JP2003305922A - 画像記録装置およびその制御方法 - Google Patents

画像記録装置およびその制御方法

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JP2003305922A
JP2003305922A JP2002112613A JP2002112613A JP2003305922A JP 2003305922 A JP2003305922 A JP 2003305922A JP 2002112613 A JP2002112613 A JP 2002112613A JP 2002112613 A JP2002112613 A JP 2002112613A JP 2003305922 A JP2003305922 A JP 2003305922A
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Takashi Kasahara
隆史 笠原
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    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
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    • G06F3/12Digital output to print unit, e.g. line printer, chain printer
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
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    • B41J19/18Character-spacing or back-spacing mechanisms; Carriage return or release devices therefor
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  • Record Information Processing For Printing (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Character Spaces And Line Spaces In Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ホストコンピュータから転送されてくるデー
タを用いて画像記録を行う際に、たとえ画像記録の途中
で転送されてくるデータが滞る場合にも、画像記録時間
の増加をできるだけ低減できる画像記録装置を提供す
る。 【解決手段】 ブロック管理部でホストコンピュータか
ら転送されてくるデータの受信が遅延することを検出す
ると、RAM203のブロックに格納されているデータ
を用いた画像記録が終了した時点で、記録ヘッド205
をホームポジションまで画像記録の時の速度より速い速
度を含む速度で移動させ待機させ、遅延したデータの受
信が完了すると、記録ヘッド205をホームポジション
から画像記録が中断した位置まで画像記録の時の速度よ
り速い速度を含む速度で移動させることにより画像記録
時間の増加を低減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はキャリッジの1走査
分の記憶領域を持たないシリアル画像記録装置およびそ
の制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータ、デジタ
ルカメラ等の普及に伴い、ディジタル画像を記録するプ
リンタ等の記録装置における記録画像の高精細化が進ん
でいる。記録装置の中でもインクジェット方式の記録ヘ
ッドを用いたインクジェット記録装置が急速に普及して
おり、高精細な画像を実現し、且つ低価格なものが求め
られている。
【0003】シリアルスキャン型のインクジェット記録
装置においては、記録用紙等の記録媒体の搬送方向(副
走査方向)と直交する方向(主走査方向)に記録ヘッド
を走査させながら、記録ヘッドの幅で1走査分の画像記
録を行い、この1走査分の記録を終えた段階で記録ヘッ
ドの幅分だけ記録媒体を搬送方向に搬送し、次に上記説
明した1走査分の画像記録の動作を順次繰り返し行うこ
とによって、記録媒体上に所望の画像が形成される。
【0004】従来の記録装置においては、この時、ホス
トコンピュータから送られてくるデータは、通常、主走
査方向に順次のデータ(以下、ラスタデータと称す)で
あったため、記録ヘッドの幅で1走査(スキャン)分の
画像記録を行うためには、記録ヘッドの記録要素の数
(例えば、インク吐出ノズル数)に応じて副走査に順次
のデータ(以下、カラムデータと称す)に変換する必要
があった。そのため、1走査分の画像記録を行うために
は、記録装置は、吐出ノズル数分のラスタデータを蓄え
るメモリ領域とカラムデータを蓄えるメモリ領域を最低
限保持する必要があった。
【0005】しかしながら、現在、記録装置の高精細化
による画質向上が望まれており、記録装置の高精細化が
進むほど画像の解像度が上がって画像記録に必要なデー
タ量が増加する。そのため、記録装置が必要とするメモ
リ領域も増大し、大容量のメモリは高価なためにそのま
まコストアップにつながり、その結果、記録装置の低価
格化を阻害する要因となっている。
【0006】この記録装置が必要とするメモリ領域を低
減する技術が、特開平11−259248号公報に開示
されている。特開平11−259248号公報によれ
ば、最小バッファリングを伴い、ホストコンピュータお
よびプリンタ間で等時性データ転送を行うことによっ
て、記録装置が必要とするメモリ容量を低減することが
できる。
【0007】すなわち、ホストコンピュータおよびプリ
ンタ間の等時性データ転送においては、1スキャン分の
画像データをデータフレームに分割して転送を行う。ホ
ストコンピュータから転送される画像データをプリンタ
が受信すると、プリンタは、この画像データを処理して
一時的にプリンタのメモリ領域に保持する。このメモリ
領域には、1スキャンの記録動作中に画像データの1つ
以上のデータフレームが格納される。
【0008】このように、1スキャン分の画像データを
データフレームに分割して転送する等時性データ転送の
場合には、プリンタのメモリ領域には1スキャン分の画
像データがデータフレーム単位で連続して送信されてく
るため、プリンタのメモリ領域のサイズは、1つ以上の
データフレームを格納できるメモリ領域を最小限確保す
