JP2006046475A - 物品支持脚 - Google Patents
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Abstract
【課題】ボルト台座に物品支持用のボルトが立設された物品支持脚であって、従来の同タイプの物品支持脚に設けられているようなボルト台座直上のボルト回し具係合部位に頼らなくてもボルト回し具によるボルト回し作業を行うことができ、被支持物品の構造、大きさ、物品支持脚を取り付ける部位等の状況によってはそれだけ使い易い物品支持脚を提供する。
【解決手段】ボルト台座1に物品支持用のボルト2が立設された物品支持脚Aであり、ボルト上端部にボルト回し具係合部3が、ボルト下端部にボルト回し具係合部4が形成されている。
【選択図】 図1
【解決手段】ボルト台座1に物品支持用のボルト2が立設された物品支持脚Aであり、ボルト上端部にボルト回し具係合部3が、ボルト下端部にボルト回し具係合部4が形成されている。
【選択図】 図1
Description
本発明は工作機械、コンベア、各種試験機等の各種機械、本、書類等を収納するロッカーや棚類等の各種家具、各種ディスプレイ装置、テレビ、オーディオ装置等の各種電気電子機器などの物品を支持する物品支持脚、特に、ボルト台座にボルトが立設され、該ボルトを被支持物品のボルト螺合部位に螺合させる一方、該台座を物品支持基体(物品設置床、物品設置台等)上に設置することで該物品を該物品支持基体上に支持する物品支持脚に関する。
ボルト台座にボルトが立設され、該ボルトを被支持物品のボルト螺合部位に螺合させる一方、該台座を物品支持基体上に設置することで該物品を該物品支持基体上に支持するタイプの物品支持脚は、例えば特開平7−243420号公報、特開平9−89191号公報等に開示されている。
このタイプの物品支持脚におけるボルトは、通常、ボルト台座の直上でボルトに設けられたボルト回し具係合部位を有している。その例を図12に示す。図12に示す物品支持脚A’は、下端が開口した中空部10’を有するボルト台座1’にボルト2’を立設したものである。ボルト下端部23’がボルト台座中空部10’へ突入しており、該ボルト下端部23’に抜け止め部材24’が嵌められているとともに、ボルト台座1’の直ぐ上には、図示例ではスパナ、モンキー等のボルト回し具を係合できる断面6角形の部位22’が設けられており、且つ、該部位22’はボルト台座1’に座っている。
かかる物品支持脚A’によると、ボルト2’のボルト回し具係合部位22’に図示省略の回し具を係合させて該ボルト2’を回し、それにより該ボルトを被支持物品W’のボルト螺合部位(雌ねじ部)fs’に螺合させる一方、ボルト台座1’を物品支持基体(例えば物品設置床F’)に設置することで、物品W’を物品支持基体上に支持、設置できる。また、ボルト回し具係合部位22’をボルト回し具でまわすことで、ボルト2’を物品のボルト螺合部位fsに対し進入、退出調整して物品支持基体からの物品W’の高さ位置を調整できる。
かかる物品支持脚A’によると、ボルト2’を回すための回し具係合部位はボルト台座1’直上の部位22’だけである。
しかし実際の物品支持脚の使用においては、かかるボルト台座1’直上のボルト回し具係合部位22’にボルト回し具を係合させてボルト2’を回すことが、物品の構造、大きさ、物品の物品支持脚取り付け部位の位置、物品の設置場所、物品の空間における位置等からして困難であったり、煩わしかったりすることがある。
しかし実際の物品支持脚の使用においては、かかるボルト台座1’直上のボルト回し具係合部位22’にボルト回し具を係合させてボルト2’を回すことが、物品の構造、大きさ、物品の物品支持脚取り付け部位の位置、物品の設置場所、物品の空間における位置等からして困難であったり、煩わしかったりすることがある。
