JP2000144300A - Icリードフレーム用切断刃およびその製造方法 - Google Patents
Icリードフレーム用切断刃およびその製造方法Info
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Abstract
済性にも優れたICリードフレーム用切断刃を提供する
ことである。 【解決手段】 抗折力が50kg/mm2 以上、ビッカ
ース硬度が2000以上ある超硬合金で刃先部1を、抗
折力が300kg/mm2 以上、ビッカース硬度が15
00以上の超硬合金でボディ部2を各々形成し、この刃
先部1とボディ部2を超硬合金中の金属結合相を介して
一体に接合したのである。
Description
損性、経済性に優れるICリードフレーム用切断刃とそ
の製造方法に関する。
長いもの、即ち、耐摩耗性、耐欠損性をより高めたもの
が望まれているが、その2つの要求に応え、同時に経済
性も向上させたものはまだ無い。
(1)特開平4−198453号公報に示されるもの、
(2)特開平5−59481号公報に示されるもの、或
いは、(3)特開平4−202738号公報に示される
ものがある。
素の特定粒径の炭化物質の硬質相と特定量の鉄族の金属
結合相とから成る超硬合金であって、ビッカース硬度が
1800以上ある。
Mo2 CやVCの硬質相を加え、さらに、Coベースの
結合相を加えた超硬合金であって、ビッカース硬度が2
300以上ある。
−Co系超硬合金であって、飽和磁化量とCo量との関
係を特定することで強度と安定性を向上させて微細加工
での適正を向上させている。
合金は、高硬度化により耐摩耗性が飛躍的に向上してい
る反面、耐欠損性が低下し、ICリードフレーム用切断
刃の材料としては、満足のいくものではなかった。
cBN(立方晶窒化硼素)の刃先部と超硬合金のボディ
を複合化したタイバーカットパンチ(ICリードフレー
ム用切断刃)を開示している。これは、刃先部がcBN
多結晶焼結体であるので耐摩耗性に優れ、また、ボディ
は超硬合金であるため耐欠損性に優れる。しかし、高価
なcBN多結晶焼結体を用いているのでコストアップが
避けられない。また、超硬合金と異種材料のcBN多結
晶焼結体を接合しているため、接合強度にも問題があ
り、ボディによる刃先部の補強効果(ボディによる刃先
部の欠損防止効果)もあまり期待できない。
材料の中で最も一般的な材料であり、他の耐摩耗性材料
に比べて安価であるが、耐摩耗性と耐欠損性の双方に優
れるものがなく、従って、超硬合金を材料にしたICリ
ードフレーム用切断刃は、早期摩耗又は欠損が生じて短
寿命となる。
した特開平7−242982号公報のタイバーカット
は、コスト高となり、ボディによる刃先部の補強が充分
でないため、耐欠損性にも問題がある。
を両立させ、さらに、経済性やボディによる刃先部補強
効果も高めたICリードフレーム用切断刃とその切断刃
の製造方法を提供することを課題としている。
め、この発明においては、次の2つのICリードフレー
ム用切断刃を提供する。
は、下記Aの超硬合金で形成される刃先部と、下記Bの
超硬合金で形成されるボディ部が金属結合相を介して一
体に接合されて成る。 A:重量比でWCを95%以上、99.8%未満含有
し、残部がCo又はNiもしくはCo、Niの両者と不
可避不純物の金属結合相で構成された、抗折力が50k
g/mm2 以上、ビッカース硬度が2000以上の超硬
合金。 B:重量比でWCを85%以上、95%未満含有し、残
部がCo又はNiもしくはCo、Niの両者と不可避不
純物の金属結合相で構成された、抗折力が300kg/
mm2 以上、ビッカース硬度が1500以上の超硬合
