JPH09168445A - 保護脚 - Google Patents

保護脚

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JPH09168445A
JPH09168445A JP34825495A JP34825495A JPH09168445A JP H09168445 A JPH09168445 A JP H09168445A JP 34825495 A JP34825495 A JP 34825495A JP 34825495 A JP34825495 A JP 34825495A JP H09168445 A JPH09168445 A JP H09168445A
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JP
Japan
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leg
hole
main body
auxiliary body
leg main
Prior art date
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Pending
Application number
JP34825495A
Other languages
English (en)
Inventor
Mikio Nezu
幹夫 根津
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Nifco Inc
Original Assignee
Nifco Inc
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Publication date
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Priority to JP34825495A priority Critical patent/JPH09168445A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子レンジ等の被支持体を支える保護脚とし
ての使用の外、この被支持体を置台等に固定する固定具
として使用することができる保護脚を提供すること。 【解決手段】 中心部に縦の貫通孔5を穿つ筒形をなす
脚主体1には上端部に内部を上記貫通孔に連通させ且つ
内径を縮径させると共に縦のスリット6により複数の片
7に分割して拡張可能にしてなる係止部8を設け、下端
部に上記貫通孔5に連通させ外周面に雄ネジ部9を設け
てなる連結部10を設け、他方カップ状をなす補助体2
には底部の中心部から嵌入軸14を立設すると共に、内
周面に雌ネジ部15を設けて、前記脚主体1の係止部8
を被支持体の底板に穿つ透孔に差し入れ、また連結部1
0を置台等の上板に穿つ透孔に差し通したのち上記補助
体の嵌入軸14を前記脚主体1の貫通孔5を通して前記
係止部8に圧入し強制拡張させて被支持体に固着する一
方、該補助体2を捻回操作して雌ネジ部15を前記雄ネ
ジ部9にネジ付けることによって脚主体1と補助体2と
の間に前記上板を挟持し固着するようにした保護脚。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、置台や棚等に載置
される電子レンジ等の家電製品、或いは家具等に装着さ
れる保護脚に関する。
【0002】
【従来の技術】台所に設置される棚や置台には電子レン
ジや食器洗い器、炊飯器等の家電製品を始め各種の収納
容器類が置かれるが、重量のある電子レンジ等は設置状
態を安定させ、また置台や棚等の表面を保護するためゴ
ムやプラスチック製の保護脚が使用される。
【0003】これらの保護脚はネジ止めによって電子レ
ンジ等の底部に固着するもの、或いはプラスチック製の
場合には保護脚に延設する係入部を底部に開設する穴に
押し入れ係止するもの、更にはピンを圧入して上記係入
部を穴の中で拡張させしっかりした係止状態とするもの
等様々であるが、その多くは電子レンジ等の底部に固着
し置台等に対しては単に載置して置台との間に介在させ
距離を保って接触による損傷を避け、また素材の柔軟
性,弾性を利用して置台の表面を保護し、また滑り止め
とするものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これらゴム或いはプラ
スチック製の保護脚は平常時は特段問題なく使用できる
が、単に支えているだけであるため置台が傾いたり、強
い地震によって揺れたりすると移動し、落下する危険が
ある。特に電子レンジの如く重量のある家電製品の場合
には置台上にあって不安定となり易いことから地震の際
には落下する危険が極めて高いものとなる。
【0005】本発明はこの様な事情に鑑み開発されたも
ので、保護脚に置台等に対する固着機能を備えて保護脚
としての支持機能と固定機能をもたせ不測の移動,落下
の危険から守ると共に、置台等の表面の保護を図るよう
