JPH0328169Y2 - - Google Patents

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JPH0328169Y2
JPH0328169Y2 JP1986143385U JP14338586U JPH0328169Y2 JP H0328169 Y2 JPH0328169 Y2 JP H0328169Y2 JP 1986143385 U JP1986143385 U JP 1986143385U JP 14338586 U JP14338586 U JP 14338586U JP H0328169 Y2 JPH0328169 Y2 JP H0328169Y2
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JP
Japan
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rail body
fixture
nut
equipment
ceiling
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JP1986143385U
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JPS6349009U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、フロアに置かれる生産等の機器の転
倒防止用器具に関する。
〔従来技術とその問題点〕
フロアに置かれる各種の生産機器は、地震の際
の転倒防止のため固定する必要がある。
そのため、機器を床に直接固定することが考え
られるが、この場合、機器の配置変えの際の邪魔
になつたり、安全性に欠けることになるので、機
器を天井面で固定している。
一例として従来、特開昭56−95017号公報の移
動棚における固定単位棚の据付位置にみられるよ
うに、天井の梁に鉛直方向に指向して梁アンカー
ボルトを植設し、このアンカーボルトの下端を固
定単位棚を構成する支柱の上部に固定するものが
ある。
しかし、かかる固定方法では、梁アンカーボル
トが天井梁に植設されるものであるため、梁アン
カーボルトを1度天井梁に植設してしまうとその
固定位置を簡単に移動することは不可能で、固定
単位棚の配置変えを行う場合は、梁アンカーボル
トを1度天井梁から引抜いて、天井梁及び天井の
新たな固定場所に新しく穴を穿設して再度植設す
る必要があり、固定位置の変更には非常に手間が
かかる。また、梁アンカーボルトを抜いた後の天
井には梁アンカーボルトが貫通していた穴が残つ
てしまうため、これを補修、加工する作業も必要
となる。
また、実公昭53−35138号公報にみられらるよ
うに転倒防止具として天井レールに転倒防止金具
を組合せたものもあるが、これは単に転倒防止の
作用をなすだけで、機器を所定位置に固定するこ
とはできない。
本考案の目的は前記従来例の不都合を解消し、
機器の配置変えを行う際などに、新たな固定場所
及び以前の固定場所の天井に加工を施す必要がな
く、天井への取付位置の変更が容易に行え、機器
の配置変えが簡単に行え、しかも転倒防止と固定
の両機能を備える機器の転倒防止用器具を提供す
ることにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は前記目的を達成するため、両側部に内
側への立上壁を有する溝を長手方向下面に設け、
天井板に取付くレール体と、横材とネジ穴を有す
る縦材とでなりレール体の溝にスライド自在に挿
入するT字金具と、ナツト用のネジ部の先にT字
金具のネジ穴に螺合するネジ部を設けた機器固定
具と、固定具に螺合し固定具をレール体に締付固
定するナツトとで構成したことを要旨とするもの
である。
〔作用〕
本考案によれば、機器を固定する固定具が螺合
されたT字金具の縦材をレール体の立上壁の上面
に係合してT字金具をレール体にスライド自在に
組合わせ、固定具に螺合してあるナツトでレール
体に固定具を締付けて固定具を固定する。よつ
て、ナツトを緩めて固定具をレール体に対しスラ
イドさせれば任意の位置に固定具を簡単に移動で
き、任意の位置で再びナツトを締付ければここに
簡単に固定できる。
〔実施例〕
以下、図面について本考案の実施例を詳細に説
明する。
第1図は本考案の機器の転倒防止用器具の実施
例の縦断正面図であり、第2図は同上側面図であ
る。
天井下地用の梁1に取り付けたブレース2で支
えるようにして、天井板3を貫通して角パイプに
よる吊下材4を取付け、この吊下材4の下端にレ
ール体5を取付ける。なお、長い吊下材4を使用
せず天井板3に埋設するようにしてレール体5を
取付けてもよい。
このレール体5は筒材の一部に長手方向下面に
連続する溝51(開放溝)を形成したもので、第
3図に円筒状のレール体5の切断図を示すよう
に、溝51の両側部は筒材の端部を内側に折り曲
げたり、もしくは型押成形等で内側への立上壁5
2を形成する。
該溝51には、第4図に示すように棒状の横材
61とネジ穴63を有し横材61の下方に垂直に
設けた縦材62とでなるT字金具6をスライド自
在に挿入する。なお、横材61の長さは溝51の
両側部に位置する立上壁52間より長く形成し、
縦材62の太さは溝51間よりわずかに小さく形
成しておく。
T字金具6のネジ穴63と螺合するネジ部であ
る上ネジ部71を、ナツト用のネジ部である下ネ
ジ部72の先に設けた棒状の固定具7の下端に
は、機器を固定するための結合片73を取付け
た。
次に使用法について説明すると、まず、固定具
7に下ネジ部72にナツト8を螺合してナツト8
の上にワツシヤ9を挿入する。
そして、固定具7の上ネジ部71をT字金具6
のネジ穴63に螺合させて一体化し、レール体5
の溝51に固定具7と一体となつたT字金具6
を、レール体5の端部から挿入し、縦材62を立
上壁52,52間の溝内に挿入するとともに、横
材61を立上壁52,52の上面に係合して、T
字金具6をレール体5で吊支する。
所定の固定位置にT字金具6をレール体5を介
してスライドさせたらナツト8を締め付けて、T
字金具6の横材61とワツシヤ9でレール体5の
