JP2003305837A - 記録装置、情報処理装置及びそれらの制御方法、プログラム - Google Patents

記録装置、情報処理装置及びそれらの制御方法、プログラム

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JP2003305837A
JP2003305837A JP2002112656A JP2002112656A JP2003305837A JP 2003305837 A JP2003305837 A JP 2003305837A JP 2002112656 A JP2002112656 A JP 2002112656A JP 2002112656 A JP2002112656 A JP 2002112656A JP 2003305837 A JP2003305837 A JP 2003305837A
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次郎 森山
Hidehiko Kanda
英彦 神田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置本来の性能を損なわずに、安価でかつ小
型な記録装置を実現し、かつ高速記録を実現できる記録
装置、情報処理装置及びそれらの制御方法、プログラム
を提供する。 【解決手段】 ホスト装置500より記録ヘッド104
の主走査の記録方向を示す主走査記録方向情報を受信す
る。ホスト装置500で生成される主走査記録方向情報
が示す記録方向に対応する記録データをプリントバッフ
ァ4030へ格納する。そして、CPU402は、その
主走査記録方向情報とプリントバッファ4030に格納
された記録データに基づいて、記録ヘッド104による
記録を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録装置及び記録
方法に関し、特に、安価で高速また高画質な記録装置を
実現する技術に関するものである。詳しくは、記録装置
内のRAM容量あるいはROM容量あるいはASICの
GATE数を削減し、安価な記録装置を実現しながらも
高速また高画質を維持するインクジェット記録装置及び
その制御方法、それを実現する情報処理装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来より、インクジェット記録装置は、
低騒音化、装置の低コスト化、低ランニングコスト化、
装置の小型化等が容易であることから、記録装置や複写
機等において広く利用されている。
【0003】従来、シリアル式インクジェット記録装置
は、記録ヘッドを主走査方向へ走査する主走査と、記録
媒体を副走査方向へ搬送する副走査を繰り返して1頁の
記録を行う記録装置である。このシリアル式インクジェ
ット記録装置は、少なくとも1主走査分の記録データを
記憶するのに十分な容量を有するメモリ(プリントバッ
ファ)を確保しておき、1主走査分の記録データの全部
がプリントバッファに記憶されてから記録へッドの主走
査を開始するよう制御していた。特に、高画質の要望に
応じて記録装置のカラー化、高解像度化が進むにつれ、
プリントバッファに必要な容量が増大するため、容量の
大きい高価なメモリを必要とし、装置のコストが高くな
ってしまう課題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、上記従来の技
術に対し、特開昭58−146929号では、1主走査
分の記録データを記憶するための容量より少ない容量の
メモリを構成し、記録デ−タを格納したアドレスを管理
することで、少ない容量のメモリを効率的に使いまわす
提案がなされている。
【0005】また、特開平11−227181号では、
副走査方向に複数のノズルを有した記録ヘッドを使用
し、主走査と副走査を繰り返し画像を形成する記録装置
を用いて、ホスト装置から記録装置に使用するノズルに
対応した記録データを送信することで、記録データを記
憶するためのメモリの大容量化の低減を図る提案がなさ
れている。
【0006】更に、特開平11−259248号では、
1主走査分の記録データのメモリへの記憶を完了せずに
主走査を開始することで、メモリ容量の削減や高速記録
を図る提案がなされている。但し、この提案では、印刷
パスを主走査しながらその走査の印刷中は必ず、その走
査を完了するのに十分なデータを受信することを前提と
しているため、大幅なメモリ容量の削減を図ることはで
きなかった。
【0007】しかしながら、いずれの提案でも、記録デ
ータと主走査開始タイミングを考慮することで、より安
価で、あるいは既存の構成を変更することなく、高速記
録を実現することは図られていなかった。
【0008】本発明は上記の課題を解決するためになさ
れたものであり、装置本来の性能を損なわずに、安価で
かつ小型な記録装置を実現し、かつ高速記録を実現でき
る記録装置、情報処理装置及びそれらの制御方法、プロ
グラムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明による記録装置は以下の構成を備える。即
ち、ホスト装置から送信される記録データに基づいて、
記録ヘッドを駆動して記録を行う記録装置であって、前
記記録ヘッドを記録媒体に対して主走査方向へ走査する
主走査手段と、記録データを格納するバッファ手段と、
前記ホスト装置より前記記録ヘッドの主走査の記録方向
を示す主走査記録方向情報を受信する受信手段と、前記
ホスト装置で生成される前記主走査記録方向情報が示す
記録方向に対応する記録データを前記バッファ手段へ格
納する格納手段と、前記主走査記録方向情報と前記バッ
ファ手段に格納された記録データに基づいて、前記記録
ヘッドによる記録を制御する制御手段とを備える。
【0010】また、好ましくは、前記制御手段は、前記
バッファ手段の特定カラム位置まで記録データが格納さ
れたとき、前記主走査記録方向情報と該バッファ手段に
格納された記録データに基づいて、前記記録ヘッドによ
る記録を開始する。
【0011】また、好ましくは、前記制御手段は、前記
バッファ手段の特定カラム単位に対応する位置まで記録
データが格納されたとき、前記主走査記録方向情報と該
バッファ手段に格納された記録データに基づいて、前記
記録ヘッドによる記録を開始する。
【0012】また、好ましくは、前記特定カラム単位
は、2のk1乗のk2倍(k1、k2は正の整数)であ
る。
【0013】また、好ましくは、前記バッファ手段は、
前記主走査手段による前記記録ヘッドの走査中に記録に
用いる記録データを格納し、その格納可能なデータ量
は、前記主走査手段により前記記録ヘッドを主走査して
記録可能な幅に対して前記記録ヘッドを1回主走査して
記録を行うための記録データ量より少ない。
【0014】また、好ましくは、前記バッファ手段は、
前記主走査手段による前記記録ヘッドの走査中に記録に
用いる記録データを格納し、その格納可能なデータ量
は、少なくとも前記主走査手段による前記記録ヘッドの
1主走査分の記録データ量である。
【0015】また、好ましくは、前記制御手段は、前記
バッファ手段に1主走査分の記録データが格納されたと
き、前記主走査記録方向情報と該バッファ手段に格納さ
