JP2003305895A - 画像形成システム、記録装置及び記録制御方法 - Google Patents

画像形成システム、記録装置及び記録制御方法

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JP2003305895A JP2002112659A JP2002112659A JP2003305895A JP 2003305895 A JP2003305895 A JP 2003305895A JP 2002112659 A JP2002112659 A JP 2002112659A JP 2002112659 A JP2002112659 A JP 2002112659A JP 2003305895 A JP2003305895 A JP 2003305895A
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Akira Kuronuma
明 黒沼
Takeaki Nakano
武秋 中野
Hidehiko Kanda
英彦 神田
Sohei Tanaka
壮平 田中
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レジストレーションずれの補正を情報処理
装置側、記録装置側とで協調的に行なうことにより、記
録装置側のデータ処理に関する負荷を軽減する。 【解決手段】 情報処理装置側で、記録装置の記録領域
を複数の領域に分割し、該分割された領域単位の画像デ
ータの記録位置を色データ毎に画素単位の第1の補正を
し、その補正された記録位置に従った画像データと、そ
の画像データを記録するために記録装置を制御するため
の設定情報と、を生成する(S115)。記録装置側
で、情報処理装置により生成された設定情報に基づき、
画像データの記録位置を、画素未満の単位で補正する第
2の補正をし、その補正された記録位置に基づき画像デ
ータの記録を制御する(S125)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録装置における
記録位置を制御する画像形成システム、そのシステムを
構成する記録装置、システム、記録装置の記録制御方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】インクジェット方式による記録では、記
録媒体に対して記録ヘッドを主走査方向に移動させなが
ら、記録ヘッド上にある前記主走査方向と略直交する方
向に並ぶ複数のインク吐出口からインクを吐出して記録
を行うため、インクの吐出タイミングにムラがあると、
そのムラが記録ヘッドの主走査に従い画像記録にそのま
ま反映されてしまい、それが画像の濃淡ムラとなって現
れるという問題が有った。このムラを防ぐため、従来は
一定距離間隔でパルスが出力されるような装置を用い、
その出力を記録トリガとして記録を行うことによって記
録ムラを抑制ししていた。
【0003】さらに、最近では高画質化に伴い特開平1
1−192746号に開示されるようにパルス出力を逓
倍回路にてN倍したパルスを生成し、この逓倍されたパ
ルスをトリガとして用い、記録ムラを抑制する制御も行
われている。
【0004】図3(a)、(b)は記録ムラを抑制する
ための制御を説明するための図である。図3(a)の基
準ヒートタイミング203は、エンコーダ信号(A)2
01およびエンコーダ信号(B)202から生成され
る。この基準ヒートタイミング信号は、記録ヘッドを搭
載するキャリッジの位置制御のための信号である。この
信号をもとに記録ヘッドに構成される第1ノズル列のヒ
ートタイミングが決定される(204)。この例では説
明を簡素化するために、第1ノズル列のヒートタイミン
グ(204)と基準ヒートタイミング(203)は、同
一のタイミングで制御されるものとしている。
【0005】第2ノズル列は第1ノズル列に対して、基
準ヒートタイミングの1周期(T)分のずれにより制御
される例を表している。また、第3ノズル列は、第1ノ
ズル列に対して、基準ヒートタイミング1周期分(T)
と更に1周期よりも短い(1周期以下)タイミングのず
れ(t1)がある例を示している。
【0006】図3(b)は、基準ヒートタイミングの周
期(T)を更に16分割したタイミングチャートを示す
図であり、この分割した周期をtとしている。ここでは
図3(a)の1周期以下のタイミングのずれt1は図3
(b)のタイミング5tに相当する。
【0007】また、第4ノズル列は、第1ノズル列に対
して、マイナス方向に1周期分(T)と1周期以下のタ
イミングのずれ(t2)が加わる例を示している。実際
の制御では、1ヒートタイミング単位(周期T)毎のず
れは、ヒートタイミングをずらすのではなく、打つ(記
録する)画素データをずらし、1ヒートタイミング単位
以下(周期t)のずれに対しては、実際にヒートタイミ
ングをずらす制御を行うことが多い。このような制御を
行う場合、各ノズルのヒートタイミングはハッチングを
付したパルスのように1周期以下のタイミングで制御す
れば、各ノズル列のヒートタイミングを特定することが
可能となる。このような制御を行うことにより、各画素
のずれを極めて小さくした記録が可能となる。
【0008】なお、この例では、説明を簡単にするため
にエンコーダ信号のA相(201)とB相(202)の
波形は常に同じで、位相は正確に90度ずれているもの
としたが、実際にはモータの偏心等により、図3におけ
るA相およびB相の一周期当たりの長さが異なる場合が
ある。このような場合では、例えば前回に測定した値を
元に、これを4分割して周期(T)を求める制御を行っ
てもよい。
【0009】1ヒートタイミング単位(周期T)のずれ
量と1ヒートタイミング単位以下(周期t)は各ノズル
毎に別々に保持され、この値は、工場出荷時に工場で設
定されたり、ユーザがずれ量検出パターンをプリントし
て、その結果から入力することも可能である。
【0010】また、近年では記録装置のコストダウンを
目的として、記録装置の制御用の半導体回路の統合化が
行われている。例えば、CPU、ロジック回路、RAM
等を1つのチップにまとめるといったことが行われる。
この際、統合チップ内に搭載されるRAMの容量は、チ
ップの制約上小さくなることが多い。このようなチップ
を利用する記録装置では、少ないメモリ容量でデータ処
理をするために、様々な制御上の工夫が行われる。
【0011】その一例として、主走査方向に並んだ、複
数の吐出口列(ノズル列)のうち、各ノズル列間隔分の
データを持たないことにより画像データ量、あるいはR
AMの容量を節約するといった制御が行われることがあ
る。
【0012】図4は上記のメモリ容量の節約の内容を模
式的に表した図である。図4(a)はメモリの節約を行
わない場合に必要となるデータを模式的に示す図であ
る。図4(a)において410はキャリッジ、401か
ら404はキャリッジ410に構成される第1乃至第4
のノズル列である。これらのノズル列は、それぞれピッ
チ「d」の間隔で離間してキャリッジ上に配列されてい
る。記録領域411は被記録媒体412上に有り、この
記録領域においてキャリッジ410は定速度で被記録媒
体上を主走査方向に走査して格納されているデータに基
づき画像を形成する。キャリッジの加減速領域にある部
分では記録は行なわれないため、キャリッジの起動から
定速度、あるいは定速度から減速停止に達するまでの領
域にあるノズル列については、データを保有していても
記録することができない状態にあるため、キャリッジが
移動する分だけRAM上にデータを保持すると、ノズル
列毎に左端、若しくは右端に、ハッチングで示した空白
の画像データ(ヌルデータ)を必ず持つことになる。こ
のハッチングで示した部分は不必要なデータとなる。
【0013】図4(a)の場合、どれか1つのノズル列
が記録可能になったら、他のノズル列に対しても記録制
御を可能にする、つまりノズル列毎のイネーブル制御は
不要になり、制御則はシンプルになる。各ノズル列共通
のヒートイネーブル信号を用いて、画像データを読み出
して、記録ヘッドへ転送することができる。
【0014】一方、図4(b)は主走査方向に並んだ、
複数の吐出口列のうち、各ノズル間隔分のデータを持た
ないように(図4(a)におけるハッチング部のデータ
を持たないように)画像データ量を節約する制御を行う
場合のヒートイネーブル信号のタイミングを示す図であ
る。この場合、各ノズル列毎に、固有の制御信号を与え
ることで、データ格納領域に不必要なデータを保持する