れば良く、1スキャン分の画像データを格納する必要は
ない。そのため、従来のように1スキャン分の画像デー
タを格納するメモリ領域を必要としない。
【0009】したがって、上記説明した等時性データ転
送の場合には、記録装置のメモリ領域に1スキャン分の
画像データが格納されなくても画像記録に必要な最低限
のデータを受信することにより1スキャン分の記録動作
を開始することができる。しかも順次送られてくるデー
タフレームをプリンタのメモリ領域を書き換えながら格
納して使用するため、記録ヘッドの走査を中断すること
なく1スキャン分の画像を形成するとともに、記録装置
が必要とするメモリ容量を低減することができる。
【0010】キャリッジの1走査分の記憶領域を持たな
いシリアル記録装置では、ある分量(例えば、1つ以上
のデータフレーム)のデータを受信したら記録動作を開
始する。そして記録動作を終えたデータが格納されてい
た記憶領域は開放され、この開放された領域にはホスト
コンピュータから新たに受信したデータ格納される。
【0011】このシリアル記録装置の記憶領域とこの記
憶領域による受信データの一例を図3Aおよび図3Bに
示す。このシリアル記録装置の記憶領域は、図3Aに示
すように0000H〜FFFFHを持つものとし、記憶
領域は、図3Aに示すように0000H〜7FFFHの
記憶領域と8000H〜FFFFHの記憶領域の2つの
記憶領域に分けられ、それぞれの記憶領域は、図に示す
ように、交互に使用されることによりホストコンピュー
タから送信されてくるデータフレームを受信して格納す
る。
【0012】以後、この2つの記憶領域をブロック(b
0、b1)と表現するものとし、b0−1thは、b0
の記憶領域に1回目のデータを受信して記憶されたこと
を示し、b1−1thは、b1の記憶領域に1回目のデ
ータを受信して記憶されたことを示す。同様に、b0−
2thは、b0の記憶領域に2回目のデータを受信して
記憶内容が書き換えられたことを示し、b1−1th
は、b1の記憶領域に2回目のデータが受信して記憶内
容が書き換えられたことを示す。
【0013】図3Bは、上記説明した2つの記憶領域に
交互に蓄積されるデータフレーム(受信データ)b0−
1th、b1−1th、b0−2th、b1−2th、
b0−3th・・・およびこのデータフレーム(受信デ
ータ)に基づいて記録媒体に記録される画像を示す。
【0014】本プリンタの場合には、キャリッジの1走
査分の記憶領域を持たないので、各ブロックのうち片方
がデータ受信を完了したら記録(印字)動作を開始す
る。そのブロックの記録動作が終了する時、もう片方の
データ受信が完了していればそのまま記録を続ける。こ
の記録方法について、図3Cと図3Dを用いて詳細に説
明する。
【0015】図3Cは、図3Cの1に示す2つの記憶領
域(ブロックb0、b1)の一方の記憶領域(b0)に
ホストコンピュータから1番目のデータ(b0−1t
h)が受信されて格納され(図3Cの2)、ブロックb
0への格納が完了(図3Cの3)すると、続いて別の記
憶領域であるブロックb1にホストコンピュータから送
信される2番目のデータ(b1−1th)が格納される
とともに1番目のデータ(b0−1th)を用いた画像
記録が開始され(受信データが減少)(図3Cの4)、
b1への2番目のデータ(b1−1th)の格納が完了
(図3Cの5)した後に、1番目のデータ(b0−1t
h)を用いた記録が終了することを示している(図3C
の6)。
【0016】また、図3Dの7〜12は、図3Cの6に
続いて、2番目のデータ(b1−1th)を用いた画像
記録の開始と3番目のデータ(b0−2th)の記憶領
域b0への格納開始(図3Dの7)、3番目のデータ
(b0−2th)の格納完了(図3Dの8)した後に、
2番目のデータ(b1−1th)を用いた記録が終了し
(図3Cの9)、さらに、3番目のデータ(b0−2t
h)を用いた画像記録の開始と4番目のデータ(b1−
2th)の記憶領域b1への格納開始(図3Dの1
0)、4番目のデータ(b1−2th)の格納完了(図
3Dの11)した後に、3番目のデータ(b0−1t
h)を用いた記録が終了することを示している(図3D
の12)。
【0017】上記説明したように、キャリッジの1走査
分の記憶領域を持たないシリアル記録装置では、ある分
量(例えば、1以上のデータフレーム)のデータを受信
したら記録(印字)動作を開始するため、記録動作を終
えたデータが格納されていた記憶領域は開放され、この
開放された領域にはホストから新たに受信したデータが
格納されることを前提として、記憶領域の削減を可能と
している。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記説
明した等時性データ転送の場合には、次のような問題点
があった。すなわち、記録装置側からホストコンピュー
タのジョブやタスクを管理することはできないので、何
らかの要因でホストコンピュータから記録装置への等時
性データ転送が滞ってしまう場合がある。
【0019】例えば、1スキャンの記録動作を開始した
後に、上記説明したホストコンピュータから記録装置へ
のデータ転送が滞った場合には、記録装置では記録ヘッ
ドによる画像記録ができなくなる。この場合には、記録
ヘッドは、例えば、ホームポジション(基準位置)に戻
され、画像データがメモリ領域に格納されるまで待機す
る。その後、メモリ領域に十分な画像データが格納され
た時点で、記録ヘッドの走査が再開され、記録ヘッド
は、ホームポジション(基準位置)から画像記録が中断
した位置まで戻されてから記録を再開して1スキャンの
画像記録を完成する。
【0020】しかしながら、ホストコンピュータからの
データ転送が滞るたびに記録動作を中断して記録ヘッド
をホームポジションの位置まで戻し、画像記録を再開す
るために記録ヘッドを中断した位置まで戻すため、記録
装置のスループットが低下する。
【0021】本発明は、上記説明した従来技術の問題点
を解決することを出発点としてなされたものであり、そ
の目的は、ホストコンピュータから転送されてくるデー
タを用いて画像記録を行う際に、たとえ画像記録の途中
で転送されてくるデータが滞る場合にも、画像記録時間
の増加をできるだけ低減できる画像記録装置およびその
制御方法を提供することである。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る一実施形態の画像記録装置は、以下の構
成を有する。すなわち、記録ヘッドの記録素子数幅で1
走査分の画像を記録するのに必要な画像データを任意の
分割数で分割したデータフレーム単位でホスト装置から
受信した画像データに基づいて、前記記録ヘッドを搭載
