JP2003211751A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JP2003211751A
JP2003211751A JP2002008352A JP2002008352A JP2003211751A JP 2003211751 A JP2003211751 A JP 2003211751A JP 2002008352 A JP2002008352 A JP 2002008352A JP 2002008352 A JP2002008352 A JP 2002008352A JP 2003211751 A JP2003211751 A JP 2003211751A
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Shinichi Saijo
信一 西條
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ラベルプリンタ等のラベル用紙セットで、用紙
が正しく記録開始位置領域にセットされたかどうか確認
しにくい、又用紙セット動作をしたにも関わらず、記録
開始位置領域より手前の位置にある場合にはプリンタ本
体へ給紙できない、逆に給紙量が過剰の場合には1枚目
の用紙に対して記録が出来ず、用紙を無駄にしてしまう
ことがある。 【解決手段】光学式センサが記録媒体の先端位置を検知
するまで仮給紙し、続いてバックフィード手段によって
記録開始位置に記録媒体をセットする「用紙セット手
段」で用紙セットの信頼性を高める。。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として台紙に複
数枚のラベルが貼着されたラベル紙やTOF(Top Of For
m)マークを有する連続紙などの記録媒体(以下用紙と
も呼ぶ)を搬送させ記録を行うラベルプリンタ等の記録
装置における、用紙セット性向上技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数枚のラベルが貼着されたラベ
ル紙やTOFマークを有する連続紙等を搬送させて記録を
行うラベルプリンタ等の記録装置(以下プリンタとも呼
ぶ)では、用紙をプリンタへ確実に給紙するために、い
くつかの用紙セット方法が実現されている。その代表的
な従来例として、(1)プリンタ本体に備えられたキーを
ユーザーが操作することによって用紙をセットする方法
がある。詳細には、図4に示すようなプリンタに備えら
れたオペレーションパネル(操作パネル)上のキーをユ
ーザーが押下することによって、図10の搬送部(10
01)を印字方向に一定距離だけ駆動させ、給紙口(1
002)にある用紙の先端を記録開始位置領域(100
3)にセットする方法が知られている。また、(2)図
11の給紙補助手段(1101)によって用紙セットの
細かなユーザー操作を簡略化する(目視で確認できる給
紙補助機構(1101)に用紙をセットすれば良い)方
法など、いくつかの手段が用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例のような用紙セット手段には、いくつかの課題が残
されている。例えば、従来例(1)の用紙セット手段の
場合、ユーザーのキー操作による用紙セットで、用紙が
正しく記録開始位置領域にセットされたかどうか判断で
きず(用紙の先端はプリンタ内部であるため、確認しに
くい)、用紙セット動作をしたにも関わらず、記録開始
位置領域より手前の位置にある場合にはプリンタ本体へ
給紙できない、逆に記録開始位置領域より奥側(給紙過
剰、用紙セット動作を複数実行した場合など)の場合に
は1枚目の用紙に対して記録が出来ず、用紙を無駄にし
てしまうことがある、という問題がある。
【0004】また従来例(2)では、給紙補助手段を構
成する為のコストが高くなる、プリンタのサイズが大き
くなる、ファーストプリント時間(記録開始指示してか
ら1枚目の用紙に記録終了し、排出される迄の時間に相
当)が長くなる、という問題がある。本発明は、上記従
来例を鑑みて、これらの課題を解決するための方法を提
案するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明を実施したプリン
