JP2961409B2 - ハンガー装置 - Google Patents
ハンガー装置Info
- Publication number
- JP2961409B2 JP2961409B2 JP35249196A JP35249196A JP2961409B2 JP 2961409 B2 JP2961409 B2 JP 2961409B2 JP 35249196 A JP35249196 A JP 35249196A JP 35249196 A JP35249196 A JP 35249196A JP 2961409 B2 JP2961409 B2 JP 2961409B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- support member
- hanger
- flange
- support
- rod
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Holders For Apparel And Elements Relating To Apparel (AREA)
- Supports Or Holders For Household Use (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、衣類等を吊す、ハ
ンガー装置に関する。
ンガー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のハンガー装置としては、図12に
示すように丸棒状のハンガー棒2(10)と、一端部が
ネジ止め等により壁面に固定されるフランジ部と、他端
部がこのハンガー棒を挿入させる、中空円筒部からなる
支持部材3(9)からなっている。支持部材3(9)の
取り付けは、図13に示すように、フランジ部に設けら
れた穴(12)と壁に閉けた穴を位置合わせして、フラ
ンジ部の穴より支持部材3止めネジ(11)をネジ込ん
で支持部材3(9)を壁(5)に固定する。
示すように丸棒状のハンガー棒2(10)と、一端部が
ネジ止め等により壁面に固定されるフランジ部と、他端
部がこのハンガー棒を挿入させる、中空円筒部からなる
支持部材3(9)からなっている。支持部材3(9)の
取り付けは、図13に示すように、フランジ部に設けら
れた穴(12)と壁に閉けた穴を位置合わせして、フラ
ンジ部の穴より支持部材3止めネジ(11)をネジ込ん
で支持部材3(9)を壁(5)に固定する。
【0003】また、ハンガー棒2(10)の端部を、支
持部材3(9)の中空円筒部に収容し、この中空円筒部
の外周にネジ切りされた、回転止めネジ穴(14)から
回転止めネジ(13)をネジ込んで、ハンガー棒2(1
0)をこの回転止めネジ(13)の先端で押さえてハン
ガー棒2(10)を固定する構造になっている。
持部材3(9)の中空円筒部に収容し、この中空円筒部
の外周にネジ切りされた、回転止めネジ穴(14)から
回転止めネジ(13)をネジ込んで、ハンガー棒2(1
0)をこの回転止めネジ(13)の先端で押さえてハン
ガー棒2(10)を固定する構造になっている。
【0004】なお、この場合、ハンガー棒2(10)を
支持部材3(9)の中空円筒部に収容するためには、い
ったん固定した支持部材3(9)を取り外し、ハンガー
棒を中空円筒部に挿入した後、再び支持部材3(9)を
壁(5)に固定するという作業が必要になる。
支持部材3(9)の中空円筒部に収容するためには、い
ったん固定した支持部材3(9)を取り外し、ハンガー
棒を中空円筒部に挿入した後、再び支持部材3(9)を
壁(5)に固定するという作業が必要になる。
【0005】一方最近では、以下に述べるような、ハン
ガー装置も使用されている。このハンガー装置は図14
に示されている。このハンガー装置では、衣類等を吊す
ハンガー棒3(17)と、その外周部にネジが切られた
円筒部と、端部にこの部材を壁面に固定するフフンジ部
が設けられた支持部材4(15)と、中空の円筒部材で
あって、その内周面の所定範囲に前記支持部材の円筒外
周部に切られたネジ部(15A)にしめこまれるネジ
(16A)が切られた中継部材(16)とからなる。そ
して、この中継部材の内周の、ネジが切られていない部
分にはハンガー棒3(17)が挿入される。
ガー装置も使用されている。このハンガー装置は図14
に示されている。このハンガー装置では、衣類等を吊す
ハンガー棒3(17)と、その外周部にネジが切られた
円筒部と、端部にこの部材を壁面に固定するフフンジ部
が設けられた支持部材4(15)と、中空の円筒部材で
あって、その内周面の所定範囲に前記支持部材の円筒外
周部に切られたネジ部(15A)にしめこまれるネジ
(16A)が切られた中継部材(16)とからなる。そ
