JP2000007114A - 物流情報システム - Google Patents

物流情報システム

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JP2000007114A
JP2000007114A JP10193736A JP19373698A JP2000007114A JP 2000007114 A JP2000007114 A JP 2000007114A JP 10193736 A JP10193736 A JP 10193736A JP 19373698 A JP19373698 A JP 19373698A JP 2000007114 A JP2000007114 A JP 2000007114A
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truck
delivery
center
cargo
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JP10193736A
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Toru Kishimoto
亨 岸本
Mayumi Yanagiya
真由美 柳谷
Homare Sawamura
誉 沢村
Nobuaki Sugiura
伸明 杉浦
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 配送時に必要な情報、積荷情報を一元的に管
理・処理することができ、したがって、スムーズな走行
を確保することができる総合的な物流情報システムを提
供することを目的とするものである。 【解決手段】 積荷の積み降ろし時に、非接触タグリー
ダが非接触タグから積荷情報を読み取り、蓄積し、配送
前に、積荷情報、積荷の伝票情報、配送場所情報、地図
情報を計算機からトラックに提供し、GPS衛星から送
られた電波をトラックで受信し、渋滞情報、動的経路誘
導に必要な各道路網の推定旅行時間情報を、配送制御セ
ンタからトラックにその走行中に送信し、車両位置情
報、配送結果情報、積荷情報、緊急情報を、トラックか
らセンタへ通信し、配送終了後に、配送結果情報をトラ
ックから計算機に送信するシステムである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物流システムにお
いて、配送時に必要な情報、積荷の積み降ろしに関する
個々の積荷情報を一元的に管理・処理することができる
とともに、走行中には交通情報の提供を受け、渋滞を回
避し、スムーズな走行を確保できる総合的なシステムを
簡便かつ経済的に提供することができる物流情報システ
ムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は、従来の物流情報システムIS1
0の構成図である。
【0003】従来の物流情報システムIS10は、交通
情報提供センタ10と、FM多重放送局11と、GPS
衛星60と、トラックTとによって構成されている。ト
ラックTには車載ユニット40が設けられ、車載ユニッ
ト40は、FM多重放送用受信機R4と、オンボード計
算機Cと、車載ディスプレイDと、CD−ROM装置4
2と、電波受信機Rと、アンテナRaとを有するもので
ある。
【0004】そして、通信線L7とFM多重放送局11
とを介して、交通情報提供センタ10から交通情報が送
出され、また、GPS衛星60から電波受信機Rが受信
した電波に基づいて、トラックTの走行位置を割り出
し、また、FM多重放送局11を介して、交通情報提供
センタ10から、交通情報を放送用に加工処理するVI
CS等の交通情報を、トラックTに搭載されているFM
多重放送用受信機R4が受信する。そして、上記走行位
置情報と、渋滞区間情報と、車載のCD−ROM42に
蓄積されている地図情報とに基づいて、トラックTに搭
載されているオンボード計算機Cによって、経路計算を
行い、渋滞を回避するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来例に
おいて、均一の情報が複数の車両に配信されるので、F
M多重放送を受信できる機器の普及率が増加するに従っ
て、上記均一の交通情報を受信する車両が増加し、この
受信した交通情報に基づいて渋滞を避けることができる
筈の経路に大半の車両が集中し、これによって、迂回し
た先で新たな渋滞(ハンチング現象)を引き起こし、し
たがって、当面の渋滞を回避することができるが、新た
な渋滞に巻き込まれ、結果として配送に要する時間が長
