JP2008033699A - 配送車輌の配車管理システム及び運行管理システム - Google Patents

配送車輌の配車管理システム及び運行管理システム Download PDF

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Abstract

【課題】配車管理及び運行管理を効率化する配送車輌の配車管理システム及び運行管理システムを提供することである。
【解決手段】配車管理装置200は、通信網Nを介して車載システム10から受信する車輌情報に含まれた荷情報に基づいて、荷受した荷物を、荷物の種類、大きさ、配達先別等に分類して集計する荷情報分類集計処理と、その分類集計結果と、各集配拠点に設置された複数の配送センタ30から通信網Nを介して受信する車輌の積載能力や台数等を含む集配拠点情報とを比較し、各配送センタ30において配車すべき車両の積載能力や台数を決定し、その配車情報を対応する配送センタ30に送信する処理等を実行する。
【選択図】図1

Description

本発明は、配送車輌の配車及び運行を管理する配送車輌の配車管理システム及び運行管理システムに関する。
従来、物流等に利用されるトラックの運行管理と物流管理は、それぞれ独立して別々に行われ、その業務毎に多くの人為的作業が介在していた。例えば、トラックの運行管理は、タコグラフの記録情報、運転者の報告書等をもとに運行管理者が介在することによって行われていた。また、物流管理は、発注伝票、納品伝票等の各種伝票をもとに配送管理者が介在することによって行われていた。
このような従来のトラックの運行管理と物流管理は、人為的作業が多く介在する為、配送業務の効率化並びに省力化等の面で問題があった。このような問題を解決するものとして、例えば、特許文献1に記載された物流情報管理システムがある。この物流情報管理システムでは、トラックと物流拠点との間で狭域通信手順による無線通信を含む複数種の無線通信手段を使用した情報交換機能により、トラックの運行管理と物流管理を対象に情報管理の統合化を図り、配送業務の効率化と、車載機器間のインターフェース標準化を実現するようにしている。
特開2000‐231691号公報
しかしながら、上記従来の物流情報管理システムでは、トラックの車載システムと物流管理処理装置との間で、トラックの運行管理に関する情報と物流管理に関する情報を狭域通信手順を使用した情報交換により、物流の効率化を図るとしているが、情報交換に関する人為的手順と情報処理の効率化について述べているだけであり、実際のトラックの配車業務や運行業務の効率化を図るものにはなっていない。
本発明は、斯かる実情に鑑み、配送車輌の車載装置から運転情報、走行位置、荷情報及び配達状況等を無線通信で運行管理装置にリアルタイムで送信し、配車管理装置が車載装置から受信した情報に基づいて集配拠点に配車すべき車輌の搭載能力や台数を管理するとともに、配送車輌の運転管理を行って、配車管理及び運行管理を効率化する配送車輌の配車管理システム及び運行管理システムを提供することを目的とする。
本発明の配送車輌の配車管理システムは、配送車輌に搭載される車載装置と、前記配送車輌の配車を管理する配車管理装置と、から構成される配送車輌の配車管理システムであって、前記車載装置は、前記配送車輌の運転状態を検出する運転状態検出手段と、前記配送車輌の走行位置を検出する走行位置検出手段と、荷物の種類、大きさ、重量、個数、荷受場所、配達先等の荷情報を入力する荷情報入力手段と、前記運転状態検出手段と、前記走行位置検出手段と、前記荷情報入力手段とを接続し、前記運転状態、前記配送車輌の走行位置及び前記荷情報を含む車輌情報を生成する車輌情報生成手段と、前記車輌情報を前記運行管理装置に対して無線送信する無線通信手段と、を備え、前記配車管理装置は、前記車輌情報を通信網を介して受信する通信手段と、前記受信した車輌情報に含まれた前記荷情報に基づいて、前記荷物を、荷物の種類、大きさ、配達先別等に分類して集計する荷物分類集計手段と、前記荷物の分類集計結果に基づいて、集配拠点に配車すべき車輌の積載能力や台数を決定する配車管理手段と、を備えること、を特徴とする。
この発明によれば、従来は配送車輌が集配拠点に戻ってから分類集計していた荷情報を、荷受時にリアルタイムに配車管理装置に通知することができ、配車管理装置では、配達先地域に存在する集配拠点において配車すべき車輌の積載能力や台数を随時調整することが可能になる。その結果、集配拠点における配車業務が従来よりも迅速にでき、配送業務全般の作業を効率化することが可能になる。
