JPH08128591A - レベルアジャスタ装置 - Google Patents

レベルアジャスタ装置

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JPH08128591A
JPH08128591A JP26850894A JP26850894A JPH08128591A JP H08128591 A JPH08128591 A JP H08128591A JP 26850894 A JP26850894 A JP 26850894A JP 26850894 A JP26850894 A JP 26850894A JP H08128591 A JPH08128591 A JP H08128591A
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JP
Japan
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level adjuster
shaft
foot
level
hole
Prior art date
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Pending
Application number
JP26850894A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Kobayashi
剛一 小林
Katsuyoshi Mishiro
勝善 御代
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iwaki Electronics Co Ltd
Original Assignee
Iwaki Electronics Co Ltd
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Publication date
Application filed by Iwaki Electronics Co Ltd filed Critical Iwaki Electronics Co Ltd
Priority to JP26850894A priority Critical patent/JPH08128591A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、回転して装置の上下方向の位置調
整を行うレベルアジャスタ装置に関し、レベルアジャス
タの先端に突起部を設け、この突起部に対応した受け部
をフットに設けると共に更に突起部の先端に軸を設けて
フットの穴に通してレベルアジャスタを持ち上げても両
者が分離しない構成とし、レベル調整ができしかも水平
方向の移動を簡単な構造で抑止することを目的とする。 【構成】 回転して装置の上下方向の位置調整を行うと
共に、その下部に円錐状の突起部4および当該突起部4
の先端に軸5を設けたレベルアジャスタ3と、このレベ
ルアジャスタ3の円錐状の突起部4を受ける受け部2お
よび当該受け部2の中心の部分に軸5を貫通させる穴を
設けたフット1と、レベルアジャスタ3の軸5をフット
1の穴に挿入し抜けないように軸端に固定する抜け止め
とを備えるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転して装置の上下方
向の位置調整を行うレベルアジャスタ装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、装置を規定のレベルに調整した状
態で固定する場合、装置の脚の部分に図2に示すような
レベルアジャスタ装置を設け、このレベルアジャスタ装
置のナット23を回転させて装置のレベル(傾き)を水
平などに調整し、図示外のロックナットで固定してい
た。以下図2の従来の構成を簡単に説明する。
【0003】図2は従来技術の説明図を示し、図2の
(a)は部分断面図を示し、図2の(b)は要部拡大断
面図を示す。図2の(a)および(b)において、フッ
ト21は、レベルアジャスタ22に固着したナット23
からの力を受けるものであって、軸が図示のように挿入
される穴を設けたものである。
【0004】レベルアジャスタ22は、ナット23を回
転させるとそれに伴って回転し、図示外の上方の装置の
ナット部分に挿入されているネジ部が回転して装置のレ
ベルを調整するためのものである。
【0005】ナット23は、レベルアジャスタ22を回
転させるものである。固定リング24は、レベルアジャ
スタ22の軸25の切欠きにはめ込んだリングであっ
て、レベルアジャスタ22を持ち上げたときにフット2
1から外れないようにするものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した図2の構成の
レベルアジャスタ装置は、装置からの荷重をナット23
とフット21との摩擦を利用して水平方向の移動を固定