したキャリッジを記録媒体上で所定速度で走査させなが
ら画像記録する画像記録装置であって、複数の所定領域
に分割され、前記データフレームを格納する記憶手段
と、前記所定領域の1つ以上への前記データフレームの
格納が完了したことを検知すると、前記格納が完了した
データフレームを用いて画像記録を開始するように制御
する画像記録制御手段と、前記画像記録の開始後に、次
に記録すべきデータフレームの格納が完了していない場
合には、前記画像記録を中断して前記キャリッジを中断
位置から記録開始位置方向に所定距離だけ戻した所定位
置で待機させ、前記次に記録すべきデータフレームの格
納が完了した後に、前記キャリッジを前記所定位置から
前記中断位置まで移動させて前記次に記録すべきデータ
フレームを用いた画像記録を開始するように制御し、前
記所定位置から前記中断位置への移動の少なくとも一部
で前記所定速度より速い速度で前記キャリッジを移動さ
せる制御手段と、を有することを特徴とする。
【0023】ここで、例えば、前記所定位置は、ホーム
ポジション(基準位置)であり、前記制御手段は、前記
次に記録すべきデータフレームを用いた画像記録を開始
する時に、前記ホームポジションから前記中断位置への
移動の少なくとも一部で前記所定速度より速い速度で前
記キャリッジを移動させることが好ましい。
【0024】ここで、例えば、前記制御手段は、前記所
定位置から前記中断位置への移動および前記中断位置か
ら前記所定位置への移動の少なくとも一部で前記所定速
度より速い速度で前記キャリッジを移動させることが好
ましい。
【0025】ここで、例えば、前記記憶手段は、少なく
とも2つの領域を有し、前記画像記録制御手段は、一方
の領域へのデータフレームの格納を完了すると、次に送
信されてくるデータフレームを他方の領域へ格納し、併
せて、前記一方の領域へ格納完了したデータフレームを
用いて画像記録を実行するように制御し、さらに、前記
他方の領域へのデータの格納が完了し前記一方の領域に
格納されたデータフレームを用いる前記画像記録が終了
すると、前記他方領域へ格納完了したデータフレームを
用いて前記画像記録を継続するように制御し、前記2つ
の領域を交互に用いることで前記画像記録が連続して実
行されるように制御することが好ましい。
【0026】ここで、例えば、前記領域に記憶されるデ
ータ量は、前記ホスト装置から受信する前記1走査分の
画像データ量より小さいことが好ましい。
【0027】ここで、例えば、前記画像記録制御手段
は、前記2つの領域にそれぞれ格納されているデータフ
レーム量を比較して、前記画像記録を中断するか否かを
判別することが好ましい。
【0028】ここで、例えば、前記記録ヘッドは、イン
クを吐出して記録を行うインクジェット記録ヘッドであ
ることが好ましい。
【0029】ここで、例えば、前記記録ヘッドは、熱エ
ネルギーを利用してインクを吐出する記録ヘッドであっ
て、インクに与える熱エネルギーを発生するための熱エ
ネルギー変換体を備えていることが好ましい。
【0030】上記目的を達成するための本発明に係る一
実施形態の画像記録装置の制御方法は、以下の構成を有
する。すなわち、記録ヘッドの記録素子数幅で1走査分
の画像を記録するのに必要な画像データを任意の分割数
で分割したデータフレーム単位でホスト装置から受信し
た画像データに基づいて、前記記録ヘッドを搭載したキ
ャリッジを記録媒体上で所定速度で走査させながら画像
記録する画像記録装置の制御方法であって、前記データ
フレームを受信順に、複数の所定領域に分割されたメモ
リに格納し、前記所定領域の1つ以上への前記データフ
レームの格納が完了したことを検知すると、前記格納が
完了したデータフレームを用いて画像記録を開始するよ
うに制御する画像記録制御工程と、前記画像記録の開始
後に、次に記録すべきデータフレームの格納が完了して
いない場合には、前記画像記録を中断して前記キャリッ
ジを中断位置から記録開始位置方向に所定距離だけ戻し
た所定位置で待機させ、前記次に記録すべきデータフレ
ームの格納が完了した後に、前記キャリッジを前記所定
位置から前記中断位置まで移動させて前記次に記録すべ
きデータフレームを用いた画像記録を開始するように制
御し、前記所定位置から前記中断位置への移動の少なく
とも一部で前記所定速度より速い速度で前記キャリッジ
を移動させる制御工程と、を有することを特徴とする。
【0031】上記目的を達成するための本発明に係る一
実施形態の画像記録装置を制御する制御プログラムは、
以下の構成を有する。すなわち、記録ヘッドの記録素子
数幅で1走査分の画像を記録するのに必要な画像データ
を任意の分割数で分割したデータフレーム単位でホスト
装置から受信した画像データに基づいて、前記記録ヘッ
ドを搭載したキャリッジを記録媒体上で所定速度で走査
させながら画像記録する画像記録装置を制御する制御プ
ログラムであって、前記データフレームを受信順に、複
数の所定領域に分割されたメモリに格納し、前記所定領
域の1つ以上への前記データフレームの格納が完了した
ことを検知すると、前記格納が完了したデータフレーム
を用いて画像記録を開始するように制御する画像記録制
御工程のコードと、前記画像記録の開始後に、次に記録
すべきデータフレームの格納が完了していない場合に
は、前記画像記録を中断して前記キャリッジを中断位置
から記録開始位置方向に所定距離だけ戻した所定位置で
待機させ、前記次に記録すべきデータフレームの格納が
完了した後に、前記キャリッジを前記所定位置から前記
中断位置まで移動させて前記次に記録すべきデータフレ
ームを用いた画像記録を開始するように制御し、前記所
定位置から前記中断位置への移動の少なくとも一部で前
記所定速度より速い速度で前記キャリッジを移動させる
制御工程のコードと、を有することを特徴とする。
【0032】上記目的を達成するための本発明に係る一
実施形態の画像記録装置を制御する制御プログラムを格
納したコンピュータ可読記憶媒体は、以下の構成を有す
る。すなわち、記録ヘッドの記録素子数幅で1走査分の
画像を記録するのに必要な画像データを任意の分割数で
分割したデータフレーム単位でホスト装置から受信した
画像データに基づいて、前記記録ヘッドを搭載したキャ
リッジを記録媒体上で所定速度で走査させながら画像記
録する画像記録装置を制御する制御プログラムを格納し
たコンピュータ可読記憶媒体であって、前記制御プログ
ラムは、前記データフレームを受信順に、複数の所定領
域に分割されたメモリに格納し、前記所定領域の1つ以
上への前記データフレームの格納が完了したことを検知
すると、前記格納が完了したデータフレームを用いて画
像記録を開始するように制御する画像記録制御工程のコ