また、本発明の配送車輌の運行管理システムは、配送車輌に搭載される車載装置と、前記配送車輌の運行を管理する運行管理装置と、から構成される配送車輌の運行管理システムであって、前記車載装置は、前記配送車輌の運転状態を検出する運転状態検出手段と、前記配送車輌の走行位置を検出する走行位置検出手段と、前記配送車輌の運転状態を制限する閾値を設定する運転制限設定手段と、前記閾値に基づいて運転状態を監視して警告を発生する運転状態監視手段と、荷物の種類、大きさ、重量、個数、荷受場所、配達先等の荷情報と、実車、空車等の配達状況を入力する荷情報入力手段と、前記運転状態検出手段と、前記走行位置検出手段と、前記荷情報入力手段とを接続し、前記運転状態、前記配送車輌の走行位置、前記荷情報及び前記配達状況を含む車輌情報を生成する車輌情報生成手段と、前記車輌情報を前記運行管理装置に対して無線送信する無線通信手段と、を備え、前記運行管理装置は、前記車輌情報を通信網を介して受信する通信手段と、前記運転状態、前記配送車輌の走行位置、前記荷情報及び前記配達状況に応じた前記閾値を記憶する運転制限記憶手段と、前記受信した車輌情報に含まれた前記運転状態、前記配送車輌の走行位置、前記荷情報及び前記配達状況に基づいて、前記運転制限記憶手段から対応する閾値を設定する運転制限設定手段と、を備え、前記運行管理装置は、前記運転制限設定手段により設定された閾値を含む運転制限情報を前記通信手段により対応する配送車輌に対して送信し、前記車載装置は、前記無線通信手段により前記運転制限情報を受信し、該運転制限情報に含まれた閾値により前記運転制限設定手段の閾値を変更すること、を特徴とする。
この発明によれば、配送車輌の運転状態を制限する閾値を、その運行状態に応じて適宜変更することが可能になり、配送車輌の運行管理を効率的に行うことが可能になる。また、配送車輌の運行状態を荷物の種類、走行位置及び運転状況に応じて、運転状態の制限を緩和したり厳しくしたりすることが、走行中の配送車輌に対して適宜実行することが可能になるため、配送車輌の運用の効率化も図ることができる。
本発明によれば、配送車輌の車載装置から運転情報、走行位置、荷情報及び配達状況等を無線通信で運行管理装置にリアルタイムで送信し、配車管理装置が車載装置から受信した情報に基づいて集配拠点に配車すべき車輌の搭載能力や台数を管理するとともに、配送車輌の運転管理を行って、配車管理及び運行管理を効率化することができる。
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
(実施の形態1)
図1〜図8は、本発明の配送車輌の配車管理システムを適用した実施の形態1を示す図である。
図1は、本実施の形態1の配車管理システムの全体構成を示す図である。図1において、配車管理システム1は、配送車輌(図示せず)に搭載された車載システム10と、管理センタ20と、複数の配送センタ30と、から構成され、車載システム10と管理センタ20は無線基地局40及び通信網Nを介して接続され、管理センタ20と複数の配送センタ30は通信網Nを介して接続されている。
車載システム10は、GPSアンテナ11と、車速センサ12と、メモリカード13と、ハンディターミナル14と、無線通信装置15と、デジタルタコグラフ装置100と、から構成されている。
GPSアンテナ11は、複数のGPS衛星からの電波を受信し、その受信信号をデジタルタコグラフ装置100に出力する。車速センサ12は、配送車輌の車軸の回転数を検出して回転数信号をデジタルタコグラフ装置100に出力する。
メモリカード13は、フラッシュメモリ等を内蔵し、デジタルタコグラフ装置100が備えるメモリカードスロット(後述するメモリカードインターフェース205)に着脱可能に装着可能である。メモリカード13には、デジタルタコグラフ装置100内に記憶される車輌情報(詳細は後述)等が書き込まれる。
ハンディターミナル14は、配送車輌を運転するドライバが携帯する装置であり、荷受時に伝票に印刷された文字やバーコード等を読み取るスキャナ機能、読み取った情報を赤外線や無線電波等で送信する無線通信機能、デジタルタコグラフ装置100が備えるクレードル(後述するハンディターミナルインターフェース202)との接続時に読み取った情報をデジタルタコグラフ装置100に送信するインターフェース機能、運転状況(実車、空車)等をキー入力するキー入力部等を備える。
無線通信装置15は、アンテナ16を備え、無線基地局40との間で所定の無線通信方式により情報を送受信する無線通信機能と、デジタルタコグラフ装置100が備える通信制御部207と有線接続する機能を有する。無線通信装置15は、デジタルタコグラフ装置100内で生成される車輌情報(詳細は後述)を無線基地局40及び通信網Nを介して管理センタ20に送信する。
デジタルタコグラフ装置100は、GPSアンテナ11、車速センサ12、メモリカード13、ハンディターミナル14及び無線通信装置15と各々接続する接続機能を有し、これらのセンサや機器等から信号及び情報が入力される度に後述する車輌情報を生成し、その車輌情報を無線通信装置15に対して送信するとともに、内部に記憶する。なお、デジタルタコグラフ装置100の内部構成については後述の図2において詳述する。
管理センタ20は、メモリカード13を着脱可能に装着するメモリカードスロットを備えたカードリーダライタ21と、配車管理装置200と、から構成されている。
カードリーダライタ21は、配車管理装置200からの指示によりカードスロットに装着されたメモリカード13に書き込まれた車輌情報を読み出すとともに、配車管理装置200から入力される情報をメモリカード13に書き込む。
