JP2000231691A - 物流情報管理システム - Google Patents

物流情報管理システム

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JP2000231691A
JP2000231691A JP11031639A JP3163999A JP2000231691A JP 2000231691 A JP2000231691 A JP 2000231691A JP 11031639 A JP11031639 A JP 11031639A JP 3163999 A JP3163999 A JP 3163999A JP 2000231691 A JP2000231691 A JP 2000231691A
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JP
Japan
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information
vehicle
delivery
management system
management
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Application number
JP11031639A
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Inventor
Hiroto Kokubo
広人 小窪
Mitsuo Kimura
光夫 木村
Shigeru Nozoe
滋 野副
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Toshiba Corp
SBS Toshiba Logistics Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Logistics Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Logistics Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、トラックと物流拠点との間で専用狭
域通信(DSRC)を使用した無線通信を含む複数種の
無線通信手段を用いて情報交換を行うシステムを構築す
ることを課題とする。 【解決手段】運行管理業務機能と、配車管理業務機能と
を備えてなる物流管理システム(PDM−SYS)1
と、この物流管理システム1とDSRC経由で交信を行
う、トラックに搭載された車載システム(TL−SY
S)2とにより構成され、車載システム(TL−SY
S)2に、トラックサーバとなる物流管理処理装置2
1、複合ビーコン車載器27、ディジタルタコメータ2
5、ディジタルMCA無線機28、複合ハンディターミ
ナル26、無線タグコントローラ、音声情報処理装置、
GPSレシーバ等を設けてなる構成としたことを特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トラックの運行管
理及び物流情報管理を一元的に行う物流情報管理システ
ムに関する。
【0002】また本発明は、トラックと物流拠点との間
で狭域通信(DSRC)手順を含む複数種の無線通信手
段によりトラック運行管理及び物流情報管理のための情
報交換を行う物流情報管理システムに関する。
【0003】更に本発明は、既存の倉庫管理システムと
新たな運行管理システム及び配車管理システムを統合し
て新規なトラックの運行管理機能及び物流情報管理機能
をもつシステムを構築する際に適用して好適な物流情報
管理システムに関する。
【0004】
【従来の技術】従来、トラックの運行管理と物流管理と
はそれぞれ独立して別々に行われ、その各業務毎に多く
の人為的作業が介在していた。具体例を挙げると、トラ
ックの運行管理は、タコグラフの記録情報、MCA(mu
lti channel access)のデータ、運転者の報告書(運行
日報)等をもとに運行管理者が介在することによって行
われていた。また物流管理は、発注伝票、納品伝票等の
各種伝票をもとに配送管理者が介在することによって行
われていた。
【0005】従って従来では、複数台のトラックを対象
とした配送業務に於いて、各種伝票の作成及び受け渡し
等の人為的作業が介在し、配送帰着後に於いては、控え
伝票、記録票等の受け渡し、及び運行報告書(運行日
報)の作成及び受け渡し作業等の人為的作業が介在する
ことから、配送業務に多くの時間と労力を要するととも
に、作業ミスによる誤配達、遅配等を招来する虞が多分
にあり、効率のよい、信頼性の高い業務が期待できない
という問題があった。また、配送中に於いてはその運行
管理がすべて運転者に委ねられ、例えば事故、渋滞等の
不測の事態に対して迅速かつ適切な対応がとれない場合
が生じ得、管理側でも正確な情報の収集、分析、管理が
行えないことから、トラック運転者にかかる作業負担が
大きく、かつ運行スケジュールに則った信頼性の高い配
送業務が期待できないという問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
では、トラックの運行管理と物流管理とがそれぞれ独立
して別々に行われ、その各業務毎に多くの人為的作業が
介在していたことから、配送業務の効率化並びに省力
化、信頼性、生産性、実車効率、積載効率、輸送品質
等、種々の面で問題を残していた。
【0007】本発明は上記実情に鑑みなされたもので、
トラックの運行管理及び物流管理を統合して上記したよ
うな現状に於ける各種の物流課題を解決する物流情報管
理システムを提供することを目的とする。
【0008】また、本発明は、トラックと物流拠点との
間で狭域通信(DSRC)手順による無線通信を含む複
数種の無線通信手段を使用した情報交換機能を実現した
物流情報管理システムを提供することを目的とする。
【0009】また、本発明は、トラックの運行管理と物
流管理を対象に情報管理の統合化を図り、配送業務の効
率化と、車載機器間のインタフェース標準化を実現する