していた。
【0007】しかし、振動が多い装置では、振動が激し
くなると、摩擦力以上の横方向の力が大きくなり、軸2
5とフット21とのクリアランスの分だけ装置が動いて
しまうという問題があった。
【0008】この軸25とフット21とのクリアランス
の分だけ装置が動く問題を解決するために、図3に示す
ように、レベルアジャスタ22の先端に突起部26を設
け、この突起部26が納まるようにフット21に受け部
28を設け、振動で水平方向に移動しないようにするこ
とも考えられる。この構成では、装置側に固定されるレ
ベルアジャスタ22を持ち上げると、フット21から離
れてしまい、取扱が極めて面倒であるという問題があ
る。
【0009】本発明は、これらの問題を解決するため、
レベルアジャスタの先端に突起部を設け、この突起部に
対応した受け部をフットに設けると共に更に突起部の先
端に軸を設けてフットの穴に通してレベルアジャスタを
持ち上げても両者が分離しない構成とし、レベル調整が
できしかも水平方向の移動を簡単な構造で抑止すること
を目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】図1を参照して課題を解
決するための手段を説明する。図1において、フット1
は、レベルアジャスタ3の突起部4を受ける受け部2お
よび軸5を貫通する穴を持つものである。
【0011】レベルアジャスタ3は、回転して装置のナ
ット部10を上下方向に移動させて当該装置のレベルを
調整するものであって、突起部4、軸5などから構成さ
れるものである。
【0012】
【作用】本発明は、図1に示すように、レベルアジャス
タ3の先端に設けた円錐状の突起部4の先端に設けた軸
5を、フット1の受け部2の中心に設けた穴に挿入し、
軸5の切欠きに固定リング6を装着し、軸5が受け部2
から抜けて分離しないように組み立てる。この組み立て
た状態で、レベルアジャスタ3を回転させると装置9側
のナット部10が上方向あるいは下方向に移動し、装置
9のレベル調整を行うことができる。これにより、装置
9が振動しても、レベルアジャスタ3の先端の突起部4
がフット1の受け部2に接触しており、水平方向および
上下方向に自由度がなく、移動しなく固定されることと
なる。
【0013】従って、レベルアジャスタ3の先端に突起
部4を設け、この突起部4に対応した受け部2をフット
1に設けると共に更に突起部4の先端に軸5を設けてフ
ット1の穴に通してレベルアジャスタ3を持ち上げても
両者が分離しない構成とすることにより、レベル調整を
可能にすると共に、水平方向の移動を簡単な構造で抑止
しかつ使い易くすることが可能となる。
【0014】
【実施例】次に、図1を用いて本発明の実施例の構成お
よび動作を詳細に説明する。図1は、本発明の1実施例
構成図を示す。
【0015】図1の(a)は、全体の側面図および一部
断面図を示す。図1の(a)において、フット1は、床
などに接触し、レベルアジャスタ3を介して装置の荷重
を受けるものである。このフット1は、受け部2および
この受け部2の中央に設けた穴から構成されている。
【0016】受け部2は、レベルアジャスタ3の先端の
円錐状の突起部4に接触する部分であって、例えば45
°の角度を持ち、装置からの荷重を受けるものであり、
上下方向および水平方向の自由度を無くしたものであ
る。ここでは、自由度は、突起部4の回転のみである。
このため、装置1が振動した場合に上下方向および水平
方向について、従来の図2の構成ではクリアランス分の
水平方向の移動があったものを、本発明では無くすこと
ができた。
【0017】レベルアジャスタ3は、回転させて装置の
ナット部10を上方向あるいは下方向に移動させて、レ
ベル調整するためのものであって、先端に突起部4およ
び軸5を設けると共に、昇降ナット7およびロックナッ
ト8を設けたものである。
【0018】突起部4は、円錐状の突起であって、角度
が例えば45°を持ち、先端に円柱状の軸5を持つもの
である。この突起部4は、フット1の受け部2に契合
し、回転可能になっている。自由度は、回転方向のみ
で、上下方向および水平方向には無いため、回転以外は
しない。
【0019】軸5は、フット1の穴に挿入して先端の切
欠きに固定リング6を装着し、レベルアジャスタ3がフ
ット1から抜けて分離しないようにしたものである。こ
れにより、装置9にレベルアジャスタ3を固定した状態
で持ち上げても、フット1が同時に持ち上がり、一体と
して運搬可能となる。
【0020】固定リング6は、軸5の切欠きに装着して
当該軸5がフット1の穴から抜けないようにするための
ものである。昇降ナット7は、レベルアジャスタ3を回
転させ、レベルアジャスタ3が装置9のナット部10を
上方向あるいは下方向に移動させ、装置9のレベル調整
を行うためのものである。
【0021】ロックナット8は、レベルアジャスタ3の
回転止めを行うものであって、振動によってレベルアジ
ャスタ3が回転してレベルがずれてしまうのを抑止する
ものである。