れた記録データに基づいて、前記記録ヘッドによる記録
を開始する。
【0016】上記の目的を達成するための本発明による
情報処理装置は以下の構成を備える。即ち、記録データ
を格納するバッファを有し、前記バッファに記憶される
記録データに基づいて記録ヘッドを記録媒体に対して主
走査方向へ走査して記録する記録装置へ、前記記録デー
タを送信する情報処理装置であって、前記記録ヘッドの
主走査の記録方向を示す主走査記録方向情報を生成し
て、前記記録装置へ送信する第1送信手段と、前記主走
査記録方向情報が示す記録方向に対応する記録データを
生成する生成手段と、前記生成手段で生成された記録デ
ータを前記記録装置へ送信する第2送信手段とを備え
る。
【0017】上記の目的を達成するための本発明による
記録装置の制御方法は以下の構成を備える。即ち、記録
データを格納するバッファを有し、前記バッファに記憶
されるホスト装置からの記録データに基づいて、記録ヘ
ッドを記録媒体に対して主走査方向へ走査して記録を行
う記録装置の制御方法であって、前記ホスト装置より前
記記録ヘッドの主走査の記録方向を示す主走査記録方向
情報を受信する受信工程と、前記ホスト装置で生成され
る前記主走査記録方向情報が示す記録方向に対応する記
録データを前記バッファへ格納する格納工程と、前記主
走査記録方向情報と前記バッファに格納された記録デー
タに基づいて、前記記録ヘッドによる記録を制御する制
御工程とを備える。
【0018】上記の目的を達成するための本発明による
情報処理装置の制御方法は以下の構成を備える。即ち、
記録データを格納するバッファを有し、前記バッファに
記憶される記録データに基づいて記録ヘッドを記録媒体
に対して主走査方向へ走査して記録する記録装置へ、前
記記録データを送信する情報処理装置の制御方法であっ
て、前記記録ヘッドの主走査の記録方向を示す主走査記
録方向情報を生成して、前記記録装置へ送信する第1送
信工程と、前記主走査記録方向情報が示す記録方向に対
応する記録データを生成する生成工程と、前記生成工程
で生成された記録データを前記記録装置へ送信する第2
送信工程とを備える。
【0019】上記の目的を達成するための本発明による
プログラムは以下の構成を備える。即ち、記録データを
格納するバッファを有し、前記バッファに記憶されるホ
スト装置からの記録データに基づいて、記録ヘッドを記
録媒体に対して主走査方向へ走査して記録を行う記録装
置の制御をコンピュータに機能させるためのプログラム
であって、前記ホスト装置より前記記録ヘッドの主走査
の記録方向を示す主走査記録方向情報を受信する受信工
程のプログラムコードと、前記ホスト装置で生成される
前記主走査記録方向情報が示す記録方向に対応する記録
データを前記バッファへ格納する格納工程のプログラム
コードと、前記主走査記録方向情報と前記バッファに格
納された記録データに基づいて、前記記録ヘッドによる
記録を制御する制御工程のプログラムコードとを備え
る。
【0020】上記の目的を達成するための本発明による
プログラムは以下の構成を備える。即ち、記録データを
格納するバッファを有し、前記バッファに記憶される記
録データに基づいて記録ヘッドを記録媒体に対して主走
査方向へ走査して記録する記録装置へ、前記記録データ
を送信する情報処理装置の制御をコンピュータに機能さ
せるためプログラムであって、前記記録ヘッドの主走査
の記録方向を示す主走査記録方向情報を生成して、前記
記録装置へ送信する第1送信工程のプログラムコード
と、前記主走査記録方向情報が示す記録方向に対応する
記録データを生成する生成工程のプログラムコードと、
前記生成工程で生成された記録データを前記記録装置へ
送信する第2送信工程のプログラムコードとを備える。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
適な実施形態について詳細に説明する。
【0022】(実施形態1)図1は本発明を適用可能な
インクジェット記録装置の概略を示す斜視図である。
【0023】このインクジェットプリンタは、カラープ
リント、白黒モノカラープリントの両方が可能な構成を
示しているが、白黒モノカラープリント専用装置として
考える場合には、以下の説明で示すブラックインクを吐
出するノズルのみを記録ヘッドに配置した構成となる。
【0024】記録装置100の給紙位置に挿入された記
録媒体105は、送りローラ106によって矢印P方向
に送られ、記録ヘッド104の記録可能領域へ搬送され
る。記録可能領域における記録媒体105の下部には、
プラテン107が設けられている。キャリッジ101
は、2つのガイド軸102と103によって、それらの
軸方向に沿う方向に移動可能となっており、不図示のス
テッピングモータの駆動により、記録領域を含む走査領
域を、主走査方向である矢印Q1、Q2で示す方向に沿
って往復走査する。1回の主走査が終了すると、記録媒
体を矢印P方向である副走査方向に一定量だけ送り次の
主走査に備える。これらの主走査と副走査を繰り返し1
頁の記録動作を行う。
【0025】尚、主走査方向の記録幅については、装置
の設計上、機構的に記録ヘッド104を走査可能な領域
が決まっており、その走査領域に対応して最大の記録幅
が装置によって決まっている。従って、記録装置100
における記録ヘッド104の走査領域によって決まる記
録幅の記録媒体105、もしくはその記録幅よりも小さ
い記録媒体105に対して記録が行えるよう構成されて
いる。
【0026】図1において、キャリッジ101に搭載さ
れた記録ヘッド104は、インクを吐出可能な吐出口と
インクを収容するインクタンクを含む構成である。ま
た、記録ヘッド104の吐出口は下方に位置する記録媒
体105にインクを吐出して記録するようにキャリッジ
101上に搭載されている。
【0027】また、108はスイッチ部と表示部からな
る操作パネルであり、スイッチ部は記録装置100の電
源のオン/オフの切り替えや各種記録モードの設定等に
使用され、表示部は記録装置100の各種状態を表示可
能に構成されている。
【0028】記録ヘッド104の構成は、イエロー
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(B
k)の4色を記録可能であり、Y、M、Cの吐出口の数
は、例えば、各128個、Bkは320個である。各色
の吐出口の配置ピッチは副走査方向に対して1/600
dpiであり、約42ミクロンである。記録ヘッド10
4の駆動周波数は、通常は15kHzであり、主走査方
向に対して600dpiの密度で記録動作可能である。
従って、記録動作時のキャリッジの主走査速度は、通常
は25i/sである。
【0029】尚、キャリッジ101の後部には、例え
ば、600dpi周期のスリットを有したリニアエンコ
ーダ(不図示)が設けられている。機械コントロール部
404(図3)によって、機械部405のキヤリッジモ
ータを動作させ、キャリッジ101を主走査方向(図1
のQ1、Q2で示す方向)に沿って往復動作させる。
【0030】また、キャリッジ101を駆動するキャリ
ッジモータは、例えば、DCモータであり、通常の記録
動作ではリニアエンコーダを利用してキャリッジ101