タは、記録媒体を搬送させ、光学式センサにより検知す
る記録媒体の先端位置を基準として記録画像を記録媒体
に記録するプリンタであって、光学式センサが記録媒体
の先端位置を検知するまで仮給紙し、続いて、前記バッ
クフィード手段によって記録開始位置に記録媒体をセッ
トする「用紙セット手段」とを具備する。
【0006】
【作用】前記構成によれば、記録装置のコストアップや
サイズに影響を及ぼすことなく、確実な用紙セットの実
現によって、信頼性の高い記録装置を提供できる。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の記録装置に係
わる実施例について詳細に説明する。 (第1の実施例)図1は、本発明を実施したカラーラベ
ルプリンタシステムの斜視図を示す。
【0008】カラーラベルプリンタ(100)は、ホス
トコンピュータ等外部処理装置(102)とケーブル
(101)で接続されており、ケーブル(101)を介
して画像情報やデータを転送し、ロールユニット(10
3)内に内蔵している記録媒体であるロール紙をカラー
プリンタ(100)へ給紙する。
【0009】図2は、本発明を実施したカラーラベルプ
リンタの断面図を示す。カラーラベルプリンタ(20
0)は、例えばブラック(201)、シアン(20
2)、淡シアン(203)、マゼンタ(204)、淡マ
ゼンタ(205)、イエロー(206)のインクジェッ
ト方式の各ライン記録ヘッドを6本内蔵しており、各々
のヘッドに対応したインクカートリッジ(207)、
(208)、(209)、(210)、(211)、
(212)からインクを供給し、ロールユニット(21
3)及び搬送ユニット(214)を駆動することによっ
てロール状の記録媒体(216)をプリンタ本体(20
0)に給紙し、光学式TOFセンサ(217)にて検出
した記録媒体(216)の先端位置を基準にして、各色
の記録ヘッドにより記録媒体(216)にカラー記録す
る。
【0010】また、記録された記録媒体はカッターユニ
ット(215)によってカットすることが可能である。
また、ロールユニット(213)及び搬送ユニット(2
14)を記録時と逆方向に駆動させることにより、記録
媒体(216)を記録時と逆方向に搬送させる事も可能
である。
【0011】図3は、本発明を実施したカラーラベルプ
リンタの電気的なブロック図を示す。
【0012】MPU(マイクロプロセッサ)(300)
は、プログラムROM(301)に格納された制御プロ
グラムを実行して、外部処理装置(102)から出力さ
れた制御コマンドをインタフェースドライバー(30
5)を制御して受信する。受信した制御コマンドのう
ち、用紙情報コマンド等の各種設定値はRAM(30
2)に記憶し、イメージデータはVRAM(304)に
展開し、キャラクタデータはCGROM(303)より
該当するキャラクタデータを読み出しVRAM(30
4)に展開し、RFIDデータはRAM(302)に記
憶する。
【0013】出力ポート(308)を介して、各種モー
タドライバー(309,311,313)を制御するこ
とで搬送モータ(310)、ヘッドモータ(312)、
桶モータ(314)等を駆動し、またエラーLED(3
15)や警告LED(316)のON/OFFも制御す
る。
【0014】各記録ヘッド(201〜206)は記録ヘ
ッド制御回路(306)によって記録制御される。光学
式TOF(Top Of Form)センサ(217)や、パネル
キーである中止キー(317)や継続キー(303)の
状態は入力ポート(320)を介して、MPU(30
0)から読み取り可能である。
【0015】図5は、本発明によるラベルプリンタの
「用紙セット手段」の制御フローである。オペレーショ
ンパネル上のキー押下(501)で搬送(給紙)開始
(502)し、用紙の位置管理をするための光学式TO
Fセンサ(217)が用紙の先端を検知(503)した
ら、搬送(給紙)を停止(504)する。(この時、規
定距離搬送しても光学式センサが用紙の先端を検知しな
い場合(505)には、搬送を停止し、エラーを通知
(508)する。続いて、規定距離バックフィード(5
06)し、用紙先端を印刷動作開始位置にセット(50
7)する。
【0016】図6は、本発明によるラベルプリンタの
「用紙セット手段」による用紙の位置状態を示す。
