JP3035474B2 - アジャスタボルト装置 - Google Patents

アジャスタボルト装置

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JP3035474B2
JP3035474B2 JP7241820A JP24182095A JP3035474B2 JP 3035474 B2 JP3035474 B2 JP 3035474B2 JP 7241820 A JP7241820 A JP 7241820A JP 24182095 A JP24182095 A JP 24182095A JP 3035474 B2 JP3035474 B2 JP 3035474B2
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照夫 熊代
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株式会社大和螺子
照夫 熊代
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は工作機械、コンベア
等の各種機械、本、書類等を収納するロッカー等の各種
家具、各種ディスプレイ装置、テレビ、オーディオ装置
等の各種電気電子機器等の重量物を支持して、該重量物
の高さを調節したり、地震等の震動による家具等の転倒
を防止するために家具等の天板部と家屋の天井部材との
間に突支部材として設置する等に利用できるアジャスタ
ボルト装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、被支持体のアジャスタボルト装置
としては種々のタイプのものが知られているが、代表的
には被支持体が重量物であるときに該重量物の高さ等の
調整に使用するものであり、通常、重量物の下部に設け
られた雌ねじ部に螺合して回されることで該雌ねじ部下
方の突出量が調節される雄ねじ棒を有している。
【0003】このタイプのアジャスタボルト装置は単純
なものでは適当な長さの市販のボルトをそのまま支持脚
として用い、ボルト頭を台座として雄ねじ部分を重量物
に設けた雌ねじ部に螺合させる。このアジャスタボルト
装置では該ボルト頭をレンチ等で回してボルトの突出量
を調節し、重量物の高さ、姿勢を所定の状態にする。改
良されたものでは、前記ボルト頭に代えて、安定性の良
い台座を設けるとともに雄ねじ部分にこれを回すための
レンチ係合部を形成してある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来
の、重量物下部に設けた雌ねじ部に螺合して回されるこ
とで該雌ねじ部下方への突出量が調節される雄ねじ棒を
有するアジャスタボルト装置では、雄ねじ棒を回すと台
座部分も一緒に回る構造であるため、重量物を支持した
状態で該雄ねじ棒を回そうとすると、その重量物の重量
が大きいときには、台座部分と該台座を設置する部材面
すなわち重量物設置床面との回転抵抗が著しく大きくな
り、雄ねじ棒を回すことが不可能又はきわめて困難とな
る。これを無理に回そうとすると、床面や台座部分等が
損傷する。
【0005】この問題を解決するため、雄ねじ棒の部分
を台座部分に対し回転可能にすることが考えられるが、
このような構造を採用したとしても、該雄ねじ棒部分と
台座部分の回転抵抗が大きくなるので、結局雄ねじ棒部
分を回すことは不可能又はきわめて困難である。これを
無理に回そうとすると、雄ねじ棒部分と台座部分の連結
部位が破損したり、台座部分が雄ねじ棒部分と一緒に回
動して重量物設置床面や台座部分が損傷するという問題
がある。
【0006】そこで本発明の第1の課題は、被支持体に
設けられた雌ねじ部に螺合して回されることで該雌ねじ
部からの突出量が調整される雄ねじ棒を有するアジャス
タボルト装置であって、該装置自身の損傷や台座設置部
材面の損傷を招くことなく、雄ねじ棒の部分を容易に回
して被支持体の高さや姿勢を調節したり、或いは被支持
体と台座設置部材面との間に突支部材として設けること
ができる簡便で、組み立て易いアジャスタボルト装置を
提供することである。
【0007】本発明の第2の課題は、前記第1の課題を
解決でき、前記台座を台座設置部材面に固定することが
