JPH0323477Y2 - - Google Patents

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JPH0323477Y2
JPH0323477Y2 JP13731584U JP13731584U JPH0323477Y2 JP H0323477 Y2 JPH0323477 Y2 JP H0323477Y2 JP 13731584 U JP13731584 U JP 13731584U JP 13731584 U JP13731584 U JP 13731584U JP H0323477 Y2 JPH0323477 Y2 JP H0323477Y2
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level
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pedestal
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は電子計算機やオフイスオートメーシヨ
ン機器等を設置する部屋、例えばコンピユータ室
等の床(浮床)を多数枚の床パネルで敷設形成す
る分野に利用される二重床構造に関し、特に床
(浮床)を敷設形成する各床パネル相互のパネル
表面を同一レベルに調整して該床パネル相互の合
せ縁間に段差をなくした床(浮床)表面にするた
めのレベル調整装置に関するものである。
〈従来の技術〉 従来、此種二重床構造における浮床表面のレベ
ル調整、即ち浮床を基礎床面上方に支持金具を介
して敷設形成する床パネル相互のパネル表面のの
レベル調整は第5図及び第6図に例示した様に、
基礎床面A上に立設配置した支持金具2上部の台
座2a上に載承して隣り合わせた床パネル1の一
方、即ち合せ縁1aが一段低い状態で台座2a上
に載承せる(第5図の二点鎖線)床パネル1の裏
面と台座2aとの間にライナー20を介在せしめ
て該床パネル1の合せ縁1aがもう一方の床パネ
ル1の合せ縁1aに段差のない状態で合う様にレ
ベルを調整して床パネル1相互の合せ縁1a間に
段差をなくした状態で浮床Bを敷設形成し、該浮
床Bの表面(床面)を水平に保つ様にしていた。
しかし乍ら、浮床Bを敷設形成せる床パネル1
は、床下空間内に配線された電子計算機やオフイ
スオートメーシヨン機器等からの信号ケーブルや
幹線ケーブル等の、ネツトワークケーブル及びこ
れらのケーブルの中途部などに配設された電装機
器等の保守点検時やレイアウトの変更時に取り外
すものであり、その際何等係止手段のない状態で
支持金具2上部の台座2aと床パネル1との間に
介在されたライナー20は、レベル調整時の介在
位置(設置位置)から動いてしまいそのレベル調
整状態に段差やガタが生じるといつた狂いが生
じ、保守点検やレイアウトの変更後において取り
外した床パネル1を載承敷設する時に再度レベル
調整を行なわなければならないものであつた。
又、レベル調整は隣り合う床パネル1の合せ縁
1aの間の段差を目安にしてライナー20を一枚
乃至数枚選びだして介在するといつた手間の掛る
面倒な作業を必要とするため、浮床Bの敷設作業
能率に悪影響を及ぼすものであつた。
ちなみに、支持金具2の台座2a上にコーナー
を載承せしめて隣接敷設される床パネル1の隣り
合う合せ縁1a間に段差が生じる原因を第7図に
例示した床パネルの敷設状態を示す概略図を参照
しつつ説明すれば、床パネル1の一辺幅間隔にて
基礎床面A上に立設配置される各支持金具2の台
座2a上面レベルは各支持金具2の立設位置にお
ける基礎床面Aの勾配や凹凸等による高低差によ
つて異なる。従つて、床パネル1の一辺幅間隔に
て隣り合う一方の支持金具2、この金具Xの台座
2a上から他方の支持金具2、この金具Yの台座
2a上にコーナーを夫々載承させて架橋状に敷設
される床パネル1、このパネルVは前記勾配や凹
凸等による高低差に応じた傾斜形態、即ちパネル
Vは図示例の如く金具Xが立設する位置の床面部
分よりも低い位置の床面部分に立設する金具Y側
に向けて傾斜する敷設形態となつて両金具X,Y
の台座2a上に亘り敷設される。そして、金具X
