JPH1131294A - 集配管理システムおよび集配管理端末装置 - Google Patents

集配管理システムおよび集配管理端末装置

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JPH1131294A
JPH1131294A JP18872797A JP18872797A JPH1131294A JP H1131294 A JPH1131294 A JP H1131294A JP 18872797 A JP18872797 A JP 18872797A JP 18872797 A JP18872797 A JP 18872797A JP H1131294 A JPH1131294 A JP H1131294A
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JP
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road
route
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JP18872797A
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English (en)
Inventor
Kunihiko Sekiya
邦彦 関谷
Kazunori Iwasaki
和則 岩崎
Satoshi Hashimoto
智 橋本
Katsumi Nitta
克己 新田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 運転者の土地勘や経験に頼ることなく、また
道路状況の変化や集配先の変更又は追加に対し迅速かつ
的確に対応でき、集配効率の向上を図る。 【解決手段】 集配センタSCにおいて、複数の集配先
H1,H2,H3,…が入力された場合に、予め記憶装
置16に記憶してある地図情報と、道路情報センタLC
から入手した最新の道路情報とを基に、上記各集配先を
巡回する上で最適な集配ルートを決定し、この決定した
最適集配ルート情報に応じて集配車による集配業務を行
う。また、集配巡回中に集配先の変更や追加或いは突発
的な道路状況の変化が発生した場合に、集配センタSC
において最適集配ルート情報の更新を行い、この更新情
報を移動通信網MNWを介して該当車両に通知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば宅配業務
や運送業務等の運輸業に適用される集配管理システムと
その集配管理端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、宅配業者等が荷物の集配業務を行
う場合には、例えば集配センタにおいて各運転者がそれ
ぞれ自身が担当するエリアに存在する集配先への荷物を
車両に積み込み、エリア内に点在する各集配先に対し自
身の土地勘や経験に基づいて巡回し集配を行うようにし
ている。
【0003】そして、集配途中で集荷先の変更や追加依
頼が発生した場合には、一旦集配センタに戻って上記依
頼を確認したのち再度依頼元に出向くか、または集配セ
ンタから運転者に対し例えば業務用無線を使用して音声
通信により集配先の変更又は追加を通知し、この通知を
受けた運転者が自身の判断により集配途中で集配ルート
を変更するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところがこのような従
来のシステムでは、点在する複数の集配先に対する集配
を運転者の土地勘や経験に頼っているため、経験の浅い
運転者にとっては効率の良い集配を行うことが困難だっ
た。また、経験豊かな運転者であっても、集配途中で道
路工事や事故などの予期しない障害に出遭うと、ルート
変更を常に的確に行えるとは限らず、集配遅れの発生が
避けられなかった。また集配途中で集配先の変更や追加
が発生した場合にも、これに迅速に対応することは難し
く、集配効率の向上を図れなかった。
【0005】この発明は上記事情に着目してなされたも
ので、その第1の目的は、運転者の土地勘や経験に頼る
ことなく、また道路状況の変化や集配先の変更又は追加
に対し迅速かつ的確に対応できるようにし、これにより
集配効率の向上を図り得る集配管理システムを提供する
ことである。またこの発明の第2の目的は、多種多数の
荷物を扱う場合でもその配達を誤ることなく効率良く行
いうる集配管理端末装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るためにこの発明に係わる集配管理システムは、少なく
とも道路マップおよび住所を含む地図情報を格納した地
図情報記憶手段と、この地図情報記憶手段に格納された
道路マップに表される道路の状況を表す情報を入手する
ための道路情報入手手段と、集配先を表す情報を入力す
るための集配先情報入力手段と、集配ルート決定手段と
を備えている。そして、集配先情報入力手段により複数
の集配先が入力された場合に、上記集配ルート決定手段
により、前記地図情報記憶手段に格納された地図情報お
よび前記道路情報入手手段により入手された道路の状況
を表す情報に基づいて前記複数の集配先を巡る上で最適
なルートを決定し、この決定された最適集配ルート情報
を集配車両に通知するようにしたものである。
【0007】上記道路情報入手手段では、例えば入力さ
れた複数の集配先を巡る際に通行する可能性がある道路
についての交通規制および渋滞状況を表す情報が入手さ
れる。
【0008】このようなシステムであれば、例えば任意
の集配エリア内に存在する複数の集配先を入力すると、
予め記憶してある上記集配エリアの地図情報と、一方通
行などの交通規制や渋滞状況などの現在の道路の状況と
に基づいて、上記各集配先を巡る最適なルートが自動的
に決定され、これがプリントアウトされて運転者に手渡
されるか、又は無線回線を介して該当する運転者の集配