金。
う)は、下記Cの超硬合金で形成される刃先部と、下記
Dの超硬合金で形成されるボディ部が金属結合相を介し
て一体に接合されて成る。 C:重量比でWCを90%以上、98%未満、TiC、
TiCN、TaC、NbC、Mo2 C、VC、Cr3 C
2 の中から選ばれた物質の少なくとも1種を0.1%以
上、10%未満含有し、残部がCo又はNiもしくはC
o、Niの両者と不可避不純物の金属結合相で構成さ
れ、かつその金属結合相の含有量が超硬合金Dよりも少
なく、抗折力が50kg/mm2 以上、ビッカース硬度
が2000以上の超硬合金。 D:重量比でWCを85%以上、95%未満、TiC、
TiCN、TaC、NbC、Mo2 C、VC、Cr3 C
2 の中から選ばれた物質の少なくとも1種を0.1%以
上、10%未満含有し、残部がCo又はNiもしくはC
o、Niの両者と不可避不純物の金属結合相で構成され
た、抗折力が300kg/mm2 以上、ビッカース硬度
が1500以上の超硬合金。
超硬合金の金属結合相の含有量に差がつくようにしてい
る(刃先部側が少ない)が、その差が大きくなる場合に
は、刃先部とボディ部との間に超硬合金で形成される中
間層を介在し、その中間層の金属結合相の含有量を刃先
部より多く、ボディ部より少なくし、かつ、刃先部から
ボディ部側に向かって増加させた構成にすると望まし
い。
含まれるWC粒子の粒径が、1.0μm未満であるもの
が望ましい。
よるTiC、TiN、TiCN、Al2 O3 又はダイヤ
モンドライクカーボン(DLC)の被覆層を設けるのも
好ましい。この場合の被覆層は上記材料のどれかひとつ
の層であってもよいし、異なる材料を複数積層した層で
あってもよい。上記の中間層も単層、多層を問わない。
硬合金粉末と刃先部用の超硬合金粉末又はボディ部用の
超硬合金粉末と中間層用の超硬合金粉末と刃先部用超硬
合金粉末を順に黒鉛型に充填し、その粉末に黒鉛パンチ
で200kg/cm2 以上、500kg/cm2 以下の
圧力を加え、その加圧下で黒鉛型及び黒鉛パンチに通電
して黒鉛型を1000℃以上、1500℃未満に発熱さ
せ、この状態を5分以上、10分未満保持して黒鉛型内
の超硬合金粉末を焼結一体化する通電加圧焼結法で製造
すると好ましい。
ース硬度の高い超硬合金で、ボディ部を抗折力の高い超
硬合金で各々形成し、その2種類の超硬合金をそれぞれ
の合金に含まれる金属結合層を介して一体化させること
で耐摩耗性と耐欠損性を両立させている。
を用いた特開平7−242982号のタイバーカットの
方が勝るが、これは、刃先部とボディ部の接合強度、つ
まりはボディによる刃先部の補強に問題がある。これに
対し、この発明の切断刃は、超硬合金の金属結合相が結
びついて抗折力の高いボディ部が刃先部をしっかり支え
るため、耐欠損性が上記のタイバーカットよりも向上
し、耐摩耗性と耐欠損性がバランス良く発揮されて寿命
が延びる。
るのでコストも下がる。
硬合金A)のWC含有量を限定したのは、その量が95
%(重量比%、以下も同じ)未満では所望の硬度が得ら
れず、耐摩耗性が不足し、一方、99.8%以上では硬
く脆くなって刃先のチッピング(微少欠け)を起こすか
らである。
85%未満では硬さが不足して使用中にボディ部が座屈
を生じ、95%以上では所望の抗折力が得られず、突発
的な欠損を起こす可能性があるので85%以上、95%
未満にした。
2 以上としたのは、それ未満の値ではチッピングを起こ
し易いからである。また刃先部のビッカース硬度を20
00以上としたのは、同数値に満たない硬度では従来品
と差別化できるだけの耐摩耗性が得られないからであ
る。なお、この抗折力、硬度は高いほど良いので上限を
