JP2546735Y2 - ルームエアコンの屋外機の壁面取付装置 - Google Patents
ルームエアコンの屋外機の壁面取付装置Info
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- JP2546735Y2 JP2546735Y2 JP1992027399U JP2739992U JP2546735Y2 JP 2546735 Y2 JP2546735 Y2 JP 2546735Y2 JP 1992027399 U JP1992027399 U JP 1992027399U JP 2739992 U JP2739992 U JP 2739992U JP 2546735 Y2 JP2546735 Y2 JP 2546735Y2
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- hanging
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- outdoor unit
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は分離型ルームエアコンの
屋外機を建物の壁面に取り付ける壁面取付装置に係るも
のである。
屋外機を建物の壁面に取り付ける壁面取付装置に係るも
のである。
【0002】
【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】現在1
0社以上のルームエアコンメーカがルームエアコンを製
造しており、屋外機の形状や寸法も多種にわたってい
る。
0社以上のルームエアコンメーカがルームエアコンを製
造しており、屋外機の形状や寸法も多種にわたってい
る。
【0003】そのため、種々のタイプの屋外機の壁面取
付装置が販売され使用されてきたが、構造が複雑であっ
たり加工がむずかしいものが多い。
付装置が販売され使用されてきたが、構造が複雑であっ
たり加工がむずかしいものが多い。
【0004】また、屋外機を壁面に取り付ける際、屋外
機が壁面に水平に取り付けられるよう壁面取付装置の垂
設体の下部に螺孔を設け、この螺孔に調節螺子体を螺合
して屋外機の水平度を調節しているが、この垂設体に設
ける螺孔は、図5のように薄板材をプレスで前方に膨出
させ、この膨出孔にタップで螺孔をあけていたが、この
螺孔の肉厚は原材の薄板の厚さより更に薄くなり、また
壁面取付装置が風雨にさらされることで、取付け後、損
傷して折角の機能を発揮できないことが多い。上記問題
を解決するため、当該部にナット等を溶接する方法が考
えられるが、垂設体は耐候性の面より亜鉛引き鋼が使用
されているので、溶接による表面の変色が著しく商品価
値を低下させるため現在殆ど採用されていない。
機が壁面に水平に取り付けられるよう壁面取付装置の垂
設体の下部に螺孔を設け、この螺孔に調節螺子体を螺合
して屋外機の水平度を調節しているが、この垂設体に設
ける螺孔は、図5のように薄板材をプレスで前方に膨出
させ、この膨出孔にタップで螺孔をあけていたが、この
螺孔の肉厚は原材の薄板の厚さより更に薄くなり、また
壁面取付装置が風雨にさらされることで、取付け後、損
傷して折角の機能を発揮できないことが多い。上記問題
を解決するため、当該部にナット等を溶接する方法が考
えられるが、垂設体は耐候性の面より亜鉛引き鋼が使用
されているので、溶接による表面の変色が著しく商品価
値を低下させるため現在殆ど採用されていない。
【0005】本考案は上記問題を解決し、簡単な構造で
ありながら強固に屋外機を建物の壁面に柔軟に対応して
取り付けることが可能で、しかも屋外機の水平度を調節
する垂設体の螺孔が長い年月にわたり機能し、万一損傷
しても当該部を取り替えることにより簡単に機能を回復
できるルームエアコンの屋外機の壁面取付装置を提供す