の台座2a上から隣り合うもう一方の支持金具
2、この金具Zの台座2a上にコーナーを夫々載
承させて架橋状に敷設されパネルVと隣り合うパ
ネルWは金具Xが立設する位置の床面部分よりも
高い位置の床面部分に立設する金具Zから該金具
Xに向けて傾斜する敷設形態となつて両金具X,
Zの台座2a上に亘り敷設されるものである。
この様に、床パネル1の一辺幅間隔にて基礎床
面A上に碁盤目状に立設配置される各支持金具2
の台座2a上に四隅コーナーを夫々載承させて敷
設される各床パネル1は基礎床面Aの勾配や凹凸
等による高低差に応じた異なる敷設形態となるた
めに、図示例の如く、金具X,Y,Zの台座2a
に隣り合わせに夫々載承されて敷設される床パネ
ル1の合せ縁1a間には段差が生じてしまうもの
である。
更に加えると、各床パネル1はその四隅コーナ
ーが四方において隣り合う各支持金具2の台座2
a上に載承させて敷設されるため、四隅コーナー
を夫々載承する各支持金具2が立設する位置の床
面部分は基礎床面Bの勾配や凹凸等による高低差
によつて異なる。従つて、たとえ床パネル1の周
囲一辺に沿つて連なる両コーナーを載承する支持
金具2の立設位置の床面部分が同一レベルで台座
2aの上面レベルが位置していたとしても、対角
線上の両コーナーを載承する支持金具2の立設位
置の床面部分に勾配や凹凸等による高低差があれ
ば段差は生じる。
〈考案が解決しようとする問題点〉 本考案が解決しようとする問題点は、浮床の敷
設施工時に調整した浮床表面のレベル調整状態、
詳しくは隣り合う床パネルの合せ縁を段差のない
状態で合せたレベル調整状態を、保守点検やレイ
アウトの変更時における床パネルの取り外しによ
つて狂いの生じる虞れのない調整構造とすると共
に、その調整作業を簡単且つ容易に行ない得る様
にすることにある。
〈問題点を解決するための手段〉 問題を解決するために本考案が講じる技術的手
段は、基礎床面上に立設せる支持金具上部の台座
上に載承する床パネルの四隅コーナーに調整孔を
開穿し、その調整孔の軸芯線上にナツトを取付け
ると共にそのナツトにレベル調整用螺子杆を貫通
状に螺合装備せしめ、該螺子杆の下端を前記支持
金具の台座上面に回転可能に嵌合係止せしめるこ
とを特徴とする。
〈作用〉 本考案は、床パネルの四隅コーナーに開穿した
調整孔の軸芯線上にナツトを介して取付装備した
レベル調整用螺子杆を回転させて浮床表面のレベ
ル調整を行なう。
〈実施例〉 本考案の実施例を図面に基づいて説明すると、
図中Aは建造物のコンクリート基礎床面、Bは浮
床、1は床パネル、2は支持金具、Cはレベル調
整装置であり、前記基礎床面A上に多数の支持金
具2を碁盤目状に立設配置して下端の座板2bを
基礎床面Aにアンカーボルトや接着剤等で固定
し、その立設する支持金具2上部の台座2a上
に、床パネル1の四隅コーナー裏面を載承配置し
た浮床Bを敷設形成する。
床パネル1は、アルミニウム合金等の金属材や
パーテイクルボードなどで一辺を45cm程の大きさ
に形成された従来周知の構造で、その四隅コーナ
ーに上下方向に垂直に貫通せる調整孔3を夫々開
穿すると共にその調整孔3の軸芯線上にはレベル
調整装置Cを取付ける。
レベル調整装置Cは、基礎床面Aの勾配や凹凸
等による高低差、詳しくは床パネル1の一辺幅間
隔にて立設する各支持金具2の床面部分の高低差
によつて隣り合う床パネル1の合せ縁1a間に生
じた段差をなくす様に一段低い側の床パネル1を
持ち上げて床パネル1相互のパネル表面を同一レ
ベルとした浮床B表面にするためのもので、外周
に鍔4を備えた鍔付ナツトc1と、このナツトc1
螺合装備するレベル調整用螺子杆c2とから構成
し、前記ナツトc1を床パネル1の調整孔3下部開
口部に位置させた状態で鍔4を床パネル1の裏面
に止めネジ5で取付ける。
上記レベル調整用螺子杆c2の下端には支持金具
2の台座2a上面に突出させた係止凸部6に回転
可能に嵌合係止するための係止具7を一体状に取
付けると共に、その上端面にはドライバー8等を
差し込んで回転させるための溝9を刻設形成して
ナツトc1に螺合装備せしめる。
斯る実施例はレベル調整装置Cを床パネル1の
四隅コーナーに夫々取付装備して基礎床面A上に
立設せる支持金具2の台座2a上に載承配置せし