定めていないが、超硬合金Aの組成での抗折力の上限は
300kg/mm2 、ビッカース硬度の上限は2700
程度と考えられる。
上としたのは、これ未満では突発的な欠損が考えられる
からである。また、このボディ部のビッカース硬度を1
500以上としたのは、使用中の座屈を回避するためで
ある。この場合も、抗折力、ビッカース硬度は高いほど
ほいが、超硬合金Bの組成での抗折力の上限は6000
kg/mm2 、ビッカース高度の上限は2000程度と
考えられる。
先部の超硬合金Cとボディの超硬合金DのWC含有量、
抗折力、ビッカース硬度に限定を加えた。この第2発明
品は、リードフレーム切断時にICのパッケージである
レジン樹脂も一緒に切断するときに特に有効なものであ
る。刃先部、ボディ部の各超硬合金に含ませたTiC、
TiCN、TaC、NbC、Mo2 C、VC、Cr3 C
2 がレジン樹脂に対して優れた耐摩耗性を発揮し、延命
効果を高めるからである。
添加量が0.1%以下では顕著な効果が現れず、逆に1
0%を越えると、超硬合金C、Dが硬く脆くなって刃先
部ではチッピング、ボディ部では突発的な欠損の問題が
生じて好ましくない。このように、第2発明品は、Ti
の炭化物等の硬質相の添加により刃先部、ボディ部の硬
度が高まるので、刃先部、ボディ部ともWC含有量を第
1発明品より若干少なくしてビッカース硬度を調整して
いる。
又はCとDの組合わせにより、ボディ部の金属結合相含
有量が刃先部の金属結合相含有量よりも多くなって、ボ
ディ部の熱膨張係数が刃先部のそれより大きくなり、ボ
ディ部との熱膨張差で刃先部に圧縮残留応力が発現す
る。そのため、刃先部のチッピングが起こり難くなり、
これによっても耐欠損性が高められる。
量の差が10%を越えると、刃先部の圧縮残留応力が大
きくなり過ぎ、寿命に影響しない程度の微小欠陥でも、
それが刃先部にあったならそこを起点に切断刃が大破す
ることがある。そこで、このようなときに上記の中間層
を設ける。この中間層は、刃先部側からボディ側に向か
って金属結合相の含有量を増加させることで熱膨張係数
を変化させており、刃先部とボディ部間での熱膨張係数
の急変を防止して刃先部の圧縮残留応力を実用化レベル
まで低減させる効果をもつ。
WC粒子の粒径が1μm以上あるとアブレイシブ摩耗以
外にWC粒子の脱落により摩耗が進行する場合があるの
で、WCの粒径は1μm以下にするのがよい。その粒径
は細かいほどよく、下限はないが、現状の技術レベルで
は0.3μm程度が限界である。
焼結法で行うと、金属結合相が結びついて各部の超硬合
金の接合が強固になされる。また、中間層を設ける場
合、その中間層の金属結合相の量を変化させるのも容易
である。例えば、中間層を多層構造にして各層の超硬合
金粉末の金属結合相量を変える方法で傾斜組成の中間層
を形成できる。従って、現状の接合技術ではこの方法が
最良と考えられる。この方法での黒鉛パンチによる加圧
力が200kg/mm2 未満では、超硬合金にポア(い
わゆる巣)が発生し易く、一方、500kg/mm2 以
上では黒鉛型が破損し易く、経済的でない。
合金の緻密化が充分でなく、1500℃を越えると金属
結合相が溶出するので好ましくない。焼結温度の保持時
間も5分未満では各部の超硬合金の均一焼成ができず、
10分を越えると各部の超硬合金の組成の均一化が起こ
り、所望の特性を得ることができなくなる。以上の理由
から、加圧力、焼結温度、保持時間に限定を加えた。
の概要を示す。図の1は刃先部、2はボディ部、3は中
間層であり、これ等は焼結によって一体化している。な
お、第1発明品は、刃先部1を前述の超硬合金Aで、ボ