でき、したがって震動等が加わってもそれだけ安定使用
できるアジャスタボルト装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は前記第1の課題
を解決するため、被支持体に設けられた雌ねじ部に螺合
して回されることで該雌ねじ部からの突出量が調整され
る雄ねじ棒及び該雄ねじ棒の台座を有するアジャスタボ
ルト装置であって、前記雄ねじ棒が雄ねじ部、該雄ねじ
部の下に一体的に連設されたレンチ係合部及び該レンチ
係合部の下に一体的に連設された台座嵌合部からなり、
前記台座がスラストベアリング支持用の平坦な頂面、該
平坦面の周縁部から下降する外周側面、前記雄ねじ棒の
台座嵌合部と回転可能に嵌合する前記頂面を通る貫通孔
及び前記貫通孔の下に連設した留め部材配置用の凹所を
有しており、前記雄ねじ棒のレンチ係合部と前記台座の
スラストベアリング支持用平坦頂面との間にスラストベ
アリングが嵌装された状態で前記雄ねじ棒の台座嵌合部
が、前記台座の貫通孔を貫通して前記留め部材配置用凹
所内へ突出し、該突出部分に留め部材が係合されること
で台座から抜け止めされているアジャスタボルト装置を
提供する。
【0009】前記雄ねじ棒のレンチ係合部は、雄ねじ部
の下に続く部分(そこにも雄ねじが形成されていてもよ
い。)に雄ねじ棒を回すためのレバー形のレンチを挿入
する孔を設けたもの、横断面形状が、換言すれば上方か
ら見た形状(平面形状)が四角形、六角形等の多角形に
形成されていてスパナ型のレンチを係合できるもの等、
種々のものが考えられる。
【0010】前記留め部材は、台座の下面凹所、すなわ
ち留め部材配置用の凹所内へ突出した雄ねじ棒の台座嵌
合部の部分に設けた孔に貫通して折り曲げられるいわゆ
る割りピン等の各種ピン、台座嵌合部の突出部分に周設
した溝に外嵌される市場で入所可能な弾性のあるいわゆ
るC形又はE形等の留め輪、台座嵌合部の突出部に形成
してある雄ねじ部に螺合するナット等が考えられる。な
お、前記レンチ係合部と前記スラストベアリングとの
間、前記台座の留め部材配置用凹所底と前記留め部材と
の間のいずれか一方又は両方に、リング形の平坦な受け
座を前記雄ねじ棒に嵌合させて配置してもよい。この場
合、レンチ係合部とスラストベアリングとの間に受け座
を配置するときは、雄ねじ棒とスラストベアリングの相
互のぐらつきが少なくなり、台座の凹所底と留め部材と
の間に受け座を配置するときは、雄ねじ棒と台座の相互
のぐらつきが少なくなり、したがって全体構造がより安
定し、より長期にわたり操作性良好に保て、また、より
信頼性が高くなる。
【0011】本発明の第2の課題を解決するアジャスタ
ボルト装置は、前記第1の課題を解決する装置におい
て、前記台座に、該台座を設置する部材面と該台座とを
相互に連結固定するための固定用部が設けてあるアジャ
スタボルト装置である。前記台座の設置部材面は、例え
ば被支持体が重量物であり、アジャスタボルト装置が該
重量物の底部に螺合される場合は、重量物が設置される
床面であり、また、被支持体が家具等上方の家屋天井部
材(又は家具等)であり、アジャスタボルト装置が該家
具等の天板部(又は該天井部材)に設置される場合は、
該家具等の天板部(又は該天井部材)である。
【0012】前記台座の設置部材面と台座とを相互に連
結固定するための固定用部は、種々のものが考えられる
が、例えば該台座設置部材面と接する台座下部に貫通孔
を設けて、該貫通孔を介してボルト、ネジ等の固定手段
を設けることができるものや、該台座設置部材面と接す
る台座下部から突出する突起等を設けて、該突起を部材
面に打ち込んだり、食い込ませたりできるものを挙げる
ことができる。
【0013】本発明に係るアジャスタボルト装置は、そ
の雄ねじ棒の部分が被支持体に予め設けた雌ねじ部に螺
合されることで取り付けられる。そして被支持体が重量
物の場合は、該装置の台座が重量物設置床面上に設置さ
れる。この状態で雄ねじ棒のレンチ係合部にレンチを係
合させ、回すことで該雄ねじ棒の前記雌ねじ部下方への
突出量が調節され、重量物の高さ、姿勢等が所望のもの
に設定される。被支持体が家具等上方の天井部材(又は
家具等)の場合は、雄ねじ棒が予め該天井部材(又は家
具等の例えば天板部)に設けた雌ねじ部に螺合された状