配車管理装置200は、通信網Nを介して車載システム10から受信する車輌情報に含まれた荷情報に基づいて、荷受した荷物を、荷物の種類、大きさ、配達先別等に分類して集計する荷情報分類集計処理と、その分類集計結果と、各集配拠点に設置された複数の配送センタ30から通信網Nを介して受信する車輌の積載能力や台数等を含む集配拠点情報とを比較し、各配送センタ30において配車すべき車両の積載能力や台数を決定し、その配車情報を対応する配送センタ30に送信する処理等を実行する。なお、配車管理装置200の内部構成については後述の図3において詳述する。
配送センタ30は、各地域の集配拠点に設置されており、配送車輌により荷受された荷物を集荷し、集荷した荷物を配達先の地域別に分類し、分類した荷物を該当地域の配送センタ30向けにまとめて運送する車輌に仕分けする等を行う集配拠点である。また、配送センタ30は、通信網Nを介して管理センタ20と接続されており、管理センタ20から送信される配車情報に基づいて、配達先の地域別に配車すべき車輌の搭載能力と台数を手配する。
無線基地局40は、配送車輌が走行する道路等の地域内に無線通信をカバーする範囲毎に複数設置され、通信網Nと接続されている。無線基地局40は、その設置場所から無線通信カバー範囲を通過する配送車輌の車載システム10から無線送信される車輌情報を受信すると、その車輌情報を通信網Nを介して管理センタ20に送信する。
次に、図2を参照してデジタルタコグラフ装置100の内部構成について説明する。図2において、デジタルタコグラフ装置100は、GPS信号処理部101と、はハンディターミナルインターフェース(以下、HTI/Fという)102と、荷情報処理部103と、センサ信号処理部104と、メモリカードI/F105と、メモリカード制御部106と、通信制御部107と、車輌情報生成部108と、車輌情報記憶部109と、記憶部110と、入力部111と、音声出力部112と、から構成され、HTI/F102及びメモリカードI/F105を除く各部はバス113を介して接続されている。
GPS信号処理部101は、GPSアンテナ11と接続し、GPSアンテナ11が受信する電波を復調して位置情報(緯度、軽度)を抽出し、その位置情報を車輌情報生成部108に出力する。
HTI/F102は、ハンディターミナル14の接続I/F部(図示せず)と接続するクレードル等から構成され、ハンディターミナル14が接続された時に、ハンディターミナル14により読み取られた荷物に関する情報(荷物の種類、大きさ、重量、数量、荷受場所、配達先等)及び運転状況を受信して荷情報処理部103に出力する。
荷情報処理部103は、HTI/F102から荷物に関する情報及び運転状況が入力されると、荷物に関する情報を荷情報として纏め、その荷情報と運転状況を車輌情報生成部108に出力する。荷情報処理部103は、荷物に関する情報として、荷物の種類、大きさ、重量、個数、荷受場所、配達先等を荷情報として纏める処理を実行する。
センサ信号処理部104は、車速センサ12と接続し、車速センサ12から入力される回転数信号から車速への変換処理等を実行し、その車速情報(運転状態)を車輌情報生成部108と音声出力部112に出力する。
メモリカードI/F105は、メモリカード13を着脱可能に収納するメモリカードスロット(図示せず)等を備え、メモリカード制御部106からの指示に応じて、車輌情報記憶部109に記憶された車輌情報のメモリカード13への書き込み処理等を実行する。
メモリカード制御部106は、入力部111からの車輌情報書き出し指示に応じて、車輌情報記憶部109に記憶された車輌情報を読み出し、その車輌情報とともに書き込み指示をメモリカードI/F105に出力する等の処理を実行する。
通信制御部107は、無線通信装置15と接続し、車輌情報生成部108から入力される車輌情報を無線周波数帯の信号に変調し、その変調信号を無線通信装置15から無線送信する等の処理を実行する。
車輌情報生成部108は、GPS信号処理部101から入力される位置情報、荷情報処理部103から入力される荷情報、運転状況、及びセンサ信号処理部104から入力される車速情報を纏めて車輌情報とし、その車輌情報を通信制御部107と車輌情報記憶部109に出力する。
車輌情報記憶部109は、不揮発性のフラッシュメモリ等から構成され、車輌情報生成部108から入力される車輌情報を、荷受時刻順に記憶する処理等を実行する。この車輌情報記憶部109に記憶される車輌情報の一例を図4に示す。この図4では、「荷受時刻」と、「運転状況」と、「走行位置」と、荷情報として「荷物No.」と、「種類」と、「大きさ」と、「重量」と、「個数」と、「荷受場所」と、「配達先」と、を対応つけて記憶する例を示している。なお、図4に示す車輌情報は一例であり、これらの項目に限定するものではない。
記憶部110は、運転状態を制限する閾値(例えば、車速を制限する値)等を記憶する。なお、記憶部110が記憶する閾値は、外部から書き換え可能である。
入力部111は、配送車輌の運転状況(実車、空車、休憩等)や、メモリカード13への車輌情報の書き出し等を指示するキーを備え、ドライバのキー操作に応じた指示信号を車輌情報生成部108やメモリカード制御部106等に出力する。
