JP2000141822A - 記録装置及び記録システムの制御方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スループットを向上させることができる記録
装置及び記録システムの制御方法を提供する。 【解決手段】 プリンタドライバ４は、記録データの処
理を開始すると記録準備動作指示を記録装置５に送信
し、記録データの処理が終了すると、記録データを記録
装置５に送信する。記録装置５は、記録準備動作指示が
供給されると、記録準備動作を実行する。この後、記録
データを受信すると、記録装置は記録データに基づく記
録を行う。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、画像、文字等のデ
ータを記録する記録装置及び記録システムの制御方法に
関する。

【０００２】

【従来の技術】一般に、従来の記録装置は、画像、文字
等の記録データを作成するホスト装置に接続され、ホス
ト装置から供給される記録データに基づいて記録媒体上
に記録データに基づいた記録を行う。一般的には、ホス
ト装置では、オペレーティングシステム（以下、単にＯ
Ｓという。）が実行されており、このＯＳ上でワードプ
ロセッサ、グラフィックエディタ等のアプリケーション
プログラム（以下、単にＡＰという。）が動作してい
る。

【０００３】ユーザがＡＰを操作して画像、文字等の記
録データを作成し、記録指示を行うとＡＰ、ＯＳで記録
データの処理を行った後、さらにＯＳ、プリンタドライ
バで記録データの処理を行い、記録装置に記録データを
送信する。記録装置は受信した記録データに基づいて記
録媒体上に画像、文字等をイメージとして記録する。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような記録装置では、ホスト装置は、ユーザがＡＰを操
作して記録を指示すると、ＡＰ、ＯＳで記録データの処
理を行った後、さらにＯＳ、プリンタドライバで記録デ
ータの処理を行って記録データを送信するため、記録装
置に記録データが送信されるまでに時間を要する。一
方、記録装置は、記録データを受信した後、さらに記録
準備動作（例えば電子写真プリンタでは、定着部の加熱
等、インクジェットプリンタでは、ヘッドからのキャッ
プ部材の抜脱等）を行っている。このため、従来の記録
装置では、実際の記録が行われるまでの時間（記録処理
時間）が長くなってしまい、スループットが低下する問
題があった。

【０００５】本発明は、上述のような問題点に鑑みてな
されたものであり、記録処理時間を短縮することがで
き、スループットを向上させることができる記録装置及
び記録システムの制御方法を提供することを目的とす
る。

【０００６】

【課題を解決するための手段】本発明に係る記録装置
は、記録データの処理を行う際に、記録データの処理を
行っていることを示す処理メッセージを送信した後、記
録データを送信する記録装置駆動手段を有するホスト装
置からの記録データ及び処理メッセージを受信する受信
手段と、受信手段からの記録データに基づいて記録の制
御を行う記録制御手段と、記録制御手段からの制御に基
づいて記録媒体に記録を行う記録手段と、処理メッセー
ジに応じて記録手段の記録準備動作を実行させる記録準
備手段とを備えることを特徴とする。

【０００７】また、本発明に係る記録システムの制御方
法は、記録データを処理して送信するホスト装置と、ホ
スト装置からの記録データに基づいて記録媒体に記録を
行う記録装置を有する記録システムの制御方法であっ
て、ホスト装置は、記録データの処理を行う際に、記録
データの処理を行っていることを示す処理メッセージを
送信した後、処理した記録データを送信し、記録装置
は、ホスト装置からの処理メッセージを受信したとき
に、記録媒体に記録を行う記録手段の記録準備動作を実
行させ、ホスト装置からの記録データを受信したとき
に、記録データに基づいて記録手段を制御し、記録媒体
に対する記録を実行させることを特徴とする。

【０００８】

【発明の実施の形態】第１の実施形態 図１は、本発明の第１の実施形態に係る記録システムの
構成を示すブロック図である。

【０００９】同図中に示すように、この記録システム
は、パーソナルコンピュータ、ワークステーション等の
情報処理装置からなる上位のホスト装置１と、例えばイ
ンクジェット式のプリンタ装置等からなる記録装置５を
備えている。

【００１０】ホスト装置１では、ホスト装置１全体の制
御を行うオペレーティングシステム（以下、単にＯＳと
いう。）２と、このＯＳ２上で動作し、画像、文字等の
記録データを作成するアプリケーションプログラム（以
下、単にＡＰという。）３と、記録装置５による記録を
制御するためのプリンタドライバ４等のプログラムが並
列に実行されている。

