JP2000150634A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JP2000150634A
JP2000150634A JP10323390A JP32339098A JP2000150634A JP 2000150634 A JP2000150634 A JP 2000150634A JP 10323390 A JP10323390 A JP 10323390A JP 32339098 A JP32339098 A JP 32339098A JP 2000150634 A JP2000150634 A JP 2000150634A
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groove
insulating film
semiconductor substrate
opening
semiconductor device
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Masao Nishida
征男 西田
Shuichi Ueno
修一 上野
Masashi Kitazawa
雅志 北澤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 異なる深さの溝型分離領域を簡潔な製造工程
で形成し、かつ半導体装置の信頼性をより確実なものと
する。 【解決手段】 シリコン酸化膜等の下敷膜104及びシ
リコン窒化膜等のマスク材105を形成した半導体基板
101に幅の異なる溝103a,103bを設ける。次
に、狭幅の溝103aが充填される程度にシリコン酸化
膜等の絶縁膜を全面に堆積させる。このとき、広幅の溝
103bの中央部には未堆積部分が残っている。次に、
溝103b内において半導体基板101が露出するま
で、基板101表面に垂直にエッチバックを行う。次
に、溝103a,103b内に残存した絶縁膜106
a,106bをマスクとして基板101表面に垂直に異
方性エッチングを行って、溝103bがさらに深い底部
103cを有するようにする。その後、溝103bのう
ちの未堆積部分に絶縁膜を堆積させ、表面を平坦化す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、溝型の素子分離
領域を有する半導体装置とその製造方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路の動作時において素子間
に電気的な干渉を発生させずに個々の素子を完全に独立
して制御するためには、半導体集積回路内部に素子分離
領域を形成する必要がある。そして、素子分離領域を形
成する方法の一つとして溝型分離(トレンチ)法が広く
知られており、数々の改良法が考案されている。
【0003】溝型分離法は、基板に溝を形成した後、溝
内部を埋め込み材料で充填することで溝型分離領域を形
成し、各素子を分離する方法である。代表的な素子分離
領域形成方法であるLOCOS法を用いた場合に伴いや
すいバーズビークがほとんど発生しないため、溝型分離
法は半導体集積回路を微細化する上で不可欠な素子分離
領域形成方法となっている。
【0004】図13は通常の溝型分離法を用いて形成さ
れた半導体装置D1の断面図である。この半導体装置D
1は、半導体基板301の表面に形成されたNウェル3
16及びPウェル317の内部に、分離長L2,L1を
それぞれ有する溝型分離領域302,303と、ゲート
電極304及びゲート絶縁膜305及びP+ソース/ド
レイン拡散層306,307からなるP型MOSトラン
ジスタM1と、ゲート電極308及びゲート絶縁膜30
9及びP+ソース/ドレイン拡散層310,311から
なるP型MOSトランジスタM2と、ゲート電極312
及びゲート絶縁膜313及びN+ソース/ドレイン拡散
層314,315からなるN型MOSトランジスタM3
とを備えている。なお、Nウェル316には電位Vns
ubが与えられている。
【0005】Nウェル316とPウェル317の境界に
形成された溝型分離領域、即ちウェル間分離領域303
は、Nウェル316内でPウェル317に最も近いP+
ソース/ドレイン拡散層311とPウェル317との間
のパンチスルー、もしくはPウェル317内でNウェル
316に最も近いN+ソース/ドレイン拡散層314と
Nウェル316との間のパンチスルーを抑制する必要が
ある。そこで、半導体装置D1のようにウェル間分離領