必要はなくなるが、ノズル列毎にヒートイネーブル信号
を制御する必要があるため、図4(a)に比べて制御則
は複雑となる。
【0015】従来は、外付けRAMを利用していたた
め、RAM容量の大きさはあまり重要ではなく、図4
(a)のような制御を行うことが一般的であったが、上
述のように、記録制御を司る基板を1チップ化する場合
には、よりメモリ容量を節約できる図4(b)の制御が
採用されてきた。図4(b)のような制御は低価格の記
録装置で利用されていたため、ヒートタイミングのずれ
は画素単位の補正で十分であった。
【0016】次に、従来の記録装置において適用されて
いる記録バッファについて説明する。例えば、図7
(a)の縦の方向はノズル列の幅に対応し、ノズル数が
128ノズルであれば、そのノズルに対応して128ラ
スター数分の長さを有する。横方向は、記録ヘッドの走
査方向に対応し、例えば2880ドット分に対応してい
る。これは1ドットが例えば360DPIであれば8イ
ンチの長さに相当する。この図では、シアン(C)のデ
ータを格納するバッファ701、マゼンタ(M)のデー
タを格納するバッファ702である。それぞれのバッフ
ァに513カラムの位置に1ドットの罫線のデータが格
納されているものとする。
【0017】データが記録紙などの被記録媒体に記録さ
れた場合、シアン(C)のドットで形成される罫線70
3は513カラムの位置に記録されているが(図7
(b))、このとき、マゼンタ(M)のデータに1画素
分の画素ずれ(レジずれ)がある場合には、マゼンタの
ドットで形成される罫線704は、514カラムの位置
に記録されてしまう。このようなレジずれを補正するた
めに、マゼンタのデータの読み出しタイミングを、シア
ンのデータの読み出しタイミングより、1画素分早く読
み出すことでレジずれを解消していた。
【0018】ここで、インクの色要素、イエロー
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、それと黒
(B)の4色、に分解された記録データをもとのカラー
記録データに合成する処理を「レジストレーション」と
いい、記録処理における加色混合において色の合成がず
れる場合があり、これを「レジストレーションずれ(以
下、単に「レジずれ」)という。そして、このレジずれ
を解消するための処理を「レジずれ補正」という(以
下、発明の詳細な説明の記載のおいても同様)。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】上述のように記録装置
に搭載されるメモリ容量を削減する必要性からメモリ領
域を効率的に活用することが不可欠となる。
【0020】さらに、上述のように発生するレジずれを
補正するために、メモリに格納されている画像データの
読み出しを、メモリ領域の活用と合わせて効率的に実行
することも必要とされる。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明にかかる画像形成システム、そのシステムを
構成する記録装置及び記録制御方法等は主として以下の
構成を備えることを特徴とする。
【0022】すなわち、画像データを生成する情報処理
装置と、該生成された画像データに基づき記録を実行す
る記録装置と、を有する画像形成システムであって、前
記情報処理装置は、前記記録装置の記録領域を複数の領
域に分割し、該分割された領域単位の画像データの記録
位置を色データ毎に画素単位の補正をする第1補正手段
と、前記第1補正手段により補正された記録位置に従っ
た画像データと、該画像データを記録するために前記記
録装置を制御するための設定情報と、を生成する生成手
段と、を備え、前記記録装置は、前記生成手段により生
成された設定情報に基づき、前記画像データの記録位置
を、画素未満の単位で補正する第2補正手段と、前記第
2補正手段により補正された記録位置に基づき前記画像
データの記録を制御する記録制御手段と、を備えること
を特徴とする。
【0023】好ましくは、上記の画像形成システムにお
いて、前記第2補正手段が画素未満の単位で補正する画
像データの記録位置は、1画素/n(n:2以上の整
数)の分解能で補正される。
【0024】好ましくは、上記の画像形成システムにお
いて、前記第1補正手段が補正する色データには、シア
ン、イエロー、マゼンタ、および黒の色データが含まれ
る。
【0025】好ましくは、上記の画像形成システムにお
いて、前記第1補正手段が画素単位に色データを補正す
るための補正情報は、前記画像データを生成する情報処
理装置に複数種が格納され、該第1補正手段は該画像デ
ータの記録を実行する記録装置に対応する第1補正情報
を特定する。
【0026】好ましくは、上記の画像形成システムにお
いて、前記記録装置は、前記第1補正手段が画素単位に
色データを補正するための第1補正情報を格納し、前記
情報処理装置の要求に応じて、該第1補正情報を情報処
理装置に出力する。
【0027】好ましくは、上記の画像形成システムにお
いて、前記生成手段が生成する前記記録装置を制御する
ための設定情報には、前記生成された画像データに対し
て、前記記録装置が画素未満の単位で記録位置を制御す
るための第2補正情報が含まれる。
【0028】好ましくは、上記の画像形成システムにお
いて、前記第2補正情報には、画素未満の単位で記録ヘ
ッドのノズル列を駆動するためのヒートタイミング周期
が含まれる。
【0029】また、本発明にかかる記録ヘッドを搭載し
たキャリッジを記録媒体上で走査させて記録を行うため
に、該記録ヘッドの走査方向の記録領域を複数の領域に
分割し、該分割された領域単位の画像データを格納する
バッファを有する記録装置は、情報処理装置で生成され
る、画素単位に記録位置が補正された画像データを受信
する受信手段と、前記受信した画像データを前記バッフ
ァに格納するために、前記領域単位の画像データの書き
込みアドレス情報を、色データ毎に画素の単位で制御す
る書き込み制御部と、前記バッファに格納された画像デ
ータを読み出すための読み出しアドレス情報を色データ
毎に制御する読み出し制御部と、を備え前記読み出しア
ドレス情報に基づき、読み出す画像データのレジストレ
ーションずれを補正することを特徴とする。
【0030】好ましくは、上記の記録装置において、前
記読み出しアドレス情報に基づき、読み出された画像デ
ータは同一色および/または異なる色データ相互間にお
けるレジストレーションずれが補正された画像データで
ある。
【0031】好ましくは、上記の記録装置において、前
記読み出しアドレス情報に基づき、読み出された画像デ
ータはインクを吐出して記録を行う記録ヘッドの主走査
方向のレジストレーションずれが補正された画像データ
である。
【0032】また、本発明にかかる画像データを生成す
る情報処理装置と、該生成された画像データに基づき記
録を実行する記録装置と、を制御するための記録制御方
法は、前記記録装置の記録領域を複数の領域に分割し、
該分割された領域単位の画像データの記録位置を色デー
タ毎に画素単位の補正をする第1補正工程と、前記第1
補正工程の処理により補正された記録位置に従った画像
データと、該画像データを記録するために前記記録装置
を制御するための設定情報と、を生成する生成工程と、
前記生成工程の処理により生成された設定情報に基づ
き、前記画像データの記録位置を、画素未満の単位で補
正する第2補正工程と、前記第2補正工程の処理により
補正された記録位置に基づき前記画像データの記録を制
御する記録制御工程と、を備えることを特徴とする。
【0033】また、本発明にかかる画像データを生成す
る情報処理装置と、該生成された画像データに基づき記
録を実行する記録装置と、を制御するためにコンピュー
タの処理を特定するためのプログラムであって、該プロ
グラムが、前記記録装置の記録領域を複数の領域に分割
し、該分割された領域単位の画像データの記録位置を色
データ毎に画素単位の補正をする第1補正手段と、前記
第1補正手段により補正された記録位置に従った画像デ
ータと、該画像データを記録するために前記記録装置を
制御するための設定情報と、を生成する生成手段と、前
記生成手段により生成された設定情報に基づき、前記画
像データの記録位置を、画素未満の単位で補正する第2
補正手段と、前記第2補正手段により補正された記録位
置に基づき前記画像データの記録を制御する記録制御手
段と、してコンピュータの処理を特定することを特徴と
する。
【0034】
【発明の実施の形態】以下添付図面を参照して本発明の