【００１１】プリンタドライバ４は、ＡＰ３によって作
成された画像、文字等の記録データを記録装置５によっ
て処理可能な形態（例えばビットマップ、ページ記述言
語等）に変換する。変換された記録データは、ＯＳ２に
より、あるいはプリンタドライバ４自身によって記録装
置５に送信される。

【００１２】記録装置５は、ホスト装置１との記録デー
タの送受信等を制御するＩ／Ｆ（インタフェース）制御
部６と、記録装置５全体の制御を行う制御部７と、制御
部７からの制御に基づいて記録を制御する記録制御部８
と、インパクトヘッドあるいはインクジェットヘッド等
のノンインパクトヘッドからなる記録ヘッド９と、記録
ヘッド９の横方向の送りを制御するスペースモータ制御
部１０と、スペースモータ１１と、用紙の送りを制御す
るＬＦ（ラインフィード）モータ制御部１２と、ＬＦモ
ータ１３と、記録ヘッド９のクリーニングを制御するク
リーニングモータ制御部１４と、クリーニングモータ１
５とを備えている。

【００１３】図２は、記録装置５の要部の構成を示す図
である。

【００１４】記録ヘッド９は、例えば黒、赤、青、黄、
淡色（赤、青、黄のいずれか）あるいは赤、青、黄、２
つの淡色（赤、青、黄の内のいずれか２つ）の５色のイ
ンクを保持するインクタンク９ａと、各インクタンク９
ａに対応するヘッド９ｂが取りつけられたキャリッジ９
ｃを備えている。

【００１５】このキャリッジ９ｃは、スペースモータ１
１によって回転駆動されるキャリッジシャフト１１ａの
回転に応じて記録紙の左右（紙送り方向と垂直）に駆動
される。

【００１６】また、通常の記録を行う際に記録ヘッド９
が移動される領域（記録領域）の一端には、記録を行わ
ないときに記録ヘッド９を移動させるパーク領域が設け
られている。このパーク領域には、上述のクリーニング
モータ１５によって駆動され、各ヘッド９ｂのインク吐
出口を覆うキャップ１６が設けられている。

【００１７】図３は、記録ヘッド９及びキャップ１６等
の構成をさらに詳細に示す斜視図である。

【００１８】クリーニングモータ１５とキャップ１６は
基体１８に取り付けられている。また、この基体１８に
は、各ヘッド９ｂの吐出口からインクを吸引するポンプ
１７が取り付けられている。

【００１９】クリーニングモータ１５の動力は、動力伝
達系１９によって、キャップ１６を上下させる駆動部材
（例えばカムシャフト）２０とポンプ１７に選択的に伝
達される。具体的には、動力伝達系１９は、クリーニン
グモータ１７の回転が正回転のときは、キャップ１６を
図３中の下方向に移動させて各ヘッド９ｂからキャップ
１６を挿抜（抜脱）させ、逆回転のときにはキャップ１
６を図３中の上方向に移動させて各ヘッド９ｂにキャッ
プ１６を被覆させ、さらに各ヘッド９ｂの吐出口からイ
ンクを吸引するようにポンプ１７を動作させる。

【００２０】図４は、この記録システムの動作を示すフ
ローチャートである。

【００２１】まず、ユーザがＡＰ３を操作して画像や文
字等のデータを作成し、記録装置５による記録を指示す
ると、図４中のステップＳ１に進み、ホスト装置１は、
ＡＰ３、ＯＳ２で記録データの処理を行った後、ステッ
プＳ２においてＯＳ２、プリンタドライバ４で記録デー
タの処理を開始する。この後、ステップＳ３とステップ
Ｓ８に分岐し、ホスト装置１は、ステップＳ３において
記録準備動作指示を送信すると共に、ステップＳ８にお
いてＯＳ２、プリンタドライバ４による記録データの処
理を実行する。

【００２２】そして、ホスト装置１は、ステップＳ９に
おいて記録データの処理が終了したか否かを確認し、終
了していれば続くステップＳ１０に進み、終了していな
ければステップＳ８に戻り、ステップＳ８、Ｓ９の処理
を繰り返す。

【００２３】ステップＳ１０では、ホスト装置１は、記
録装置５が受信可能な状態か否かを確認し、該当しなけ
ればステップＳ１０の実行を繰り返し、記録装置５が受
信可能な状態になるのを待機する。記録装置５が受信可
能な状態であれば、続くステップＳ１１に進み、記録装
置５に記録データを送信する。