るものである。
ありながら強固に屋外機を建物の壁面に柔軟に対応して
取り付けることが可能で、しかも屋外機の水平度を調節
する垂設体の螺孔が長い年月にわたり機能し、万一損傷
しても当該部を取り替えることにより簡単に機能を回復
できるルームエアコンの屋外機の壁面取付装置を提供す
るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本考
案の要旨を説明する。
案の要旨を説明する。
【0007】長くて薄い金属板の上半分に一定の間隔を
置いて長孔2’・2’・2’を横設した基板2の下縁に
前方に突設した突設板3を連設し、この突設板3の突設
部を上方に折曲して掛止板4を設けた係止掛板1と,上
板6に前後方向に取付長孔6’・6’を穿設し、上板6
の両端縁7を下方に折り曲げ成形した一対の腕体5と,
垂設板9の左右縁10・10を前方に突設して前記腕体5の
両端縁7・7に係合被嵌するよう折り曲げ成形し、垂設
板9の上端後側に突設した係合片11の左右に前記掛止板
4に係合する係合溝12を介在して前記基板2と掛止板4
間に係合嵌入する係合垂片13を垂設し且つこの係合垂片
13の垂設下端を突設板3の上面に当接せしめた一対の垂
設体8とよりなり、前記垂設体8の下部8’の左右縁10
・10間に腕体5の基部5’を嵌入して両端縁7の基部端
面を垂設板10に当接させて固定螺子杆14により腕体5を
垂設体8にL型形状に止着し、この腕体5を突設した垂
設体8の係合溝12を所定の間隔を置いて掛止板4に左右
並列状態に被嵌し、前記垂設体8の上端に垂設体8を掛
止板4に押圧係止する係止螺子ボルト15を設けたことを
特徴とするルームエアコンの屋外機の壁面取付装置に係
るものである。
置いて長孔2’・2’・2’を横設した基板2の下縁に
前方に突設した突設板3を連設し、この突設板3の突設
部を上方に折曲して掛止板4を設けた係止掛板1と,上
板6に前後方向に取付長孔6’・6’を穿設し、上板6
の両端縁7を下方に折り曲げ成形した一対の腕体5と,
垂設板9の左右縁10・10を前方に突設して前記腕体5の
両端縁7・7に係合被嵌するよう折り曲げ成形し、垂設
板9の上端後側に突設した係合片11の左右に前記掛止板
4に係合する係合溝12を介在して前記基板2と掛止板4
間に係合嵌入する係合垂片13を垂設し且つこの係合垂片
13の垂設下端を突設板3の上面に当接せしめた一対の垂
設体8とよりなり、前記垂設体8の下部8’の左右縁10
・10間に腕体5の基部5’を嵌入して両端縁7の基部端
面を垂設板10に当接させて固定螺子杆14により腕体5を
垂設体8にL型形状に止着し、この腕体5を突設した垂
設体8の係合溝12を所定の間隔を置いて掛止板4に左右
並列状態に被嵌し、前記垂設体8の上端に垂設体8を掛
止板4に押圧係止する係止螺子ボルト15を設けたことを
特徴とするルームエアコンの屋外機の壁面取付装置に係
るものである。
【0008】また、前記垂設体8の下部8’に、垂設板
9の断面形状に合ったやや肉厚のボルト受板16を被嵌
し、ボルト受板16に螺孔17を設け、この螺孔17に腕体5
の水平度を調節する頭部に壁面当接用平坦部20を形成し
た調節螺子体18を螺合し、この調節螺子体18の螺子杆部
18’にナット19を螺着して腕体5の基部5’と垂設体8
の下部8’とボルト受板16とを一体に固定したことを特
徴とする請求項1記載のルームエアコンの屋外機の壁面
取付装置に係るものである。
9の断面形状に合ったやや肉厚のボルト受板16を被嵌
し、ボルト受板16に螺孔17を設け、この螺孔17に腕体5
の水平度を調節する頭部に壁面当接用平坦部20を形成し
た調節螺子体18を螺合し、この調節螺子体18の螺子杆部
18’にナット19を螺着して腕体5の基部5’と垂設体8
の下部8’とボルト受板16とを一体に固定したことを特
徴とする請求項1記載のルームエアコンの屋外機の壁面