の後部の光学センサで、キャリッジ101の位置あるい
はキャリッジ101の移動速度を検出し、DCサーボ制
御によりキャリッジ101の走査速度を一定に保つよう
に構成されている。
【0031】次に、記録ヘッド104の吐出口の配置に
ついて、図2を用いて説明する。
【0032】図2は実施形態1の記録ヘッドの吐出口の
配置を図である。
【0033】記録ヘッド104は、上述したように、イ
エロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラッ
ク(K)の複数色のインクをそれぞれ吐出するための吐
出口を有している。各色の吐出口は、実際には2列に分
かれて配置されており、各列の配置ピッチは1/300
dpiである。記録ヘッド104は記録媒体105に対
し、矢印Q1やQ2方向に主走査移動する。また、記録
媒体105は記録ヘッド104に対し、矢印Pの方向に
相対移動する。
【0034】次に、プリンタ100とホスト装置で構成
される記録システムの主要構成について、図3を用いて
説明する。
【0035】図3は本発明を適用可能なインクジェット
記録装置の主要構成を示すブロック図である。
【0036】記録装置100の外部にはホスト装置50
0が接続されており、ホスト装置500から記録装置1
00に記録データ(例えば、文字データや画像データ、
制御データ等を含むデータ)が送信され、受信バッファ
401に蓄えられる。また、正しく記録データが転送さ
れているかどうかを確認するベリファイデータ、及び記
録装置100の動作状態を知らせるステータスデータが
記録装置100からホスト装置500に送信される。
【0037】尚、ホスト装置500と記録装置100と
を接続するインタフェイスは、例えば、USBである
が、これに限定されない。例えば、インタフェイスの種
類としては、IEEE1394、IEEE1284(セ
ントロニクス)、IrDA、ブル−トゥース等があり、
これ以外にも、ホスト装置500と記録装置100を有
線/無線で接続し、データ転送可能なインタフェイスで
あればどのようなものでも良い。
【0038】受信バッファ401に蓄えられた記録デー
タは、CPU402の管理下において、記録ヘッド10
4が主走査した時に記録を行うためのデ−タに加工さ
れ、ランダムアクセスメモリ(RAM)403内のプリ
ントバッファ4030に記憶される。プリントバッファ
4030は、記録ヘッド104による記録に用いられる
データを格納するものであり、プリントバッファ403
0に格納されたデータを記録ヘッド104へ転送するこ
とで記録が行われる。図3に示す例では、RAM403
の記憶領域内にプリントバッファ4030用の領域が確
保されている。プリントバッファ4030のデ−タは、
記録ヘッドコントロール部410により記録ヘッド10
4に転送され、記録ヘッド104を制御して文字や画像
のデ−タを記録する。また、記録ヘッドコントロール部
410は、記録ヘッド104の状態を示す温度情報等を
検出してCPU402に送り、記録ヘッドコントロール
部410にその情報を伝達し、記録ヘッド104の駆動
を制御する。
【0039】機械コントロール部404は、CPU40
2からの指令によりキャリッジモータやラインフィード
モータ等の機械部405を駆動制御する。
【0040】センサ/SWコントロール部406は、各
種センサやSW(スイッチ)からなるセンサ/SW部4
07からの信号をCPU402に送信する。
【0041】表示素子コントロール部408は、CPU
402からの指令により、表示パネル群のLEDや液晶
表示素子等からなる表示部409を制御するよう構成さ
れている。
【0042】ROM411は、記録装置100の各種制
御を実行するための各種制御プログラムや各種設定デー
タ等のデータを記憶しており、CPU401は、この各
種制御プログラムや各種設定データを適宜RAM403
に読み込み実行することで、記録装置100の各種制御
を実行する。
【0043】尚、本発明では、プリントバッファ403
0の容量は、記録時に必要な記録ヘッド104の全吐出
口を使用して、装置で決められた主走査方向の記録幅に
対して記録ヘッド104を1回主走査して記録するデー
タ量よりも少ない容量に設定される。つまり、装置の最
大記録幅に対応して1主走査分の記録データを格納する
のに必要な容量よりも小さな容量を、RAM403内に
確保している。このように構成することで、装置に設け
られるRAM403の記憶容量を小さくすることができ
る。
【0044】また、ホスト装置500は、例えば、パー
ソナルコンピュータやワークステーション等の汎用コン
ピュータで実現され、汎用コンピュータに搭載される標
準的な構成要素(例えば、CPU、RAM、ROM、ハ
ードディスク、外部記憶装置、ネットワークインタフェ
ース、ディスプレイ、キーボード、マウス等)を有して
いるが、これに限定されるものではなく、本発明を実現
する構成要素であればどのようなものでも良い。また、
図3に示される各構成要素は、ホスト装置500内部の
ROMや外部記憶装置に記憶されるプログラムがCPU
によって実行されることによって実現されても良いし、
専用のハードウエアで実現されても良い。
【0045】以下の実施形態は、カラー記録を行う場合
として、記録ヘッド104の吐出口の内、Y、M、C、
Bk各色の吐出口をそれぞれ128個使用して1パス記
録する場合を例に挙げて説明する。
【0046】カラー記録モ−ドでは、4色で、全記録幅
8インチを600dpiの密度で記録するのに対して、
従来の記録方法で必要な記録装置のプリントバッファの
容量は、 128×4×8×600=2457600bit である。
【0047】これに対し、実施形態1では、どちらの場
合でも、プリントバッファ4030のメモリ容量は、1
572864bitとし、1主走査分の記録データの全
てを確定するのに十分なメモリ量より少ない容量のメモ
リ構成とする。つまり、従来のプリントバッファのメモ
リ容量より、小さいメモリ容量とすることで、システム
のコストを下げることが可能となる。
【0048】実施形態1のプリントバッファ4030の
構成の詳細は、例えば、以下のA〜Eのように構成して
いる。
【0049】A:Y、M、C、Bkの色ごとに区別す
る。
【0050】B:縦(副走査)方向と横(主走査)方向
を記録画素単位の矩形状のブロックで確保する構成とす
る。また、ブロックサイズは、Y、M、C、Bkで共
通、かつ1主走査内で一定値とする。
【0051】C:ブロックの縦方向のサイズ(高さ)
は、操作パネル108あるいはホスト装置500より設
定可能とし、設定値は、例えば、8のn1倍(n1は正
の整数)とする。特に、実施形態1では、例えば、n1
=16とするので、設定値は、8×16=128とな
る。
【0052】尚、この設定値を、8のn1倍とする理由
は、演算処理の効率化のためである。
【0053】D:ブロックの横方向のサイズ(幅)は、
操作パネル108あるいはホスト装置500より設定可
能とし、設定値は、例えば、2のn2乗のn3倍(n
2、n3は正の整数)とする。特に、実施形態1では、
例えば、n2=8、n3=1とするので、設定値は、2
8×1=256となる。
【0054】尚、この設定値を、2のn2乗のn3倍と