音声出力部112は、ドライバに対して運転状態に関する警告メッセージを音声で知らせる機能を有し、センサ信号処理部104から入力される車速情報(運転状態)と、記憶部110に記憶された閾値とを比較し、閾値を超えた場合にスピード超過を警告するメッセージ等を音声で出力する。
次に、図3を参照して配車管理装置200の内部構成について説明する。図3において、配車管理装置200は、荷情報分類集計部201と、配車管理部202と、リーダライタ制御部203と、通信部204と、配車情報生成部205と、配車管理情報記憶部206と、入力部207と、から構成され、各部はバス208を介して接続されている。
荷情報分類集計部201は、通信部204により車載システム10から受信した車輌情報に含まれた荷情報(荷物の種類、大きさ、重量、個数、荷受場所、配達先等)に基づいて、荷受した荷物を、配達先の地域別に、例えば、荷物の種類毎に大きさ及び重量を分類して個数を集計し、その分類集計結果を配車管理部202に出力する。この荷情報分類集計部201による分類集計結果の一例を図5に示す。図5の分類集計結果では、「配達先:神奈川」と「荷物の種類:精密機器」別に、荷物の大きさ及び重量を分類して、各分類の個数を集計した場合を示している。
配車管理部202は、荷情報分類集計部201から入力された荷物の分類集計結果と、通信部204が各配送センタ30から受信する集配拠点情報(車輌の積載能力や台数等を含む)とを比較し、各配送センタ30において配車すべき車輌の積載能力や台数を決定し、その配送センタ30毎の配車情報を配車情報生成部205に出力する。
リーダライタ制御部203は、カードリーダライタ21と接続し、入力部207からの書き込み指示又は読み出し指示に応じて、カードリーダライタ21によるメモリカード13への情報の書き込み動作、又は、メモリカード13からの情報の読み出し動作を制御する。
通信部204は、通信網Nと接続し、配車情報生成部205から入力された配送センタ30宛の配車情報を変調し、その変調信号を通信網Nを介して宛先の配送センタ30に対して送信する。
配車情報生成部205は、配車管理部202から配送センタ30毎の配車情報が入力されると、その配送センタ30宛の配車情報を生成し、生成した配車情報を通信部204と配車管理情報記憶部206に出力する。
配車管理情報記憶部206は、配車情報生成部205から入力された配車情報を、配送センタ30が設置された場所毎に配車管理情報として記憶し、配車情報生成部205から配車情報が入力される度に記憶する情報を更新する。この配車管理情報記憶部206に記憶される配車管理情報の一例を図6に示す。図6の配車管理情報では、「配送センタ場所」に対応つけて、配車する車輌の「積載量」と、「台数」と、を記憶する場合を示している。なお、図6では、積載量として、1t(トン)、2t、5tの3車種を例示しているが、これらの車種に限定するものではない。
入力部207は、キーボード等から構成され、メモリカード13に対する情報の書き込み指示や情報の読み出し指示等を入力する。
次に、本実施の形態1の配車管理システムにおける動作について説明する。
まず、車載システム10のデジタルタコグラフ装置100における動作について、図7に示すフローチャートを参照して説明する。
図7において、デジタルタコグラフ装置100は、HTI/F102にハンディターミナル14が接続されたか否かを確認する(ステップS101)。ハンディターミナル14が接続されたことを確認すると(ステップS101:YES)、ハンディターミナル14から荷物に関する情報と運転情報を荷情報処理部103に入力する(ステップS102)。また、ハンディターミナル14が接続されない場合は(ステップS101:No.)、本処理を繰り返し実行する。
次いで、GPS信号処理部101により位置情報を車輌情報生成部108に入力するとともに、センサ信号処理部104により車速情報を車輌情報生成部108に入力する(ステップS103)。
次いで、荷情報処理部103は、入力された荷物に関する情報と運転情報により、図4に示した荷情報(荷物No.種類、大きさ、重量、個数、荷受場所、配達先等)を生成して、運転状況とともに車輌情報生成部108に出力する(ステップS104)。
次いで、車輌情報生成部108は、入力された荷情報、運転状況、位置情報、及び車速情報を纏めて、図4に示した車輌情報(荷受時刻、運転状況、走行位置、及び上記荷情報)を生成し、その車輌情報を通信制御部107と車輌情報記憶部109に出力する(ステップS105)。
次いで、通信制御部107は、車輌情報生成部108から入力された車輌情報を無線周波数帯の信号に変調し、その変調信号を無線通信装置15から管理センタ20に対して無線送信させる(ステップS106)。
次いで、車輌情報記憶部109は、車輌情報生成部108から入力された車輌情報を、図4に示すように、荷受時刻順に記憶する(ステップS107)。この後、ステップS101に戻り、以上の処理を繰り返し実行する。
次に、管理センタ20の配車管理装置200における動作について、図8に示すフローチャートを参照して説明する。