【００２４】一方、記録装置５は、上述のステップＳ３
において送信された記録準備動作指示を受信すると、ス
テップＳ４に進み、記録準備動作を実行する。この記録
準備動作では、上述の図１中の制御部７は、図２及び図
３中の各ヘッド９ｂの吐出口を覆っているキャップ１６
を抜脱すべくクリーニングモータ１５を正回転させ、キ
ャップ１６を各ヘッド９ｂから抜脱し、各ヘッド９ｂに
よる記録に先立って予備吐出を行い、インクを吐出さ
せ、さらに、記録ヘッド９を記録領域付近に移動させて
記録開始まで待機する。このように記録準備動作によっ
て記録ヘッド９を記録領域付近に移動させることによ
り、記録開始までの時間が短縮され、スループットの向
上に寄与することができる。なお、記録準備動作が完了
する前に、記録データが供給されたときは、記録ヘッド
９を待機させず、そのまま記録を開始する。

【００２５】ステップＳ５では、記録装置５は、記録準
備動作が完了したか否かを確認し、終了していなければ
ステップＳ４に戻り、記録準備動作が完了するまで、ス
テップＳ４、Ｓ５の処理を繰り返す。記録準備動作が完
了していれば、ステップＳ６において記録データを受信
可能な状態とし、ステップＳ７においてホスト装置１か
らの記録データの送信が開始されるまで待機する。

【００２６】ホスト装置１からの記録データの送信が開
始されると、記録装置５は、ステップＳ１２に進み、記
録データを受信し、受信した記録データを記録媒体に記
録する。

【００２７】図５、図６は、この実施形態の記録システ
ムと従来の記録システムの動作タイミングを示したもの
である。従来の記録システムでは、図５に示すように、
プリンタドライバ４による処理が終了し、記録データが
記録装置５に供給された後に記録準備動作を開始してい
るが、この実施形態の記録システムでは、図６に示すよ
うに、プリンタドライバ４が記録データを受信した時点
で、記録装置５に記録準備動作指示を送信し、記録装置
５が記録準備動作を開始する。このため、プリンタドラ
イバ４による記録データの処理と並行して記録装置５の
記録準備動作を実行させることができる。従って、ユー
ザが記録を指示してから実際に記録ヘッド９が記録媒体
上に記録されるまでの時間を短縮することができ、スル
ープットを向上させることができる。

【００２８】第２の実施形態 図７は、本発明の第２の実施形態に係る記録システムの
構成を示すブロック図である。なお、この図７中におい
て上述の図１と同様な構成要素は、図１と同一の符号で
示されている。

【００２９】この記録システムは、図１の記録システム
と同様に、ホスト装置１’と記録装置５’とを備えてい
る。

【００３０】ホスト装置１’は、図１中のホスト装置１
の構成に加えて、ユーザが記録の中止を指示するための
記録中止ボタン５０を備えている。この記録中止ボタン
５０は、物理的なボタンのみに限られず、ホスト装置
１’の表示手段により表示されたボタンを、ホスト装置
１’の入力手段によって指示するような形態でもよい。
また、例えばプリンタドライバ４’に直接、入力ルーチ
ンを設けて実装してもよく、あるいはＡＰ３、ＯＳ２等
のプリンタドライバ４’以外の処理中に入力ルーチンを
設け、ＡＰ３、ＯＳ２等がプリンタドライバ４’に記録
の中止を指示するようにして実装してもよい。

【００３１】記録中止ボタン５０の操作によりユーザか
ら記録の中止が指示されると、プリンタドライバ４’
は、記録データの処理を中止すると共に、記録の中止を
指示する中止情報を記録装置５’に送信するようになっ
ている。

【００３２】記録装置５’は記録中止指示を受信する
と、記録準備動作中の場合は直ちに記録準備動作を中止
する。具体的には、各へッド９ｂのインク吐出口をキャ
ップ１６で覆い、インク吐出口の乾燥を防ぐ。

【００３３】また、記録装置５’は、上述の図１中の記
録装置５の構成に加えて、タイマー制御部５１と、タイ
マー５２とを備えており、このタイマー５２により各ヘ
ッド９ｂからキャップ１６が抜脱されてからの経過時間
をカウントするようになっている。また、この記録装置
５’は制御部７の代わりに制御部７’を備えている。