好適な実施形態について詳細に説明する。
【0035】なお、以下に説明する実施形態では、イン
クジェット記録方式を用いた記録装置としてプリンタを
例に挙げ説明する。
【0036】本明細書において、「記録」(「プリン
ト」という場合もある)とは、文字、図形等有意の情報
を形成する場合のみならず、有意無意を問わず、また人
間が視覚で知覚し得るように顕在化したものであるか否
かを問わず、広く記録媒体上に画像、模様、パターン等
を形成する、または媒体の加工を行う場合も表すものと
する。
【0037】また、「記録媒体」とは、一般的な記録装
置で用いられる紙のみならず、広く、布、プラスチック
・フィルム、金属板、ガラス、セラミックス、木材、皮
革等、インクを受容可能なものも表すものとする。
【0038】さらに、「インク」(「液体」と言う場合
もある)とは、上記「記録(プリント)」の定義と同様
広く解釈されるべきもので、記録媒体上に付与されるこ
とによって、画像、模様、パターン等の形成または記録
媒体の加工、或いはインクの処理(例えば記録媒体に付
与されるインク中の色剤の凝固または不溶化)に供され
得る液体を表すものとする。
【0039】<装置本体の概略説明>図12は、本発明
の代表的な実施の形態であるインクジェットプリンタI
JRAの構成の概要を示す外観斜視図である。図12に
おいて、駆動モータ5013の正逆回転に連動して駆動
力伝達ギア5009〜5011を介して回転するリード
スクリュー5005の螺旋溝5004に対して係合する
キャリッジHCはピン(不図示)を有し、ガイドレール
5003に支持されて矢印a,b方向を往復移動する。
キャリッジHCには、記録ヘッドIJHとインクタンク
ITとを内蔵した一体型インクジェットカートリッジI
JCが搭載されている。
【0040】5002は紙押え板であり、キャリッジH
Cの移動方向に亙って記録用紙Pをプラテン5000に
対して押圧する。5007,5008はフォトカプラ
で、キャリッジのレバー5006のこの域での存在を確
認して、モータ5013の回転方向切り換え等を行うた
めのホームポジション検知器である。
【0041】5016は記録ヘッドIJHの前面をキャ
ップするキャップ部材5022を支持する部材で、50
15はこのキャップ内を吸引する吸引器で、キャップ内
開口5023を介して記録ヘッドの吸引回復を行う。5
017はクリーニングブレードで、5019はこのブレ
ードを前後方向に移動可能にする部材であり、本体支持
板5018にこれらが支持されている。ブレードは、こ
の形態でなく周知のクリーニングブレードが本例に適用
できることは言うまでもない。
【0042】又、5021は、吸引回復の吸引を開始す
るためのレバーで、キャリッジと係合するカム5020
の移動に伴って移動し、駆動モータからの駆動力がクラ
ッチ切り換え等の公知の伝達機構で移動制御される。
【0043】これらのキャッピング、クリーニング、吸
引回復は、キャリッジがホームポジション側の領域に来
た時にリードスクリュー5005の作用によってそれら
の対応位置で所望の処理が行えるように構成されている
が、周知のタイミングで所望の動作を行うようにすれ
ば、本例にはいずれも適用できる。
【0044】なお、インクタンクITと記録ヘッドIJ
Hとは一体的に形成されて交換可能なインクカートリッ
ジIJCを構成しても良いが、これらインクタンクIT
と記録ヘッドIJHとを分離可能に構成して、インクが
なくなったときにインクタンクITだけを交換できるよ
うにしても良い。
【0045】図13は、インクタンクとヘッドとが分離
可能なインクカートリッジIJCの構成を示す外観斜視
図である。インクカートリッジIJCは、図13に示す
ように、境界線Kの位置でインクタンクITと記録ヘッ
ドIJHとが分離可能である。インクカートリッジIJ
CにはこれがキャリッジHCに搭載されたときには、キ
ャリッジHC側から供給される電気信号を受け取るため
の電極(不図示)が設けられており、この電気信号によ
って、前述のように記録ヘッドIJHが駆動されてイン
クが吐出される。
【0046】なお、図13において、500はインク吐
出口列である。また、インクタンクITにはインクを保
持するために繊維質状もしくは多孔質状のインク吸収体
が設けられている。
【0047】次に、上述した装置の記録制御を実行する
ための制御構成について説明する。
【0048】<第1実施形態>図2は、本発明の実施形
態にかかる記録装置の記録制御部を示すブロック図であ
る。参照番号1はインターフェース信号線S1を介して
ホストコンピュータ(不図示)から転送されてくるデー
タの中から、記録装置の動作に必要なデータ及び画像デ
ータを抽出して一旦蓄えるインターフェース制御部(コ
ントローラ)であり、インタフェースコントローラ1で
抽出されたデータは信号線S2を介して受信バッファ2
に格納される。
【0049】受信バッファ2はSRAMもしくはDRAM等の記
憶装置で構成され、この受信バッファに蓄えられるデー
タは図8(a)、(b)で示すような構造のものとな
る。
【0050】図8(a)において受信バッファのデータ
構造が示されるように、左から順に「コマンド」(80
1),「データ長」(802),「設定データ」(80
3)のデータが格納され、これに続いて「コマンド」
(804),「データ長」(805),「設定データ」
(806)のデータが格納されている。これは時系列順
に転送されてきたデータが、受信バッファの連続したア
ドレスに格納されることを示し、ここで示す設定データ
806は、例えば給紙の実行や紙送り量の設定、使用す
る記録ヘッド数等を示す情報であり、この設定データで
定められた情報が全て揃って初めて記録装置で記録が可
能となる。この後に、記録の対象となる画像データ(8
09、812)が受信バッファ2に格納される。
【0051】この画像データ(809、812)は、記
録ヘッドが記録媒体上を1度の走査で記録する際に必要
とされるデータ量を、それより少ないデータ量としてブ
ロック単位に分割したデータであり、そのブロック単位
で画像データを区切り、順次第1ブロックデータ(80
9)、第2ブロックデータ(812)、・・・として格
納される。
【0052】図8(b)はブロック単位に分割された画
像データのデータ構造を詳細に示す図であり、同図で示
すように、複数の色のデータ(813〜814)が各々
圧縮されたデータとして順次格納される。この色データ
は「色変えコード」(816、817、818)で区切
られる。
【0053】例えば、シアン、イエロー、マゼンタ、そ
れと黒の4色の色データを想定した場合、各色毎に縦6
4ノズルを1列としたノズル列が走査方向に2列づつ配
列する記録ヘッドを用いると、各ノズル列単位のデータ
が1つの色データを構成することになるのでノズル2列
が4色分、すなわち、圧縮された第1色から第8色の色
データが一つのブロックデータ内に画像データとして格
納される。このノズル列の各ノズルは、被記録媒体の搬
送方向に並んでいる。例えば、第1色と第2色がシアン
のデータ、第3色と第4色はマゼンタのデータ、第5色
と第6色はイエローのデータ、第7色と第8色は黒のデ
ータとなる。
【0054】図9は画像データを保持する記録バッファ
のデータ構造を示す図である。例えば1回の走査で最大
約5インチの長さを記録する場合、1つのブロックデー
タが走査方向に約1/5インチの記録ができるサイズと
すると、トータル5ブロックの画像データを記録処理す
れば、1走査分の画像が完成することになる。第1ブロ
ックから第5ブロックは記録ヘッドの走査方向に配置さ
れ、各ブロックデータには、第1色データから第8色デ
ータが格納される。各ブロック内に格納される各色デー
タの長さは記録ヘッドのノズル数に対応するものであ
る。
【0055】このブロック単位のデータをバッファに書
き込みし、その書き込みしたデータを読み出す制御につ
いて図11を用いて説明する。ここでは、被記録媒体上
の主走査方向を10個の領域(1〜10)に分割して
(1a)、トータル10個の領域に対する画像データを
記録処理すれば、1走査分の画像が完成するものとす
る。
【0056】記録バッファ4(図9)は5個分のブロッ
クの画像データを格納し(図11(1b))、記録装置
は記録ヘッドを主走査方向に走査開始する。そして、最
初に1番目に格納されている記録データ(図11(1
b)のブロック1)の記録が終了すると(記録が終了し
たブロックをハッチングで示す。)(2a)、記録バッ
ファの空領域に次のブロック(6番目のブロック)用の
