JP3135824B2 - 長尺物の支持構造 - Google Patents
長尺物の支持構造Info
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- JP3135824B2 JP3135824B2 JP07229262A JP22926295A JP3135824B2 JP 3135824 B2 JP3135824 B2 JP 3135824B2 JP 07229262 A JP07229262 A JP 07229262A JP 22926295 A JP22926295 A JP 22926295A JP 3135824 B2 JP3135824 B2 JP 3135824B2
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- Japan
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、家具又は建具等に
おいて、棒状，パイプ状等からなる長尺物を一定方向へ
配設して固定するための長尺物の支持構造に係る技術分
野に属する。
おいて、棒状，パイプ状等からなる長尺物を一定方向へ
配設して固定するための長尺物の支持構造に係る技術分
野に属する。
【０００２】
【従来の技術】従来、長尺物の支持構造としては、例え
ば、長尺物が配設される配設箇所に固定されて長尺物を
支持するソケットを備えてなるものが知られている。
ば、長尺物が配設される配設箇所に固定されて長尺物を
支持するソケットを備えてなるものが知られている。
【０００３】この従来の長尺物の支持構造は、ソケット
をＵ字形筒に形成して１対を相対させて配設箇所にネジ
止固定し、長尺物の両端部を支承するようになってい
る。
をＵ字形筒に形成して１対を相対させて配設箇所にネジ
止固定し、長尺物の両端部を支承するようになってい
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来の長尺物の
支持構造では、ソケットが長尺物の両端部を単に支承し
ているのみであるため、経年使用等に伴ってソケットが
両端部から離れる方向に開き易くなり、長尺物が外れて
落下しやすいという問題点がある。
支持構造では、ソケットが長尺物の両端部を単に支承し
ているのみであるため、経年使用等に伴ってソケットが
両端部から離れる方向に開き易くなり、長尺物が外れて
落下しやすいという問題点がある。
【０００５】なお、長尺物が伸縮パイプのように配設長
の可変構造を備えてなるものの場合、配設長の固定不良
により配設長の不測の短縮をもたらすことがあるため、
前記問題点が顕著になる。また、伸縮パイプの太管と細
管とに夫々合致するソケットを多種類準備しなければな
らず、在庫管理上も面倒となるものであった。
の可変構造を備えてなるものの場合、配設長の固定不良
により配設長の不測の短縮をもたらすことがあるため、
前記問題点が顕著になる。また、伸縮パイプの太管と細
管とに夫々合致するソケットを多種類準備しなければな
らず、在庫管理上も面倒となるものであった。
【０００６】本発明は、このような問題点を考慮してな
されたもので、配設された長尺物を確実に保持すること
のできる長尺物の支持構造を提供することを課題とす
る。
されたもので、配設された長尺物を確実に保持すること
のできる長尺物の支持構造を提供することを課題とす
る。
【０００７】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め、本発明に係る長尺物の支持構造は、次のような手段
を採用する。
め、本発明に係る長尺物の支持構造は、次のような手段
を採用する。
【０００８】即ち、請求項１では、長尺物が配設される
配設箇所に固定されて長尺物を支持するソケットを備え
てなる長尺物の支持構造において、長尺物の端部にフラ
ンジ形のエンドキャップを着脱自在に取付け、ソケット
にエンドキャップを嵌合着脱可能な嵌合溝を設け、ソケ
ットの嵌合溝との共通軸線上に長尺物を挿通可能な通孔
を設けたことを特徴とする。長尺物の端部をソケットに
差込するだけで、エンドキャップのフランジがソケット
