JP2000255747A - ローラ支持構造 - Google Patents

ローラ支持構造

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JP2000255747A
JP2000255747A JP11065074A JP6507499A JP2000255747A JP 2000255747 A JP2000255747 A JP 2000255747A JP 11065074 A JP11065074 A JP 11065074A JP 6507499 A JP6507499 A JP 6507499A JP 2000255747 A JP2000255747 A JP 2000255747A
Authority
JP
Japan
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shaft
roller
bearing member
fixed
screw
Prior art date
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Pending
Application number
JP11065074A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Shimizu
隆夫 清水
Shinichi Nakamura
真一 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ローラ自体を、その支持軸方向に位置調整で
きるローラ支持構造を提供する。 【解決手段】 ローラを回転自在に軸支するシャフト
を、その軸端で架台側に設けた軸承部材に回転可能に螺
合すると共に、前記軸承部材に設けた抑え手段で、前記
軸承部材に対する前記シャフトの回転を阻止するように
構成したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として、郵便物
の自動処理装置における搬送系で用いるローラ支持構造
に関するものである。
【0002】
【従来の説明】上述の搬送系で用いるローラは、竪置き
のシャフトに、ボールベアリングなどを介して、円筒型
のローラを嵌合し、前記シャフトを架台側に支持固定し
たものであった。
【0003】即ち、図2に示すように、従来のローラ支
持構造は、円筒型のローラ10内にラジアルボールベア
リング14が圧入されており、その内輪を、カラー1
2、軸用C型止め輪13などの手段により、シャフト1
1に固定すると共に、シャフト11の端末に形成したね
じ部に、スプリングワッシャ8を介して、ナット7を螺
合することで、平板状の架台側に固定したものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】したがって、従来のロ
ーラ支持構造では、上記のように、一度取り付けてしま
うと可動部分が無いため、ローラ10の高さ(シャフト
11の軸方向位置)を変えることはできない。このた
め、架台側に段差がある場合には、搬送系での配列の関
係で、長さの異なるシャフト11を製作して置く必要が
あり、ローラの種類が増えてしまう問題があった。
【0005】また、架台側に段差がなくても、ローラ1
0に掛かるベルトの張力の違いや、架台側の歪みなどに
より、搬送駆動中に、ベルトがローラ10の幅からはみ
出るずれを生じる畏れがあり、これに対応するために、
高さ調節用の板(ディフレクタ)などを、別に用意して
おく必要があるという問題があった。
【0006】本発明は、以上の問題点を解決するために
なされたもので、ローラ自体を、その支持軸方向に位置
調整できるローラ支持構造を提供しようとするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため、本発明では、
ローラを回転自在に軸支するシャフトを、その軸端で架
台側に設けた軸承部材に回転可能に螺合すると共に、前
記軸承部材に設けた抑え手段で、前記軸承部材に対する
前記シャフトの回転を阻止するように構成したことを特
徴とする。
【0008】この場合、前記抑え手段は、前記シャフト
端末側から、該端末に対して先端を当接するように、前
記軸承部材に螺合する止めねじであるとよい。
【0009】このような構成では、前記軸承部材に対し
て前記シャフトのねじ部を回転させることにより、ロー
ラの高さを調節することができ、その状態で、止めねじ
などの抑え手段で、前記軸承部材に対する前記シャフト
の螺動を抑えることにより、ローラの軸方向位置を固定
できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
1を参照して具体的に説明する。図1において、本発明
のローラ支持構造は、ローラ1を回転自在に軸支するシ
ャフト2を、その軸端で、例えば、平板状の架台側に設
けた軸承部材3に回転可能に螺合すると共に、軸承部材
3に設けた抑え手段9で、軸承部材3に対するシャフト
2の回転を阻止するように構成している。なお、この実
施の形態では、抑え手段3は、シャフト2の端末側か
ら、該端末に対して先端を当接するように、軸承部材3
に螺合する止めねじである。
【0011】更に詳述すると、ローラ1は、円筒状、正
確には、若干、バレル状で、ラジアルボールベアリング
4、4が圧入されており、これらの内輪は、軸用C型止
め輪5及び穴用C型止め輪6により、シャフト2に固定
されている。シャフト2の一方の端末部分には、雄ねじ
2Aが形成してあり、これが、軸承部材3に形成した雌
ねじ3Aに螺合されている。なお、この実施例では、シ
ャフト2を支持するために、軸承部材3には、一端(上
端)部分に支持部3Bが形成されており、また、他端
(下端)部分には、架台側に固定するための雄ねじ3C
が形成されていて、スプリングワッシャ8を介して、ナ
ット7を螺合することで、架台側に固定されている。
【0012】このような構成では、軸承部材3に対して
シャフト2の雄ねじ2Aを回転させることにより(即
ち、シャフト2のねじを締めるように時計方向に回転さ
せると、シャフト2はその雄ねじ2Aを奥へと進め、反
対に、ねじを緩めるように反時計方向に回転させると、
シャフト2の雄ねじ2Aが抜ける方向、即ち、上へ進
む)、軸承部材3に対するシャフト2の軸方向移動を行
って、ローラ1の高さを調節することができる。また、
その状態で、止めねじなどの抑え手段9を螺動すること
で、その先端をシャフト2に押し当て、軸承部材3に対
するシャフト2の螺動を抑えることができるから、これ
により、ローラ1の軸方向位置を固定できる。
【0013】なお、この実施の形態では、シャフト2の
一端(上端)には、シャフト2を螺動するための工具を
差し込む十字穴加工2Bが施されている。勿論、シャフ
ト2の頭部分の形状は、十字穴付きだけに限られること
はなく、六角穴付き,すりわり付きなどにして、上述と
同様な調整方法が行える。また、本発明のローラ支持構
造は、搬送系のローラだけでなく、駆動系のローラにも
応用できることは勿論である。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明におけるロ
ーラ支持構造では、軸承部材に対して前記シャフトのね
じ部を回転させることにより、ローラの高さを調節する
ことができ、その状態で、止めねじなどの抑え手段で、
前記軸承部材に対する前記シャフトの螺動を抑えること
により、ローラの軸方向位置を固定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す縦断側面図である。
【図2】従来例を示す縦断側面図である。
【符号の説明】 1 ローラ 2 シャフト 2A 雄ねじ 2B 十字穴 3 軸承部材 3A 雌ねじ 3B 支持部 3C 雄ねじ 4 ラジアルボールベアリング 5 軸用C型止め輪 6 C型止め輪 7 ナット 8 スプリングワッシャ 9 抑え手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ローラを回転自在に軸支するシャフト
    を、その軸端で架台側に設けた軸承部材に回転可能に螺
    合すると共に、前記軸承部材に設けた抑え手段で、前記
    軸承部材に対する前記シャフトの回転を阻止するように
    構成したことを特徴とするローラ支持構造。
  2. 【請求項2】 前記抑え手段は、前記シャフト端末側か
    ら、該端末に対して先端を当接するように、前記軸承部
    材に螺合する止めねじであることを特徴とする請求項1
    に記載のローラ支持構造。
JP11065074A 1999-03-11 1999-03-11 ローラ支持構造 Pending JP2000255747A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE102011003710A1 (de) * 2011-02-07 2012-08-09 Aktiebolaget Skf Lageranordnung
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