画像データが格納される(2b)。続いて、被記録媒体
上に2番目に格納されている記録データ(図11(2
b)のブロック2)の記録が終了すると(3a)、記録
バッファの空領域に次の7番目のブロックに対応する画
像データが格納される(3b)。以下、次々とブロック
単位の記録に従い、記録バッファ4に格納されているデ
ータの読み出しと書き込みが制御されて、記録バッファ
の記憶領域を循環的に利用しながら主走査方向の記録が
実行される。
【0057】説明を再び図2に戻し、各制御ブロックの
説明を続ける。受信バッファ2に格納されるデータのう
ち、記録装置の制御用の設定値である「コマンド」,
「データ長」,「設定データ」は、インタフェースコン
トローラ1から信号線S902を介してCPU9により
読み出され、図中にある各部制御回路(7,8)に設定
される(S903、S907)。CPU9は読み出した
データ(図8(a)の801〜808に相当するデー
タ)を解釈し、その結果に従って記録装置の全体的な記
録制御を統括する。一方、CPU9は画像データの処理
に関してはデータ展開ブロック3を起動して処理を実行
させるものとする。
【0058】データ展開ブロック3は受信バッファ2か
ら、図8(b)で示されるように「圧縮TAG」と「デ
ータ」及び「色変えコード」の3種類のデータを読み出
し、これらのデータに基づきデータの展開制御を実行す
る。本実施形態ではデータの圧縮/解凍方法としてPa
ckBits圧縮を用いたので、圧縮TAGが8ビット
で00hから7Fhまで値の場合、非連続なデータが1
から128個データ領域に有るとして処理し、圧縮TA
Gが8ビットでFFhから81hまで値の場合、次の1
バイトデータを連続した2から128個のデータに解凍
する処理を行う。圧縮TAGの所で、80hを読み出し
た場合は色変えコードとして処理する。解凍したデータ
を信号線S4に乗せ、記録バッファ4に書き込む。
【0059】記録バッファ4には解凍された画像データ
が図に示すデータ構造で格納される。記録バッファ4の
先頭アドレスには第1ブロックの第1色データの先頭の
データが書き込まれ、その後に続くデータは、アドレス
を1ずつ加算しながら順次書き込まれる。記録バッファ
のアドレスに一つの色データとして格納できる領域は、
最初にCPU9が読み込んだ設定データで決定され、そ
の値以上のデータは書き込めないので画像データを圧縮
する際には、その設定データに従ったデータサイズの制
限が加えられることになる。色変えコードを検出した後
のデータは第2色データの先頭番地から順次書き込まれ
る。このアドレスデータの制御は後に説明する記録バッ
ファリング制御構造回路8が実行することになる。
【0060】この書き込みを第1ブロックの第1色デー
タから第8色データまで繰り返し、第8色データの書き
込みを終えて色変えコードを検知すると、第1ブロック
のデータが全て書き込み終えたことになる。データ展開
ブロック3はデータの展開動作を終了し、CPU9に対
しブロック1個分のデータの展開が完成したことを割込
みで伝え、CPU9からの次のデータ展開の起動を待
つ。
【0061】記録バッファ4上に複数ブロックの画像デ
ータが揃った段階で、CPU9は記録動作を開始すべく
不図示の走査モータを動作させ、記録ヘッド6が走査し
ながら、画像データをキャリッジエンコーダ(CRエン
コーダ)10に同期して転送し、記録することで紙面上
(被記録媒体に)に画像を完成させることができる。記
録ヘッド6が主走査方向に走査した後、搬送手段が被記
録媒体を副走査方向に搬送する。こうして、記録ヘッド
の走査と、被記録媒体の搬送を繰り返し行って、1ペー
ジ分の画像の記録を行う。
【0062】記録データ生成ブロック5は、記録バッフ
ァ4上に有る画像データの各ブロック構造を、CPU9
から指定された値に従って、CRエンコーダ10に同期
したタイミングで信号線S5を介して読み出し、記録ヘ
ッド6が記録できるデータ構造に変換しながら信号線S
6に出力していく。
【0063】以上説明したように受信バッファ2には、
インターフェースコントローラ1がデータを書き込み、
データ展開ブロック3が画像データのみを読み出すが、
その書き込みアドレスと読み出しアドレスを制御してい
るのが受信バッファリング構造制御回路7である。受信
バッファリング構造制御回路7は受信バッファ2の先頭
アドレスと最終アドレス、それと書き込みアドレスと読
み出しアドレスの管理を行っている。
【0064】受信バッファリング構造制御回路7はイン
ターフェースコントローラ1から受信する書き込み要求
信号(S701)を受け付け毎に1アドレスずつ加算
し、これを書き込みアドレスの情報として受信バッファ
2に出力する(信号線S702)。そして、受信バッフ
ァリング構造制御回路7は受信バッファ2の最終アドレ
スに達した場合に書き込みアドレスを受信バッファ2の
先頭のアドレスに戻す制御を行なう。
【0065】また、書き込みアドレスが読み出しアドレ
スに到達(一致)した場合、受信バッファ2がデータで
いっぱいになり、次のデータを書き込めない旨をインタ
ーフェースコントローラ1に信号線S703を介して通
信する。
【0066】このとき同時にCPU9に対しても信号線
S904の割込み信号により、受信バッファ2はデータ
の書き込みができない状態であることを知らせる。受信
バッファ2の構造はCPU9が信号線S903のバスを
用いて内部のレジスタに書き込むことで設定することが
できる。
【0067】読み出しアドレスは、CPU9が受信バッ
ファリング構造制御回路7の中に有るデータリード用レ
ジスタを介して直接に受信バッファ2の中のデータを読
み出す場合と、データ展開ブロック3がデータ読み出し
要求信号線S705を介して要求した場合に、読み出し
アドレスとして信号線S706を介して1アドレスづつ
加算されて受信バッファ2に出力される。
【0068】受信バッファリング構造制御回路7は読み
出しアドレスが最終アドレスに達した場合、読み出しア
ドレスを受信バッファ2の先頭アドレスに戻す制御を行
なう。また読み出しアドレスが書き込みアドレスに到達
(一致)した場合、受信バッファ上からデータがなくな
ったので、次のデータを読み出せない旨をデータ展開ブ
ロックに信号線S704を介して通信する。このとき同
時にCPU9に対しても信号線S904の割込み信号線
で、受信バッファ2上には、読み出すデータが無い旨を
知らせる。
【0069】以上が受信バッファ2に対するデータの書
き込み、読み取り制御の処理内容である。次に、この受
信バッファ2から読み出され、展開処理されたデータを
記録バッファに書き込みし、あるいはその記録バッファ
からデータを読み取るための処理内容を説明する。
【0070】記録バッファ4に対して、データ展開ブロ
ック3が画像データを書き込み、記録データ生成ブロッ
ク5がその書き込まれた画像データを読み出すが、その
際、書き込みアドレスと読み出しアドレスを制御してい
るのが記録バッファリング構造制御回路8である。
【0071】記録バッファリング構造制御回路8は記録
バッファの先頭アドレスと、最終アドレス、それと書き
込みアドレスと、読み出しアドレスの管理を行ってい
る。
【0072】記録バッファリング構造制御回路8はデー
タ展開ブロック3から受信する書き込み要求信号(S8
01)を受け付け毎に1アドレスずつ加算し、これを書
き込みアドレスの情報として記録バッファ4に出力する
(信号線S802)。そして、記録バッファリング構造
制御回路8は記録バッファ4の最終アドレスに達した場
合に書き込みアドレスを記録バッファ4の先頭のアドレ
スに戻す制御を行なう。
【0073】また、書き込みアドレスが読み出しアドレ
スに到達(一致)した場合、記録バッファ4が画像デー
タでいっぱいになり、次の画像データを書き込めない旨
をデータ展開ブロック3に信号線S803を介して通信
する。
【0074】また、データ展開ブロック3が色変えコー
ドを受信バッファ2から読み込んだ場合、データ展開ブ
ロック3は信号線S804を介してその旨を通信し、記
録バッファリング構造制御回路8は次の色のデータを格
納する先頭番地を信号線S802から出力するように準
備する。記録バッファ4の構造はCPU9が信号線S9
07のバスを用いて内部のレジスタに書き込むことで設
定することができる。
【0075】読み出しアドレスは、記録データ生成ブロ
ック5が各色毎にデータ読み出し要求信号線S805を
介して要求すると、読み出しアドレスとして信号線S8
06を介して1アドレスづつ加算されて記録バッファ4