態で、雄ねじ棒のレンチ係合部にレンチを係合させ、回
して該雄ねじ棒の該雌ねじ部からの突出量を調節するこ
とで前記台座を家具等に(又は天井部材に)当接設置
し、地震等対する突支部材として利用できる。
【0014】雄ねじ棒はそのレンチ係合部がスラストベ
アリングを介して台座に支持されているから、前記台座
設置部材面に接触した台座の回転を伴うことなく、雄ね
じ棒のみを容易に回すことができ、従って、アジャスタ
ボルト装置自身や台座設置部材の損傷の恐れがない。ま
た、本発明のアジャスタボルト装置は簡単容易に組み立
てることができる。すなわち、例えば雄ねじ棒の台座嵌
合部の上部にまでスラストベアリングを嵌合してこのベ
アリングを台座の前記ベアリング支持用平坦頂面に載置
しつつ、ベアリングより下方へ突出している部分を台座
の貫通孔に貫通させ、該孔から突出した部分に留め部材
を取り付ければよい。また、スラストベアリングを先に
前記平坦頂面に載置しておき、このベアリングと前記貫
通孔に雄ねじ棒の台座嵌合部を貫通させてもよい。組立
の順序は特に制限はない。
【0015】また台座の外面形状は平坦頂面及びその周
縁部に連続する外周側面を含む単純なものであるから、
それだけ製作費用が安価に済む。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明の一実施形態である
アジャスタボルト装置であり、重量物の底面に螺合して
該重量物の高さや姿勢調整用として用いている。図1
(A)は該装置を上方から見た平面図、図1(B)は側
面から見た断面図で、重量物(図中、二点鎖線で示
す。)と共に示す。 図1のアジャスタボルト装置は、
雄ねじ棒1、台座2、スラストベアリング3及び留め部
材である留め輪4を備えている。
【0017】雄ねじ棒1は雄ねじ部11、雄ねじ部11
の下に一体的に連設されたレンチ係合部12及びさらに
その下に一体的に連設された断面円形の台座嵌合部13
からなっている。レンチ係合部12は平面形状が六角形
である。台座2は図1(A)に示すように、平面から見
ると全体が円形に形成されており、下面20は平坦に形
成されている。台座2は中央部に雄ねじ棒1の台座嵌合
部13が貫通できる貫通孔21を有し、その上にはスラ
ストベアリング支持用の平坦頂面22が、下には留め輪
4を配置するための凹所23が連設されている。凹所2
3は下方へ開口している。平坦頂面22の周縁部からは
これに連続して外周側面220が下方へ延びている。
【0018】スラストベアリング3は台座2の平坦頂面
22の上に載置支持されている。雄ねじ棒1はその台座
嵌合部13がスラストベアリング3及び台座2の貫通孔
21を貫通して下面凹所23内まで突出してそこに納ま
っている。台座下面より下へは突出していない。台座下
面凹所23へ突出した台座嵌合部13の部分131には
溝132が周設されており、これにそれ自体知られてい
る平坦な弾性C形留め輪4が嵌着されており、これによ
って、雄ねじ棒1は台座2から抜け止めされている。な
お、C形留め輪4に代えて、それ自体知られている平坦
な弾性E形留め輪を採用してもよい。
【0019】なお、レンチ係合部12とスラストベアリ
ング3との間において台座嵌合部13にリング形の平坦
なレンチ係合部受け座を嵌装して、レンチ係合部13を
これを介してより安定的にベアリング3に支持させても
よい。また、留め輪4と台座凹所23の上底面との間に
おいて突出部分131に平坦な留め輪受け座を嵌装さ
せ、留め輪4を該留め輪受け座に安定的に当接させても
よい。上記の様に、受け座を配置すると、レンチ係合部
12はスラストベアリング3により安定的に支持され、
また、留め輪4は受け座に平坦状に当接できるC形留め
輪であるから、雄ねじ棒1と台座2相互のぐらつきがよ
り少なくなり、全体構造がより安定化し、それだけより
長期にわたり操作性良好で信頼性がより高くなる。
【0020】以上説明したアジャスタボルト装置は、例
えば図1に示すように、重量物8の下面等の1又は2以
上の箇所に予め設けられた雌ねじ部81に雄ねじ棒1の
雄ねじ部11が螺合されることで取り付けられる。な
お、雄ねじ棒1にはあとで説明する機能を発揮させるた
めの留めナット9を螺合させておくことが望ましい。台
座2の下面20が台座設置部材面である重量物設置床面