【0017】図6(A)は、用紙セット前の状態を示
す。この状態からオペレーションパネル上のキーが押下
されると、搬送ユニット(214)を駆動し、光学式T
OFセンサ(217)が用紙の先端を検知したら駆動を
停止し、
【0018】図6(B)の状態となる。続いて、搬送ユ
ニット(214)を逆方向に一定距離戻し、
【0019】図6(C)の状態(記録開始位置)で停止
する。距離aは、記録開始前に搬送ユニットが定速度に
至るまでの加速に必要な距離である。 (第2の実施例)
【0020】図7は、本発明の第2の実施例による、ラ
ベルプリンタの「用紙セット手段」の制御フローであ
る。記録データ受信開始(701)で搬送(給紙)開始
(702)し、用紙の位置管理をするための光学式TO
Fセンサ(217)が用紙の先端を検知(703)した
ら、搬送(給紙)を停止(704)する。(この時、規
定距離搬送しても光学式センサが用紙の先端を検知しな
い場合(705)には、搬送を停止し、エラーを通知
(708)する。続いて、規定距離バックフィード(7
06)し、用紙先端を印刷動作開始位置にセット(70
7)する。 (その他の実施例)
【0021】実施例では、光学式TOFセンサ(21
7)の用紙検知状態に関わらず用紙セット動作を実行し
ているが、図8の制御フローのように、実行開始前に光
学式TOFセンサ(217)が用紙を検知している場合
には既に用紙セットは完了したと判断でき、新たな用紙
セット動作を実行しなくてもよい。また、「用紙セット
手段有効・無効」を設定可能にし、有効の場合には実施
例で説明した「用紙セット手段」を実行し、無効の場合
には実行しない(図9)機能も考えられる。
【0022】また、第1の実施例では、オペレーション
パネル上のキー押下で「用紙セット手段」を実行した
が、ホストPCのプリンタドライバーや専用ソフトから
の命令で実行してもよい。その他用紙セットの実行条件
として、用紙交換を検知した場合に手動、または自動で
実行する等、いくつも考えられるが全て本出願から推測
されるものと考えられる。
【0023】また、実施例1の図6の説明では、距離a
が記録開始前に搬送ユニットが定速度に至るまでの加速
に必要な距離としてあるが、加減速中にも記録動作を実
行するプリンタにおいては、この距離は不要であり、よ
り光学式TOFセンサ(217)に近い位置が記録開始
位置となることは言うまでもない。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明を実施した
ラベルプリンタ等の記録装置では、本体のコストアップ
やサイズの拡大やユーザーの操作性悪化などマイナス要
因の発生することなく、用紙セットの信頼性を向上でき
る。
【0025】
【図面の簡単な説明】
【図1】は、本発明を実施した、ラベルプリンタの斜視
図を示す。
【図2】は、本発明を実施した、ラベルプリンタの断面
図を示す。
【図3】は、本発明を実施した、ラベルプリンタの電気
的な簡易ブロック図を示す。
【図4】は、本発明を実施した、ラベルプリンタの操作
パネルの例を示す。
【図5】は、実施例1で使用した、「用紙セット手段」
の制御フローである。
【図6】は、実施例1で使用した、「用紙セット手段」
による用紙の位置状態を示す。
【図7】は、実施例2で使用した、「用紙セット手段」
の制御フローである。
【図8】は、その他の実施例で使用した、「用紙セット
手段」の制御フローである。
【図9】は、その他の実施例で使用した、「用紙セット
手段」の制御フローである。
【図10】は、「従来の技術」で使用した、用紙セット
方法を説明する為の図を示す。
【図11】は、「従来の技術」で使用した、用紙セット
方法を説明する為の図を示す。
【符号の説明】
100 カラーラベルプリンタ 101 プリンタ接続ケーブル 102 ホストコンピュータ 103 ロールユニット 200 プリンタ本体 201 インクジェット方式ライン記録ヘッド(ブラッ
ク) 202 インクジェット方式ライン記録ヘッド(シア
ン) 203 インクジェット方式ライン記録ヘッド(淡シア
ン) 204 インクジェット方式ライン記録ヘッド(マゼン
タ) 205 インクジェット方式ライン記録ヘッド(淡マゼ
ンタ) 206 インクジェット方式ライン記録ヘッド(イエロ