取付装置に係るものである。
【0009】
【作用】請求項1記載の作用について説明する。
【0010】係止掛板1の長孔2’・2’・2’に木ネ
ジを差し込み係止掛板1を建屋の壁面aの適所に止着
し、夫々の垂設体8の下部8’の左右縁10・10間に腕体
5の基部5’の両端縁7を係合嵌入すると、腕体5の基
部5端が垂設体8の垂設板9に直角に当接するので固定
螺子杆14により夫々の腕体5を垂設体8にL型形状に止
着し、この腕体5の取付長孔6’を屋外機bの基台の取
付け孔巾に合わせて左右一対の垂設体8を所定の間隔を
置いて係合溝12により掛止板4に左右並列状態に被嵌す
ると、左右の係合垂片13が基板2と掛止板4内に嵌入係
止し係合垂片13の垂設下端が突設板3の上面に当接して
垂設体8か係止掛板1にしっかりと保持されるので係止
螺子ボルト15で垂設体8を掛止板4に押圧固定する。
ジを差し込み係止掛板1を建屋の壁面aの適所に止着
し、夫々の垂設体8の下部8’の左右縁10・10間に腕体
5の基部5’の両端縁7を係合嵌入すると、腕体5の基
部5端が垂設体8の垂設板9に直角に当接するので固定
螺子杆14により夫々の腕体5を垂設体8にL型形状に止
着し、この腕体5の取付長孔6’を屋外機bの基台の取
付け孔巾に合わせて左右一対の垂設体8を所定の間隔を
置いて係合溝12により掛止板4に左右並列状態に被嵌す
ると、左右の係合垂片13が基板2と掛止板4内に嵌入係
止し係合垂片13の垂設下端が突設板3の上面に当接して
垂設体8か係止掛板1にしっかりと保持されるので係止
螺子ボルト15で垂設体8を掛止板4に押圧固定する。
【0011】屋外機bの基台の取付け孔と腕体5の上板
6の取付長孔6’をボルトで止着し、屋外機bを建屋の
壁面aに取付ける。
6の取付長孔6’をボルトで止着し、屋外機bを建屋の
壁面aに取付ける。
【0012】請求項2の作用について説明する。
【0013】垂設体8の下部8’にやや板厚のボルト受
板16を被嵌し、ボルト受板16の螺孔17に調節螺子体18の
螺子杆部18’を螺合し、調節螺子体18を回転すると、調
節螺子体18の頭部の壁面当接用平坦部20が前後に移動
し、腕体5の先端が垂設体8の上部の係合溝12を支点と
して上下に移動するので、腕体5が水平になるよう調節
螺子体18により調節し、この調節螺子体18の螺子杆部1
8’にナット19を螺着して腕体5の基部5’と垂設体8
の下部8’とボルト受板16とを一体に固定する。
板16を被嵌し、ボルト受板16の螺孔17に調節螺子体18の
螺子杆部18’を螺合し、調節螺子体18を回転すると、調
節螺子体18の頭部の壁面当接用平坦部20が前後に移動
し、腕体5の先端が垂設体8の上部の係合溝12を支点と
して上下に移動するので、腕体5が水平になるよう調節
螺子体18により調節し、この調節螺子体18の螺子杆部1
8’にナット19を螺着して腕体5の基部5’と垂設体8
の下部8’とボルト受板16とを一体に固定する。
【0014】
【実施例】図面は本考案の好適な一実施例を図示したも
のである。
のである。
【0015】請求項1記載の実施例について説明する。
【0016】長くて薄い金属板の上半分に一定の間隔を
置いて長孔2’・2’・2’を横設した基板2の下縁に
前方に突設した突設板3を連設し、この突設板3の突設
部を上方に折曲して掛止板4を設けた係止掛板1を成形
する。
置いて長孔2’・2’・2’を横設した基板2の下縁に
前方に突設した突設板3を連設し、この突設板3の突設
部を上方に折曲して掛止板4を設けた係止掛板1を成形
する。
【0017】夫々の上板6の前後方向に屋外機bの基台
の取付孔を止着する取付長孔6’・6’を穿設し、上板
6の両端縁7を下方に折り曲げ、上板6の延設基部を下
方に直角に折り曲げて垂設片5”を形成し、この垂設片
5”の左右縁を両端縁7の端部に溶接して腕体5を成形
し、腕体5の基部5’上方寄りに固定螺子杆14の嵌入す