に出力される。
【0076】記録バッファリング構造制御回路8は読み
出しアドレスが最終アドレスに達した場合、読み出しア
ドレスを記録バッファ4の先頭アドレスに戻す制御を行
なう。
【0077】記録データ生成ブロック5は現在読み出し
ている画像データブロックのデータ構造をCPU9から
信号線S908のバスを介して、記録データ生成ブロッ
ク5内部にあるレジスタに設定する。設定された画像デ
ータブロック構造内にある画像データを全て読み出すと
終了信号S909をCPU9に対し割り込み信号として
通信する。この際、記録バッファ4上に次の画像データ
ブロックがすでに展開されているならば、その画像デー
タブロック構造をレジスタに書き込む。
【0078】記録バッファ4はCPUが1画像データブ
ロック単位でデータの書き込みを制御しており、書き込
まれていない画像データブロックに対し記録データ生成
ブロックを起動しないので、記録バッファの読み出しア
ドレスが書き込みアドレスを越えることは起きない。以
上が記録制御部における記録データの処理流れの概要で
ある。
【0079】図10は、記録ヘッドのノズル列の構成を
説明する図である。このノズルの配置は600DPIに
対応するもので、各ノズル列は64ノズルを有する。1
色あたりの記録においてはこのノズル列を2列使って記
録する。図中の1〜16の番号は、インクの吐出タイミ
ングを示す数字で、同じ番号のノズルから同時にインク
が吐出される。この1から16の番号は、図3(b)に
示したようなヒートタイミングの周期を16分割してタ
イミングを補正する制御に対応するものである。ノズル
列は記録ヘッドの主走査方向に、各色毎(シアン、イエ
ロー、マゼンタ、それと黒の4色分)に配列されてい
る。そして、ノズル列の1画素未満のレジストレーショ
ンずれの補正(レジ合わせ)は、例えば図3(b)のよ
うに16分割した単位時間(t)にから所定のヒートタ
イミングを求め(例えばt1=5×t)、各ノズル列ご
とにインク吐出が所定のヒートタイミングで制御される
ことにより実行される。このタイミングの補正は同一色
間のノズル列のレジ合わせ、色の異なるノズル列相互間
のレジ合わせにおいても同様に行われるものである。
【0080】しかしながら、ブロック単位に画像データ
の書き込みと読み取りの制御を行なう場合、図7(b)
に示した従来技術のように、シアンの画素とマゼンタの
画素との間に1画素分レジずれがある場合には、図7
(d)に示すようにブロック2の先頭カラムである51
3カラム目にシアン、マゼンタの画像データをそれぞれ
格納し、マゼンタのデータの読み出しタイミングを1画
素分早くすることで、レジ合わせを行うことはできな
い。それは、図11を用いて説明したように、ブロック
化されたバッファの制御は、記録が終了したブロック
に、次のデータを書き込み制御して格納するためであ
る。
【0081】そこで、図7(c)に示すように、マゼン
タ(M)のデータがシアン(C)のデータより1カラム
分ずらして格納する。つまり、マゼンタ(M)のデータ
を512カラム目に格納するようにする。これによっ
て、シアンの罫線とマゼンタの罫線を同じ513カラム
の位置に記録することができる。そのために、記録装置
は、あらかじめ既知のレジずれ量をホストに通知し、ホ
ストはこのレジずれ量に応じて各色の画像データを生成
する。ホストはこの生成した画像データを記録装置に送
れば、記録装置は画素単位にレジずれのない記録を行う
ことができる。なお、イエローやブラックなど他の色に
ついても同様に行うことができる。
【0082】以下、図1に従って、記録開始時の、ホス
トコンピュータ1000(以下、「ホスト」という。)
と記録装置1500との間のデータの流れを説明する。
【0083】ホスト1000は記録開始命令を記録装置
に発行する際に、まず記録ヘッドのレジストレーション
ずれ(レジずれ)に関する情報を記録装置1500に要
求する(S100)。この要求に従って記録装置150
0は、ホストにレジずれに関する情報を応答する(S1
10)。
【0084】ホスト1000は、取得したレジずれに関
する情報をもとに、画素単位のレジずれを補正(粗調)
した画像データを生成し、更に、この画像データを記録
装置1500で処理するための設定データ、コマンド等
を生成する(S115)。ホストで生成される画像デー
タはラスター形式のデータであり、例えば、走査方向に
記録タイミングを1画素分遅らせるためには、画像デー
タにヌルデータ「0」が追加される。逆に、記録のタイ
ミングを早めるためには、ヌルデータが省かれる。レジ
合わせの基準ノズル列に対して、他のノズル列のタイミ
ングを早めるためには、基準ノズル列の画像データの第
1カラムより前にヌルデータを挿入して、相対的なデー
タ配列の関係をずらすことでも同様の効果が得られる。
【0085】図1のステップS120において、画素単
位のレジストレーションずれ補正(粗調)がされた画像
データと、設定データ等とが記録装置に送信される。
【0086】尚、記録装置で粗調がされたことが識別で
きるように、設定データ等には、粗調の有無を判断する
ための情報を含んでもよい。
【0087】ホスト1000が生成する設定データに
は、上述の画像データを記録装置で記録処理するための
情報、例えば、記録装置のバッファにデータを書き込
み、読み出し制御するための情報が含まれ、この情報に
は更に画素未満の単位、例えば1/2画素、のレジスト
レーションずれを補正するための補正情報が含まれる。
記録装置1500は、受信した設定データをもとに画素
未満の単位でレジストレーションずれを補正し(微
調)、記録動作を実行する(S125)。
【0088】以上の処理により、1画素単位のレジ合わ
せ、および画素未満の単位のレジストレーションずれの
補正を行うことができる。レジストレーションずれの補
正をホスト(1000)側、記録装置(1500)側と
で協調的に行なうことにより、記録装置側のデータ処理
に関する負荷を軽減することができ、記録装置における
メモリ領域の効率的な活用が可能になる。
【0089】尚、記録装置側で行なうレジストレーショ
ンずれの補正の分解能は、必ずしも1/2画素単位に限
定されるものではなく、1画素未満のレジずれを解消す
るような単位、例えば、図3(b)に示すように1画素
を16分割した単位に従った所定のヒートタイミングに
より補正できることはいうまでもない。
【0090】図5は、上記の動作を行う場合のホスト側
の処理を示したフローチャートである。ステップS51
0で、ホストは記録装置に対し、画像のレジストレーシ
ョンずれに関する情報(レジ情報)を要求し、ステップ
S520で、記録装置から送られてきた情報を受信す
る。
【0091】ステップS530で受信したレジ情報をも
とに、レジストレーションずれを補正するための画素単
位のレジずれを補正したブロック単位の画像データを生
成する。このブロック単位の画像データには、図8
(b)で示されるように、第1から第8色データが、色
変コードに区切られて格納されている。
【0092】ステップS540では、ステップS530
で生成されたブロック単位の画像データを記録装置で処
理するための設定データを生成し、この設定データと画
像データとを記録装置に送信する。設定データには、ホ
ストで生成された画像データに対する、1画素未満の単
位のレジストレーションずれ、例えば、1/2画素単
位、のレジずれを解消するための補正情報が含まれる。
【0093】この補正情報には、例えば、図3(a),
(b)で示した1画素未満の記録を制御するためのヒー
トタイミング(t1、t2)から、記録装置側でデータ
を処理するために各色データの書き込み、読み出しアド
レスを制御(例えば、図7(c)に示される)するため
の情報が含まれる。
【0094】転送終了後、ステップS550で、画像デ
ータをすべて生成したか否かを確認し、完了していなけ
れば処理をステップS530に戻し、再び画像データを
生成し、データ送信が完了した場合(S550−Ye
s)は記録ジョブを終了する。
【0095】図6は記録装置側の処理を説明するための
フローチャートである。ステップS610で、記録装置
は、ホストからのレジストレーションずれ(レジずれ)
に関する情報の取得要求の有無を判断する。要求が有る
場合は(S610−Yes)、処理をステップS620
に進め、あらかじめ保持しているレジずれに関する情報
をホストに送信する。例えば、レジずれに関する情報と
はノズル列番号と各ノズル列番号に対応した記録画素の
ずれ量であり、直接この値をホストに返信して、ホスト