そこで本発明は、ボルト台座にボルトが立設され、該ボルトを被支持物品のボルト螺合部位に螺合させる一方、該ボルト台座を物品支持基体(物品設置床等)上に設置することで該物品を該物品支持基体上に支持する物品支持脚であって、従来の同タイプの物品支持脚に設けられているようなボルト台座直上のボルト回し具係合部位に頼らなくてもボルト回し具によるボルト回し作業を行うことができ、被支持物品の構造、大きさ、物品支持脚を取り付ける部位等の状況によってはそれだけ使い易い物品支持脚を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため本発明は、下端が開口した中空部を有するボルト台座にボルトがその下端部を該中空部へ突入させた状態で回転可能且つ抜け止め状態に立設され、該ボルトを被支持物品のボルト螺合部位に螺合させる一方、該ボルト台座を物品支持基体上に設置することで該物品を該物品支持基体上に支持する物品支持脚であって、該ボルトの上端部及び該ボルトのボルト台座中空部へ突入した下端部のうち少なくとも一方にボルト回し具係合部が形成されている物品支持脚を提供する。
本発明に係る物品支持脚におけるボルトは従来の物品支持脚におけるボルトのようにボルト台座の直ぐ上側に位置するボルト回し具係合部位を備えていてもよい。
しかし、本発明に係る物品支持脚では、かかるボルト回し具係合部位を利用してのボルト回し作業が、物品の構造、大きさ、物品の物品支持脚取り付け部位の位置、物品の設置場所、物品の空間における位置等からして困難であったり、煩わしかったりする場合でも、ボルトの上端部及びボルトの下端部のうち少なくとも一方に形成されたボルト回し具係合部を利用してボルト回し具によるボルト回し作業を行うことができ、それだけ使い易い。
しかし、本発明に係る物品支持脚では、かかるボルト回し具係合部位を利用してのボルト回し作業が、物品の構造、大きさ、物品の物品支持脚取り付け部位の位置、物品の設置場所、物品の空間における位置等からして困難であったり、煩わしかったりする場合でも、ボルトの上端部及びボルトの下端部のうち少なくとも一方に形成されたボルト回し具係合部を利用してボルト回し具によるボルト回し作業を行うことができ、それだけ使い易い。
例えば、ボルト上端部にボルト回し具係合部を形成する場合においては、物品支持脚が被支持物品に取り付けられて物品支持基体(物品設置床等)に設置されている状態で該被支持物品の物品支持基体からの高さを調整すべくボルトを回そうとするときに、該ボルト上端部に形成されたボルト回し具係合部へのボルト回し具の係合が容易であるならば、該ボルト上端部に形成されたボルト回し具係合部に、それに適合するボルト回し具を係合させて容易にボルトを回し操作することができる。
また、ボルト下端部にボルト回し具係合部を形成する場合においては、例えば、物品製造工場で物品がコンベア等により吊り下げられている状態で該物品に物品支持脚を取り付けようとするすとき、該ボルト下端部に形成されたボルト回し具係合部に、それに適合するボルト回し具を係合させてボルトを回し、該ボルトを、吊り下げられている物品のボルト螺合部位に下方から螺合させることで、該物品に物品支持脚を容易に取り付けることができる。
ここでボルト回し具とは、ボルト回し具係合部の形態等に応じて、該係合部に適合し得るスパナ、モンキー、ボックスレンチ、6角レンチ等である。
なお、ボルト上端部に形成されるボルト回し具係合部は、ボルトを被支持物品のボルト螺合部位に螺合させるについて支障のないように形成すればよい。
なお、ボルト上端部に形成されるボルト回し具係合部は、ボルトを被支持物品のボルト螺合部位に螺合させるについて支障のないように形成すればよい。
本発明に係る物品支持脚は、ボルト上端部にボルト回し具係合部を形成する場合、該ボルト回し具係合部として、該ボルトの上端面に形成された穴と、該ボルト上端面穴に嵌着された後付け部材とを含んでいるものを例示できる。
この場合、該後付け部材として、上部及びこれに連設された下部を有し、該上部がボルト回し具を係合させ得るように形成されており、該下部が該ボルト上端面の穴に圧入嵌着されているものを例示できる。