して、この中継部材の内周の、ネジが切られていない部
分にはハンガー棒3(17)が挿入される。
【0006】本ハンガー装置においては、図15に示す
ように、まず、支持部材4(15)を壁(5)に取り付
ける。これは支持部材4(15)のフランジ部に開けら
れた支持部材4止めネジ穴(19)と、壁(5)に開け
た穴の位置を一致させ、ここに、支持部材4止めネジ
(18)をねじ込んで固定するもので、先に述べた、ハ
ンガー装置と同様である。
ように、まず、支持部材4(15)を壁(5)に取り付
ける。これは支持部材4(15)のフランジ部に開けら
れた支持部材4止めネジ穴(19)と、壁(5)に開け
た穴の位置を一致させ、ここに、支持部材4止めネジ
(18)をねじ込んで固定するもので、先に述べた、ハ
ンガー装置と同様である。
【0007】そのあと、ハンガー棒3(17)の両端
に、中継部材(16)を挿入した状態で、さきに固定し
た、支持部材4(15)と同心状にハンガー棒3(1
7)を位置させる。この状態で、中継部材(16)を支
持部材4(15)側に引出して、中継部材(16)を回
しながら、支持部材4(15)のネジ部(15A)に中
継部材(16)のネジ部(16)をしめこんでいき、端
部に達したところで、しめこみを終了する。
に、中継部材(16)を挿入した状態で、さきに固定し
た、支持部材4(15)と同心状にハンガー棒3(1
7)を位置させる。この状態で、中継部材(16)を支
持部材4(15)側に引出して、中継部材(16)を回
しながら、支持部材4(15)のネジ部(15A)に中
継部材(16)のネジ部(16)をしめこんでいき、端
部に達したところで、しめこみを終了する。
【0008】以上の作業により、ハンガー棒3(17)
は壁(5)に取り付けた支持部材4(15)に中継部材
(16)を通して、固定されることになる。このハンガ
ー装置であれば、一たん取り付けた支持部材4(15)
を、とりはずす事なく、取り付け作業を行うことが可能
になる。
は壁(5)に取り付けた支持部材4(15)に中継部材
(16)を通して、固定されることになる。このハンガ
ー装置であれば、一たん取り付けた支持部材4(15)
を、とりはずす事なく、取り付け作業を行うことが可能
になる。
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
のハンガー装置は以下に列拳する間題点がある。第1の
ハンガー装置においては、以下のようである。
のハンガー装置は以下に列拳する間題点がある。第1の
ハンガー装置においては、以下のようである。
【0009】1)まず、支持部材3(9)を、壁(5)
に固定する必要があり、そのためには、壁(5)に穴を
あけ、支持部材3(9)をネジ止めするという作業が必
要になる。この作業に手間がかかることと、最近の住宅
においては、耐火性の間題から、壁に石膏ボードを使用
するため、ネジ止めが利かない場合があり、このような
ときは間柱のある位置に取り付けなければならないなど
取り付け位置に制約が生じる。
に固定する必要があり、そのためには、壁(5)に穴を
あけ、支持部材3(9)をネジ止めするという作業が必
要になる。この作業に手間がかかることと、最近の住宅
においては、耐火性の間題から、壁に石膏ボードを使用
するため、ネジ止めが利かない場合があり、このような
ときは間柱のある位置に取り付けなければならないなど
取り付け位置に制約が生じる。
【0010】2)また、ハンガー棒2(10)の取り付
けにおいて、この構造のハンガー装置の場合は、あらか
じめ、支持部材3(9)を左右の壁(5)に取り付けて
しまうと、あとから、ハンガー棒2(10)を支持部材
3(9)の中空円筒部に挿入させることができない。そ
のため、一たん、支持部材3(9)を所定の位置に固定
したあと、支持部材3(9)を外し、支持部材にハンガ
ー棒2(10)を挿入した後、再び、支持部材3(9)
を壁(5)に固定すると言う、二度手間を要することに
なり、この点でも作業性が悪い。
けにおいて、この構造のハンガー装置の場合は、あらか
じめ、支持部材3(9)を左右の壁(5)に取り付けて
しまうと、あとから、ハンガー棒2(10)を支持部材
3(9)の中空円筒部に挿入させることができない。そ
のため、一たん、支持部材3(9)を所定の位置に固定
したあと、支持部材3(9)を外し、支持部材にハンガ
ー棒2(10)を挿入した後、再び、支持部材3(9)
を壁(5)に固定すると言う、二度手間を要することに
なり、この点でも作業性が悪い。
【0011】3)さらに、ハンガー棒2(10)が動か
ないようにするためには、支持部材3(9)の、中空円
筒部に、回転止めネジ(13)をねじ込んで、ハンガー
棒2(10)を固定する必要がある。
ないようにするためには、支持部材3(9)の、中空円