の嵌合溝に嵌合して取付保持され、さらに、ソケットの
通孔に長尺物を挿通して中間部分を支持させる。
配設箇所に固定されて長尺物を支持するソケットを備え
てなる長尺物の支持構造において、長尺物の端部にフラ
ンジ形のエンドキャップを着脱自在に取付け、ソケット
にエンドキャップを嵌合着脱可能な嵌合溝を設け、ソケ
ットの嵌合溝との共通軸線上に長尺物を挿通可能な通孔
を設けたことを特徴とする。長尺物の端部をソケットに
差込するだけで、エンドキャップのフランジがソケット
の嵌合溝に嵌合して取付保持され、さらに、ソケットの
通孔に長尺物を挿通して中間部分を支持させる。
【０００９】また、請求項２では、請求項１の長尺物の
支持構造において、ソケットの嵌合溝との共通軸線上に
長尺物の端部を支承する支承部を設けたことを特徴とす
る。フランジと嵌合溝の嵌合状態で長尺物の端部が支承
部に支承される。
支持構造において、ソケットの嵌合溝との共通軸線上に
長尺物の端部を支承する支承部を設けたことを特徴とす
る。フランジと嵌合溝の嵌合状態で長尺物の端部が支承
部に支承される。
【００１０】また、請求項３では、請求項１〜２のいず
れかの長尺物の支持構造において、エンドキャップは長
尺物の端部に対して螺合着脱可能であることを特徴とす
る。螺合によりエンドキャップにフランジが取付され
る。
れかの長尺物の支持構造において、エンドキャップは長
尺物の端部に対して螺合着脱可能であることを特徴とす
る。螺合によりエンドキャップにフランジが取付され
る。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る長尺物の支持
構造の実施の形態を図面に基いて説明する。
構造の実施の形態を図面に基いて説明する。
【００１２】この実施の形態は、伸縮パイプからなる長
尺物１を家具類に配設するのに適応させたもので、長尺
物１に加えてエンドキャップ２，ソケット３で構成され
ている。
尺物１を家具類に配設するのに適応させたもので、長尺
物１に加えてエンドキャップ２，ソケット３で構成され
ている。
【００１３】長尺物１は、径の大きな太管１１と径の小
さな細管１２との内外２重管からなるものを選択する。
この長尺物１は、太管１１，細管１２を互いにスライド
させることにより、配設長を自由に変更することができ
るようになっている。
さな細管１２との内外２重管からなるものを選択する。
この長尺物１は、太管１１，細管１２を互いにスライド
させることにより、配設長を自由に変更することができ
るようになっている。
【００１４】エンドキャップ２は、図１に示されるよう
に、基部２１，フランジ部２２の２部材からなる。
に、基部２１，フランジ部２２の２部材からなる。
【００１５】エンドキャップ２の基部２１は、中央部に
ネジ溝２１１を刻設した円環形からなるもので、外径ａ
を長尺物１の太管１１の内径ｂとほぼ一致させたもの
と、外径ｃを長尺物１の細管１２の内径ｄとほぼ一致さ
せたものとの２種類の寸法のものが必要とされる。この
基部２１は、長尺物１の太管１１，細管１２の端部に打
込等によりそれぞれ圧入又はスプリングピン等により固
定される。
ネジ溝２１１を刻設した円環形からなるもので、外径ａ
を長尺物１の太管１１の内径ｂとほぼ一致させたもの
と、外径ｃを長尺物１の細管１２の内径ｄとほぼ一致さ
せたものとの２種類の寸法のものが必要とされる。この
基部２１は、長尺物１の太管１１，細管１２の端部に打
込等によりそれぞれ圧入又はスプリングピン等により固
定される。
【００１６】エンドキャップ２のフランジ部２２は、基
部２１のネジ溝２１１に螺合可能なネジ部２２１と、ネ
ジ部２２１と同軸に一体的に設けられ外径ｅが長尺物１
の細管１２の外径ｆとほぼ一致した円板形の小フランジ
２２２と、小フランジ２２２と同軸に一体的に設けられ
外径ｇが長尺物１の太管１１の外径ｈよりも少し大きな
円板形の大フランジ２２３とからなるもので、１種類の
寸法のものでたりる。このフランジ部２２は、ネジ部２
２１を基部２１のネジ溝２１１に対して螺合回動させる
ことで、長尺物１の太管１１，細管１２の端部にそれぞ
