JP2528501Y2 - Oa用床構造 - Google Patents

Oa用床構造

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JP2528501Y2
JP2528501Y2 JP1989127152U JP12715289U JP2528501Y2 JP 2528501 Y2 JP2528501 Y2 JP 2528501Y2 JP 1989127152 U JP1989127152 U JP 1989127152U JP 12715289 U JP12715289 U JP 12715289U JP 2528501 Y2 JP2528501 Y2 JP 2528501Y2
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JP
Japan
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floor
threaded
holes
resin powder
adjustment support
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JP1989127152U
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文夫 庄司
雄治 田辺
征生 赤星
Original Assignee
株式会社アスク
アーキテック株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案はOA機器のための二重床式の床構造に関する
ものである。
従来の技術 近年、各種OA機器の発達が著しく、種々なOA機器が各
オフィスや一般住宅、或はマンション等にて使用され、
このために新旧の建築構造物においてOA機器用の床上配
線が問題と成っている。この様な問題の解決策として
は、OA機器用の配線を床下に設けるために、所謂「二重
床」を敷設構成して二重床の床下に配線されるのが好適
である。この様な二重床の敷設構成としては、 (1) レベル調整が可能な支持脚を使用し、支持脚ベ
ースに接着剤を塗布してコンクリート床面に固定し、レ
ベル調整した後にOA用の床材を支持脚に載せて取付ける
方法、 (2) OA用の床材の四隅に孔を穿けてその裏面にねじ
孔付の台座を取付けて状態で現場に搬入し、現場におい
て「すりわり」を入れたねじ付レベル調整支持ボルトを
ねじ孔付台座に差込み乍らOA用床材を敷込んだ後に、床
材であるパネル上面からねじ付レベル調整支持ボルトを
マイナスドライバー等にて回転させて最終仕上がりのレ
ベル調整を行い、ねじ孔付台座とねじ付レベル調整支持
ボルトのねじ同志のガタつきを防止するために液状の接
着材をねじ部分に点滴して台座にレベル調整支持ボルト
を固着する方法、 (3) 支持脚のボルト部分に調節可能にねじ着される
支持金物に根太部材を固定支持して成る根太組方式と呼
ばれる鋼製の床下地組を行ってから、この床下地組の上
にOA用の床材を敷設する方法、 等がある。
考案が解決しようとする問題点 併し乍ら、この様な従来の種々な方法において、先ず
第1の方法は、床材を支持する支持脚がコンクリート床
面に固着され、この1つの支持脚によって4枚の床材の
四隅が支持される様に成っているために床材の敷設後に
レベルの再調整を行いたい場合には4枚の床材を剥がさ
なければならず、また支持脚のレベル調整がねじで行わ
れるためにねじ同志のガタつきが避けられない等の欠点
が見られる。
また、第2の方法は、床材の四隅にねじ付レベル調整
支持ボルトの貫通孔を穿けるために、この貫通孔に取付
けられるねじ付台座とねじ付調整支持ボルトのねじ同志
のガタつきは液状の接着剤を上方から点滴することによ
って防止することが出来るが、貫通孔が有るためにねじ
付台座とねじ付レベル調整支持ボルトが床材と一体に成
り難くゝ地震時に床材に水平力が加わる場合には支持ボ
ルトに変位が起こって耐震的に弱点と成る欠点が見られ
る。
更に、第3の方法は、コンクリート床面に支持金物に
よって根太部材を固定支持する床下地組を構成して、こ
の床下地組の上に床材を敷設し、支持金物の支持脚のボ
ルト部分にてレベル調整を行うもので、床下地組が大掛
かりに成って厄介で、且つ費用が懸かる等の欠点が見ら
れる。
従って、この考案の目的はこの様な従来における欠
点、すなわち問題点を解決するために、床材の裏面四隅
に取付けられたねじ付台座にねじ付レベル調整支持ボル
トを挿入して床材を敷設して、ねじ付レベル調整支持ボ
ルトを回転してレベル調整した後に四隅の孔にアクリル
系樹脂粉末や発泡樹脂粉末或は細砂を充填し、これに液
状の速硬化性の接着剤を点滴して硬化させてねじ付台座
とねじ付レベル調整支持ボルトとのねじ同志のガタつき
を防止すると共に、床材と一体化させて床強度および耐
震性を向上させるようにしたことを特徴とするOA用床構
造を提供することにある。
問題点を解決するための手段 上述の目的を達成するために、この考案に依れば、OA
用床構造は、床材の裏面四隅に取付けられたねじ付台座
にねじ付レベル調整支持ボルトを挿入して床材を敷設
し、ねじ付レベル調整支持ボルトを回転して床材のレベ
ルを調整した後に四隅の孔にアクリル系樹脂粉末や発泡
樹脂粉末または細砂を充填し、これに液状の速硬化性の
接着剤を点滴して硬化させるようにしている。
作用 そして、この考案は上述の手段により、床材の四隅に
取付けられたねじ付台座にねじ付レベル調整支持ボルト
を挿入して敷設された床材を、ねじ付レベル調整支持ボ
ルトの回転にてレベル調整して、次いで床材の孔にアク
リル系樹脂等を充填して上から速硬化性の液状の接着剤
を点滴して硬化させるので、床材とねじ付台座およびね
じ付レベル調整支持ボルトが一体化されることによって
ねじ部分のガタつきが防止されると共に、床材との一体
化強度と耐震性が向上され、好適な二重床のOA用床構造
が得られる等の硬化を奏することが出来る。