筒部に、回転止めネジ(13)をねじ込んで、ハンガー
棒2(10)を固定する必要がある。
【0012】4)さらに言えば、ハンガー棒2(10)
の端部は、中空円筒部に収容されるが、この部分の外径
はハンガー棒の外径より大きいため、この部分はハンガ
ーとして使用しにくいという不具合もある。このよう
に、第1のハンガー装置においては、取り付け作業性、
および使い勝手の点で、間題点があった。
の端部は、中空円筒部に収容されるが、この部分の外径
はハンガー棒の外径より大きいため、この部分はハンガ
ーとして使用しにくいという不具合もある。このよう
に、第1のハンガー装置においては、取り付け作業性、
および使い勝手の点で、間題点があった。
【0013】第2のハンガー装置においても、以下に述
べるような、間題点がある。
べるような、間題点がある。
【0014】1)支持部材4(15)を壁(5)に固定
するのに、支持部材4止めネジ(18)を使用するた
め、先のハンガー装置において述べた間題が解決され
ず、ねじの利かない場合はその取り付け場所が制限され
る。
するのに、支持部材4止めネジ(18)を使用するた
め、先のハンガー装置において述べた間題が解決され
ず、ねじの利かない場合はその取り付け場所が制限され
る。
【0015】2)中継部材(16)を使用するため、部
品点数が増え、コスト高の原因となる。
品点数が増え、コスト高の原因となる。
【0016】3)さらに支持部材4(15)およぴ中継
部材(16)にネジを切る必要があるためさらにコスト
高となる。
部材(16)にネジを切る必要があるためさらにコスト
高となる。
【0017】4)中継部材(16)は、ハンガー棒3
(17)より外径が大きいため、ハンガー端部はハンガ
ーとして使用しにくい。
(17)より外径が大きいため、ハンガー端部はハンガ
ーとして使用しにくい。
【0018】本発明は、以上述べた、従来のハンガー装
置の欠点を改良することを目的としたものであり、その
特徴は以下のようである。
置の欠点を改良することを目的としたものであり、その
特徴は以下のようである。
【0019】1)ハンガー棒の支持部材の壁面への取り
付けは、壁に穴を開け、そこに支持部材に設けられた突
起を挿入するだけでよく、ねじ止めなどの固定作業が不
要になるとともに、壁が石膏ボードのようなねじの利か
ない場合でも間題がなく、取り付け場所も選ばない。
付けは、壁に穴を開け、そこに支持部材に設けられた突
起を挿入するだけでよく、ねじ止めなどの固定作業が不
要になるとともに、壁が石膏ボードのようなねじの利か
ない場合でも間題がなく、取り付け場所も選ばない。
【0020】2)部品は2極類であり、構造も簡単であ
るため、コストを低減させることができる。
るため、コストを低減させることができる。
【0021】3)ねじ等の部品を使用することなく、ハ
ンガー棒の切り欠きに支持部材の鍔を嵌合させること
で、ハンガー棒の回転止めおよび固定をおこなう事がで
きる。
ンガー棒の切り欠きに支持部材の鍔を嵌合させること
で、ハンガー棒の回転止めおよび固定をおこなう事がで
きる。
【0022】4)支持部材の鍔に上方向に延展する転び
止めを設けることにより、ハンガー棒の側部内面と、転
び止めが接するので、ハンガー棒は支持部材と一体に固
定され、上方向から、ハンガー棒に大きな荷重がかかっ
ても、ハンガー棒が傾斜することなく、支持部材からは
ずれることがない。
止めを設けることにより、ハンガー棒の側部内面と、転
び止めが接するので、ハンガー棒は支持部材と一体に固
定され、上方向から、ハンガー棒に大きな荷重がかかっ
ても、ハンガー棒が傾斜することなく、支持部材からは
ずれることがない。
【0023】
【謀題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の手段として、衣類等を吊す棒状部材と、壁面
に取り付けられ、前記棒状部材を支持する支持部材から
なるハンガー装置において、前記支持部材は、支持体
と、壁面に設けた穴に挿入される円柱状の突起と、前記
棒状部材に設けた切り欠き部と嵌合する鍔部からなり、
前記突起および前記鍔部は、支持体をはさんで反対側の
両端部で支持体に接合されるとともに、前記棒状部材
は、中空の円筒状部材の両側面を側壁によりふさいだ形
状であり、その端部角よりその長さ方向および高さ方向
にほぼ平行幅で所定距離の切り欠きを設けるという手段
が採用される。
に、第1の手段として、衣類等を吊す棒状部材と、壁面
に取り付けられ、前記棒状部材を支持する支持部材から
なるハンガー装置において、前記支持部材は、支持体
と、壁面に設けた穴に挿入される円柱状の突起と、前記
棒状部材に設けた切り欠き部と嵌合する鍔部からなり、
前記突起および前記鍔部は、支持体をはさんで反対側の
両端部で支持体に接合されるとともに、前記棒状部材