域303がウェル316,317よりも浅く形成された
場合、パンチスルー抑制には、ウェル近傍に生じる空乏
層とソース/ドレイン拡散層近傍に生じる空乏層とがで
きるだけ接触しないようにするために、Nウェル316
内部の隣り合うP型MOSトランジスタM1,M2間の
溝型分離領域、即ちウェル内分離領域302の分離長L
2に比べてウェル間分離領域303の分離長L1を長く
する必要がある。しかし、分離長L1を長くすると回路
面積の縮小は困難になる。
【0006】一方、図14に示す半導体装置D2のよう
に溝型分離領域402、403を深くすることでPウェ
ル317とNウェル316とを電気的に絶縁すれば、分
離長L1を小さくすることができる。しかし、通常の工
程では各溝型分離領域402,403を同一工程で形成
するので、半導体基板301表面からの深さが半導体基
板301内で全て同一となる。そのため、図14のよう
にウェル間分離領域403にあわせてウェル内分離領域
402も深く形成されると、Nウェル316はP型MO
SトランジスタM1の存在するNウェル316aとP型
MOSトランジスタM2の存在するNウェル316bと
に分離され、電気的に絶縁してしまう。よって、新たに
Nウェル316bにも別個に電位Vnsubを与える必
要が生じ、やはり回路面積の縮小に対し不利に働く。
【0007】よって、図15に示す半導体装置D3のよ
うに分離すべき領域の性質に応じて特定の分離領域だけ
が深く形成されておれば、上記の問題は解決する。半導
体装置D3では、ウェル内分離領域502はNウェル3
16より浅く形成されているためP型MOSトランジス
タM1,M2は共にNウェル316に接触しており、N
ウェル316の任意の1カ所に電位Vnsubを与えれ
ば、両トランジスタへの基板電位は十分である。また、
ウェル間分離領域503はウェル内分離領域502より
も深く形成された部分を持ち、Nウェル316とPウェ
ル317とを電気的に絶縁するので分離長L1を大きく
増加させる必要はない。
【0008】このような構造を有する半導体装置の製造
方法として、例えば米国特許5536675号公報や、
米国特許5411913号公報に開示された技術があ
る。これらの技術は、概略次のようなものである。ま
ず、フォトリソグラフィ技術により分離すべき場所全て
に浅い溝を形成する。次に、形成された浅い溝のうち深
い溝が必要な部分にのみ、再びフォトリソグラフィ技術
を用いて浅い溝の内部により深い溝を形成する。そし
て、最後に全ての溝を充填物で埋め込む。
【0009】しかし上記の技術によれば、溝形成のため
にフォトリソグラフィ技術を2回用いているため、レジ
スト形成用のフォトマスクを少なくとも2枚用意する必
要があり、コスト高となる。加えて、浅い溝の中に深い
溝を形成するので2枚目のフォトマスクの位置合わせ精
度の問題もある。
【0010】さて上記の技術の他に、図15に示した半
導体装置D3に類似した構造についての製造方法が、特
開昭63−144540号公報に開示されている。この
製造方法について、図16〜20を用いて説明する。ま
ず、半導体基板101上に、シリコン窒化膜等をマスク
材105として形成する。その後、マスク材105のパ
ターニングを行って、広い開口部と狭い開口部を形成す
る。そして、マスク材105を介して異方性エッチング
を行い、異なる分離長La,Lb(La<Lb)をそれ
ぞれ有する同じ深さの溝103a,103bを半導体基
板101内に形成する(図16)。エッチング等の適当
な後処理により溝103a,103bの底部及び側面部
から不純物や欠陥を除去した後、溝103a,103b
の側面及び底面を保護する目的でシリコン酸化膜等の絶
縁膜108a,108bを形成する。さらに、後の工程
で充填、酸化される多結晶シリコンから溝103a,1
03bの側面及び底面を保護する目的で、シリコン窒化
膜等の耐酸化膜109を堆積する。続いて、溝103a
が完全に埋まり、溝103bには中央部に未堆積部分が
残るような膜厚で全面に多結晶シリコン膜107を堆積
させる(図17)。そして、半導体基板101の表面に
垂直に異方性エッチングを施す。このとき、溝103a
には多結晶シリコン膜107aが充填されているが、溝
103bでは多結晶シリコン膜107bが溝103bの
側面部分にのみ残り、底面は耐酸化膜109が露出する
状態となる(図18)。この状態の半導体基板101を
酸化性雰囲気中で加熱することにより、多結晶シリコン
膜107a,107bの表面または全体を酸化膜110
a,110bに変える。次に、酸化膜110a,110