車両に伝送される。このため、運転者は土地勘や経験に
頼ることなく、常に最適な集配ルートにしたがって効率
良く集配業務を行うことが可能となる。
【0009】またこの発明に係わる集配管理システム
は、車種決定手段をさらに備え、集配先情報入力手段に
より複数の集配先が入力された場合に、この入力された
複数の集配先を巡る際に通行する可能性がある道路の通
行可能幅および地形のうちの少なくとも一方を、前記地
図情報記憶手段に格納された地図情報および前記道路情
報入手手段により入手された道路情報を選択的に使用し
て判定し、この判定結果に基づいて集配を行う上で最適
な車種を決定するようにしたことを特徴としている。
【0010】このようなシステムであれば、例えば集配
ルート上に幅の狭い道路がある場合や、工事などにより
通行可能な道路幅が狭められている場合、さらには勾配
が急で大型の車両では登坂に無理があるような場合に
は、これらの道路を無理なく通行可能な小型の車両が予
め選択される。このため、集配中に立ち往生するような
不具合は未然に回避され、効率の良い集配業務を行うこ
とができる。
【0011】さらにこの発明に係わる集配移管理システ
ムは、集配ルート更新手段をさらに備え、最適集配ルー
トの通知後に、集配先情報入力手段により集配先の変更
或いは追加が指示された場合に、集配先の変更或いは追
加の指示内容と、該当する集配車両の現在位置情報と、
地図情報記憶手段に格納された地図情報と、道路情報入
手手段により入手された道路の状況を表す情報とに基づ
いて、通知済みの最適集配ルート情報を更新し、この更
新結果を無線回線を介して該当する車両に通知するよう
にしたことを特徴としている。
【0012】また上記集配ルート更新手段においては、
最適集配ルートの通知後に、道路情報入手手段により集
配ルート上の道路に障害が発生したことが検出された場
合にも、当該障害発生情報と、該当する集配車両の現在
位置情報と、地図情報記憶手段に格納された地図情報と
に基づいて、通知済みの最適集配ルート情報の更新が行
われる。
【0013】このようなシステムであれば、集配途中で
例えば集配センタに集配先の変更又は追加の要求が発生
した場合や、事故による突発的な通行止めなどの道路状
況の変化が検出された場合に、これらの状況変化に応じ
て最適集配ルートが自動的に更新されて該当する集配車
両に通知される。このため、運転者はこの更新された集
配ルートにしたがって引き続き円滑な集配業務を行うこ
とが可能となり、これにより集配効率の低下を抑制する
ことができる。
【0014】一方、上記第2の目的を達成するためにこ
の発明に係わる集配管理端末装置は、配達ルートに含ま
れる複数の配達先とこれらの配達先に配達すべき荷物と
の対応関係を表す配達情報を記憶する配達情報記憶手段
と、配達先が指定入力された場合に、上記配達情報記憶
手段から対応する配達情報を選択的に読み出すメモリ検
索手段と、各荷物に添付された配達情報表示媒体から配
達情報を読み取るための配達情報読み取り手段と、この
配達情報読み取り手段により読み取られた配達情報を、
上記メモリ検索手段により配達情報記憶手段から読み出
された配達情報と照合し、その結果を配達員に報知する
照合手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0015】このような端末装置を用いれば、各配達先
ごとに対応する荷物の照合が自動的に行われ、配達員は
誤ることなくかつ効率良く荷物の引き渡しを行うことが
できる。
【0016】また上記メモリ検索手段において、配達情
報記憶手段から読み出した配達情報をもとに1軒の配達
先に配達すべき荷物の個数を配達員に報知するようにす
れば、1軒の配達先に届けるべき荷物が複数ある場合で
も、配達員は荷物を渡し忘れることなく確実に引き渡す
ことができる。
【0017】さらに帳票出力手段をさらに備え、配達情
報読み取り手段により読み取られた配達情報が、メモリ
検索手段により選択的に読み出された配達情報と一致す
ると照合手段で判定された場合に、当該配達情報を含む
帳票を配達先に対する納品書としてプリントアウトする
ことも特徴としている。
【0018】このように構成することで、納品書を荷物
に貼付したり、また別途用意して受取人に渡す必要がな
くなる。この機能は、特に荷物に無線タグを添付するこ
とで荷物の識別を行う方式を採用している場合に、納品
書の代替発行手段として使用することができ極めて有効
である。
【0019】また、この発明に係わる集配管理端末装置
は、配達ルートに含まれる複数の配達先とこれらの配達
先に配達すべき荷物との対応関係を表す配達情報を記憶
する配達情報記憶手段と、配達先の受取印もしくは受取
サインを受取情報として読み取るための受取情報読み取
り手段と、この受取情報読み取り手段により読み取った
受取情報を、前記配達情報記憶手段に記憶されている対
応する配達情報に付加して配達完了情報を作成する配達
完了情報作成手段と、この配達完了情報作成手段により
作成された配達完了情報を無線回線を介して集配センタ
へ伝送する配達完了通知手段とを備えたことを特徴とし
ている。
【0020】このような集配管理端末装置を使用すれ
ば、配達先に荷物を届けたのちに、その受取印又は受取
サインを装置で読み取ることにより、この受取情報が対
応する配達情報に付加されて配達完了情報が作成され、
この配達完了情報が無線回線を介して自動的に集配セン
タに報告される。したがって配達員は、配達完了報告を
集配センタに行う必要がなくなり、これにより配達業務
を簡略化することができる。
【0021】さらに、上記集配管理端末装置を、集配セ
ンタに対し第1の無線回線を介して接続される車載装置
と、この車載装置に対し前記第1の無線回線よりも送信
出力の小さい第2の無線回線を介して接続される携帯端
末装置とに分離して構成し、配達完了情報を携帯端末装
置から第2の無線回線を介して車載装置へ転送したの
ち、この車載装置から集配センタへ第1の無線回線を介