6上に載置される。この状態で雄ねじ棒1のレンチ係合
部12に図示しないスパナ型のレンチを係合させ、回す
ことで雄ねじ棒1の雌ねじ部下方への突出量が調節さ
れ、重量物8の高さや姿勢等が所望のものに設定され
る。雄ねじ棒1の突出量調整終了後は前記留めナット9
を雌ねじ部81に当接するように締めつけて雄ねじ棒1
の回動を防止する。
【0021】雄ねじ棒1はそのレンチ係合部12がスラ
ストベアリング3を介して台座2に支持されているか
ら、床面6に接触した台座2の回転を伴うことなく、雄
ねじ棒1のみを容易に安全に回すことができ、従って、
装置自身や床面6の損傷の恐れはない。また、以上説明
したアジャスタボルト装置は簡単容易に組み立てること
ができる。すなわち、例えば雄ねじ棒1の台座嵌合部1
3の上部にまでスラストベアリング3を嵌合してこのベ
アリング3を台座2のベアリング支持用平坦頂面22に
載置しつつベアリングより下方へ突出している台座嵌合
部の部分を台座2の貫通孔21に貫通させ、該孔から突
出した部分131に留め輪4を取り付ければよい。ま
た、スラストベアリング3を先に前記平坦頂面22へ載
置しておき、このベアリング3と台座貫通孔21に雄ね
じ棒1の台座嵌合部13を貫通させてもよい。組立の順
序は特に制限はない。
【0022】なお、以上説明したアジャスタボルト装置
の各部は金属で形成されているが、必要強度が得られる
のであれば全部又は一部を合成樹脂で、或いは合成樹脂
と金属の組み合わせ等で形成してもよい。次に、本発明
の他の実施形態であるアジャスタボルト装置を図2を参
照しながら説明する。図2の装置は重量物の支持及び高
さや姿勢調整用として用いている。図2(A)は該装置
を上方から見た平面図、図2(B)は側面から見た断面
図で重量物(図中、二点鎖線で示す。)と共に示す。
【0023】図2のアジャスタボルト装置は、図1の装
置とは留め部材及び雄ねじ棒1の台座嵌合部の下方突出
部分の形状が異なる他は、同じ構成、構造となってい
る。図1の装置における部品と実質上同じ構造、効果を
有する部品には、図1と同じ参照符号を付してある。こ
の装置では、台座下面凹所23へ突出した台座嵌合部下
方突出部分133には雄ねじ部134が形成されてお
り、これに留め部材であるナット5が螺合されている。
これによって雄ねじ棒1は台座2から抜け止めされてい
る。このようにナット5を留め部材として使うことによ
り、雄ねじ棒と台座相互のぐらつきが少なくなり、全体
構造が安定化して、それだけ長期にわたり操作性良好で
信頼性が高くなる。また図1の装置と同様に図2の装置
は、装置自身や床面6の損傷の恐れはなく、さらに簡単
容易に組み立てることができる。
【0024】次に本発明のさらに他の実施形態であるア
ジャスタボルト装置を図3を参照しながら説明する。図
3の装置は重量物の支持及び高さや姿勢調整用として用
いている。図3(A)は該装置を上方から見た平面図、
図3(B)は側面から見た断面図で重量物(図中、二点
鎖線で示す。)と共に示す。図3のアジャスタボルト装
置は台座の形状が異なる他は、図2の装置と同じ構成、
構造となっている。図2の装置における部品と実質上同
じ構造、効果を有する部品には、同じ参照符号を付して
ある。
【0025】この装置の台座2は、図3(A)に示すよ
うに、平面から見ると全体が円形ではなく、横方向に延
びたフート部24を含み、該フート部24に貫通孔25
が設けられている。フート部24の下面は重量物設置床
面6と接触できるように、台座下面20と同平面内にあ
る。図3のアジャスタボルト装置は、図1の装置と同様
にして設置され、重量物8の高さ、姿勢等が所望のもの
に設定された後に、前記貫通孔25を介してアンカーボ
ルトBL等を前記設置床面6に打ちつける又は、ボルト
等を該設置面6に予め設けてある雌ねじ部に螺合させる
ことにより、該装置と床面6を連結固定させる。
【0026】このように連結固定することにより震動等
により重量物8が移動、転倒等するのを防止することが
できる。また、図1の装置と同様に図3の装置は装置自
身や床面6の損傷の恐れはなく、さらに簡単容易に組み
立てることができる。以上説明したいずれのアジャスタ
ボルト装置も、その台座2の外形はスラストベアリング
3を載置する平坦頂面22の周縁部からそれに連続して