bをマスクとして、溝103bの底部の耐酸化膜109
及び絶縁膜108b及び基板101を更にエッチングす
ることにより、溝103bがさらに深い底部103cを
有するようにする(このとき耐酸化膜109もエッチン
グされ耐酸化膜109a,109bに分離する)。こう
することにより溝103bはT字型になる(図19)。
この新たにエッチングされた部分の表面をシリコン酸化
膜等の絶縁膜108cで覆った後、溝103bのうち酸
化膜110b以外の部分を多結晶シリコン等の充填材1
11で埋設する(図20)。その後、半導体基板101
の表面を研磨して平坦化することで、異なる深さの溝型
分離領域を有する半導体装置が完成する。
【0011】また、図15に示す半導体装置D3とは構
造が異なるが、異なる深さの溝型分離領域を備える半導
体装置についての製造方法が、特開昭60−92632
号公報に開示されている。図21〜23に、特開昭60
−92632号公報のうち従来技術として開示されてい
る製造方法を示す。表面が(100)面であるシリコン
基板201上にシリコン酸化膜205を形成し、狭い開
口部202aと広い開口部202bを持つようパターニ
ングする(図21)。次に、このシリコン酸化膜205
をマスクとして、苛性カリ溶液でシリコン基板201を
エッチングして逆三角形状の溝203a,203bを形
成する(図22)。溝203a,203bが逆三角形状
になるのは、(100)面のエッチング速度が(11
1)面のエッチング速度に比べて速いことに起因する。
この場合、溝の深さは、開口部の幅に対してほぼ一定の
比率になるため、開口部202a,202bの幅が異な
れば異なった深さの逆三角形状の溝203a,203b
が形成される。そして、溝203a,203bの表面を
それぞれ酸化してシリコン酸化膜208a,208bを
形成し、多結晶シリコン膜206a,206bを積層す
る(図23)。その後、基板201の表面を研磨して平
坦化することで、逆三角形状の異なる深さの溝型分離領
域を有する半導体装置が完成する。
【0012】上で示した特開昭63−144540号公
報に開示された技術、及び特開昭60−92632号公
報に開示された技術は共に、異なる深さの溝型分離領域
を形成するのに1枚のフォトマスクを用いるだけでよ
く、最初に形成された開口部の幅の違いで、異なった深
さの溝型分離領域を自己整合的に形成できる。そのため
複数のフォトマスクの位置合わせ精度の問題はなく、製
造工程は簡潔であり微細化にも対応し易い。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の従来技
術では、溝への充填材として多結晶シリコンを用いてい
る。多結晶シリコンは段差被覆性に優れ、また厚く堆積
させることも比較的容易であるという点で、溝への充填
材料として適当ではある。しかし、多結晶シリコンは絶
縁体ではないので、この溝型分離領域によって電気的に
絶縁されるべき領域同士が短絡してしまう可能性があ
る。これは半導体装置の信頼性向上を阻止する要因とな
る。
【0014】絶縁性を高めるためには、図19における
酸化膜110a,110bのように、溝を充填した後の
多結晶シリコンを熱酸化させるという方法も考えられる
が、酸化時の多結晶シリコンの体積膨張により溝の内壁
が圧迫され、その結果半導体基板に生じる応力あるいは
結晶欠陥等が、やはり半導体装置の信頼性向上を阻止す
るという問題が残る。
【0015】この発明は、このような問題点を解消する
ためになされたもので、分離目的に応じて異なる深さを
有する溝型分離領域を、微細化に対応し易く簡潔な製造
工程で形成し、かつ従来技術よりも半導体装置の信頼性
を高め、製品の歩留まりを向上させることを目的とす
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明のうち請求項1
にかかるものは、表面を有する半導体基板の前記表面
に、第1の幅を有する第1の開口部及び前記第1の幅よ
りも大きな第2の幅を有する第2の開口部をもつマスク
材を形成する第1の工程と、前記マスク材をマスクとし
てエッチングを行い、前記半導体基板のうち前記第1の
開口部に露出した部分に第1の深さを有する第1の溝
と、前記第2の開口部に露出した部分に前記第1の深さ
を有する第2の溝とを形成する第2の工程と、前記第1
の溝を完全に埋設し、前記第2の溝の中央部に空隙を残
しつつ、前記第2の工程で得られた前記半導体基板の全
面に等方的に第1の絶縁膜を積層する第3の工程と、前
記第1の絶縁膜をエッチバックし、前記第2の溝の前記