れ着脱される。長尺物１の太管１１，細管１２の端部に
それぞれ取付けられたフランジ部２２は、大フランジ２
２３が太管１１，細管１２の軸線と直交する方向へ突出
することになる。
部２１のネジ溝２１１に螺合可能なネジ部２２１と、ネ
ジ部２２１と同軸に一体的に設けられ外径ｅが長尺物１
の細管１２の外径ｆとほぼ一致した円板形の小フランジ
２２２と、小フランジ２２２と同軸に一体的に設けられ
外径ｇが長尺物１の太管１１の外径ｈよりも少し大きな
円板形の大フランジ２２３とからなるもので、１種類の
寸法のものでたりる。このフランジ部２２は、ネジ部２
２１を基部２１のネジ溝２１１に対して螺合回動させる
ことで、長尺物１の太管１１，細管１２の端部にそれぞ
れ着脱される。長尺物１の太管１１，細管１２の端部に
それぞれ取付けられたフランジ部２２は、大フランジ２
２３が太管１１，細管１２の軸線と直交する方向へ突出
することになる。
【００１７】ソケット３は、図２，図３に詳細に示され
るように、細板形の一端部側に長尺物１の配設箇所Ａへ
の固定に利用される固定部３１が設けられ、同他端部側
に長尺部１を支持する支持部３２が設けられている。
るように、細板形の一端部側に長尺物１の配設箇所Ａへ
の固定に利用される固定部３１が設けられ、同他端部側
に長尺部１を支持する支持部３２が設けられている。
【００１８】ソケット３の固定部３１は、間隔を介して
穿孔された２個の壁取付用ネジ孔３１１と、一端部の両
隅部に短片形に突出形成された固定用片に３１２にそれ
ぞれ穿孔された合計２個の天井取付用ネジ孔３１３とか
らなる。従って、壁取付用ネジ孔３１１，天井取付用ネ
ジ孔３１３は、直交する方向へのそれぞれの固定が可能
になっている。
穿孔された２個の壁取付用ネジ孔３１１と、一端部の両
隅部に短片形に突出形成された固定用片に３１２にそれ
ぞれ穿孔された合計２個の天井取付用ネジ孔３１３とか
らなる。従って、壁取付用ネジ孔３１１，天井取付用ネ
ジ孔３１３は、直交する方向へのそれぞれの固定が可能
になっている。
【００１９】ソケット３の支持部３２は、長尺物１の太
管１１の外径ｈとほぼ一致したＵ字筒形に他端部から突
出形成された支承部３２１と、支承部３２１の奥行端の
内壁に支承部３２１と同軸にエンドキャップ２のフラン
ジ部２２の大フランジ２２３を嵌合可能な溝形に刻設さ
れた嵌合溝３２２と、固定部３１の壁取付用ネジ孔３１
１が穿孔された面の支承部３２１，嵌合溝３２２との共
通軸線上に長尺物１の細管１２の外径ｆとほぼ一致した
径ｉに穿孔された通孔３２３とからなる。
管１１の外径ｈとほぼ一致したＵ字筒形に他端部から突
出形成された支承部３２１と、支承部３２１の奥行端の
内壁に支承部３２１と同軸にエンドキャップ２のフラン
ジ部２２の大フランジ２２３を嵌合可能な溝形に刻設さ
れた嵌合溝３２２と、固定部３１の壁取付用ネジ孔３１
１が穿孔された面の支承部３２１，嵌合溝３２２との共
通軸線上に長尺物１の細管１２の外径ｆとほぼ一致した
径ｉに穿孔された通孔３２３とからなる。
【００２０】このように構成された実施の形態では、例
えば、図４に示すような使用態様が採られる。
えば、図４に示すような使用態様が採られる。
【００２１】即ち、まず、固定箇所（天井）Ａの配設両
端部にそれぞれソケット３を支持部３２が相対するよう
に固定部３１の天井取付用ネジ孔３１３を利用してネジ
４で固定する。次に、１個または数個のソケット３を支
持部３２の通孔３２３により長尺物１の細管１２に通し
ておいて、長尺物１の太管１１，細管１２の端部にエン
ドキャップ２を取付ける。なお、エンドキャップ２の基
部２１を固定して工場出荷されている場合には、エンド
キャップ２のフランジ部２２を外して長尺物１の細管１
２にソケット３を挿通し、エンドキャップ２のフランジ
部２２を再取付けすることになる。
端部にそれぞれソケット３を支持部３２が相対するよう
に固定部３１の天井取付用ネジ孔３１３を利用してネジ
４で固定する。次に、１個または数個のソケット３を支
持部３２の通孔３２３により長尺物１の細管１２に通し
ておいて、長尺物１の太管１１，細管１２の端部にエン
ドキャップ２を取付ける。なお、エンドキャップ２の基