は、中空の円筒状部材の両側面を側壁によりふさいだ形
状であり、その端部角よりその長さ方向および高さ方向
にほぼ平行幅で所定距離の切り欠きを設けるという手段
が採用される。
【0024】第2の手段として、第1の手段において、
前記支持部材の鍔部の先端部に支持体の中心方向に延展
する転び止めを設けるという手段が採用される。
前記支持部材の鍔部の先端部に支持体の中心方向に延展
する転び止めを設けるという手段が採用される。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図面を参照して
説明する。図4は本発明に使用される、ハンガー棒1
(2)である。このハンガー棒1(2)は中空の円筒部
材の両側面を側壁によりふさがれており、その端部角よ
り長さ方向および高さ方向にほば平行幅で所定距離切り
欠かれている。また、図2は本発明の第1の実施例に使
用される支持部材1(3)である。図3は本発明の第2
の実施例に使用される支持部材2(4)である。図1は
このハンガー棒1(2)と第2の実施例に使用される支
持部材2(4)が係合される前の状態を示した、斜視図
である。また、図5は本発明の第1の実施例におけるハ
ンガー棒1(2)と、支持部材1(3)を組み立てた状
態を示した断面図であり、図6及び図7は本発明の第2
の実施例における、ハンガー棒1(2)と、支持部材2
(4)を組み立てた状態を示した断面図である。
説明する。図4は本発明に使用される、ハンガー棒1
(2)である。このハンガー棒1(2)は中空の円筒部
材の両側面を側壁によりふさがれており、その端部角よ
り長さ方向および高さ方向にほば平行幅で所定距離切り
欠かれている。また、図2は本発明の第1の実施例に使
用される支持部材1(3)である。図3は本発明の第2
の実施例に使用される支持部材2(4)である。図1は
このハンガー棒1(2)と第2の実施例に使用される支
持部材2(4)が係合される前の状態を示した、斜視図
である。また、図5は本発明の第1の実施例におけるハ
ンガー棒1(2)と、支持部材1(3)を組み立てた状
態を示した断面図であり、図6及び図7は本発明の第2
の実施例における、ハンガー棒1(2)と、支持部材2
(4)を組み立てた状態を示した断面図である。
【0026】第1の実施例においては、まず、ハンガー
を取り付けようとする壁(5)に、支持部材1(3)に
設けられた突起1(3B)を挿入するための穴(6)を
あける。この場合に、壁面は木板でも、最近の住宅に使
用される、石膏ボード(耐火ボード)であつてもよい。
要は穴(6)をあけることができる壁部材で構成された
壁(5)であればよい。したがって、石膏ボードにねじ
止めをした場合のように、ねじ穴がバカになって、取り
付けた支持部材が落下してしまうような事態にはならな
い。
を取り付けようとする壁(5)に、支持部材1(3)に
設けられた突起1(3B)を挿入するための穴(6)を
あける。この場合に、壁面は木板でも、最近の住宅に使
用される、石膏ボード(耐火ボード)であつてもよい。
要は穴(6)をあけることができる壁部材で構成された
壁(5)であればよい。したがって、石膏ボードにねじ
止めをした場合のように、ねじ穴がバカになって、取り
付けた支持部材が落下してしまうような事態にはならな
い。
【0027】図2の支持部材1(3)の突起1(3B)
は円盤状の支持体1(3A)をはさんで一方の側の周端
部に支持体1(3A)に垂直な方向に立設している。こ
の突起1(3B)の形状は円柱形であり、壁に設けた穴
に挿入しても、回転可能になるため、後述するようにハ
ンガー棒(2)を固定した場合に部品の仕上がり(後述
する、鍔部と突起の中心のずれなど)で多少のアンバラ
ンスがあっても、ちようどバランスの良いところで落ち
着くようになっている。
は円盤状の支持体1(3A)をはさんで一方の側の周端
部に支持体1(3A)に垂直な方向に立設している。こ
の突起1(3B)の形状は円柱形であり、壁に設けた穴
に挿入しても、回転可能になるため、後述するようにハ
ンガー棒(2)を固定した場合に部品の仕上がり(後述
する、鍔部と突起の中心のずれなど)で多少のアンバラ
ンスがあっても、ちようどバランスの良いところで落ち
着くようになっている。
【0028】一方、支持体1(3A)の反対側の周端部
で、かつ支持体1(3A)の突起1(3B)と対向する
位置にハンガー棒(2)を支持固定する鍔1(3C)が
支持体1(3A)に垂直な方向に立設されている。この
ように突起1(3B)と鍔1(3C)は、支持体1(3
A)に対し上側と下側に設けられているので、突起1
(3B)を壁(5)に挿入した状態では、鍔1(3C)
が下側にきて、支持部材1(3)全体としては重心が下
側にくるため、安定した状態で壁(5)に取り付けられ
る。