くなるという問題がある。
【0006】また、上記従来例において、携帯電話や業
務用無線を利用した音声通信によって、配送センタとト
ラックTとの間で交信が行われている。しかし、上記交
信が音声通信によって行われているので、トラックTの
運行状況を配送センタ側で自動的に把握することはでき
ないという問題があり、積荷の積み降ろし状況をリアル
タイムで把握することができないという問題があり、顧
客の積荷が現在どういう状態にあるかを自動的に把握す
ることが困難であるという問題がある。さらに、上記従
来例において、配送センタでトラックTのドライバが積
荷に関する紙伝票を受け渡し、各伝票への記入や伝票の
集計を手作業で行うので、伝票記入作業、伝票集計作業
が煩雑であるという問題がある。
【0007】また、上記従来例において、配送センタで
積荷を搭載する場合、配送センタ側でバーコード等を積
荷に貼り付け、管理を行っているが、積荷をトラックT
に搭載した後は、ドライバの判断に頼って積荷を管理す
る必要があるので、人的な要因による誤配送を生ずる可
能性があるという問題がある。
【0008】本発明は、走行中には交通情報の提供を受
けることができ、渋滞を回避することができる物流情報
システムにおいて、配送時に必要な情報、積荷に関する
情報である積荷情報(積荷の中身種別、配送先、取扱注
意事項、配送指定時刻等の情報)を一元的に管理・処理
することができ、したがって、スムーズな走行を確保す
ることができる総合的な物流情報システムを提供するこ
とを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記積荷に取
り付けられる識別可能な非接触タグと、上記非接触タグ
を読み取り上記トラックに設けられる非接触タグリーダ
と、上記積荷の積み降ろし時に、上記非接触タグリーダ
によって、上記非接触タグから、積荷に関する情報であ
る積荷情報を読み取り、上記積荷情報を蓄積し、上記ト
ラックに設けられている積荷情報読み取り蓄積手段と、
配送前に、上記積荷情報、上記積荷の伝票情報、配送場
所情報、地図情報を、上記計算機から上記トラックに提
供する第1の非接触型通信手段と、GPS衛星から送ら
れた電波を受信し、上記トラックに設けられている電波
受信機と、渋滞情報、動的経路誘導に必要な各道路網の
推定旅行時間情報を、配送制御センタから上記トラック
に、上記トラックの走行中に送信し、車両位置情報、配
送結果情報、上記積荷情報、緊急情報を、上記トラック
から上記センタへ通信する双方向通信手段と、配送終了
後に、上記配送結果情報を、上記トラックから上記計算
機に送信する第2の非接触型通信手段とを有する物流情
報システムである。
【0010】
【発明の実施の形態および実施例】図1は、本発明によ
る第1の実施例である物流情報システムIS1を示す図
である。
【0011】物流情報システムIS1は、交通情報提供
センタ10と、配送制御センタ20と、配送センタ30
1 と、トラックT1と、トラックT1に搭載されている
車載ユニット401 と、業務用無線基地局50と、GP
S衛星60とによって構成されている。トラックT1に
車載ユニット401 が搭載されている。
【0012】配送センタ301 の駐車場または積荷BG
の積み降ろし場所に、光ビーコン31が設置され、積荷
BGが積み上げられている。積荷BGには、マイクロ波
タグTGが貼り付けられている。マイクロ波タグTG
は、非接触タグの例である。
【0013】車載ユニット401 は、オンボード計算機
41と、地図情報等を蓄積したCD−ROM装置42
と、光ビーコン31と情報を送受する光送受信機TR1
と、車載ディスプレイDと、GPS衛星60からの電波
を受信する受信機R1と、GPS衛星60からの電波を
受信するアンテナR1aと、業務用無線用送受信機TR
2と、業務用無線用アンテナTR2aと、マイクロ波タ
グTGに記録されている積荷情報を読み取る情報送受信
機TR3と、マイクロ波タグ用アンテナTR3aとを有
する。なお、積荷情報は、積荷の中身種別、配送先、取
扱注意事項、配送指定時刻等の情報である。
【0014】次に、物流情報システムIS1の動作につ
いて説明する。
【0015】まず、配送前に、光ビーコン31と車載光
送受信機TR1との間に非接触のリンク31Lを設け、
配送センタ301 に設けられている管理用計算機からト
ラックT1に、積荷情報、積荷の電子化された伝票情
報、配送場所情報、地図情報を提供する。また、配送が
終了した後における電子化された配送伝票等の結果情報
も、上記と同様に、リンク31Lを介して、配送センタ