める際にレベル調整用螺子杆c2に取付けた係止具
7を台座2a上面の係止凸部6に嵌合させて多数
枚の床パネル1を敷設せしめ、然る後床パネル1
の調整孔3内に突出せるレベル調整用螺子杆c2
端の溝9にドライバー8を差し込んで(第3図の
二点鎖線)該螺子杆c2を回転させ一段低い側の床
パネル1を持ち上げて隣り合う床パネル1の合せ
縁1aを合わせて床パネル1相互のパネル表面を
同一レベルに調整する様にしたものである(第1
図)。図中10はレベル調整後、調整孔3の上部
開口部を塞ぐキヤツプである。
第4図は裏面四隅コーナーに脚部11を備えた
床パネル1にレベル調整装置Cを取付装備した他
の実施例であり、然る構造は調整孔3を段付孔状
に開穿せしめてナツト(高ナツト)c1を脚部11
の下面側から調整孔3内に嵌挿取付けて該ナツト
c1にレベル調整用螺子杆c2を螺合装備する。
〈考案の効果〉 本考案は叙上の如く、床パネルの四隅コーナー
に調整孔を開穿し、その調整孔の軸芯線上にナツ
トを取付けると共にそのナツトにレベル調整用螺
子杆を貫通状に螺合装備せしめ、該螺子杆の下端
を前記支持金具上に、回転可能に嵌合係止せしめ
てレベル調整用螺子杆の回転でレベル調整を行な
う調整構造としたので、保守点検時やレイアウト
の変更時における床パネルの取り外し、取付け
(載承敷設)時にレベル調整状態が狂つて隣り合
う床パネルの合せ縁間に段差ができたり、ガタが
生じる虞れはない。
又、レベル調整はレベル調整用螺子杆を回転さ
せることで行なうことができるため、その調整作
業性が従来のものに比べて大幅に改善され、浮床
の敷設作業能率の向上を図り得ると共に、ネジ操
作によつて微調整が可能になり精度の高いレベル
調整を行なうことが出来る。
依つて所期の目的を達成し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本考案の実施例を示し、第
1図は要部を示す断面図、第2図は同平面図、第
3図はレベル調整状態を示す要部の断面図、第4
図は他の実施例を示す要部の断面図、第5図及び
第6図は従来例を示し、第5図は断面図、第6図
は同平面図、第7図は床パネルの敷設状態を示し
た概略図である。 図中、A:基礎床面、B:浮床、C:レベル調
整装置、c1:ナツト、c2:レベル調整用螺子杆、
1:床パネル、1a:合せ縁、2:支持金具、2
a:台座、2b:座板、3:調整孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基礎床面上に、支持金具を碁盤目状に立設配置
    しその支持金具上に、床パネルを載承配置して浮
    床を敷設形成する二重床構造に於いて、前記床パ
    ネルの四隅コーナーに調整孔を開穿し、その調整
    孔の軸芯線上にナツトを取付けると共にそのナツ
    トにレベル調整用螺子杆を貫通状に螺合装備せし
    め、該螺子杆の下端を前記支持金具上に、回転可
    能に嵌合係止せしめる二重床構造における浮床表
    面のレベル調整装置。
JP13731584U 1984-09-10 1984-09-10 Expired JPH0323477Y2 (ja)

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JP13731584U JPH0323477Y2 (ja) 1984-09-10 1984-09-10

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JP13731584U JPH0323477Y2 (ja) 1984-09-10 1984-09-10

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JPS6152029U JPS6152029U (ja) 1986-04-08
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JPH0514991Y2 (ja) * 1986-03-29 1993-04-21

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