する理由は、演算処理の効率化のためである。
【0055】E:記録する主走査で、色ごとにデータの
無いブロックはメモリ領域を確保せず、ゼロフラグを立
てて代用し、記録時にヌルデ−タとして扱う。これによ
り、プリントバッファ4030のメモリ容量を節約可能
とする。
【0056】このように、プリントバッファ4030を
矩形状のブロック構成とすることで、プリントバッファ
4030の管理を容易にすることができる。更に、実施
形態1では、Y、M、C、Bkに対するブロックサイズ
を共通とすることで、プリントバッファ4030の管理
を容易にすることができる。
【0057】また、ブロックサイズは可変構造とし、プ
リントバッファ4030の有効使用に対し、記録条件で
柔軟に対応させることができる。
【0058】本発明では、高速記録処理のため、記録装
置100の1主走査分のプリントバッファ4030が確
定する前に記録ヘッド104の主走査を開始する処理を
行う。この時、往復記録動作では、記録装置の記録動作
時の記録ヘッド104の主走査記録方向(記録媒体10
5に対し、記録ヘッド104を右からあるいは左から主
走査記録する方向)をホスト装置500からの指示で決
定する構成とする。つまり、記録媒体105に対し、記
録ヘッド104を右から主走査記録を開始する場合はホ
スト装置500から記録デ−タを右側から転送する。一
方、記録媒体105に対し、記録ヘッド104を左から
主走査記録を開始する場合はホスト装置500から記録
デ−タを左側から転送する。
【0059】尚、記録ヘッド104は、カラム単位で記
録可能な構成であるとする。
【0060】また、1主走査分の特定カラムまで記録デ
−タが確定すると、記録ヘッド104の主走査を開始す
る構成としている。あるいは、1主走査分の特定カラム
単位(ブロック幅)まで記録デ−タが確定すると主走査
開始する構成としても良い。ここで、特定カラム単位と
しては、2のk1乗のk2倍(k1、k2は正の整数)
とするのが好ましい。これは、処理速度の効率化のため
である。
【0061】次に、実施形態1のプリントバッファ40
30の構成について、図4を用いて説明する。
【0062】図4は実施形態1のプリントバッファの構
成を示す図である。
【0063】尚、実施形態1の記録システムは、ホスト
装置500で、記録装置100の1主走査分の記録デ−
タを作成する。記録デ−タの作成は、記録対象の文字や
画像データに対し適切な画像処理を行い、Y、M、C、
Bkの全ての色に対して、インク滴を吐出するか否かを
決定した2値データとする。その2値データを次の1回
の主走査の記録データとして割り当てて記録データを確
定する。
【0064】このように、記録に関するほとんどのデー
タ処理をホスト装置500で行うことにより、記録装置
100での処理負荷を軽減し、制御プログラムを格納す
るROMの容量や、ASICのGATE数を削減するこ
とが可能となっている。
【0065】図4では、A4サイズの記録媒体105
に、幅8インチに対応する記録デ−タを、1主走査で記
録する時に設定するプリントバッファ4030のブロッ
クの概念図を示している。実施形態1では、主走査方向
の解像度が600dpiであるので、主走査方向の全幅
(4800dot)の記録を実行するためには、幅25
6dotのブロックが少なくとも19個必要である。但
し、実施形態1のプリントバッファ4030のメモリ容
量は小さく、ブロックの縦サイズ(高さ)が128do
t、ブロックの幅が256dotで、確保可能なブロッ
クの個数は12個である。
【0066】そして、A4サイズの記録媒体105に対
し、記録ヘッド104がQ1方向やQ2方向に主走査し
ながら往復(双方向)記録動作する。Q1方向は、記録
媒体105に対し、左から右に移動しながら記録動作す
る、Q2方向は、記録媒体105に対し、右から左に移
動しながら記録動作する。R−1〜R−19は、Q1方
向に記録動作する時のブロック番号を示している。ま
た、L−1〜L−19は、Q1方向に記録動作する時の
ブロック番号を示している。
【0067】プリントバッファ4030中で確保可能な
ブロックの個数は12個であるので、主走査の開始によ
って、Q1方向の記録動作では、ブロックR−1の記録
を終了するとそのブロックをブロックR−13として使
用する。続いて、ブロックR−2の記録を終了するとそ
のブロックをブロックR−14として使用する。以下、
次々とブロックを再利用してその主走査を終了する。
【0068】続いて、往復記録動作のQ2方向では、Q
1方向と同様にL−1ブロックからL−19ブロックと
してプリントバッファ4030を使用する。この間、Q
1からQ2への間では、ブロックはR−19の次はL−
1に連続する。
【0069】このように、双方向記録動作時において
も、順次、記録ヘッド104が記録する記録デ−タに応
じたデ−タ転送を行い、記録カラムに応じた記録データ
をプリントバッファ4030に記憶するので、記録デ−
タの1主走査分が確定しない状況で記録ヘッド104が
走査開始しても、記録中に順次記録デ−タを受信しなが
ら双方向記録することが可能となる。
【0070】尚、図4の各ブロックにおいて、実線のブ
ロックは、主走査開始時にプリントバッファ4030の
メモリ領域として確保可能なブロックを示している。ま
た、点線のブロックは、主走査開始時にプリントバッフ
ァ4030のメモリ領域として確保可能でないブロック
を示している。
【0071】但し、主走査中に記録データが途切れた場
合には、即ち、デ−タ転送が間に合わなかった場合に
は、キャリッジ101は再度、同じ主走査を行い、途切
れた部分以降を記録動作し補完するリカバー処理を実行
する。また、各色ごとにブロックに対応する記録デ−タ
が全く無いブロックは、メモリ領域を確保せず、変わり
に次のブロックを確保し、プリントバッファ4030を
有効に使用する。
【0072】次に、実施形態1の記録システムで実行さ
れる処理について、図5を用いて説明する。
【0073】図5は実施形態1の記録システムで実行さ
れる処理を示すフローチャートである。
【0074】ステップS11では、ホスト装置500
で、1主走査分の記録デ−タを確定する。
【0075】ステップS12では、ホスト装置500
で、記録装置100の記録ヘッド104の主走査の記録
方向を決定し、その記録方向を示す主走査記録方向情報
を記録装置100へ送信する。双方向記録の場合には、
1主走査ごとに記録方向(Q1方向及びQ2方向)が変
わる。片方向記録の場合には、同じ記録方向に設定す
る。1頁の途中で方向を変える場合には、それに従った
主走査記録方向情報を適宜記録装置100へ送信する。
【0076】ステップS13では、ホスト装置500か
ら記録装置100へ、1主走査分の記録デ−タの転送を
開始する。記録デ−タの配列は、主走査の記録方向と一
致した配列である。また、プリントバッファ4030で
確保するブロックに対応する記録デ−タが全く無いブロ
ックは、メモリ領域を確保せず、変わりに次のブロック
を確保し、プリントバッファ4030を有効に使用す
る。
【0077】ステップS14では、主走査を開始する記
録開始ブロック数n4(1以上の整数)分の記録デ−タ
が転送されたか否かを判定する。記録データが転送され