301 に設けられている管理用計算機にトラックT1か
ら送信する。さらに、積荷BGには、識別可能なマイク
ロ波タグTGを搭載し、積荷BGの積み降ろし時に、ト
ラックT1の車載ユニット401 に設けられているアン
テナTR3aと送受信機TR3とによって、マイクロ波
タグTGに記録されている積荷情報を読み取り、蓄積す
る。
【0016】物流情報システムIS1によれば、配送セ
ンタ301 において、電子化された伝票類が、光ビーコ
ン31を介して自動的に車載ユニット401 に供給され
るので、トラックT1のドライバが積荷BGに関する伝
票の受け渡し作業を実行する必要がなく、また、積み降
ろし状況を自動的に処理できるので、配送先における伝
票処理を、電子的にしかも自動的に処理することができ
る。
【0017】また、トラックT1に搭載されている車載
ユニット401 のアンテナTR3aとマイクロ波タグT
G用情報送受信機TR3とによって、積荷BGに貼り付
けられているマイクロ波タグTGから積荷情報等を読み
取るので、積荷BGの積み降ろし時に自動的な積荷の判
別処理を実行でき、したがって、積み降ろし状況をリア
ルタイムで把握でき、顧客の積荷BGが現在どういう状
態であるかを把握することができ、誤配送もなくなる。
【0018】さらに、自車位置を検出するための電波が
GPS衛星60から送られ、この電波を電波受信機R1
が受信するので、トラックT1の現在位置を正確に検出
することができる。
【0019】また、トラックT1の走行中に、業務用無
線基地局50を介して、配送センタ301 から、トラッ
クT1の業務用無線用アンテナTR2a、業務用無線用
送受信機TR2が、渋滞情報や動的経路誘導に必要な各
道路網の推定旅行時間情報を受信し、また、トラックT
1の位置情報、配送結果情報、積荷情報を、トラックT
1から配送センタ301 へ送信し、つまり、トラックT
1と配送センタ301との間で双方向通信が行われる。
なお、動的経路誘導は、時々刻々変化する交通情報(渋
滞箇所の移動や、事故発生等によって新たに発生する渋
滞情報等)を利用し、各車両の経路を誘導することであ
る。また、配送結果情報は、配送が終了した積荷、配送
時刻、配送時のクレーム等の情報である。
【0020】上記実施例によれば、受信した渋滞情報や
動的経路誘導に必要な各道路網の推定旅行時間情報を用
い、車載オンボード計算機41によって、各トラックの
現在位置に応じて、渋滞が無いか少ないルート計算を行
うことができるので、従来のように各車両が同一方向に
経路誘導されることがなく、したがって、新たな渋滞に
巻き込まれることがなく、スムーズに運行でき、車両運
行効率を向上することができる。
【0021】また、配送センタ301 とトラックT1と
の間は、人手を介することなく自動的にデータ通信を行
うことができるので、トラックT1の運行状況や、積荷
BGの状況を自動的に配送センタ301 で把握すること
ができる。
【0022】図2は、本発明における第2の実施例であ
る物流情報システムIS2を示すシステム構成図であ
る。
【0023】物流情報システムIS2は、物流情報シス
テムIS1において、光ビーコン31の代わりに、電波
ビーコン32を設け、また、光送受信機TR1の代わり
に、電波ビーコン32と情報を送受する無線送受信機T
R4を設けたものである。また、電波ビーコン32は、
配送センタ301 の駐車場または積荷の積み降ろし場所
に設けられている。
【0024】物流情報システムIS2において、配送セ
ンタの符号として、301 の代わりに302 を付し、車
載ユニットの符号として、401 の代わりに402 を付
し、トラックの符号として、T1の代わりにT2を付し
てある。
【0025】物流情報システムIS2においても、物流
情報システムIS1における効果と同様の効果を奏す
る。
【0026】図3は、本発明における第3の実施例であ
る物流情報システムIS3を示すシステム構成図であ
る。
【0027】物流情報システムIS3は、物流情報シス
テムIS1において、光ビーコン31の代わりに、無線
基地局21を設け、光送受信機TR1の代わりに、無線
LAN用送受信機TR5を設けたものである。
【0028】無線基地局21は、配送センタ303 に設
けられ、トラックT3と無線LANを構成する無線基地
局であり、配送制御センタ20との間にイーサーネット
等のLAN L2で配線されているものである。車載ユ
ニット403 には、無線LAN用送受信機TR5と、無
線LAN用アンテナTR5aとが設けられ、配送センタ
303 における双方向通信の他の構成例である。
【0029】物流情報システムIS3において、配送セ