る嵌入孔を穿孔する。
の取付孔を止着する取付長孔6’・6’を穿設し、上板
6の両端縁7を下方に折り曲げ、上板6の延設基部を下
方に直角に折り曲げて垂設片5”を形成し、この垂設片
5”の左右縁を両端縁7の端部に溶接して腕体5を成形
し、腕体5の基部5’上方寄りに固定螺子杆14の嵌入す
る嵌入孔を穿孔する。
【0018】垂設板9の左右縁10・10を前記腕体5の基
部5’の垂設片5”が垂設板9上に重合状態に重なり左
右縁10・10内に腕体5の両端縁7が丁度嵌入するよう左
右縁10・10を前方に折り曲げ、垂設板9の上端後側に突
設した係合片11の左右に、掛止板4に係合する係合溝12
を介在して係合垂片13を設け、この係合垂片13の巾を前
記係止掛板1の基板2・掛止板4間に丁度嵌入するよう
に設け、掛止板4に係合溝12を被嵌したとき係合垂片13
の下端が突設板3の上面に当接するよう設ける。
部5’の垂設片5”が垂設板9上に重合状態に重なり左
右縁10・10内に腕体5の両端縁7が丁度嵌入するよう左
右縁10・10を前方に折り曲げ、垂設板9の上端後側に突
設した係合片11の左右に、掛止板4に係合する係合溝12
を介在して係合垂片13を設け、この係合垂片13の巾を前
記係止掛板1の基板2・掛止板4間に丁度嵌入するよう
に設け、掛止板4に係合溝12を被嵌したとき係合垂片13
の下端が突設板3の上面に当接するよう設ける。
【0019】壁面a上の適所に係止掛板1の長孔2’・
2’・2’に木ネジを差し込み係止掛板1を水平に止着
し、夫々の垂設板9の下部に夫々の腕体5の基部5’を
差し込みL型形状に組み付けると、前記のように垂設板
9上に腕体5の垂設片5”が重合状態に重なり、左右縁
10・10内に両端縁7が丁度嵌入するので、固定螺子杆14
により両者をしっかりと固定する。
2’・2’に木ネジを差し込み係止掛板1を水平に止着
し、夫々の垂設板9の下部に夫々の腕体5の基部5’を
差し込みL型形状に組み付けると、前記のように垂設板
9上に腕体5の垂設片5”が重合状態に重なり、左右縁
10・10内に両端縁7が丁度嵌入するので、固定螺子杆14
により両者をしっかりと固定する。
【0020】尚、図中符号21は固定螺子杆14の締付によ
り左右縁10・10の変形を防止するスペーサである。
り左右縁10・10の変形を防止するスペーサである。
【0021】左右の腕体5の取付長孔6’を屋外機bの
基台の取付孔巾寸法に合わせて左右一対の垂設体8を所
定の間隔を置いて係合溝12により掛止板4に左右並列状
態に被嵌すると、係合垂片13が係止掛板1の基板2・掛
止板4間に丁度嵌合し、係合垂片13の垂設下端が突設板
3の上面に当接してしっかりと保持されるので、係止螺
子ボルト15で垂設体8を掛止板4に押圧固定する。
基台の取付孔巾寸法に合わせて左右一対の垂設体8を所
定の間隔を置いて係合溝12により掛止板4に左右並列状
態に被嵌すると、係合垂片13が係止掛板1の基板2・掛
止板4間に丁度嵌合し、係合垂片13の垂設下端が突設板
3の上面に当接してしっかりと保持されるので、係止螺
子ボルト15で垂設体8を掛止板4に押圧固定する。
【0022】屋外機bの基台の取付け孔と腕体5の上板
6の取付長孔6’を絶縁性弾性体で成形した支承体22を
介してボルトで止着し、屋外機bを建屋の壁面aに取り
付ける。
6の取付長孔6’を絶縁性弾性体で成形した支承体22を
介してボルトで止着し、屋外機bを建屋の壁面aに取り
付ける。
【0023】請求項2の実施例について説明する。
【0024】垂設体8の下部8’に垂設板9の断面形状
に合ったやや肉厚のボルト受板16を被嵌し、このボルト
受板16の中央部を図3のようにプレスで前方に押圧して
膨出させ、この膨出孔にタップで螺孔17を螺設する。
に合ったやや肉厚のボルト受板16を被嵌し、このボルト
受板16の中央部を図3のようにプレスで前方に押圧して