側における補正に反映させることができる。また、この
値を直接返信しない場合でも、これと関係するデータを
返送し、ホスト側でこれらのデータよりノズル列番号と
対応するレジずれを求めるようにしても良い。ノズル列
番号と各ノズル列番号に対応したレジずれ量に関係する
情報として、機種ID、ヘッドID、本体バージョン番
号、ロット番号、工場出荷時の初期レジ設定値などが考
えられる。
【0096】その後、ステップS630でホスト側で画
素単位に補正された画像データ(粗いレジ補正をかけら
れたデータ)および設定データ等を受信し、ステップS
640で、画素単位未満のレジずれを補正(微調整)す
る補正情報を使って記録する。この微調整は、ホストで
生成された画像データに対する、1画素未満のレジスト
レーションずれ、例えば、1/2画素単位、のレジずれ
を解消するための補正情報に基づくものである。
【0097】この際、画像データは主走査方向の領域を
複数に分割したブロックデータに補正の結果が加味され
る。レジずれを補正するために、ブロックデータ間で整
合するように、ヌルデータ(「0」データ)がブロック
データを構成する色データ毎に付加され、若しくは削除
され画素単位の記録位置を制御するためのデータが生成
される。ブロック単位の画像データはホスト側から送信
されてきた設定データに従い、メモリ(図2の2、若し
くは4)に対する書き込み、読み出しが制御される(図
2の7、8)。
【0098】このようにヌルデータの追加、削除により
バッファに対する書き込みアドレスが制御され、レジず
れが補正された状態で画像データは格納される。読み出
し制御される画像データは画素未満のレジストレーショ
ンずれが補正されたデータとして記録処理が実行される
(S640)。
【0099】ここで、読み出しアドレス情報に基づき、
読み出された画像データはインクを吐出して記録を行う
記録ヘッドの主走査方向のレジストレーションずれが補
正された画像データである。
【0100】ステップS650では、全ての画像データ
の記録処理が終了したか否かを判断し、処理が終了して
いない場合は(S650−No)は処理をステップS6
30に戻し、再び次の画像データの受信処理を行なう。
【0101】全ての画像データの処理が終了した場合は
(S650−Yes)、記録ジョブを終了する。
【0102】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、1画素単位のレジ合わせ、および画素未満の単位の
レジストレーションずれの補正を行うことができる。レ
ジストレーションずれの補正をホスト側、記録装置側と
で協調的に行なうことにより、記録装置側のデータ処理
に関する負荷を軽減することができ、記録装置における
メモリ領域の効率的な活用が可能になる。
【0103】ホスト側で画素単位のレジストレーション
ずれを補正し、記録装置側では複数の色データを含むデ
ータをブロック単位として、1走査分のデータ容量に満
たない記録バッファに対して、データの書き込み制御
と、そのデータの読み出し制御を実行して画素未満の単
位のレジストレーションずれを補正したデータの記録が
可能となる。
【0104】<第2実施形態>第1実施形態は記録装置
側でレジストレーションずれに関する情報(レジ情報)
を保有し、管理する場合であったが、これに限らずホス
ト側でレジ情報を保持しても良い。例えば、プリンタサ
ーバ用ホストや、複数のインターフェースを持つホスト
のように、1つのホストに複数の記録装置が接続する場
合、ホスト側に、記録装置を識別するための機種IDを
付け、そのIDに対応させてレジ情報を複数保持、管理
することも可能である。
【0105】そして、ある記録装置に対する記録命令を
受けた場合は、該当する記録装置へ画素単位のレジ補正
(粗調)を行ったデータと共に、画素単位未満のレジス
トレーションずれの補正データを記録装置へ転送しても
同様に記録装置側で、画素単位未満のレジストレーショ
ンずれの補正(微調整)をすることは可能である。
【0106】また、記録装置に複数種類の記録ヘッドが
装着可能である場合は、この記録ヘッドに対応したレジ
ストレーションデータを記録装置は保有することができ
る。装着した記録ヘッドの種別をヘッド固有の識別ID
により判別すれば、その記録ヘッドのレジ情報を特定す
ることができる。
【0107】また、使用するインターフェースの識別I
D、ヘッドノズル列番、各ノズル列番に対応した画素単
位、画素単位未満のレジずれ量を複数セット保持するこ
とも可能である。
【0108】上述の実施形態では、画素単位未満のレジ
調整として16分割されたタイミング信号を用いて1/
2画素単位での補正を例に説明したが、補正の分解能は
これに限定するものではなく、例えば1/4画素単位や
他の値で補正することができることは言うまでもない。
【0109】また、ホストが記録装置に対してレジずれ
に関する情報を要求するタイミングは、第1実施形態で
は記録動作開始直前としたが、このタイミングに限定さ
れるものではなく、例えば、記録装置が最初にホストと
接続したとき、若しくは、ホストに接続後、電源をON
したとき、あるいは記録ヘッドを交換したとき、レジ調
整処理を行ったとき、前回の要求から一定時間経過した
とき、等が考えられる。また、逆に、レジずれに関する
情報を要求するタイミングを記録開始直前とした場合で
あっても、前回の要求から一定時間(例えば1時間)以
上経過していない場合は、要求を省略する、といった制
御を行っても良い。
【0110】ホストは、記録装置から受け取ったデータ
の確認というルーチンを追加しても良い。例えば、得ら
れたレジずれデータが所定値範囲外か否かを検知しても
よい。このようなシーケンスを追加した場合、更に、エ
ラーであった旨をユーザに報知し、エラーの場合はデフ
ォルト値を設定する(その場合はユーザに確認を求め
る)といったシーケンスを加えてもよい。
【0111】また、記録装置が送るレジずれデータを、
あらかじめ定められたシーケンスにてエラー訂正が可能
なように符号化しておき、ホスト側で復号化する、とい
った処理も考えられる。更に、レジずれに関する情報と
して、記録装置本体の装置温度、キャリッジのトータル
スキャン回数、等を送ってホスト側で微修正を行う制御
も可能である。
【0112】なお、以上の実施形態において、記録ヘッ
ドから吐出される液滴はインクであるとして説明し、さ
らにインクタンクに収容される液体はインクであるとし
て説明したが、その収容物はインクに限定されるもので
はない。例えば、記録画像の定着性や耐水性を高めた
り、その画像品質を高めたりするために記録媒体に対し
て吐出される処理液のようなものがインクタンクに収容
されていても良い。
【0113】以上の実施形態は、特にインクジェット記
録方式の中でも、インク吐出を行わせるために利用され
るエネルギーとして熱エネルギーを発生する手段(例え
ば電気熱変換体やレーザ光等)を備え、前記熱エネルギ
ーによりインクの状態変化を生起させる方式を用いるこ
とにより記録の高密度化、高精細化が達成できる。
【0114】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書、同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式はいわゆるオンデマンド
型、コンティニュアス型のいずれにも適用可能である
が、特に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)
が保持されているシートや液路に対応して配置されてい
る電気熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越
える急速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号
を印加することによって、電気熱変換体に熱エネルギー
を発生せしめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさ
せて、結果的にこの駆動信号に1対1で対応した液体
(インク)内の気泡を形成できるので有効である。
【0115】この気泡の成長、収縮により吐出用開口を
介して液体(インク)を吐出させて、少なくとも1つの
滴を形成する。この駆動信号をパルス形状とすると、即
時適切に気泡の成長収縮が行われるので、特に応答性に
優れた液体(インク)の吐出が達成でき、より好まし
い。
【0116】このパルス形状の駆動信号としては、米国