この場合、該後付け部材として、上部及びこれに連設された下部を有し、該上部がボルト回し具を係合させ得るように形成されており、該下部が該ボルト上端面の穴に圧入嵌着されているものを例示できる。
かかる後付け部材の上部の例として、上端面にプラスドライバ及び(又は)マイナスドライバを係合させるドライバ係合溝を有しているもの、上端面に6角レンチ係合穴を有しているものを挙げることができる。
また、かかるドライバ係合溝や6角レンチ係合穴を有している場合、有していない場合のいずれの場合でも、後付け部材の上部は断面多角形状(例えば6角形)に形成して、これにスパナ、モンキー、ボックスレンチ等の回し具を係合できるようにしてもよい。
また、本発明に係る物品支持脚は、ボルト下端部にボルト回し具係合部を形成する場合、該ボルト回し具係合部として、例えば、ボルト下端面に形成されたプラスドライバ及び(又は)マイナスドライバを係合させるドライバ係合溝を含んでいるものや、ボルト下端面に形成された6角レンチ係合穴を含んでいるものを挙げることができる。
また、かかるドライバ係合溝や6角レンチ係合穴を有している場合、有していない場合のいずれの場合でも、前記ボルト下端部に抜け止め部材を嵌着することで該ボルトを前記ボルト台座から抜け止め状態におくことができ、その場合に、該抜け止め部材は断面輪郭多角形に形成してスパナ、モンキー等の回し具を係合可能とし、ボルト下端部のボルト回し具係合部は該断面輪郭多角形に形成された抜け止め部材を含むものとしてもよい。
以上説明したように本発明によると、ボルト台座にボルトが立設され、該ボルトを被支持物品のボルト螺合部位に螺合させる一方、該ボルト台座を物品支持基体(物品設置床等)上に設置することで該物品を該物品支持基体上に支持する物品支持脚であって、従来の同タイプの物品支持脚に設けられているようなボルト台座直上のボルト回し具係合部位に頼らなくてもボルト回し具によるボルト回し作業を行うことができ、被支持物品の構造、大きさ、物品支持脚を取り付ける部位等の状況によってはそれだけ使い易い物品支持脚を提供することができる
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明に係る物品支持脚の1例Aの断面図である。図2は物品支持脚Aの平面図、図3は物品支持脚Aの底面図である。
図1は本発明に係る物品支持脚の1例Aの断面図である。図2は物品支持脚Aの平面図、図3は物品支持脚Aの底面図である。
この物品支持脚Aは、ボルト台座1に物品支持用のボルト2を立設したものである。ボルト台座1は、頂板部11とその周縁から下方へ延びる基台スカート部12とを有している。図2に示すように、頂板部11及び基台スカート部12はいずれも、平面から見ると円形を呈しており、基台スカート部12は裾広がりに形成されている。かくしてボルト台座1は下端が開口した中空部10を有している。頂板部11はその中央部にボルト通し孔111を有している。
ボルト2は、雄ねじ部21、その下端に一体的に連設された断面形状6角形のボルト回し具係合部位22、該部位22から一体的に延びるボルト下端部23を含んでいる。部位22がボルト台座頂板部11に座る状態で該ボルト下端部23が頂板部ボルト通し孔111に挿通され、ボルト台座中空部10へ突入している。
該ボルト下端部には抜け止め部材24が嵌着されている。抜け止め部材24は雌ねじを有しており、該雌ねじが圧潰されるようにボルト下端部23に圧入嵌着されている。
ボルト2の上端部にはボルト回し具係合部3が形成されている。該係合部3はボルト1の上端面に形成した穴31とこれに嵌着される後付け部材32とからなっている。
図4は後付け部材31を取り付ける前の物品支持脚Aの、ボルト2を一部省略して示す図であり、図5は該支持脚Aの平面図である。図4、図5にボルト2上端面に形成された円形穴31が示されている。
図4は後付け部材31を取り付ける前の物品支持脚Aの、ボルト2を一部省略して示す図であり、図5は該支持脚Aの平面図である。図4、図5にボルト2上端面に形成された円形穴31が示されている。