ー) 207 インクカートリッジ(ブラック) 208 インクカートリッジ(シアン) 209 インクカートリッジ(淡シアン) 210 インクカートリッジ(マゼンタ) 211 インクカートリッジ(淡マゼンタ) 212 インクカートリッジ(イエロー) 213 ロールユニット 214 搬送ユニット 215 カッターユニット 216 記録媒体 217 光学式TOFセンサ 300 MPU(マイクロプロセッサ) 301 プログラムROM 302 RAM 303 CGROM 304 VRAM 305 インタフェースドライバー 306 ヘッド駆動回路 308 出力ポート 309 搬送モータドライバー 310 搬送モータ 311 ヘッドモータドライバー 312 ヘッドモータ 313 桶モータドライバー 314 桶モータ 320 入力ポート 1001 搬送部 1002 給紙口 1003 記録開始位置領域 1101 給紙補助手段
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年1月21日(2002.1.2
1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 記録装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として台紙に複
数枚のラベルが貼着されたラベル紙やTOF(Top Of For
m)マークを有する連続紙などの記録媒体(以下用紙と
も呼ぶ)を搬送させ記録を行うラベルプリンタ等の記録
装置に関し、用紙セット性向上技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数枚のラベルが貼着されたラベ
ル紙やTOFマークを有する連続紙等を搬送させて記録を
行うラベルプリンタ等の記録装置(以下プリンタとも呼
ぶ)では、用紙を記録装置へ確実に給紙するために、い
くつかの用紙セット方法が実現されている。その代表的
な従来例として、(1)記録装置本体に備えられたキーを
ユーザーが操作することによって用紙をセットする方法
がある。詳細には、記録装置に備えられたオペレーショ
ンパネル(操作パネル)上のキーをユーザーが押下する
ことによって、図10の搬送部(1001)を用紙搬送
方向に一定距離だけ駆動させ、給紙口(1002)にあ
る用紙の先端を記録開始位置領域(1003)にセット
する方法が知られている。また、(2)図11の給紙補
助手段(1101)によって用紙セットの細かなユーザ
ー操作を簡略化する(目視で確認できる給紙補助機構
(1101)に用紙をセットすれば良い)方法など、い
くつかの方法が用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例のような用紙セット方法には、いくつかの課題が残
されている。例えば、従来例(1)の用紙セット方法
場合、ユーザーのキー操作による用紙セットで、用紙が
正しく記録開始位置領域にセットされたかどうか判断で
きず(用紙の先端はプリンタ内部であるため、確認しに
くい)、用紙セット動作をしたにも関わらず、記録開始
位置領域より手前の位置にある場合にはプリンタ本体へ
給紙できない、逆に記録開始位置領域より奥側(給紙過
剰、用紙セット動作を複数実行した場合など)の場合に
は1枚目の用紙に対して記録が出来ず、用紙を無駄にし
てしまうことがある、という問題がある。
【0004】また従来例(2)では、給紙補助機構を構
成する為のコストが高くなる、記録装置のサイズが大き
くなる、ファーストプリント時間(記録開始指示してか
ら1枚目の用紙に記録終了し、排出される迄の時間に相
当)が長くなる、という問題がある。本発明は、上記従
来例を鑑みて、これらの課題を解決するための記録装置
又は記録方法等を提案するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の記録装置は、記
録媒体を搬送させ、光学式センサにより検知する記録媒
体の先端位置を基準として記録画像を記録媒体に記録す
記録装置であって、光学式センサが記録媒体の先端位
置を検知するまで仮給紙し、続いて、前記バックフィー
ド手段によって記録開始位置に記録媒体をセットする
紙セット手段とを具備する。又本発明の記録装置は、記
録媒体に記録情報を記録する記録装置において、前記記