物流情報管理システムを提供することを目的とする。
【0010】また、本発明は、既存の倉庫管理システム
を有効に活用して、運行管理及び配車管理と物流管理と
を連携した新規なシステムを容易に構築できる物流情報
管理システムを提供することを目的とする。
【0011】また、本発明は、リアルタイムで効率の良
い運行管理及び物流管理が行えるとともに省力化が図れ
る物流情報管理システムを提供することを目的とする。
【0012】また、本発明は、配送業務の効率化、車輌
回転率の向上、積込/積卸時間の短縮化、誤配達の防
止、走行位置の常時確認、到着予定時間の提供等が実現
できる物流情報管理システムを提供することを目的とす
る。
【0013】また、本発明は、積載効率の向上、実車効
率の向上、生産性の向上、輸送品質の向上等が図れる物
流情報管理システムを提供することを目的とする。
【0014】また、本発明は、伝票操作を必要とせず、
トラック運転者の作業負担を大幅に軽減して、かつ伝票
操作ミス等による配送誤りを排除した信頼性の高い物流
情報管理システムを提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、トラックと物
流拠点との間で専用狭域通信(DSRC;DedicatedSho
rt Range Communication)手順を使用した無線通信を含
む複数種の無線通信手段を用いて情報交換を行うことに
より、物流の効率化と、DSRC技術の物流への応用拡
大を図るとともに、トラック統合サーバの開発による情
報管理の統合化により、配送業務の効率化と車載機器間
のインタフェース標準化を実現する。
【0016】即ち、本発明は、トラックに搭載された車
載システムと、物流センター側に設けられた管理システ
ムとにより構築される物流情報管理システムであって、
前記車載システム及び管理システムのそれぞれに、配送
情報を含む配車管理情報を伝送する狭域無線通信手段
と、トラック運行情報を伝送する広域無線通信手段とを
設け、前記車載システムと前記管理システムとの間で、
前記広域無線通信手段を介して運行管理情報を伝送し、
前記狭域無線通信手段を介して配送情報を含む配車管理
情報を伝送することを特徴とする。
【0017】また、本発明は、トラックに搭載された車
載システムと、物流センター側に設けられた管理システ
ムとにより構築される物流情報管理システムであって、
前記車載システムには、車載LANと、前記車載LAN
に接続されるトラックサーバ用車載プロセッサと、前記
車載LANを介して前記車載プロセッサに接続されるデ
ィジタルタコグラフ、狭域無線通信装置、及び広域無線
通信装置とを備え、前記管理システムには、物流管理フ
ァイル及び車輌運行管理ファイルを含む管理サーバ用の
ファイルを有してなる計算機システムと、前記計算機シ
ステムにバス接続され前記車載システムに設けられた狭
域無線通信装置との間で情報交換を行う狭域無線通信装
置及び広域無線通信装置との間で情報交換を行う広域無
線通信装置とを備えて、前記車載システムと前記管理シ
ステムとの間で、前記広域無線通信手段を介して運行管
理情報を送受し、前記狭域無線通信手段を介して配送情
報を含む配車管理情報を送受することを特徴とする。
【0018】また、本発明は、上記物流情報管理システ
ムに於いて、狭域無線通信手段をDSRC無線機を用い
て構成したことを特徴とする。
【0019】また、本発明は、上記物流情報管理システ
ムに於いて、広域無線通信手段をディジタルMCA無線
機を用いて構成したことを特徴とする。
【0020】また、本発明は、上記物流情報管理システ
ムに於いて、車載システムの車載LANに、複合ハンデ
ィターミナル、無線タグコントローラ、自車位置の検知
及び伝送手段、音声情報の入出力び伝送手段、GPSレ
シーバのいずれか又は全てが固定接続され又は任意に接
続可能としたことを特徴とする。
【0021】また、本発明は、上記物流情報管理システ
ムに於いて、広域無線通信手段により伝送される運行管
理情報に、GPS車輌位置情報、車輌運行状況情報、緊
急運行管理情報、道路交通情報、気象情報のいずれか又
は全てが含まれることを特徴とする。更に車輌運行状況
情報には、複合ハンディターミナルより入力された、少
なくとも荷積、荷下、食事、仮眠、事故のいずれか又は
全てを含む運転者状況情報が含まれることを特徴とす
る。
【0022】また、本発明は、上記物流情報管理システ
ムに於いて、狭域無線通信手段により伝送される配車管
理情報に、車輌到着確認情報、バース番号指示情報、車
輌出発確認情報、配送指示情報、配送実績情報、緊急集
荷指示情報、運行日報作成情報のいずれか又は全てが含
まれることを特徴とする。
【0023】また、本発明は、上記物流情報管理システ
ムに於いて、管理システムに、狭域無線通信装置を介し
てトラックより配送実績情報を受けると、当該配送指示
情報と配送実績情報比較して配送確認を行う処理手段を
具備してなることを特徴とする。
【0024】また、本発明は、上記物流情報管理システ
ムに於いて、車載システムから管理システムの計算機
に、広域無線通信手段を介して、自車位置情報を定期的
に伝送する手段を具備してなることを特徴とする。
【0025】また、本発明は、上記物流情報管理システ
ムに於いて、車載システムに、自車の運行及び配送内容
に従う運行日報を作成するための所定の情報を収集し蓄
積する手段と、前記蓄積された情報を管理システムの計
算機に伝送する手段とを具備してなることを特徴とす
る。
【0026】また、本発明は、上記物流情報管理システ
ムに於いて、管理システムに、運行管理情報及び配車管
理情報をもとに管理対象にあるトラックの到着予定時刻
を算出し、外部に報知する手段を具備してなることを特
徴とする。
【0027】また、本発明は、上記物流情報管理システ
ムに於いて、GPSを利用したディジタルMCA無線機
経由による自車位置情報と、PHS位置検索システムを
利用した自車位置情報とを併用し、又はそのいずれか一
方の自車位置情報を用いて自車位置をセンター側の管理
システムに認識させる手段を備えたことを特徴とする。
【0028】また、本発明は、トラック運行管理システ