この考案の他の目的と特長および利点は以下の添付図
面に沿っての詳細な説明から明らかになろう。
実施例 図面の第1図乃至第3図にはこの考案のOA用床構造の
第1、2、3の実施例が夫々示されている。図示される
様に、床材1は硬質けい酸カルシウム板、無機繊維混入
セメント板、他のけい酸カルシウム板等を基材として亜
鉛鉄板で補強され、また必要に応じては適宜な仕上げ材
が表面に設けられた一般の床材が使用される。この様な
床材1の四隅にはねじ付台座5を取付けるための貫通し
た小さめの孔2(第1図)、大きめの孔2A(第2図)、
截頭逆円錐形の孔2B等が設けられる。この貫通した各孔
2、2A、2Bにねじ付台座5がねじ止乃至は接着によって
固着される。こうして、床材1の四隅に取付けられた各
々のねじ付台座2、2A、2Bのねじ孔部分に、上端に「す
りわり」と一般に呼称される切欠き8が設けられ且つ下
端が合成ゴムの様なカバー10で覆われて上部にねじ部7
が設けられたねじ付レベル調整支持ボルト6が、図示の
各実施例では下側から挿入される。勿論、必要に応じて
は上からねじ付レベル調整支持ボルト6を挿入すること
も出来る。従って、ねじ付レベル調整支持ボルト6の上
部をドライバー等で回転させることによってレベル調整
をすることが出来る。
この様に床材1の四隅にねじ付台座5とねじ付レベル
調整支持ボルト6が取付けられた床材1をコンクリート
床面3に敷込んだ後に、床材1の上からねじ付レベル調
整支持ボルト6の上端の切欠き8にドライバー等の先端
を差し込んでねじ付レベル調整支持ボルト6を回転させ
て所要のレベルに床材1のレベルが調整される。
床材1が所要のレベルに調整されたならば、床材1の
四隅の孔2、2A、2Bにアクリル系樹脂粉末4、或は発泡
樹脂粉末や細砂等を充填して、その上から液状の速硬化
性の接着剤を点滴して先に充填したアクリル系樹脂粉末
4や発泡樹脂粉末等を固めることによってねじ付台座5
とねじ付レベル調整支持ボルト6とのねじ部分同志が強
固に一体的に固められてねじ部分のガタつきが防止され
る共に、孔2、2A、2Bの回りが床材1と一体と成って床
材1との一体化強度と耐震性が一層向上される。
また、第2図および第3図に示される第2、第3の実
施例における様に孔2A、2Bの大きさがねじ付台座5のね
じ部分に対して十分大きいと、アクリル系樹脂粉末4の
硬化による床材1との一体化強度を更に一層高めること
が出来て、より好適である。
考案の効果 この様に、この考案のOA用床構造に依れば、床材の四
隅に取付けられたねじ付台座にねじ付レベル調整支持ボ
ルトが挿入された床材を敷設した後に、ねじ付レベル調
整支持ボルトを回転してレベル調整を行って床材の四隅
の孔にアクリル系樹脂粉末や発泡樹脂粉末或は細砂等を
充填して、これを液状の速硬化性の接着剤を点滴するこ
とによって硬化させて床材とねじ付台座とねじ付レベル
調整支持ボルトとを強固に一体化することが出来、ねじ
付台座とねじ付レベル調整支持ボルトのねじ部分のガタ
つきを防止すると共に耐震性および床材の一体化強度を
一層向上することが出来る等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案のOA用床構造の第1の実施例を示す断
面部分図、第2図は第2の実施例を示す断面部分図、第
3図は第3の実施例を示す断面部分図である。図中、1:
床材、2、2A、2B:孔、3:コンクリート床面、4:アクリ
ル系樹脂粉末、5:ねじ付台座、6:ねじ付レベル調整支持
ボルト、7:ねじ部、8:切欠き、10:カバー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭61−150930(JP,U) 実開 昭54−78220(JP,U) 実公 昭48−38907(JP,Y1)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンクリート床面(3)から間隔を置いて
    床材(1)を敷設して成るOA用床構造において、床材
    (1)の四隅に設けられた孔(2)、ねじ孔部分が該孔
    (2)内に位置するように床材(1)の裏側から取付け
    られるねじ付台座(5)、上端に切欠き(8)が設けら
    れ下端がカバー(10)で覆われていてねじ付台座(5)
    のねじ孔部分にねじ着されるねじ部(7)が上部に設け
    られたねじ付レベル調整支持ボルト(6)、ねじ付調整
    支持ボルト(6)を回転して床材のレベル調整した後に
    床材(1)の四隅の孔に充填されるアクリル系樹脂粉末
    や発泡樹脂粉末または細砂、該孔内に充填されたアクリ
    ル系樹脂粉末や発泡樹脂粉末または細砂を硬化させるべ
    く点滴される液状の速硬化性の接着剤から成ることを特
    徴とするOA用床構造。
JP1989127152U 1989-11-01 1989-11-01 Oa用床構造 Expired - Lifetime JP2528501Y2 (ja)

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JPH0366344U JPH0366344U (ja) 1991-06-27
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4838907U (ja) * 1971-09-11 1973-05-15
JPS5478220U (ja) * 1977-11-14 1979-06-04
JPH0341553Y2 (ja) * 1985-03-12 1991-08-30

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Publication number Publication date
JPH0366344U (ja) 1991-06-27

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