ードと、前記画像記録の開始後に、次に記録すべきデー
タフレームの格納が完了していない場合には、前記画像
記録を中断して前記キャリッジを中断位置から記録開始
位置方向に所定距離だけ戻した所定位置で待機させ、前
記次に記録すべきデータフレームの格納が完了した後
に、前記キャリッジを前記所定位置から前記中断位置ま
で移動させて前記次に記録すべきデータフレームを用い
た画像記録を開始するように制御し、前記所定位置から
前記中断位置への移動の少なくとも一部で前記所定速度
より速い速度で前記キャリッジを移動させる制御工程の
コードと、を有することを特徴とする。
【0033】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して、本発明に
係る一実施形態の画像記録装置について説明する。
【0034】ただし、本実施形態では、画像記録装置と
して、インクジェット記録方式を用いたインクジェット
プリンタを、画像記録装置に画像記録用のデータを送信
する上位装置としてホストコンピュータを例に挙げ説明
するが、本発明の範囲を記載例に限定する趣旨のもので
はない。
【0035】本明細書において、「記録」(「印字」と
いう場合もある)とは、文字、図形等有意の情報を形成
する場合のみならず、有意無意を問わず、また人間が視
覚で知覚し得るように顕在化したものであるか否かを問
わず、広く記録媒体上に画像、模様、パターン等を形成
する、または媒体の加工を行う場合も示すものとする。
【0036】また、「記録媒体」とは、一般的な記録装
置で用いられる紙のみならず、広く、布、プラスチック
・フィルム、金属板、ガラス、セラミックス、木材、皮
革等、インクを受容可能なものも示すものとする。
【0037】さらに、「インク」(「液体」と言う場合
もある)とは、上記「記録(描画)」の定義と同様広く
解釈されるべきもので、記録媒体上に付与されることに
よって、画像、模様、パターン等の形成または記録媒体
の加工、或いはインクの処理(例えば記録媒体に付与さ
れるインク中の色剤の凝固または不溶化)に供され得る
液体を示すものとする。
【0038】[インクジェットプリンタ本体の概略説
明:図6]図6は、本発明の代表的な実施の形態である
インクジェットプリンタIJRAの構成の概要を示す外
観斜視図である。図6において、駆動モータ5013の
正逆回転に連動して駆動力伝達ギア5009〜5011
を介して回転するリードスクリュー5005の螺旋溝5
004に対して係合するキャリッジHCはピン(不図
示)を有し、ガイドレール5003に支持されて矢印
a,b方向を往復移動する。キャリッジHCには、記録
ヘッドIJHとインクタンクITとを内蔵した一体型イ
ンクジェットカートリッジIJCが搭載されている。
【0039】5002は紙押え板であり、キャリッジH
Cの移動方向に亙って記録用紙Pをプラテン5000に
対して押圧する。5007,5008はフォトカプラ
で、キャリッジのレバー5006のこの域での存在を確
認して、モータ5013の回転方向切り換え等を行うた
めのホームポジション検知器である。
【0040】5016は記録ヘッドIJHの前面をキャ
ップするキャップ部材5022を支持する部材で、50
15はこのキャップ内を吸引する吸引器で、キャップ内
開口5023を介して記録ヘッドの吸引回復を行う。5
017はクリーニングブレードで、5019はこのブレ
ードを前後方向に移動可能にする部材であり、本体支持
板5018にこれらが支持されている。ブレードは、こ
の形態でなく周知のクリーニングブレードが本例に適用
できることは言うまでもない。
【0041】又、5021は、吸引回復の吸引を開始す
るためのレバーで、キャリッジと係合するカム5020
の移動に伴って移動し、駆動モータからの駆動力がクラ
ッチ切り換え等の公知の伝達機構で移動制御される。
【0042】これらのキャッピング、クリーニング、吸
引回復は、キャリッジがホームポジション側の領域に来
た時にリードスクリュー5005の作用によってそれら
の対応位置で所望の処理が行えるように構成されている
が、周知のタイミングで所望の動作を行うようにすれ
ば、本例にはいずれも適用できる。
【0043】[インクカートリッジ:図7]なお、上述
のように、インクタンクITと記録ヘッドIJHとは一
体的に形成されて交換可能なインクカートリッジIJC
を構成しても良いが、これらインクタンクITと記録ヘ
ッドIJHとを分離可能に構成して、インクがなくなっ
たときにインクタンクITだけを交換できるようにして
も良い。
【0044】図7は、インクタンクとヘッドとが分離可
能なインクカートリッジIJCの構成を示す外観斜視図
である。インクカートリッジIJCは、図7に示すよう
に、境界線Kの位置でインクタンクITと記録ヘッドI
JHとが分離可能である。インクカートリッジIJCに
はこれがキャリッジHCに搭載されたときには、キャリ
ッジHC側から供給される電気信号を受け取るための電
極(不図示)が設けられており、この電気信号によっ
て、前述のように記録ヘッドIJHが駆動されてインク
が吐出される。
【0045】なお、図7において、500はインク吐出
口列(記録素子であるノズルの列)である。また、イン
クタンクITにはインクを保持するために繊維質状もし
くは多孔質状のインク吸収体が設けられている。
【0046】[高速画像記録する基本の制御構成:図
1]次に、ホストコンピュータからインクジェットプリ
ンタに転送される画像データの受信が遅れた場合の高速
画像記録を実現する基本の制御構成について説明する。
【0047】図1は、本実施形態の高速画像記録を行う
基本的な制御構成を示す図である。101は動作の制御
を行うCPUであり、102は動作手順を記載した制御
プログラムを格納するROM、103は受信データなど
のデータを一時的に格納したり、制御プログラムのワー
クエリアを提供するRAMであり、104は記録ヘッド
の走査方向において記録領域を複数に分け、各領域に対
応する記録データを複数に別けられた記憶領域(以後ブ
ロックと表記)へ格納させ且つブロックへの受信を管理
するブロック管理部であり、105は記録部である。
【0048】[インクジェットプリンタの制御構成:図
2]図2は、インクジェットプリンタ全体の制御構成の
一例をブロック図である。
【0049】図2において、201はインクジェットプ
リンタ全体の動作を制御するCPUであり、全ての動作
を記載した制御プログラムを格納したROM202、及
びインクジェットプリンタの各部の制御を行うための手
段、例えば、I/F制御回路、データ制御回路、ヘッド
制御回路、駆動制御回路など、が構成されているコント
ロール部204が接続されている。