して伝送するようにしたことも特徴とする。
【0022】このような装置によれば、携帯端末装置の
送信電力を小さくすることができ、これによりバッテリ
寿命を延長して、連続使用時間の長期化或いはバッテリ
の小型化を図ることができる。また、携帯端末装置を小
型化することができ、これにより配達員の可搬性を向上
することもできる。
【0023】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)図1は、この発明に係わる集配管理
システムの第1の実施形態を示す概略構成図である。同
図において、SCは集配センタ、MSは集配車両であ
り、この集配車両MSと集配センタSCとの間は移動通
信網MNWを介して接続され、これにより随時通信が可
能となっている。移動通信網MNWとしては、例えばM
CAシステム、携帯電話システム、PHSなどが使用さ
れる。
【0024】また上記集配センタSCは、有線通信網F
NWを介して道路情報センタLCに接続され、これによ
り集配センタSCは各集配エリアの道路情報を道路情報
センタLCから入手可能となっている。有線通信網とし
ては、公衆電話網、インターネットなどのコンピュータ
ネットワークが用いられる。また入手する道路情報とし
ては、渋滞情報や、事故或いは道路工事などによる交通
規制の情報がある。
【0025】さらに上記集配車両MSには、GPS(Gl
obal Positioning System )を利用した位置検出装置が
搭載してある。この位置検出装置は3以上の衛星GP
1,GP2,…が放送している信号を受信してその距離
を計測することで集配車両MSの平面上の位置を検出す
るものである。
【0026】ところで、集配センタSCには集配業務を
統合管理するための情報処理装置が設けてある。図2は
その構成を示す機能ブロック図である。この情報処理装
置は、例えばホストコンピュータなどからなる制御装置
11を備えている。この制御装置11には、バス12を
介してキーボードなどの入力部13、プリンタなどの出
力部14、CRTまたは液晶等を使用した表示部15、
および記憶装置16がそれぞれ接続してある。このう
ち、記憶装置16は例えばハードディスク装置を使用し
たもので、その記憶領域には地図情報記憶部161、道
路情報記憶部162およびルート情報記憶部163が設
けられている。
【0027】地図情報記憶部161には、集配エリア内
の道路マップおよび住居地図が記憶される。道路情報記
憶部162には、道路情報センタLCから入手した渋滞
や交通規制などに関する道路情報が記憶される。ルート
情報記憶部163には、後述するルート決定制御および
ルート更新制御により各集配車両ごとに作成された最適
集配ルート情報がすべて記憶される。
【0028】また制御装置11には、バス12を介して
有線網インタフェース(有線網I/F)17および無線
インタフェース(無線I/F)18がそれぞれ接続して
ある。有線網I/F17は、制御装置11の指示に従っ
て、公衆電話網やコンピュータネットワークなどの有線
通信網FNWに対する発着信処理を行うとともに、道路
情報センタLCとの間で道路情報を伝送するための処理
を行う。
【0029】無線I/F18には無線送受信部19が接
続されている。無線I/F18は、制御装置11の指示
に従って、例えばMCAシステムやディジタル携帯電話
網などの移動通信網MNWに対する発着信処理を行うと
ともに、集配車両MSとの間で情報を無線伝送するため
の符号化および復号化処理などを行う。無線送受信部1
9は、無線I/F18から出力された通信情報を変調し
てアンテナ191から移動通信網MNWの基地局に向け
送信するとともに、移動通信網MNWの基地局から到来
した無線通信信号をアンテナ191で受信したのち復調
して無線I/F18へ出力する。
【0030】制御装置11は、この発明の第1の実施形
態に係わる制御機能として、ルート決定制御機能111
と、ルート更新制御機能112と、車種決定制御機能1
13と、車両位置検出制御機能114とを備えている。
【0031】ルート決定制御機能111は、各集配エリ
アごとに複数の集配先名が入力部13から入力された場
合に、前記記憶装置16内の地図情報および道路情報を
基に、上記各集配先を巡回する上で最適なルートを決定
する。そして、この最適ルート情報を運転者に知らせる
ために出力部14によりハードコピーするかまたはフロ
ッピーディスクに記憶する。
【0032】ルート更新制御機能112は、集配巡回中
の各集配車両MSについて、集配先の変更や追加要求が
発生した場合、或いは道路情報センタLCから入手した
道路情報により集配ルート上に事故などによる通行止め
や渋滞が突発的に発生したことが判明した場合に動作す
る。すなわち、上記のような集配先の変更或いは道路状
況の変化が発生すると、記憶装置16から該当する集配
車両のルート情報を読み出すとともに、後述する車両位
置検出制御機能114の位置検出結果より上記該当車両
の現在位置を認識する。そして、上記該当車両のルート
情報の内容と、現在位置、および上記集配先の変更内容
或いは道路状況の変化内容に基づいて、上記ルート情報
をより適切なものに更新する。そして、この更新後の最
適ルート情報を、無線I/F18および無線送受信部1
9から移動通信網MNWを介して該当する集配車両に無
線伝送し、更新させる。
【0033】車種決定制御機能113は、上記ルート決
定制御機能111において最適ルート情報を作成する際
に、記憶装置16から読み出した地図情報および道路情
報より集配ルート上の道路の通行可能幅や勾配などを判
定し、この判定結果に基づいて上記集配ルート上の道路
を通行する上で最適な車種を決定する。
【0034】車両位置検出制御機能114は、例えば集
配巡回中の各集配車両に対し、移動通信網MNWを介し
て定期的に位置情報送信要求を送り、これに対し各集配
車両から移動通信網MNWを介して送られる位置情報を
受信する。すなわち、ポーリング方式により各集配車両
の位置情報を収集する。この収集した位置情報は、記憶