図6はボルト2に取り付ける前の後付け部材32を示しており、図6(A)はその側面図、図6(B)はその平面図、図6(C)はその底面図である。
図6に示すように、後付け部材32は上部321とこれに一体の下部322からなっており、上部、下部共に断面正方形状に形成されており、上部には図示省略のスパナやモンキー等の回し具を係合させることができる。また、上部321の上端面には、プラスドライバD(図8参照)を係合させるドライバ係合溝321dが形成されている。
図6に示すように、後付け部材32は上部321とこれに一体の下部322からなっており、上部、下部共に断面正方形状に形成されており、上部には図示省略のスパナやモンキー等の回し具を係合させることができる。また、上部321の上端面には、プラスドライバD(図8参照)を係合させるドライバ係合溝321dが形成されている。
下部322がボルト2上端面の円形穴31に圧入嵌着されることで後付け部材32全体がボルト2に取り付けられ、ボルト上端部のボルト回し具係合部3が形成されている。
図2に示すように、後付け部材32の平面輪郭はボルト2の平面輪郭(断面積)内にあり、ボルト2を後述する被支持物品Wのボルト螺合部位(雌ねじ部)fsに螺合させるにつき支障のないものである。
図2に示すように、後付け部材32の平面輪郭はボルト2の平面輪郭(断面積)内にあり、ボルト2を後述する被支持物品Wのボルト螺合部位(雌ねじ部)fsに螺合させるにつき支障のないものである。
前記ボルト下端部23にもボルト回し具係合部4が形成されている。該係合部4は、該ボルト下端部に圧入嵌着された抜け止め部材24を含んでいる。抜け止め部材24は断面6角形状に形成されており、スパナ、ボックスレンチ等をこれに係合してボルト2を回し操作することができる。
また、ボルト回し具係合部4は、図3に示すように、ボルト下端部23の下端面231に形成された、プラスエアドライバAD(図7参照)を係合させるドライバ係合溝231を含んでいる。
また、ボルト回し具係合部4は、図3に示すように、ボルト下端部23の下端面231に形成された、プラスエアドライバAD(図7参照)を係合させるドライバ係合溝231を含んでいる。
この物品支持脚Aは、例えば図7、図8に示すように用いることができる。
すなわち、図7に示すように、例えば物品製造ラインに沿って図示省略のコンベア等により吊り下げられて搬送されてくる被支持物品Wのボルト螺合部位fsに対向させてボルト2を配置するとともに、エアドライバADをボルト下端部下面のドライバ係合溝231に係合させ、該エアドライバADを空気圧駆動にて回転させることでボルト2を回転させ、該ボルト2をボルト螺合部位fsに螺合させることで、簡単、容易に物品支持脚Aを物品Wに取り付けることができる。
すなわち、図7に示すように、例えば物品製造ラインに沿って図示省略のコンベア等により吊り下げられて搬送されてくる被支持物品Wのボルト螺合部位fsに対向させてボルト2を配置するとともに、エアドライバADをボルト下端部下面のドライバ係合溝231に係合させ、該エアドライバADを空気圧駆動にて回転させることでボルト2を回転させ、該ボルト2をボルト螺合部位fsに螺合させることで、簡単、容易に物品支持脚Aを物品Wに取り付けることができる。
この取り付け作業においては、ボルト2におけるボルト回し具係合部位22にスパナ、モンキー等の回し具を係合させてボルト2を回し操作することも可能であるが、吊り下げ搬送されてくる物品Wについてそのようなボルト回し操作を行うことは困難である。この点、ボルト下端部のドライバ係合溝231を利用して下方から簡単、容易にボルト2を回し操作することができる。
なお、抜け止め部材24にスパナ等を係合させてボルトを回し操作することも可能である。
なお、抜け止め部材24にスパナ等を係合させてボルトを回し操作することも可能である。