外周側面220が下方へ延びている単純なものであり、
あとは前記の空所23を設けただけのものであるから安
価に製作できる。
【0027】また、スラストベアリング3は凹凸のない
平坦頂面22に載置すれば足りるので、被支持体の重量
等に応じて広い範囲からスラストベアリング外径を選択
できる。また、以上説明したいずれのアジャスタボルト
装置も、前述の重量物支持の用途のほか、家具等とその
上方の天井部材等の間の、地震等に備えての突支部材と
しても利用できる。
【0028】
【発明の効果】本発明によると、被支持体に設けられた
雌ねじ部に螺合して回されることで該雌ねじ部からの突
出量が調整される雄ねじ棒を有するアジャスタボルト装
置であって、該装置自身の損傷や台座設置部材面の損傷
を招くことなく、雄ねじ棒の部分を容易に回して被支持
体の高さや姿勢を調節したり、或いは被支持体と台座設
置部材面との間に突支部材として設けることができる簡
便で、組み立て易く、安価に済むアジャスタボルト装置
を提供することができる。
【0029】また、上記の装置においてさらに被支持体
を台座設置部材面に固定して、震動等が加わってもそれ
だけ安定して使用できるアジャスタボルト装置を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施形態であるアジャスタボルト装
置を示すもので、図(A)は装置を上方から見た平面図
であり、図(B)は重量物と共に示す側面から見た断面
図である。
【図2】本発明の他の実施形態であるアジャスタボルト
装置を示すもので、図(A)は装置を上方から見た平面
図であり、図(B)は重量物と共に示す側面から見た断
面図である。
【図3】本発明のさらに他の実施形態であるアジャスタ
ボルト装置を示すもので、図(A)は装置を上方から見
た平面図であり、図(B)は重量物と共に示す側面から
見た断面図である。
【符号の説明】
1 雄ねじ棒 11 雄ねじ部 12 レンチ係合部 13 台座嵌合部 131、133 嵌合部13の下方突出部分 132 突出部分131に周設された溝 134 突出部分133に形成された雄ねじ部 2 台座 20 台座下面 21 貫通孔 22 スラストベアリング支持用平坦頂面 220 平坦頂面22から下降する外周側面 23 留め部材配置用の凹所 24 フート部 25 フート部24に設けられた貫通孔 3 スラストベアリング 4 C形留め輪 5 ナット 6 重量物設置床面 8 重量物 81 雌ねじ部 9 留めナット BL アンカーボルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16M 7/00 A47B 9/00 F16C 19/12 E04F 15/024 E03C 1/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被支持体に設けられた雌ねじ部に螺合し
    て回されることで該雌ねじ部からの突出量が調整される
    雄ねじ棒及び該雄ねじ棒の台座を有するアジャスタボル
    ト装置であって、前記雄ねじ棒が雄ねじ部、該雄ねじ部
    の下に一体的に連設されたレンチ係合部及び該レンチ係
    合部の下に一体的に連設された台座嵌合部からなり、前
    記台座がスラストベアリング支持用の平坦な頂面、該平
    坦頂面の周縁部から下降する外周側面、前記雄ねじ棒の
    台座嵌合部と回転可能に嵌合する前記頂面を通る貫通孔
    及び前記貫通孔の下に連設した留め部材配置用の凹所を
    有しており、前記雄ねじ棒のレンチ係合部と前記台座の
    スラストベアリング支持用平坦頂面との間にスラストベ
    アリングが嵌装された状態で前記雄ねじ棒の台座嵌合部
    が、前記台座の貫通孔を貫通して前記留め部材配置用凹
    所内へ突出し、該突出部分に留め部材が係合されること
    で台座から抜け止めされていることを特徴とするアジャ
    スタボルト装置。
  2. 【請求項2】 前記台座に、該台座を設置する部材面と
    該台座とを相互に連結固定するための固定用部が設けて
    ある請求項1記載のアジャスタボルト装置。
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