【００３４】図８はこの記録システムの動作を示すフロ
ーチャートである。なお、この図８中において上述の図
４と同様な処理は、図４と同一の符号で示されている。

【００３５】この記録システムでは、制御部７’は、図
８中のステップＳ４、Ｓ５において記録準備動作が終了
した後、ステップＳ２０において、タイマー制御部５１
に指示してタイマー５２による計時を開始させる。ま
た、制御部７’は、このステップＳ２０において、上述
の図４中のステップＳ６と同様に、記録データを受信可
能な状態とし、ステップＳ２１に進む。

【００３６】このステップＳ２１において、制御部７’
あるいはタイマー制御部５１は、タイマー５２の計時出
力に基づいて、記録準備動作の完了から所定の時間が経
過したか否かを確認し、経過していればステップＳ２３
に進み、経過していなければステップＳ２２に進む。ス
テップＳ２２では、記録データを受信したか否かを確認
し、受信していなければステップＳ２１に戻り、記録デ
ータを受信するまで、ステップＳ２１、Ｓ２２の処理を
繰り返す。記録データを受信すると、ステップＳ２２か
らステップＳ１２に進み、第１の実施形態と同様に記録
データの記録を行う。

【００３７】例えば大容量の画像データを扱う場合等に
は、ＯＳ２、プリンタドライバ４’が記録データを処理
する時間が長くなる場合があるが、このような場合は、
上述のステップＳ２１において、記録準備動作の完了か
ら所定時間が経過したことが検出されてステップＳ２３
に進む。

【００３８】ステップＳ２３において、記録装置５’は
記録準備動作を停止する。具体的には、制御部７’は、
クリーニングモータ制御部１４の動作を制御し、各ヘッ
ド９ｂのインク吐出口をキャップ１６で覆うためにクリ
ーニングモータ１５を正回転させる。これにより、イン
ク吐出口をキャップ１６で覆われ、インク吐出口の乾燥
を防止することができる（あるいは電子写真式の記録手
段では、例えば定着器のヒータに対する電圧供給を停止
して消費電力の低減を図ることができる。）。

【００３９】この後、ステップS２４に進み、記録デー
タを受信するまで待機し、記録データの受信が開始する
と、ステップＳ２５に進み、ステップＳ２５、Ｓ２６に
おいて上述のステップＳ４、Ｓ５と同様に記録準備動作
を実行させた後、ステップＳ１２に進み、第１の実施形
態と同様に記録データの記録を行う。

【００４０】以上説明したように、この実施形態の記録
システムでは、第１の実施形態と同様に、プリンタドラ
イバ４’が記録データを受信した時点で、記録装置５’
に記録準備動作指示を送信し、記録装置５’が記録準備
動作を開始する。このため、第１の実施形態と同様に、
プリンタドライバ４’による記録データの処理と並行し
て記録装置５’の記録準備動作を実行させることができ
る。従って、ユーザが記録を指示してから実際に記録ヘ
ッド９が記録媒体上に記録されるまでの時間を短縮する
ことができ、スループットを向上させることができる。

【００４１】また、この実施形態の記録システムでは、
記録を指示した後、ユーザが記録を中止したときに、直
ちに各ヘッド９ｂのインク吐出ロをキャップ１６で覆う
ようにしている。このため、各ヘッド９ｂの吐出口の乾
燥を防ぐことができ、信頼性を向上させることができ
る。

【００４２】また、この実施形態の記録システムでは、
記録準備動作が完了した後、所定の時間が経過した場合
に、各ヘッド９ｂのインク吐出口をキャップ１６で覆う
ようにしている。このため、例えば容量の大きな画像デ
ータを記録する場合等、プリンタドライバ４’、ＯＳ２
による記録データの処理時間が長く、記録装置５が記録
準備動作を完了してから実際の記録までに時間がかかる
場合等に、各ヘッド９ｂのインク吐出口の乾燥を防止し
て信頼性を向上させることができる。

【００４３】なお、上述の各実施形態では、インクを記
録媒体に吐出することで記録を行ういわゆるインクジェ
ット式の記録装置を例にして説明したが、記録準備動作
を定着器のヒータの加熱等に置き換えれば、電子写真式
の記録装置にも本発明を適用することができる。

【００４４】また、上述の各実施形態では、記録準備動
作の例としてキャップ部材によるヘッドの被覆、抜脱に
ついて説明したが、記録準備動作の他の例としては、記
録ヘッドの吸引によるクリーニング、記録媒体の給紙
等、記録装置が記録開始直前に実行する処理であればよ
い。