中央部に前記半導体基板を露出させつつ前記第2の溝に
側壁として前記第1の絶縁膜を残置する第4の工程と、
前記側壁をマスクとして前記半導体基板をエッチングす
ることにより、前記第2の溝の内部に、前記第2の幅よ
り小さい第3の幅と前記第1の深さよりも大きい第2の
深さとを有する第3の溝を形成する第5の工程と、前記
第5の工程で得られた前記半導体基板の全面に、前記第
1の絶縁膜よりも優れた段差被覆性を持つ第2の絶縁膜
を積層し、前記第3の溝を埋設する第6の工程と、前記
第6の工程で得られた前記半導体基板に対し平坦化処理
を施すことで、前記半導体基板から見て前記マスク材よ
りも遠くに存在する前記第2の絶縁膜を除去し、前記第
1,第2及び第3の溝にのみ前記第1及び第2の絶縁膜
を残す第7の工程とを備える半導体装置の製造方法であ
る。
【0017】この発明のうち請求項2にかかるものは、
前記第3の工程における前記第1の絶縁膜はLP−CV
D法により形成されたシリコン酸化膜である、請求項1
記載の半導体装置の製造方法である。
【0018】この発明のうち請求項3にかかるものは、
前記第6の工程における前記第2の絶縁膜はHDP−C
VD法により形成されたシリコン酸化膜である、請求項
1記載の半導体装置の製造方法である。
【0019】この発明のうち請求項4にかかるものは、
表面を有する半導体基板と、前記表面に開口部を有し、
逆三角形状の断面を有する溝と、前記溝に充填された絶
縁膜とを有する半導体装置である。
【0020】この発明のうち請求項5にかかるものは、
表面を有する半導体基板の前記表面に、第1の幅を有す
る第1の開口部及び前記第1の幅よりも大きな第2の幅
を有する第2の開口部をもつマスク材を形成する第1の
工程と、前記マスク材をマスクとしてテーパーエッチ法
によりエッチングを行い、前記半導体基板のうち前記第
1の開口部に露出した部分に、第1の深さを有し逆三角
形状の断面を有する第1の溝と、前記第2の開口部に露
出した部分に、第2の深さを有し前記逆三角形状と相似
な形状の断面を有する第2の溝とを形成する第2の工程
と、前記第1及び第2の溝を完全に埋設するよう、前記
第2の工程で得られた前記半導体基板の全面に第1の絶
縁膜を積層する第3の工程と、前記第3の工程で得られ
た前記半導体基板に対し平坦化処理を施すことで、前記
半導体基板から見て前記マスク材よりも遠くに存在する
前記第1の絶縁膜を除去し、前記第1及び第2の溝にの
み前記第1の絶縁膜を残す第4の工程とを備える半導体
装置の製造方法である。
【0021】
【発明の実施の形態】実施の形態1.本実施の形態にか
かる半導体装置の製造方法を図1〜7に示す。まずシリ
コン基板等の半導体基板101上の全面に、溝形成のマ
スクとなるマスク材105を形成する。マスク材105
として例えば、シリコン窒化膜を50〜300nm程度
の膜厚で形成する。ここでシリコン窒化膜を用いれば、
溝形成のマスクとしての役割の他に、最後に基板101
表面をCMP処理によって平坦化する際のストッパ膜と
しての役割をも果たす。なお、マスク材105の形成に
先立って、マスク材105を基板101上に良好に形成
するための下敷膜104を形成しておくとよい。下敷膜
104として例えば、5〜50nm程度の膜厚で熱酸化
法によりシリコン酸化膜を形成する。
【0022】次に、マスク材105の表面に形成したレ
ジスト(図示せず)をフォトマスクを用いてパターニン
グし、マスク材105のうち溝型分離領域を形成すべき
部分に、分離長La1,Lb1(La1<Lb1)をそ
れぞれ有する開口部102a,102bを異方性エッチ
ングにより設ける(図1)。さらに、開口部102a,
102b部分の下敷膜104も開口し、基板101を5
0〜500nm程度エッチングすることにより、基板内
に同じ深さの溝103a,103bを形成する(図
2)。次に、絶縁膜106を等方的に形成して溝103
a,103bを埋め込む。絶縁膜106として例えば、
LP(Low Pressure)−CVD法により全面にTEOS
(TetraEthylOrthoSilicate)を堆積する(図3)。こ
の絶縁膜106の膜厚は、溝103aの分離長La1の
およそ1/2よりは厚く、かつ溝103bの分離長Lb
1のおよそ1/2より薄くなるよう調節する。そのた
め、図3に示すように、溝103aは絶縁膜106によ
り完全に埋まるが、溝103bに堆積した絶縁膜106
は中央部に未堆積部分(空隙)がある。
【0023】次に、堆積させた絶縁膜106を、その膜