装置16のルート情報記憶部163に、各集配車両に対
応付けて集配ルート情報とともに格納される。
【0035】一方、各集配車両MSには集配管理端末装
置が搭載されている。図3はその構成を示す機能ブロッ
ク図である。この集配管理端末装置は、制御部21と、
無線送受信部22と、GPS受信部23と、キー入力部
24と、液晶表示器を使用した表示部25と、フロッピ
ーディスク駆動装置26と、記憶部27とを備えてい
る。
【0036】このうち先ず無線送受信部22は、アンテ
ナ221を備え、移動通信網MNWの基地局との間で情
報信号の送受信を行う。GPS受信部23は、衛星受信
アンテナ231を備え、GPS衛星GP1,GP2,…
から放送されている信号をそれぞれ受信する。
【0037】フロッピーディスク駆動装置26は、フロ
ッピーディスクに記憶された最適集配ルート情報を読み
込むために使用する。記憶部27は、例えばハードディ
スク装置を使用したもので、自車両に与えられた最適集
配ルート情報を格納するルート情報記憶部271を備え
ている。
【0038】ところで、制御部21は例えばマイクロコ
ンピュータを使用したもので、この発明の第1の実施形
態に係わる制御機能として位置情報通知制御機能211
と、ルート情報管理制御機能212とを備えている。
【0039】位置情報通知制御機能211は、集配セン
タSCから位置情報送信要求が送られた場合に、GPS
受信部23で受信された各GPS衛星GP1,GP2,
…からの信号を基に自車両の位置を検出し、この位置情
報を無線送受信装置22から移動通信網MNWを介して
集配センタSCへ送る。
【0040】ルート情報管理制御手段212は、フロッ
ピーディスク駆動装置26によりフロッピーディスクに
記憶された最適ルート情報を読み込み、この最適集配ル
ート情報を記憶部27に格納する。また集配巡回中に集
配センタSCから移動通信網MNWを介して最適集配ル
ートの更新情報が到来した場合に、記憶部27に格納し
てある上記最適集配ルート情報を書き換える。集配巡回
中には、上記記憶部27に格納してある最適集配ルート
情報を、記憶部27に予め記憶してある地図情報に重ね
合わせて表示部25に表示する。
【0041】次に、以上のように構成されたシステムの
動作を図4を用いて説明する。集配センタSCにおい
て、いま例えば集配先としてH1,H2,H3,H4,
H5がキー入力部13から入力されたとする。そうする
と制御装置11は、先ず記憶部16から地図情報を読み
出し、上記入力された各集配先H1,H2,H3,H
4,H5を巡回する上で通行する可能性のある道路の第
1候補をピックアップする。そして、このピックアップ
した道路について記憶装置16に記憶されている最新の
道路情報を基に通行する上で適切か否かを判定し、この
判定結果を基にルートを決定する。
【0042】例えば、いまピックアップした第1候補の
道路の中に事故或いは工事により通行止めとなっている
道路があったとすれば、この道路を避けて第2候補の道
路L1を選択する。そして、この道路L1の適/不適を
判定し、適当であればこの道路L1を集配ルートに決定
する。
【0043】また、第1候補としてピックアップした道
路の中に、渋滞により通過時間が所定時間以上かかると
予測される道路があれば、これを避けて第2候補の道路
L2を選択する。そしてこの道路L2の適/不適を判定
し、適当であればこの道路L2を集配ルートに決定す
る。かくして、図4に示すような、集配先H1,H2,
H3,H4,H5を巡回する上で最適な集配ルートが決
定される。
【0044】さらに、記憶部16に記憶されている地図
情報および道路情報をもとに、上記決定した最適集配ル
ート中に例えば路地のような元々狭い道路や工事などに
より通行可能幅が制限されている道路、或いは勾配が所
定量以上の道路が含まれているか否かを判定する。そし
て、含まれている場合にはこの道路を通行可能な車種を
選択する。例えば、いま仮に図4中のNに示す道路の幅
が所定幅未満になっていたとすれば、この狭い道路を通
行可能な小型の車種を選択する。
【0045】なお、この車種の選択に当たっては、積載
する荷物の量も考慮する。すなわち、選択した車種では
すべての荷物を積載できるか否かを判定し、積載可能で
あればそのまま上記選択した車種に決定する。しかし、
積載不可能であれば上記すべての荷物を積載可能な車種
を選択し、この車種が通行可能な代替ルートを探し、代
替ルートが見つかれば上記最適集配ルートを改める。ま
た、代替ルートが見つからない場合には、上記最適集配
ルートを変えずに、小型車種の集配車両を複数台用意す
るように配車を変更する。
【0046】以上のようにして最終的な最適集配ルート
が決定されると、制御装置11はこの最適集配ルート情
報を出力部14によりプリントアウトするとともに、フ
ロッピーディスクに記憶する。このとき、先に述べたよ
うに集配車両を複数台用意した場合には、これらの台数
分の最適集配ルート情報のプリントアウトとフロッピー
ディスクを用意する。
【0047】運転者は、このプリントアウトによりルー
トを確認するとともに、フロッピーディスクを自身に割
り当てられた集配車両の集配管理端末装置にセットす
る。そうすると、このフロッピーディスクに記憶された
最適集配ルート情報がフロッピーディスク駆動装置26
から制御部21に読み込まれる。制御部21は、ルート
情報記憶部271に一旦格納する。そして、この最適集
配ルート情報を地図情報とともに読み出し、地図情報に
重ね合わせた状態で表示部25に表示する。
【0048】したがって運転者は、表示部25に表示さ
れた上記最適集配ルートにしたがって、効率的な集配業
務を行うことができる。なお、この集配巡回中に、表示
部25には、GPS受信部23で受信された信号を基に
制御部21が検出した自車の位置が重ねて表示される。
このため、運転者は最適集配ルートと自車の位置とを常
に確認し合いながら集配業務を行うことができる。
【0049】一方、集配センタSCにおいて、集配巡回