【００４５】また、第２の実施形態では、記録準備動作
完了後、所定の時間が経過した後に、各ヘッド９ｂの吐
出口をキャップ１６で覆い、記録データの受信が開始さ
れたときに、再度、記録準備動作を実行しているが、記
録ヘッド９を各ヘッド９ｂがキャップに相対する位置ま
で移動させ、所定時間間隔毎に予備吐出させるようにし
ても、吐出口の乾燥を防止することができる。このよう
にすることにより、再度、キャップ１６を外す必要がな
く、スループットの向上に寄与することができる。

【００４６】

【発明の効果】本発明では、記録装置が、ホスト装置か
らの処理メッセージに応じて記録手段の記録準備動作を
実行させることにより、ホスト装置における記録データ
の処理と記録装置における記録準備動作を平行して実行
させることができ、記録装置は、ホスト装置からの記録
データを受信すると、即座に記録を開始することができ
る。このため、記録処理時間を短縮し、スループットを
向上させることができる。

【００４７】また、本発明では、記録準備動作を実行さ
せてから所定時間、記録データに基づく記録が行われな
いときに、記録準備動作を停止させ、記録を行う際に、
再度、記録準備動作を実行させることにより、所定時間
内にホスト装置における記録データの処理が終了しなか
った場合においても、スループットの低下を防止するこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本発明の第１の実施形態に係る記録システム
の構成を示すブロック図である。

【図２】 前記記録システムを構成する記録装置の要部
の構成を示す図である。

【図３】 前記記録システムを構成する記録装置の要部
の構成を示す斜視図である。

【図４】 前記記録システムの動作の一例を示すフロー
チャートである。

【図５】 従来の記録システムの動作タイミングを示す
図である。

【図６】 本発明の第１の実施形態に係る記録システム
の動作タイミングを示す図である。

【図７】 本発明の第２の実施形態に係る記録システム
の構成を示すブロック図である。

【図８】 前記記録システムの動作の一例を示すフロー
チャートである。

【符号の説明】

１、１’ ホスト装置、４、４’ プリンタドライバ、
５、５’ 印刷装置

フロントページの続き Ｆターム(参考） 2C061 AQ01 AQ05 AQ06 AR01 HH09 HJ06 HJ10 HK05 HK19 HN04 HN05 HN15 HN22 2C087 AB05 AC02 AC07 AC11 BA01 BB20 BD01 CB02 5B021 AA01 AA02 BB01 CC05 9A001 HH34 JJ35

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 記録データの処理を行う際に、記録デー
   タの処理を行っていることを示す処理メッセージを送信
   した後、記録データを送信する記録装置駆動手段を有す
   るホスト装置からの記録データ及び処理メッセージを受
   信する受信手段と、 該受信手段からの記録データに基づいて記録の制御を行
   う記録制御手段と、 該記録制御手段からの制御に基づいて記録媒体に記録を
   行う記録手段と、 前記処理メッセージに応じて前記記録手段の記録準備動
   作を実行させる記録準備手段と、を備えることを特徴と
   する記録装置。
2. 【請求項２】 前記記録準備手段は、前記記録準備動作
   を実行させてから所定時間、前記記録データに基づく記
   録が行われないときに、記録準備動作を停止させ、記録
   を行う際に、再度、記録準備動作を実行させることを特
   徴とする請求項１記載の記録装置。
3. 【請求項３】 記録データを処理して送信するホスト装
   置と、該ホスト装置からの記録データに基づいて記録媒
   体に記録を行う記録装置を有する記録システムの制御方
   法であって、 前記ホスト装置は、 前記記録データの処理を行う際に、記録データの処理を
   行っていることを示す処理メッセージを送信した後、処
   理した記録データを送信し、 前記記録装置は、 前記ホスト装置からの処理メッセージを受信したとき
   に、記録媒体に記録を行う記録手段の記録準備動作を実
   行させ、 前記ホスト装置からの記録データを受信したときに、記
   録データに基づいて前記記録手段を制御し、記録媒体に
   対する記録を実行させることを特徴とする記録システム
   の制御方法。
4. 【請求項４】 前記記録準備動作を実行させてから所定
   時間、前記記録データに基づく記録が行われないとき
   に、記録準備動作を停止させ、記録を行う際に、再度、
   記録準備動作を実行させることを特徴とする請求項３記
   載の記録システムの制御方法。