ムの配送管理方法であって、トラックに車載システムを
搭載し、物流センター側に管理システムを設けて、前記
各システムの間を特定の近距離無線通信手段、及び遠距
離無線通信手段により情報交換可能にし、前記管理シス
テムは、前記トラックによる配送に先立ち、配送伝票の
発行に代わって、配達車輌、配達品、配達先を含む配送
情報を前記近距離無線通信手段により前記車載システム
へ送付し、前記車載システムは、前記配送情報を受け取
った後、当該配送情報に従う物品情報を前記近距離無線
通信手段により前記管理システム又は他の同等システム
へ送付するとともに、前記管理システム又は他の同等シ
ステムより配達品、受取日時、受取者を含む検品情報を
受け取り、前記車載システムは、前記検品情報を受け取
った後、当該検品情報をもとに物品の配達及び確認を行
い、配達完了に伴い、前記遠距離無線通信手段により前
記配送情報を受け取った前記管理システムへ配達完了を
通知し、前記車載システムは、前記配達完了を通知した
後、前記近距離無線通信手段により配送情報を受け取っ
た前記管理システムへ前記配送情報に対する配達完了情
報を送付することを特徴とする。
【0029】上記したような、物流情報管理システム、
及び、トラック運行管理システムの配送管理方法によれ
ば、トラックと物流拠点との間で狭域通信(DSRC)
手順を使用した情報交換により、物流の効率化とDSR
C技術の物流への応用拡大を図るとともに、トラックの
運行管理及び物流情報管理の統合化により、配送業務の
効率化と、車載機器間のインタフェースの標準化が図れ
る。また、既存の倉庫管理システムを活用して、運行管
理システムと配車管理システムを一体にした物流情報管
理システムが容易に構築できる。
【0030】更に上記したシステム構成により、配送業
務の効率化、車輌回転率の向上、積込/積卸時間の短
縮、誤配達の防止、積載効率の向上、実車効率の向上、
生産性の向上、輸送品質の向上等が図れるとともに、伝
票操作を必要とせず、かつトラック運転者の作業負担を
大幅に軽減した物流管理機構が実現できる。
【0031】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態による物流情報
管理システムは、大別して、物流センタ/倉庫と、トラ
ックに搭載された車載システムを構成する統合車載器
(車載コントローラ)とでなり、その相互の間で専用狭
域通信(DSRC;Dedicated Short Range Communicat
ion)を含む複数種の無線通信装置により情報交換を行
うシステム構成としている。
【0032】物流センタ/倉庫は、既設倉庫管理システ
ムからの配送情報を受ける物流情報システムサーバを中
心として構成され、サーバの配下に、物流情報システム
クライアントを設けて、DSRCシステムとのインタフ
ェース機能及び運行管理システムを実現する。
【0033】車載器(車載コントローラ)は、車載LA
Nを中心とした標準インタフェースを用いて実現され
る。車載LAN上に、車載のサーバとしてトラック用コ
ンピュータを設置し、トラック内装置全体のデータコン
トロールを行う。
【0034】又、上記車載LAN上には、DSRCによ
り構成される複合ビーコン車載器、ディジタルタコメー
タ、ディジタルMCA、複合ハンディターミナル、無線
タグコントローラ等がLAN標準インタフェースを介し
て接続される。更にトラックの位置情報はGPS利用の
MCA送信により行う構成としている。
【0035】物流センタ/倉庫には、DSRCにより構
成される物流DSRCビーコン装置を設けて、5.8G
Hz周波数帯を用いた車載データ及び物流情報の伝送を
行う構成とする。この物流DSRCビーコン装置は、物
流センタ/倉庫の出入り口、及び荷下ろし、荷積みのバ
ースにそれぞれ設置される。
【0036】以下に図面を参照して本発明の実施形態を
説明する。
【0037】図1は本発明の実施形態による物流情報管
理システムの要部の構成を示すブロック図であり、ここ
では1個所の物流センタ/倉庫に設けられた物流管理シ
ステムと1台のトラックに搭載された車載システム(車
載コントローラ)を示している。
【0038】図1に於いて、符号1は物流センタ/倉庫
に設けられた物流管理システム(PDM−SYS)であ
り、車輌積載効率と実車効率向上のために運行管理セン
タに設置され、既設の倉庫作業支援システム、運行管理
者及び車輌運転者との連携を行なう。
【0039】この物流管理システム(PDM−SYS)
1は、運行管理業務機能と、配車管理業務機能を備え
る。
【0040】運行管理業務機能には、車輌位置管理業務
機能、車輌運行状況管理業務機能、道路情報/気象情報
通報業務機能、緊急運行管理情報通報業務機能等が含ま
れる。
【0041】このうち、車輌位置管理業務機能は、走行
中の車輌よりディジタルMCA経由で定期的にGPS検
出の位置情報を受信する。また、都市部に於いては走行
中の車輌よりPHS位置検出による位置情報を受信す
る。これら二つの位置情報とDSRC通過情報をもとに
全車輌の位置を漏れなく把握し管理する。
【0042】車輌運行状況管理業務機能は、走行中の車
輌よりディジタルMCA経由で車輌状態情報(走行、渋
滞、休憩、配送等;ドライバがテンキー入力)を受信
し、車輌毎の運行状況を管理する。
【0043】道路情報/気象情報通報業務機能は、走行
中の車輌から現地の道路情報と気象情報をディジタルM
CA経由で運行管理センタの運行管理者が受け物流情報
システムに入力し、ディジタルMCA経由で各車輌に提
供する。
【0044】緊急運行管理情報通報業務機能は、ディジ
タルMCA経由で気象の急変や道路渋滞、事故等の情報
を走行中の車輌に提供する。
【0045】また、配車管理業務機能には、車輌到着確
認・バース番号指示業務機能、車輌出発確認・配送情報
指示業務機能、配送実績収集業務機能、緊急集荷指示業
務機能、運転日報作成業務機能等が含まれる。
【0046】車輌到着確認・バース番号指示業務機能
は、倉庫の出入口の車輌検出器で車輌の到着を検出する
と出入口のDSRC経由で到着車輌情報を確認し、その
車輌に対し接車予定バース番号を指示する。