で、かつ支持体1(3A)の突起1(3B)と対向する
位置にハンガー棒(2)を支持固定する鍔1(3C)が
支持体1(3A)に垂直な方向に立設されている。この
ように突起1(3B)と鍔1(3C)は、支持体1(3
A)に対し上側と下側に設けられているので、突起1
(3B)を壁(5)に挿入した状態では、鍔1(3C)
が下側にきて、支持部材1(3)全体としては重心が下
側にくるため、安定した状態で壁(5)に取り付けられ
る。
【0029】この鍔1(3C)は一定の厚みの板状部材
からなっており、この鍔1(3C)に円筒状のハンガー
棒1(2)の端部の切り欠き1(2A)が嵌合する。こ
のハンガー棒の切り欠き1(2A)はハンガー棒1
(2)の端部角より、その長さ方向および、高さ方向に
鍔1(3C)の板幅に嵌合する所定の幅で切り欠かれて
いる。
からなっており、この鍔1(3C)に円筒状のハンガー
棒1(2)の端部の切り欠き1(2A)が嵌合する。こ
のハンガー棒の切り欠き1(2A)はハンガー棒1
(2)の端部角より、その長さ方向および、高さ方向に
鍔1(3C)の板幅に嵌合する所定の幅で切り欠かれて
いる。
【0030】この支持部材1(3)の鍔1(3C)とハ
ンガー棒1(2)の切り欠き1(2A)が嵌合すると、
ハンガー棒1(2)は鍔1(3C)とわずかな隙間をも
って嵌合するため、回転方向には移動できず、また、支
持部材1(3)の突起1(3B)に対し、重心が下側に
なるため安定した状態で設置されることになる。
ンガー棒1(2)の切り欠き1(2A)が嵌合すると、
ハンガー棒1(2)は鍔1(3C)とわずかな隙間をも
って嵌合するため、回転方向には移動できず、また、支
持部材1(3)の突起1(3B)に対し、重心が下側に
なるため安定した状態で設置されることになる。
【0031】このとき、前述したように、わずかな、ア
ンバランスが生じたとしても、支持部材1(3)の突起
1(3B)が回転可能に構成されているので、ハンガー
装置全体の重心が、垂直下方に一致して、ハンガー棒1
(2)の位置の安定がはかられる。
ンバランスが生じたとしても、支持部材1(3)の突起
1(3B)が回転可能に構成されているので、ハンガー
装置全体の重心が、垂直下方に一致して、ハンガー棒1
(2)の位置の安定がはかられる。
【0032】また、本発明の第2の実施例における、支
持部材2(4)が図3に示されている。この支持部材2
(4)においては、支持体2(4A)に垂直に立設した
鍔2(4C)の上方向に延展する転び止め(4D)を設
けている。
持部材2(4)が図3に示されている。この支持部材2
(4)においては、支持体2(4A)に垂直に立設した
鍔2(4C)の上方向に延展する転び止め(4D)を設
けている。
【0033】これは、鍔2(4C)にハンガー棒1
(2)の切り欠き1(2A)を嵌合した状態で、鍔2
(4C)の上方向に、延展する転び止め(4D)が、ハ
ンガー棒1(2)の側部内面(2B)と接し、支持部材
2(4)とハンガー棒1(2)が一体に固定されるた
め、ハンガー棒1(2)に上から大きな荷重がかかって
も、ハンガー棒1(2)が、傾斜するのを防止するもの
であり、これによりハンガー棒1(2)が支持部材2
(4)からはずれるのを防止できる。この支持部材2
(4)と、ハンガー棒1(2)が組み合わされた状態が
図6に示されている。
(2)の切り欠き1(2A)を嵌合した状態で、鍔2
(4C)の上方向に、延展する転び止め(4D)が、ハ
ンガー棒1(2)の側部内面(2B)と接し、支持部材
2(4)とハンガー棒1(2)が一体に固定されるた
め、ハンガー棒1(2)に上から大きな荷重がかかって
も、ハンガー棒1(2)が、傾斜するのを防止するもの
であり、これによりハンガー棒1(2)が支持部材2
(4)からはずれるのを防止できる。この支持部材2
(4)と、ハンガー棒1(2)が組み合わされた状態が
図6に示されている。
【0034】さらに、図7には、壁間の寸法誤差により
突起2(4B)と、壁(5)に隙間が生じている状態が
示されている。このような場合でも、ハンガー棒1
(2)の側部内面(2B)と鍔2(4C)の転び止め
(4D)が接するため、両者は一体に固定され、ハンガ
ー棒1(2)に上から大きな荷重がかかっても、ハンガ
ー棒1(2)は傾斜せず、支持部材2(4)も壁より外
れることはない。
突起2(4B)と、壁(5)に隙間が生じている状態が
示されている。このような場合でも、ハンガー棒1
(2)の側部内面(2B)と鍔2(4C)の転び止め
(4D)が接するため、両者は一体に固定され、ハンガ
ー棒1(2)に上から大きな荷重がかかっても、ハンガ
ー棒1(2)は傾斜せず、支持部材2(4)も壁より外
れることはない。
【0035】また、上述の様に、建築物においては、そ
の壁間の寸法誤差が比較的大きい場合があり、壁に取り