このようにして物品支持脚Aが取り付けられた物品Wは、図8に示すように、所定の物品支持基体(図示例では所定の物品設置床F)に該脚Aを介して設置されるのであるが、そのとき、床Fからの物品Wの高さ(さらに言えば、脚Aを取り付けた物品部位の高さ)を調整するためにボルト2を回し操作するとき、プラスドライバDをボルト上端部に形成されたボルト回し具係合部3の後付け部材32のドラバ係合溝321dに係合させて上方から簡単、容易に回し操作することができる。
このとき、ボルト2におけるボルト回し具係合部位22にスパナ、モンキー等の回し具を係合させてボルト2を回し操作することも可能であるが、多くの場合、その作業は作業者がしゃがみ込んで行わなければならず、その作業は困難であり、煩わしい。この点、ボルト上端部のドライバ係合溝321dを利用して上方から簡単、容易にボルト2を回し操作することができる。
なお、後付け部材32の上部321にスパナ、モンキー、ボックスレンチ等を係合させてボルトを回し操作することも可能である。
なお、後付け部材32の上部321にスパナ、モンキー、ボックスレンチ等を係合させてボルトを回し操作することも可能である。
物品支持脚Aにおけるボルト2のボルト径が少しぐらい変更されても、支障が無ければ、ボルト上端面の穴31の径や該穴に嵌着される後付け部材32は同じものを採用してもよく、そうすることで、ボルト上端部にボルト回し具係合部3を有するにも拘らずそれだけ安価に物品支持脚を提供できる利点もある。
ボルト2の上端面に直接、ドライバ係合溝や6角レンチ係合穴等を形成することも考えられるが、その形成作業は困難であるところ、ここでは、ボルト上端面には加工、形成が簡単、容易な形態の穴を設け、これに後付け部材を嵌着するようにしているので、ボルト上端部のボルト回し具係合部3をそれだけ簡単、容易に形成できる。
また、ボルト下端部のボルト回し具係合部4についても、係合部3におけると同様の後付け部材を利用して形成できるが、後付け部材がボルト台座1から突出しないようにボルト台座1を大形に形成しなければならないので、ここでは、係合部4については、ボルト下端面に直接ドライバ係合溝等を形成したり、ボルト抜け止め部材を回し具の係合が可能な形態としたりしている。
ボルト上端部のボルト回し具係合部3における後付け部材は前記のものに限定されない。例えば図9に示すようなものでもよい。図9(A)は後付け部材の他の例32’の側面図であり、図9(B)は同部材32’の平面図であり、図9(C)は同部材32’の底面図である。
図9に示すように、後付け部材32’ではその上部321’が断面6角形に形成されている。下部322’は後付け部材32と同様に断面正方形に形成されている。また、上部上端面には、ドライバ係合溝に代えて6角レンチを係合できる6角レンチ係合穴321d’が形成されている。
ボルト下端部のボルト回し具係合部4についても、前記のものに限定されない、例えば図10に示すようにボルト下端部23の下面にドライバ係合溝に代えて6角レンチ係合穴231’を形成してもよい。また、例えば図11に示すように、ボルト抜け止め部材24に代えて、ボルト下端部に取り外し可能に嵌めることができるC形弾性留め輪やE形弾性留め輪25を採用することも可能である。図10、図11はかかる物品支持脚B、Cの底面図である。
本発明に係る物品支持脚は、各種物品の支持に用いることができ、従来の同タイプの物品支持脚に設けられているようなボルト台座直上のボルト回し具係合部位に頼らなくてもボルト回し具によるボルト回し作業を行えることが望ましい状況下で有利に使用できる。
A 物品支持脚
1 ボルト台座
11 頂板部
111 ボルト通し孔
12 基台スカート部
10 下端が開口した中空部
2 ボルト
21 雄ねじ部
22 ボルト回し具係合部位
23 ボルト下端部
231 ドライバ係合溝
24 抜け止め部材
3 ボルト上端部のボルト回し具係合部
31 ボルト上端面の穴
32 後付け部材
321 上部
321d ドライバ係合溝
322 下部
4 ボルト下端部のボルト回し具係合部
W 被支持物品