【0047】車輌出発確認・配送情報指示業務機能は、
倉庫の出入口の車輌検出器で車輌の出発を検出すると出
入口のDSRC経由で出発車輌情報を確認し、その車輌
に対し倉庫作業支援システムより入手した配送指示情報
と連絡情報を送信する。
【0048】配送実績収集業務機能は、車輌が倉庫に帰
着した時、配送先で荷卸時に複合ハンディ端末或いは無
線タグにて収集した配送実績情報を物流情報システムに
DSRC経由で受信し、配送指示と比較する。
【0049】緊急集荷指示業務機能は、顧客からの緊急
集荷要請を受けて運行管理者が集荷指示を物流情報シス
テムに入力し、ディジタルMCA経由で走行中の車輌に
緊急集荷指示情報を送信する。
【0050】運転日報作成業務機能は、車輌到着時にD
SRC経由で受信した各車輌の運転日報データをもとに
車輌毎の「運転日報」を作成する。
【0051】また、物流管理システム(PDM−SY
S)1には、運行情報表示システム、配送情報表示シス
テム(配送シミュレータ)、位置表示システム等が設け
られる。運行情報表示システムは、車輌の走行状況を運
行表示システム経由で運行管理センタの表示パネルのデ
ィジタルマップ上に表示する。配送情報表示システム
(配送シミュレータ)は、倉庫作業支援システムの配送
指示情報をもとに配送シミュレータで予定配送指示情報
(配送店順、到着予定時間等)を作成する。位置表示シ
ステムは、PHS網を利用してトラックの位置をセンサ
から検索する。特にビル等が密集している地域でGPS
衛星系の位置検出が行ない難い地域を配送するトラック
に搭載し、冗長的使用で、センタに於ける位置検索に空
白を発生させないようにしている。この情報は運行管理
に於ける他の位置情報と組み合わせて利用される。
【0052】符号2はトラックに搭載された車載システ
ム(TL−SYS)である。
【0053】この車載システム(TL−SYS)2に
は、トラックサーバとなる物流管理処理装置、複合ビー
コン車載器、ディジタルタコメータ、ディジタルMCA
無線機、複合ハンディターミナル、無線タグコントロー
ラ、音声情報処理装置、GPSレシーバ等が設けられ
る。
【0054】トラックサーバとなる物流管理処理装置
は、DSRC経由の配送に関る情報の送受信データの管
理、ディジタルタコメータからの運行管理データのDS
RC経由でのセンタ送信処理、車載LANに於ける各種
データ伝送最適制御、車輌及び配送情報の画面表示制御
等の処理制御を行う。
【0055】複合ビーコン車載器は、自動料金収受シス
テム(ETC:Electronic Toll Collection )のDS
RC(Dedicated Short Range Communication:専用狭
域通信)車載器を物流情報システム用に活用するもので
あり、ETC機能、及び物流センター、倉庫等に置かれ
た物流管理システムの物流管理処理装置とのデータ送受
信機能を有する。
【0056】ディジタルタコメータは、車輌の運行デー
タの記録計として使用する。運行データは速度、エンジ
ン回転数やブレーキング等を記録した車輌のリアルタイ
ム情報と運転者が個々に入力する作業データ、道路情報
等のバッチ情報の2種類から構成される。リアルタイム
情報、バッチ情報共に、車載LANを経由し、車載処理
装置の制御の下にDSRC経由で運行管理システムへ送
信される。
【0057】ディジタルMCA無線機は、トラックの位
置をGPS情報をもとに物流センタへ周期送信する。ま
た、ハンディターミナルより入力されるトラック及びド
ライバの状態(走行、渋滞、休憩、他)を送信する。
【0058】複合ハンディターミナルは、運転者の作業
支援と作業結果情報の自動収集、荷物の配送管理、動態
管理を目的として、バーコードリーダ、ラベルプリンタ
の統合ハンディ端末をなす。
【0059】無線タグコントローラは、小物荷物を複数
個載せるカゴ台車や、繰り返し使用する通い箱に無線タ
グを取付け、トラックに検出用のアンテナを取り付ける
ことにより、カゴ台車、通い箱の個別管理を実現する。
無線タグとして、マイクロ波タイプを使用することで荷
台の天井にセンサを取り付け、運転手による都度読み込
み操作の不要な認識システムを実現する。カゴ台車、通
い箱は、翌日回収された際にセンタにて回収確認を実施
し整合を取る管理を行なう。
【0060】符号11乃至17はそれぞれ物流センタ/
倉庫に設けられた物流管理システム(PDM−SYS)
1の構成要素をなすもので、ここでは基本構成による一
部の構成要素を示している。
【0061】符号11は物流管理システム(PDM−S
YS)1の全体の制御を司る、管理サーバ用のファイル
システム(F−SYS)14を有してなる拠点サーバを
なすコンピュータであり、ここでは物流管理処理装置
(PD−CPU)と称す。
【0062】符号12は上記物流管理処理装置(PD−
CPU)11に各種入出力装置(I/O)をインタフェ
ース接続するシステムバス、符号13は物流管理処理装
置(PD−CPU)11の処理プログラム領域、作業領
域等に供される主記憶(MEM)である。
【0063】符号14は物流管理処理装置(PD−CP
U)11に設けられた管理サーバ用のファイルシステム
(F−SYS)であり、ここではトラックの運行管理、
物流管理、倉庫管理等、各種の管理ファイルを有してな
るもので、その具体例については図2を参照して後述す
る。
【0064】符号15は、例えば物流センタ/倉庫の出
入り口、及び荷下ろし/荷積みのバースに設けられて、
トラックに搭載された車載システム(TL−SYS)2
の複合ビーコン車載器(MU−RB)27との間で、物
流情報を交換する、専用狭域通信(DSRC)を用いた
物流DSRCビーコン装置(PD−RB)であり、ここ
では管理対象にある複数のトラックに搭載された各車載
システム(TL−SYS)2との間で、配送伝票に代わ
る、配送指示情報、配送実績情報等の配送情報、及び、
車輌番号等の車輌特定情報、車輌位置情報、車輌到着確
認情報、バース番号指示情報、車輌出発確認情報、緊急
集荷指示情報、運行日報作成情報等の配車管理情報を交
換する。
【0065】この物流DSRCビーコン装置(PD−R
B)15は、自動料金収受システム(ETC:Electron