厚の程度だけエッチバックし、溝103bの底部103
dの中央部に基板101を露出させる。その結果、溝1
03aは依然として絶縁膜106aで充填されている
が、溝103bでは絶縁膜106のうち側壁部分106
bのみが残された状態となる(図4)。ここで、絶縁膜
106a及びマスク材105及び側壁部分106bをマ
スクとして再び基板101を50〜500nm程度エッ
チングすることにより、溝103bの底部103dの中
央部のみがエッチングされ、より深い第2の底部103
cが形成される(図5)。つまり、溝103bがT字型
の溝となる。そして、再び絶縁膜を溝103bの残りの
部分に充填するが、その際、先に形成した絶縁膜106
よりも優れた段差被覆性を持つように、絶縁膜を形成す
る必要がある。そのためには、HDP(High Density P
lasma)−CVD法によりシリコン酸化膜を堆積させる
のが適当である。その後、マスク材105をストッパ膜
としてCMP法を用いるなどして、表面を平坦化し、溝
103bを充填する絶縁膜106cを完成させる(図
6)。さらにマスク材105と下敷膜104とを除去す
る(例えば、シリコン窒化膜は熱リン酸を用いたウエッ
トエッチングによって、またシリコン酸化膜はフッ酸を
用いたウエットエッチングによって除去できる)こと
で、異なる深さの溝型分離領域IS1a,IS1bを有
する半導体装置が完成する(図7)。
【0024】なお、絶縁膜としてシリコン酸化膜を採用
する場合、上述のように、浅い部分に堆積するものにつ
いてはLP−CVD法を用いてTEOSを堆積すること
で形成し、深い部分に堆積するものについてはHDP−
CVD法を用いて形成するとよい。LP−CVD法を用
いた場合、シリコン酸化膜は等方的に形成され、図3に
示したように堆積する面の形状をほぼ反映した形とな
る。
【0025】一方、HDP−CVD法を用いた場合に
は、微小な溝であっても確実にシリコン酸化膜を形成で
きるという利点がある。つまり、LP−CVD法よりも
優れた段差被覆性を持つシリコン酸化膜を形成できるの
である。よってHDP−CVD法により形成されたシリ
コン酸化膜を溝型分離領域に用いた場合、溝型分離領域
の絶縁信頼性が高い。
【0026】そのため、浅い溝103a,103bにシ
リコン酸化膜を形成する場合には、側壁部分106bを
形成する必要があるので堆積する面の形状をそのまま反
映させるLP−CVD法が適しており、一方、側壁10
6bに囲まれ第2の底部103cを有する深い溝にシリ
コン酸化膜を形成する場合にはHDP−CVD法が適し
ているのである。よって、例えば図16〜20に示した
従来の技術を変形して、図19の段階の後LP−CVD
法を用いてシリコン酸化膜を溝103bの残りの部分に
埋め込んだ場合に比べ、本発明の方が有利である。
【0027】なお、米国特許5536675号公報に開
示された技術を用いるなどして、溝103a及びT字形
の溝103bを備える半導体基板101aを形成してか
らその全面に絶縁膜106dを新たに形成する場合と本
発明との差異について考える。
【0028】絶縁膜106dとしてシリコン酸化膜を採
用する場合、溝103bにはすでに第2の底部103c
が形成されているので、上述の理由からHDP−CVD
法を採用するべきである。図8に、半導体基板101a
の全面にHDP−CVD法によりシリコン酸化膜106
dを形成した結果を示す。一方、本発明の図5の段階の
後半導体基板101の全面にHDP−CVD法によりシ
リコン酸化膜106eを形成した結果を図9に示す。
【0029】図8と図9とを見比べると、図8のシリコ
ン酸化膜106dの方が起伏が多い。HDP−CVD法
を用いるとシリコン酸化膜は溝の周辺に約45°の傾斜
面を持つようにして形成され、また、溝の内部では、L
P−CVD法を用いた場合のように溝の底面及び側面か
ら等方的に形成されるのではなく、溝の側面からの堆積
よりも底面からの堆積の方が優勢な状態で形成される。
従って浅い溝ほど早く、また完全に埋まるので、深さの
異なる複数の溝を一度に埋め込もうとした場合、図8の
ように起伏が多くなるのである。起伏が多いと、後に基
板101表面をCMP法等を用いて平坦化する場合に平
坦性が得られにくいという問題がある。よって、先述の
フォトマスクの問題に加えてこの観点からも、米国特許
5536675号公報に開示された技術に比べ本発明の
方が有利である。
【0030】なお、開口部102bの分離長Lb1は、
溝103bの第2の底部103cの幅Lcと開口部10
2aの分離長La1の和と同じかそれよりも大きくする