【0022】装置9は、複数のレベルアジャスタ3を取
り付け、レベルを調整するためのものである。ナット部
10は、装置9に固着し、レベルアジャスタ3の回転に
伴い、装置9を上方向あるいは下方向に移動させ、装置
9のレベルを調整するためのものである。
【0023】図1の(b)は、要部の側面図および一部
断面図を示す。これは、フット1の受け部2にレベルア
ジャスタ3の先端の突起部4および軸5の固定リング6
の部分の詳細な構成を示したものである。
【0024】図1の(b)において、レベルアジャスタ
3は、図示のように、6角形の昇降ナット7、円錐状の
突起部4、円柱状の軸5、および軸5に固定リング6を
装着する切り込みを設けたものである。
【0025】昇降ナット7は、6角形のナットの形状を
持ち、スパナなどをここに挿入して回転させると、レベ
ルアジャスタ3が回転する。この昇降ナット7が回転し
てレべルアジャスタ3が回転すると、装置9側に設けた
ナット部10を上方向あるいは下方向に移動させ、装置
9のレベルを調整するためのものである。
【0026】突起部4は、レベルアジャスタ3の先端に
一体あるいは固着した、円錐状のものであって、フット
1の受け部4に接触して回転可能にしたものである。軸
5は、円柱状でスリットを設けたものであって、フット
1の穴に挿入して反対側に出たスリットに図示のように
固定リング6をはめ込み、フット1の穴から抜けないよ
うにしたものである。
【0027】次に、組み立て例および動作例を説明す
る。 (1) レベルアジャスタ3の突起部4の先端の軸5を
フット1の受け部2の中心の穴に挿入し、反対側から固
定リング6を軸5の切り込みに装着し、抜けないように
する。
【0028】(2) レベルアジャスタ3にロックナッ
ド8をネジ込み、更にレベルアジャスタ3の上部を装置
9のナット部10に回転して挿入し図1の(a)のよう
に取り付ける。
【0029】(3) 装置に複数取り付けた状態で、昇
降ナット7をスパナなどで回転させ、装置9が所望のレ
ベル(上下方向のレベル)になるように調整する。調整
後、ロックナット8を回転させ、レベルアジャスタ3が
回転しないように固定する。
【0030】以上によって、図1の(a)および(b)
の構成のレベルアジャスタ装置は、水平方向の自由度が
ないため、装置9がたとえ振動しても、水平方向に移動
しない。これにより、従来の図2の構成における、レベ
ルアジャスタ22とフット21との水平方向のクリアラ
ンス分の移動が無くすことができた。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
レベルアジャスタ3の先端に円錐状の突起部4を設け、
この突起部4に対応した受け部2をフット1に設けると
共に更に突起部4の先端に軸5を設けてフット1の穴に
通してレベルアジャスタ3を持ち上げても両者が分離し
ない構成を採用しているため、レベルの調整が簡単でし
かも水平方向の移動を抑止した簡単な構造のレベルアジ
ャスタ装置をつくることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例構成図である。
【図2】従来技術の説明図(その1)である。
【図3】従来技術の説明図(その2)である。
【符号の説明】
1:フット 2:受け部 3:レベルアジャスタ 4:突起部 5:軸 6:固定リング 7:昇降ナット 8:ロックナット 9:装置 10:ナット部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転して装置の上下方向の位置調整を行う
    と共に、その下部に円錐状の突起部(4)および当該突
    起部(4)の先端に軸(5)を設けたレベルアジャスタ
    (3)と、 このレベルアジャスタ(3)の上記円錐状の突起部
    (4)を受ける受け部(2)および当該受け部(2)の
    中心の部分に上記軸(5)を貫通させる穴を設けたフッ
    ト(1)と、 上記レベルアジャスタ(3)の軸(5)を上記フット
    (1)の穴に挿入し抜けないように軸端に固定する抜け
    止めとを備えたことを特徴するレベルアジャスタ装置。
JP26850894A 1994-11-01 1994-11-01 レベルアジャスタ装置 Pending JPH08128591A (ja)

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JP26850894A JPH08128591A (ja) 1994-11-01 1994-11-01 レベルアジャスタ装置

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JP26850894A Pending JPH08128591A (ja) 1994-11-01 1994-11-01 レベルアジャスタ装置

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