にした家電製品,家具等に使用される保護脚を提供しよ
うとするものである。また本発明は単に置台等に家電製
品を設置し、その表面を保護するため使用する場合には
脚端の高さを自由に調節してガタ付きを簡単に解消でき
るようにした保護脚を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は保護脚を脚主体と補助体とから構成し、脚主体
を家電製品等の底部に添わせたのち、この脚主体に補助
体を組付けることにより上記底部に対して脚主体の固着
を果たすと同時に、この両体の間に上記家電製品等を載
置する置台等の上板を挟着して家電製品等をこの置台上
に固定し移動を拘束するようにしたことにある。
【0007】本発明を更に詳述すれば、本発明保護脚は
脚主体と補助体とからなるものであって、前記脚主体は
中心部に縦の貫通孔を穿つ筒状にして上端には内部を上
記貫通孔に連通させ、且つ内径を縮径させると共に縦の
スリットにより複数に分割される拡張可能な係止部を備
え、また下端には上記貫通孔に連通して外周面に雄ネジ
部を形成する連結部を備え、その一方前記補助体はカッ
プ状にして底部中心部から嵌入軸を立設すると共に内周
面に雌ネジ部を形成し、該補助体の嵌入軸を前記脚主体
の貫通孔を通して圧入することにより前記係止部を拡張
し、また補助体の雌ネジ部を前記連結部の雄ネジ部にネ
ジ付けることにより脚主体と補助体を緊締固着できるよ
うにしてなる保護脚を提供することにある。
【0008】また本発明は、上記脚主体の係止部外周面
には摩擦係止突部を形成してなる保護脚であり、更には
前記補助体の底部下面の中央部に締付工具を掛ける係合
部を設けてなる保護脚を提供することにある。次に本発
明を実施例に従って詳述し、その特徴とするところを明
らかにする。
【0009】
【実施の形態】図1は使用前における分解した状態の斜
視図、図2は補助体を下方から見た斜視図、図3は単な
る保護脚として使用した状態を示す縦断面図であり、図
4は置台の上板に固定した状態を示す縦断面図である。
これら図面において、符号1は脚主体を示し、2は補助
体を示す。また符号3は電子レンジ等の被載置物体の底
部、つまり底板を示し、4は置台の上面、つまり上板を
示す。
【0010】脚主体1及び補助体2は個別にそれぞれ所
要の剛性と弾性を有するプラスチック原料、ここではポ
リプロピレンを材料に成形されるもので、脚主体1は中
心部に円形の貫通孔5を穿つ筒状に形成してその上端部
には中空の内部を上記貫通孔5に連通させ、且つ、該中
空内径を貫通孔5の内径より若干小径にすると共に、縦
に切込むスリット6により複数の片7に分割する係止部
8を設けている。その一方、下端部には上記貫通孔5に
連通して外周面に雄ネジ部9を形成する小円筒形をなす
連結部10を設けている。尚、材料を節減するため脚主
体は上端部に開放する空部11を設けて貫通孔5を囲む
筒部12とその外周を囲繞する傘部13からなるよう形
成してある。
【0011】補助体2は上記脚主体1に組付けて固着さ
せるためのもので、カップ状に形成してある。そして、
その底部中心部から垂直に嵌入軸14を立設し、この嵌
入軸を囲む内周面に雌ネジ部15を形成している。な
お、ここでは上記底部の下面中央部に後述する取付作業
時に使用するドライバーTを掛け止める係合凹部16を
形成している。
【0012】嵌入軸14は貫通孔5の内径より僅かに小
さな軸径を有する丸棒状に形成してあり、脚主体1の連
結部10の端部から係止部8の端部に抜ける貫通孔5を
貫き通す長さに形成してある。そして、補助体2は上記
脚主体の連結部10を包み込める大きさのカップ形に形
成し、この連結部外周面に形成する雄ネジ部9に内周面
の雌ネジ部15を螺合し締付けられるようにしてある。
【0013】本発明保護脚は上述の如く構成されるもの
で、次に使用の実際を電子レンジの保護脚として使用す
る例につき説明する。図1及び図4は本発明の保護脚を
置台に対する固定手段として利用する場合につき図示し
ており、その使用の実際を手順を通して説明する。図1
の分解図において、先ず脚主体1の係止部8を電子レン
ジの底板3に穿つ透孔17に下から臨ませ嵌め入れる。
ここに示した底板3は金属板であり、透孔17の開設時
にその周囲を下面側から押圧して凹部18を形成し、こ
の凹部に脚主体の上端を嵌め入れるようにしている。
【0014】上記係止部8は外周面に環状の凸部を段設
して断面波形をなす摩擦係止突部を形成すると共に環状
の凸部における外径を前記透孔17の内径より幾分大き
くしてある。このため係止部8を透孔17に嵌入させる
際にはスリット6を利用してやゝ縮径させるようにして
無理に押入れることになり、この押し込みによって脚主
体1は底板3に仮止めされる。この脚主体の底板3に対
する仮止めののち、下方から置台の上板4を臨ませ、こ
れに穿つ透孔19を脚主体の連結部10に嵌め付け、そ
の後この連結部10の下端から貫通孔5に補助体2の嵌
入軸14を圧入する。
【0015】上板4の透孔19の周縁には同じく凹部2
0を形成して脚主体1の下端を嵌め入れ安定させるよう
