JPH05288297A - アジャストボルト - Google Patents
アジャストボルトInfo
- Publication number
- JPH05288297A JPH05288297A JP8521492A JP8521492A JPH05288297A JP H05288297 A JPH05288297 A JP H05288297A JP 8521492 A JP8521492 A JP 8521492A JP 8521492 A JP8521492 A JP 8521492A JP H05288297 A JPH05288297 A JP H05288297A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bolt
- head
- load
- pedestal
- screw
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ねじ付ボルトと架台の接触を、床面の傾きに
関せず均一化して、荷重の集中を除いたアジャストボル
トを提供する。 【構成】 レンチと係合するヘッド１５を長さの途中に
備え、上記ヘッド１５の端面が球状に形成されているね
じ付ボルト７と、上記ヘッド１５の球状端面と接触して
ねじ付ボルト７を支持する円錐状の凹面を備えた架台８
とを備え、床面の傾きによって架台８が傾いてもヘッド
１５の球状の端面と架台８の円錐状の凹面との接触は円
周上均一で荷重の集中が起こらない。
関せず均一化して、荷重の集中を除いたアジャストボル
トを提供する。 【構成】 レンチと係合するヘッド１５を長さの途中に
備え、上記ヘッド１５の端面が球状に形成されているね
じ付ボルト７と、上記ヘッド１５の球状端面と接触して
ねじ付ボルト７を支持する円錐状の凹面を備えた架台８
とを備え、床面の傾きによって架台８が傾いてもヘッド
１５の球状の端面と架台８の円錐状の凹面との接触は円
周上均一で荷重の集中が起こらない。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、自動販売機や生産設備
機械などの床面据付機器を安定した状態で据付けるため
のアジャストボルトに関する。
機械などの床面据付機器を安定した状態で据付けるため
のアジャストボルトに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のアジャストボルトとしては、図５
に示す構成が一般的である。図に示すように、アジャス
トボルトは床面据付機器１２との締結わるみ防止を目的
とした六角ナット１と、レンチと係合するヘッド１５を
有するねじ付ボルト２と、振動吸収用のクッション材６
を接着した架台５と、ねじ付ボルト２と架台５をぬけ止
めのための座金４と、座金４の固定用ボルト３からな
り、ねじ付ボルト２と架台５との接触面１３が平面で、
規制部１４は嵌合になっており、据付床面の高さの違い
はねじ付ボルト２の据付機器１２へのねじ込み量を変え
ることにより吸収している。
に示す構成が一般的である。図に示すように、アジャス
トボルトは床面据付機器１２との締結わるみ防止を目的
とした六角ナット１と、レンチと係合するヘッド１５を
有するねじ付ボルト２と、振動吸収用のクッション材６
を接着した架台５と、ねじ付ボルト２と架台５をぬけ止
めのための座金４と、座金４の固定用ボルト３からな
り、ねじ付ボルト２と架台５との接触面１３が平面で、
規制部１４は嵌合になっており、据付床面の高さの違い
はねじ付ボルト２の据付機器１２へのねじ込み量を変え
ることにより吸収している。
【０００３】また据付機器の重量でクッション材６は圧
縮され、架台５の底面とクッション材６の底面は同一面
になっている。
縮され、架台５の底面とクッション材６の底面は同一面
になっている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のアジ
ャストボルトでは、機器据付床面に傾斜や凹凸がある場
合、ねじ付ボルト２と架台５との接触面を平行に保つこ
とが困難であり、図６に示すように接触する部分が局部
的に集中して荷重が不均一に伝達され、そのため許容荷
重が等分布荷重の場合より低下する。さらに荷重不均一
により高さ調整作業が困難になっている。また、架台５
の底面とクッション材６が同一面になっているので振動
が吸収されにくくなっている。
ャストボルトでは、機器据付床面に傾斜や凹凸がある場
合、ねじ付ボルト２と架台５との接触面を平行に保つこ
とが困難であり、図６に示すように接触する部分が局部
的に集中して荷重が不均一に伝達され、そのため許容荷
重が等分布荷重の場合より低下する。さらに荷重不均一
により高さ調整作業が困難になっている。また、架台５
の底面とクッション材６が同一面になっているので振動
が吸収されにくくなっている。
【０００５】本発明は、上記従来の課題を解決し、ねじ
付ボルト架台の接触を床面の傾きに関せず均一化し荷重
の集中を除くとともに、据付高さの調整を容易にし、か
つ据付機器の振動を吸収するアジャストボルトを提供す