部２１を固定して工場出荷されている場合には、エンド
キャップ２のフランジ部２２を外して長尺物１の細管１
２にソケット３を挿通し、エンドキャップ２のフランジ
部２２を再取付けすることになる。
【００２２】而後、長尺物１の太管１１，細管１２をス
ライドさせて所定の配設長に設定し、固定箇所Ａに固定
されている両ソケット３の間に差入れ、長尺物１の太管
１１，細管１２の端部，エンドキャップ２を支持部３２
に装着する。そして、長尺物１の細管１２に通され太管
１１に最も近接しているソケット３を太管１１に押込ん
で、固定部３１の天井取付用ネジ孔３１３を利用して固
定箇所Ａにネジ４で固定する。なお、長尺物１の細管１
２に通されている他のソケット３（図示せず）は、適当
な位置で固定部３１の天井取付用ネジ孔３１３を利用し
て固定箇所Ａにネジ４で固定する。
ライドさせて所定の配設長に設定し、固定箇所Ａに固定
されている両ソケット３の間に差入れ、長尺物１の太管
１１，細管１２の端部，エンドキャップ２を支持部３２
に装着する。そして、長尺物１の細管１２に通され太管
１１に最も近接しているソケット３を太管１１に押込ん
で、固定部３１の天井取付用ネジ孔３１３を利用して固
定箇所Ａにネジ４で固定する。なお、長尺物１の細管１
２に通されている他のソケット３（図示せず）は、適当
な位置で固定部３１の天井取付用ネジ孔３１３を利用し
て固定箇所Ａにネジ４で固定する。
【００２３】この使用態様により水平方向へ配設された
長尺物１は、太管１１，細管１２の端部に取付けられて
いるエンドキャップ２のフランジ部２２の大フランジ２
２３がソケット３の支持部３２の嵌合溝３２２に嵌合す
ることになる。この嵌合は、長尺物１の配設長の短縮力
に対して抵抗となる。従って、長尺物１が不測に短縮し
てソケット３から脱落することがないとともに、長尺物
１に特別に配設長の固定構造を備えなくても配設長を確
実に固定することができる。
長尺物１は、太管１１，細管１２の端部に取付けられて
いるエンドキャップ２のフランジ部２２の大フランジ２
２３がソケット３の支持部３２の嵌合溝３２２に嵌合す
ることになる。この嵌合は、長尺物１の配設長の短縮力
に対して抵抗となる。従って、長尺物１が不測に短縮し
てソケット３から脱落することがないとともに、長尺物
１に特別に配設長の固定構造を備えなくても配設長を確
実に固定することができる。
【００２４】また、配設された長尺物１は、図４に示す
ように、太管１１のエンドキャップ２が取付けられた側
と細管１２への接続端側との両端部がソケット３の支持
部３２の支承部３２１に支承され、細管１２が細管１２
に通されているソケット３の支持部３２の通孔３２３に
支持されることになる。従って、長尺物１に何かが当触
してもソケット３から脱落することがないとともに、長
尺物１にかなりの荷重が掛かっても変形等することがな
い。
ように、太管１１のエンドキャップ２が取付けられた側
と細管１２への接続端側との両端部がソケット３の支持
部３２の支承部３２１に支承され、細管１２が細管１２
に通されているソケット３の支持部３２の通孔３２３に
支持されることになる。従って、長尺物１に何かが当触
してもソケット３から脱落することがないとともに、長
尺物１にかなりの荷重が掛かっても変形等することがな
い。
【００２５】また、細管１２に通されているソケット３
により長尺物１が支持されていることにより、水平方向
以外の方向（例えば、垂直方向）への配設も可能とな
る。
により長尺物１が支持されていることにより、水平方向
以外の方向（例えば、垂直方向）への配設も可能とな
る。
【００２６】さらに、このように構成された実施の形態
では、例えば、図５に示すような使用態様も採られる。
では、例えば、図５に示すような使用態様も採られる。
【００２７】即ち、エンドキャップ２のフランジ部２２
をソケット３の外側から長尺物１の太管１１，細管１２
の端部に固定した基部２１に螺合締付けして、フランジ
部２２の小フランジ２２２をソケット３の支持部３２の
通孔３２３に嵌合させてある。
をソケット３の外側から長尺物１の太管１１，細管１２
の端部に固定した基部２１に螺合締付けして、フランジ
