JPH0519427U - 二重床用床パネル - Google Patents

二重床用床パネル

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JPH0519427U
JPH0519427U JP7628491U JP7628491U JPH0519427U JP H0519427 U JPH0519427 U JP H0519427U JP 7628491 U JP7628491 U JP 7628491U JP 7628491 U JP7628491 U JP 7628491U JP H0519427 U JPH0519427 U JP H0519427U
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JP
Japan
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floor
legs
double
height adjusting
top plate
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Pending
Application number
JP7628491U
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English (en)
Inventor
洋 真野
弘 小山
Original Assignee
タジマサービス株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 天板11に、高さ調節機能を有しない3本の
固定脚13,15,17と、高さ調節機能を具えた脚1
9を取り付けてなる二重床用床パネルを置き並べてフリ
ーアクセスフロアを形成する。 【効果】 床スラブに急激な凹凸があった場合でも、高
さ調節可能な脚19により、この凹凸を吸収して簡便に
二重床を形成できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、二重床の施工に用いられる床パネルに関する。
【0002】
【従来の技術】
旧来から、大型電算機室では、床下地から浮かして別途床材を設けて二重構造 とし、この空間部に電算機用の電源や通信回路用のケーブル等を敷設したり、あ るいは空調設備等を収納している。
【0003】 近年、オフィースオートメーション化が進むにつれて、オフィースコンピュー タやワードプロセッサ等の小型電子機器類が一般事務室にも多く設置されるよう になった。この場合にも、室内環境を良好に保つために二重床構造が採られてお り、一般に、フリーアクセスフロアと呼ばれている。
【0004】 従来のフリーアクセスフロアにおいては、スラブ等の床下地上に、ネジ部材な どによる高さ調整機構を具えた支持具を多数設け、この上に床材を敷設して二重 床を形成している。しかし、このようなフリーアクセスフロアは、実開昭59− 120236号公報、同59−120237号公報にも見られるように、通常4 50〜600mm角程度の床材の四隅をそれぞれ支持具で支承して高さ調整をし ているため、この支持具の設置・固定やレベル出し作業に時間を要していた。ま た、床下地面から比較的高い位置に床材を敷設することとなり、室内の高さ空間 が無駄になっていた。
【0005】 そこで、天板の下に予め4本あるいはそれ以上の支持脚を取り付けた床パネル を、床下地上に置き並べることによって二重床とする簡易型の施工方法が開発さ れた。この方法によれば、比較的安価に床パネルを製造でき、しかも施工が簡単 で、二重床の形成に必要な高さスペースも少なくてすむ。
【0006】 このような従来の簡易型二重床用床パネルとしては、高さ調整機構を有しない 固定脚を天板に対して4本あるいはそれ以上取り付けたものが知られている。し かし、床下地に若干の凹凸や傾きが避けられないことから、このタイプの床パネ ルではガタツキが生じるが、多少のガタツキはコストとひきかえに犠牲にしてい た。しかしながら、局部的に激しい凹凸部がある場合には、そのガタツキは許容 の範囲を超えるという問題があった。
【0007】 一方、4本の支持脚全部に高さ調整機構を設けた床パネルも知られている。こ のタイプであれば、確かにガタツキは防止できるが、高さ調整機構を設けるため に床パネルの製造コストが上昇し、また、施工時の高さ調整も面倒となり、簡易 型床パネルのもっている本来の利点の多くが損なわれてしまう。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、製造コストの低減化が可能で、また、二重床の施工も容易であり、 しかも、パネルの脚のうちの一ケ所に激しい凹凸があっても、ガタツキの発生を 実質的に問題のない範囲に抑止が可能な、簡易型の二重床用床パネルを提供する ものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案の二重床用床パネルは、 天板の下面に4本以上の支持脚が取り付けられた床パネルにおいて、 3本の支持脚は高さ調整機構を有さない固定脚とし、残りの支持脚には高さ調 整機構を設けたことを特徴とする。
【0010】
【実施例】
図1は、本考案の二重床用床パネルの実施例を示す斜視図である。 正方形ないし長方形の天板11の三隅には、長さが等しい3本の固定脚13, 15,17が取り付けられている。固定脚13,15,17は、接着剤、釘など により完全に固定、一体化したものでもよく、また、施工時に天板11に嵌め込 むタイプのように独立したものでもよいし、脚は隣接する4枚の床パネルで共用 するタイプのものでもよい。この場合、固定脚は、床スラブ上に固定され、この 上に天板が載置される。
【0011】 さらに天板11には、内側に雌ネジが刻設されたナット状の高さ調整部材21 が取り付けられており、この高さ調整部材21に対して、周囲に雄ネジを有する ボルト状の高さ調節脚19が螺合している。
【0012】 施工に際しては、ネジを進入させるようにして、高さ調節脚19の高さを3本 の固定脚13,15,17よりも少し低くしておく。この状態で床パネルを床下 地上に置くと、床パネルは3本の固定脚13,15,17で着地することになる ので、床下地がどのような凹凸状態にあろうと、必ずガタツクことなく床下地上 に3点支持される。このように3点が平面を決定するという3点支持の原理によ り、3本の固定脚13,15,17で天板11の面を決定したのち、高さ調節脚 19のネジを戻して(緩めて)、高さ調節脚19を静かに着地させて天板を支え させる。これにより、床パネルはガタツクことなく、4本の脚13,15,17 ,19で床下地上に支えられる。但し、隣接する床パネルとの目地の段違いや、 面方向、レベル等が極端に相違する場合は、多少ガタツイてもこれらの調整が必 要となる場合もある。
【0013】 本考案のこの構成は、床下地上に急激な大きな凹凸があった場合に特に有効で ある。どれかの支持脚がこの急激な凹凸部上に来てしまう場合でも、ここに高さ 調節脚19を位置せしめ、残りの3本の固定脚13,15,17を比較的平坦な 部分に位置せしめることにより、急激な凹凸を吸収して床パネルを、ガタツキを 極力抑えて置き並べることができる。
【0014】 隣り合う床パネルの天板11の端部同士が当接するようにして、床パネルを順 次置き並べることにより、簡便に二重床を施工することができ、この上に床仕上 材を敷設することによりフリーアクセスフロアが完成する。
【0015】 天板11として500×500mm、厚さ25mmのケイ酸カルシウム板を用 い、固定脚として25×50mmφの同質の板を3隅に接着剤で固定し、残りの 1隅に12mmφのインサートナットを固定し、これにボルトを螺合して床パネ ルを試作した。この床パネルを必要枚数用意することにより、安価で汎用性のあ る二重床を容易に施工することができた。
【0016】 なお、本考案では天板、支持脚の形状、材質等や高さ調整機構の構造は問わな い。また、支持脚は5本以上設けてもよく、この場合は3本を固定脚とし、残り を高さ調節脚とする。
【0017】
【考案の効果】
本考案によれば、以下のような作用効果が得られる。 (1) 高さ調整機構を有しない固定脚は安価に製造できるので、全体として コストダウンとなる。
【0018】 (2) 二重床施工時の高さ調整作業が大幅に減少するので、作業のスピード アップが可能となる。 (3) 床下地に急激な大きな凹凸があった場合でも、高さ調整可能な支持脚 を利用して、これを吸収できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の床パネルの実施例を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
11 天板 13,15,17 固定脚 19 高さ調節脚 21 高さ調整部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天板の下面に4本以上の支持脚が取り付
    けられた二重床用床パネルにおいて、 3本の支持脚は高さ調整機構を有さない固定脚とし、残
    りの支持脚には高さ調整機構を設けたことを特徴とする
    二重床用床パネル。
JP7628491U 1991-08-27 1991-08-27 二重床用床パネル Pending JPH0519427U (ja)

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JP7628491U JPH0519427U (ja) 1991-08-27 1991-08-27 二重床用床パネル

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