ていない場合(ステップS14でNO)、記録データが
転送されるまで待機する。一方、記録データが転送され
た場合(ステップS14でYES)、ステップS15へ
進む。
【0078】尚、実施形態1では、例えば、n4=10
である。1主走査の全記録幅は19ブロックで、確保さ
れたブロック数が10である。ここで、n4は、記録装
置のRAM容量とブロックサイズから得られる確保可能
なブロック数以下の数である。例えば、記録開始ブロッ
ク数n4を9としても良いが、通常は、データ転送速度
に対するマージンを最大にとるので、確保されたブロッ
ク数である10を記録開始ブロック数n4とする。
【0079】ステップS15では、記録装置100のキ
ャリッジ101が動き始め、1主走査の記録動作を開始
する。この時、メモリ領域が確保されなかったブロック
のデータは全て、記録データ無しと判定して、記録ヘッ
ド104へヌルデータが転送される。
【0080】ステップS16では、記録装置100は、
記録動作を実行しながら、記録終了したブロックに次の
記録デ−タを格納する。
【0081】ステップS17では、1主走査の記録が終
了したか否かを判定する。1主走査の記録が終了してい
ない場合(ステップS17でNO)、1主走査の記録が
終了するまで待機する。一方、1主走査の記録が終了し
た場合(ステップS17でYES)、処理を終了する。
【0082】尚、図5のフローチャートは、記録ヘッド
104の1主走査に係る記録動作を示しているが、実際
には、1主走査の記録をしつつ、次の主走査の記録の準
備を平行処理で進める。そして、全ての主走査動作が終
了し、1頁の全主走査が終了すると、1頁の記録が終了
する。
【0083】ここで、ホスト装置500が1主走査分の
記録デ−タの確定の前に、記録デ−タの転送を開始し、
記録時間の方が記録データの確定と記録デ−タの転送に
かかる時間の和より短い場合は、1主走査の間にキャリ
ッジ101の動作に対して記録データの転送が間に合わ
ないことがある。
【0084】この場合、「ホスト装置500で少なくと
も1主走査分の記録デ−タを確定後に、ホスト装置50
0から記録装置100へ1主走査分の記録デ−タの転送
を開始する」ことで、1主走査を記録中のデ−タの途切
れを防止可能となる。
【0085】特に、実施形態1では、1主走査分の記録
データを記憶するためのプリントバッファ4030を確
保していないので、ホスト装置500で、1主走査で使
用する吐出口の数を多くしたり、記録ヘッド104の駆
動周波数を高く設定すると、1主走査を記録中の記録デ
−タの途切れが発生しやすくなる。そのため、上述のリ
カバー処理は、記録品位を劣化させる要因なので、極力
途切れをなくすことが必要である。
【0086】以上説明したように、実施形態1によれ
ば、1主走査ごとに、その主走査の記録データが確定す
る前に走査を開始する構成で、記録ヘッド104の主走
査の記録方向に応じた記録デ−タ転送をホスト装置50
0で制御することで、高速記録処理が可能となる。特
に、この制御は、1主走査分の記録データを格納するた
めのプリントバッファ4030を持たない記録装置10
0に対し有効である。
【0087】(実施形態2)実施形態1では、プリント
バッファ4030のメモリ容量が十分でない場合の例を
示したが、本発明は、プリントバッファ4030のメモ
リ容量が十分ある場合でも適応することができる。
【0088】次に、実施形態2の記録システムで実行さ
れる処理について、図6を用いて説明する。
【0089】図6は実施形態2の記録システムで実行さ
れる処理を示すのフロ−チャ−トである。
【0090】尚、実施形態2では、プリントバッファ4
030のメモリ容量は、1主走査分の記録データ以上を
確保しているとする。
【0091】ステップS21では、ホスト装置500
で、1主走査分の記録デ−タを確定する。
【0092】ステップS22では、ホスト装置500
で、記録装置100の記録ヘッド104の主走査方向を
決定し、その主走査方向情報を記録装置100へ送信す
る。双方向記録の場合には、1主走査ごとに方向(Q1
方向及びQ2方向)が変わる。片方向記録の場合には、
同じ方向に設定する。1頁の途中で方向を変える場合に
は、それに従った主走査方向情報を適宜記録装置100
へ送信する。
【0093】ステップS23では、ホスト装置500か
ら記録装置100へ、1主走査分の記録デ−タの転送を
開始する。記録デ−タの配列は、主走査の記録方向と一
致した配列である。
【0094】ステップS24では、主走査を開始する記
録開始ブロック数n4(1以上の整数)分の記録デ−タ
が転送されたか否かを判定する。記録データが転送され
ていない場合(ステップS24でNO)、記録データが
転送されるまで待機する。一方、記録データが転送され
た場合(ステップS24でYES)、ステップS25へ
進む。
【0095】尚、実施形態2では、例えば、n4=10
である。1主走査の全記録幅は19ブロックで、確保さ
れたブロック数が19である。そのため、ブロック10
まで記録デ−タが転送された時、主走査を開始する。こ
の記録開始ブロック数n4は、記録速度やデ−タ転送速
度で決定される設計事項である。
【0096】ステップS25では、記録装置100のキ
ャリッジ101が動き始め、1主走査の記録動作を開始
する。
【0097】ステップS26では、記録装置100は、
記録動作を実行しながら、記録終了したブロックに次の
記録デ−タを格納する。
【0098】ステップS27では、1主走査の記録が終
了したか否かを判定する。1主走査の記録が終了してい
ない場合(ステップS17でNO)、1主走査の記録が
終了するまで待機する。一方、1主走査の記録が終了し
た場合(ステップS17でYES)、処理を終了する。
【0099】尚、図6のフローチャートは、記録ヘッド
104の1主走査に係る記録動作を示しているが、実際
には、1主走査の記録をしつつ、次の主走査の記録の準
備を平行処理で進める。そして、全ての主走査動作が終
了し、1頁の全主走査が終了すると、1頁の記録が終了
する。
【0100】また、実施形態2では、プリントバッファ
4030をブロック単位で管理する例を説明したが、こ
れに限定されない。つまり、実施形態2のように、1主
走査分の記録データを格納可能なプリントバッファを確
保できる場合には、その1主走査分の記録データに対応
するラスタ単位で管理するようにしても良い。ラスタ単
位で詳細に管理することで、記録開始タイミングをでき
るだけ遅いタイミングにすることが可能となり、記録中
の転送未達によるリカバー処理の発生を少なくすること
が可能となる。
【0101】以上説明したように、実施形態2によれ
ば、プリントバッファ4030のメモリ容量が十分にあ
る場合でも、実施形態1で説明した記録データ転送をホ
スト装置500で制御することで、高速記録処理が可能
となる。また、プリントバッファ4030をラスタ単位
で管理することで、高速記録を維持しつつ安定した記録
を実現することができる。
【0102】尚、以上の実施形態において、記録ヘッド
から吐出される液滴はインクであるとして説明し、さら
にインクタンクに収容される液体はインクであるとして
説明したが、その収容物はインクに限定されるものでは
ない。例えば、記録画像の定着性や耐水性を高めたり、