ic Toll Collection)のDSRC(Dedicated Short Ra
ngeCommunication:専用狭域通信)を物流情報システム
に適用したもので、車輌が入出門を通過したり、バース
に停車する際等に於いて、狭域通信により、車輌IDを
検出し、物流情報を送受信する。
【0066】符号16は管理対象にある複数のトラック
に搭載された各車載システム(TL−SYS)2に設け
られたディジタルMCA無線機(DMCA)28との間
で運行管理情報を交換するMCA指令局(MCA−S
T)であり、ここでは荷積、荷下、食事、仮眠、事故等
の車輌運行状況情報、GPS車輌位置情報、配送予定に
ない緊急配送情報、緊急集荷指示情報、事故、渋滞等の
道路交通情報、積雪エリア、濃霧発生エリア等の気象情
報、運行スケジュール更新情報等の各種運行管理情報を
交換する。
【0067】符号17は物流管理処理装置(PD−CP
U)11の制御の下に各種の情報をそれぞれ同時に表示
する表示システム(DISP)であり、ここでは種類別
にそれぞれ独立した表示装置を用いて表示する例を示し
ているが、例えば大画面上にマルチウィンドウで表示す
ることも可能である。
【0068】尚、実際のシステムに於いては、上記した
以外にキーボード、ポインティングデバイス等を含めた
各種の入出力機器類がバス接続されるが、ここではそれ
らの機器類を省略して示している。
【0069】符号21乃至28はそれぞれ上記車載シス
テム(TL−SYS)2の構成要素をなすもので、ここ
では基本構成による一部の構成要素を示している。
【0070】符号21は車載システム(TL−SYS)
2の全体の制御を司る、トラックサーバとなる車載コン
ピュータであり、ここでは車載処理装置(TL−CP
U)と称す。
【0071】符号22はトラック内の各システム構成要
素を互いに接続するための車載LAN、符号23は車載
処理装置(TL−CPU)21の処理プログラム領域、
作業領域等に供される主記憶(MEM)、符号25はデ
ィジタルタコメータ(DTG)である。
【0072】符号26は運転者により操作される複合ハ
ンディターミナル(MHT)であり、ここではテンキー
及びコマンドキーを操作して、事故、渋滞等の運行状態
情報、集荷情報、配送ポイント情報等をそれぞれ予め定
められたコードに従い入力する。
【0073】符号27は物流管理システム(PDM−S
YS)1に設けられた物流DSRCビーコン装置(PD
−RB)15との間で物流情報を交換する複合ビーコン
車載器(MU−RB)であり、ここでは物流DSRCビ
ーコン装置(PD−RB)15との間で、配送伝票に代
わる、配送指示情報、配送実績情報等の配送情報、及
び、車輌番号等の車輌特定情報、車輌位置情報、車輌到
着確認情報、バース番号指示情報、車輌出発確認情報、
緊急集荷指示情報、運行日報作成情報等の配車管理情報
を交換する。
【0074】符号28は物流管理システム(PDM−S
YS)1に設けられたMCA指令局(MCA−ST)1
6との間で運行管理情報を交換するディジタルMCA無
線機(DMCA)であり、ここでは荷積、荷下、食事、
仮眠、事故等の車輌運行状況情報、GPS車輌位置情
報、配送予定にない緊急配送情報、緊急集荷指示情報、
事故、渋滞等の道路交通情報、積雪エリア、濃霧発生エ
リア等の気象情報、運行スケジュール更新情報等の各種
運行管理情報を交換する。
【0075】図2は上記物流管理システム(PDM−S
YS)1の物流管理処理装置(PD−CPU)11に設
けられた管理サーバ用のファイルシステム(F−SY
S)14と表示システム(DISP)17の各構成例を
示す図である。
【0076】上記管理サーバ用のファイルシステム(F
−SYS)14には、運行管理ファイル14a、配車管
理ファイル14b、倉庫/物品管理ファイル14c、荷
受/出荷管理ファイル14d、車輌/配送先管理ファイ
ル14e、運行日報情報管理ファイル14f等が設けら
れ、それぞれ物流管理処理装置(PD−CPU)11の
制御の下にファイル管理を行う。即ち運行管理ファイル
14aは、荷積、荷下、食事、仮眠、事故等の車輌運行
状況情報、GPS位置検索による各トラックのGPS車
輌位置情報、配送予定にない緊急配送情報、緊急集荷指
示情報、事故、渋滞等の道路交通情報、積雪エリア、濃
霧発生エリア等の気象情報、運行スケジュール更新情報
等の各種運行管理情報を管理する。配車管理ファイル1
4bは、配送伝票に代わる、配送指示情報、配送実績情
報等の配送情報、及び、車輌番号等の車輌特定情報、車
輌位置情報、車輌到着確認情報、バース番号指示情報、
車輌出発確認情報、緊急集荷指示情報、運行日報作成情
報等の配車管理情報を管理する。倉庫/物品管理ファイ
ル14cは、倉庫内の管理情報及び配送対象物品情報を
管理する。荷受/出荷管理ファイル14dは、荷受情報
及び出荷情報を管理する。車輌/配送先管理ファイル1
4eは、車輌情報及び配送先情報を管理する。運行日報
情報管理ファイル14fは、運行日報に必要な各記録情
報を保存し管理する。尚、14gは各種情報の入出力管
理を行う入出力管理ファイル、14hはシステム管理を
行うシステム管理ファイル、14iは各種のプログラム
を管理するプログラム管理ファイルである。
【0077】また、表示システム(DISP)17に
は、上記した各種の運行情報を所定の表示形態で表示す
る運行情報表示システム17a、上記した各種の配送情
報及び配車管理情報を所定の表示形態で表示する配送情
報表示システム17b、配送対象となる各種物流情報の
入出荷状態を表示する入出荷情報表示システム17c、
倉庫内に保管された物流情報を表示する倉庫管理情報表
示システム17d、管理対象にある各トラックの位置を
マップ上にリアルタイムで表示する位置表示システム1
7e、従来、用紙で扱っていた、運行日報、発注伝票、
納品伝票等の各情報をそれぞれ帳票形式で表示する日報
/伝票情報表示システム17fが設けられる。
【0078】また、ここでは物流管理処理装置(PD−
CPU)11の制御の下に各トラックの到着予測情報を
表示する表示盤(到着予測表示器)がオプション機器と
して接続可能である。