特許第4463359号明細書、同第4345262号
明細書に記載されているようなものが適している。な
お、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許
第4313124号明細書に記載されている条件を採用
すると、さらに優れた記録を行うことができる。
【0117】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組み合わせ構成(直線状液流路または直角液流路)の
他に熱作用面が屈曲する領域に配置されている構成を開
示する米国特許第4558333号明細書、米国特許第
4459600号明細書に記載された構成も本発明に含
まれるものである。加えて、複数の電気熱変換体に対し
て、共通するスロットを電気熱変換体の吐出部とする構
成を開示する特開昭59−123670号公報や熱エネ
ルギーの圧力波を吸収する開口を吐出部に対応させる構
成を開示する特開昭59−138461号公報に基づい
た構成としても良い。
【0118】さらに、記録装置が記録できる最大記録媒
体の幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドとしては、上述した明細書に開示されているよう
な複数記録ヘッドの組み合わせによってその長さを満た
す構成や、一体的に形成された1個の記録ヘッドとして
の構成のいずれでもよい。
【0119】加えて、上記の実施形態で説明した記録ヘ
ッド自体に一体的にインクタンクが設けられたカートリ
ッジタイプの記録ヘッドのみならず、装置本体に装着さ
れることで、装置本体との電気的な接続や装置本体から
のインクの供給が可能になる交換自在のチップタイプの
記録ヘッドを用いてもよい。
【0120】また、以上説明した記録装置の構成に、記
録ヘッドに対する回復手段、予備的な手段等を付加する
ことは記録動作を一層安定にできるので好ましいもので
ある。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッドに対して
のキャッピング手段、クリーニング手段、加圧あるいは
吸引手段、電気熱変換体あるいはこれとは別の加熱素子
あるいはこれらの組み合わせによる予備加熱手段などが
ある。また、記録とは別の吐出を行う予備吐出モードを
備えることも安定した記録を行うために有効である。
【0121】さらに、記録装置の記録モードとしては黒
色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘッ
ドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによってで
も良いが、異なる色の複色カラー、または混色によるフ
ルカラーの少なくとも1つを備えた装置とすることもで
きる。
【0122】以上説明した実施の形態においては、イン
クが液体であることを前提として説明しているが、室温
やそれ以下で固化するインクであっても、室温で軟化も
しくは液化するものを用いても良く、あるいはインクジ
ェット方式ではインク自体を30°C以上70°C以下
の範囲内で温度調整を行ってインクの粘性を安定吐出範
囲にあるように温度制御するものが一般的であるから、
使用記録信号付与時にインクが液状をなすものであれば
よい。
【0123】加えて、積極的に熱エネルギーによる昇温
をインクの固形状態から液体状態への状態変化のエネル
ギーとして使用せしめることで積極的に防止するため、
またはインクの蒸発を防止するため、放置状態で固化し
加熱によって液化するインクを用いても良い。いずれに
しても熱エネルギーの記録信号に応じた付与によってイ
ンクが液化し、液状インクが吐出されるものや、記録媒
体に到達する時点では既に固化し始めるもの等のよう
な、熱エネルギーの付与によって初めて液化する性質の
インクを使用する場合も本発明は適用可能である。
【0124】このような場合インクは、特開昭54−5
6847号公報あるいは特開昭60−71260号公報
に記載されるような、多孔質シート凹部または貫通孔に
液状または固形物として保持された状態で、電気熱変換
体に対して対向するような形態としてもよい。本発明に
おいては、上述した各インクに対して最も有効なもの
は、上述した膜沸騰方式を実行するものである。
【0125】さらに加えて、本発明に係る記録装置の形
態としては、コンピュータ等の情報処理機器の画像出力
端末として一体または別体に設けられるものの他、リー
ダ等と組み合わせた複写装置、さらには送受信機能を有
するファクシミリ装置の形態を取るものであっても良
い。
【0126】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にかかる画
像形成システム、記録装置及び、記録装置の制御方法に
よれば、1画素単位のレジ合わせ、および画素未満の単
位のレジストレーションずれの補正を行うことができ
る。レジストレーションずれの補正を情報処理装置側、
記録装置側とで協調的に行なうことにより、記録装置側
のデータ処理に関する負荷を軽減することができ、記録
装置におけるメモリ領域の効率的な活用が可能になる。
【0127】情報処理装置側で画素単位のレジストレー
ションずれを補正し、記録装置側では複数の色データを
含むデータをブロック単位として、1走査分のデータ容
量に満たない記録バッファに対して、データの書き込み
制御と、そのデータの読み出し制御を実行して画素未満
の単位のレジストレーションずれを補正したデータの記
録が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態において、ホストコンピュータと
記録装置との間のデータの流れを説明する図である。
【図2】第1実施形態における記録装置の記録制御部を
示すブロック図である。
【図3】従来の記録装置における、画素ずれを説明する
ための図である。
【図4】従来の記録装置における、メモリ容量の節約に
関連した画像データの保持方法を説明するための図であ
る。
【図5】第1実施形態において、ホスト側で実行するデ
ータ処理の流れを説明するフローチャートである。
【図6】第1実施形態において、記録装置側で記録を実
行するためのデータ処理の流れを説明するフローチャー
トである。
【図7】(a),(b)は従来におけるレジ合わせにつ
いての説明する図であり、(c)、(d)は第1実施形
態における記録バッファに格納されたデータについて、
1画素単位のレジ合わせについての説明する図である。
【図8】第1実施形態において、ホストから転送される
データを受信バッファに格納した場合のデータ構造を示
す図である。
【図9】第1実施形態において、画像データを保持する
記録バッファのデータ構成を示す図である。
【図10】本発明の好適な実施形態である記録装置に装
着可能な記録ヘッドのノズル配置を説明する図である。
【図11】第1実施形態において、記録バッファのブロ
ック単位の書き込みと、読み出しの制御ついて説明する
図である。
【図12】本発明の好適な実施形態であるプリンタの外
観を示す図である。
【図13】図12のプリンタのインクジェットカートリ
ッジを示す図である。
【符号の説明】
1 I/Fコントローラ 2 受信バッファ 3 データ展開ブロック 4 記録バッファ 5 記録データ生成ブロック 6 記録ヘッド 9 CPU 410 キャリッジ 411 記録領域 412 被記録媒体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/23 101 B41J 3/04 101A (72)発明者 神田 英彦 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 田中 壮平 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2C056 EA04 EA11 EB58 EC75 EE02 2C187 AE07 AF03 BF13 BG06 BG12 FC08 FD16 FD20 GB10 5C051 AA02 CA04 DA05 DA06 DB02 DB07 DC03 DE02 EA01 5C074 AA10 BB16 DD15 DD16 DD24 EE03 EE04 FF15 GG09

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データを生成する情報処理装置と、
    該生成された画像データに基づき記録を実行する記録装