その画像品質を高めたりするために記録媒体に対して吐
出される処理液のようなものがインクタンクに収容され
ていても良い。
【0103】また、以上の実施形態は、特にインクジェ
ット記録方式の中でも、インク吐出を行わせるために利
用されるエネルギーとして熱エネルギーを発生する手段
(例えば電気熱変換体やレーザ光等)を備え、前記熱エ
ネルギーによりインクの状態変化を生起させる方式を用
いることにより記録の高密度化、高精細化が達成でき
る。また、この方式の記録ヘッドに限定されることは無
く、例えば、圧電素子を使用した吐出方式の記録ヘッド
でも良い。
【0104】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書、同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式はいわゆるオンデマンド
型、コンティニュアス型のいずれにも適用可能である
が、特に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)
が保持されているシートや液路に対応して配置されてい
る電気熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越
える急速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号
を印加することによって、電気熱変換体に熱エネルギー
を発生せしめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさ
せて、結果的にこの駆動信号に1対1で対応した液体
(インク)内の気泡を形成できるので有効である。
【0105】この気泡の成長、収縮により吐出用開口を
介して液体(インク)を吐出させて、少なくとも1つの
滴を形成する。この駆動信号をパルス形状とすると、即
時適切に気泡の成長収縮が行われるので、特に応答性に
優れた液体(インク)の吐出が達成でき、より好まし
い。
【0106】このパルス形状の駆動信号としては、米国
特許第4463359号明細書、同第4345262号
明細書に記載されているようなものが適している。な
お、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許
第4313124号明細書に記載されている条件を採用
すると、さらに優れた記録を行うことができる。
【0107】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組み合わせ構成(直線状液流路または直角液流路)の
他に熱作用面が屈曲する領域に配置されている構成を開
示する米国特許第4558333号明細書、米国特許第
4459600号明細書に記載された構成も本発明に含
まれるものである。加えて、複数の電気熱変換体に対し
て、共通するスロットを電気熱変換体の吐出部とする構
成を開示する特開昭59−123670号公報や熱エネ
ルギーの圧力波を吸収する開口を吐出部に対応させる構
成を開示する特開昭59−138461号公報に基づい
た構成としても良い。
【0108】さらに、記録装置が記録できる最大記録媒
体の幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドとしては、上述した明細書に開示されているよう
な複数記録ヘッドの組み合わせによってその長さを満た
す構成や、一体的に形成された1個の記録ヘッドとして
の構成のいずれでもよい。
【0109】加えて、上記の実施形態で説明した記録ヘ
ッド自体に一体的にインクタンクが設けられたカートリ
ッジタイプの記録ヘッドのみならず、装置本体に装着さ
れることで、装置本体との電気的な接続や装置本体から
のインクの供給が可能になる交換自在のチップタイプの
記録ヘッドを用いてもよい。
【0110】また、以上説明した記録装置の構成に、記
録ヘッドに対する回復手段、予備的な手段等を付加する
ことは記録動作を一層安定にできるので好ましいもので
ある。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッドに対して
のキャッピング手段、クリーニング手段、加圧あるいは
吸引手段、電気熱変換体あるいはこれとは別の加熱素子
あるいはこれらの組み合わせによる予備加熱手段などが
ある。また、記録とは別の吐出を行う予備吐出モードを
備えることも安定した記録を行うために有効である。
【0111】さらに、記録装置の記録モードとしては黒
色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘッ
ドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによってで
も良いが、異なる色の複色カラー、または混色によるフ
ルカラーの少なくとも1つを備えた装置とすることもで
きる。
【0112】以上説明した実施の形態においては、イン
クが液体であることを前提として説明しているが、室温
やそれ以下で固化するインクであっても、室温で軟化も
しくは液化するものを用いても良く、あるいはインクジ
ェット方式ではインク自体を30°C以上70°C以下
の範囲内で温度調整を行ってインクの粘性を安定吐出範
囲にあるように温度制御するものが一般的であるから、
使用記録信号付与時にインクが液状をなすものであれば
よい。
【0113】加えて、積極的に熱エネルギーによる昇温
をインクの固形状態から液体状態への状態変化のエネル
ギーとして使用せしめることで積極的に防止するため、
またはインクの蒸発を防止するため、放置状態で固化し
加熱によって液化するインクを用いても良い。いずれに
しても熱エネルギーの記録信号に応じた付与によってイ
ンクが液化し、液状インクが吐出されるものや、記録媒
体に到達する時点では既に固化し始めるもの等のよう
な、熱エネルギーの付与によって初めて液化する性質の
インクを使用する場合も本発明は適用可能である。
【0114】このような場合インクは、特開昭54−5
6847号公報あるいは特開昭60−71260号公報
に記載されるような、多孔質シート凹部または貫通孔に
液状または固形物として保持された状態で、電気熱変換
体に対して対向するような形態としてもよい。本発明に
おいては、上述した各インクに対して最も有効なもの
は、上述した膜沸騰方式を実行するものである。
【0115】また、本発明は、前述した実施形態の機能
を実現するソフトウェアのプログラム(実施形態では図
に示すフローチャートに対応したプログラム)を、シス
テム或いは装置に直接或いは遠隔から供給し、そのシス
テム或いは装置のコンピュータが該供給されたプログラ
ムコードを読み出して実行することによっても達成され
る場合を含む。その場合、プログラムの機能を有してい
れば、形態は、プログラムである必要はない。
【0116】従って、本発明の機能処理をコンピュータ
で実現するために、該コンピュータにインストールされ
るプログラムコード自体も本発明を実現するものであ
る。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するた
めのコンピュータプログラム自体も含まれる。