ることを目的とする。
付ボルト架台の接触を床面の傾きに関せず均一化し荷重
の集中を除くとともに、据付高さの調整を容易にし、か
つ据付機器の振動を吸収するアジャストボルトを提供す
ることを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のアジャストボルトは、レンチと係合するヘ
ッドを長さの途中に備え、上記ヘッドの端面が球状に形
成されているねじ付ボルトと、上記ヘッドの球状端面と
接触してねじ付ボルトを支持する円錐状の凹面を備えた
架台とを備えている。
に、本発明のアジャストボルトは、レンチと係合するヘ
ッドを長さの途中に備え、上記ヘッドの端面が球状に形
成されているねじ付ボルトと、上記ヘッドの球状端面と
接触してねじ付ボルトを支持する円錐状の凹面を備えた
架台とを備えている。
【０００７】
【作用】床面の傾きによって架台が傾いても、ヘッドの
球状の端面と架台の円錐状の凹面との接触は円周上均一
で荷重の集中が起こらない。
球状の端面と架台の円錐状の凹面との接触は円周上均一
で荷重の集中が起こらない。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照しなが
ら説明する。大１は本発明のアジャストボルトで、１は
床面据付機器１２との締結ゆるみを防止する六角ナッ
ト、７はねじ付ボルトで、図１，図３に示すように上端
部の外径にねじを備え、下端部はテーパーをつけるとと
もに先端にぬけ止め用の座金９と止め輪１０を装着し、
上端部と下端部の間にレンチと係合するヘッド１５を備
えている。このヘッド１５の下側端面は図２，図３に示
すように球状に形成されている。
ら説明する。大１は本発明のアジャストボルトで、１は
床面据付機器１２との締結ゆるみを防止する六角ナッ
ト、７はねじ付ボルトで、図１，図３に示すように上端
部の外径にねじを備え、下端部はテーパーをつけるとと
もに先端にぬけ止め用の座金９と止め輪１０を装着し、
上端部と下端部の間にレンチと係合するヘッド１５を備
えている。このヘッド１５の下側端面は図２，図３に示
すように球状に形成されている。
【０００９】８は架台で、図１，図４に示すように上記
ヘッド１５の下側端面と接触してねじ付ボルト７を支持
する円錐状の凹面と、この円錐状の凹面の中央にあけら
れた、ねじ付ボルト７の下端部と逆方向にテーパーがつ
いた、ねじ付ボルト７の下端部を通す穴と、ねじ付ボル
ト７の先端と座金９と止め輪１０を収容する凹部１６と
を備え、かつ底面のスペースにクッション材１１を備え
ている。上記凹部１６の座金９と対向する面は円錐状に
形成されており、架台８が傾いても座金９は無理なく動
くことができる。
ヘッド１５の下側端面と接触してねじ付ボルト７を支持
する円錐状の凹面と、この円錐状の凹面の中央にあけら
れた、ねじ付ボルト７の下端部と逆方向にテーパーがつ
いた、ねじ付ボルト７の下端部を通す穴と、ねじ付ボル
ト７の先端と座金９と止め輪１０を収容する凹部１６と
を備え、かつ底面のスペースにクッション材１１を備え
ている。上記凹部１６の座金９と対向する面は円錐状に
形成されており、架台８が傾いても座金９は無理なく動
くことができる。
【００１０】本発明のアジャストボルトは上記の構成で
あるので、床面が傾いても図２に示すようにねじ付ボル
ト７と架台８との接触が円周上均一であって荷重の集中
を起こさない。また図１のように、床面据付機器１２を
取付けて荷重がかかった状態でクッション材１１が架台
８の下面からはみだすようにクッション材１１の厚さ寸
法を選定すれば、床面据付機器１２から床面への振動の
伝達をへらすことができる。
あるので、床面が傾いても図２に示すようにねじ付ボル
ト７と架台８との接触が円周上均一であって荷重の集中
を起こさない。また図１のように、床面据付機器１２を
取付けて荷重がかかった状態でクッション材１１が架台
８の下面からはみだすようにクッション材１１の厚さ寸
法を選定すれば、床面据付機器１２から床面への振動の
伝達をへらすことができる。
【００１１】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明の
アジャストボルトによれば、床面据付機器の据付時にお
いて、床が傾斜していたり高さの違いがあってもねじ付
ボルトと架台の接触が円周上均一に保つことが可能であ
り、据付機器の荷重を片寄りなく伝達ができ、許容荷重
の低下をまねくことなく使用でき、かつ機器の高さを安
定した状態で容易に据付ができる。また、クッション材
が据付機器の振動および床面の振動を吸収することも可
能である。
アジャストボルトによれば、床面据付機器の据付時にお
いて、床が傾斜していたり高さの違いがあってもねじ付
ボルトと架台の接触が円周上均一に保つことが可能であ
り、据付機器の荷重を片寄りなく伝達ができ、許容荷重
の低下をまねくことなく使用でき、かつ機器の高さを安
定した状態で容易に据付ができる。また、クッション材
が据付機器の振動および床面の振動を吸収することも可
能である。
【図１】本発明のアジャストボルトの一部断面側面図