部２２の小フランジ２２２をソケット３の支持部３２の
通孔３２３に嵌合させてある。
【００２８】この使用態様により配設された長尺物１
は、エンドキャップ２のフランジ部２２の大フランジ２
２３とソケット３との当接により配設長が固定され短縮
が阻止される状態が螺合締付けに強固に保持される。な
お、エンドキャップ２のフランジ部２２の小フランジ２
２２がソケット３の支持部３２の通孔３２３に嵌合して
いるため、長尺物１，ソケット３の間のガタつきが防止
される。
は、エンドキャップ２のフランジ部２２の大フランジ２
２３とソケット３との当接により配設長が固定され短縮
が阻止される状態が螺合締付けに強固に保持される。な
お、エンドキャップ２のフランジ部２２の小フランジ２
２２がソケット３の支持部３２の通孔３２３に嵌合して
いるため、長尺物１，ソケット３の間のガタつきが防止
される。
【００２９】さらに、このように構成された実施の形態
では、ソケット３の固定部３１の壁取付用ネジ孔３１１
を利用して配設箇所Ａを壁等に選択する使用態様を採る
こともできる。
では、ソケット３の固定部３１の壁取付用ネジ孔３１１
を利用して配設箇所Ａを壁等に選択する使用態様を採る
こともできる。
【００３０】なお、この実施の形態の使用例としては、
家具類に収容されている容器類の転倒防止，洋服類の吊
掛け等が考えられる。
家具類に収容されている容器類の転倒防止，洋服類の吊
掛け等が考えられる。
【００３１】以上、図示した実施の形態の外に、ソケッ
ト３の固定部３１を角材等に固定可能なクランプ形に構
成することも可能である。
ト３の固定部３１を角材等に固定可能なクランプ形に構
成することも可能である。
【００３２】さらに、エンドキャップ２のフランジ部２
２の大フランジ２２３を各板形に構成して、長尺物１を
廻止めすることも可能である。
２の大フランジ２２３を各板形に構成して、長尺物１を
廻止めすることも可能である。
【００３３】さらに、長尺物１が配設長の可変構造を備
えていない場合や棒状の場合にも実施することが可能で
ある。
えていない場合や棒状の場合にも実施することが可能で
ある。
【００３４】
【実施例】前述の実施の形態における長尺物１の細管１
２の外径ｆが１９ｍｍの場合、ソケット３の板厚を３ｍ
ｍとし縦長ｊを６５ｍｍとすると、使用勝手が良好にな
る。
２の外径ｆが１９ｍｍの場合、ソケット３の板厚を３ｍ
ｍとし縦長ｊを６５ｍｍとすると、使用勝手が良好にな
る。
【００３５】
【発明の効果】以上のように本発明に係る長尺物の支持
構造は、長尺物の端部に取付けられたエンドキャップと
ソケットの嵌合溝とが嵌合して長尺物の脱落を阻止する
ため、配設された長尺物を確実に保持することができる
効果がある。特に、伸縮長尺物の太管と細管とに対して
はエンドキャップのみで対応することができるうえに、
通孔により長尺物にソケットを通して長尺物の中途部で
確実に支持することができ、太型耐荷重性が高くなる効
果があるうえに、ソケットを長尺物の中間保持用と端部
保持用とに兼用できる効果がある。
構造は、長尺物の端部に取付けられたエンドキャップと
ソケットの嵌合溝とが嵌合して長尺物の脱落を阻止する
ため、配設された長尺物を確実に保持することができる
効果がある。特に、伸縮長尺物の太管と細管とに対して
はエンドキャップのみで対応することができるうえに、
通孔により長尺物にソケットを通して長尺物の中途部で
確実に支持することができ、太型耐荷重性が高くなる効
果があるうえに、ソケットを長尺物の中間保持用と端部
保持用とに兼用できる効果がある。
【図１】本発明に係る長尺物の支持構造の実施の形態を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図２】図１の要部の拡大正面図である。
【図３】図２の中央縦断面図である。
【図４】図１の使用状態の断面図である。
【図５】図４とは別の使用状態の断面図である。
１ 長尺物 ２ エンドキャップ ３ ソケット ３２ 支持部 ３２１ 支承部 ３２１ 嵌合溝 ３２３ 通孔 Ａ 配設箇所