【0117】その場合、プログラムの機能を有していれ
ば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行され
るプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プ
ログラムの形態を問わない。
【0118】プログラムを供給するための記録媒体とし
ては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハー
ドディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD
−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発
性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,
DVD−R)などがある。
【0119】その他、プログラムの供給方法としては、
クライアントコンピュータのブラウザを用いてインター
ネットのホームページに接続し、該ホームページから本
発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮
され自動インストール機能を含むファイルをハードディ
スク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供
給できる。また、本発明のプログラムを構成するプログ
ラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファ
イルを異なるホームページからダウンロードすることに
よっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理を
コンピュータで実現するためのプログラムファイルを複
数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバ
も、本発明に含まれるものである。
【0120】また、本発明のプログラムを暗号化してC
D−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所
定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを
介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロ
ードさせ、その鍵情報を使用することにより暗号化され
たプログラムを実行してコンピュータにインストールさ
せて実現することも可能である。
【0121】また、コンピュータが、読み出したプログ
ラムを実行することによって、前述した実施形態の機能
が実現される他、そのプログラムの指示に基づき、コン
ピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一
部または全部を行ない、その処理によっても前述した実
施形態の機能が実現され得る。
【0122】さらに、記録媒体から読み出されたプログ
ラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコ
ンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモ
リに書き込まれた後、そのプログラムの指示に基づき、
その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU
などが実際の処理の一部または全部を行ない、その処理
によっても前述した実施形態の機能が実現される。
【0123】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
装置本来の性能を損なわずに、安価でかつ小型な記録装
置を実現し、かつ高速記録を実現できる記録装置、情報
処理装置及びそれらの制御方法、プログラムを提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用可能なインクジェット記録装置の
概略を示す斜視図である。
【図2】実施形態1の記録ヘッドの吐出口の配置を図で
ある。
【図3】本発明を適用可能なインクジェット記録装置の
主要構成を示すブロック図である。
【図4】実施形態1のプリントバッファの構成を示す図
である。
【図5】実施形態1の記録システムで実行される処理を
示すフローチャートである。
【図6】実施形態2の記録システムで実行される処理を
示すのフロ−チャ−トである。
【符号の説明】
100 記録装置 101 キャリッジ 102、103 ガイド軸 104 記録ヘッド 105 記録媒体 106 送りローラ 107 プラテン 108 操作パネル 401 受信バッファ 402 CPU 403 RAM 404 機械コントロール部 405 機械部 406 センサ/SWコントロール部 407 センサ/SW部 408 表示素子コントロール部 409 表示素子部 410 記録ヘッドコントロール部 500 ホスト装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C056 EA24 EB11 EB58 EB59 EC11 EC37 FA02 FA10 2C061 AQ05 HJ06 HN05 HN15 5B021 AA01 CC05 DD12

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホスト装置から送信される記録データに
    基づいて、記録ヘッドを駆動して記録を行う記録装置で
    あって、 前記記録ヘッドを記録媒体に対して主走査方向へ走査す
    る主走査手段と、 記録データを格納するバッファ手段と、 前記ホスト装置より前記記録ヘッドの主走査の記録方向
    を示す主走査記録方向情報を受信する受信手段と、 前記ホスト装置で生成される前記主走査記録方向情報が
    示す記録方向に対応する記録データを前記バッファ手段
    へ格納する格納手段と、 前記主走査記録方向情報と前記バッファ手段に格納され
    た記録データに基づいて、前記記録ヘッドによる記録を
    制御する制御手段とを備えることを特徴とする記録装
    置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記バッファ手段の特
    定カラム位置まで記録データが格納されたとき、前記主
    走査記録方向情報と該バッファ手段に格納された記録デ
    ータに基づいて、前記記録ヘッドによる記録を開始する
    ことを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記バッファ手段の特
    定カラム単位に対応する位置まで記録データが格納され
    たとき、前記主走査記録方向情報と該バッファ手段に格
    納された記録データに基づいて、前記記録ヘッドによる
    記録を開始することを特徴とする請求項1に記載の記録
    装置。
  4. 【請求項4】 前記特定カラム単位は、2のk1乗のk
    2倍(k1、k2は正の整数)であることを特徴とする