【図２】本発明のアジャストボルトの動作を説明する図
【図３】本発明のアジャストボルトの構造を説明する図
【図４】本発明のアジャストボルトの構造を説明する図
【図５】従来のアジャストボルトの一部断面側面図
【図６】従来のアジャストボルトの動作を説明する図
７ ねじ付ボルト ８ 架台 １１ クッション材 １５ ヘッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤崎 邦夫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (2)
- 【請求項１】 レンチと係合するヘッドを長さの途中に
備え、上記ヘッドの端面が球状に形成されているねじ付
ボルトと、上記ヘッドの球状端面と接触してねじ付ボル
トを支持する円錐状の凹面を備えた架台とを備えたアジ
ャストボルト。 - 【請求項２】 架台が底面のスペースにクッション材を
備えており、ねじ付ボルトに荷重がかかった状態で、上
記クッション材の厚さが上記スペースの深さより大で、
クッション材が架台の底面からはみだしている請求項１
記載のアジャストボルト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8521492A JPH05288297A (ja) | 1992-04-07 | 1992-04-07 | アジャストボルト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8521492A JPH05288297A (ja) | 1992-04-07 | 1992-04-07 | アジャストボルト |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05288297A true JPH05288297A (ja) | 1993-11-02 |
Family
ID=13852330
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8521492A Pending JPH05288297A (ja) | 1992-04-07 | 1992-04-07 | アジャストボルト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05288297A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08128591A (ja) * | 1994-11-01 | 1996-05-21 | Iwaki Electron Corp Ltd | レベルアジャスタ装置 |
| JP2009250404A (ja) * | 2008-04-10 | 2009-10-29 | Katsura:Kk | 設置台 |
| CN101817436A (zh) * | 2010-04-13 | 2010-09-01 | 广西玉柴专用汽车有限公司 | 防止塔举式垃圾压缩转运装置倾斜的调节装置 |
| WO2014124647A1 (en) * | 2013-02-15 | 2014-08-21 | Ngi A/S | Machine foot and use of the latter |
| CN113478061A (zh) * | 2021-07-09 | 2021-10-08 | 杭州职业技术学院 | 一种新能源汽车的凸焊螺栓安装结构 |
-
1992
- 1992-04-07 JP JP8521492A patent/JPH05288297A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08128591A (ja) * | 1994-11-01 | 1996-05-21 | Iwaki Electron Corp Ltd | レベルアジャスタ装置 |
| JP2009250404A (ja) * | 2008-04-10 | 2009-10-29 | Katsura:Kk | 設置台 |
| CN101817436A (zh) * | 2010-04-13 | 2010-09-01 | 广西玉柴专用汽车有限公司 | 防止塔举式垃圾压缩转运装置倾斜的调节装置 |
| WO2014124647A1 (en) * | 2013-02-15 | 2014-08-21 | Ngi A/S | Machine foot and use of the latter |
| US9347600B2 (en) | 2013-02-15 | 2016-05-24 | Ngi A/S | Machine foot |
| CN113478061A (zh) * | 2021-07-09 | 2021-10-08 | 杭州职业技术学院 | 一种新能源汽车的凸焊螺栓安装结构 |
| CN113478061B (zh) * | 2021-07-09 | 2023-02-03 | 杭州职业技术学院 | 一种新能源汽车的螺栓安装结构 |
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