必要がある。例えば、開口部102aの分離長La1と
溝103bの第2の底部103cの幅Lcを共に最小分
離幅Lとした場合、開口部103bの幅は少なくとも、
およそ2L以上必要となる。
【0031】本実施の形態にかかる製造方法を用いれ
ば、フォトマスクを用いたレジストのパターニングを1
回しか行わず、自己整合的に深い溝型分離領域と浅い溝
型分離領域とを形成できるため、製造工程は簡潔であり
微細化にも対応し易い。また、溝は絶縁膜により完全に
満たされるので、電気的に絶縁されるべき領域同士の短
絡の可能性が少ない。また、絶縁膜による溝の充填は、
例えばCVD法等でシリコン酸化膜を直接堆積すること
によりなされるので、多結晶シリコンを溝に堆積した後
に酸化する場合に比べて半導体基板に結晶欠陥等が生じ
にくく、装置の信頼性が高い。また、溝の充填に多結晶
シリコンを用いないので、図20に示した従来の技術に
おける絶縁膜108a,108b,108cや耐酸化膜
109a,109bのような溝の側面や底面を保護する
膜の形成の必要がない。
【0032】実施の形態2.本実施の形態にかかる半導
体装置の構造を図10に示す。この半導体装置は、シリ
コン基板等の半導体基板201と、その表面に分離長L
a2,Lb2(La2<Lb2)をそれぞれ有する溝型
分離領域IS2a,IS2bを備えている。溝型分離領
域IS2a,IS2bは、溝203a,203bの内部
に例えばシリコン酸化膜等の絶縁膜206a,206b
が充填されることで形成されており、その断面形状はど
ちらも略逆三角形となっている。また、2つの溝型分離
領域IS2a,IS2bは互いにほぼ相似形であり、溝
型分離領域IS2bは、溝型分離領域IS2aに比して
深い構造となる。
【0033】本実施の形態にかかる半導体装置を用いれ
ば、溝が絶縁膜により完全に満たされているので、多結
晶シリコンで溝を充填した場合に比べて電気的に絶縁さ
れるべき領域同士の短絡の可能性が少ない。また、多結
晶シリコンで溝を充填し、溝を充填した多結晶シリコン
の一部を酸化させた場合に比べて半導体基板に結晶欠陥
等が生じにくく、装置の信頼性が高い。
【0034】実施の形態3.本実施の形態は、実施の形
態2にかかる半導体装置の製造方法である。図11,1
2に本実施の形態にかかる半導体装置の製造方法を示
す。まず、シリコン基板等の半導体基板201上の全面
に、溝形成のマスクとなるマスク材205を形成する。
マスク材205として例えば、シリコン窒化膜を50〜
300nm程度の膜厚で形成する。ここでシリコン窒化
膜を用いれば、溝形成のマスクとしての役割の他に、最
後に基板201表面をCMP処理によって平坦化する際
のストッパ膜としての役割をも果たす。なお、マスク材
205の形成に先立って、マスク材205を基板201
上に良好に形成するための下敷膜204を形成しておく
とよい。下敷膜204として例えば、5〜50nm程度
の膜厚で熱酸化法によりシリコン酸化膜を形成する。
【0035】次に、マスク材205の表面に形成したレ
ジスト(図示せず)をフォトマスクを用いてパターニン
グし、マスク材205のうち溝型分離領域を形成すべき
部分に、分離長La2,Lb2(La2<Lb2)をそ
れぞれ有する開口部202a,202bを異方性エッチ
ングにより設ける(図11)。さらに、下敷膜204を
開口し、基板201をエッチングすることにより溝20
3a,203bを形成する。ただし、このときのエッチ
ングは、エッチング面が基板表面に対し斜め方向に一定
の角度を維持したまま、くさび形に基板201をエッチ
ングするテーパーエッチ法を用いるため、基板は逆三角
形状に削れる。テーパーエッチ法を用いると、自動的に
エッチストップがかかるという利点がある。例えば、基
板201の表面に対して60゜の角度でテーパーエッチ
ングを行った場合、開口部202a,202bの幅の
0.85倍程度の深さになったところでエッチングが進
行しなくなる。このようにして、図12に示すように狭
い開口部202aには浅い逆三角形状の溝203aが、
広い開口部202bには深い逆三角形状の溝203bが
形成される。なお、シリコン基板のテーパーエッチング
には、例えばHBrとClの混合ガスを用いて行えばよ
い。HBrガスは、基板に対するエッチング反応と堆積
反応の割合のうち、エッチング反応が弱く、堆積反応が
強い。従って混合ガスのうちHBr混合比が適当な値で
あれば、テーパー角を60゜程度にすることも可能であ
る。
【0036】次に、CVD法により全面にシリコン酸化
膜等の絶縁膜を堆積し、逆三角形状の溝203a,20