録媒体に対して記録を行う記録手段と、記録媒体を記録
開始位置にセットする用紙セット手段と、前記用紙セッ
ト手段の有効又は無効を設定可能にする手段とを具備す
る。
【0006】
【作用】前記構成によれば、記録装置のコストアップや
サイズに影響を及ぼすことなく、確実な用紙セットの実
現によって、信頼性の高い記録装置を提供できる。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の記録装置に係
わる実施例について詳細に説明する。 (第1の実施例)図1は、本発明を実施したカラーラベ
ルプリンタシステムの斜視図を示す。
【0008】カラーラベルプリンタ(100)は、ホス
トコンピュータ等外部処理装置(102)とケーブル
(101)で接続されており、ケーブル(101)を介
して画像情報やデータを転送し、ロールユニット(10
3)内に内蔵している記録媒体であるロール紙(又は用
紙)をカラープリンタ(100)へ給紙する。
【0009】本発明を実施したカラーラベルプリンタの
断面図を図2に示す。カラーラベルプリンタ(200)
は、例えばブラック(201)、シアン(202)、淡
シアン(203)、マゼンタ(204)、淡マゼンタ
(205)、イエロー(206)のインクジェット方式
の各ライン記録ヘッドを6本内蔵しており、各々のヘッ
ドに対応したインクカートリッジ(207)、(20
8)、(209)、(210)、(211)、(21
2)からインクを供給し、ロールユニット(213)及
び搬送ユニット(214)を駆動することによってロー
ル状の記録媒体(216)をプリンタ本体(200)に
給紙し、光学式TOFセンサ(217)にて検出した記
録媒体(216)の先端位置を基準にして、各色の記録
ヘッドにより記録媒体(216)にカラー記録する。
【0010】また、記録された記録媒体はカッターユニ
ット(215)によってカットすることが可能である。
また、ロールユニット(213)及び搬送ユニット(2
14)を記録時と逆方向に駆動させることにより、記録
媒体(216)を記録時と逆方向に搬送させる事も可能
である。
【0011】本発明を実施したカラーラベルプリンタの
電気的なブロック図を図3に示す
【0012】MPU(マイクロプロセッサ)(300)
は、プログラムROM(301)に格納された後述する
図に示すフローに対応する制御プログラムを実行して、
処理・判断・制御を行うもので、外部処理装置(10
2)から出力された制御コマンドをインタフェースドラ
イバー(305)を制御して受信する。又MPU(30
0)は受信した制御コマンドのうち、用紙情報コマンド
等の各種設定値はRAM(302)に記憶し、イメージ
データはVRAM(304)に展開し、キャラクタデー
タはCGROM(303)より該当するキャラクタデー
タを読み出しVRAM(304)に展開し、RFIDデ
ータはRAM(302)に記憶する。
【0013】MPU(300)はさらに出力ポート(3
08)を介して、各種モータドライバー(309,31
1,313)を制御することで搬送モータ(310)、
ヘッドモータ(312)、桶モータ(314)等を駆動
し、またエラーLED(315)や警告LED(31
6)のON/OFFも制御する。
【0014】さらにMPU(300)は各記録ヘッド
(201〜206)記録ヘッド制御回路(306)
介して記録制御する。光学式TOF(Top Of Form)セ
ンサ(217)や、パネルキーである中止キー(31
7)や継続キー(303)の状態は入力ポート(32
0)を介して、MPU(300)読み取り可能であ
る。
【0015】以上の構成から成る実施例の作動を説明す
る。図5は、本発明によるラベルプリンタの用紙セット
手段の制御フローである。オペレーションパネル上のキ
ー押下(501)で用紙を搬送(給紙)開始(502)
し、用紙の位置管理をするための光学式TOFセンサ
(217)が用紙の先端を検知(503)したら、用紙
搬送(給紙)を停止(504)する。(この時、規定
距離搬送しても光学式センサが用紙の先端を検知しない
場合(505)には、搬送を停止し、オペレーションパ
ネル等にエラーを通知(508)する。続いて、記録時
とは反対方向に用紙を規定距離バックフィード(50
6)し、用紙先端を記録動作開始位置にセット(50
7)する。かかるセットが終了したら、記録ヘッドによ
