JP6234897B2 - 室外機用の据付台 - Google Patents
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Description
外壁面タイプの主要構成部品は、外壁面に取り付けられるアングル材と、このアングル材に取り付けられるアームとがあり、アームは外壁面に対して略直交方向に突出するようになっている。
室外機は重量物であるので、室外機が据え付けられたアームは手前側に変形して僅かに傾斜するという問題がある。
かかる問題を解消するために、本願出願人は、特許第2943131号を創案した。この特許第2943131号は『壁面等の鉛直面に沿って取付けられるベース部から壁面に直角な方向に突出し、壁面に平行な水平方向に間隔をあけて並列した一対の片持ち式フレームによりエアコン室外機を支持する片持ち式エアコン据付け台において、各フレームの先端部の高さを独立に調節するレベル調節機構を設け、該レベル調節機構として、各フレームの先端部または中央部に上端部が連結され、下端部がフレームより下のベース部に連結された一対の斜材により各フレームを支持し、且つ、前記フレームに直角な横軸により前記斜材の上端部にブラケットを軸支結合すると共に、前記横軸に平行な横軸により前記ブラケットのフレーム基端側部分を前記フレームに軸支結合し、前記ブラケットのフレーム先端側部分に取付けたナットにねじ込まれた縦方向のボルトによりフレームを下方から支持したことを特徴とする片持ち式エアコン据付け台。』である。
例えば、台風等の強風によって室外機ごと上方向に煽られると、据付台が破壊されるおそれもある。
また、このアングル材200は、前記底面部220に等間隔で複数の長孔221が開設されている。アングル材200は、この長孔221を利用して外壁面に上下二段に平行に取り付けられる。
中央の開口部が第2の縦稈側開口部321Bであり、この第2の縦稈側開口部321Bは長孔状に設定されている。
また、この第2の縦稈側開口部321Bの上方には、第1の縦稈側開口部321Aが開設されている。また、第2の縦稈側開口部321Bの下方にも前記第1の縦稈側開口部321Cが開設されている。この上側の第1の縦稈側開口部321Aと下側の縦稈側開口部321Aとは、第2の縦稈側開口部321Bを挟んで対称の位置、すなわち第2の縦稈側開口部321Bを挟んで等距離にあることになる。
この下側の第2の縦稈側開口部321Bは、縦稈300を図1や図8に示すものとは逆さ向きに使用する場合、すなわち図7に示すような状態で使用する場合のものである。
縦稈300は上下を入れ換えて使用することができるので、室外機用の据付台1000が設置される周囲のスペースや環境に応じて室外機の設置位置、設置高さを適宜変更することができるので便利である。
なお、調整ボルト550に螺合されるものは、螺合した後には調整ボルト550から抜けることがないいわゆる抜け止め加工が施された抜け止め用ナットであれば、Uボルト560に限定されることはなく、他の抜け止め用ナットであってもよいことはいうまでもない。
このスライド式ボルト100は、図4に示すように、本体部110と、この本体部110に立設されたボルト部120とから構成されている。
前記本体部110は、鋼板を折曲形成したものであり、略平行四辺形の中央片と、この中央片111の各辺から直交方向に折曲された2種類4つの折曲片とが一体に形成されている。
短折曲片の幅寸法は、スライド式ボルト100をアングル材200に嵌め込むと、短折曲片はアングル材200の底面部220に、中央片はアングル材200の前縁部230の裏面にそれぞれ接触するように設定されている。一方、長折曲片は、アングル材200の底面部220には接触しないように設定されている。短折曲片のみならず長折曲片まで底面部220に接触して、スライド式ボルト100のアングル材200内でのスムーズなスライドが阻害されないようにするためである。
これで本体部110にボルト部120が立設したスライド式ボルト100となる。
なお、ボルト部120の本体部110への固定は、ナット部122による固定以外の固定方法、例えば溶接等であってもかまわない。
この状態にあるスライド式ボルト100はアングル材200の内側で自由にスライドさせることができる。
しかし、一定以上の力を加えると板バネ部113が内側に撓んで、板バネ部113の間の寸法が、前記内側幅寸法Wより小さくなるので、スライド式ボルト100は回動させることができるようになる。
なお、この室外機用の据付台1000においては、必ずスライド式ボルト100を使用しなければならないわけではない。アングル材200に縦稈300を取り付ける方法は他のものであってもかまわない。
なお、このアーム400の先端には、軟質性素材からなる保護キャップ440が取り付けられる。
なお、この調整部材500は、縦稈300の内側に入り込むことができ、しかも入り込んだ状態では回転することができないサイズに設定されている。
まず、外壁面に一対のアングル材200を上下二段に平行に適宜な方法で取り付ける。
このアングル材200にスライド式ボルト100を取り付ける。1つのアングル材200に2つのスライド式ボルト100を取り付けるので、全体には4つのスライド式ボルト100が必要になる。
縦稈300の手前側から調整ボルト用挿通孔312に調整ボルト550の軸部551を挿通させ、軸部当該軸部にUナット560を螺合させる。これで、調整ボルト550は、調整ボルト用挿通孔312内で回動可能であるが、抜けることがない状態で縦稈300に取り付けられる。
