JP2867154B2 - 床支持金具 - Google Patents

床支持金具

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JP2867154B2
JP2867154B2 JP1309760A JP30976089A JP2867154B2 JP 2867154 B2 JP2867154 B2 JP 2867154B2 JP 1309760 A JP1309760 A JP 1309760A JP 30976089 A JP30976089 A JP 30976089A JP 2867154 B2 JP2867154 B2 JP 2867154B2
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光昭 村尾
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業状の利用分野) 本発明は、一般住宅やOA機器対応のフリーアクセス床
その他各用途の床を支持するための床支持金具の改良に
関する。
(従来の技術とその問題点) 最近のインテリジェントビルはOA機器対応のため、床
支持金具(B)上にフリーアクセス床パネル(11′)を
敷設して行くフリーアクセス床が多く用いられている。
さて、このフリーアクセス床は、基礎面(12′)であ
るコンクリートスラブからの高さがまちまちであるため
に、第3図のような左右ねじ(2′)と、市販のナット
(6′)を溶接した板金製の脚部(7′)で構成される
フリーアクセス床用の床支持金具(B)でアジャストす
るように設計されていた。
しかしながら、この場合フリーアクセス床には部屋の
内装時には内装部材が積み重ねられたり、又、通常の使
用時には重いOA機器が設置されるものであり、場合によ
ってはその重さや、内装部材やOA機器の載置時の衝撃荷
重に負けて板金製の脚部(7′)が座屈を起こし、床面
に不陸を発生するというような問題があった。そこで、
脚部(7′)に補強を付加する事も試みられたがコスト
増の割には効果が乏しいという問題があった。
又、一般住宅でもALC板など比較的重量の大きい建築
部材が使用され、それが建築中に床に山積みされる事が
あり、そのような場合にも前述のように脚部(7′)が
座屈を起こすと言う事があった。
(発明の目的) 本発明はかかる従来例の欠点に鑑みて為されたもの
で、その目的とする処は、コスト増をもたらす事なく強
度に優れフリーアクセス床の不陸が発生する事もない床
支持金具を提供するにある。
(問題点を解決するための手段) 以下、本発明の第1実施例を示す請求項(1)では上
記問題点を解決するために、 基礎面(12)上に載置する載置板(1)上に背の高い
下部高ナット(3)を立設し、 床面を支持するための支持板(5)の下面に背の高い
下部高ナット(6)を垂設し、 前記両高ナット(3)(6)の内周に互いに逆向きの
雌ねじを螺設し、 中央部分にねじ棒回動部(4)を設け、その両端に互
いに逆向きの雄ねじを螺設した左右ねじ(2)を前記両
高ナット(3)(6)にそれぞれ螺装する。
と言う技術的手段を採用しており、 請求項(2)では; 請求項(1)の両高ナット(3)(6)において、雌
ねじより各板材(1)(5)に近い内周部分を左右ねじ
(2)の外径より大に形成し、 雌ねじ螺設部分を高いナット(3)(6)の先端内周
に形成する。
;と言う技術的手段を採用している。
(作用) しかして、左右ねじ(2)を両高ナット(6)に螺装
し、基礎面(12)上に本発明にかかる多数の床支持金具
(A)を所定の間隔をあけて立設し、左右ねじ(2)を
回してフリーアクセス床その他の床面の高さに合わせ
る。然る後、固定ナット(9)(9)で高ナットに左
右ねじ(2)をダブルナット掛けにて固定し、続いて支
持板(5)上に根太(10)を一定間隔で掛け渡し、最後
にフリーアクセス床パネル(11)を敷設していく。
このように敷設されたフリーアクセス床上に内装部材
を積載したりOA機器を載置しても両高ナット(3)
(6)の強度が優れているために座屈を生じたりする事
がなく、床の沈下が生ない。
(実施例) 以下、本発明の構成を図示実施例に従って説明する。
第2図(a)は本発明にかかる床支持金具(A)の第1
実施例である。床支持金具(A)はコンクリートスラブ
などの基礎面(12)上に立設されるものである。載置板
(1)は単なる矩形板状のもので、中央に下部高ナット
(3)がかしめ又は溶接にてほぼ垂直に立設されてお
り、内周面に雌ねじが螺設されている。左右ねじ(2)
の中央には例えば六角のスパナ掛けのようなねじ棒回動
部(4)が設けてあり、その両側には互いに逆向きの雄
ねじが螺設されている。ねじ棒材回動部(4)は、前記
のスパナ掛けのような場合に限られず、左右ねじ(2)
を貫通する通孔を穿設してバーを差し込んで回転するよ
うにしてもよいものであり、又、バーを左右ねじ(2)