【0079】図3は上記車載システム(TL−SYS)
2のシステム構成をより詳細に示すブロック図であり、
ここでは上記図1と同一部分に同一符号を付してその説
明を省略する。
【0080】図3に於いて、符号24はカーナビゲーシ
ョンシステム用の地図情報ファイル、符号29は車載表
示器(DISP)、30はディジタルタコメータ(DT
G)25に、例えば走行距離、走行速度等の各種センサ
ー信号を入力するセンサー回路(SENSOR)である。
【0081】符号31は配送用のカゴ台車、通い箱等に
取り付けられた無線タグの情報を読み取る無線タグコン
トローラ(QTC)、符号32はマイクロフォン(MI
C)、スピーカ(SP)等の音声情報を入出力処理する
音声情報処理装置(VIOC)、符号33はGPSアン
テナ(GPS−ANT)を備えたGPSレシーバ(GP
SR)、34はPHS位置検索端末(PHS−PT)で
ある。
【0082】図4は上記した本発明の実施形態による物
流情報管理システムに於ける、DSRC経由による、物
流管理システム(PDM−SYS)1と車載システム
(TL−SYS)2との間の各所に於ける情報交換例を
時系列に示す図である。
【0083】ここで上記各図を参照して本発明の実施形
態に於ける動作を説明する。
【0084】配送業務に於いて、先ず物流管理システム
(PDM−SYS)1から車載システム(TL−SY
S)2に、DSRC経由で、即ち、物流DSRCビーコ
ン装置(PD−RB)15及び複合ビーコン車載器(M
U−RB)27を介して)、配達品及び配達先を指示し
た、発注伝票、納品伝票等の伝票情報でなる配送情報が
送られる(図4(a)参照)。更に上記DSRC経由
で、物流管理システム(PDM−SYS)1から車載シ
ステム(TL−SYS)2に、物流センター/倉庫の出
入り口、及び荷積みバース等が指示される。
【0085】車載システム(TL−SYS)2の車載処
理装置(TL−CPU)21は、上記物流管理システム
(PDM−SYS)1より受信した、配送情報、及び荷
積みバースの情報等を主記憶(MEM)23に格納し、
車載表示器(DISP)29に表示する。
【0086】運転者(配送者)が、この車載表示器(D
ISP)29に表示された上記各情報を確認して、複合
ハンディターミナル(MHT)26の特定キー(例えば
肯定キー)を押下操作することにより、従前の伝票の受
渡し作業を伴う配送指示に相当する業務が完了する。
【0087】運転者(配送者)が、車載表示器(DIS
P)29に表示された配送情報、バース情報等に従い、
荷積みを完了し、トラック配送を開始する。この際、物
流管理システム(PDM−SYS)1の物流管理処理装
置(PD−CPU)11は、物流センター/倉庫の出入
口ゲートに設けられた物流DSRCビーコン装置(PD
−RB)15を介して、トラックの車輌を特定する車輌
特定情報(例えばトラック番号)を入力し、当該トラッ
クによる配送又は集荷のための出庫状態を認識して、管
理サーバ用のファイルシステム(F−SYS)14内の
関係するファイルを更新する。
【0088】トラックの運行中に於いては、車載システ
ム(TL−SYS)2に設けられたGPSレシーバ(G
PSR)33から得られるGPS車輌位置情報が、一定
時間単位で、MCA経由により、即ちディジタルMCA
無線機(DMCA)28、及びMCA指令局(MCA−
ST)16を介して、物流管理処理装置(PD−CP
U)11に送られ、物流管理処理装置(PD−CPU)
11の制御の下に表示システム(DISP)17内の位
置表示システム17eにマップ形式で表示される。ま
た、上記MCA経由により、交通情報、気象情報、緊急
運行管理情報(緊急集荷指示情報、緊急配送指示情報
等)、運行、配送先、配送順等の各種変更情報等が交換
される。この際、運転者は複合ハンディターミナル(M
HT)26のキー操作によるコマンド及びコードにより
上記した各種の情報交換を行う。または、音声情報処理
装置(VIOC)32に設けられたマイクロフォン(M
IC)及びスピーカ(SP)を用いて音声メッセージに
より対話形式の通話が可能である。この際は音声情報処
理装置(VIOC)32に於いて、マイクロフォン(M
IC)より入力された運転者の音声情報をディジタル化
し圧縮処理してディジタルMCA無線機(DMCA)2
8を介し物流管理システム(PDM−SYS)1に転送
する。また、ディジタルMCA無線機(DMCA)28
より受信した物流管理システム(PDM−SYS)1か
らの音声圧縮データを伸張処理しアナログ変換してスピ
ーカ(SP)より出力する。
【0089】配送先に於いては、配達車輌、配達物品、
配達先等の物品納品情報がDSRC経由で車載システム
(TL−SYS)2から配送先の物流管理処理装置(P
D−CPU)11に送信され、更に、DSRC経由で物
流管理システム(PDM−SYS)1から車載システム
(TL−SYS)2に、配達(納品)物品、受け取り日
時、受取者等の検品情報が送信される。また、集出荷の
際は無線タグコントローラ(QTC)31により取り扱
い物品情報が読み取られ、車載処理装置(TL−CP
U)21の制御の下に主記憶(MEM)23に記憶され
収集管理される。
【0090】車載システム(TL−SYS)2の車載処
理装置(TL−CPU)21はディジタルMCA無線機
(DMCA)28を介して上記検品情報を入力すると、
当該情報を確認のため車載表示器(DISP)29に表
示し、運転者が複合ハンディターミナル(MHT)26
のキー操作で確認終了を通知することにより、当該情報
を主記憶(MEM)23に記憶する(図4(b)、
(c)参照)。
【0091】配送業務を完了して帰着する際は、物流セ
ンター/倉庫の出入口ゲートに近傍に於いて、当該ゲー
トに設けられた帰着トラックの車輌特定情報(例えばト
ラック番号)が物流DSRCビーコン装置(PD−R
B)15を介し物流管理処理装置(PD−CPU)11
に入力される。
【0092】この情報検知をもとに、DSRC経由によ
る交信で、主記憶(MEM)23に貯えられた、配達結
果の情報(配達完了情報、及び未送信記憶情報)、及び
ディジタルタコメータ(DTG)25の記録情報等が物