中の車両についての集配先の変更又は追加の要求が発生
するか、或いは上記集配巡回中の車両に与えられた最適
集配ルート上で事故による通行止めなどの突発的な道路
状況の変化が発生したとする。この場合制御装置11
は、記憶装置16から該当する集配車両のルート情報と
位置情報を読み出し、このルート情報の内容と、現在位
置、および上記集配先の変更内容或いは道路状況の変化
内容に基づいて、上記最適集配ルート情報をより適切な
ものに更新する。
【0050】例えば、いま仮に図4に示すH6が集配先
として追加されたとする。そうすると、制御装置11は
この新たな集配先H6が含まれる集配エリアを判定し、
この集配エリアを巡回中の集配車両を特定する。そし
て、記憶装置16からこの車両の集配ルート情報および
現在位置情報を読み出す。また上記新たな集配先H6を
巡るために通行する道路を地図情報からピックアップ
し、上記集配車両がこの道路を通行可能か否かを判定す
る。そして、通行可能であれば、上記集配ルート情報
を、上記新たな集配先H6を含むルートL3に更新す
る。そして、この更新情報を、無線I/F18および無
線送受信部19から移動通信網MNWを介して該当する
集配車両に向け無線送信する。
【0051】これに対し集配巡回中の集配車両が、移動
通信網MNWを介して上記集配ルートの更新情報を受信
すると、制御部21により記憶部27に記憶されている
最適集配ルート情報が上記更新情報を基に更新される。
そして、この更新された集配ルート情報が表示部25に
表示される。また、このとき表示部25には、ルートが
更新された旨のメッセージが併せて表示され、さらに鳴
音あるいは合成音声メッセージが図示しないスピーカか
ら発生される。したがって、運転者はルートの変更を確
実に知ることができる。
【0052】以上のように第1の実施形態では、集配セ
ンタSCにおいて、複数の集配先H1,H2,H3,…
が入力されると、予め記憶装置16に記憶してある地図
情報と、道路情報センタLCから入手した最新の道路情
報とを基に、上記各集配先を巡回する上で最適な集配ル
ートが決定される。そして、この決定された最適集配ル
ート情報に応じて集配車による集配業務が行われる。こ
のため、運転者は土地勘や経験に頼ることなく、常に最
適な集配ルートにしたがって効率良く集配業務を行うこ
とができる。
【0053】また、上記最適集配ルートを決定する際
に、集配ルート上に幅の狭い道路がある場合や、工事な
どにより通行可能な道路幅が狭められている場合、さら
には勾配が急で大型の車両では登坂に無理があるような
場合には、これらの道路事情に応じて道路を無理なく通
行可能な小型の車両を予め選択することができる。この
ため、集配中に立ち往生するような不具合は未然に回避
され、効率の良い集配業務を行うことができる。
【0054】さらに、集配巡回中の車両についての集配
先の変更又は追加の要求が発生するか、或いは上記集配
巡回中の車両に与えられた最適集配ルート上で事故によ
る通行止めなどの突発的な道路状況の変化が発生した場
合には、集配センタSCにおいて最適集配ルート情報の
更新が行われ、この更新情報が移動通信網MNWを介し
て該当車両に通知される。したがって、運転者はこの更
新された集配ルートにしたがって引き続き円滑な集配業
務を行うことが可能となり、これにより集配効率の低下
を抑制することができる。
【0055】また、上記集配ルートの更新を行う場合
に、集配センタSCから集配車両MSに対し、更新後の
最適集配ルート情報をそっくり送り直すのではなく、更
新した部分の情報のみを送るようにすると、伝送データ
量を減らして伝送時間を短縮することが可能となり、こ
れにより通信コストの低減を図るとともに、更新に要す
る時間を短縮して応答性の良いシステムを構成すること
ができる。
【0056】(第2の実施形態)図5は、この発明に係
わる集配管理システムで使用する集配管理端末装置の第
2の実施形態を示す概略構成図である。
【0057】同図において、集配管理端末装置は、集配
車内に設置された車載装置30と、配達員が携帯する携
帯端末装置40とから構成される。車載装置30は、携
帯端末装置40と移動通信網MNWの基地局との間の無
線中継を行うもので、基地局との間は移動通信網MNW
から割り当てられた第1の無線回線を介して接続され
る。一方携帯端末装置40との間は、上記第1の無線回
線とは周波数の異なる特定小電力無線設備規定に基づく
第2の無線回線を介して接続される。すなわち、この第
2の無線回線の送信出力レベルは、第1の無線回線のそ
れに比べて小さな値に設定される。
【0058】図6は携帯端末装置40の外観を示すもの
で、操作パネル上には液晶表示器41と、印影読み取り
用のスキャナ42と、読み取り指示キー43と、送信キ
ー44と、テンキー45とがそれぞれ配設されている。
【0059】図7は上記携帯端末装置40の機能構成を
示すブロック図である。同図において、51はマイクロ
コンピュータからなる制御部であり、この制御部51に
はバスを介して、前記表示部41、スキャナ42、キー
入力部43,44,45および印刷部46がそれぞれ接
続され、さらに記憶部47、無線タグ受信部48および
無線インタフェース(無線I/F)49がそれぞれ接続
されている。
【0060】表示部41は、主として荷物の配達情報を
表示するために用いられる。スキャナ42は、受取印の
印影を画像読み取りするために使用される。印刷部46
は、配達情報をプリントアウトするもので、このプリン
トアウトした帳票は納品書として配達先に渡される。記
憶部47は例えばRAMからなり、配達情報記憶部47
1が設けられている。この配達情報記憶部471には、
荷物の配達情報が各配達先に対応付けて記憶される。配
達情報は、例えば届け先、送り元、品名、荷物番号、日
付、扱い者により構成される。
【0061】無線タグ受信部48は、アンテナ481を
有し、荷物BOXに添付された無線タグRTから微弱送
信される荷物番号情報を受信し再生するもので、この受