付けた支持部材間の距離とハンガー棒の長さ方向の寸法
の間に違いが生じ、支持部材の鍔に嵌合したハンガー棒
と支持部材の支持体との間に左右方向のガタが生じるこ
とがある。
の壁間の寸法誤差が比較的大きい場合があり、壁に取り
付けた支持部材間の距離とハンガー棒の長さ方向の寸法
の間に違いが生じ、支持部材の鍔に嵌合したハンガー棒
と支持部材の支持体との間に左右方向のガタが生じるこ
とがある。
【0036】このような場合は、図8に示されるよう
な、支持部材の突起に貫通する穴をもうけた板状の部材
である調整板1(7)を、壁面と支持部材の間に挿入す
るか、あるいは、図9に示されるような、支持部材の鍔
部に嵌合する切り欠きを設けた板状の部材である調整板
2(8)を、支持部材とハンガー棒1(2)端面の間に
挿入することによりガタをなくすることができる。調整
板1(7)を用いたハンガー装置の組立断面図は、本発
明の第3の実施例として図10に示されている。また、
調整板2(8)を用いたハンガー装置の組立断面図は、
本発明の第4の実施例として図11に示されている。
な、支持部材の突起に貫通する穴をもうけた板状の部材
である調整板1(7)を、壁面と支持部材の間に挿入す
るか、あるいは、図9に示されるような、支持部材の鍔
部に嵌合する切り欠きを設けた板状の部材である調整板
2(8)を、支持部材とハンガー棒1(2)端面の間に
挿入することによりガタをなくすることができる。調整
板1(7)を用いたハンガー装置の組立断面図は、本発
明の第3の実施例として図10に示されている。また、
調整板2(8)を用いたハンガー装置の組立断面図は、
本発明の第4の実施例として図11に示されている。
【0037】なお、本発明は、以上説明した、実施例に
限定されるものではなく、以下の様な実施例等も、本発
明の範囲に含まれる。
限定されるものではなく、以下の様な実施例等も、本発
明の範囲に含まれる。
【0038】(1)支持体に垂直に立設された、板状の
鍔はハンガー棒の切り欠き部に嵌合し、ハンガー棒を固
定する機能を有すればよく、たとえば、おおよそハンガ
ー棒の切り欠きの幅の直径を有する丸棒等を複数立設し
たものでもよい。
鍔はハンガー棒の切り欠き部に嵌合し、ハンガー棒を固
定する機能を有すればよく、たとえば、おおよそハンガ
ー棒の切り欠きの幅の直径を有する丸棒等を複数立設し
たものでもよい。
【0039】(2)さらに図16に示すように、支持部
材5(20)の丸棒状の鍔5(20C)の先端に転び止
めのための球状部材を設けたものでもよい。なお、図1
7には、先端に球状の転び止めを設けた鍔と嵌合するハ
ンガー棒4(21)の組立断面図が示されている。
材5(20)の丸棒状の鍔5(20C)の先端に転び止
めのための球状部材を設けたものでもよい。なお、図1
7には、先端に球状の転び止めを設けた鍔と嵌合するハ
ンガー棒4(21)の組立断面図が示されている。
【0040】(5)また、図18に示すごとく、支持部
材7(23)の支持体7(23A)は棒状部材でも、平
角板であってもよい。
材7(23)の支持体7(23A)は棒状部材でも、平
角板であってもよい。
【0041】(6)また、図19に示すごとく、支持部
材8(24)は突起8(24B)と鍔8(24C)を直
接、接続する構造であってもよい。
材8(24)は突起8(24B)と鍔8(24C)を直
接、接続する構造であってもよい。
【0042】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0043】1)部品はハンガー棒と、その支持部材の
2種類であり、構造も簡単であるため、コストを低減さ
せることができる。
2種類であり、構造も簡単であるため、コストを低減さ
せることができる。
【0044】2)ハンガー棒を支持する支持部材の、壁
面への取り付けは、壁に穴を開け、そこに支持部材に設
けられた突起を挿入するだけでよく、ねじ止めなどの固
定作業が不要になり作業時間の短縮がはかられる。
面への取り付けは、壁に穴を開け、そこに支持部材に設
けられた突起を挿入するだけでよく、ねじ止めなどの固
定作業が不要になり作業時間の短縮がはかられる。
【0045】3)また、穴を開けて、そこに支持部材に
設けられた突起を挿入するだけで取り付けられるため、
穴開けの壁は石膏ボードのようなねじの利かない壁でも
間題がなく、取り付ける壁の種類や場所を選ばない。
設けられた突起を挿入するだけで取り付けられるため、
穴開けの壁は石膏ボードのようなねじの利かない壁でも
間題がなく、取り付ける壁の種類や場所を選ばない。
【0046】4)ねじ等による締め付け固定を行わなく
ても、ハンガー棒の切り欠き部を支持部材の鍔部に嵌合
させるだけで、ハンガー棒の回転止めおよび固定をおこ
なう事ができる。