ンタの符号として、301 の代わりに303 を付し、車
載ユニットの符号として、401 の代わりに403 を付
し、トラックの符号として、T1の代わりにT3を付し
てある。
【0030】物流情報システムIS3においても、物流
情報システムIS1における効果と同様の効果を奏す
る。
【0031】図4は、本発明における第4の実施例であ
る物流情報システムIS4を示すシステム構成図であ
る。
【0032】物流情報システムIS4は、物流情報シス
テムIS1において、業務用無線基地局50の代わり
に、携帯電話基地局70が設けられ、受信機R1の代わ
りに、携帯電話43が設けられているものである。
【0033】携帯電話基地局70は、携帯電話43、携
帯電話用モデム装置44を介して、配送センタ304
らトラックT4に、渋滞情報や動的経路誘導に必要な各
道路網の推定旅行時間情報を送信し、トラックT1から
配送センタ304 へ、トラックT4の位置情報や配送結
果・積荷情報を受信するものであり、つまり、トラック
T4の走行中に、配送センタ304 とトラックT4との
間で双方向通信が行われる。なお、公衆電話網71を介
して、配送制御センタ20と携帯電話基地局70とが接
続されている。
【0034】物流情報システムIS4において、配送セ
ンタの符号として、301 の代わりに304 を付し、車
載ユニットの符号として、401 の代わりに404 を付
し、トラックの符号として、T1の代わりにT4を付し
てある。
【0035】物流情報システムIS4においても、物流
情報システムIS1における効果と同様の効果を奏す
る。
【0036】図5は、本発明による第5の実施例である
物流情報システムIS5を示すシステム構成図である。
【0037】物流情報システムIS5は、物流情報シス
テムIS4において、車載ユニットにFM多重放送用受
信機R2を設け、交通情報提供会社80とFM多重放送
局11とを設けたものである。
【0038】FM多重放送用受信機R2は、FM多重放
送局11から放送され、配送センタ301 からトラック
T1に送出される渋滞情報や動的経路誘導を行うための
各道路網の推定旅行時間情報11iを、トラックT5の
走行中に、受信するものである。また、トラックT1か
ら配送センタ301 へは、トラックT5の位置情報、配
送結果情報、積荷情報を送信し、携帯電話用モデム装置
44、携帯電話43と携帯電話基地局70との間の無線
リンクを介して、送信する。つまり、携帯電話基地局7
0とFM多重放送用受信機R2とは、走行中の双方向通
信の他の構成例を示したものである。
【0039】なお、通信線L7は、交通情報提供会社8
0と他の会社の配送制御センタ81とを接続する専用線
または公衆電話網で構成される有線であり、交通情報提
供会社80は、交通情報を加工・処理し情報を提供する
会社であり、通信線L5は、交通情報提供センタ10と
交通情報提供会社80を接続する専用線等で構成される
有線である。また、公衆電話網71が設けられている。
【0040】物流情報システムIS5において、配送セ
ンタの符号として、301 の代わりに305 を付し、車
載ユニットの符号として、401 の代わりに405 を付
し、トラックの符号として、T1の代わりにT5を付し
てある。
【0041】物流情報システムIS5においても、物流
情報システムIS1における効果と同様の効果を奏する
ものであり、特に大規模なシステムを構築する場合に有
効である。
【0042】図6は、本発明による第6の実施例である
物流情報システムIS6を示すシステム構成図である。
【0043】物流情報システムIS6において、トラッ
クT6に事故や災害等の緊急事態が発生した場合に対応
して、緊急通報用パニックボタン45がトラックT6に
搭載され、緊急時には、パニックボタン45を押下する
ことによって、トラックT6に搭載されている携帯電話
43、モデム装置44を介して、トラックT6の位置情
報や車両の状態に関する情報を自動的に配送センタ30
6 に送出し、配送センタ306 では、その状況に応じ
て、警察、消防署、病院56に連絡をとり、事態に対応
するものである。
【0044】物流情報システムIS6において、配送セ
ンタの符号として、301 の代わりに306 を付し、車
載ユニットの符号として、401 の代わりに406 を付
し、トラックの符号として、T1の代わりにT6を付し
てある。
【0045】物流情報システムIS6によれば、緊急通
報手段を有するので、運行中に緊急事態が発生した場合
も、より安全に走行することができる。
【0046】上記実施例によれば、スムーズな交通流配
分を行うための動的経路誘導に必要な各道路網の推定旅