【0050】RAM203は、CPU201が作業を行
うために使用するワークエリアと記録データを格納する
記憶領域をブロック単位で持つもので、ホストコンピュ
ータから受信する受信データを格納する2つの記憶領域
をブロック(b0、b1)と表現する。
【0051】記録データが格納されるブロックはコント
ロール部204にて管理され、CPU201からの命令
により記録ヘッド205へのデータ転送、及び記録ヘッ
ドを走査させるキャリッジモータ206と記録媒体を送
るLFモータ206を、同期を取りながら各々駆動す
る。更にホストからの記録データを受信するI/F回路
207を持ち、コントロール部に制御されてRAM20
3のワークエリアへ格納される。なお図1は、図2のイ
ンクジェットプリンタの制御構成において、ホストコン
ピュータからインクジェットプリンタへの画像データの
転送が遅れた場合に、画像記録を高速に実行する制御構
成のみを取り出したものであり、図1のRAM103、
CPU101、ROM102は、図2のRAM203、
CPU201、ROM202と同じものである。
【0052】[受信データが遅れた場合の高速画像記
録:図4A、4B]次に、図4Aおよび4Bならびに図
3Cおよび図3Dを用いて、ホストコンピュータからイ
ンクジェットプリンタに転送される画像データの受信が
遅れた場合の高速画像記録について説明する。
【0053】図4Aおよび図4Bは、RAM203内の
ブロック0(b0と表記)、ブロック1(b1と表記)
に格納される記録データの有無により、キャリッジの動
作、すなわちキャリッジの移動速度と移動方向とを変化
させている様子を示している。
【0054】[通常の画像記録]図4Aにおいて、ま
ず、最初の記録動作(「1st pass」と表記)を
説明する。ブロックb0の記憶領域に、ホストコンピュ
ータから送信されてきた1番目のデータ(b0−1th
と表記する)が格納されたことを検知すると、キャリッ
ジの動作を開始する。
【0055】このキャリッジの動作を開始してから、次
のブロックであるb1にホストコンピュータから送信さ
れる2番目のデータ(b1−1th)の受信(格納)が
進み、先のブロック(b0)に格納された1番目のデー
タを用いた記録が終了するまでに、2番目のデータ(b
1−1th)がブロックb1に格納完了していれば、こ
の2番目のデータ(b1−1th)を用いた記録が、1
番目のデータ(b0−1th)に続いて継続して行われ
る。
【0056】そして、2番目のデータ(b1−1th)
の記録中に、次のブロックb0へ3番目のデータ(b0
−2th)の受信(格納)が行われる。ここで、3番目
のデータ(b0−2th)の受信(格納)は、1番目の
データ(b0−2th)の受信(格納)b0−1thと
同一ブロックで行われるが、既に記録が完了されたデー
タはクリアされている。
【0057】この3番目のデータ(b0−2th)を用
いた記録が、2番目のデータ(b0−1th)に続いて
継続して行われ、以降、2つのブロックb0、b1を繰
り返し使用することにより、連続して画像記録をするこ
とができる。
【0058】以上説明した内容を図示したのが、図3C
と図3Dである。
【0059】このようにして、キャリッジの1走査分の
記憶領域よりを持たない本インクジェットプリンタで
も、ある分量(1データフレーム)のデータを1つのブ
ロック(例えば、b0)に格納すると、1走査分の画像
データを受信しなくても、この格納したデータを用いて
すぐに記録動作を開始することができ、記録動作を終え
ると、このデータが格納されていた記憶領域は開放さ
れ、この開放された領域には、ホストコンピュータから
新たに送信されてくる次のデータが格納される。
【0060】上記説明した処理が継続して行なわれるこ
とを前提とする本インクジェットプリンタは、従来にプ
リンタに比べて記憶領域の削減が可能である。
【0061】[受信データが遅れた場合の画像記録]し
たがって、例えば、2番目のデータ(b0−1th)に
続いて3番目のデータ(b0−2th)を用いた画像記
録を行う場合、3番目のデータ(b0−2th)がブロ
ックb0に格納完了してしてなければ、3番目のデータ
(b0−2th)の記録は行えない。この場合には、ブ
ロックb1−1thの記録が終了した時点(図3Dの1
0の時点)で記録が中断される。
【0062】このように1スキャンの記録動作を開始し
た後に、ホストコンピュータからインクジェットプリン
タへのデータ転送が滞って記録が中断された場合に、記
録ヘッドを画像記録を中断した位置からホームポジショ
ン(基準位置)まで画像記録と同じ移動速度で移動させ
て待機させ、その後、メモリ領域に十分な画像データが
格納された時点で、記録ヘッドを再びホームポジション
(基準位置)から画像記録が中断した位置まで画像記録
と同じ移動速度で移動させて戻す構成とすると、画像記
録のスループットが低下しまう。
【0063】[画像記録の高速化]本実施形態のインク
ジェットプリンタでは、図4Aに示すように上記説明し
た従来のインクジェットプリンタにおける画像記録のス
ループットの低下を最小限に留めることができる。
【0064】すなわち、ホストコンピュータからインク
ジェットプリンタへのデータ転送が滞っ滞って記録が中
断される場合には、記録ヘッドを画像記録を中断した位
置(図4Aの(b)のt3に対応する位置)からホーム
ポジション(記録動作開始位置、図4Aの(b)のt6
に対応する位置)まで画像記録より速い移動速度を含む
速度で移動させるため、画像記録のスループットの低下
を最小限に留めることができる。
【0065】次に、図4Bを用いて、本実施形態のイン
クジェットプリンタを用いた画像記録が中断した後に再
開される記録動作(「2nd pass」と表記)につ
いて説明する。
【0066】図4Bは、ホストコンピュータからインク
ジェットプリンタへデータが転送され、受信が完了して
いなかったブロックb0への3番目のデータ(b0−2
th)の受信が完了した時点で、記録動作が再開される
ことを示している。
【0067】本実施形態のインクジェットプリンタは、
3番目のデータ(b0−2th)の受信が完了した時点
で、上記説明したスループットの低下を最小限に留める
為に、記録ヘッドをホームポジション(記録動作開始位
置、図4Bの(b)のt7に対応する位置)から画像記
録が中断された位置(図4Aの(b)のt10に対応す
る位置)まで戻す際の移動速度を図4Bに示すように、
画像記録に用いる移動速度より速い移動速度を含む速度
で移動させる。
【0068】以上説明したように、本実施形態のインク
ジェットプリンタは、ホストコンピュータからインクジ
ェットプリンタへのデータ転送が遅れると、図4Aおよ
び図4Bに示すように、画像記録が中断された地点から