ディ部2を超硬合金Bで各々形成し、第2発明品は刃先
部1を前述の超硬合金Cで、ボディ部2を超硬合金Dで
各々形成する。
金は、金属結合相の含有量が刃先部1側からボディ部2
側に行くにつれて増加し、刃先部1との接合部は刃先部
1の超硬合金に近似した組成、ボディ部2との接合部は
ボディ部2の超硬合金に近似した組成になっている。こ
の中間層2は、単層構造、多層構造のどちらであっても
よい。
フレームもしくはICパッケージの厚みよりも3mm程
度大きくしておくのが好ましい。ボディ部2は、ホルダ
(図示せず)への取付けを安定して行える厚みにする必
要がある。中間層3の厚みは1mm〜10mmぐらいが
好ましい。従って、一般的には中間層厚み<刃先部厚み
<ボディ部厚みの関係が成立するものになる。
造方法を示している。図中4は、黒鉛ブロック5で支持
した黒鉛型であり、外枠4aと抜き取り自在の底蓋4b
とから成る。この黒鉛型4内にボディ部用超硬合金B
(又はD)の粉末、中間層用超硬合金Eの粉末(これは
省く場合がある)、刃先部用超硬合金A(又はC)の粉
末を順に充填し、黒鉛パンチ6で所定の圧力を加える。
そして、その加圧下で電極7、8を介して黒鉛型4及び
黒鉛パンチ6に通電し(9は電源)、所定の温度を所定
時間保持して各部の超硬合金粉末を焼結一体化する。
刃先部用又はボディ部用、中間層用、刃先部用の順に超
硬合金粉末を黒鉛型に充填し、黒鉛パンチにより400
kg/mm2 の圧力を加えてその加圧下で黒鉛型及び黒
鉛パンチに通電して黒鉛型を1200℃に発熱させ、そ
の状態を7分間保持して、サンプル1〜20を得た。ま
た、従来品として、WC−2%Coの組成の超硬合金イ
とWC粒度の異なるWC−10%Coの組成の2種類の
超硬合金ロ、ハを準備した。表1に、各サンプルの刃先
部、ボディ部、中間層並びに従来品の抗折力とビッカー
ス硬度を示す。
て0.5mm径の銅製リードフレームを切断し、寿命に
至るまでの切断回数を調べた。この試験での寿命判定
は、切断刃の摩耗によって切断後のリードフレームに
0.1mmのバリが発生した時点を寿命とした。結果を
表2に示す。
径の銅製リードフレームをパッケージのレジン樹脂と共
に切断し、寿命までの切断回数を調べた。この場合の寿
命判定は、切断刃の欠損もしくは摩耗により切断したレ
ジン樹脂に0.1mmのバリが発生した時点とした。結
果を表3に示す。
と同一組成の超硬合金粉末を用い、実施例1で採用した
通電加圧焼結法における加圧力、焼結温度、その温度の
保持時間を表4のように変化させて同表に示すサンプル
21〜33を得た。これ等のサンプルの刃先部とボディ
部の抗折力とビッカース硬度を表4に示す。
をCVD法にて形成し、こうして得られたサンプル34
〜38で0.7mm径の銅製リードフレームをパッケー
ジのレジン樹脂と共に切断した。この試験での寿命まで
の切断回数を表5に示す。なお、寿命判定の基準は実施
例2と同じである。
合金を刃先部とボディ部とで使い分け、さらに、その2
種類の超硬合金を共通の金属結合相を介して一体に接合
することにより、耐摩耗性に優れる反面、抗折力に問題
のある刃先部の超硬合金を抗折力に優れるボディ部の超
硬合金でしっかりと支えて耐摩耗性と耐欠損性を両立さ
せたので、上記の実施例から判るように、従来品に比べ
て寿命が大巾に向上する。
性にも優れる。
の炭化物、炭窒化物やTa、Nbなどの炭化物を添加し
たものは、ICの樹脂パッケージを一緒に切断する場合
の寿命向上に顕著な効果を奏する。
したものは、熱膨張係数差による刃先部の圧縮残留応力
を適正レベルに制御できる。
まれるWC粒子の粒径を1μm以下にしたものはWC粒
子の脱落が防止されて耐摩耗性がより良くなる。
