JPH0341553Y2 - - Google Patents

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JPH0341553Y2
JPH0341553Y2 JP1985034225U JP3422585U JPH0341553Y2 JP H0341553 Y2 JPH0341553 Y2 JP H0341553Y2 JP 1985034225 U JP1985034225 U JP 1985034225U JP 3422585 U JP3422585 U JP 3422585U JP H0341553 Y2 JPH0341553 Y2 JP H0341553Y2
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JP
Japan
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floor panel
support
screwdriver
support tube
male threaded
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JP1985034225U
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JPS61150930U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 イ 産業上の利用分野 本考案は建物の床スラブ上に所定高さで床パネ
ルを支持して二重床を形成する場合における床パ
ネルに固設する支脚に関する。
ロ 従来の技術 床スラブ上に高さ調節可能な支持金具を配設
し、その上に床パネルを載置敷設して二重床と
し、その床パネル下の空間に各種配線配管を収容
することは一般に行なわれている。この様な二重
床において、床パネルの高さを変更したり、水平
の維持のために支持金具の支持高さを調整するた
めには、敷設した床パネルを取り外さなければな
らなく、調整作業が面倒で非能率となる欠点があ
つた。
この欠点を解消するため、第3図に示すよう
に、床パネルPに貫通孔Hを設け該貫通孔H位置
の床パネルPの下面にねじ保持部材10を固設
し、頭部にねじ回し溝を有するねじ脚柱11を螺
入保持した置載式床パネルがあり、これによれば
敷設した床パネルPの上面から貫通孔Hを通して
ドライバーを挿入してねじ脚柱11を回動して床
パネルPの高さが調整できる。
ハ 考案が解決しようとする問題点 前記の置敷式床パネルの場合は、調整した高さ
を保持するようにねじ脚柱11を回動不能にする
ため、ねじ保持部材10とねじ脚柱11とのねじ
合い部分に接着剤12を注入して固定する方法あ
るいは実公昭51−38678号公報に示されるように、
雄ねじ脚柱頭部にストツプボルトを螺入圧接する
手段が採用されているが、前者の方法では接着固
定までに時間を要し、また接着固定後の再調整が
困難となり、後者の手段では、雄ねじ脚柱の高さ
調節のさいに、ストツプボルトの脱去、再螺入の
操作が面倒であるばかりでなく、脱去したストツ
プボルトを往々にして紛失するなどの問題点があ
つた。
ニ 問題点を解決するための手段 本考案は上記のねじ保持部材とねじ脚柱との固
定手段として、接着剤あるいはストツプボルトを
用いる場合の問題点を解消したもので、ドライバ
ーによるねじ回し操作のみによつて、ねじ脚柱の
調整固定が容易に行えるようにした二重床用パネ
ルの支脚である。
すなわち、本考案は床パネルを貫通してこれに
固定される雌ねじ内孔を有する支持筒と、該支持
筒にそれぞれ螺入される頭部にねじ回し溝を設け
た雄ねじ脚柱並びに頭部にねじ回し溝を設けた貫
通孔を有する緩み止め用雄ねじ短筒とよりなり、
前記の緩み止め用雄ねじ短筒の貫通孔は、雄ねじ
脚柱回動用のドライバーが挿入し得る内径を有し
たものであることを特徴とした二重床パネルの支
脚である。
ホ 作用 本考案の支脚は金属または合成樹脂製であつ
て、これを二重床用パネルの周縁適所例えば方形
パネルの場合はその四隅に支持筒が床パネルを貫
通して固定されるように配設して置敷式床パネル
が形成される。
雄ねじ脚柱はその頭部が支持筒内に位置し、下
部が支持筒下方に突出するように螺入され、また
緩み止め用雄ねじ短筒は支持筒内の雄ねじ脚柱の
上部に螺入される。
したがつて、支持筒上部から小径ドライバーを
挿入し、緩み止め用雄ねじ短筒の貫通孔を通して
雄ねじ脚柱を回動すれば雄ねじ脚柱の下方突出高
さは調節できる。そして、大径ドライバーを挿入
して緩み止め用雄ねじ短筒を回動して雄ねじ脚柱
頭部に圧接せしめれば、雄ねじ脚柱、緩み止め用
雄ねじ短筒は支持筒に確実に固定される。勿論雄
ねじ短筒を逆転してその圧接を除けば雄ねじ脚柱
は回動可能に解放される。
本考案の支脚は、二重床パネルにその支持筒が
貫通して固定されることによつて上記のように作
用して、敷設状態下において床パネルの支持高さ
を容易に調整し且つその高さを固定維持できるも