    置と、を有する画像形成システムであって、 前記情報処理装置は、 前記記録装置の記録領域を複数の領域に分割し、該分割
    された領域単位の画像データの記録位置を色データ毎に
    画素単位の補正をする第1補正手段と、 前記第1補正手段により補正された記録位置に従った画
    像データと、該画像データを記録するために前記記録装
    置を制御するための設定情報と、を生成する生成手段
    と、を備え、 前記記録装置は、 前記生成手段により生成された設定情報に基づき、前記
    画像データの記録位置を、画素未満の単位で補正する第
    2補正手段と、 前記第2補正手段により補正された記録位置に基づき前
    記画像データの記録を制御する記録制御手段と、 を備えることを特徴とする画像形成システム。
  2. 【請求項2】 前記第2補正手段が画素未満の単位で補
    正する画像データの記録位置は、1画素/n(n:2以
    上の整数)の分解能で補正されることを特徴とする請求
    項1に記載の画像形成システム。
  3. 【請求項3】 前記第1補正手段が補正する色データに
    は、シアン、イエロー、マゼンタ、および黒の色データ
    が含まれることを特徴とする請求項1に記載の画像形成
    システム。
  4. 【請求項4】 前記第1補正手段が画素単位に色データ
    を補正するための補正情報は、前記画像データを生成す
    る情報処理装置に複数種が格納され、 該第1補正手段は該画像データの記録を実行する記録装
    置に対応する第1補正情報を特定することを特徴とする
    請求項1に記載の画像形成システム。
  5. 【請求項5】 前記記録装置は、前記第1補正手段が画
    素単位に色データを補正するための第1補正情報を格納
    し、 前記情報処理装置の要求に応じて、該第1補正情報を情
    報処理装置に出力することを特徴とする請求項1に記載
    の画像形成システム。
  6. 【請求項6】 前記生成手段が生成する前記記録装置を
    制御するための設定情報には、前記生成された画像デー
    タに対して、前記記録装置が画素未満の単位で記録位置
    を制御するための第2補正情報が含まれることを特徴と
    する請求項1に記載の画像形成システム。
  7. 【請求項7】 前記第2補正情報には、画素未満の単位
    で記録ヘッドのノズル列を駆動するためのヒートタイミ
    ング周期が含まれることを特徴とする請求項6に記載の
    画像形成システム。
  8. 【請求項8】 記録ヘッドを搭載したキャリッジを記録
    媒体上で走査させて記録を行うために、該記録ヘッドの
    走査方向の記録領域を複数の領域に分割し、該分割され
    た領域単位の画像データを格納するバッファを有する記
    録装置であって、 情報処理装置で生成される、画素単位に記録位置が補正
    された画像データを受信する受信手段と、 前記受信した画像データを前記バッファに格納するため
    に、前記領域単位の画像データの書き込みアドレス情報
    を、色データ毎に画素単位で制御する書き込み制御部
    と、 前記バッファに格納された画像データを読み出すための
    読み出しアドレス情報を色データ毎に制御する読み出し
    制御部と、を備え前記読み出しアドレス情報に基づき、
    読み出す画像データのレジストレーションずれを補正す
    ることを特徴とする記録装置。
  9. 【請求項9】 前記書き込み制御部が色データ毎に画素
    未満の単位で制御する画像データの書き込みアドレス情
    報は、1画素/n(n:2以上の整数)の分解能で制御
    されることを特徴とする請求項8に記載の記録装置。
  10. 【請求項10】 前記バッファは、前記画像データを先
    頭アドレス情報と最終アドレス情報とにより設定された
    領域間で、循環的にデータ格納領域を利用してデータを
    格納することが可能であることを特徴とする請求項8に
    記載の記録装置。
  11. 【請求項11】 前記書き込み制御部は、前記書き込み
    アドレス情報が前記読み出しアドレス情報と一致する場
    合は、前記バッファ内に格納されている画像データと重
    複したアドレスの設定を禁止する制御を実行することを
    特徴とする請求項8に記載の記録装置。
  12. 【請求項12】 記録ヘッドを搭載したキャリッジを記
    録媒体上で走査させて記録を行うために、該記録ヘッド
    の走査方向の記録領域を複数の領域に分割し、該分割さ
    れた領域単位の画像データを格納するバッファを有する
    記録装置であって、 情報処理装置で生成される、画素単位に記録位置が補正
    された画像データを受信する受信手段と、 前記受信した画像データを前記バッファに格納するため
    に、前記領域単位の画像データの書き込みアドレス情報
    を、画素単位で制御する書き込み制御部と、 前記バッファに格納された画像データを読み出すための
    読み出しアドレス情報を制御する読み出し制御部と、を
    備え前記読み出しアドレス情報に基づき、読み出された
    画像データに従い、記録データを生成する記録データ生
    成手段と、を備えることを特徴とする記録装置。
  13. 【請求項13】 前記記録ヘッドは、インクを吐出して
    記録を行うインクジェット記録ヘッドであることを特徴
    とする請求項8に記載の記録装置。
  14. 【請求項14】 前記記録ヘッドは、熱エネルギーを利
    用してインクを吐出する記録ヘッドであって、インクに
    与える熱エネルギーを発生するための熱エネルギー変換
    体を備えていることを特徴とする請求項8に記載の記録
    装置。
  15. 【請求項15】 前記読み出しアドレス情報に基づき、
    読み出された画像データは同一色および/または異なる
    色データ相互間におけるレジストレーションずれが補正
    された画像データであることを特徴とする請求項8に記
    載の記録装置。
  16. 【請求項16】 前記読み出しアドレス情報に基づき、
    読み出された画像データはインクを吐出して記録を行う
    記録ヘッドの主走査方向のレジストレーションずれが補
    正された画像データであることを特徴とする請求項8に
    記載の記録装置。
  17. 【請求項17】 画像データを生成する情報処理装置
    と、該生成された画像データに基づき記録を実行する記
    録装置と、を制御するための記録制御方法であって、 前記記録装置の記録領域を複数の領域に分割し、該分割
    された領域単位の画像データの記録位置を色データ毎に
    画素単位の補正をする第1補正工程と、 前記第1補正工程の処理により補正された記録位置に従
    った画像データと、該画像データを記録するために前記
    記録装置を制御するための設定情報と、を生成する生成
    工程と、 前記生成工程の処理により生成された設定情報に基づ
    き、前記画像データの記録位置を、画素未満の単位で補
    正する第2補正工程と、 前記第2補正工程の処理により補正された記録位置に基
    づき前記画像データの記録を制御する記録制御工程と、 を備えることを特徴とする記録制御方法。
  18. 【請求項18】 画像データを生成する情報処理装置
    と、該生成された画像データに基づき記録を実行する記
    録装置と、を制御するためにコンピュータの処理を特定
    するためのプログラムであって、該プログラムが、 前記記録装置の記録領域を複数の領域に分割し、該分割
    された領域単位の画像データの記録位置を色データ毎に
    画素単位の補正をする第1補正手段と、 前記第1補正手段により補正された記録位置に従った画
    像データと、該画像データを記録するために前記記録装
    置を制御するための設定情報と、を生成する生成手段
    と、 前記生成手段により生成された設定情報に基づき、前記
    画像データの記録位置を、画素未満の単位で補正する第
    2補正手段と、 前記第2補正手段により補正された記録位置に基づき前
    記画像データの記録を制御する記録制御手段と、してコ
    ンピュータの処理を特定することを特徴とするプログラ
    ム。
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