膨出させ、この膨出孔にタップで螺孔17を螺設する。
【0025】調節螺子体18の頭部の壁面当接用平坦部20
を樹脂製で成形し、調節螺子体18の螺子杆部18’を前記
螺孔17に螺合してその先端を腕体5の垂設片5”に穿孔
した係合孔より前方に突出せしめる。
を樹脂製で成形し、調節螺子体18の螺子杆部18’を前記
螺孔17に螺合してその先端を腕体5の垂設片5”に穿孔
した係合孔より前方に突出せしめる。
【0026】壁面当接用平坦部20を回動せしめると、壁
面当接用平坦部20が前後に移動するので腕体5の先端が
上下に移動する。腕体5が水平になるよう調節したあ
と、調節螺子体18の螺子杆部18’にナット19を螺着して
腕体5の垂設片5”と垂設体8の下部8’とボルト受板
16とを一体に固定する。
面当接用平坦部20が前後に移動するので腕体5の先端が
上下に移動する。腕体5が水平になるよう調節したあ
と、調節螺子体18の螺子杆部18’にナット19を螺着して
腕体5の垂設片5”と垂設体8の下部8’とボルト受板
16とを一体に固定する。
【0027】本実施例は上記のように構成したので、調
節螺子体18はやや肉厚のボルト受板16の螺孔17により螺
合され、ボルト受板16・垂設体8の下部8’・腕体5の
垂設片5”とがナット19でダブルナット方式で一体に固
定されるので、従来の薄板材の螺孔に比し著しく耐久性
が向上し、また、当該部が風雨にさらされ損傷して機能
を発揮できなくなったときは、ボルト受板16だけを簡単
に取り替えることができる。
節螺子体18はやや肉厚のボルト受板16の螺孔17により螺
合され、ボルト受板16・垂設体8の下部8’・腕体5の
垂設片5”とがナット19でダブルナット方式で一体に固
定されるので、従来の薄板材の螺孔に比し著しく耐久性
が向上し、また、当該部が風雨にさらされ損傷して機能
を発揮できなくなったときは、ボルト受板16だけを簡単
に取り替えることができる。
【0028】
【考案の効果】本考案は上記のように構成したので、係
止掛板を壁面の適所に止着し、夫々の垂設体の下部に夫
々の腕体の基部を嵌入すると腕体の両端縁が垂設体の左
右縁に係合し、腕体の基部端面が垂設体の垂設板に直角
に当接するので固定螺子杆により両者をL型形状に止着
すると、垂設体と腕体が強固に固定される。この腕体を
突設した垂設体の夫々の上部の係合溝を所定の間隔を置
いて掛止板に左右並列状態に被嵌すると、左右の係合垂
片が係止掛板の基板と掛止板内に嵌入し係合垂片の突設
下端が突設板の上面に当接して垂設体が係止掛板にしっ
かりと保持されるので係止螺子ボルトにより垂設体を掛
止板に押圧係止することにより簡単にしかも強固に屋外
機の壁面取付装置が形成できる。
止掛板を壁面の適所に止着し、夫々の垂設体の下部に夫
々の腕体の基部を嵌入すると腕体の両端縁が垂設体の左
右縁に係合し、腕体の基部端面が垂設体の垂設板に直角
に当接するので固定螺子杆により両者をL型形状に止着
すると、垂設体と腕体が強固に固定される。この腕体を
突設した垂設体の夫々の上部の係合溝を所定の間隔を置
いて掛止板に左右並列状態に被嵌すると、左右の係合垂
片が係止掛板の基板と掛止板内に嵌入し係合垂片の突設
下端が突設板の上面に当接して垂設体が係止掛板にしっ
かりと保持されるので係止螺子ボルトにより垂設体を掛
止板に押圧係止することにより簡単にしかも強固に屋外
機の壁面取付装置が形成できる。
【0029】また、係止掛板には長孔が形成されている
のでこの長孔を利用して係止掛板を建屋の壁面の適宜な
場所に止着でき、左右の垂設体の係合溝を屋外機の大き
さに合わせて適宜に係止掛板の掛止板に被嵌して止着
し、腕体の取付長孔により屋外機の基台の取付孔ピッチ
に合わせて応ずることができるので屋外機の形状や寸法
や建屋の壁面の構造の変化に柔軟に対応して屋外機を壁
面に取り付けることができる実用上秀れた屋外機の壁面
取付装置となる。