ホームポジションまで、あるいは、ホームポジションか
ら画像記録が中断された地点まで記録ヘッドを通常記録
時よりも速い速度を含む速度で移動させることができる
ため、従来問題となっていた画像記録におけるスループ
ットの低下を最小限に留めることができる。
【0069】[高速画像処理の流れ:図5]次に、上記
説明したホストコンピュータからインクジェットプリン
タへのデータ転送が滞った場合の処理について、図5の
フローチャートを用いて説明する。
【0070】まずステップS501において、記録開始
命令を受信すると、次にステップS502に進み、RA
M103内のブロックを管理するカウンタ値nをクリア
する。カウンタ値nは、各々のブロックにおいて、ある
行の記録を開始してから何回目の使用かを示すものであ
る。
【0071】次にステップS503に進み、ブロックb
x−nthの受信が完了しているか否かを調べ、ブロッ
クbx−nthの受信が完了していない場合には、完了
するまで待機し、ブロックbx−nthの受信が完了す
るとステップS504に進む。
【0072】なお、ブロックbx−nthのxはRAM
203内のブロックの識別番号であり、本実施形態では
ブロックはブロック0(b0)とブロック1(b1)の
2つの構成なので、xは0か1である。具体的なブロッ
クbx−nthの値は、例えば、画像記録をはじめて行
う行(n=1)の開始時の場合は、b0−1thとな
る。
【0073】次に、ステップS504では、記録ヘッド
205を走査させるキャリッジモータ206aの駆動を
開始する。
【0074】次に、ステップS505に進み、キャリッ
ジモータ206aを駆動して記録ヘッド205が所定の
位置へ到達したら記録動作を行う。
【0075】次に、ステップS506に進み、このブロ
ックで1走査の記録が終了するなら、ステップS512
に進み、全記録が終了したか否かを調べ、全記録が終了
した場合には、ステップS510に進み、記録紙を排紙
してから、ステップS511に進み一連の動作を終了す
る。
【0076】一方、ステップS512において、全記録
が終了していない場合にはステップS502に戻り、上
記説明した処理を継続して行う。
【0077】一方、ステップS506において、1走査
の記録が終了していない場合には、ステップS507に
進み、カウンタ値nをインクリメントしてから、ステッ
プS508に進む。
【0078】ステップS508において、ブロックbx
−nthの受信が完了していれば、ステップS505へ
戻り、上記説明した処理を継続して行う。
【0079】一方、ステップS508において、ブロッ
クbx−nthの受信が完了してなければ、ステップS
509に進み、記録中のブロックの記録が完了し、記録
ヘッドをホームポジション(基準位置)に戻してからス
テップS503へ戻り、上記説明した処理を継続して行
う。
【0080】なお本実施形態では、上記説明したよう
に、次のブロックが記録データの受信を完了していない
ときは、記録ヘッドを行の記録開始位置であるホームポ
ジション(基準位置)まで戻しているが、この位置は一
例であり、他の位置であってもよい。
【0081】以上説明したような制御を行うことで、次
のブロックが記録データの受信を完了していないときの
記録動作の中断におけるインクジェットプリンタの画像
記録のスループット低下を軽減することができる。
【0082】本実施形態のインクジェットプリンタの代
表的な構成や原理については、例えば、米国特許第47
23129号明細書、同第4740796号明細書に開
示されている基本的な原理を用いて行うものが好まし
い。この方式は、いわゆるオンデマンド型、コンティニ
ュアス型のいずれにも適用可能であるが、特に、オンデ
マンド型の場合には、液体(インク)が保持されている
シートや液路に対応して配置されている電気熱変換体
に、記録情報に対応していて核沸騰を越える急速な温度
上昇を与える少なくとも1つの駆動信号を印加すること
によって、電気熱変換体に熱エネルギーを発生せしめ、
記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさせて、結果的に
この駆動信号に1対1で対応した液体(インク)内の気
泡を形成できるので有効である。
【0083】この気泡の成長、収縮により吐出用開口を
介して液体(インク)を吐出させて、少なくとも1つの
滴を形成する。この駆動信号をパルス形状とすると、即
時適切に気泡の成長収縮が行われるので、特に応答性に
優れた液体(インク)の吐出が達成でき、より好まし
い。
【0084】このパルス形状の駆動信号としては、米国
特許第4463359号明細書、同第4345262号
明細書に記載されているようなものが適している。な
お、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許
第4313124号明細書に記載されている条件を採用
すると、さらに優れた記録を行うことができる。
【0085】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組み合わせ構成(直線状液流路または直角液流路)の
他に熱作用面が屈曲する領域に配置されている構成を開
示する米国特許第4558333号明細書、米国特許第
4459600号明細書に記載された構成も本発明に含
まれるものである。加えて、複数の電気熱変換体に対し
て、共通するスロットを電気熱変換体の吐出部とする構
成を開示する特開昭59−123670号公報や熱エネ
ルギーの圧力波を吸収する開口を吐出部に対応させる構
成を開示する特開昭59−138461号公報に基づい
た構成としても良い。
【0086】さらに、記録装置が記録できる最大記録媒
体の幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドとしては、上述した明細書に開示されているよう
な複数記録ヘッドの組み合わせによってその長さを満た
す構成や、一体的に形成された1個の記録ヘッドとして
の構成のいずれでもよい。
【0087】加えて、上記の実施形態で説明した記録ヘ
ッド自体に一体的にインクタンクが設けられたカートリ
ッジタイプの記録ヘッドのみならず、装置本体に装着さ
れることで、装置本体との電気的な接続や装置本体から
のインクの供給が可能になる交換自在のチップタイプの
記録ヘッドを用いてもよい。
【0088】また、以上説明した記録装置の構成に、記
録ヘッドに対する回復手段、予備的な手段等を付加する
ことは記録動作を一層安定にできるので好ましいもので
ある。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッドに対して