ものは、被覆層による耐摩耗性の向上で寿命がより一層
延びる。
を示す概念図
Claims (6)
- 【請求項1】 下記Aの超硬合金で形成される刃先部
と、下記Bの超硬合金で形成されるボディ部が金属結合
相を介して一体に接合されて成るICリードフレーム用
切断刃。 A:重量比でWCを95%以上、99.8%未満含有
し、残部がCo又はNiもしくはCo、Niの両者と不
可避不純物の金属結合相で構成された、抗折力が50k
g/mm2 以上、ビッカース硬度が2000以上の超硬
合金。 B:重量比でWCを85%以上、95%未満含有し、残
部がCo又はNiもしくはCo、Niの両者と不可避不
純物の金属結合相で構成された、抗折力が300kg/
mm2 以上、ビッカース硬度が1500以上の超硬合
金。 - 【請求項2】 下記Cの超硬合金で形成される刃先部
と、下記Dの超硬合金で形成されるボディ部が金属結合
相を介して一体に接合されて成るICリードフレーム用
切断刃。 C:重量比でWCを90%以上、98%未満、TiC、
TiCN、TaC、NbC、Mo2 C、VC、Cr3 C
2 の中から選ばれた物質の少なくとも1種を0.1%以
上、10%未満含有し、残部がCo又はNiもしくはC
o、Niの両者と不可避不純物の金属結合相で構成さ
れ、かつその金属結合相の含有量が超硬合金Dよりも少
なく、抗折力が50kg/mm2 以上、ビッカース硬度
が2000以上の超硬合金。 D:重量比でWCを85%以上、95%未満、TiC、
TiCN、TaC、NbC、Mo2 C、VC、Cr3 C
2 の中から選ばれた物質の少なくとも1種を0.1%以
上、10%未満含有し、残部がCo又はNiもしくはC
o、Niの両者と不可避不純物の金属結合相で構成され
た、抗折力が300kg/mm2 以上、ビッカース硬度
が1500以上の超硬合金。 - 【請求項3】 刃先部とボディ部との間に超硬合金で形
成される中間層を介在し、その中間層の金属結合相の含
有量を刃先部より多く、ボディ部より少なくし、かつ、
刃先部からボディ部側に向かって増加させたことを特徴
とする請求項1又は2記載のICリードフレーム用切断
刃。 - 【請求項4】 刃先部及びボディ部の超硬合金中に含ま
れるWC粒子の粒径が、1.0μm未満であることを特
徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のICリード
フレーム用切断刃。 - 【請求項5】 表面に、CVD法又はPVD法によるT
iC、TiN、TiCN、Al2 O3 又はダイヤモンド
ライクカーボンの被覆層を設けた請求項1乃至4のいず
れかに記載のICリードフレーム用切断刃。 - 【請求項6】 ボディ部用の超硬合金粉末と刃先部用の
超硬合金粉末又はボディ部用の超硬合金粉末と中間層用
の超硬合金粉末と刃先部用超硬合金粉末を順に黒鉛型に
充填し、その粉末に黒鉛パンチで200kg/cm2 以
上、500kg/cm2 以下の圧力を加え、その加圧下
で黒鉛型及び黒鉛パンチに通電して黒鉛型を1000℃
以上、1500℃未満に発熱させ、この状態を5分以
上、10分未満保持して黒鉛型内の超硬合金粉末を焼結
一体化することを特徴とするICリードフレーム用切断
刃の製造方法
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JP32247998A JP4215317B2 (ja) | 1998-11-12 | 1998-11-12 | Icリードフレーム用切断刃およびその製造方法 |
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