図8において、配車管理装置200は、通信部204が車輌情報を受信したか否かを確認する(ステップS201)。車輌情報を受信したことを確認すると(ステップS201:YES)、受信した車輌情報を荷情報分類集計部201に出力する。また、車輌情報を受信しない場合は(ステップS201:No.)、本処理を繰り返し実行する。
荷情報分類集計部201は、入力された車輌情報から荷情報を抽出し(ステップS202)、荷受した荷物を、配達先の地域別に、例えば、荷物の種類毎に大きさ及び重量を分類して個数を集計し、その分類集計結果(図5参照)を配車管理部202に出力する(ステップS203)。
次いで、通信部204は、各配送センタ30から集配拠点情報(車輌の積載能力や台数等を含む)を受信し(ステップS204)、受信した集配拠点情報を配車管理部202に出力する。
次いで、配車管理部202は、荷情報分類集計部201から入力された荷物の分類集計結果と、通信部204から入力された各配送センタ30の集配拠点情報(車輌の積載能力や台数等を含む)とを比較し、各配送センタ30において配車すべき車輌の積載能力や台数を決定し、その配送センタ30毎の配車情報を配車情報生成部205に出力する(ステップS205)。
次いで、配車情報生成部205は、配車管理部202から配送センタ30毎の配車情報が入力されると、各配送センタ30宛の配車情報を生成し、生成した配車情報を通信部204と配車管理情報記憶部206に出力する(ステップS206)。
次いで、通信部204は、配車情報生成部205から入力された各配送センタ30宛の配車情報を変調し、その変調信号を通信網Nを介して各宛先の配送センタ30に対して送信する(ステップS207)。
次いで、配車管理情報記憶部206は、配車情報生成部205から入力された配車情報を、配送センタ30が設置された場所毎に配車管理情報(図6参照)として記憶する(ステップS208)。この後、ステップS201に戻り、以上の処理を繰り返し実行する。
以上のように、本実施の形態1の配車管理システムによれば、配送車輌に搭載された車載システム10内のデジタルタコグラフ装置100は、GPSアンテナ11と、車速センサ12と、ハンディターミナル14と接続し、ハンディターミナル14から入力される荷物に関する情報及び運転状況から荷情報を生成し、位置情報及び車速情報とともに荷情報を纏めて車輌情報を生成し、生成した車輌情報を無線通信により管理センタ20に送信するようにした。また、管理センタ20内の配車管理装置200は、配送車輌から受信した車輌情報に含まれた荷情報から、荷受した荷物を、配達先の地域別に、例えば、荷物の種類毎に大きさ及び重量を分類して個数を集計し、その分類集計結果と、各配送センタ30から受信した集配拠点情報(車輌の積載能力や台数等を含む)とを比較して、各配送センタ30において配車すべき車輌の積載能力や台数を決定し、その配送センタ30毎の配車情報を対応する各配送センタ30に送信するようにした。
したがって、従来は配送車輌が配送センタに戻ってから分類集計していた荷情報を、荷受時にリアルタイムに管理センタに通知することができ、管理センタでは、配達先地域に存在する配送センタにおいて配車すべき車輌の積載能力や台数を随時調整することが可能になる。その結果、配送センタにおける配車業務が従来よりも迅速にでき、配送業務全般の作業を効率化することが可能になる。
(実施の形態2)
図9〜図13は、本発明の配送車輌の運行管理システムを適用した実施の形態2を示す図である。
図9は、本実施の形態2の運行管理システムの全体構成を示す図であり、上記実施の形態1に示した配車管理システムと同一の構成には同一符号を付して、その構成説明を省略する。図9において、運行管理システム300は、配送車輌(図示せず)に搭載された車載システム10と、管理センタ20と、複数の配送センタ30と、から構成され、車載システム10と管理センタ20は無線基地局40及び通信網Nを介して接続され、管理センタ20と複数の配送センタ30は通信網Nを介して接続されている。
運行管理装置400は、通信網Nを介して車載システム10から受信する車輌情報に含まれた荷情報、位置情報及び運転状況に基づいて、荷物の種類、配送車輌の走行位置及び運転状況(実車、空車)等を抽出する運転情報抽出処理と、その抽出結果と運行管理情報とを比較して、配送車輌の運転状態(車速等)を制限する閾値の設定を変更し、その閾値を含む運行情報を生成して該当する配送車輌に対して送信する処理等を実行する。なお、運行管理装置400の内部構成については後述の図10において詳述する。
次に、図10を参照して運行管理装置400の内部構成について説明する。図10において、運行管理装置400は、運転情報抽出部401と、運行管理部402と、リーダライタ制御部203と、通信部204と、運行情報生成部403と、運行管理情報記憶部404と、入力部207と、から構成され、各部はバス208を介して接続されている。
運転情報抽出部401は、通信部204により配送車輌から受信した車輌情報が入力されると、その車輌情報に含まれた荷情報、位置情報及び運転状況に基づいて、荷物の種類、配送車輌の走行位置及び運転状況(実車、空車)を抽出して運行管理部402に出力する。