ても、ハンガー棒の切り欠き部を支持部材の鍔部に嵌合
させるだけで、ハンガー棒の回転止めおよび固定をおこ
なう事ができる。
【0047】5)突起の形状は円柱形であり、壁に設け
た穴に挿入しても、回転可能になるため、ハンガー棒を
固定した場合に鍔部と突起が、支持体の中心にたいし多
少の ズレがあっても、ハンガー棒は重心の安定した位置
に落ち着くようになっている。
た穴に挿入しても、回転可能になるため、ハンガー棒を
固定した場合に鍔部と突起が、支持体の中心にたいし多
少の ズレがあっても、ハンガー棒は重心の安定した位置
に落ち着くようになっている。
【0048】6)支持部材の鍔の上方向に延展する転び
止めを設けたので、転び止めとハンガー棒の側部内面と
が接触して、ハンガー棒と支持部材が一体に固定され
る。したがって、ハンガー棒に大きな荷重ががかって
も、ハンガー棒が傾斜することなく、支持部材からはず
れることはない。
止めを設けたので、転び止めとハンガー棒の側部内面と
が接触して、ハンガー棒と支持部材が一体に固定され
る。したがって、ハンガー棒に大きな荷重ががかって
も、ハンガー棒が傾斜することなく、支持部材からはず
れることはない。
【図1】本発明に係わるハンガー装置の斜視図である。
【図2】本発明に係わるハンガー装置の第1の支持部材
の左右側面、正面図である。
の左右側面、正面図である。
【図3】本発明に係わるハンガー装置の第2の支持部材
の左右側面、正面図である。
の左右側面、正面図である。
【図4】本発明に係わるハンガー装置のハンガー棒の左
右側面、正面断面図である。
右側面、正面断面図である。
【図5】本発明に係わるハンガー装置の第1の実施例の
正面断面図である。
正面断面図である。
【図6】本発明に係わるハンガー装置の第2の実施例の
正面断面図である。
正面断面図である。
【図7】本発明に係わるハンガー装置の第2の実施例の
正面断面図である。
正面断面図である。
【図8】本発明に係わるハンガー装置の第1の調整板の
正面、側面図である。
正面、側面図である。
【図9】本発明に係わるハンガー装置の第2の調整板の
正面、側面図である。
正面、側面図である。
【図10】本発明に係わるハンガー装置の第3の実施例
の正面断面図である。
の正面断面図である。
【図11】本発明に係わるハンガー装置の第4の実施例
の正面断面図である。
の正面断面図である。
【図12】従来の第1のハンガー装置を示す正面断面図
である。
である。
【図13】従来の第1のハンガー装置のハンガー棒の取
付けの説明図である。
付けの説明図である。
【図14】従来の第2のハンガー装置を示す正面断面図
である。
である。
【図15】従来の第2のハンガー装置のハンガー棒の取
付けの説明図である。
付けの説明図である。
【図16】本発明に係わるハンガー装置の他の例の支持
部材の左右側面、正面図である。
部材の左右側面、正面図である。
【図17】本発明に係わるハンガー装置の他の例の支持
部材とハンガー棒の組立の正面断面図である。
部材とハンガー棒の組立の正面断面図である。
【図18】本発明に係わるハンガー装置のさらに他の例
の支持部材の図である。
の支持部材の図である。
【図19】本発明に係わるハンガー装置のさらに他の例
の支持部材の図である。
の支持部材の図である。
1 ハンガー装置 2 ハンガー棒1 2A 切り欠き1 2B 側部内面 3 支持部材1 3A 支持体1 3B 突起1 3C 鍔1 4 支持部材2 4A 支持体2 4B 突起2 4C 鍔2 5 壁 6 突起挿入穴 7 調整板1 8 調整板2 9 支持部材3 10 ハンガー棒2 11 支持部材3止めネジ 12 支持部林3止めネジ穴 13 回転止めネジ 14 回転止めネジ穴 15 支持部材4 15A オスネジ部 16A メスネジ部 16 中継部材 17 ハンガー棒3 18 支持部材4止めネジ 19 支持部材4止めネジ穴 20 支持部材5 20A 支持体5 20B 突起5 20C 鍔5 21 ハンガー棒4 21A 切り欠き2 23 支持部材7 23A 支持体7 23B 突起7 23C 鍔7 24 支持部材8 24B 突起8 24C 鍔8
Claims (2)
- 【請求項1】衣類等を吊す棒状部材と、壁面に取り付け
られ、前記棒状部材を支持する支持部材からなるハンガ
ー装置において、前記支持部材は、支持体と、壁面に設
けた穴に挿入される円柱状の突起と、前記棒状部材に設
けた切り欠き部と嵌合する鍔部からなり、前記突起およ
び前記鍔部は、支持体をはさんで反対側の両端部で支持
体に接合されるとともに、前記棒状部材は、中空の円筒
状部材の両側面を側壁によりふさいだ形状であり、その
端部角よりその長さ方向および高さ方向にほぼ平行幅で
所定距離の切り欠きを設けたことを特徴とするハンガー
装置。 - 【請求項2】前記支持部材の鍔部の先端部に支持体の中