り用紙への記録を開始する。
【0016】上記各制御を実行した場合の用紙の動きを
図6により説明する。
【0017】図6(A)は、用紙セット前の状態を示
す。この状態からオペレーションパネル上のキーが押下
されると、搬送ユニット(214)を駆動し、光学式T
OFセンサ(217)が用紙の先端を検知したら駆動を
停止し、
【0018】図6(B)の状態となる。続いて、搬送ユ
ニット(214)を逆方向に一定距離戻し、
【0019】図6(C)の状態(記録開始位置)で停止
する。距離aは、記録開始前に搬送ユニットが定速度に
至るまでの加速に必要な距離である。 (第2の実施例)
【0020】図7は、本発明の第2の実施例による、ラ
ベルプリンタの用紙セットの制御フローである。かかる
制御フローによる動作を前述の構成を参照して説明す
る。記録データ受信開始(701)で用紙の搬送(給
紙)開始(702)し、用紙の位置管理をするための光
学式TOFセンサ(217)が用紙の先端を検知(70
3)したら、用紙の搬送(給紙)を停止(704)す
る。(この時、規定距離搬送しても光学式センサが用紙
の先端を検知しない場合(705)には、用紙の搬送を
停止し、外部処理装置、MPU(300)、又はオペレ
ーションパネル上の表示器等にエラーを通知(708)
する。続いて、記録時とは反対方向に用紙を規定距離バ
ックフィード(706)し、用紙先端を記録動作開始位
置にセット(707)する。その後記録ヘッドにより用
紙への記録を開始する。 (その他の実施例)
【0021】実施例では、光学式TOFセンサ(21
7)の用紙検知状態に関わらず用紙セット動作を実行し
ているが、図8の制御フローのように、実行開始前に光
学式TOFセンサ(217)が用紙を検知している場合
には既に用紙セットは完了したと判断でき、新たな用紙
セット動作を実行しなくてもよい。また、図9に示すよ
うに、ステップ901を追加して、用紙セット制御の有
効・無効を設定可能にし、有効の場合には実施例で説明
した用紙セット制御を実行し、無効の場合には用紙セッ
ト制御を実行しない(図9)方法もとりうる。
【0022】また、第1の実施例では、オペレーション
パネル上のキー押下で用紙セットを実行したが、ホスト
PC等外部処理装置のプリンタドライバーや専用ソフト
からの命令で実行してもよい。その他用紙セットの実行
条件として、用紙交換を検知した場合に手動、または自
動で実行する等、いくつも考えられるが全て本出願から
推測されるものと考えられる。
【0023】また、実施例1の図6の説明では、距離a
が記録開始前に搬送ユニットが定速度に至るまでの加速
に必要な距離としてあるが、加減速中にも記録動作を実
行するプリンタにおいては、この距離は不要であり、よ
り光学式TOFセンサ(217)に近い位置が記録開始
位置となることは言うまでもない。用紙の種類は連続紙
でもカット紙でも良く、又台紙上に貼られた用紙に記録
(又は印刷)するようにしてもよい。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、本体
のコストアップやサイズの拡大やユーザーの操作性悪化
などマイナス要因の発生することなく、用紙セットの信
頼性を向上できる。
【0025】
【図面の簡単な説明】
【図1】は、本発明を実施した、ラベルプリンタの斜視
図を示す。
【図2】は、本発明を実施した、ラベルプリンタの断面
図を示す。
【図3】は、本発明を実施した、ラベルプリンタの電気
的な簡易ブロック図を示す。
【図4】は、本発明を実施した、ラベルプリンタの操作
パネルを説明する図を示す。
【図5】は、実施例1で使用した、用紙セットの制御フ
ローである。
【図6】は、実施例1で使用した、用紙セット手段によ
る用紙の位置状態を説明する図を示す。
【図7】は、実施例2で使用した、用紙セット手段の制
御フローである。
【図8】は、その他の実施例で使用した、用紙セット手
の制御フローである。
【図9】は、その他の実施例で使用した、用紙セット手
の制御フローである。
【図10】は、「従来の技術」で使用した、用紙セット
方法を説明する為の図を示す。
【図11】は、「従来の技術」で使用した、用紙セット
方法を説明する為の図を示す。