のでこの長孔を利用して係止掛板を建屋の壁面の適宜な
場所に止着でき、左右の垂設体の係合溝を屋外機の大き
さに合わせて適宜に係止掛板の掛止板に被嵌して止着
し、腕体の取付長孔により屋外機の基台の取付孔ピッチ
に合わせて応ずることができるので屋外機の形状や寸法
や建屋の壁面の構造の変化に柔軟に対応して屋外機を壁
面に取り付けることができる実用上秀れた屋外機の壁面
取付装置となる。
【0030】また、本取付装置の各部材は簡単で製作が
容易な形状に形成し、その組立て解体も容易であり、販
売の為の輸送時や収納時には係止螺子ボルトや固定螺子
杆を外せば夫々が単体となり場所を取らず取り扱いに便
利となる等幾多の秀れた実用上の効果を発揮する。
容易な形状に形成し、その組立て解体も容易であり、販
売の為の輸送時や収納時には係止螺子ボルトや固定螺子
杆を外せば夫々が単体となり場所を取らず取り扱いに便
利となる等幾多の秀れた実用上の効果を発揮する。
【0031】また、腕体の水平度を調節する調節螺子体
に螺合するやや肉厚のボルト受板を垂設体の下部に被嵌
し、調節螺子体の螺子杆部にナットを螺着して腕体の基
部と垂設体の下部とボルト受板とを一体物に固定しの
で、従来のような薄板材の螺孔に比し著しく耐久性があ
り、風雨により当該部が損傷したときは、ボルト受板だ
けを簡単に取り替えることにより機能を回復できる実用
上秀れた屋外機の壁面取付装置となる。
に螺合するやや肉厚のボルト受板を垂設体の下部に被嵌
し、調節螺子体の螺子杆部にナットを螺着して腕体の基
部と垂設体の下部とボルト受板とを一体物に固定しの
で、従来のような薄板材の螺孔に比し著しく耐久性があ
り、風雨により当該部が損傷したときは、ボルト受板だ
けを簡単に取り替えることにより機能を回復できる実用
上秀れた屋外機の壁面取付装置となる。
【図1】本実施例の斜視図である。
【図2】本実施例の側面図である。
【図3】請求項2の実施例の要部の斜視図である。
【図4】請求項2の実施例の側断面図である。
【図5】従来の調節螺子体と垂設体の螺孔の螺合状態を
示す要部の断面図である。
示す要部の断面図である。
1 係止掛板 2 基板 2’長孔 3 突設板 4 掛止板 5 腕体 5’基部 6 上板 6’取付長孔 7 両端縁 8 垂設体 8’下部 9 垂設板 10 左右縁 11 係合片 12 係合溝 13 係合垂片 14 固定螺子杆 15 係止螺子ボルト 16 ボルト受板 17 螺孔 18 調節螺子体 18’螺子杆部 19 ナット 20 壁面当接用平坦部
Claims (2)
- 【請求項1】 長くて薄い金属板の上半分に一定の間隔
を置いて長孔を横設した基板の下縁に前方に突設した突
設板を連設し、この突設板の突設部を上方に折曲して掛
止板を設けた係止掛板と,上板に前後方向に取付長孔を
穿設し、上板の両端縁を下方に折り曲げ成形した一対の
腕体と,垂設板の左右縁を前方に突設して前記腕体の両
端縁に係合被嵌するよう折り曲げ成形し、垂設板の上端
後側に突設した係合片の左右に前記掛止板に係合する係
合溝を介在して前記基板と掛止板間に係合嵌入する係合
垂片を垂設し且つこの係合垂片の垂設下端を突設板の上
面に当接せしめた一対の垂設体とよりなり、前記垂設体
の下部の左右縁間に腕体の基部を嵌入して両端縁の基部
端面を垂設板に当接させて固定螺子杆により腕体を垂設
体にL型形状に止着し、この腕体を突設した垂設体の係
合溝を所定の間隔を置いて掛止板に左右並列状態に被嵌
し、前記垂設体の上端に垂設体を掛止板に押圧係止する
係止螺子ボルトを設けたことを特徴とするルームエアコ
ンの屋外機の壁面取付装置。 - 【請求項2】 前記垂設体の下部に、垂設板の断面形状
に合ったやや肉厚のボルト受板を被嵌し、ボルト受板に
螺孔を設け、この螺孔に腕体の水平度を調節する頭部に
壁面当接用平坦部を形成した調節螺子体を螺合し、この
調節螺子体の螺子杆部にナットを螺着して腕体の基部と