行時間情報を得ることができるので、従来のように各車
両が同一方向に経路誘導されることなく分散誘導され、
新たな渋滞に巻き込まれることなく、スムーズな運行を
実現することができる。
【0047】また、配送センタとトラックとの間は、人
手を介することなく自動的にデータ通信を行うことがで
きるので、トラックの運行状況を自動的にセンタ側で把
握することができる。さらに、積荷には非接触型のタグ
が設けられ、トラックには非接触タグリーダが設けられ
ているので、積荷の積み降ろし時に自動的な各積荷の判
別処理ができるので、積み降ろし状況をリアルタイムで
把握でき、顧客の積荷が現在どういう状態にあるかを把
握することができ、誤配送がなくなる。
【0048】さらに、配送センタにおいて、トラックの
ドライバが積荷に関する伝票の受け渡しを行うことな
く、伝票類を電子化でき、電子的に送受することがで
き、また配送先における伝票処理も積み降ろし状況を自
動的に処理できるので、電子的かつ自動的に処理を行う
ことができる。また、運行中に緊急事態が発生した場合
も、緊急通報手段を有するので、より安全な走行ができ
る。
【0049】なお、上記各実施例においてトラックを複
数台使用するようにしてもよい。
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、走行中には交通情報の
提供を受けることができ、渋滞を回避することができる
物流情報システムにおいて、配送時に必要な情報、積荷
の積み降ろしに関する積荷情報を一元的に管理・処理す
ることができ、したがって、スムーズな走行を確保する
ことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第1の実施例である物流情報シス
テムIS1を示す図である。
【図2】本発明における第2の実施例である物流情報シ
ステムIS2を示すシステム構成図である。
【図3】本発明における第3の実施例である物流情報シ
ステムIS3を示すシステム構成図である。
【図4】本発明における第4の実施例である物流情報シ
ステムIS4を示すシステム構成図である。
【図5】本発明による第5の実施例である物流情報シス
テムIS5を示すシステム構成図である。
【図6】本発明による第6の実施例である物流情報シス
テムIS6を示すシステム構成図である。
【図7】従来の物流情報システムIS10の構成図であ
る。
【符号の説明】
IS1〜IS6…物流情報システム、 T1〜T6…トラック、 10…交通情報提供センタ、 20…配送制御センタ、 301 〜306 …配送センタ、 31…光ビーコン、 401 〜406 …車載ユニット、 50…業務用無線基地、 60…GPS衛星、 70…携帯電話基地局、 71…公衆電話網、 80…交通情報提供会社。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 7/26 H04B 7/26 F 5K067 (72)発明者 沢村 誉 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 杉浦 伸明 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 Fターム(参考) 3F022 AA15 LL05 MM08 MM44 NN31 NN38 5B058 CA15 KA40 YA01 5H180 AA07 AA15 BB04 BB05 BB13 CC01 CC12 EE18 FF05 FF12 FF13 FF27 5K012 AB05 AC08 AC10 BA03 BA18 5K059 AA01 EE02 5K067 AA34 BB12 BB27 DD20 DD51 EE02 EE10 FF02 FF03

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 積荷を配送するトラックと、上記トラッ
    クに搭載する積荷を振り分ける配送センタと、上記積荷
    を管理する計算機とによって構成される物流システムに
    おいて、 上記積荷に取り付けられる識別可能な非接触タグと;上
    記非接触タグを読み取り上記トラックに設けられる非接
    触タグリーダと;上記積荷の積み降ろし時に、上記非接
    触タグリーダによって、上記非接触タグから、積荷に関
    する情報である積荷情報を読み取り、上記積荷情報を蓄
    積し、上記トラックに設けられている積荷情報読み取り
    蓄積手段と;配送前に、上記積荷情報、上記積荷の伝票
    情報、配送場所情報、地図情報を、上記計算機から上記