信再生された荷物番号情報はバス52を介して制御部5
1に取り込まれる。
【0062】無線I/F49には無線送受信部50が接
続してある。無線I/F49は、特定小電力無線設備規
定に基づく発着信処理や通信情報の符号化および復号化
処理などの無線インタフェース処理を行う。無線送受信
部50は、無線I/F49から出力された通信情報を変
調してアンテナ501から第2の無線回線を介して車載
装置30へ送信するとともに、車載装置30から第2の
無線回線を介して送信された無線通信信号をアンテナ5
01で受信したのち復調して無線I/F49へ出力す
る。
【0063】制御装置1は、この発明の第2の実施形態
に係わる制御機能として、照合制御機能511と、受取
情報読み取り制御機能512と、配達完了通知制御機能
513と、納品書出力制御機能514とを備えている。
【0064】照合制御機能511は、配達員のキー操作
により配達先が選択指定された場合に、この配達先に対
応する配達情報を記憶部47から読み出して表示部41
に表示する。そして、無線タグ受信部48で無線タグR
Tから受信した荷物番号情報を、上記表示中の配達情報
中の荷物番号と照合し、その一致/不一致を表すメッセ
ージを表示部41に表示するとともに図示しないスピー
カから所定の鳴音を発生することにより、配達員に荷物
が正否を報知する。また、選択指定した配達先に対応す
る荷物が複数個ある場合には、配達情報とともに荷物の
個数も併せて表示する。
【0065】受取情報読み取り制御機能512は、読み
取りキー42の操作に応動して配達先の受取印の印影を
スキャナ42により読み取り、この読み取った印影の画
像情報を表示部41に表示中の配達情報の受取印欄に合
成する。
【0066】配達完了通知制御機能513は、送信キー
43押下に応動して、上記印影の画像情報が合成された
配達情報を配達完了通知情報として車載装置30経由で
集配センタSCに向け送信する。
【0067】納品書出力制御機能514は、上記照合制
御機能511により荷物番号の一致が確認された場合
に、表示部41に表示中の配達情報を印刷部46により
納品書としてプリントアウトする。
【0068】このような集配管理端末装置を使用して荷
物の受け渡しを行う場合、配達員は先ず携帯端末装置4
0のテンキー45又は図示しないスクロールキーを操作
して配達先名又は配達先番号を指定入力する。そうする
と、携帯端末装置40では、記憶部47から上記配達先
に対応する配達情報が読み出されて、これが表示部41
に表示される。
【0069】次に配達員は、この表示された配達情報を
見て選定した荷物に携帯端末装置40を近づけ、この荷
物に添付されている無線タグRTの荷物番号情報を読み
取る。そうすると、携帯端末装置40の制御部51で
は、上記無線タグRTから読み取った荷物番号情報が、
表示部41に表示中の配達情報の荷物番号と照合され、
両番号が一致するとその旨のメッセージが表示部41に
表示されるとともに、例えば鳴音が1回出力される。こ
れにより配達員は荷物が配達先に対応するものであるこ
とを明確に確認できる。なお、荷物番号が不一致の場合
には、その旨のメッセージが表示部41に表示されると
ともに、例えば鳴音が2回発生される。
【0070】上記荷物番号が一致すると、制御部51か
ら印刷部46へ表示中の配達情報が転送され、これによ
り印刷部46により配達情報がプリントアウトされる。
配達員は、このプリントアウトされる帳票を納品書とし
て荷物とともに配達先に手渡す。
【0071】この荷物の手渡しが終わると、配達先の受
取印を携帯端末装置40のスキャナ42に当て、読み取
りキー43を押下する。そうすると上記受取印の印影が
スキャナ42により読み取られ、この読み取られた受取
印の印影画像が、制御部51により配達情報の受取印欄
に合成される。
【0072】そして、これを確認した配達員が送信キー
44を押下すると、制御部51の制御により無線I/F
49から移動通信網MNWに対する発信が行われる。こ
の発信により移動通信網MNWを介して集配センタSC
との間に無線リンクが形成されると、携帯端末装置40
から集配センタSCへ、上記受取印の印影画像が合成さ
れた配達情報が配達完了通知情報として無線リンクを介
して伝送される。
【0073】これに対し集配センタSCでは、上記携帯
端末装置40から伝送された配達完了通知情報を、予め
記憶してある対応する配達先の配達情報と照合した上
で、記憶装置に記憶する。
【0074】したがって、配達員から集配センタSCへ
の配達完了通知処理は、配達員が携帯端末装置40の送
信キー44を押下するだけの極めて簡単な操作によりほ
ぼ自動的に行われる。なお、送信キー44を押下しなく
ても、受取印画像の合成が完了したことに応じて、配達
完了通知情報を携帯端末装置から自動的に送信すること
も勿論可能である。このようにすると、配達完了通知処
理のの完全自動化が実現できる。
【0075】ところで、上記携帯端末装置40から移動
通信網MNWに対する発信信号の送信および携帯端末装
置40から集配センタSCへの配達完了通通知情報の無
線伝送は、いずれも車載装置30を中継して行われる。
この中継伝送により、携帯端末装置40の送信出力レベ
ルは微弱なものでよくなり、これにより携帯端末装置4
0のバッテリ寿命は大幅に延長され、連続使用時間を延
ばすことができる。
【0076】なお、この発明は上記各実施形態に限定さ
れるものではない。例えば、第2の実施形態では、無線
タグの荷物番号を読み取ってこれを携帯端末装置に記憶
してある配達情報と照合することにより荷物の照合を行
ったが、無線タグの代わりにバーコードを荷物に貼付
し、これを携帯端末装置で光学的に読み取って配達情報
と照合するようにしてもよい。
【0077】また、第2の実施形態では、受取印の印影
をスキャナ42で読み取るようにしたが、その他に携帯
端末装置に手書き入力領域を設け、この領域に受取人が
記入した受取サインを読み取るようにしてもよい。
【0078】さらに、第2の実施形態では、携帯端末装