3bを充填する。その後、マスク材205をストッパと
してCMP法により溝203a,203b上部に堆積し
た絶縁膜を除去し、絶縁膜206a,206bを形成す
る。そしてマスク材205と下敷膜204とを除去する
ことで、異なる深さの溝型分離領域IS2a,IS2b
を有する半導体装置が完成する(図10)。
【0037】本実施の形態にかかる半導体装置の製造方
法を用いた場合、実施の形態1にかかる半導体装置の製
造方法の有する効果と同様の効果がある。加えて、テー
パーエッチ法を用いているため、溝形成時に開口部の幅
に応じた深さで自動的にエッチストップがかかり製造す
る上で簡単である。
【0038】
【発明の効果】この発明のうち請求項1にかかる半導体
装置の製造方法を用いれば、パターニングを1回しか行
わず、自己整合的に深い溝型分離領域と浅い溝型分離領
域とを形成できるため、製造工程は簡潔であり微細化に
も対応し易い。また、溝は絶縁膜により完全に満たされ
るので、電気的に絶縁されるべき領域同士の短絡の可能
性が少ない。また、絶縁膜による溝の充填は、多結晶シ
リコンを溝に堆積した後に酸化する場合に比べて半導体
基板に結晶欠陥等が生じにくく、装置の信頼性が高い。
また、溝の充填に多結晶シリコンを用いないので、溝の
側面や底面を保護する膜の形成の必要がない。
【0039】この発明のうち請求項2にかかる半導体装
置の製造方法を用いれば、LP−CVD法を用いて形成
されたシリコン酸化膜は堆積する面の形状をそのまま反
映させるので、側壁を形成しやすい。
【0040】この発明のうち請求項3にかかる半導体装
置の製造方法を用いれば、HDP−CVD法を用いて形
成されたシリコン酸化膜は微小な溝にも確実に形成され
るので、第3の溝を確実に埋め込む。よってHDP−C
VD法により形成されたシリコン酸化膜を溝型分離領域
に用いた場合、溝型分離領域の絶縁信頼性が高い。
【0041】この発明のうち請求項4にかかる半導体装
置を用いれば、溝が絶縁膜により充填されているので、
多結晶シリコンで溝を充填した場合に比べて電気的に絶
縁されるべき領域同士の短絡の可能性が少ない。また、
多結晶シリコンで溝を充填し、溝を充填した多結晶シリ
コンの一部を酸化させた場合に比べて半導体基板に結晶
欠陥等が生じにくく、装置の信頼性が高い。
【0042】この発明のうち請求項5にかかる半導体装
置の製造方法を用いれば、請求項1記載の半導体装置の
製造方法が有する効果に加え、半導体基板を表面に対し
て斜め方向に一定の角度でエッチングすることができる
ので開口部の幅に比例した深さを有する溝が形成できる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1にかかる半導体装置の製造方法
の各工程を示す図である。
【図2】 実施の形態1にかかる半導体装置の製造方法
の各工程を示す図である。
【図3】 実施の形態1にかかる半導体装置の製造方法
の各工程を示す図である。
【図4】 実施の形態1にかかる半導体装置の製造方法
の各工程を示す図である。
【図5】 実施の形態1にかかる半導体装置の製造方法
の各工程を示す図である。
【図6】 実施の形態1にかかる半導体装置の製造方法
の各工程を示す図である。
【図7】 実施の形態1にかかる半導体装置の製造方法
の各工程を示す図である。
【図8】 従来の半導体装置の製造方法の問題点を示す
図である。
【図9】 実施の形態1にかかる半導体装置の製造方法
の利点を示す図である。
【図10】 実施の形態2にかかる半導体装置の構造を
示す断面図である。
【図11】 実施の形態3にかかる半導体装置の製造方
法の各工程を示す図である。
【図12】 実施の形態3にかかる半導体装置の製造方
法の各工程を示す図である。
【図13】 従来の半導体装置の構造を示す断面図であ
る。
【図14】 従来の半導体装置の構造を示す断面図であ
る。
【図15】 従来の半導体装置の構造を示す断面図であ
る。
【図16】 従来の半導体装置の製造方法の各工程を示
す図である。
【図17】 従来の半導体装置の製造方法の各工程を示
す図である。
【図18】 従来の半導体装置の製造方法の各工程を示
す図である。
【図19】 従来の半導体装置の製造方法の各工程を示
す図である。
【図20】 従来の半導体装置の製造方法の各工程を示
す図である。
【図21】 従来の半導体装置の製造方法の各工程を示
す図である。
【図22】 従来の半導体装置の製造方法の各工程を示
す図である。
【図23】 従来の半導体装置の製造方法の各工程を示