運行管理部402は、運転情報抽出部401から荷物の種類、配送車輌の走行位置及び運転状況(実車、空車)が入力されると、運行管理情報記憶部404に記憶された運行管理情報を参照して配送車輌の現在の運転状態を制限する閾値の設定を変更すべきか否かを判断し、変更する場合は運行管理情報に設定された制限値を新たな閾値とし、その閾値を配送車輌の識別情報(車輌No.等)とともに運行情報生成部403に出力する。
運行情報生成部403は、運行管理部402から閾値と配送車輌識別情報が入力されると、その閾値と配送車輌識別情報を含む運行情報を生成して通信部204に出力して、通信部204により該当する配送車輌に対して運行情報を送信する。
運行管理情報記憶部404は、運行中の配送車輌の運転状態を制限する閾値を、荷物の種類と、走行位置と、運転状況と、対応つけて記憶する記憶部である。この運行管理情報記憶部404に記憶される運行管理情報の一例を図11に示す。この図11では、「荷物の種類」として「衣類/書籍」、「精密機器/陶器」を設定し、これらの設定に対して、「走行位置:一般道、高速道」と、「運転状況:実車、空車」と、「制限値(車速[km/h])と、を対応つけて設定している。この場合、「精密機器/陶器」は、「壊れ物」に相当する。なお、図11に示す運行管理情報は一例であり、これらの項目に限定するものではない。
次に、本実施の形態2の運行管理システムにおける動作について説明する。
まず、管理センタ20の運行管理装置400における動作について、図12に示すフローチャートを参照して説明する。
図12において、運行管理装置400は、通信部204が車輌情報を受信したか否かを確認する(ステップS301)。車輌情報を受信したことを確認すると(ステップS301:YES)、受信した車輌情報を運転情報抽出部401に出力する。また、車輌情報を受信しない場合は(ステップS301:No.)、本処理を繰り返し実行する。
次いで、運転情報抽出部401は、通信部204から車輌情報が入力されると、その車輌情報に含まれた荷情報、位置情報及び運転状況に基づいて、荷物の種類、配送車輌の走行位置及び運転状況(実車、空車)を抽出して運行管理部402に出力する(ステップS302)。
次いで、運行管理部402は、運転情報抽出部401から荷物の種類、配送車輌の走行位置及び運転状況(実車、空車)が入力されると、運行管理情報記憶部404に記憶された図11の運行管理情報を参照する(ステップS303)。
次いで、運行管理部402は、入力された荷物の種類、配送車輌の走行位置及び運転状況(実車、空車)と運行管理情報を比較し(ステップS304)、運転状態を制限する制限値の設定変更が必要か否かを判断する(ステップS305)。制限値の設定変更が必要であると判断した場合は(ステップS305:YES)、該当する制限値を運行管理情報記憶部404から読み出して新たな閾値とし、その閾値を配送車輌の識別情報(例えば、車輌No.、)とともに運行情報生成部403に出力する。また、制限値の設定変更が必要でないと判断した場合は(ステップS305:No.)、ステップS301に戻る。
次に、運行情報生成部403は、運行管理部402から閾値が配送車輌の識別情報(例えば、車輌No.)とともに入力されると、その閾値と配送車輌識別情報を含む運行情報を生成して通信部204に出力する(ステップS306)。
次いで、通信部204は、運行情報生成部403から運行情報が入力されると、該当する配送車輌に対して運行情報を送信する(ステップS307)。この後、ステップS301に戻り、以上の処理を繰り返し実行する。
次に、車載システム10のデジタルタコグラフ装置100の動作について、図13に示すフローチャートを参照して説明する。
図13において、デジタルタコグラフ装置100の通信制御部107は、運行情報の受信の有無を確認する(ステップS401)。運行情報の受信を確認した場合は(ステップS401:YES)、運行情報から閾値を抽出して記憶部110に出力する(ステップS402)。また、運行情報を受信しない場合は(ステップS401:No.)、本処理を繰り返し実行する。
次いで、記憶部110は、通信制御部107から閾値が入力されると、運転状態を制限する閾値(例えば、車速を制限する値)を書き換えて、閾値変更完了通知を通信制御部107に出力する(ステップS403)。
次いで、通信制御部107は、記憶部110から閾値変更完了通知が入力されると、運転制限変更完了通知を無線通信装置15から管理センタ20に対して送信する(ステップS404)。この後、ステップS401に戻り、以上の処理を繰り返し実行する。
この管理センタ20内の運行管理装置400は、運転制限変更完了通知を受信することにより、運転状態を制限する閾値の設定の変更が完了したことを確認する。
以上のように、管理センタ20の運行管理装置400と、車載システム10のデジタルタコグラフ装置100との間で運行情報が送受信されることより、配送車輌の運転状態を制限する閾値の設定が適宜変更されることになる。