立上壁52を挟み込んで固定具7をレール体5に
固定し、固定具7の下端の結合片73と機器のフ
ランジ片10とをボルトとナツトで締め付け、機
器の固定を完了する。
配置変えを行う際には、ナツト8を緩めてT字
金具6を所定位置までスライドさせて、ナツト8
を再度締め付けて固定具7を固定する。
他の実施例として、レール体5は、形状として
円筒断面以外にも第5図〜第7図に示すような形
状のものも考えられ、第8図に示すように2本の
チヤンネル材14を対向させて上部片11で一体
としたものや、第9図に示すように立上壁を断面
L字形部材12を取りつけて形成してもよい。
また、第10図に示すように立上壁52に凹部
52aを設けたレール体5を使用することもで
き、この場合、第11図に示すように凹部52a
にT字金具6の横材61が支持されるので、位置
がズレにくくなる。
T字金具6は、第12図に示すように、横材6
1と縦材62を別部材とし、両者を溶接等で固定
して一体化することもでき、横材61としては棒
状物以外にも平板状物を使用することもできる。
また、第13図に示すように固定具7の下端を
丸環13とし、この丸環13とワイヤを介して機
器を固定することもできる。
〔考案の効果〕
以上述べたように、本考案の機器の転倒防止用
器具は、機器の配置変えを行う際などに、固定具
の取付位置を変更する場合、その都度天井の新た
な固定場所に穴を穿設して植設したり、また固定
具を外した後の以前の植設場所の天井を補修した
りする必要がなく、レール材に沿つて固定具をス
ライドさせて新たな取付位置に移動しナツトで締
付けるだけでよいので、固定具の取付位置の変更
が容易に行え、機器の配置変えが簡単となる。
また、転倒防止を図るとともに固定機能も備え
ているので、固定部材を別途必要としないもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の機器の転倒防止用器具の1実
施例を示す縦断正面図、第2図は同上側面図、第
3図はレール体の横断正面図、第4図は本考案の
斜視図、第5〜9図はレール体の他の実施例を示
す縦断正面図、第10図はさらにレール体の他実
施例の部分斜視図、第11図は第10図のレール
体の使用例を示す縦断側面図、第12図はT字金
具の他の実施例を示す斜視図、第13図は固定具
の他の実施例の斜視図である。 1……梁、2……ブレース、3……天井板、4
……吊下材、5……レール体、6……T字金具、
51……溝、52……立上壁、52a……凹部、
61……横材、62……縦材、63……ネジ穴、
7……固定具、71……上ネジ部、72……下ネ
ジ部、73……結合片、8……ナツト、9……ワ
ツシヤ、10……フランジ片、11……上部片、
12……断面L字形部材、13……丸環、14…
…チヤンネル材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 両側部に内側への立上壁を有する溝を長手方向
    下面に設け、天井板に取付くレール体と、横材と
    ネジ穴を有する縦材とでなりレール体の溝にスラ
    イド自在に挿入するT字金具と、ナツト用のネジ
    部の先にT字金具のネジ穴に螺合するネジ部を設
    けた機器固定具と、固定具に螺合し固定具をレー
    ル体に締付固定するナツトとで構成したことを特
    徴とする機器の転倒防止用器具。
JP1986143385U 1986-09-17 1986-09-17 Expired JPH0328169Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986143385U JPH0328169Y2 (ja) 1986-09-17 1986-09-17

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JP1986143385U JPH0328169Y2 (ja) 1986-09-17 1986-09-17

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Publication Number Publication Date
JPS6349009U JPS6349009U (ja) 1988-04-02
JPH0328169Y2 true JPH0328169Y2 (ja) 1991-06-18

Family

ID=31053021

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JP1986143385U Expired JPH0328169Y2 (ja) 1986-09-17 1986-09-17

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6397272B2 (ja) * 2014-08-28 2018-09-26 Kyb株式会社 転倒防止装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5335138U (ja) * 1976-08-31 1978-03-28
JPS5695017A (en) * 1979-12-27 1981-08-01 Nippon Filing Seizo Kk Installing apparatus of fixed module shelf in movable shelf

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5335138U (ja) * 1976-08-31 1978-03-28
JPS5695017A (en) * 1979-12-27 1981-08-01 Nippon Filing Seizo Kk Installing apparatus of fixed module shelf in movable shelf

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JPS6349009U (ja) 1988-04-02

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