【符号の説明】 100 カラーラベルプリンタ 101 プリンタ接続ケーブル 102 ホストコンピュータ 103 ロールユニット 200 プリンタ本体 201 インクジェット方式ライン記録ヘッド(ブラッ
ク) 202 インクジェット方式ライン記録ヘッド(シア
ン) 203 インクジェット方式ライン記録ヘッド(淡シア
ン) 204 インクジェット方式ライン記録ヘッド(マゼン
タ) 205 インクジェット方式ライン記録ヘッド(淡マゼ
ンタ) 206 インクジェット方式ライン記録ヘッド(イエロ
ー) 207 インクカートリッジ(ブラック) 208 インクカートリッジ(シアン) 209 インクカートリッジ(淡シアン) 210 インクカートリッジ(マゼンタ) 211 インクカートリッジ(淡マゼンタ) 212 インクカートリッジ(イエロー) 213 ロールユニット 214 搬送ユニット 215 カッターユニット 216 記録媒体 217 光学式TOFセンサ 300 MPU(マイクロプロセッサ) 301 プログラムROM 302 RAM 303 CGROM 304 VRAM 305 インタフェースドライバー 306 ヘッド駆動回路 308 出力ポート 309 搬送モータドライバー 310 搬送モータ 311 ヘッドモータドライバー 312 ヘッドモータ 313 桶モータドライバー 314 桶モータ 320 入力ポート 1001 搬送部 1002 給紙口 1003 記録開始位置領域

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】連続した記録媒体に、記録情報を記録する
    記録装置において、記録媒体を搬送させ、記録媒体検知
    手段によって検知する記録媒体先端位置を基準に前記記
    録媒体に対して記録を行なう記録手段と、記録時とは反
    対方向に記録媒体を搬送するバックフィード手段と、記
    録媒体を記録開始位置にセットする「用紙セット手段」
    とを具備する事を特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】前記「用紙セット手段」は、前記記録媒体
    検知手段が前記記録媒体を検知するまで仮給紙し、続い
    て、前記バックフィード手段によって前記記録開始位置
    に前記記録媒体をセットすることを特徴とする請求項1
    の記録装置。
  3. 【請求項3】前記「用紙セット手段」は、記録装置の操
    作パネル上のキー押下で実行することを特徴とする請求
    項1の記録装置。
  4. 【請求項4】前記「用紙セット手段」は、記録開始時に
    実行することを特徴とする請求項1のラベルプリンタ。
  5. 【請求項5】前記「用紙セット手段」は、外部装置から
    のコマンドに従って実行することを特徴とする請求項1
    の記録装置。
  6. 【請求項6】前記「用紙セット手段」は、有効/無効が
    設定可能であることを特徴とする請求項1の記録装置。
  7. 【請求項7】前記記録手段は、前記記録媒体の幅に相当
    する記録幅を有するフルライン記録ヘッドであることを
    特徴とする請求項1から6の記録装置。
  8. 【請求項8】前記記録手段は、インクを吐出して記録を
    行なうインクジェット記録ヘッドであることを特徴とす
    る請求項1から7の記録装置。
JP2002008352A 2002-01-17 2002-01-17 記録装置 Withdrawn JP2003211751A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013169776A (ja) * 2012-02-23 2013-09-02 Seiko Epson Corp 画像記録装置、画像記録方法、プログラム、プログラム記録媒体
JP2022062623A (ja) * 2020-10-08 2022-04-20 日本プリメックス株式会社 印刷装置及び印刷方法

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JP7140809B2 (ja) 2020-10-08 2022-09-21 日本プリメックス株式会社 印刷装置及び印刷方法

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