例えば、配送車輌に車載されたデジタルタコグラフ装置100内の記憶部110に走行位置「一般道」を想定した閾値として「40km/h」が設定されおり、運転状況が「実車」で荷物として「衣類」を荷受した場合を考える。そして、走行位置が「一般道」から「高速道」に移行して、その走行位置情報を含む車輌情報が管理センタ20に送信されると、運行管理装置400内の運行管理部402は、受信した車輌情報から抽出した荷物の種類「衣類」、走行位置「高速道」及び運転状況「実車」と、運行管理情報記憶部404に記憶された図11の運行管理情報とを比較する。この場合、走行位置が「高速道」になっているため、制限値「80km/h」に変更が必要であると判断し、この制限値を閾値「80km/h」として設定した運行情報を該当する配送車輌に対して送信する。配送車輌のデジタルタコグラフ装置100は、上記運行情報を受信すると、閾値「80km/h」を抽出して、記憶部110に記憶された閾値「40km/h」を「80km/h」に書き換える。すなわち、配送車輌の制限速度が緩和されたことになる。また、例えば、荷物として「精密機器」を積んで一般道を走行中の場合は、閾値「40km/h」が「30km/h」に書き換えられる。すなわち、配送車輌の制限速度が厳しくされたことになる。
この閾値の書き換えにより、配送車輌が走行中の速度が閾値を超えたときに、デジタルタコグラフ装置100の音声出力部112から出力される警告音声メッセージの内容が、一般道と高速道とで変更される。これにより、ドライバに対してより適切な速度管理を促すことが可能になる。
したがって、本実施の形態2の運行管理システムを利用して配送車輌の運転状態を制限する閾値を、その運行状態に応じて適宜変更することが可能になり、配送車輌の運行管理を効率的に行うことが可能になる。また、配送車輌の運行状態を荷物の種類、走行位置及び運転状況に応じて、運転状態の制限を緩和したり厳しくしたりすることが、走行中の配送車輌に対して適宜実行することが可能になるため、配送車輌の運用の効率化も図ることができる。
尚、本発明の配送車輌の配車管理システム及び運行管理システムは、上記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
本発明の配送車輌の配車管理システム及び運行管理システムは、配車管理及び運行管理を効率化することができる点で、荷物を輸送する車輌の配車管理及び運行管理を行う管理センタに利用することが可能である。
本発明の実施の形態1に係る配車管理システムの全体構成を示す図である。 本実施の形態1に係るデジタルタコグラフ装置の内部構成を示す図である。 本実施の形態1に係る配車管理装置の内部構成を示す図である。 本実施の形態1に係るデジタルタコグラフ装置で生成される車輌情報の一例を示す図である。 本実施の形態1に係る配車管理装置で分類集計された荷物情報の一例を示す図である。 本実施の形態1に係る配車管理装置で配送センタ毎に決定された車輌の配車結果の一例を示す図である。 本実施の形態1に係るデジタルタコグラフ装置の動作を示すフローチャートである。 本実施の形態1に係る配車管理装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2に係る運行管理システムの全体構成を示す図である。 本実施の形態2に係る運行管理装置の内部構成を示す図である。 本実施の形態2に係る運行管理装置内に記憶される運行管理情報の一例を示す図である。 本実施の形態2に係る運行管理装置の動作を示すフローチャートである。 本実施の形態2に係るデジタルタコグラフ装置の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 配車管理システム
10 車載システム
11 GPSアンテナ
12 車速センサ
14 ハンディターミナル
15 無線通信装置
20 管理センタ
30 配送センタ
40 無線基地局
100 デジタルタコグラフ装置
101 GPS信号処理部
102 ハンディターミナルI/F
103 荷情報処理部
104 センサ信号処理部
107 通信制御部
108 車輌情報生成部
109 車輌情報記憶部
110 記憶部
200 配車管理装置
201 荷情報分類集計部
202 配車管理部
204 通信部
205 配車情報生成部
206 配車管理情報記憶部
400 運行管理装置
401 運転情報抽出部
402 運行管理部
403 運行情報生成部
404 運行管理情報記憶部

Claims (10)

  1. 配送車輌に搭載される車載装置と、前記配送車輌の配車を管理する配車管理装置と、から構成される配送車輌の配車管理システムであって、
    前記車載装置は、
    前記配送車輌の運転状態を検出する運転状態検出手段と、
    前記配送車輌の走行位置を検出する走行位置検出手段と、
    荷物の種類、大きさ、重量、個数、荷受場所、配達先等の荷情報を入力する荷情報入力手段と、
    前記運転状態検出手段と、前記走行位置検出手段と、前記荷情報入力手段とを接続し、前記運転状態、前記配送車輌の走行位置及び前記荷情報を含む車輌情報を生成する車輌情報生成手段と、
    前記車輌情報を前記配車管理装置に対して無線送信する無線通信手段と、を備え、
    前記配車管理装置は、
    前記車輌情報を通信網を介して受信する通信手段と、
    前記受信した車輌情報に含まれた前記荷情報に基づいて、前記荷物を、荷物の種類、大きさ、配達先別等に分類して集計する荷物分類集計手段と、