にしてあり、この嵌め付けの後上記補助体2の嵌入軸1
4を貫通孔5に圧入することになる。嵌入軸14は貫通
孔5を貫いてその先端が係止部8に達したところで、縮
径部により一旦侵入が止められることになるが、更に圧
入すると連結部10の雄ネジ部9に補助体2の雌ネジ部
15が当たることになる。そこで押圧した状態で補助体
を回動させると、ネジ付けが始まり嵌入軸14が上昇し
て係止部の片7を拡張した状態に拘束することになる。
【0016】図4は上述の補助体2のネジ付け完了状態
を示している。嵌入軸14の圧入によって係止部8の各
片7は拡張し透孔17に確実な係止を果し、同時に補助
体2の緊締によって上板4は脚主体1と補助体2との間
に挟持され、底板3と上板4は脚主体1を間に置いて連
結され、この結果置台上に電子レンジが固定されること
になる。
【0017】図3は、この様な連結機能を果す外、通常
の保護脚と同様に使用される例を示したものである。こ
こでは電子レンジ等の底板3に設ける透孔17に脚主体
の係止部8を挿し通したのち、貫通孔5に補助体2の嵌
入軸14を押し入れ、係止部8の片7を拡張させると共
に、該補助体を捻回してその雌ネジ部15を連結部10
の雄ネジ部9にネジ付け緊締して脚主体1と補助体2と
を一体に結合させてある。この使用においては補助体2
が接地部材となり、置台等に電子レンジを載置する場合
の保護脚となる。そして、この補助体2は捻回によって
その高さを変化できることから、複数個の保護脚が使用
されるとき、相互の高さを調整し電子レンジ等のガタ付
きを直すことができることになる。
【0018】尚、補助体2の嵌入軸14は雌ネジ部15
を連結部10の雄ネジ部9にネジ付ける以前にその先端
が係止部8に達して片7を拡張できる長さに形成し、貫
通孔5に対する押圧によって底板3に固着できるように
しておくことが望まれる。この様な長さに形成しておく
ことによって雄雌ネジ9,15のネジ付け長さの全長を
高さ調整幅とすることができる。
【0019】
【発明の効果】以上、本発明を実施例に従って説明した
が、上述したところから明らかな様に本発明保護脚は補
助体2の嵌入軸14を押込むことで簡単に固着が図られ
ると共に、この補助体2を捻回し雌ネジ部15を脚主体
1の連結部10の雄ネジ部9にネジ付けることで脚主体
との一体化が図れ、且つ確実な固着が得られることにな
る。
【0020】また、本発明保護脚は上記補助脚の捻回操
作によって高さが調整でき、電子レンジ等被取付体の安
定的な支持が出来る一方、脚主体1の連結部10を置台
等の上板に設ける透孔19に通したのち補助体2を組付
けることによって電子レンジ等の底板3と置台等の上板
4とを連結し、置台上に電子レンジ等を固定することが
できるものとなっている。しかも、本発明保護脚は補助
体2を脚主体1に対してネジ止めする構造としたことか
ら貫通孔5に嵌入した嵌入軸14が任意に脱出すること
がなく確実な固着が図れる一方、取り外しも補助体2を
ネジ戻し緩めることによって行えることから極めて便利
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】使用直前における分解した状態における斜視
図。
【図2】補助体を下方からみた斜視図。
【図3】保護脚として使用する状態を示した断面図。
【図4】電子レンジ等の底板と置台等の上板とを連結す
る連結固着部材として使用する状態を示した断面図であ
る。
【符号の説明】
1 脚主体 2 補助体 3 底板 4 上板 5 貫通孔 6 スリット 7 片 8 係止部 9 雄ネジ部 10 連結部 14 嵌入軸 15 雌ネジ 17,18 透孔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脚主体と、脚主体に組付けられる補助体
    からなり、脚主体は中心部に縦の貫通孔を穿つ筒状にし
    て上端には内部を上記貫通孔に連通させ、且つ内径を縮
    径させると共に縦のスリットにより複数に分割される拡
    張可能な係止部を備え、下端には上記貫通孔に連通して
    外周面に雄ネジ部を形成する連結部を備え、その一方前
    記補助体はカップ状にして底部中心部から嵌入軸を立設
    すると共に内周面に雌ネジ部を形成し、該補助体の嵌入
    軸を前記脚主体の貫通孔を通して圧入することにより前
    記係止部を拡張し、また補助体の雌ネジ部を前記連結部
    の雄ネジ部にネジ付けることにより脚主体と補助体を緊
    締固着できるようにしてなる保護脚。
  2. 【請求項2】 請求項1の記載において、脚主体の係止
    部外周面には摩擦係止突部を形成してなる保護脚。
  3. 【請求項3】 請求項1の記載において、補助体の底部
    下面の中央部には締付工具を掛ける係合部を設けてなる
    保護脚。
JP34825495A 1995-12-19 1995-12-19 保護脚 Pending JPH09168445A (ja)

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