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平６−213217（ＪＰ，Ａ) 特開 平７−317730（ＪＰ，Ａ) 実開 昭63−158609（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭57−89011（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭59−177813（ＪＰ，Ｕ) 実開 平５−50122（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭51−160627（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) F16B 9/00 - 12/60 A47B 61/00 A47H 1/10
Claims (3)
- 【請求項１】 長尺物が配設される配設箇所に固定され
て長尺物を支持するソケットを備えてなる長尺物の支持
構造において、長尺物の端部にフランジ形のエンドキャ
ップを着脱自在に取付け、ソケットにエンドキャップを
嵌合着脱可能な嵌合溝を設け、ソケットの嵌合溝との共
通軸線上に長尺物を挿通可能な通孔を設けたことを特徴
とする長尺物の支持構造。 - 【請求項２】 請求項１の長尺物の支持構造において、
ソケットの嵌合溝との共通軸線上に長尺物の端部を支承
する支承部を設けたことを特徴とする長尺物の支持構
造。 - 【請求項３】 請求項１〜２のいずれかの長尺物の支持
構造において、エンドキャップは長尺物の端部に対して
螺合着脱可能であることを特徴とする長尺物の支持構
造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07229262A JP3135824B2 (ja) | 1995-09-06 | 1995-09-06 | 長尺物の支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07229262A JP3135824B2 (ja) | 1995-09-06 | 1995-09-06 | 長尺物の支持構造 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000059473A Division JP3266594B2 (ja) | 1995-09-06 | 2000-03-03 | 長尺物の支持構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0972321A JPH0972321A (ja) | 1997-03-18 |
| JP3135824B2 true JP3135824B2 (ja) | 2001-02-19 |
Family
ID=16889364
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP07229262A Expired - Fee Related JP3135824B2 (ja) | 1995-09-06 | 1995-09-06 | 長尺物の支持構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3135824B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007236677A (ja) * | 2006-03-09 | 2007-09-20 | Toso Co Ltd | カーテンレールのエンドキャップ固定機構 |
| CN106175147A (zh) * | 2016-07-30 | 2016-12-07 | 合肥柏隆科技发展有限公司 | 一种带有梳妆台的衣柜 |
-
1995
- 1995-09-06 JP JP07229262A patent/JP3135824B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0972321A (ja) | 1997-03-18 |
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