    前記荷物の分類集計結果に基づいて、集配拠点に配車すべき車輌の積載能力や台数を決定する配車管理手段と、を備えること、
    を特徴とする配送車輌の配車管理システム。
  2. 前記車載装置において、
    前記車輌情報生成手段は、前記荷情報入力手段から荷情報が入力される度に前記車輌情報を生成し、
    前記配車管理装置において、
    前記荷情報分類集計手段は、前記通信手段が前記車輌情報を受信する度に前記荷物の分類集計処理を実行し、
    前記配車管理手段は、前記荷物の分類集計処理が実行される度に、前記集配拠点に配車すべき車輌の積載能力や台数を決定することを特徴とする、
    請求項1に記載の配送車輌の配車管理システム。
  3. 前記配車管理装置において、
    前記配車管理手段において決定された車輌の積載能力や台数に基づいて、前記集配拠点に配車すべき車輌の配車情報を生成する配車情報生成手段を備え、
    前記通信手段は、前記配車情報を対応する集配拠点に対して前記通信網を介して送信することを特徴とする、
    請求項1または2に記載の配送車輌の配車管理システム。
  4. 前記配車管理装置において、
    前記通信手段は、前記通信網を介して複数の集配拠点と接続し、該各集配拠点から車輌の積載能力や台数等を含む集配拠点情報を受信し、
    前記配車管理手段は、前記荷物の分類集計結果と、前記集配拠点情報に含まれた車輌の積載能力や台数とを比較して、各集配拠点に配車すべき車輌の積載能力や台数を決定することを特徴とする、
    請求項1から3の何れかに記載の配送車輌の配車管理システム。
  5. 前記車載装置において、
    前記荷情報入力手段は、前記荷受時に用意された伝票の情報を読み取ることにより前記荷情報を入力するハンディターミナル装置であり、
    前記車輌情報生成手段は、前記運転状態検出手段と、前記走行位置検出手段と、前記ハンディターミナル装置を接続する接続部を備えたデジタルタコグラフ装置であることを特徴とする、
    請求項1から4の何れかに記載の配送車輌の配車管理システム。
  6. 配送車輌に搭載される車載装置と、前記配送車輌の運行を管理する運行管理装置と、から構成される配送車輌の運行管理システムであって、
    前記車載装置は、
    前記配送車輌の運転状態を検出する運転状態検出手段と、
    前記配送車輌の走行位置を検出する走行位置検出手段と、
    前記配送車輌の運転状態を制限する閾値を設定する運転制限設定手段と、
    前記閾値に基づいて運転状態を監視して警告を発生する運転状態監視手段と、
    荷物の種類、大きさ、重量、個数、荷受場所、配達先等の荷情報と、実車、空車等の配達状況を入力する荷情報入力手段と、
    前記運転状態検出手段と、前記走行位置検出手段と、前記荷情報入力手段とを接続し、前記運転状態、前記配送車輌の走行位置、前記荷情報及び前記配達状況を含む車輌情報を生成する車輌情報生成手段と、
    前記車輌情報を前記運行管理装置に対して無線送信する無線通信手段と、を備え、
    前記運行管理装置は、
    前記車輌情報を通信網を介して受信する通信手段と、
    前記運転状態、前記配送車輌の走行位置、前記荷情報及び前記配達状況に応じた前記閾値を記憶する運転制限記憶手段と、
    前記受信した車輌情報に含まれた前記運転状態、前記配送車輌の走行位置、前記荷情報及び前記配達状況に基づいて、前記運転制限記憶手段から対応する閾値を設定する運転制限設定手段と、を備え、
    前記運行管理装置は、前記運転制限設定手段により設定された閾値を含む運転制限情報を前記通信手段により対応する配送車輌に対して送信し、
    前記車載装置は、前記無線通信手段により前記運転制限情報を受信し、該運転制限情報に含まれた閾値により前記運転制限設定手段の閾値を変更すること、
    を特徴とする配送車輌の運行管理システム。
  7. 前記運行管理装置において、
    前記運転制限設定手段は、前記受信した車輌情報の前記荷情報に含まれた荷物の種類に応じて運転状態を制限する閾値の設定を変更することを特徴とする、
    請求項7に記載の配送車輌の運行管理システム。
  8. 前記運行管理装置において、
    前記運転制限設定手段は、前記荷物の種類が壊れ物である場合は、前記運転状態を制限する閾値の設定を厳しくすることを特徴とする、
    請求項8に記載の配送車輌の運行管理システム。
  9. 前記運行管理装置において、
    前記運転制限設定手段は、前記受信した車輌情報に含まれた前記配達状況が実車か空車に応じて運転状態を制限する閾値の設定を変更することを特徴とする、
    請求項7に記載の配送車輌の運行管理システム。
  10. 前記運行管理装置において、
    前記運転制限設定手段は、前記配達状況が空車の場合は、前記運転状態を制限する閾値の設定を緩和することを特徴とする、
    請求項9に記載の配送車輌の運行管理システム。
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