流管理処理装置(PD−CPU)11に入力される。
【0093】物流管理処理装置(PD−CPU)11は
上記各情報を入力すると、これらの各情報を弁別して管
理サーバ用のファイルシステム(F−SYS)14の該
当ファイル(14a,14b,14c,………)を更新
する。
【0094】更に、物流管理処理装置(PD−CPU)
11は、車載システム(TL−SYS)2より、運転者
の複合ハンディターミナル(MHT)26のキー操作に
よる運行日報作成要求を受けると、管理サーバ用のファ
イルシステム(F−SYS)14の運行日報情報管理フ
ァイル14f、車輌/配送先管理ファイル14e等を参
照して当該帰着トラックの運行日報を作成する。又は運
転者からのICカード等の提示により運行日報を作成す
る(図4(d)参照)。
【0095】また、上記配送時、帰着時等の運転途上に
於いては、物流管理処理装置(PD−CPU)11が、
車載システム(TL−SYS)2からの情報、管理サー
バ用のファイルシステム(F−SYS)14の情報等を
もとに、到着時間を予測し、到着予測表示器に表示す
る。
【0096】また、上記帰着時(図4(d)参照)に於
いては、物流管理処理装置(PD−CPU)11によ
り、配送指示と配送実績の情報照合が行われ、配送指示
と配送実績とが一致することで、正常配送が確認され
る。この際、上記照合により一致をみないときは、その
対象物品、配送先等が表示システム(DISP)17の
入出荷情報表示システム17cに表示される。
【0097】上記したように、本発明の実施形態による
物流情報管理システムに於いては、トラックの運行管理
と物流管理を対象に情報管理の統合化を図り、配送業務
の効率化と、車載機器間のインタフェース標準化を実現
したことにより、また、既存の倉庫管理システムを有効
に活用して、運行管理及び配車管理と物流管理とを連携
した新規なシステムを容易に構築できるようにしたこと
により、リアルタイムで効率の良い運行管理及び物流管
理が行えるとともに省力化が図れ、更に配送業務の効率
化、車輌回転率の向上、積込/積卸時間の短縮化、誤配
達の防止、走行位置の常時確認、到着予定時間の提供等
が実現できるとともに、積載効率の向上、実車効率の向
上、生産性の向上、輸送品質の向上等が図れる。また、
伝票操作を必要とせず、トラック運転者の作業負担を大
幅に軽減して、かつ伝票操作ミス等による配送誤りを排
除した信頼性の高い物流情報管理が行える。
【0098】尚、本発明は上記した実施形態のシステム
構成に限定されるものではなく、規模、コスト、利用目
的、環境設備等に応じて種々変形可能である。
【0099】
【発明の効果】以上詳記したように本発明の物流情報管
理システム、及びトラック運行管理システムの配送管理
方法によれば、トラックと物流拠点との間で狭域通信
(DSRC)手順を使用した情報交換により、物流の効
率化とDSRC技術の物流への応用拡大を図るととも
に、トラックの運行管理及び物流情報管理の統合化によ
り、配送業務の効率化と、車載機器間のインタフェース
の標準化が図れる。また、既存の倉庫管理システムを活
用して、運行管理システムと配車管理システムを一体に
した物流情報管理システムが容易に構築できる。更に、
配送業務の効率化、車輌回転率の向上、積込/積卸時間
の短縮、誤配達の防止、積載効率の向上、実車効率の向
上、生産性の向上、輸送品質の向上等が図れるととも
に、伝票操作を必要とせず、かつトラック運転者の作業
負担を大幅に軽減した物流管理機構が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態による物流情報管理システム
の要部の構成を示すブロック図。
【図2】上記実施形態に於ける、物流管理システム(P
DM−SYS)1の物流管理処理装置(PD−CPU)
11に設けられた管理サーバ用のファイルシステム(F
−SYS)14と表示システム(DISP)17の各構
成例を示す図。
【図3】上記実施形態に於ける、車載システム(TL−
SYS)2のシステム構成をより詳細に示すブロック図
【図4】上記実施形態による物流管理システム(PDM
−SYS)1と車載システム(TL−SYS)2との間
の各所に於けるDSRC経由による情報交換例を時系列
に示す図である。
【符号の説明】
1…物流管理システム(PDM−SYS)、 2…車載システム(TL−SYS)、 11…物流管理処理装置(PD−CPU)、 12…システムバス、 13…主記憶(MEM)、 14…管理サーバ用のファイルシステム(F−SY
S)、 15…物流DSRCビーコン装置(PD−RB)、 16…MCA指令局(MCA−ST)、 17…表示システム(DISP)、 21…車載処理装置(TL−CPU)、 22…車載LAN、 23…主記憶(MEM)、 24…地図情報ファイル、 25…ディジタルタコメータ(DTG)、 26…複合ハンディターミナル(MHT)、 27…複合ビーコン車載器(MU−RB)、 28…ディジタルMCA無線機(DMCA)、 29…車載表示器(DISP)、 30…センサー回路(SENSOR)、 31…無線タグコントローラ(QTC)、 32…音声情報処理装置(VIOC)、 33…GPSレシーバ(GPSR)、 34…PHS位置検索端末(PHS−PT)。
フロントページの続き (72)発明者 木村 光夫 東京都港区新橋3丁目3番9号 東芝物流 株式会社内 (72)発明者 野副 滋 東京都港区新橋3丁目3番9号 東芝物流 コンサルティング株式会社内 Fターム(参考) 5H180 AA15 BB05 CC12 EE10 FF05 FF10 FF12 FF13 FF22 FF27 FF32 5K033 AA09 BA02 BA06 BA08 CB01 CB08 DA01 DA19 DB19

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トラックに搭載された車載システムと、
    物流センター側に設けられた管理システムとにより構築
    される物流情報管理システムであって、 前記車載システム及び管理システムのそれぞれに、 配送情報を含む配車管理情報を伝送する狭域無線通信手