心方向に延展する転び止めを設けたことを特徴とする請
求項1に記載のハンガー装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35249196A JP2961409B2 (ja) | 1996-11-26 | 1996-11-26 | ハンガー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35249196A JP2961409B2 (ja) | 1996-11-26 | 1996-11-26 | ハンガー装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10155629A JPH10155629A (ja) | 1998-06-16 |
JP2961409B2 true JP2961409B2 (ja) | 1999-10-12 |
Family
ID=18424440
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35249196A Expired - Fee Related JP2961409B2 (ja) | 1996-11-26 | 1996-11-26 | ハンガー装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2961409B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002013661A1 (fr) * | 2000-08-10 | 2002-02-21 | Yasuyuki Saito | Structure de support d'un tuyau suspendu |
KR200453308Y1 (ko) | 2008-10-10 | 2011-04-20 | 이현기 | 조명장치를 내장한 일체형 옷걸이 행거 |
-
1996
- 1996-11-26 JP JP35249196A patent/JP2961409B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10155629A (ja) | 1998-06-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0114880B1 (en) | Hanger assembly | |
USRE34786E (en) | Molded plastic stud box support and box | |
US5042673A (en) | Electric box extension | |
US4650164A (en) | Internally clamped handrail system | |
EP2334879A1 (en) | System consisting of sections and junction elements for forming load-bearing structures | |
JP2961409B2 (ja) | ハンガー装置 | |
US6540463B2 (en) | Blind hole panel nut | |
JPH0610006Y2 (ja) | 間仕切壁の下部取付構造 | |
JP3135824B2 (ja) | 長尺物の支持構造 | |
JP3041775B2 (ja) | 筐体と支柱の連結装置 | |
JPH10292548A (ja) | 天井支持構造 | |
KR930005592Y1 (ko) | 건축용 판넬지지대 | |
JP3266594B2 (ja) | 長尺物の支持構造 | |
KR102690344B1 (ko) | 매립박스를 이용한 높은 호환성을 가진 브라켓 | |
JP2002322795A (ja) | フロアパネル支持脚 | |
JP3163512B2 (ja) | 天井バーの連結構造 | |
KR200159899Y1 (ko) | 칸막이 연결용 지주의 조립장치 | |
JP2004176997A (ja) | 段状設置具及び室外機の設置工法 | |
KR0137406Y1 (ko) | 배선덕트 지지용 브래킷 | |
JP2867154B2 (ja) | 床支持金具 | |
JPH0426043Y2 (ja) | ||
JPS5942930Y2 (ja) | 家具固定装置 | |
JP2879748B2 (ja) | 二重床の高さ調節用ボルトおよびそのセット | |
JP2001049813A (ja) | 折板屋根の雨樋吊金具 | |
JPS627143Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |