JPH0643346Y2 - フリーアクセス床構造 - Google Patents

フリーアクセス床構造

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JPH0643346Y2
JPH0643346Y2 JP11141989U JP11141989U JPH0643346Y2 JP H0643346 Y2 JPH0643346 Y2 JP H0643346Y2 JP 11141989 U JP11141989 U JP 11141989U JP 11141989 U JP11141989 U JP 11141989U JP H0643346 Y2 JPH0643346 Y2 JP H0643346Y2
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joist
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JP11141989U
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Inventor
繁隆 島崎
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日本建工株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、オフィスビル等の床に用いられるフリーア
クセス床構造に関する。
[従来の技術] 近年、オフィスビル等の床には、第6図に示すようなフ
リーアクセス床が使われている。
同図において、11は所定の正方形状の大きさに形成され
た床板であり、この床板11には4隅に孔11a,…が形成さ
れており、この孔11a,…内に、第7図に示すような雌ネ
ジ12aが切られた筒体から成るアジャスタ12が取付けら
れている。13は脚で、上端側に雄ねじ部13aが形成さ
れ、下端に緩衝台13bが取付けられたものであり、上端
面にはドライバーの先端を差し込む溝13cが形成されて
いる。
上記脚13のねじ部13aをアジャスタ12に螺着してフリー
アクセス床14を組み立て、複数のフリーアクセス床14,
…を順次並べて床面を形成する。そして、各フリーアク
セス床14,…の床板11の各孔11a,…よりドライバーを入
れて脚13を回し、アジャスタ12で床板11の高さを調節す
ることにより床面の水平を調整し、床を仕上げる。な
お、上記フリーアクセス床14の床板11には、OA機器の配
線配管を床下に通すための孔を形成したものも用意され
ており、OA機器の移動に伴って、孔が形成されている床
板と、孔が形成されていない床板1とを配置交換するこ
とができるので、OA化の進んだビル等の床に適したもの
である。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、上記従来のフリーアクセス床14は、床の
水平調整や床板11を配置交換するために、ドライバー
で、床板1枚につき4本の脚13を1本ずつ調節しなけれ
ばならなかったり、床板11を取り外したりしなければな
らず、施工や床板11の配置交換に手間がかかるし、手の
疲れがひどい。また、脚13を床スラブに固定しない不安
定な床下構造なので、地震等の際の横揺れに弱く、特
に、この床板11を敷設してきわめて広面積の床面を形成
すると1枚の床板11のずれが集積して床面の一部に間隙
が発生してしまう欠点がある。さらに、各フリーアクセ
ス床14は所定の規格寸法のもののみが製造されているた
め、現場の壁回り及び柱回りの現場特殊寸法に合わない
ため、現場で特殊寸法に切断した上、4箇所穴あけし、
金具及び脚13を組み立てるか、全く異なる別途の工法で
床を作らねばならず、手間やコストがかかってしまう等
の問題点がある。
この考案は、上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、安定な床下構造で、しかも床板の配置交換
や施工に手間やコストがかからないフリーアクセス床構
造を得ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] この考案におけるフリーアクセス床構造は、床スラブに
接地される接地板と、この接地板に取付けられるボルト
と、このボルトの上部に位置される載置板と、この載置
板の上に載置される根太を保持する保持バンドとを有す
る支持体を備え、この支持体により根太を複数本平行に
配置して、隣接する根太の上面の隣接側半分に床材の両
端を載置するように当該床材を敷き詰めて床面を形成す
るようにし、連続的に位置される所定枚数の床材に区画
された着脱床材領域と、この着脱床材領域を囲んで根太
に固定される囲繞床材とから床面を形成するようにした
ものである。
[作用] 床スラブに所定の支持体を固定して、支持体に根太を固
定する床下構造とし、例えば、矩形の着脱領域を形成す
る場合は、根太ぞい及び根太の流れに直交する2辺に囲
繞床材を根太に固定しておき、その固定床材に隣接する
着脱領域に所定枚数の床材を根太に固定しないで連続的
に敷き詰めた後、他の2辺に囲繞床材を根太に固定して
床面を形成する。
[考案の実施例] 以下、この考案の一実施例を第1図乃至第5図に基づい
て説明する。
第1図は本考案のフリーアクセス床構造の簡略構成図で
あり、同図において、1は支持体、2は長尺材を断面ロ
字状に成形して成り、上記支持体1によって支持される
根太、3はこの根太2の上に載置される所定の大きさの
正方形状に形成された床材である。上記支持体1は、床
スラブSに接地される接地板4と、この接地板4に取付
けられるボルト5と、このボルト5に螺着されたロック
ナット6と、孔内に雌ねじが形成された筒体より成り上
記アジャスタナット6を螺着後の上記ボルト5に螺着さ
れる脚7と、この脚7の上部に設けられた載置板8と、
この載置板8の上に載置される上記根太2を保持する保
持バンド9とを備えている。上記接地板4には鋲どめ
用、或いは接着を有効にするための孔4aが形成されてい
る。また、上記載置板8の上面にはクッション材8aが設
けられている。
上記構成により、例えば、500mm角の正方形床材の場
合、床スラブS面に縦方向,横方向共に500mm間隔に墨
を出し、墨線の交差点を支持体1の固定位置とする。全
ての墨の交差点に支持体1,…を接着剤等で固定した後、
載置板8を回して高さを調整し、ロックナット6で固定
する。次に、根太2を一方方向に保持バンド9を締め付
けて全ての支持体1に固定する。この場合、根太2の長
さの両端2箇所、或いは中央も加えた3箇所に位置する
支持体1の高さを先ず決めて根太2を保持バンド9で固
定し、その中間の支持体1の高さ調整は載置板8を回転
させて載置板8上のクッション材8aの上面を根太2の下
面に当接させれば全ての支持体1の高さ調整と水平なレ
ベル出しが素早く完了する。この時、根太2と床材3と
の衝突音の防止や、保持バンド9の厚さ分を補正するた
めに、第2図に示すように、保持バンド9の両サイドに
おける根太2の上面にクッション材9aを貼っておく。そ
して、隣接する根太2,2の上面の隣接側半分に床材3の
両端を載置して当該床材3,…を敷き詰めて行って、床面
を形成するのであるが、この時、連続的に位置される所
定枚数の床材3,…に区画された着脱床材領域として、例
えば、第3図に示すような正方領域Xと、この正方領域
Xを囲む周囲、即ち斜線で示した囲繞領域Yを予め区画
しておく。そして、根太2ぞい及び根太2の流れに直交
する2辺の囲繞床材3a,…をねじなどにより根太2,…に
固定しておき、その固定済み囲繞床材3a,…に隣接する
上記正方領域Xの床材3を根太2に固定しないで根太2,
…上に載置して敷き詰めて正方領域Xを形成する。その
後、囲繞領域Yの他の2辺の囲繞床材3a,…を根太2,…
に固定して正方領域を囲み込む。
また、第4図に示すように、柱及び壁の周辺では、所定
規格寸法の床材3では寸法が合わないため、この領域を
ボーダー領域Zとして、床材3の寸法より幅の広い,或
いは細長い特殊形状のボーダー用床材を現場寸法に合わ
せて切断したボーダー床材3Aが根太2に固定される。こ
の場合、第5図にしめすように、柱の横に根太2が配設
されてないときには補充の根太2Aを配設しておく。
上記実施例によれば、正方領域X内に敷き詰められる床
材3,…は載置してあるだけなので、配線配管用の孔が設
けられた床材と、この孔が設けられていない床材との配
置交換を簡単に行える。また、正方領域Xの周囲は根太
2,…に固定された床材3aの囲繞領域Yが囲い込んでいる
ので、載置されているだけの床材3,…は正方領域を終始
正しく保ち、ずれが発生することがない。更に、壁回り
及び柱回りのボーダー領域Zにおいては特殊寸法のボー
ダー用床材を、現場寸法に合わせて切断して根太2にね
じ止めするだけでよく、従来のようにフリーアクセス床
を特注するといった手間やコストがかからない。また、
所定の支持体1を床スラブSに固定した状態で、支持体
1に根太2を固定する床下構造なので、安定な構造とな
る。更に又、従来方式の床材レベル調整のように、床材
一枚につき4箇所をドライバーで回転せねばならぬ手間
と手の疲れがない。即ち、支持体1のほとんどは、その
載置板8を回転させて長尺の根太2の下面に当接させる
ことによりレベル調整が完了でき、また、その支持体1
の数は従来工法の1/4であるので、経済生,施工性に大
きく勝る。
尚、上記実施例では着脱床材領域を正方領域Xとした
が、どのような形状の領域に設定しても構わない。
[考案の効果] 以上説明したように、この考案によれば、支持体によっ
て根太を複数本平行に配置して、隣接する根太の上面の
隣接側半分に床材の両端を載置するように当該床材を敷
き詰めて床面を形成するようにし、連続的に位置される
所定枚数の床材に区画された着脱床材領域と、この着脱
床材領域を囲んで根太に固定される囲繞ボ床材から床面
を形成するようにしたので、安定な構造で、しかもコス
トや手間がかからないフリーアクセス床構造が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本考案のフリーアクセス床構造の一
実施例を示し、第1図は全体構成図、第2図は支持体の
斜視図、第3図は床面の平面図、第4図は柱及び壁付近
の床面の平面図、第5図は柱及び壁付近の床面を示す斜
視図(一部断面)、第6図及び第7図は従来のフリーア
クセス床構造の一例を示し、第6図は全体構成図、第7
図は要部構成図である。 1……支持体、2……根太、3……床材、3a……囲繞床
材、3A……ボーダー床材、4……接地板、5……ボル
ト、8……載置板9……保持バンド、X……正方領域
(着脱床材領域)、Y……囲繞領域、Z……ボーダー領
域。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】床スラブに接地される接地板と、この接地
    板に取付けられるボルトと、このボルトの上部に位置さ
    れる載置板と、この載置板の上に載置される根太を保持
    する保持バンドとを有する支持体を備え、この支持体に
    より根太を複数本平行に配置して、 隣接する根太の上面の隣接側半分に床材の両端を載置す
    るように当該床材を敷き詰めて床面を形成するように
    し、 連続的に位置される所定枚数の床材に区画された着脱床
    材領域と、この着脱床材領域を囲んで根太に固定される
    囲繞床材とから床面を形成するようにしたことを特徴と
    するフリーアクセス床構造。
JP11141989U 1989-09-22 1989-09-22 フリーアクセス床構造 Expired - Lifetime JPH0643346Y2 (ja)

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KR2019900014617U KR940004685Y1 (ko) 1989-09-22 1990-09-21 프리액써스(free-access) 마루구조

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Publication Number Publication Date
JPH0350148U JPH0350148U (ja) 1991-05-16
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KR101512457B1 (ko) * 2014-03-19 2015-04-16 박정익 페데스탈 및 클린룸 플로어 시스템
KR102106369B1 (ko) * 2018-06-04 2020-05-06 위피크 주식회사 스포츠 시설용 바닥재 및 이의 시공 방법

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KR910005914U (ko) 1991-04-24
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