    トラックに提供する第1の非接触型通信手段と;GPS
    衛星から送られた電波を受信し、上記トラックに設けら
    れている電波受信機と;渋滞情報、動的経路誘導に必要
    な各道路網の推定旅行時間情報を、配送制御センタから
    上記トラックに、上記トラックの走行中に送信し、車両
    位置情報、配送結果情報、上記積荷情報、緊急情報を、
    上記トラックから上記センタへ通信する双方向通信手段
    と;配送終了後に、上記配送結果情報を、上記トラック
    から上記計算機に送信する第2の非接触型通信手段と;
    を有することを特徴とする物流情報システム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 上記計算機との間に有線接続されている積荷の積み降ろ
    し場所が上記配送センタに設けられ、上記配送センタに
    光ビーコンが設けられ、上記光ビーコンとの間で空間伝
    搬型光通信を行う光送受信機が、上記トラックに設けら
    れ、上記光ビーコンと上記光送受信機とによって、上記
    配送センタと上記トラックとの間で非接触型双方向通信
    を行うことを特徴とする物流情報システム。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 上記計算機との間に有線接続されている積荷の積み降ろ
    し場所が上記配送センタに設けられ、上記配送センタに
    電波ビーコンが設けられ、上記電波ビーコンとの間で無
    線通信を行う送受信機が、上記トラックに設けられ、上
    記電波ビーコンと上記送受信機とによって、上記配送セ
    ンタと上記トラックとの間で非接触型双方向通信を行う
    ことを特徴とする物流情報システム。
  4. 【請求項4】 請求項1において、 上記計算機との間にLAN接続されている無線LAN送
    受信機が上記配送センタに設けられ、上記無線LANと
    通信を行う送受信機が、上記トラックに設けられ、上記
    無線LAN送受信機と上記送受信機とによって、上記配
    送センタと上記トラックとの間で非接触型双方向通信を
    行うことを特徴とする物流情報システム。
  5. 【請求項5】 請求項1において、 上記非接触タグは、マイクロ波型タグであり、上記非接
    触タグリーダは、マイクロ波タグリーダであり、上記マ
    イクロ波タグリーダによって上記積荷情報を読み取り、
    情報を蓄積することを特徴とする物流情報システム。
  6. 【請求項6】 請求項1において、 上記配送センタが無線基地局と接続され、上記トラック
    に無線送受信機が設けられ、上記無線基地局と上記無線
    送受信機とを介して、上記配送センタと走行中の上記ト
    ラックとが双方向通信することを特徴とする物流情報シ
    ステム。
  7. 【請求項7】 請求項1において、 モデム装置を介して上記配送センタが有線電話網に接続
    されているか、または専用線を介して上記配送センタが
    電話網に接続され、携帯電話網を介してデータ通信を行
    うモデム装置と携帯電話装置とが上記トラックに設け
    ら、走行中に上記配送センタと上記トラックとが双方向
    通信することを特徴とする物流情報システム。
  8. 【請求項8】 請求項1において、 渋滞情報または動的経路誘導に必要な各道路網の推定旅
    行時間情報を受信し、交通情報提供センタから提供され
    るFM多重放送を受信する受信機を、上記トラックが有
    することを特徴とする物流情報システム。
  9. 【請求項9】 請求項1において、 上記トラックは、動的経路誘導に必要な各道路網の推定
    旅行時間情報から経路誘導計算機能を有するオンボード
    計算機、表示装置、大容量記録媒体の読み出し・蓄積装
    置を搭載するものであることを特徴とする物流情報シス
    テム。
  10. 【請求項10】 請求項1において、 上記トラックは、上記配送センタから送信される動的経
    路誘導に必要な各道路網の推定旅行時間を地図情報上に
    オーバーラップさせて表示する車載表示装置を有するも
    のであることを特徴とする物流情報システム。
  11. 【請求項11】 請求項1において、 上記トラックは、不慮の事故等が発生した場合の状況や
    位置情報を知らせる緊急通報発信装置を搭載しているこ
    とを特徴とする物流情報システム。
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