のキャッピング手段、クリーニング手段、加圧あるいは
吸引手段、電気熱変換体あるいはこれとは別の加熱素子
あるいはこれらの組み合わせによる予備加熱手段などが
ある。また、記録とは別の吐出を行う予備吐出モードを
備えることも安定した記録を行うために有効である。
【0089】さらに、記録装置の記録モードとしては黒
色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘッ
ドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによってで
も良いが、異なる色の複色カラー、または混色によるフ
ルカラーの少なくとも1つを備えた装置とすることもで
きる。
【0090】
【他の実施形態】また、本発明の目的は、前述した実施
形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコード
を記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給
し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(または
CPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコ
ードを読出し実行することによっても、達成されること
は言うまでもない。この場合、記憶媒体から読出された
プログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現
することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶
媒体は本発明を構成することになる。
【0091】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク、ハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD
−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMな
どを用いることができる。
【0092】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0093】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0094】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ホストコンピュータから転送されてくるデータを用いて
画像記録を行う際に、たとえ画像記録の途中で転送され
てくるデータが滞る場合にも、画像記録時間の増加をで
きるだけ低減できる画像記録装置およびその制御方法を
提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本の制御構成を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明のインクジェットプリンタの制御構成の
一例を示すブロック図である。
【図3A】2つの記憶領域に連続的に送信されてくる受
信データを記憶する手順を説明する図である。
【図3B】2つの記憶領域に格納された受信データの順
番を説明する図である。
【図3C】2つの記憶領域に格納される受信データと格
納された受信データを用いて画像記録を行う方法を説明
する図である。
【図3D】図3Cに続いて行われる、つの記憶領域に格
納される受信データと格納された受信データを用いて画
像記録を行う方法を説明する図である。
【図4A】受信データが遅延し、画像記録が中断された
ときにキャリッジが基準位置まで移動させる制御を説明
する図である。
【図4B】中断された画像記録を再開するときのキャリ
ッジを基準位置から中断された位置まで移動させる制御
を説明する図である。
【図5】受信データが遅延し、画像記録が中断されたと
きにキャリッジを制御する処理を説明するフローチャー
トである。
【図6】本発明の一実施形態のインクジェットプリンタ
の制御構成を示すブロック図である。
【図7】インクカートリッジの構成を示す外観斜視図で
ある。
【記号の説明】
101 CPU 102 ROM 103 RAM 104 ブロック管理部 105 記録部 201 CPU 202 ROM 203 RAM 204 コントロール部 205 記録ヘッド 206 モータ駆動部

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録ヘッドの記録素子数幅で1走査分の
    画像を記録するのに必要な画像データを任意の分割数で
    分割したデータフレーム単位でホスト装置から受信した
    画像データに基づいて、前記記録ヘッドを搭載したキャ
    リッジを記録媒体上で所定速度で走査させながら画像記
    録する画像記録装置であって、 複数の所定領域に分割され、前記データフレームを格納
    する記憶手段と、 前記所定領域の1つ以上への前記データフレームの格納
    が完了したことを検知すると、前記格納が完了したデー
    タフレームを用いて画像記録を開始するように制御する
    画像記録制御手段と、 前記画像記録の開始後に、次に記録すべきデータフレー
    ムの格納が完了していない場合には、前記画像記録を中
    断して前記キャリッジを中断位置から記録開始位置方向
    に所定距離だけ戻した所定位置で待機させ、前記次に記
    録すべきデータフレームの格納が完了した後に、前記キ
    ャリッジを前記所定位置から前記中断位置まで移動させ
    て前記次に記録すべきデータフレームを用いた画像記録
    を開始するように制御し、前記所定位置から前記中断位
    置への移動の少なくとも一部で前記所定速度より速い速
    度で前記キャリッジを移動させる制御手段と、を有する
    ことを特徴とする画像記録装置。
  2. 【請求項2】 前記所定位置は、ホームポジション(基
    準位置)であり、前記制御手段は、前記次に記録すべき
    データフレームを用いた画像記録を開始する時に、前記
    ホームポジションから前記中断位置への移動の少なくと
    も一部で前記所定速度より速い速度で前記キャリッジを
    移動させることを特徴とする請求項1に記載の画像記録
    装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記所定位置から前記
    中断位置への移動および前記中断位置から前記所定位置
    への移動の少なくとも一部で前記所定速度より速い速度