に直角に溶接してもよい。支持板(5)は直接乃至根太
(10)を介して一般住宅の床、又はフリーアクセス床パ
ネル(11)などを支持するためのもので、矩形の板状の
ものであり、下面中央に背の高い上部高ナット(6)を
溶接又はかしめにて固着して垂設してある。前記上部高
ナット(6)の内周面には下部高ナットの雌ねじとは逆
向きの雌ねじが螺設されている。上下高ナット(3)
(6)の雌ねじは総ねじでもよいが、第2図に示すよう
に、先端側だけに雌ねじを螺設し、この雌ねじより各板
材側の内周を左右ねじ(2)の外径より大に形成しても
よい。この部分を大径穴部(8)とする。
しかして、左右ねじ(2)を上下高ナット(3)
(6)に螺装し、基礎面(12)上に本発明にかかる多数
の床支持金具(A)を所定の間隔をあけて接着にて立設
し、続いて左右ねじ(2)のねじ棒回動部(4)にスパ
ナを掛けて左右ねじ(2)を回し、フリーアクセス床の
床面の高さを合わせる。左右ねじ(2)の回転に合わせ
て2倍の量で支持板(5)が上下する。高さ調整の完了
した処で左右ねじ(2)に螺装された固定ナットを回し
て左右ねじ(2)と上下高ナット(3)(6)とを固定
する。然る後、支持板(5)上に根太(10)を一定間隔
で掛け渡し、続いてフリーアクセス床パネル(11)を敷
設していく。このように敷設された一般住宅用床やフリ
ーアクセス床(24)上に例えば内装部材やOA機器を載置
したり設置したとしても上下高ナット(3)(6)の温
度が優れているために座屈を起こすような事がない。
第2図(b)は、本発明の第2実施例で載置板の中央
通孔に下部高ナット(3)を挿入し、フランジ部分に中
央通孔の孔縁を溶接し、基礎面上に下部高ナット(3)
のフランジ部分を直接載置した例で、床からの荷重を直
接フランジ部分が担持する事になり、溶接部分に負担が
懸かりにくい構造となっている。
(効果) 本発明は第1項において、基礎面上に載置する載置板
上に背の高い高ナットを立設し、床面を支持するための
支持板の下面に背の高い高ナットを垂設して前記両高ナ
ットの内周に互いに逆向きの雌ねじを螺設し、中央部分
にねじ棒回動部を設け、その両端に互いに逆向きの雄ね
じを螺設した左右ねじを前記両高ナットにそれぞれ螺装
してあるので、床からの荷重は強度の優れた円筒状の高
ナットと円柱状の左右ねじとで受け持つ事になり、従来
のような板金製の脚部のように座屈を生ずる事がなく、
床面の不陸を生じたりするような事がない。その他、脚
部として高ナットを使用しているために板金製の脚部よ
りはるかに強度が大であるために板金製の脚部より細く
する事が出来、それ故コンパクト化することが出来るも
のであり持ち運びや在庫管理に便利である。
又、請求項(2)では、高ナットの雌ねじより各板材
に近い内周部分を左右ねじの外径より大に形成し、雌ね
じ螺設部分を高ナットの先端内周に形成してあるので、
加工に時間のかかるねじ加工が非常に短くなるだけてな
く、鍍金時に鍍金液が切れやすくなりこの面でも鍍金作
業の能率が向上する。
【図面の簡単な説明】 第1図……本発明における床敷設状態を示す斜視図 第2図(a)……本発明の一実施例の正面からの半断面
図 第2図(b)……本発明の他の実施例の正面からの半断
面図 第3図……従来例の正面図 (A)……本発明にかかる床支持金具 (B)……従来例の床支持金具 (1)……載置板、(2)……左右ねじ (3)……下部高ナット、(4)……ねじ棒回動部 (5)……支持板、(6)……上部高ナット (7′)……脚部、(8)……大径穴部 (9)……固定ナット、(10)……根太 (11)……フリーアクセス床パネル (12)……基礎面

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基礎面上に載置する載置板上に背の高い下
    部高ナットを立設し、床面を支持するための支持板の下
    面に背の高い上部高ナットを垂設して前記両高ナットの
    内周に互いに逆向きの雌ねじを螺設し、中央部分にねじ
    棒回動部を設け、その両端に互いに逆向きの雄ねじを螺
    設した左右ねじを前記両高ナットにそれぞれ螺装して成
    る事を特徴とする床支持金具。
  2. 【請求項2】請求項(1)の両高ナットにおいて、雌ね
    じより各板材に近い内周部分を左右ねじの外径より大に
    形成し、雌ねじ螺設部分を高ナットの先端内周に形成し
    た事を特徴とする床支持金具。
JP1309760A 1989-11-29 1989-11-29 床支持金具 Expired - Lifetime JP2867154B2 (ja)

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JPH03169966A JPH03169966A (ja) 1991-07-23
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