JPH076319Y2 - 床板等の高さ調整装置 - Google Patents

床板等の高さ調整装置

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JPH076319Y2
JPH076319Y2 JP4035289U JP4035289U JPH076319Y2 JP H076319 Y2 JPH076319 Y2 JP H076319Y2 JP 4035289 U JP4035289 U JP 4035289U JP 4035289 U JP4035289 U JP 4035289U JP H076319 Y2 JPH076319 Y2 JP H076319Y2
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pedestal
plate
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勝文 江端
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勝文 江端
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は床板等の高さ調整装置に関する。詳しくは、OA
機器室の如く、床下に各種電気機器のケーブル類を配装
するために、既設床との間に所定の間隔をもって床板を
敷並べて上床を施工するあたり、床板に埋設してその高
さを調整することができるようにした床板等の高さ調整
装置に関するものである。
〔従来の技術〕
OA機器室の如く、各種電気機器を設置し、これら機器の
相互間や電源等との接続用ケーブル類を格納するため
に、建物の既設床の上に所定間隔をもって更に多数枚の
床板を敷並べて上床を施し、この上床の床下に上記ケー
ブル類を配送して、ケーブル類の損傷を防ぐと共に、OA
機器室を整理するようにしている。上記床板は既設床と
の高さを調整して水平かつ一面に敷並べる必要がある。
従来、この種床板の高さ調整装置としては、適宜厚みを
有する台座の下面に、4個の螺孔を台座の周縁に沿って
等間隔に穿設し、外周に床板載置用の鍔を設けたネジ棒
を上記各螺孔に着脱自在に螺着してなり、上記鍔に床板
を載置するものが、本出願人等により提供されている
(昭和60年実用新案登録願第54056号(実開昭62−629号
公報)参照)。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記従来の技術で述べたものは、4枚の床板の隅部を載
せることができ、しかも、各床板毎に高さの調整を行え
るものの、ネジ棒が不用意に回動することがあって、床
面に段差が生じるという問題点を有していた。
本考案は、上述のような問題点に鑑み考案されたもの
で、高さ調整用のネジ棒の回動により所定の高さに設定
した後は、上記ネジ棒が不用意に回動するのを防ぎ、床
面を水平かつ面一に保てるようにした床板等の高さ調整
装置を提供するものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案に係る床板等の高さ調整装置は、適宜厚みを有す
る台座の下面に、屈曲可能な板状体を台座との間に間隔
をもって設けてある。この台座から板状体に連通する螺
孔を穿設してあり、該螺孔に高さ調整用のネジ棒が螺挿
されている。また、台座から板状体に向い別途に締付用
ネジを螺挿してあり、この締付用ネジの下端部が板状体
に接触させてあることを特徴としている。
〔考案の作用〕
本考案の高さ調整装置は、例えば、上床の施工の際に使
用する床板に埋め込む。そして高さ調整用のネジ棒の下
端部を既設床上に接するように床板を敷並べ、台座の上
面側からネジ棒を回動することによって既設床との高さ
を調整する。所定の高さに設定した後は、締付け用ネジ
を台座の上面側から回動する。そうすると該締付け用ネ
ジの下端部で板状体が押し下げられて屈曲し、板状体の
螺孔とこれに螺挿されている高さ調整用のネジ棒とが強
力な圧着状態になり、ネジ棒の回動を防ぐ。
〔実施例〕
次に本考案の実施例を添附の図面において説明する。
第1図は分解斜視図、第2図は床板に使用した場合の断
面図である。
本考案に係る床板等の高さ調整装置は、第1図に示す如
く、適宜厚みを有する台座1の下面に屈曲可能な板状体
2を台座1との間に間隔をもって設けてある。台座1は
金属等からなり、鍔3が突設された略楕円形を呈し、床
板4の厚みと同等の厚みを有するものを例示してある。
板状体2は台座1よりも極端に肉薄で、台座1の下面に
それと一体に設けられ、端部側が押し下げられて屈曲す
るようになっている。上記台座1に螺孔5を、また、板
状体2にも螺孔5と同径の螺孔6をそれぞれ穿設してあ
り、これら螺孔5と6は台座1の上面から板状体2の下
面に連通している。これらの螺孔5と6とに高さ調整用
のネジ棒7が螺挿されている。このネジ棒7は台座1の
上面側から回動することができるようになっている。ま
た、台座1には上記螺孔5から離れた位置で、板状体2
に向って螺孔8が穿設してあり、該螺孔8に螺挿した締
付用ネジ9の下端部が板状体2に接触するようになって
いるものである。この締付用ネジ9は台座1の上面側か
ら回動し得るようになっている。
上述のような高さ調整装置は、例えば、第2図に示す如
く、上床の施工に用いる床板4の各隅部に埋め込む。こ
の場合、高さ調整用のネジ棒7の下端部を既設床10に接
するように床板4を敷並べ、台座1の上面側からネジ棒
7を回動して、既設床10との高さを調整する。所定の高
さに設定した後は、締付用ネジ9を台座1の上面側から
回動して、板状体2が点線の位置から実線の位置まで下
方に押し下げ屈曲させる。そうすると、板状体2の螺孔
6の山部及び谷部とネジ棒7の谷部及び山部とに僅少な
ずれが生じると共に、該螺孔6とネジ棒7とが強力な圧
着状態になって、ネジ棒7の回動を防ぐ。また、締付用
ネジ9は屈曲状態の板状体2により上方に押し上げられ
ているために、不用意に回動しなくなる。
なお、本考案を上床用の床板に使用した場合を説明した
が、これに限らず、例えば、各種事務用機械器具や家具
等にも使用できることは言うまでもない。
〔考案の効果〕
以上にように本考案によれば、締付用ネジを回動して板
状体を下方に押し下げ屈曲させると、板状体の螺孔とこ
れに螺挿されている高さ調整用ネジ棒とが強力な圧着状
態になって、該ネジ棒が不用意に回動しなくなるから、
設定した高さを持続することができる。また、その用途
も上床用の床板をはじめ、各種事務用機械器具等広範囲
に亘るものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は分解斜視図、第
2図は床板に使用した場合の断面図である。 図中1は台座、2は板状体、4は床板、5は台座の螺
孔、6は板状体の螺孔、7は高さ調整用のネジ棒、8は
台座の螺孔、9は締付用ネジを示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】適宜厚みを有する台座の下面に、屈曲可能
    な板状体を台座との間に間隔をもって設け、該台座から
    板状体に連通する螺孔を穿設してこれに高さ調整用のネ
    ジ棒を螺挿すると共に、台座から板状体に向い別途に締
    付用ネジを螺挿し、該締付用ネジの下端部を板状体に接
    触させてある床板等の高さ調整装置。
JP4035289U 1989-04-05 1989-04-05 床板等の高さ調整装置 Expired - Lifetime JPH076319Y2 (ja)

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JP4035289U JPH076319Y2 (ja) 1989-04-05 1989-04-05 床板等の高さ調整装置

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Publication Number Publication Date
JPH02130937U JPH02130937U (ja) 1990-10-30
JPH076319Y2 true JPH076319Y2 (ja) 1995-02-15

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