調整部材500の調整部材側開口部521が、縦稈300の第2のアーム側開口部321Bに重なるような状態で縦稈300の奥側から調整部材500を入れ込む。
そして、当該調整部材500の調整ボルト用雌ねじ部511Aに調整ボルト550を螺合させる。
スライド式ボルト100の軸部121を縦稈300の縦稈側開口部311に挿入し、この縦稈側開口部311にナット150を螺合させることで、縦稈300がアングル材200に取り付けられる。
アーム400の第1のアーム側開口部421Aと縦稈300の第1の縦稈側開口部321Aとを一致させるとともに、アーム400の第2のアーム側開口部421Bと縦稈300の第2の縦稈側開口部321Bとを一致させる。
すると、アーム400の第2のアーム側開口部421Bと縦稈300の第2の縦稈側開口部321Bとは、調整部材500の調整部材側開口部521とも重なることになる。
この状態で、第1のアーム側開口部421Aと第1の縦稈側開口部321Aとには第1のボルト450Aを、第2のアーム側開口部421Bと第2の縦稈側開口部321Bと調整部材側開口部521とには第2のボルト450Bをそれぞれ挿通させる。
そして、第1のボルト450Aと第2のボルト450Bに、ナット460を螺合させる。
なお、アーム400の絶縁ゴム430は必要に応じて取り付ける。
これで、室外機用の据付台1000が一応完成する。
調整ボルト550を回動させて、軸部551のナット511の調整ボルト用雌ねじ部511Aに対する螺合状態を変更することでアーム400の角度調整を行う。
調整ボルト500が最も深く調整部材300に螺合している状態、すなわち図5で示す状態であれば、第2のアーム側開口部421Bと調整部材側開口部521とは重なった状態で、長孔状の第2の縦稈側開口部321Bの手前側縁部に一致する。
すなわち、上側調整ボルト500の調整部材300への螺合状態を深くすれば、調整部材500は縦稈300の手前へと移動するので、第2のアーム側開口部421Bと第2の縦稈側開口部321Bと調整部材側開口部521とに挿通されている第2のボルト450Bは長孔状の第2の縦稈側開口部321Bの手前縁部方向へと移動する。
そして、アーム400の角度の調整(変化)は、第1のアーム側開口部421A及び第1の縦稈側開口部321Aとを中心としてアーム400が円弧状に動くことで行われるので、アーム400は手前に向かって上向きの角度となる。
なお、室外機用の据付台1000には2つのアーム400があるが、室外機は左右の重量差があるので、それぞれのアーム400に加わる荷重は異なる。従って、各アーム400は加わる荷重に応じて角度を調整するものとする。
もし、Uナット560に相当するものがない場合、調整ボルト550は、調整部材500と縦稈300の内側面との間の隙間分(図6のS参照)だけ外側に向かって移動することができるので、アーム400に上向きの力が加えられると、アーム400は上方向へと移動する。
また、同様に、アーム400の第2のアーム側開口部421Bの方が、縦稈300の第2の縦稈側開口部321B(短径側)より径大に、調整部材500の調整部材側開口部521より径大に記載されているが、これは作図の都合上のものであり、実際にはほぼ同径となっている。
300 縦稈
400 アーム
500 調整部材
550 調整ボルト
560 抜け止め用のナット
Claims (4)
- 壁面等に固定されるアングル材と、このアングル材に取り付けられる一対の縦稈と、この縦稈に対して略直交方向に突出して取り付けられる一対のアームと、前記縦稈の内部にあって、縦稈の正面からの調整ボルトと螺合すべく調整ボルト用雌ねじ部が開設され、この調整ボルトと調整ボルト用雌ねじ部との螺合具合によって前記アームの縦稈に対する角度を調整する調整部材とを具備しており、前記アームの基端側側面には上側に位置する第1のアーム側開口部と、これより下側に位置する第2のアーム側開口部とがそれぞれ開設され、前記縦稈の側面には、前記第1のアーム側開口部と対応した第1の縦稈側開口部と、前記第2のアーム側開口部と対応した長孔状の第2の縦稈側開口部とがそれぞれ開設され、前記調整部材の側面には、前記第2のアーム側開口部及び第2の型稈側開口部と対応した調整部材側開口部が開設されており、前記第1のアーム側開口部と前記第1の縦稈側開口部とを一致させた状態で第1のボルトを挿通させるとともに、第前記2のアーム側開口部と前記第2の縦稈側開口部と調整部材側開口部とを一致させた状態で第2のボルトを挿通させてアームを縦稈に取り付けた状態で、前記調整ボルトの螺合具合を変動させて調整部材を変位させることで前記第1のボルトを中心としてアームの縦稈に対する角度が調整され、かつ前記調整ボルトには縦稈の内側において抜け止め用のナットが螺合されていることを特徴とする室外機用の据付台。
- 前記抜け止め用のナットは、Uナットであることを特徴とする請求項1記載の室外機用の据付台。
- 前記第2の縦稈側開口部の手前側縁部は第1の縦稈側開口部の手前側縁部と同一垂線上にあり、第2の縦稈側開口部の奥側縁部は第1の縦稈側開口部の奥側縁部より奥側に位置していることを特徴とする請求項1又は2記載の室外機用の据付台。
- 前記縦稈の側面には、第2の縦稈側開口部を挟んで等距離にある2つの第1の縦稈側開口部が開設されていることを特徴とする請求項1、2又は3記載の室外機用の据付台。
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