    請求項3に記載の記録装置。
  5. 【請求項5】 前記バッファ手段は、前記主走査手段に
    よる前記記録ヘッドの走査中に記録に用いる記録データ
    を格納し、その格納可能なデータ量は、前記主走査手段
    により前記記録ヘッドを主走査して記録可能な幅に対し
    て前記記録ヘッドを1回主走査して記録を行うための記
    録データ量より少ないことを特徴とする請求項1に記載
    の記録装置。
  6. 【請求項6】 前記バッファ手段は、前記主走査手段に
    よる前記記録ヘッドの走査中に記録に用いる記録データ
    を格納し、その格納可能なデータ量は、少なくとも前記
    主走査手段による前記記録ヘッドの1主走査分の記録デ
    ータ量であることを特徴とする請求項1に記載の記録装
    置。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、前記バッファ手段に1
    主走査分の記録データが格納されたとき、前記主走査記
    録方向情報と該バッファ手段に格納された記録データに
    基づいて、前記記録ヘッドによる記録を開始することを
    特徴とする請求項6に記載の記録装置。
  8. 【請求項8】 記録データを格納するバッファを有し、
    前記バッファに記憶される記録データに基づいて記録ヘ
    ッドを記録媒体に対して主走査方向へ走査して記録する
    記録装置へ、前記記録データを送信する情報処理装置で
    あって、 前記記録ヘッドの主走査の記録方向を示す主走査記録方
    向情報を生成して、前記記録装置へ送信する第1送信手
    段と、 前記主走査記録方向情報が示す記録方向に対応する記録
    データを生成する生成手段と、 前記生成手段で生成された記録データを前記記録装置へ
    送信する第2送信手段と を備えることを特徴とする情報処理装置。
  9. 【請求項9】 記録データを格納するバッファを有し、
    前記バッファに記憶されるホスト装置からの記録データ
    に基づいて、記録ヘッドを記録媒体に対して主走査方向
    へ走査して記録を行う記録装置の制御方法であって、 前記ホスト装置より前記記録ヘッドの主走査の記録方向
    を示す主走査記録方向情報を受信する受信工程と、 前記ホスト装置で生成される前記主走査記録方向情報が
    示す記録方向に対応する記録データを前記バッファへ格
    納する格納工程と、 前記主走査記録方向情報と前記バッファに格納された記
    録データに基づいて、前記記録ヘッドによる記録を制御
    する制御工程と を備えることを特徴とする記録装置の制御方法。
  10. 【請求項10】 前記制御工程は、前記バッファの特定
    カラム位置まで記録データが格納されたとき、前記主走
    査記録方向情報と該バッファに格納された記録データに
    基づいて、前記記録ヘッドによる記録を開始することを
    特徴とする請求項9に記載の記録装置の制御方法。
  11. 【請求項11】 前記制御工程は、前記バッファの特定
    カラム単位に対応する位置まで記録データが格納された
    とき、前記主走査記録方向情報と該バッファに格納され
    た記録データに基づいて、前記記録ヘッドによる記録を
    開始することを特徴とする請求項9に記載の記録装置の
    制御方法。
  12. 【請求項12】 前記特定カラム単位は、2のk1乗の
    k2倍(k1、k2は正の整数)であることを特徴とす
    る請求項11に記載の記録装置の制御方法。
  13. 【請求項13】 前記バッファは、前記記録ヘッドの走
    査中に記録に用いる記録データを格納し、その格納可能
    なデータ量は、前記主走査手段により前記記録ヘッドを
    主走査して記録可能な幅に対して前記記録ヘッドを1回
    主走査して記録を行うための記録データ量より少ないこ
    とを特徴とする請求項9に記載の記録装置の制御方法。
  14. 【請求項14】 前記バッファは、前記記録ヘッドの走
    査中に記録に用いる記録データを格納し、その格納可能
    なデータ量は、少なくとも前記記録ヘッドの1主走査分
    の記録データ量であることを特徴とする請求項9に記載
    の記録装置の制御方法。
  15. 【請求項15】 前記制御工程は、前記バッファに1主
    走査分の記録データが格納されたとき、前記主走査記録
    方向情報と該バッファに格納された記録データに基づい
    て、前記記録ヘッドによる記録を開始することを特徴と
    する請求項14に記載の記録装置の制御方法。
  16. 【請求項16】 記録データを格納するバッファを有
    し、前記バッファに記憶される記録データに基づいて記
    録ヘッドを記録媒体に対して主走査方向へ走査して記録
    する記録装置へ、前記記録データを送信する情報処理装
    置の制御方法であって、 前記記録ヘッドの主走査の記録方向を示す主走査記録方
    向情報を生成して、前記記録装置へ送信する第1送信工
    程と、 前記主走査記録方向情報が示す記録方向に対応する記録
    データを生成する生成工程と、 前記生成工程で生成された記録データを前記記録装置へ
    送信する第2送信工程とを備えることを特徴とする情報
    処理装置の制御方法。
  17. 【請求項17】 記録データを格納するバッファを有
    し、前記バッファに記憶されるホスト装置からの記録デ
    ータに基づいて、記録ヘッドを記録媒体に対して主走査
    方向へ走査して記録を行う記録装置の制御をコンピュー
    タに機能させるためのプログラムであって、 前記ホスト装置より前記記録ヘッドの主走査の記録方向
    を示す主走査記録方向情報を受信する受信工程のプログ
    ラムコードと、 前記ホスト装置で生成される前記主走査記録方向情報が
    示す記録方向に対応する記録データを前記バッファへ格
    納する格納工程のプログラムコードと、 前記主走査記録方向情報と前記バッファに格納された記
    録データに基づいて、 前記記録ヘッドによる記録を制御する制御工程のプログ
    ラムコードとを備えることを特徴とするプログラム。
  18. 【請求項18】 記録データを格納するバッファを有
    し、前記バッファに記憶される記録データに基づいて記
    録ヘッドを記録媒体に対して主走査方向へ走査して記録
    する記録装置へ、前記記録データを送信する情報処理装
    置の制御をコンピュータに機能させるためプログラムで
    あって、 前記記録ヘッドの主走査の記録方向を示す主走査記録方
    向情報を生成して、前記記録装置へ送信する第1送信工
    程のプログラムコードと、 前記主走査記録方向情報が示す記録方向に対応する記録
    データを生成する生成工程のプログラムコードと、 前記生成工程で生成された記録データを前記記録装置へ
    送信する第2送信工程のプログラムコードとを備えるこ
    とを特徴とするプログラム。
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