    で前記キャリッジを移動させることを特徴とする請求項
    1に記載の画像記録装置。
  4. 【請求項4】 前記記憶手段は、少なくとも2つの領域
    を有し、前記画像記録制御手段は、一方の領域へのデー
    タフレームの格納を完了すると、次に送信されてくるデ
    ータフレームを他方の領域へ格納し、併せて、前記一方
    の領域へ格納完了したデータフレームを用いて画像記録
    を実行するように制御し、さらに、前記他方の領域への
    データの格納が完了し前記一方の領域に格納されたデー
    タフレームを用いる前記画像記録が終了すると、前記他
    方領域へ格納完了したデータフレームを用いて前記画像
    記録を継続するように制御し、前記2つの領域を交互に
    用いることで前記画像記録が連続して実行されるように
    制御することを特徴とする請求項1に記載の画像記録装
    置。
  5. 【請求項5】 前記領域に記憶されるデータ量は、前記
    ホスト装置から受信する前記1走査分の画像データ量よ
    り小さいことを特徴とする請求項1に記載の画像記録装
    置。
  6. 【請求項6】 前記画像記録制御手段は、前記2つの領
    域にそれぞれ格納されているデータフレーム量を比較し
    て、前記画像記録を中断するか否かを判別することを特
    徴とする請求項4に記載の画像記録装置。
  7. 【請求項7】 前記記録ヘッドは、インクを吐出して記
    録を行うインクジェット記録ヘッドであることを特徴と
    する請求項1乃至請求項6に記載の画像記録装置。
  8. 【請求項8】 前記記録ヘッドは、熱エネルギーを利用
    してインクを吐出する記録ヘッドであって、インクに与
    える熱エネルギーを発生するための熱エネルギー変換体
    を備えていることを特徴とする請求項7に記載の画像記
    録装置。
  9. 【請求項9】 記録ヘッドの記録素子数幅で1走査分の
    画像を記録するのに必要な画像データを任意の分割数で
    分割したデータフレーム単位でホスト装置から受信した
    画像データに基づいて、前記記録ヘッドを搭載したキャ
    リッジを記録媒体上で所定速度で走査させながら画像記
    録する画像記録装置の制御方法であって、 前記データフレームを受信順に、複数の所定領域に分割
    されたメモリに格納し、前記所定領域の1つ以上への前
    記データフレームの格納が完了したことを検知すると、
    前記格納が完了したデータフレームを用いて画像記録を
    開始するように制御する画像記録制御工程と、 前記画像記録の開始後に、次に記録すべきデータフレー
    ムの格納が完了していない場合には、前記画像記録を中
    断して前記キャリッジを中断位置から記録開始位置方向
    に所定距離だけ戻した所定位置で待機させ、前記次に記
    録すべきデータフレームの格納が完了した後に、前記キ
    ャリッジを前記所定位置から前記中断位置まで移動させ
    て前記次に記録すべきデータフレームを用いた画像記録
    を開始するように制御し、前記所定位置から前記中断位
    置への移動の少なくとも一部で前記所定速度より速い速
    度で前記キャリッジを移動させる制御工程と、を有する
    ことを特徴とする画像記録装置の制御方法。
  10. 【請求項10】 記録ヘッドの記録素子数幅で1走査分
    の画像を記録するのに必要な画像データを任意の分割数
    で分割したデータフレーム単位でホスト装置から受信し
    た画像データに基づいて、前記記録ヘッドを搭載したキ
    ャリッジを記録媒体上で所定速度で走査させながら画像
    記録する画像記録装置を制御する制御プログラムであっ
    て、 前記データフレームを受信順に、複数の所定領域に分割
    されたメモリに格納し、前記所定領域の1つ以上への前
    記データフレームの格納が完了したことを検知すると、
    前記格納が完了したデータフレームを用いて画像記録を
    開始するように制御する画像記録制御工程のコードと、 前記画像記録の開始後に、次に記録すべきデータフレー
    ムの格納が完了していない場合には、前記画像記録を中
    断して前記キャリッジを中断位置から記録開始位置方向
    に所定距離だけ戻した所定位置で待機させ、前記次に記
    録すべきデータフレームの格納が完了した後に、前記キ
    ャリッジを前記所定位置から前記中断位置まで移動させ
    て前記次に記録すべきデータフレームを用いた画像記録
    を開始するように制御し、前記所定位置から前記中断位
    置への移動の少なくとも一部で前記所定速度より速い速
    度で前記キャリッジを移動させる制御工程のコードと、
    を有することを特徴とする画像記録装置を制御する制御
    プログラム。
  11. 【請求項11】 記録ヘッドの記録素子数幅で1走査分
    の画像を記録するのに必要な画像データを任意の分割数
    で分割したデータフレーム単位でホスト装置から受信し
    た画像データに基づいて、前記記録ヘッドを搭載したキ
    ャリッジを記録媒体上で所定速度で走査させながら画像
    記録する画像記録装置を制御する制御プログラムを格納
    したコンピュータ可読記憶媒体であって、 前記制御プログラムは、 前記データフレームを受信順に、複数の所定領域に分割
    されたメモリに格納し、前記所定領域の1つ以上への前
    記データフレームの格納が完了したことを検知すると、
    前記格納が完了したデータフレームを用いて画像記録を
    開始するように制御する画像記録制御工程のコードと、 前記画像記録の開始後に、次に記録すべきデータフレー
    ムの格納が完了していない場合には、前記画像記録を中
    断して前記キャリッジを中断位置から記録開始位置方向
    に所定距離だけ戻した所定位置で待機させ、前記次に記
    録すべきデータフレームの格納が完了した後に、前記キ
    ャリッジを前記所定位置から前記中断位置まで移動させ
    て前記次に記録すべきデータフレームを用いた画像記録
    を開始するように制御し、前記所定位置から前記中断位
    置への移動の少なくとも一部で前記所定速度より速い速
    度で前記キャリッジを移動させる制御工程のコードと、
    を有することを特徴とする画像記録装置を制御する制御
    プログラムを格納したコンピュータ可読記憶媒体。
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