JP3231464U - 脚ベースの関節構造 - Google Patents

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【課題】脚ベースの角度を調整することにより、平たんでない支持面に載置できるようにし、機械又は設備のバランスをとることができる、脚ベースの関節構造を提供する。【解決手段】脚ベースの関節構造は、1本の支持杆20、1つのベース30及び1つの係合部材13を備える。支持杆20は、1つのボール部27を有する。ベース30は、支持杆のボール部を受ける1つの凹部33を有し、凹部の開口に隣接した箇所に1本の溝34が形成される。係合部材13は、溝に配設され、ボール部が開口を介して凹部から外れることを防ぎ、ボール部は、ベースに干渉せずに転動可能である。支持杆20は、互いに接続された1つの雄ねじ部23及び1つの非ねじ部24を有する。ボール部は、非ねじ部の一部である。【選択図】図1

Description

本考案は、所定の高さに支持する分野に関し、特に、脚ベースの関節構造に関する。
従来、脚ベースは、機械又は設備の底部に設置される。脚ベースは、機械又は設備を支持し、例えば、地面又は床などの支持面上に載置される。
しかし、支持面が平坦でない場合、機械又は設備が傾き、ワークピースの精度が下がり、製品の品質に影響を与えてしまうことがあった。そのため、一部の脚ベースは、高さを調整することにより、全体の水平状態を調整し、機械又は設備を平たんでない支持面に適応させ、バランスをとっていた。
このことに鑑み、本考案者は多大な労力をかけて脚ベースを研究・開発し、既に一定の成果を得て、台湾において、例えば台湾実用新案公告第M587718号公報(特許文献1)のような実用新案登録を受けている。
台湾実用新案公告第M587718号公報
本考案の目的は、脚ベースの角度を調整することにより、平たんでない支持面に載置することができるようにする上、機械又は設備のバランスをとることができる、脚ベースの関節構造を提供することにある。
こうした現状に鑑み、本考案者は鋭意研究を重ねた結果、従来技術の問題点を改善し、本考案を完成させたものであり、上記課題を解決するために、本考案の第1の形態によれば、1本の支持杆(20)、1つのベース(30)及び1つの係合部材(13)を備えた、脚ベースの関節構造であって、前記支持杆(20)は、1つのボール部(27)を有し、前記ベース(30)は、前記支持杆(20)の前記ボール部(27)を受ける1つの凹部(33)を有し、前記凹部(33)の開口に隣接した箇所には1本の溝(34)が形成され、前記係合部材(13)は、前記溝(34)に配設され、前記ボール部(27)が開口を介して前記凹部(33)から外れることを防ぎながら、前記ボール部(27)は、前記ベース(30)に干渉せずに転動可能であることを特徴とする、脚ベースの関節構造を提供する。
前記支持杆(20)は、互いに接続された1つの雄ねじ部(23)及び1つの非ねじ部(24)を有し、前記ボール部(27)は、前記非ねじ部(24)の一部であることが好ましい。
前記非ねじ部(24)は、前記雄ねじ部(23)に接続された1つの円柱(25)を有することが好ましい。
前記非ねじ部(24)は、1つの六角部(26)を有し、前記円柱(25)は、前記雄ねじ部(23)及び前記六角部(26)を一体化し、前記ボール部(27)の直径は、前記六角部(26)の対角距離より小さいことが好ましい。
前記非ねじ部(24)は、前記六角部(26)と前記ボール部(27)とを接続する首部(28)を有することが好ましい。
前記首部(28)の直径は、前記ボール部(27)の直径より小さいことが好ましい。
前記係合部材(13)はCリングであることが好ましい。
本考案の脚ベースの関節構造は、係合部材によりボール部をベースの凹部に結合させて関節構造を構成し、関節構造により脚ベースの角度を調整することにより、平たんでない支持面に載置できるようにし、機械又は設備のバランスをとることができる。
図1は、本考案の一実施形態に係る脚ベースの関節構造を示す分解斜視図である。 図2は、本考案の一実施形態に係る脚ベースの関節構造を組立てた状態を示す斜視図である。 図3は、本考案の一実施形態に係る脚ベースの関節構造を組立てた状態を示す断面図である。 図4は、本考案の一実施形態に係る脚ベースの関節構造の使用状態の断面図である。
以下、本考案の実施形態について図に基づいて説明する。なお、これによって本考案が限定されるものではない。
図1を参照する。本考案の一実施形態に係る脚ベースの関節構造は、1つの係合部材13、1本の支持杆20及び1つのベース30から構成された脚ベース10を備える。詳細には、支持杆20及びベース30が係合部材13を介して結合され、脚ベース10が構成される。
図1を参照する。図1に示すように、本考案の一実施形態に係る脚ベースの関節構造の支持杆20の両端は、接続端21及び結合端22に成形される。接続端21には、雄ねじ部23が延設され、非ねじ部24を介して結合端22に至るまで延びる。上述した非ねじ部24は、1つの円柱25、1つの六角部26、1つのボール部27及び1つの首部28を含む(図3を参照する)。雄ねじ部23と六角部26とは、円柱25を介して接続され、一体化される。六角部26は、首部28を介してボール部27に接続され、ボール部27の球面中央部は支持杆20の結合端22として用いられる。首部28の直径は、ボール部27の直径より小さい。ボール部27の直径は、六角部26の対角距離より小さい。
ベース30には、軸心方向で1つの凹部33が上面31から底面32に向かって延びて所定の深さが形成されている。ベース30の上面31の中央部には、凹部33の開口が形成されている。ベース30には、周面35が囲むように形成されている(図3を参照する)。周面35は、凹部33の深い箇所に位置する1つの円錐面36に接続され(図3を参照する)、円錐面36により、凹部33を閉止する底面が形成されている。周面35の直径は、ボール部27の直径より大きい。周面35の凹部33の開口に隣接した箇所には、溝34が形成される。溝34の直径は、凹部33の直径より大きい。
図2及び図3を参照する。図2及び図3に示すように、本実施形態に係る係合部材13はCリングである。Cリングは、径が絞られ、開口から凹部33中に挿入される。係合部材13は、溝34に挿入されると直径が元に戻る。ベース30に囲むように形成された溝34の壁により、係合部材13が凹部33の底面に落下することを防ぐ。
実際に結合するときは、支持杆20の結合端22を、ベース30の凹部33に挿入し、係合部材13により1つの関節構造を組立てる。ボール部27は、凹部33の開口に挿通される。係合部材13の内側の直径は、ボール部27の直径より小さい。ボール部27は、係合部材13の直径を広げながらベース30に押し込まれる。ボール部27が凹部33の底面に移動すると、係合部材13が元の直径に戻るため、ボール部27が開口を介して凹部33から外れることを防ぎながら、ベース30に干渉せずにボール部27が転動可能である。
そのため、支持杆20の接続端21は、1つのナット11に挿通される。ナット11の1つの雌ねじ穴12は、雄ねじ部23に螺接され、脚ベース10が1つの機械又は設備の底部に取付けられる(図示せず)。必要に応じて、六角部26に1つの工具(例えば開口スパナ)を装着し、ナット11を雄ねじ部23と組み合わせて脚ベース10の取付け作業を行ってもよい。
ボール部27が凹部33の円錐面36に接触されるため、関節構造は重力により支持杆20をベース30に対して垂直に立設させることができる。このとき首部28が六角部26を支持し、ベース30の上面31に対して一定の距離が保持され、ベース30の底面32が大きめの面積を有するため、機械又は設備を地面又は床などの支持面上に安定的に載置させることができる。
図4に示すように、本実施形態に係る脚ベースの関節構造は、支持杆20を角度14で揺動させることができるため、ベース30が傾いていても、機械又は設備を平たんでない支持面に適応させてバランスをとることができる。
一般に、六角部26がベース30の上面31に接触されたときのベース30に対して支持杆20が傾く角度14は、関節構造の最大角度を表す。
当該分野の技術を熟知するものが理解できるように、本考案の好適な実施形態を前述の通り開示したが、これらは決して本考案を限定するものではない。本考案の主旨と領域を逸脱しない範囲内で各種の変更や修正を加えることができる。従って、本考案の実用新案登録請求の範囲は、このような変更や修正を含めて広く解釈されるべきである。
10 脚ベース
11 ナット
12 雌ねじ穴
13 係合部材
14 角度
20 支持杆
21 接続端
22 結合端
23 雄ねじ部
24 非ねじ部
25 円柱
26 六角部
27 ボール部
28 首部
30 ベース
31 上面
32 底面
33 凹部
34 溝
35 周面
36 円錐面

