に略
同断面部材とすることができ木材の有効利用が可能であ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は基本形の斜視図、第２図、第３図、第４図は実
施例の斜視図および立面図、第５図、第６図は接合部の
詳細を示した正面図である。 ｌａ、ｌｂ、２ａ、２ｂ−−横架材、 ３ａ、３ｂ・・柱材、４・・布基礎、 ５・・敷ブロック、６・・重ね梁側、 ７・・ボルト、８・・矩折金物、９・・根太、１０・・
床板、１１・・塞ぎ板、１２・・太柄、１３・・平金物
。 第　１　図 ］ａ 第２図 第５図 第　６　丙

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）上部および下部の横架材をそれぞれ交叉部におい
   て上下２段に、かつ各上段、下段の横架材はそれぞれ同
   一高さにあるように重ね合せて固着し、下部上段と上部
   下段間の横架材の長さおよび上部、下部上段の横架材間
   あるいは上部、下部下段の横架材間の長さの柱材をそれ
   ぞれ対応する横架材間に配して固定してなることを特徴
   とする建築骨組構造。
2. （２）上部および下部の横架材をそれぞれ交叉部におい
   て上下２段に、かつ各上段、下段の横架材はそれぞれ同
   一高さにあるように重ね合せて固着し、下部上段と上部
   下段間の横架材の長さおよび上部、下部上段の横架材間
   あるいは上部、下部下段の横架材間の長さの柱材をそれ
   ぞれ対応する横架材間に配し根太材の上面を上段の横架
   材の上面と同一高さに配してなることを特徴とする建築
   骨組構造。