置40に主たる機能を持たせ、車載装置30には無線中
継機能のみを持たせた場合について説明した。しかし、
車載装置にすべての配達情報を記憶するための大容量の
メモリを設け、必要に応じてこの車載装置から携帯端末
装置へ情報をダウンロードするように構成してもよい。
また車載装置に無線アクセスに係わる主たる制御機能を
持たせ、集配センタからの情報の受信蓄積、および携帯
端末装置から送信された情報の蓄積送信を車載装置主導
で行うように構成してもよい。すなわち、車載装置をロ
ーカルサーバとして機能させるようにする。
【0079】その他、集配センタと車載装置との間の無
線通信手段、車載装置と携帯端末装置との間の無線通信
手段、携帯端末装置の構成および機能、集配センタの構
成および機能などについても、この発明の要旨を逸脱し
ない範囲で種々変形して実施できる。
【0080】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明の集配管理
システムによれば、複数の集配先が入力された場合に、
集配ルート決定手段により、予め記憶された地図情報お
よび道路情報入手手段により入手された道路の状況を表
す情報に基づいて上記複数の集配先を巡る上で最適なル
ートを決定し、この決定された最適集配ルート情報を集
配車両に通知するようにしたことによって、運転者の土
地勘や経験に頼ることなく、また道路状況の変化や集配
先の変更又は追加に対し迅速かつ的確に対応することが
でき、これにより集配効率の向上を図ることができる。
【0081】またこの発明の集配管理端末装置によれ
ば、配達先の指定入力に応じて、配達情報記憶手段から
対応する配達情報を選択的に読み出し、かつ各荷物に添
付された配達情報表示媒体から配達情報を読み取って、
この読み取った配達情報を上記配達情報記憶手段から読
み出した配達情報と照合し、その結果を配達員に報知す
るようにしたことによって、多種多数の荷物を扱う場合
でもその配達を誤ることなく効率良く行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係わる集配管理システムの第1の
実施形態を示す概略構成図。
【図2】 集配センタSCに設けられた情報処理装置の
構成を示す機能ブロック図。
【図3】 集配車両MSに搭載された集配管理端末装置
の構成を示す機能ブロック図。
【図4】 この発明の第1の実施形態に係わる集配管理
システムの動作説明に使用するための図。
【図5】 この発明に係わる集配管理システムで使用す
る集配管理端末装置の第2の実施形態を示す概略構成
図。
【図6】 携帯端末装置40の外観を示す図。
【図7】 携帯端末装置40の機能構成を示すブロック
図。
【符号の説明】
SC…集配センタ MS…集配車両 MNW…移動通信網 FNW…有線通信網 LC…道路情報センタ GP1,GP2…GPS衛星 11…集配センタの制御装置 111…ルート決定制御機能 112…ルート更新制御機能 113…車種決定制御機能 114…車両位置検出制御機能 12…バス 13…入力部 14…出力部 15…表示部 16…記憶装置 161…地図情報記憶部 162…道路情報記憶部 163…ルート情報記憶部 17…有線網I/F 18…無線I/F 19…集配センタの無線送受信部 21…集配管理端末装置の制御部 211…位置情報通知制御機能 212…ルート情報管理制御機能 22…集配管理端末装置の無線送受信部 23…GPS受信部 24…入力部 25…表示部 26…フロッピーディスク駆動装置 27…記憶部 271…ルート情報記憶部 30…車載装置 40…携帯端末装置 41…携帯端末装置の表示部 42…スキャナ 43…読み取りキー 44…送信キー 45…テンキー 46…印刷部 47…記憶部 471…配達情報記憶部 48…無線タグ受信部 49…無線I/F 50…携帯端末装置の無線送受信部 51…携帯端末装置の制御部 511…照合制御機能 512…受取情報読み取り制御機能 513…配達完了通知制御機能 514…納品書出力制御機能 52…バス RT…無線タグ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 新田 克己 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 株式会社 東芝柳町工場内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも道路マップおよび住所を含む
    地図情報を格納した地図情報記憶手段と、 この地図情報記憶手段に格納された道路マップに表され
    る道路の状況を表す情報を入手するための道路情報入手
    手段と、 集配先を表す情報を入力するための集配先情報入力手段
    と、 この集配先情報入力手段により複数の集配先が入力され
    た場合に、前記地図情報記憶手段に格納された地図情報
    および前記道路情報入手手段により入手された道路の状
    況を表す情報に基づいて、前記複数の集配先を巡る上で
    最適なルートを決定する集配ルート決定手段と、 この集配ルート決定手段により決定された最適集配ルー
    ト情報を集配車両に通知するための通知手段とを具備し
    たことを特徴とする集配管理システム。
  2. 【請求項2】 前記道路情報入手手段は、前記集配先情
    報入力手段により入力された複数の集配先を巡る上で通
    行する可能性がある道路についての交通規制および渋滞
    状況を表す情報を入手し、 前記集配ルート決定手段は、前記地図情報記憶手段に格
    納された地図情報および前記道路情報入手手段により入
    手された道路の交通規制および渋滞状況を表す情報に基
    づいて、前記複数の集配先を巡る上で最適なルートを決
    定することを特徴とする請求項1記載の集配管理システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記集配先情報入力手段により複数の集