す図である。
【符号の説明】
101,201 半導体基板、102a,102b,2
02a,202b 開口部、103a,103b,20
3a,203b 溝、104,204 下敷膜、10
5,205 マスク材、106a,106b,106
c,206a,206b 絶縁材、La1,Lb1,L
a2,Lb2 分離長。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北澤 雅志 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5F032 AA34 AA40 AA44 AA66 AA67 AA70 AA77 AA78 DA03 DA04 DA25 DA80

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面を有する半導体基板の前記表面に、
    第1の幅を有する第1の開口部及び前記第1の幅よりも
    大きな第2の幅を有する第2の開口部をもつマスク材を
    形成する第1の工程と、 前記マスク材をマスクとしてエッチングを行い、前記半
    導体基板のうち前記第1の開口部に露出した部分に第1
    の深さを有する第1の溝と、前記第2の開口部に露出し
    た部分に前記第1の深さを有する第2の溝とを形成する
    第2の工程と、 前記第1の溝を完全に埋設し、前記第2の溝の中央部に
    空隙を残しつつ、前記第2の工程で得られた前記半導体
    基板の全面に等方的に第1の絶縁膜を積層する第3の工
    程と、 前記第1の絶縁膜をエッチバックし、前記第2の溝の前
    記中央部に前記半導体基板を露出させつつ前記第2の溝
    に側壁として前記第1の絶縁膜を残置する第4の工程
    と、 前記側壁をマスクとして前記半導体基板をエッチングす
    ることにより、前記第2の溝の内部に、前記第2の幅よ
    り小さい第3の幅と前記第1の深さよりも大きい第2の
    深さとを有する第3の溝を形成する第5の工程と、 前記第5の工程で得られた前記半導体基板の全面に、前
    記第1の絶縁膜よりも優れた段差被覆性を持つ第2の絶
    縁膜を積層し、前記第3の溝を埋設する第6の工程と、 前記第6の工程で得られた前記半導体基板に対し平坦化
    処理を施すことで、前記半導体基板から見て前記マスク
    材よりも遠くに存在する前記第2の絶縁膜を除去し、前
    記第1,第2及び第3の溝にのみ前記第1及び第2の絶
    縁膜を残す第7の工程とを備える半導体装置の製造方
    法。
  2. 【請求項2】 前記第3の工程における前記第1の絶縁
    膜はLP−CVD法により形成されたシリコン酸化膜で
    ある、請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記第6の工程における前記第2の絶縁
    膜はHDP−CVD法により形成されたシリコン酸化膜
    である、請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 表面を有する半導体基板と、 前記表面に開口部を有し、逆三角形状の断面を有する溝
    と、 前記溝に充填された絶縁膜とを有する半導体装置。
  5. 【請求項5】 表面を有する半導体基板の前記表面に、
    第1の幅を有する第1の開口部及び前記第1の幅よりも
    大きな第2の幅を有する第2の開口部をもつマスク材を
    形成する第1の工程と、 前記マスク材をマスクとしてテーパーエッチ法によりエ
    ッチングを行い、前記半導体基板のうち前記第1の開口
    部に露出した部分に、第1の深さを有し逆三角形状の断
    面を有する第1の溝と、前記第2の開口部に露出した部
    分に、第2の深さを有し前記逆三角形状と相似な形状の
    断面を有する第2の溝とを形成する第2の工程と、 前記第1及び第2の溝を完全に埋設するよう、前記第2
    の工程で得られた前記半導体基板の全面に第1の絶縁膜
    を積層する第3の工程と、 前記第3の工程で得られた前記半導体基板に対し平坦化
    処理を施すことで、前記半導体基板から見て前記マスク
    材よりも遠くに存在する前記第1の絶縁膜を除去し、前
    記第1及び第2の溝にのみ前記第1の絶縁膜を残す第4
    の工程とを備える半導体装置の製造方法。
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