fs ボルト螺合部位(雌ねじ部)
D プラスドライバ
AD プラスエアドライバ
F 物品設置床(物品支持基体の1例)
32’後付け部材
321’ 上部
321d’6角レンチ係合穴
322’ 下部
B 物品支持脚
231’ 6角レンチ係合穴
C 物品支持脚
25 弾性留め輪
1 ボルト台座
11 頂板部
111 ボルト通し孔
12 基台スカート部
10 下端が開口した中空部
2 ボルト
21 雄ねじ部
22 ボルト回し具係合部位
23 ボルト下端部
231 ドライバ係合溝
24 抜け止め部材
3 ボルト上端部のボルト回し具係合部
31 ボルト上端面の穴
32 後付け部材
321 上部
321d ドライバ係合溝
322 下部
4 ボルト下端部のボルト回し具係合部
W 被支持物品
fs ボルト螺合部位(雌ねじ部)
D プラスドライバ
AD プラスエアドライバ
F 物品設置床(物品支持基体の1例)
32’後付け部材
321’ 上部
321d’6角レンチ係合穴
322’ 下部
B 物品支持脚
231’ 6角レンチ係合穴
C 物品支持脚
25 弾性留め輪
Claims (8)
- 下端が開口した中空部を有するボルト台座にボルトがその下端部を該中空部へ突入させた状態で回転可能且つ抜け止め状態に立設され、該ボルトを被支持物品のボルト螺合部位に螺合させる一方、該ボルト台座を物品支持基体上に設置することで該物品を該物品支持基体上に支持する物品支持脚であって、該ボルトの上端部及び該ボルトのボルト台座中空部へ突入した下端部のうち少なくとも一方にボルト回し具係合部が形成されていることを特徴とする物品支持脚。
- 前記ボルトの上端部に前記ボルト回し具係合部が形成されており、該ボルト上端部に形成されたボルト回し具係合部は、該ボルトの上端面に形成された穴と、該ボルト上端面穴に嵌着された後付け部材とを含んでおり、該後付け部材は上部及びこれに連設された下部を有し、該上部がボルト回し具を係合させ得るように形成されており、該下部が該ボルト上端面の穴に圧入嵌着されている請求項1記載の物品支持脚。
- 前記後付け部材の上部は上端面にプラスドライバ及び(又は)マイナスドライバを係合させるドライバ係合溝を有している請求項2記載の物品支持脚。
- 前記後付け部材の上部は上端面に6角レンチ係合穴を有している請求項2記載の物品支持脚。
- 前記前記後付け部材の上部は断面多角形状に形成されている請求項2、3又は4記載の物品支持脚。
- 前記ボルトの下端部に前記ボルト回し具係合部が形成されており、該ボルト下端部に形成されたボルト回し具係合部は、該ボルト下端面に形成されたプラスドライバ及び(又は)マイナスドライバを係合させるドライバ係合溝を含んでいる請求項1から5のいずれかに記載の物品支持脚。
- 前記ボルトの下端部に前記ボルト回し具係合部が形成されており、該ボルト下端部に形成されたボルト回し具係合部は、該ボルト下端面に形成された6角レンチ係合穴を含んでいる請求項1から5のいずれかに記載の物品支持脚。
- 前記ボルトの下端部に前記ボルト回し具係合部が形成されており、前記ボルト下端部に抜け止め部材が嵌着されることで該ボルトが前記ボルト台座から抜け止め状態におかれており、該抜け止め部材は断面輪郭多角形に形成されており、前記ボルト下端部のボルト回し具係合部は該断面輪郭多角形に形成された抜け止め部材を含んでいる請求項2から7のいずれかに記載の物品支持脚。
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Publication Number | Publication Date |
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- 2004-08-04 JP JP2004227519A patent/JP2006046475A/ja active Pending
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