    配先が入力された場合に、この入力された複数の集配先
    を巡る上で通行する可能性がある道路の通行可能幅およ
    び地形のうちの少なくとも一方を、前記地図情報記憶手
    段に格納された地図情報および前記道路情報入手手段に
    より入手された道路情報を選択的に使用して判定し、こ
    の判定結果に基づいて集配を行う上で最適な車種を決定
    するための車種決定手段をさらに備えたことを特徴とす
    る請求項1記載の集配管理システム。
  4. 【請求項4】 最適集配ルートの通知後に、前記集配先
    情報入力手段により集配先の変更或いは追加が指示され
    た場合に、該当する集配車両の現在位置情報と、前記地
    図情報記憶手段に格納された地図情報と、前記道路情報
    入手手段により入手された道路の状況を表す情報とに基
    づいて、前記通知済みの最適集配ルート情報を更新する
    機能を有する集配ルート更新手段をさらに備えたことを
    特徴とする請求項1記載の集配管理システム。
  5. 【請求項5】 前記集配ルート更新手段は、最適集配ル
    ートの通知後に、前記道路情報入手手段により集配ルー
    ト上の道路に障害が発生したことが検出された場合に、
    当該障害発生情報と、該当する集配車両の現在位置情報
    と、前記地図情報記憶手段に格納された地図情報とに基
    づいて、前記通知済みの最適集配ルート情報を更新する
    機能をさらに備えることを特徴とする請求項4記載の集
    配管理システム。
  6. 【請求項6】 前記通知手段は、集配ルート決定手段ま
    たは集配ルート更新手段により作成された最適集配ルー
    ト情報を、無線回線を介して集配車両に伝送し、車載表
    示装置に表示させることを特徴とする請求項1,4又は
    5記載の集配管理システム。
  7. 【請求項7】 集配センタに対し無線回線を介して接続
    される集配管理端末装置であって、 配達ルートに含まれる複数の配達先とこれらの配達先に
    配達すべき荷物との対応関係を表す配達情報を記憶する
    配達情報記憶手段と、 配達先が指定入力された場合に、前記配達情報記憶手段
    から対応する配達情報を選択的に読み出すメモリ検索手
    段と、 各荷物に添付された配達情報表示媒体から配達情報を読
    み取るための配達情報読み取り手段と、 この配達情報読み取り手段により読み取られた配達情報
    を、前記メモリ検索手段により読み出された配達情報と
    照合し、その結果を配達員に報知する照合手段とを具備
    したことを特徴とする集配管理端末装置。
  8. 【請求項8】 各荷物に添付された配達情報表示媒体を
    無線タグにより構成し、前記配達情報読み取り手段は前
    記無線タグから送信される無線信号を受信して復調する
    ことにより配達情報を読み取ることを特徴とする請求項
    7記載の集配管理端末装置。
  9. 【請求項9】 前記メモリ検索手段は、配達情報記憶手
    段から読み出した配達情報をもとに1軒の配達先に配達
    すべき荷物の個数を配達員に報知する機能を備えること
    を特徴とする請求項7記載の集配管理端末装置。
  10. 【請求項10】 前記照合手段により、配達情報読み取
    り手段により読み取られた配達情報が、メモリ検索手段
    により読み出された配達情報と一致すると判定された場
    合に、当該配達情報を含む帳票を配達先に対する納品書
    としてプリントアウトする帳票出力手段をさらに備えた
    ことを特徴とする請求項7記載の集配管理端末装置。
  11. 【請求項11】 集配センタに対し無線回線を介して接
    続される集配管理端末装置であって、 配達ルートに含まれる複数の配達先とこれらの配達先に
    配達すべき荷物との対応関係を表す配達情報を記憶する
    配達情報記憶手段と、 配達先の受取印もしくは受取サインを受取情報として読
    み取るための受取情報読み取り手段と、 この受取情報読み取り手段により読み取った受取情報
    を、前記配達情報記憶手段に記憶されている対応する配
    達情報に付加して配達完了情報を作成するための配達完
    了情報作成手段と、 この配達完了情報作成手段により作成された配達完了情
    報を無線回線を介して前記集配センタへ伝送するための
    配達完了通知手段とを備えたことを特徴とする集配管理
    端末装置。
  12. 【請求項12】 集配センタに対し第1の無線回線を介
    して接続される車載装置と、この車載装置に対し前記第
    1の無線回線よりも送信出力の小さい第2の無線回線を
    介して接続される携帯端末装置とを具備し、 前記携帯端末装置は、 配達ルートに含まれる複数の配達先とこれらの配達先に
    配達すべき荷物との対応関係を表す配達情報を記憶する
    配達情報記憶手段と、 配達先の受取印もしくは受取サインを受取情報として読
    み取るための受取情報読み取り手段と、 この受取情報読み取り手段により読み取った受取情報
    を、前記配達情報記憶手段に記憶されている対応する配
    達情報に付加して配達完了情報を作成するための配達完
    了情報作成手段と、 この配達完了情報作成手段により作成された配達完了情
    報を、前記第2の無線回線を介して前記車載装置へ転送
    するための配達完了情報転送手段とを備え、 前記車載装置は、 前記携帯端末装置から前記第2の無線回線を介して転送
    された配達完了情報を受信するための受信手段と、 この受信手段により受信された配達完了情報を前記第1
    の無線回線を介して前記集配センタに向け送信するため
    の送信手段とを備えたことを特徴とする集配管理端末装
    置。
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