垂設体の下部とボルト受板とを一体に固定したことを特
徴とする請求項1記載のルームエアコンの屋外機の壁面
取付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992027399U JP2546735Y2 (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | ルームエアコンの屋外機の壁面取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992027399U JP2546735Y2 (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | ルームエアコンの屋外機の壁面取付装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0622831U JPH0622831U (ja) | 1994-03-25 |
JP2546735Y2 true JP2546735Y2 (ja) | 1997-09-03 |
Family
ID=12219989
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992027399U Expired - Lifetime JP2546735Y2 (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | ルームエアコンの屋外機の壁面取付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2546735Y2 (ja) |
Families Citing this family (7)
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---|---|---|---|---|
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JP5577833B2 (ja) * | 2010-05-12 | 2014-08-27 | パナソニック株式会社 | レンジフード |
JP2011247533A (ja) * | 2010-05-28 | 2011-12-08 | Daikin Industries Ltd | 室外機据付台 |
JP2012073022A (ja) * | 2011-12-06 | 2012-04-12 | Fuji Industrial Co Ltd | レンジフード |
JP6234897B2 (ja) * | 2014-07-31 | 2017-11-22 | 日晴金属株式会社 | 室外機用の据付台 |
JP7266388B2 (ja) * | 2018-11-13 | 2023-04-28 | 能美防災株式会社 | 消火装置用架台、消火装置 |
KR102670964B1 (ko) * | 2022-09-20 | 2024-05-31 | 주식회사 대동기업 | 에어컨 실내기 고정용 기능성 옷걸이 기구 |
Family Cites Families (1)
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JPS58169888A (ja) * | 1982-03-31 | 1983-10-06 | 新日本製鐵株式会社 | 誘導加熱用コイル |
-
1992
- 1992-04-24 JP JP1992027399U patent/JP2546735Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0622831U (ja) | 1994-03-25 |
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