Claims (7)

  1. 1本の支持杆(20)、1つのベース(30)及び1つの係合部材(13)を備えた、脚ベースの関節構造であって、
    前記支持杆(20)は、1つのボール部(27)を有し、
    前記ベース(30)は、前記支持杆(20)の前記ボール部(27)を受ける1つの凹部(33)を有し、前記凹部(33)の開口に隣接した箇所には1本の溝(34)が形成され、
    前記係合部材(13)は、前記溝(34)に配設され、前記ボール部(27)が開口を介して前記凹部(33)から外れることを防ぎながら、前記ボール部(27)は、前記ベース(30)に干渉せずに転動可能であることを特徴とする、脚ベースの関節構造。
  2. 前記支持杆(20)は、互いに接続された1つの雄ねじ部(23)及び1つの非ねじ部(24)を有し、
    前記ボール部(27)は、前記非ねじ部(24)の一部であることを特徴とする請求項1に記載の脚ベースの関節構造。
  3. 前記非ねじ部(24)は、前記雄ねじ部(23)に接続された1つの円柱(25)を有することを特徴とする請求項2に記載の脚ベースの関節構造。
  4. 前記非ねじ部(24)は、1つの六角部(26)を有し、
    前記円柱(25)は、前記雄ねじ部(23)及び前記六角部(26)を一体化し、
    前記ボール部(27)の直径は、前記六角部(26)の対角距離より小さいことを特徴とする請求項3に記載の脚ベースの関節構造。
  5. 前記非ねじ部(24)は、前記六角部(26)と前記ボール部(27)とを接続する首部(28)を有することを特徴とする請求項4に記載の脚ベースの関節構造。
  6. 前記首部(28)の直径は、前記ボール部(27)の直径より小さいことを特徴とする請求項5に記載の脚ベースの関節構造。
  7. 前記係合部材(13)はCリングであることを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の脚ベースの関節構造。
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