    段と、トラック運行情報を伝送する広域無線通信手段と
    を設け、 前記車載システムと前記管理システムとの間で、前記広
    域無線通信手段を介して運行管理情報を伝送し、前記狭
    域無線通信手段を介して配送情報を含む配車管理情報を
    伝送することを特徴とする物流情報管理システム。
  2. 【請求項2】 トラックに搭載された車載システムと、
    物流センター側に設けられた管理システムとにより構築
    される物流情報管理システムであって、 前記車載システムには、 車載LANと、 前記車載LANに接続されるトラックサーバ用車載プロ
    セッサと、 前記車載LANを介して前記車載プロセッサに接続され
    るディジタルタコグラフ、狭域無線通信装置、及び広域
    無線通信装置とを備え、 前記管理システムには、 物流管理ファイル及び車輌運行管理ファイルを含む管理
    サーバ用のファイルを有してなる計算機システムと、 前記計算機システムにバス接続され前記車載システムに
    設けられた狭域無線通信装置との間で情報交換を行う狭
    域無線通信装置及び広域無線通信装置との間で情報交換
    を行う広域無線通信装置とを備えて、 前記車載システムと前記管理システムとの間で、前記広
    域無線通信手段を介して運行管理情報を送受し、前記狭
    域無線通信手段を介して配送情報を含む配車管理情報を
    送受することを特徴とする物流情報管理システム。
  3. 【請求項3】 狭域無線通信手段は、DSRC無線機を
    用いて構成される請求項1又は2記載の物流情報管理シ
    ステム。
  4. 【請求項4】 広域無線通信手段は、ディジタルMCA
    無線機を用いて構成される請求項1又は2記載の物流情
    報管理システム。
  5. 【請求項5】 車載システムの車載LANには、複合ハ
    ンディターミナル、無線タグコントローラ、自車位置の
    検知及び伝送手段、音声情報の入出力び伝送手段、GP
    Sレシーバのいずれか又は全てが固定接続され又は任意
    に接続可能とした請求項1又は2記載の物流情報管理シ
    ステム。
  6. 【請求項6】 広域無線通信手段により伝送される運行
    管理情報には、車輌運行状況情報、GPS車輌位置情
    報、緊急運行管理情報、緊急集荷指示情報、道路交通情
    報、気象情報のいずれか又は全てが含まれる請求項1又
    は2記載の物流情報管理システム。
  7. 【請求項7】 狭域無線通信手段により伝送される配車
    管理情報には、車輌特定情報、車輌位置情報、車輌到着
    確認情報、バース番号指示情報、車輌出発確認情報、配
    送指示情報、配送実績情報、運行日報作成情報のいずれ
    か又は全てが含まれる請求項1又は2記載の物流情報管
    理システム。
  8. 【請求項8】 管理システムには、狭域無線通信装置を
    介してトラックより配送実績情報を受けると、当該配送
    指示情報と配送実績情報とを比較して配送確認を行う処
    理手段を具備してなる請求項1又は2記載の物流情報管
    理システム。
  9. 【請求項9】 車載システムから管理システムの計算機
    に、広域無線通信手段を介して、自車位置情報を定期的
    に伝送する手段を具備してなる請求項1又は2記載の物
    流情報管理システム。
  10. 【請求項10】 車載システムには、自車の運行及び配
    送内容に従う運行日報を作成するための所定の情報を収
    集し蓄積する手段と、前記蓄積された情報を管理システ
    ムの計算機に伝送する手段とを具備してなることを特徴
    とする請求項1又は2記載の物流情報管理システム。
  11. 【請求項11】 管理システムは、運行管理情報及び配
    車管理情報をもとに管理対象にあるトラックの到着予定
    時刻を算出し、外部に報知する手段を具備してなる請求
    項1又は2記載の物流情報管理システム。
  12. 【請求項12】 GPSを利用したディジタルMCA無
    線機経由による自車位置情報と、PHS位置検索システ
    ムを利用した自車位置情報とを併用し、又はそのいずれ
    か一方の自車位置情報を用いて自車位置をセンター側の
    管理システムに認識させる手段を備えた請求項1又は2
    記載の物流情報管理システム。
  13. 【請求項13】 車輌運行状況情報には、複合ハンディ
    ターミナルより入力された、少なくとも荷積、荷下、食
    事、仮眠、事故のいずれか又は全てを含む運転者状況情
    報が含まれる請求項6記載の物流情報管理システム。
  14. 【請求項14】 トラックに車載システムを搭載し、物
    流センター側に管理システムを設けて、前記各システム
    の間を特定の近距離無線通信手段、及び遠距離無線通信
    手段により情報交換可能にし、 前記管理システムは、前記トラックによる配送に先立
    ち、配送伝票の発行に代わって、配達車輌、配達品、配
    達先を含む配送情報を前記近距離無線通信手段により前
    記車載システムへ送付し、 前記車載システムは、前記配送情報を受け取った後、当
    該配送情報に従う物品情報を前記近距離無線通信手段に
    より前記管理システム又は他の同等システムへ送付する
    とともに、前記管理システム又は他の同等システムより
    配達品、受取日時、受取者を含む検品情報を受け取り、 前記車載システムは、前記検品情報を受け取った後、当
    該検品情報をもとに物品の配達及び確認を行い、配達完
    了に伴い、前記遠距離無線通信手段により前記配送情報
    を受け取った前記管理システムへ配達完了を通知し、 前記車載システムは、前記配達完了を通知した後、前記
    近距離無線通信手段により配送情報を受け取った前記管
    理システムへ前記配送情報に対する配達完了情報を送付
    することを特徴としたトラック運行管理システムの配送
    管理方法。
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