のであり、床パネルに対する固定手段によつてそ
の作用が変更されるものではなく、従つて床パネ
ルがセメント板、珪酸カルシユム板、プラスチツ
ク板或いはこれらの補強繊維含有強化板等のよう
に硬化成形工程により製造される場合には、支脚
の支持筒が一体形成されるようにして固設するこ
とができ、あるいは支持筒自体をボルトナツト構
成とし、床パネルに穿設した挿通孔に嵌入して締
結固定してもよい。
ヘ 実施例 第1図は本考案の実施例を示す縦断側面図であ
る。支脚は雌ねじ内孔を有する支持筒1と該支持
筒1にそれぞれ螺入された頭部にねじ回し溝を設
けた雄ねじ脚柱2、頭部にねじ回し溝を設けた貫
通孔4を有する緩み止め用雄ねじ短筒3よりな
る。
床パネルPは、上記支脚の支持筒1をその上部
において固定するように一体成形硬化したガラス
繊維強化セメント板である。Fは床スラブであ
る。
第2図は他の実施例を示す縦断側面図であり、
前実施例と同一機能部分は同一符号で表示してい
る。
この実施例においては、支脚の支持筒1は上端
に係合鍔5を有し、その下半部外周にねじを形成
し、これに座金付ナツト6が螺着されるようにな
つている。
床パネルPには支持筒1が挿通され且つその係
合鍔5が没入係合する凹溝を有する挿通孔7が穿
設されている。
従つて支持筒1はその係合鍔5と座金付ナツト
6とによつて床パネルPの挿通孔7に挿通されて
締着固定される。
支持筒1に雄ねじ脚柱2、雄ねじ短筒3を螺入
することは前実施例と全く同様であり両実施例と
も前述の作用を有するものである。
ト 考案の効果 本考案の支脚は、床パネルに配設固定すること
により二重床用の置敷式パネルとなり、二重床を
形成した後における床パネルの支持高さを調節並
びに固定がドライバー操作のみによつて緩み止め
用雄ねじ脚柱を支持筒から離脱することなく簡単
に行えるので、二重床敷設作業、二重床面レベル
調節作業を容易能率的にすることができる実用上
の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例、第2図は同じく他の
実施例、第3図は公知の置敷式床パネルのそれぞ
れの縦断側面図である。 1……支持筒、2……雄ねじ脚柱、3……緩み
止め用雄ねじ短筒、4……貫通孔、5……係合
鍔、6……座金付ナツト、P……床パネル、F…
…床スラブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 床パネルを貫通して固定される雌ねじ内孔を有
    する支持筒1と、該支持筒1にそれぞれ螺入され
    る頭部にねじ回し溝を設けた雄ねじ脚柱2並びに
    頭部にねじ回し溝を設けた貫通孔4を有する緩み
    止め用雄ねじ短筒3とよりなり、前記の緩み止め
    用雄ねじ短筒3の貫通孔4は、雄ねじ脚柱2回動
    用のドライバーが挿入し得る内径を有したもので
    あることを特徴とする二重床用パネルの支脚。
JP1985034225U 1985-03-12 1985-03-12 Expired JPH0341553Y2 (ja)

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JP1985034225U JPH0341553Y2 (ja) 1985-03-12 1985-03-12

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JP1985034225U JPH0341553Y2 (ja) 1985-03-12 1985-03-12

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JPS61150930U JPS61150930U (ja) 1986-09-18
JPH0341553Y2 true JPH0341553Y2 (ja) 1991-08-30

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ID=30537399

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2528501Y2 (ja) * 1989-11-01 1997-03-12 株式会社アスク Oa用床構造

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5138678U (ja) * 1974-09-17 1976-03-23

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JPS5138678U (ja) * 1974-09-17 1976-03-23

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JPS61150930U (ja) 1986-09-18

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